JP2000084934A - タイヤの加硫成形装置および加硫成形方法 - Google Patents

タイヤの加硫成形装置および加硫成形方法

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JP2000084934A JP10258564A JP25856498A JP2000084934A JP 2000084934 A JP2000084934 A JP 2000084934A JP 10258564 A JP10258564 A JP 10258564A JP 25856498 A JP25856498 A JP 25856498A JP 2000084934 A JP2000084934 A JP 2000084934A
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正志 森
Hirobumi Ezaki
博文 江崎
Yuichiro Ogawa
裕一郎 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガス気密空間の画成のために、各加硫金型
にシール部材を配設することに起因する各種の問題の発
生を有効に防止する。 【解決手段】 加硫金型2を加硫機1に取付けてなるも
のであり、加硫機側に、上下に分割されて、加硫金型2
の型締めに先だつ相互の整合下で加硫金型2を囲繞する
ハウジング3を装着し、ハウジング3の両分割部分間を
気密にシールするシール部材20および、上方側のハウ
ジング分割部分6を、加硫金型2に連結されるシリンダ
13に対してシールするシール部材21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤの加硫成
形装置、なかでも、生タイヤの加硫成形に際する加硫金
型内の残留ガスおよびそこでの発生ガスの、円滑にして
迅速な排出を可能ならしめる加硫成形装置およびそれを
用いた加硫成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加硫成形装置としては、
たとえば、特開平4−197713号公報、特開平10
−44156号公報等に開示されたものがある。前者の
加硫成形装置は、加硫金型を、上下のサイド成形部と、
複数個のトレッド成形セグメントと、トレッド成形セグ
メントの、半径方向の変位を司るカムリングとを具える
割りモールドとしたところにおいて、加硫機本体から吊
設されたカムリングの外周面に、水平に設置されたシー
ル材保持プレートと密接可能なシールリング部材を可動
機構を介して取付けるとともに、カムリングの上面に、
配管および昇降駆動手段の連結部をシールするシールプ
レートを取付け、カムリングの側面に、そのカムリング
内周側に区画される気密空間内の空気を吸引する減圧手
段を設け、加硫金型の型締め前からその吸引を開始する
ように構成したものである。
【0003】また、後者の加硫成形装置は、加硫金型を
同様の割りモールドとしたところにおいて、カムリング
の外周面を下部プレートに対して気密にシールするとと
もに、そのカムリングの内周面と上部プレートとの間を
センタリング部材を介して気密にシールすることで、カ
ムリングより内周側を気密空間とするものである。
【0004】これらのいずれの加硫成形装置にあって
も、加硫金型の型締めに先だつ気密空間の画成に基づ
き、その型締めの前後の所要の時期に、所要の時間にわ
たって気密空間内のガスを適宜に吸引排気することがで
き、これによって、成型金型のキャビティ内で加硫成形
されるタイヤへの、残留ガスに起因する故障の発生を防
止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来技術のうち、前者の装置にあっては、加硫機に対す
る加硫金型の脱着に際して、カムリングとシールリング
部材との間に配設したシール部材およびシール材保持プ
レート上のシール部材等もまたその加硫金型と一体的に
脱着されることになり、また、後者の装置にあっても、
気密空間の画成に寄与するシール部材の大部分が加硫金
型と一体的に脱着されることになるので、これらのいず
れの加硫成形装置にあっても、多数の加硫金型の各々に
複数のシール部材を配設することが不可避となるという
設備コスト上の問題があった他、加硫機への加硫金型の
取付けの度毎にシール部材の当たりが変化することに起
因するシール不良の発生のおそれが高いという問題もあ
った。
【0006】この一方で、加硫金型側に配設されるシー
ル部材は一般に、生タイヤの加硫成形に当たって比較的
大きな熱負荷を受けることになるため耐久性の低下を余
儀なくされるという問題もあった。
【0007】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題点を解決することを課題とするものであり、それの
目的とするところは、所要のシール部材を加硫機側に配
設して、加硫機に対する加硫金型の脱着に当たってもそ
のシール部材を加硫機側の所定位置に初期姿勢を保った
ままで残留させることによって、各個の加硫金型にシー
ル部材を配設することに起因する、設備コストの増加、
シール不良の発生、シール部材の耐久性の低下等を有効
に防止することができるタイヤの加硫成形装置および加
硫成形方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のタイヤの加硫
成形装置は、加硫機に加硫金型を取付けてなり、加硫機
側に、上下に二分割されて、相互に離反および接近する
方向に変位するとともに、加硫金型の型締めに先だって
相互の整合下で加硫金型を囲繞するハウジングを装着
し、ハウジングの両分割部分間を相互の整合姿勢で気密
にシールするシール部材を設けるとともに、上方側のハ
ウジング分割部分を、加硫金型に連結される昇降駆動手
段に対して気密にシールするシール部材を設けたもので
ある。
【0009】この装置では、加硫金型とは別個独立のハ
ウジングを加硫機側に配設し、上下に二分割したこのハ
ウジングの両分割部分の整合下で、それらの分割部分に
関連させて設けたシール部材をもって、加硫金型を完全
に囲繞する気密空間を画成することにより、その気密空
間内の残留ガスおよびそこでの発生ガスを円滑かつ迅速
に吸引排出することができる。
【0010】また、ここにおけるハウジング、ひいて
は、それに関連させて設けたシール部材は、加硫金型の
脱着、交換等に当たっても、加硫機への装着状態を維持
されて、所定の位置に所定の姿勢で保持されることにな
り、いずれの加硫金型にも共用することができるので、
加硫金型にシール部材を設けることが全く不要となり、
それ故に、加硫金型にシール部材を設けることに起因す
る、前述の如くの各種問題の発生を十分に防止すること
ができる。
【0011】なおここで、ハウジングの両分割部分をシ
ールするシール部材は、それぞれの分割部分の、内外に
オーバラップする筒状部分間に配設することもでき、ま
た、上方側のハウジング分割部分から垂下したベローズ
と、下方側のハウジング分割部分との間に配設すること
もでき、これらのいずれにあっても、両分割部分間を所
要の時期に所要の気密度で常に確実にシールすることが
できる。
【0012】ところで、ここにおける加硫金型は、上下
に二分割されるいわゆるフルモールドとすることができ
る他、上下のサイド成形部と、複数個のトレッド成形セ
グメントと、トレッド成形セグメントの、半径方向の変
位を司るカムリングとを具える割りモールドとすること
もでき、この装置では、これらのいずれのモールドに対
しても、十分なる排気を実現することができ、加えて、
加硫金型へのシール部材の配設を不要ならしめることが
できる。
【0013】この発明のタイヤの加硫成形方法は、加硫
金型の型締めに先だって、加硫金型を囲繞する気密空間
を画成して、その気密空間からの負圧吸引を行い、加硫
金型の型締めの終了後に、気密空間からの負圧吸引を行
いつつ生タイヤの加硫成形を行うものである。この方法
に従えば、加硫金型に対する十分なる排気を行って、す
ぐれた品質の製品タイヤをもたらすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面を示すところに基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態を半部について示す縦断面図であり、図中1
は加硫機を、2は加硫金型をそれぞれ示し、3は、加硫
機1に装着されて、加硫金型2の囲繞に寄与する上下二
分割のハウジングを示す。
【0015】ここでこのハウジング3は、加硫機1の、
上部プラテンおよびボルスタを含む上部昇降部材4の下
面に、ボルト5をもって締付け固定した上側分割部分6
と、加硫機1の下部固定部材7の上面にボルト8をもっ
て締付け固定されて、上側分割部分6と整合する下側分
割部分9とからなり、ここにおける上側分割部分6は、
中央貫通孔を有して上部昇降部材4に面接触する天板6
aの周縁部に円筒状のスカート6bを設けた構成を有
し、また、下側分割部分9は、これも中央貫通孔を有し
て下部固定部材7に面接触する底板9aの周縁部に、そ
こから立上がる円筒部9bを設けた構成を有しており、
この円筒部9bは、両分割部分6,9の整合時にスカー
ト6bの内側へ入り込む。
【0016】ところで、両分割部分6,9の整合タイミ
ングは、スカート6bおよび円筒部9bの突出長さを適
宜に選択することで、後に述べる加硫金型の型締めに先
だってその整合が行われることを条件に、所要に応じて
調整することができる。
【0017】またここで、加硫機1に対して脱着、変更
等される加硫金型2は、上下のそれぞれのサイド成形部
10,11と、周方向に分割形成した複数個のトレッド
成形セグメント12とを具える他、上サイド成形部10
を、加硫金型2の昇降駆動手段としてのシリンダ13に
連結すべくそれにボルト結合したトッププレート14
と、各トレッド成形セグメント12にボルト連結され
て、トッププレート14とともに昇降変位されるカムフ
ォロア15と、加硫機1の上部昇降部材4にボルト16
によって連結されて、それとともに昇降変位されるカム
リング17とを具えてなり、このカムリング17は、各
カムフォロア15に掛合されて、それの昇降変位を、各
カムフォロア15の半径方向の進退変位に変更する。
【0018】なお、かかる加硫金型2の下カイド成形部
11は、ハウジング3の、下側分割部分9の底板9aを
介して、加硫機1の下部固定部材7にボルト締めされ、
また、カムフォロア15の進退変位は、これもまた、底
板9aを介して下部固定部材7に固定したスライドガイ
ド18をもって案内される。
【0019】従って、加硫機1に対する加硫金型2の脱
着操作に当たっては、ハウジング3の両分割部分6,9
間に配設されるこれらの部材の全てがともに脱着される
ことになり、この一方で、ハウジング3は、加硫機側に
そのまま残留することになる。
【0020】ところで、加硫金型2、なかでも、上サイ
ド成形部10の、加硫機1に対する脱着は、トッププレ
ート14に取付けたクランプボス19内へ進入させたシ
リンダ13のロッド先端部13aをそこで所定の角度範
囲にわたって回動変位させることおよび元位置に復帰さ
せることのそれぞれによって行うことができる。
【0021】そしてさらにこの装置では、ハウジング3
の上下の分割部分6,9の相互の整合下で、そのハウジ
ング3にて囲繞される空間内を十分気密に保持すべく、
上側分割部分6のスカート6bと、下側分割部分9の円
筒部9bとの間にシール部材、たとえばOリング20を
配設するとともに、上側分割部分6の天板6aと、それ
の貫通孔に貫通するシリンダ13のロッドとの間にもま
たたとえばOリング21を配設する。
【0022】図2は他の実施の形態を半部について示す
縦断面図であり、これは、下側分割部分9の円筒部9b
の内径を、上側分割部分6のスカート6bの外径より大
きくした点を除いて、図1に示す装置と同様の構成を有
するものである。
【0023】図2に示すこの装置によれば、図1に示す
ように、カムリング17とスカート6bとの間の隙間を
経て、トレッド成形セグメント12の加熱用のたとえば
蒸気をそのカムリング17へ供給する場合に、円筒部9
bをカムリング17から十分に離隔させて、Oリング2
0をそのカムリング17からの熱伝達に対して有利に保
護することができる。
【0024】なおこの一方で、円筒部9bを、図1に示
すように、カムリング17に外接する位置に配設した場
合には、カムリング17をもって、カムフォロア15お
よびトレッド成形セグメント12を進出変位させるに当
たっての駆動反力を、その円筒部9b、場合によって
は、円筒部9bおよびスカート6bの両者によっても支
持することができる。
【0025】このように構成してなる加硫成形装置によ
る生タイヤの加硫成形に当たっては、加硫機1に取り付
けた加硫金型2の上下のサイド成形部10,11を図の
上下方向に、そして、トレッド成形セグメント12を半
径方向外方にともに十分大きく開放した状態の下で、生
タイヤを所定の位置にセットし、次いで、シリンダ13
の作動に基づくトッププレート14の下降変位により、
上サイド成形部10を図示位置に、そして、カムフォロ
ア15を、それがスライドガイド18に当接する位置ま
で下降させる。
【0026】その後は上部昇降部材4を下降変位させ
て、カムリング17および上側分割部分6の下降をもた
らし、カムリング17で、トレッド成形セグメント12
の、半径方向内方への進出変位を開始させ、また、上側
分割部分6のスカート6bを、下側分割部分9の円筒部
9bに接近させる。
【0027】ここで、これらの円筒部9bおよびスカー
ト6bは、トレッド成形セグメント12が進出限変位に
達して加硫金型2の型締めが完了するより先に、相互に
内外側にオーバラップするよう突出長さを予め選択され
ており、そのオーバラップの発生時には、加硫金型2お
よび生タイヤを囲繞するハウジング3内は、それぞれの
Oリング20,21の作用下で十分気密に保持されるこ
とになる。
【0028】そこでここでは、このようなオーバラップ
が発生した後、加硫金型2の型締め終了前の所要のタイ
ミングで、多くは、上部昇降部材4の下降を一時停止し
て、たとえば、数秒〜20秒の停止の間、たとえば円筒
部9bに設けた排気孔22からの吸引排気を行って、ハ
ウジング内の残留ガスを排出し、次いで、その吸引排気
の継続下で、上部昇降部材4の下降を再開させて加硫金
型2の型締めをもたらし、その後、生タイヤに対する加
硫成形と併せて、たとえば1〜2分間の吸引排気を行
い、これにより、残留ガスの他、加硫によって発生する
ガスの外部排出をもたらす。なお、ここにおける吸引排
気は、両分割部分6,9の整合後直ちに開始することの
他、上記停止時から開始することもでき、このような吸
引排気は、加硫の終了前まで継続することができる。
【0029】従って、この加硫成形によれば、加硫金型
2内の残留ガスおよびそこでの発生ガスを十分に排出し
て、それらが製品タイヤに与えることのある影響を効果
的に除去することができる。
【0030】また、このように構成してなる装置では、
加硫機1に対する加硫金型2の脱着、変更等は、ハウジ
ング3にて囲繞される各構成部分を脱着等することによ
って行うことができ、そのハウジング3に関連させて設
けたOリング20,21は各種の加硫金型2に共用する
ことができるので、各加硫金型にシール部材を配設する
ことが不可避となる従来技術に比し、設備コストを大き
く低減させることが可能となる。
【0031】図3は、さらに他の実施の形態を示す要部
略線縦断面図である。これは、下側分割部分9を底板9
aのみからなる構成とするとともに、上側分割部分6の
スカート6bにベローズ23を垂下させて設け、このベ
ローズ23の下端に、ウエイトを兼ねるシール部材、た
とえばOリング24を配設したものである。
【0032】このような構成によれば、スカート6の下
降変位によってOリング24が、たとえば図3(b)に
示すように底板9aに当接したときに、ベローズ23の
圧縮反力に基づいてそのOリング24を底板9aに所要
の力で押圧することで、ハウジング3内を所要の気密空
間とすることができる。
【0033】図3(c)は、上下の分割部分6,9のこ
のような整合状態の下で、ベローズ23の圧縮変形量の
増加に基づいて加硫金型の型締めを終了した場合を示
し、この時点にてはベローズ23の圧縮変形量の増加に
伴ってそれの復元反力もまた増加するので、Oリング2
4の作用による気密性を一層高めることができ、これが
ため残留ガス等の吸引排気を、大きな負圧の作用によっ
て、短時間のうちにより十分に行うことが可能となる。
【0034】ところで、この図に示すところにおいて、
Oリング24を、ベローズ23に設けることに代えて底
板9a上に配設することもでき、これによってもまたハ
ウジング内を同様の気密空間とすることができる。
【0035】従って、この加硫成形装置によっても、生
タイヤの加硫成形に際しては、前述したと同様の排気を
行って製品タイヤの品質を十分に高めることができ、ま
た、加硫金型の脱着、変更等を、ハウジング3を加硫機
に装着したまま、それから完全に独立させて行うことが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明の装置によれば、加硫金型の周りに気密空
間を画成するハウジングを、その加硫金型から独立させ
て加硫機に装着し、加硫機に対する加硫金型の脱着等に
当たって、ハウジングを加硫機にそのまま残留させるこ
とで、ハウジングに関連させて設けられるシール部材を
各種の加硫金型に共用することができるので、加硫金型
毎に複数のシール部材を設ける従来技術に比し、設備コ
ストの低減をもたらすことができる。また、この発明の
方法によれば、ハウジングによって囲繞される気密空間
内のガスを負圧吸引することで、ガスの存在に起因する
製品欠陥を有効に除去して、製品タイヤの品質を十分に
保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を半部について示す縦断
面図である。
【図2】この発明の他の実施の形態を半部について示す
縦断面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施の形態を示す要部略
線縦断面図である。
【符号の説明】
1 加硫機 2 加硫金型 3 ハウジング 4 上部昇降部材 6 上側分割部分 6a 天板 6b スカート 7 下部固定部材 9 下側分割部分 9a 底板 9b 円筒部 10,11 サイド成形部 12 トレッド成形セグメント 13 シリンダ 13a ロッド先端部 14 トッププレート 15 カムフォロア 17 カムリング 18 スライドガイド 19 クランプボス 20,21,24 Oリング 22 排気孔 23 ベローズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 30:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加硫金型を加硫機に取付けてなる加硫成
    形装置であって、 加硫機側に、上下に二分割されて、相互に離反および接
    近する方向に変位するとともに、加硫金型の型締めに先
    だつ相互の整合下で加硫金型を囲繞するハウジングを装
    着し、ハウジングの両分割部分間を相互の整合姿勢で気
    密にシールするシール部材および、上方側のハウジング
    分割部分を、加硫金型に連結される昇降駆動手段に対し
    て気密にシールするシール部材のそれぞれを設けてなる
    タイヤの加硫成形装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングの両分割部分をシールするシ
    ール部材を、それぞれの分割部分の、内外にオーバラッ
    プする筒状部分間に配設してなる請求項1に記載の加硫
    成形装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングの両分割部分をシールするシ
    ール部材を、上方側のハウジング分割部分から垂下した
    ベローズと、下方側のハウジング分割部分との間に配設
    してなる請求項1に記載の加硫成形装置。
  4. 【請求項4】 加硫金型を、上下のサイド成形部と、複
    数個のトレッド成形セグメントと、トレッド成形セグメ
    ントの、半径方向の変位を司るカムリングとを具える割
    りモールドとしてなる請求項1〜3のいずれかに記載の
    加硫成形装置。
  5. 【請求項5】 加硫金型の型締めに先だって、加硫金型
    を囲繞する気密空間を画成して、その気密空間からの負
    圧吸引を行い、また、加硫金型の型締め終了後に、気密
    空間からの負圧吸引を行いつつ生タイヤの加硫成形を行
    うタイヤの加硫成形方法。
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