JP2005210310A - 複合機及び複合機における個人認証方法 - Google Patents

複合機及び複合機における個人認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザには個人認証のための作業を一切させることなく個人認証可能で、しかも個人認証から個人認証に基づいた次操作へと円滑に移行でき、複合機の個人認証作業を大幅に改善すること。
【解決手段】 複合機100のRFID制御部206がメモリカード300から無線波を介して非接触でユーザID301を読み取る。メモリカード300から読み取ったユーザID301と予め複合機100に登録したユーザID310とを対比して認証を行い、認証されたユーザが予め複合機100に登録している独自のカスタマイズメニュー、カスタマイズメニューに対する最新の設定情報が登録された学習用メニューを読み出す。読み出したカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とをタッチパネル204に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コピー機能やスキャナ機能等の複数の機能を搭載した複合機及び複合機における個人認証方法に関する。
従来、セキュリティ及び消耗品管理のためにユーザ認証機能を備えた複合機が開発されている。例えば、登録要件を満足しているユーザ登録情報のみをユーザ登録情報ファイルに登録し、ユーザ登録情報がユーザ登録情報ファイルにあることが認証された時にのみ当該ユーザ登録情報を入力したユーザに使用許諾を与える複合機がある(例えば特許文献1参照)。
特開2001−292262号公報
しかしながら、従来の複合機は、ユーザにタッチパネル又はキーボードからユーザ認証情報の入力を強いるので、直ぐに複合機を使用したい場合や頻繁に複合機を使用する場合に円滑な操作を妨げる問題がある。また、認証情報を記憶したカードを複合機に差し込んで複合機にユーザ認証情報を読み込ませる方式もあるが、カードの挿抜作業が円滑な操作を妨げている。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、ユーザには個人認証のための作業を一切させることなく個人認証可能で、しかも個人認証から個人認証に基づいた次操作へと円滑に移行でき、大幅に操作性の改善された複合機及び複合機における個人認証方法を提供することを目的とする。
本発明は、メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取り、読み取った認識情報を予め複合機に登録している個人情報と対比して認証し、認証されたユーザの個人情報であって、独自のカスタマイズメニューと、少なくとも前回カスタマイズメニューを選択した際の設定情報が登録された学習用メニューと、を含む個人情報テーブルを読み出し、読み出したカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示する。
本発明によれば、ユーザには個人認証のための作業を一切させることなく個人認証可能で、しかも個人認証から個人認証に基づいた次操作へと円滑に移行でき、大幅に操作性の改善された複合機及び複合機における個人認証方法を提供できる。
本発明の第1の態様は、メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取る情報読取手段と、個人又はグループを認識するための個人情報、ユーザが予め登録した独自のカスタマイズメニュー、カスタマイズメニューに対する最新の設定情報が登録された学習用メニューを含む個人情報テーブルを格納した記憶手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報と前記記憶手段に格納している個人情報とを対比して認証を行う認証手段と、認証したユーザのカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示する表示手段とを具備する複合機である。
このように構成された複合機によれば、メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取って複合機に登録している個人情報と対比して認証を行うので、ユーザには個人認証のための作業を一切させることなく個人認証可能で、しかも個人認証から個人認証に基づいた次操作へと円滑に移行できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の複合機おいて、前記表示手段は、学習用メニューが存在しない場合は、標準設定であることを表示し、学習用メニューが存在する場合は設定情報が示す変更内容を表示することとした。
これにより、学習用メニューが存在しない場合であっても標準設定に基づいてカスタマイズメニューを実行することができ、又、標準設定であるか否かを知ることもできる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様の複合機おいて、前記学習用メニューの設定情報に変更があった場合、前記サーバに登録している学習用メニューに変更内容を反映させることとした。
これにより、サーバに登録している学習用メニューに最新の履歴を反映させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様の複合機おいて、前記表示手段が表示したカスタマイズメニューの中からユーザに選択されたメニューに関するジョブを実行する場合、対応する学習用メニューに登録された設定情報を用いてジョブを制御するジョブ制御手段を備えることとした。
これにより、学習用メニューに登録された設定情報を用いてジョブを制御するので、前回の設定情報に基づいたジョブ制御が可能となり、前回と同じ内容のジョブを再度の設定作業をすることなく実行できる。
本発明の第5の態様は、第4の態様の複合機おいて、ジョブ実行後にジョブ実行に伴う消耗品情報を取得し、ユーザ認証時に取得した認識情報を用いてユーザ単位又はユーザが属する部門単位で消耗品情報を管理するものとした。
これにより、認証結果を利用してその後の消耗品の管理を行うことができる。
本発明の第6の態様は、メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取り、前記メモリカードから読み取った認識情報と予め複合機に登録したユーザの個人情報とを対比して認証を行い、認証されたユーザが予め複合機に登録している独自のカスタマイズメニュー、カスタマイズメニューに対する最新の設定情報が登録された学習用メニューを読み出し、読み出したカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示することを特徴とする複合機おける個人認証方法である。
以下、本発明の一実施の形態に係るネットワーク複合機システムについて図面を参照して具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係るネットワーク複合機システムのシステム構成図である。複合機100はLAN101上の各種サーバ102(課金サーバ103を含む)に接続可能になっている。LAN101上には同一機能を実装した2台の複合機100を図示している。LAN101はインターネット104(イントラネットを含む)に接続している。インターネット104にはWEBサーバ105が接続されている。また、LAN101はインターネット104を介して別のLAN106に接続している。別のLAN106上にはさらに別のサーバ107、複合機108が接続されている。例えば、ある事業所にLAN101を配置し、他の事業所に別のLAN106を配置し、双方のLAN101,106をイントラネットで接続したネットワーク構成を採ることもできる。本実施の形態では、LAN101上の複合機100にて行われる個人認証及びカスタマイズメニュー実行について説明する。
図2は複合機100の機能構成を示すブロック図である。複合機100は、ファクシミリ通信を行うモデム、印刷データをプリントアウトするプリンタ、原稿をスキャンして画像データを読み込むスキャナ等のデバイス201−1〜201−nを備える。これらのデバイスをデバイス制御部202−1〜202−nが制御する。各デバイスの制御プログラムをハードディスク210又はROM212に格納しておき、ジョブ制御部203が読み込んで実行することでデバイス制御部202−1〜202−nに制御指令を与える。タッチパネル204はユーザインターフェースとして機能する。タッチパネル204がメニューを表示すると共にユーザの操作内容(選択内容)を検出する。タッチパネル204の制御はパネル制御部205が行う。以上の機能ブロックにより複合機としての基本的な機能は実現されている。
本複合機100は、メモリカード300の記憶内容を無線波にて検出するRFID制御部206を備えている。RFID制御部206は、検出エリア内にあるメモリカード300に対して、メモリカード300からの登録データの読み取りと新しい登録データの書き込みとを無線波を介して非接触で行う。個人情報制御部207は、メモリカード300から読み込んだ登録データの管理や新しい登録データの書き込み先の管理を行う。個人認証制御部208は、RFID制御部206がメモリカード300から読み取った情報と登録個人情報とを対比して個人認証を行う。登録個人情報は、予めハードディスク210に格納しておく。サーバI/F部209は、サーバ102,103,105,107にアクセスする場合のインターフェースである。
複合機100は、各デバイス201−1〜201−nを動作制御するための制御プログラム並びに他のプログラムをROM212に格納している。また、RAMで構成する作業用ワーク211にデータを展開して必要な作業を行う。なお、ジョブ制御部203、個人情報制御部207、個人認証制御部208といった機能ブロックは、図示していないCPUがプログラムの命令に従って関連するハードウエアと連携して処理を実行することにより実現される機能である。
図3はメモリカード300の登録情報を示す図である。同図に示すように、メモリカード300には個人の認識情報としてユーザID301を記憶している。メモリカード300に記憶したユーザID301をRFID制御部206が読み取る。
一方、複合機100のハードディスク210にはユーザ毎に個人情報テーブルを格納している。図4はあるユーザの個人情報テーブルの構成例を示す図である。個人情報テーブルは、個人の認識情報となるユーザID310、所属部門等の個人情報311、登録しているカスタマイズメニューテーブル数312、登録カスタマイズメニューテーブル313−1〜313−nを含んでいる。ユーザID310は、図3に示すユーザID301と共通のものを使用する。個人情報311は、個人に関する情報であれば限定されるものではないが、本例では個人の名称、所属部門、ユーザID以外のIDコード等から構成している。カスタマイズメニューテーブル313−1〜313−nは、ユーザID310の個人が複合機100に登録したユーザ独自のメニューである。例えば、「会議資料」「パンフレット配信」といったカスタマイズメニューのメニュー名称を設定する。このようなカスタマイズメニューテーブルデータをハードディスク210から読み出して、カスタマイズメニューの「メニュー名称」をパネル表示する。
個人情報テーブルは、さらに学習用メニューテーブル数314、個々の学習用メニューテーブル315−1〜315−nを含んでいる。個人情報サーバ102にユーザ独自のカスタマイズメニューを登録していて、複合機100に読み込んで実行指示できるようにしている。複合機100において過去に実行指示したカスタマイズメニューの設定内容を学習結果として学習用メニューテーブル315に登録している。例えば、メモリカード300の所持者が複合機100に4つのカスタマイズメニューを登録していて、各カスタマイズメニューを過去に実行した実績があれば、4つのカスタマイズメニューに対応した4つの学習用メニューテーブル315−1〜315−nが登録され、各カスタマイズメニューの前回実行時の設定内容が登録される。学習用メニューテーブルは、カスタマイズメニューを実行する上で必要な設定項目で構成されている。本例では、複合機100で実行指示可能な全メニューをカバーする項目を列記している。
具体的な学習用メニューテーブルの構成を、図5を参照して説明する。コピー、スキャナ、プリンタの機能を実行するメニューに関連して、解像度情報、給紙設定、排紙設定、用紙サイズ、部数、フィニッシャー情報が、項目として含まれている。FAX機能、電子メール機能を実行するメニューに関連して、相手先数(電話番号)、個別相手先電話番号、相手先数(メールアドレス)、個別メールアドレスが、項目として含まれている。
なお、本例では、複合機100が選択メニューに関するジョブを実行する場合、サーバから複合機100をリモートプロシージャ方式で制御する。複合機100をリモートプロシージャ方式で制御するための制御プログラム及び必要なデータはサーバ側に保持される。WEBサーバ105が複合機100をリモートプロシージャ方式で制御するものとする。複合機100において表示したメニューを選択した後、WEBサーバ105が処理を引き継ぐことになる。そのために、WEBサーバ105に処理を引き継がせるための情報(WEBサーバ105のURLを含む)を各カスタマイズメニューテーブル313−1〜313−nのテーブルデータに含ませている。
次に、以上のように構成された本実施の形態の動作について説明する。
図6はメモリカード300から登録情報を読み込んでカスタマイズメニューを表示するまでのフロー図である。例えば、メモリカード300を携帯したユーザが複合機100で所望の作業をするために複合機100の前に立つ。
RFID制御部206が、そのユーザが携帯しているメモリカード300に対して無線波を放射してメモリカード300内のユーザID301を読み出す(S101)。個人認証制御部208は、読み出したユーザID301と一致するユーザID310を有する個人情報テーブルがハードディスク210に保存されているか否か確認する(S102)。なお、メモリカード300から読み出したユーザID301は、個人情報制御部207が作業用ワーク211に書き込んだ後、個人認証制御部208が作業用ワーク211から読み込んで使用する。
図4に示すように、各個人情報テーブルはユーザID310を含んでいるので、ユーザID301と一致するユーザID310を有する個人情報テーブルが登録されていれば、当該ユーザに対して複合機100の使用権を認めるようにしている。個人認証制御部208は、個人情報テーブルが登録されていれば「登録ユーザ検出通知」を発行し、個人情報テーブルが登録されていなければ「未登録ユーザ検出通知」を発行する。
個人認証制御部208が「未登録ユーザ検出通知」を発行した場合(S103)、当該「未登録ユーザ検出」をパネル制御部205へ与える(S104)。パネル制御部205は、「未登録ユーザ検出」が与えられた場合、タッチパネル204に未登録ユーザで有る旨の表示を行うように制御する(S105)。図7(a)はタッチパネル204に表示した未登録ユーザで有る旨の表示例である。
一方、個人認証制御部208が「登録ユーザ検出通知」を発行した場合、個人情報制御部207はハードディスク210から当該ユーザの個人情報テーブルデータを読み出して作業用ワーク211へ格納する(S106)。そして、個人情報テーブルの個人情報311に記述した個人名称をパネル制御部205に与えて当該ユーザの名称等をタッチパネル204に表示させる(S107)。図7(b)はタッチパネル204に表示した登録ユーザであることを確認した旨の表示例である。
このように、ユーザが携帯したメモリカード300からユーザIDをRFID制御部206が非接触で読み取り、複合機100に登録している個人情報と対比して個人認証を行い、その認証結果を複合機100で表示するので、ユーザが複合機100のタッチパネル204又は操作ボタン(不図示)等からユーザID、暗証番号を手入力しなくても、個人認証することができる。
以上のようにして、RFID制御部206がメモリカード300から読み取ったユーザIDに基づいた個人認証が完了したら、今回認証したユーザのカスタマイズメニューテーブルが存在するか否か判断する(S108)。ステップS106で作業用ワーク211へ格納した個人情報テーブルデータにカスタマイズメニューテーブルが含まれている場合はカスタマイズメニューテーブルが存在すると判定し、個人情報テーブルデータにカスタマイズメニューテーブルが含まれていない場合はカスタマイズメニューテーブルが存在しないと判定する。
ハードディスク210に個人認証のために個人情報テーブル(図4)を登録しているが、独自のメニューであるカスタマイズメニューまでは登録していなければ、カスタマイズメニューテーブルは含まれていないこととなる。この場合、個人情報制御部207は、パネル制御部205に対して標準メニューの表示を行わせる(S109)。すなわち、個人認証されたユーザは個人情報サーバ102にカスタマイズメニューを登録していなくても標準メニューは利用することができる。
標準メニューは、カスタマイズメニュー以外のメニューのことであり、メーカが標準で用意したメニュー画面にて対応できる。パネル制御部205は、このような標準で用意したメニュー画面データを保持している。例えば、FAX機能、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、電子メール機能等の基本機能の選択ボタンで構成された画面となる。各機能を実行する際に必要になる各種設定(解像度、給紙設定、排紙設定、用紙サイズ、部数、相手先電話番号、相手先メールアドレス等)はデフォルト値又はその都度ユーザが入力する値を使用する。図8(a)は標準メニューの表示例である。コピー機能、FAX機能、スキャナ機能に対応して「コピー」「FAX」「スキャナー」の選択ボタンを表示させている。「××様」は個人認証したユーザの名称である。
一方、ステップS108においてカスタマイズメニューテーブルが存在すると判定した場合、パネル制御部205に対してカスタマイズメニュー(メニュー名称)を表示させる(S110)。図4に示す個人情報テーブルが作業用ワーク211に格納されている場合、各カスタマイズメニューテーブル312−1〜312−nに設定したメニュー名称をタッチパネル204に表示させる(S110)。図8(b)はカスタマイズメニューの表示を行った場合の表示例である。
このように、RFID制御部206がメモリカード300から読み取ったユーザIDに基づいて個人認証し、当該ユーザが予め複合機100に登録しているカスタマイズメニューをタッチパネル204に自動的に表示させるので、ユーザは複合機100の前に立つだけで、自分が登録しているカスタマイズメニューをタッチパネル204で選択可能な状態になる。
次に、タッチパネル204に表示したカスタマイズメニューから所望のメニューを選択する場合の動作について、図9、図10を参照して説明する。なお、図8(b)に示す表示例は学習用メニューを反映させる前の表示状態である。
タッチパネル204にカスタマイズメニューを表示する場合、個人情報サーバ102から読み込んで作業用ワーク211に格納した個人情報テーブルに学習用メニューテーブルが登録されているか否か判断する(S201)。図4に示すように、個人情報テーブルに学習用メニューテーブルを登録している場合、学習用メニューテーブル数314の項目に数値が登録される。学習用メニューテーブル数314の数値をチェックすることにより学習用メニューテーブルの有無を知ることができる。
学習用メニューテーブルが登録されていないと判断した場合、ステップS202へ移行してパネル制御部205にて標準設定の表示を行う。図8(c)はカスタマイズメニューに関して標準設定の表示を行った場合の表示例である。「××様親展BOX」「××様へのFAX」がカスタマイズメニューである。
このように、複合機100にカスタマイズメニューは登録されているが、カスタマイズメニューに対応した学習用メニューテーブルが登録されていない場合は、標準値がパネル制御部205に設定されていることを示すメッセージ401を表示する。図8(c)では用紙サイズに関して標準設定であることを表示しているが、解像度、部数等の他の項目について併せて表示させることもできる。
また、学習用メニューテーブルが登録されていると判断した場合、ステップS203へ移行して、作業用ワーク211から学習用メニューテーブルデータを読み出してパネル制御部205に設定し、当該テーブルデータに基づいてカスタマイズメニューが設定されていることを示すメッセージ402を表示する。図8(d)では図5の学習用メニューテーブルの「用紙サイズ」の項目にA3が登録されていたことを受けて、メッセージ402で用紙サイズに関してA3サイズが設定されていることを表示している。解像度、部数等の他の項目について学習用メニューテーブル上にカスタマイズされた情報が登録されていれば、そのことを表示させることもできる。
次に、ユーザがタッチパネル204で希望のメニュー(標準/カスタマイズ)を選択する。タッチパネル204に表示しているメニューがタッチされると、当該タッチ位置からメニューを特定した実行指示が入力されたことになる(S204)。
ユーザが選択したカスタマイズメニューに対応した学習用メニューテーブルは当該メニューを実行する上で必要な設定情報(解像度、部数、宛先など)を含んでいる。ステップS204で実行指示の入力されたメニューに関する設定情報は、上記したように作業用ワーク211からパネル制御部205に読み込んで、パネル設定情報として保持している。
パネル制御部205は、各種パネル設定情報(解像度、部数、宛先など)の確認を行う(S205)。具体的には、タッチパネル204又は操作ボタン(不図示)等からパネル設定情報の変更指示が入力されれば、指示された設定情報を指示内容の通り変更する。変更後の設定情報をパネル設定情報に反映させる。すなわち、ユーザによるメニュー実行指示が行われた後(S204)、そのメニューに対する設定内容の変更操作を受け付けている。例えば、用紙サイズの変更などを指示できるようにしている。
今、パネル設定情報の変更があったものとする。例えば、用紙サイズがA4からA3に変更されたものとする。パネル制御部205は、学習用メニューテーブルの用紙サイズの項目をA4からA3に書き換える。他の項目についても変更があれば、同様に学習用メニューテーブルの該当項目の書き換えを行う。
このようにして変更した学習用メニューテーブルデータは、再びハードディスク210の個人情報テーブルに登録する。そのために、パネル設定情報に設定変更があったか否か判断する(S206)。設定変更があった場合、パネル制御部205は、個人情報制御部207に変更後の学習用メニューテーブルデータを通知する。個人情報制御部207は変更後の学習用メニューテーブルデータでハードディスク210の対応する学習用メニューテーブルの更新を行う(S207)。
次に、パネル制御部205は、保持しているパネル設定情報をジョブ制御部203に与え、ジョブ制御部203に対してジョブ開始を通知する(S208)。
ジョブ制御部203は、WEBサーバ105からリモートプロシージャ方式で制御を受けながら、パネル設定情報に基づいてメニューを実行する。具体的には、WEBサーバ105に全メニュー(個々のユーザのカスタマイズメニューを含む)に関して各ジョブを実行する際に必要な操作画面データを保持していて、WEBサーバ105が複合機100からの要求に応じてジョブの進行と共に必要な操作画面を取り出して複合機100へ送信する。複合機100ではジョブ制御部203がパネル制御部205に操作画面データを与えてタッチパネル204に操作画面を表示させる。ジョブ制御部203は、タッチパネル204に表示した操作画面に対する入力を検知して、適宜該当するデバイス制御部202−1〜202−nへ命令を出力する。このとき、パネル設定情報に基づいて命令を生成している。例えば、用紙サイズとしてA3を指示する。また、ジョブ制御部203は、タッチパネル204からの入力に応じてWEBサーバ105に対して次の操作画面を要求する。このようにして、複合機100とWEBサーバ105との間で操作画面の要求と配信が行われて選択メニューに対応したジョブが実行される。
このように、カスタマイズメニューが選択された場合は、対応する学習用メニューテーブルに基づいてジョブ実行するので、前回のジョブ実行でユーザが設定した内容そのものが再現されることになる。また、今回のジョブ実行に際してパネル設定情報の内容を変更した場合は、変更内容が学習用メニューテーブルに反映された後にハードディスク210の個人情報テーブルに反映されるので、複合機100には常に最新の設定情報が登録されることになる。
図10はジョブ実行後のフロー図である。ジョブ制御部203は、ジョブ単位で消耗品の情報を保持又は管理している。選択メニューに関するジョブが終了すると(S209)、ジョブ制御部203から使用した消耗品の情報を読み出す(S210)。作業用ワーク211に格納している個人情報311から部門コードを読み出し(S211)、サーバI/F部209に対して部門名と消耗品情報を通知する(S212)。そして、サーバI/F部209が課金サーバ103にアクセスして、当該ユーザの部門名と消耗品情報を登録要求する(S213)。課金サーバ103はサーバI/F部209から登録要求を受信すると、受信した部門名と消耗品情報を登録する。例えば、部門別に消耗品を管理している場合、該当部門毎に消耗品の数量を加算する。
このように、RFID制御部206がメモリカード300から読み取ったユーザIDに基づいて個人認証し、ジョブ実行した後に、個人認証結果を利用してジョブ実行に伴う消耗品情報を課金サーバ103に部門別又は個人別に書き込むので、ユーザの手間を煩わせることなく厳格な個人認証に基づき消耗品の個人別又は部門別管理を容易に行うことができる。
以上の説明では、WEBサーバ105においてリモートプロシージャ方式で複合機100のジョブを制御しているが、課金サーバ103上で同様のリモートプロシージャ機能を実行するように構成することもできる。また、課金サーバ103はインターネット上に配置する構成としてもよい。又は、リモートプロシージャ方式によらず、複合機100において全ての処理を実行する用に構成してもよい。
本発明は、ユーザには個人認証のための作業を一切させることなく個人認証でき、しかも個人認証から個人認証に基づいた次操作へと円滑に移行できて大幅に操作性を改善でき、複合機及び複合機における個人認証方法に適用可能である。
本発明の一実施の形態のシステム構成図 図1に示す複合機の機能ブロック図 メモリカードに記憶したデータ構成を示す図 複合機に登録した個人情報テーブルの構成図 図4に示す学習用メニューテーブルの構成図 複合機における個人認証及びメニュー表示までのフロー図 (a)未登録ユーザの認証結果の表示例を示す図、(b)登録ユーザの認証結果の表示例を示す図 (a)標準メニューの表示例を示す図、(b)カスタマイズメニューの表示例を示す図、(c)学習用メニューテーブルにデータ登録のないカスタマイズメニューの表示例を示す図、(d)学習用メニューテーブルにデータ登録のあるカスタマイズメニューの表示例を示す図 複合機におけるカスタマイズメニュー選択後のフロー図 複合機におけるジョブ終了後のフロー図
符号の説明
100 複合機
101 LAN
102 個人情報サーバ
103 課金サーバ
104 インターネット
201−1〜201−n デバイス
202−1〜202−n デバイス制御部
203 ジョブ制御部
204 タッチパネル
205 パネル制御部
206 RFID制御部
207 個人情報制御部
208 個人認証制御部
209 サーバI/F部
211 作業用ワーク
212 ROM
300 メモリカード

Claims (6)

  1. メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取る情報読取手段と、個人又はグループを認識するための個人情報、ユーザが予め登録した独自のカスタマイズメニュー、カスタマイズメニューに対する最新の設定情報が登録された学習用メニューを含む個人情報テーブルを格納した記憶手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報と前記記憶手段に格納している個人情報とを対比して認証を行う認証手段と、認証したユーザのカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示する表示手段と、を具備する複合機。
  2. 前記表示手段は、学習用メニューが存在しない場合は、標準設定であることを表示し、学習用メニューが存在する場合は設定情報が示す変更内容を表示することを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 前記学習用メニューの設定情報に変更があった場合、前記サーバに登録している学習用メニューに変更内容を反映させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複合機。
  4. 前記表示手段が表示したカスタマイズメニューの中からユーザに選択されたメニューに関するジョブを実行する場合、対応する学習用メニューに登録された設定情報を用いてジョブを制御するジョブ制御手段を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の複合機。
  5. ジョブ実行後にジョブ実行に伴う消耗品情報を取得し、ユーザ認証時に取得した認識情報を用いてユーザ単位又はユーザが属する部門単位で消耗品情報を管理することを特徴とする請求項4記載の複合機。
  6. メモリカードから無線波を介して非接触でユーザの認識情報を読み取り、前記メモリカードから読み取った認識情報と予め複合機に登録したユーザの個人情報とを対比して認証を行い、認証されたユーザが予め複合機に登録している独自のカスタマイズメニュー、カスタマイズメニューに対する最新の設定情報が登録された学習用メニューを読み出し、読み出したカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示することを特徴とする複合機おける個人認証方法。
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