JP2000082250A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JP2000082250A
JP2000082250A JP10251003A JP25100398A JP2000082250A JP 2000082250 A JP2000082250 A JP 2000082250A JP 10251003 A JP10251003 A JP 10251003A JP 25100398 A JP25100398 A JP 25100398A JP 2000082250 A JP2000082250 A JP 2000082250A
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disk
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JP10251003A
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Hiroyuki Hasegawa
裕之 長谷川
Takashi Otsuka
隆 大塚
Shin Sugimoto
慎 杉本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数枚の記録媒体を選択して再生する自動ディ
スク再生装置に係わり、このような自動ディスク再生装
置において汎用のドライブ装置が使用できるようにした
ディスクローディング装置。 【解決手段】トレイにはディスクを載置するリング状の
凹み2とトレイを搬送するチェンジャーのピッカーの鈎
が係合する凹部3を設けトレイのみの搬送を可能にす
る。トレイアダプタ7は引込みアームの係合する矩形の
穴10、シャッターアームのローラーと係合する切欠
き、トレイアダプタ7の外形の厚さ、チャッキングプー
リ9等の外側の主要な構造、寸法を一般消費者向けのド
ライブ装置に使用されるCDキャディーと同じにし、汎
用のドライブ装置に改造せずに取付け可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の記録媒体
を選択して再生する自動ディスク再生装置に係わり、こ
のような自動ディスク再生装置において汎用のドライブ
装置が使用できるようにしたディスクローディング装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動ディスク再生装置の中には、多数の
コンパクトディスク(以下CD又は、ディスクと記す)
を格納しておき、希望のディスクを選択して再生する、
いわゆるCD用ジュークボックスと呼ばれる装置があ
る。このような装置では通常、各ディスクをトレイ、受
け皿などと呼ばれる専用のトレイに載せ、この専用のト
レイに載せたディスクをドライブ装置にローディングし
て、再生(又は記録)ができるようにしている。
【0003】図4はこのような専用のトレイを示したも
ので、トレイ51は長方形の板状の外形を有し、中央に
ディスク50を載置する一段下がったリング状のつば5
6を形成した開口部56aが設けられている。そしてト
レイ移動の際使用する溝(グルーブ)53が4隅に設け
られている。また、トレイ51の両側部に切欠き55、
55を設けて、各種装置にトレイを挿入する際の案内と
している。図4(b)はトレイ51の側面図で上半分を
ディスク50の中央部で切断した断面として描いてい
る。図4(c)はトレイ51の斜視図である。
【0004】図5に、上記したような専用のトレイを多
数格納して再生することができる、一般的なCD用ジュ
ークボックスの構成例を示す。この図では各種の装置を
組み込む筐体62の中にディスクを搭載したトレイ51
を多数収納するラック68と、ディスクのデータを再生
する例えば2個のドライブ装置59、59と、ディスク
を外部に送り出し、又は、外部から取り込むメールボッ
クス70、及び、トレイを搬送するためのチェンジャー
71が組み込まれている。
【0005】チェンジャー71は図5で上下方向(Z方
向)に移動するキャリッジ72と、キャリッジ72上に
設置された左右方向(X方向)に移動するピッカー73
の動きを組み合わせて、トレイ51をラック68とドラ
イブ装置59、及び、メールボックス70の間で搬送を
行う。以下、この図5のAA線で下から投影した図6を
参照してディスクローディング動作を説明する。筐体6
2に固定された基台91にガイドポスト75、75が固
定され上部は支持板90に固定されている。キャリッジ
72は前記ガイドポスト75、75によって上下方向に
滑らかに動くよう支持されている。基台91に取り付け
られたモータ80は、モータ軸に固定されたプーリ7
9、タイミングベルト78、リードスクリュー76に固
定されたプーリ77を介してリードスクリュー76を回
転駆動する。リードスクリュー76は基台91と支持板
90で両端を回転可能に支持されている。キャリッジ7
2に取り付けられたナットがリードスクリュー76と係
合しているので、キャリッジ72はモータ80の回転数
に比例して上下方向に動く。 キャリッジ72の行程の
最下端がZ軸方向のホームポジションである。
【0006】図6を参照してピッカー73の水平方向の
移動を説明する。キャリッジ72の下面に固定された支
持板92、93でガイドポスト83が固定され、リード
スクリュー84はその両端を支持板92、93で回転自
在に支持されている。ピッカー73を取り付けたピッカ
ー台82がガイドポスト84に沿って滑らかに移動す
る。ピッカー台82にはリードスクリュー84と係合す
るナットが固定され、リードスクリュー84の回転によ
り、ピッカー台82が左右方向(X方向)に動き、同時
にピッカー73も左右に移動する。モータ軸に固定され
たプーリ87、タイミングベルト86、リードスクリュ
ー84に固定されたプーリ85を介して、モータ88は
リードスクリュー84を回転駆動し、ピッカー台82が
左右方向(X方向)に動き、同時にピッカー73も左右
に移動する。尚、エンコーダ89はモータ88の回転数
に比例したパルスを発生し、モータ88の回転数を知る
ために用いられる。
【0007】ピッカー73の先端に形成された鈎がディ
スクを搭載したトレイ51の溝53に係合すれば、トレ
イ51がピッカー73により引き出され、又はラック6
8にディスクを収納させることができる。装置に挿入さ
れた全てのトレイ51の溝53は図6の位置になるよう
に装置の中で位置決めされ揃えてあるので、図6の実線
で示す位置にピッカー73とピッカー台82があるとき
にキャリッジ72が上下に動けば、全てのトレイ51の
溝53の中をピッカー73が通過できる。このような位
置をピッカー73の水平方向のホームポジションとして
いる。初期状態でトレイ51は、すべてラック68に収
容されている。図示していない指令により、キャリッジ
72がホームポジションから移動してピッカー73の先
端の鈎が指定されたトレイの溝53の中に入った位置で
停止する。ピッカー73が右に動いて図6の鎖線の位置
(右端)にくると、トレイ51はキャリッジ72の中に
引き込まれ、図5のトレイ51aの位置に収容される。
次にキャリッジ72が移動し、ドライブ装置59、59
又は、メールボックス70のいずれかが選択されて再び
ピッカー73が左に動いてトレイ51を任意の装置に挿
入する。
【0008】このようなCD用ジュークボックスはディ
スクの収容枚数が多いことが要求され、ラックに少しで
も多くのディスクを搭載したトレイを収納するため、厚
さが2〜3ミリのトレイが使われる。このためCD用ジ
ュークボックスに使用するドライブ装置もこのような専
用のトレイをローディングできる専用の装置が使用され
ている。従って、ディスク収納枚数の多いCD用ジュー
クボックスは、特注品的性格が強く、使用するCDドラ
イブ装置の台数も一般消費者向けのそれに比べて少な
い。従って、CD用ジュークボックス専用のCDドライ
ブ装置は常に在庫はせず、CD用ジュークボックス生産
の際に、一般消費者向けのCDドライブ装置から改造し
て専用のCDドライブ装置とするのが普通である。
【0009】一般消費者向けのCDドライブ装置として
はCDキャディと呼ばれるディスク投入装置を装備した
ものが使われる。次に、このようなCDキャディの構造
を,トレイが引き出されたときを図7(a)に、トレイ
が内部に引き込まれているときを図7(b)に投影図と
して示し、CDキャディをCDドライブ装置に組み込ん
だときの動作説明を図8に示す。CDキャディは共にプ
ラスチックの成型品であるトレイ31とこのトレイを内
部に引き込んで収容するトレイアダプタ37で構成され
る。矩形状のトレイ31の上面にディスクを載置するリ
ング状の凹み32が形成されている。両側2辺に凸部3
3、33を有し、中央部には開口部35が設けられてい
る。トレイアダプタ37は円弧状の凹み37aの部分が
開放された浅い箱状の外形を持ち、中央部には丸穴が穿
たれ、チャッキングプーリ39が取り付けられている。
凹み38の反対側に後述するCDドライブ装置の引込み
アーム13の爪の係合する矩形の穴40とシャッターア
ーム12のローラーの係合する切欠き41が形成されて
いる。
【0010】トレイアダプタ37は図7(b)の側面図
に示すように2側面の内側に溝38、38が設けられ、
トレイ31の凸部33、33が係合してトレイ31がト
レイアダプタ37の内部にスライドできる。図示してい
ないが、トレイ31の突起とトレイアダプタ37の鈎部
が係合してトレイ31の動く範囲が制限され、図7
(a)に示した状態から更にトレイ31を引き出すこと
はできないようにしている。図7(a)の位置までトレ
イ31を引き出せば、裸のディスクを凹み32の中に載
置できる。このとき、トレイアダプタ37の外周の円弧
状の凹み37aはディスクを載置するときの逃げになっ
ている。次に、図7(b)の位置までトレイ31を押し
込むと、図示していない穴とロック爪により、トレイア
ダプタ37とトレイ31はこの状態で仮固定される。
【0011】このようなCDキャディは図8の(a)、
(b)、(c)の順に示した状態でCDドライブ装置に
ディスクをローディングする。トレイアダプタ37の矩
形の穴40に引込みアーム爪13cの先端が挿入され
て、引込みアーム爪13cとトレイアダプタ37が結合
されている。側面図で示すように、ディスクを回転駆動
するスピンドルモータ14がスピンドルモータ支持枠1
5に取り付けられている。再生のためディスクを回転駆
動するとき以外は、トレイ31の動きを妨げないよう図
8(a)又は(b)のようにスピンドルモータ14が下
に逃げている。シャッターアーム12の位置はトレイ3
1及びトレイアダプタ37の位置により変化する。
【0012】CDキャディの待機状態は図8(b)で示
される。トレイアダプタ37は少しCDドライブ装置か
ら押し出されている。トレイ31は完全にトレイアダプ
タ37の中に収容されている。シャッターアーム12の
先端にあるローラー12bはトレイ31の外周側に押さ
れている。ディスクを交換するには、この待機状態から
手動、又は、イジェクトボタンを操作することにより、
トレイ31を図8(a)の位置まで引き出し、トレイ3
1に載置してあったディスクを取り去り、新しいディス
クと交換する。トレイ31が引き出されるとトレイアダ
プタ37に形成された切欠き41の中にシャッターアー
ム12のローラー12bが移動する。新しいディスクを
載置したトレイ31を図8(b)の位置まで押し込む
と、トレイ31とトレイアダプタ37は仮固定される。
この状態では、トレイ31の側面がシャッターアーム1
2の先端に取り付けられたローラー12bを押してい
る。図8(b)の状態では、まだスピンドルモータ14
のターンテーブル16の位置とディスクの中心穴及びチ
ャッキングプーリ39の中心はずれた位置にある。
【0013】シャッターアーム12が図8(b)まで回
転すると、図示していないラックに引かれて、引込みア
ーム13は引込みアーム支軸13aを回転中心として回
転し、リンク13bを介して引込みアーム爪13cを動
かし、トレイアダプタ37は図8(c)の位置まで、仮
固定されたトレイ31と共に引き込まれる。このとき、
ターンテーブル16、ディスクの中心穴、及びチャッキ
ングプーリ39の中心は同じ位置となり、スピンドルモ
ータ支持枠15は支持枠支軸15aを中心として回転
し、スピンドルモータ14は上昇してターンテーブル1
6はディスクの中心穴を捉える。ターンテーブル16は
ディスクを載置して上昇し、チャッキングプーリ39に
埋め込まれた磁石(図示せず)とターンテーブル16に
埋め込まれた磁性体(図示せず)間の吸引力でチャッキ
ングプーリ39、ディスク、及びターンテーブル16が
一体となり、スピンドルモータ14により回転駆動され
る状態を作る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような一
般消費者向けの汎用のCDドライブ装置をCDジューク
ボックス専用のCDドライブ装置に改造するには次のよ
うな問題点がある。先ず、ジュークボックス専用のトレ
イの厚さに対し、CDキャディの厚さは3倍程もある。
構造的にも専用のトレイはCDドライブ装置に挿入され
ると装置内では移動しないのに対し、CDキャディはト
レイアダプタの引込み動作がある。このために改造の作
業内容としてシャッターアーム、引込みアーム、引込み
アーム駆動ラック、伝達用ギア等の取外し、外装のフロ
ントパネルの取外し、トレイの厚さの差に対するスペー
サー部品の取付、専用トレイのロック機構の取付などが
あり、非常に多くの改造工数を必要とする。又、使用す
るドライブ装置の機種の違いで内部構造が異なり、スペ
ーサー部品は機種ごとに異なる等部品管理の手間も増
え、在庫量も増加するという問題があった。更に、万
一、ドライブ装置が故障すると、改造品のためすぐ交換
できる品物がなく、費用がかさみ、サービス期間も長く
なる傾向があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
問題点を解決するために、円盤型記録媒体を載置するト
レイと、円盤型記録媒体を記録及び/又は再生するドラ
イブ装置に設置されたトレイアダプタからなり、前記ト
レイアダプタは内部に前記トレイを収容し、前記ドライ
ブ装置に備えられたトレイアダプタ移動機構により、前
記トレイアダプタと前記トレイ及び前記トレイに載置さ
れた前記円盤型記録媒体を同時に移動して、前記ドライ
ブ装置に備えられた前記円盤型記録媒体の回転駆動機構
のターンテーブルに、前記円盤型記録媒体を載置するこ
とを特徴とするディスクローディング装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図3で本発明のディスク
ローディング装置の実施の形態を説明する。図1(a)
はトレイとトレイアダプタが分離しているときの、図1
(b)はトレイアダプタにトレイが収容されているとき
の平面図及び側面図、図2はその斜視図である。トレイ
1とトレイアダプタ7は共にプラスチックを成型して作
られている。薄い板状で外形が矩形をしたトレイ1は中
央部にくぼんだディスク載置用リング2を持ち、トレイ
アダプタ7と仮固定するための矩形の穴4が開けられ、
CDドライブのターンテーブルなどを避ける開口部5が
設けられている。CDジュークボックスに組み込まれた
際に使用されるピッカー用の凹部3が外周2ケ所に形成
されている。外周の2辺にラック収納用の凸部6が、特
に図1(c)に示すように、形成されている。トレイ1
の厚さはCDジュークボックス専用のトレイと同程度に
薄くして、収容枚数が多くなるようにしている。
【0017】トレイを収容するトレイアダプタ7は扁平
な箱形に作られ、内側に補強用のリブ7aが数ケ所に設
けられ、対向する2側面内部に溝7b、7bが、特に図
1(c)に示すように、形成されている。成型時に同時
に作られ、根元の接続部8aで一体とされた2本のフッ
ク8、8の先端に突起8bが設けられている。中央部に
チャッキングプーリ9が回転可能に支持されている。側
面2ケ所に矩形の穴10、10が開けられている。
【0018】トレイ1の凸部6がトレイアダプタ7の溝
7bに係合して、矢印のようにトレイ1がスライドし
て、トレイアダプタ7の内部に収容される。完全に押し
込まれると矩形の穴4にフック8の先端の突起8bが落
ち込んで仮固定される。この時トレイ1の凹部3はトレ
イアダプタ7の外側に出ている。尚、ピッカーがトレイ
1を引き出す力で仮固定がはずれる程度にフック8の押
圧力を調整してある。
【0019】汎用CDドライブ装置に装着される前記し
たCDキャディのトレイアダプタ37と交換可能のよう
に、トレイアダプタ7の外形の必要箇所の大きさ、及
び、位置がCDキャディのトレイアダプタ37と同じに
なるように作られている。例えば、側面2ケ所の矩形の
穴10、シャッターアーム12のローラー12bと係合
する切欠き7c、トレイアダプタ7の外形の厚さ、チャ
ッキングプーリ9等が該当する。 又、トレイ1をトレ
イアダプタ7に挿入し、仮固定した時に、トレイ1に載
置したディスクの高さ、トレイ1の側面とローラー12
bとの関係位置、トレイ1の開口部5の大きさ等もCD
キャディのトレイ31が挿入された時と同じになるよう
にされている。従って、本発明のトレイとトレイアダプ
タを使用すると、CDドライブ装置に少しの改造も行わ
ずに、トレイアダプタ7をドライブ装置に取り付けるこ
とができる。本発明のトレイ1とトレイアダプタ7は取
外しができるので、汎用のCDドライブ装置をCDジュ
ークボックスに組み込めば、CDジュークボックスのピ
ッカーでトレイ1を引き出して搬送できる。
【0020】図3はCDドライブ装置11にトレイアダ
プタ7を取り付けたときの動作説明図である。このCD
ドライブ装置11は図8でCDキャディのトレイアダプ
タ37の動作説明をしたものと同じであって、全く改造
をしないままCDジュークボックスに組み込んだもので
ある。CDドライブ装置11の主要部品に付した符号は
図8と同一である。トレイアダプタ7の矩形の穴10に
引込みアーム爪13cの先端が挿入されて、引込みアー
ム爪13cとトレイアダプタ7が結合されている。側面
図で示すように、ディスクを回転駆動する回転駆動機構
を構成するスピンドルモータ14がスピンドルモータ支
持枠15に取り付けられている。再生のためディスクを
回転駆動するとき以外は、トレイ1の動きを妨げないよ
う図3(a)又は(b)のようにスピンドルモータ14
が下に逃げている。シャッターアーム12の位置はトレ
イ1及びトレイアダプタ7の位置により変化する。尚、
シャッターアーム12は、CDドライブ装置11のベー
ス(図示せず)に固定されたシャッターアーム支軸12
aを回転中心として回転可能に支持されており、引込み
アーム13は、同様にベース(図示せず)に固定された
引込みアーム支軸13aで回転可能に支持されている。
【0021】待機状態は図(a)で示される。空のトレ
イアダプタ7は少しCDドライブ装置から押し出されて
いる。トレイアダプタ7に形成された切欠き7cの中に
シャッターアーム12のローラー12bが嵌入してい
る。チェンジャーの動きにより、図示していないピッカ
ーの先端の鈎がトレイ1の凹部3に係合してトレイ1を
搬送し、トレイアダプタ7に挿入しようとしている。図
示していないがトレイ1にはディスクが載置されてい
る。トレイ1がトレイアダプタ7と係合して奥まで挿入
されると、図3(b)のようになり、シャッターアーム
12の先端にあるローラー12bはトレイ31の外周に
押されてシャッターアーム12は矢印の向きに回転す
る。シャッターアーム12が図3(b)の位置まで回転
しても、ドライブ装置が次の動作に入らないようにされ
ている。又、トレイ1とトレイアダプタ7とは仮固定さ
れる。ここでトレイ1の挿入は終わり、次にチェンジャ
ーは上下方向に動き、ピッカーはトレイ1から離脱する
動作に入る。
【0022】ピッカーが凹部3から離脱すると、図示し
ない指令回路から起動が指示され、ドライブ装置の、図
示していないラックに引かれて、引込みアーム13は引
込みアーム支軸13aを回転中心として回転し、リンク
13bを介して引込みアーム爪13cを動かし、トレイ
アダプタ7を図3(c)の位置まで引き込む。仮固定さ
れたトレイ1も同様に引き込まれる。引込みアーム1
3、引込みアーム支軸13a、リンク13b及び引込み
アーム爪13cでトレイアダプタの移動機構を構成す
る。ターンテーブル16、ディスクの中心穴、及びチャ
ッキングプーリ9の中心は同じ位置となり、スピンドル
モータ支持枠15は支持枠支軸15aを中心として回転
し、スピンドルモータ14は上昇してターンテーブル1
6はディスクの中心穴を捉える。ターンテーブル16は
ディスクを載置して上昇し、チャッキングプーリ9に埋
め込まれた磁石(図示せず)とターンテーブル16に埋
め込まれた磁性体(図示せず)間の吸引力でチャッキン
グプーリ9、ディスク、及びターンテーブル16が一体
となり、スピンドルモータ14により回転駆動される。
このように本発明の分離可能なディスクローディング装
置の採用により、汎用のCDドライブ装置をCDジュー
クボックスにそのまま使用することができる。
【0023】以上、コンパクトディスクの再生専用のC
Dジュークボックスに基づいて説明したが、本発明はC
Dのみに限らず、CD−ROM、DVD等の光ディスク
やMO等の光磁気ディスク等の円盤型記録媒体に適用で
きる。ドライブ装置も再生専用でなく、記録媒体に応じ
た記録及び/又は再生するドライブ装置が使用できる。
そしてこれらの記録媒体を載置する搬送用ディスクロー
ディング装置として広く使用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のディスク
ローディング装置の採用により、汎用のドライブ装置を
ジュークボックスにそのまま使用することができる。従
って、汎用のドライブ装置に複雑な改造工事を施す必要
がなくなり、そのまま使用できるので、改造工数の大幅
な削減ができる。又、改造に要した部品が不要となるの
で、部品管理の手間や、在庫量を減少させる効果があ
る。更に、汎用のドライブ装置が使えるので、万一の故
障に対してもその場で交換が可能で迅速なサービスので
きる利点も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクローディング装置を構成する
トレイとトレイアダプタの投影図である。
【図2】本発明のディスクローディング装置の斜視図で
ある。
【図3】CDドライブに本発明のトレイアダプタを設置
し、トレイを挿入したときの動作の説明図である。
【図4】ジュークボックス専用に使用される従来の専用
トレイの図である。
【図5】ジュークボックスの断面図である。
【図6】ジュークボックス内のキャリッジを下側から見
た投影図である。
【図7】汎用のCDドライブで使用されるCDキャディ
ーの投影図である。
【図8】CDドライブにCDキャディーを設置したとき
の動作の説明図である。
【符号の説明】
1 トレイ、2 ディスク載置用リング、3 凹部、4
矩形の穴、5 開口部、6 凸部、7 トレイアダプ
タ、8 フック、8a 接続部、8b 突起、9チャッ
キングプーリ、10 矩形の穴、7a リブ、7b
溝、11 ドライブ装置、12 シャッターアーム、1
2a シャッターアーム支軸、12b ローラー、13
引込みアーム、13a 引込みアーム支軸、13b
リンク、13c 引込みアーム爪、14 スピンドルモ
ータ、15 スピンドルモータ支持枠、15a 支持枠
支軸、16 ターンテーブル、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 慎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D046 CB11 EA04 EB01 FA01 HA06 HA10 5D072 AB22 BB30 BE05 BG03 BG06 BH05 EB09 EB11 EB15 EB18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤型記録媒体を載置するトレイと、 円盤型記録媒体を記録及び/又は再生するドライブ装置
    に設置されたトレイアダプタからなり、 前記トレイアダプタは内部に前記トレイを収容し、前記
    ドライブ装置に備えられたトレイアダプタ移動機構によ
    り、前記トレイアダプタと前記トレイ及び前記トレイに
    載置された前記円盤型記録媒体を同時に移動して、前記
    ドライブ装置に備えられた前記円盤型記録媒体の回転駆
    動機構のターンテーブルに、前記円盤型記録媒体を載置
    することを特徴とするディスクローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記トレイはアンローディング操作によ
    って前記トレイアダプタから分離するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のディスクローディ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイは収納ラックに収容され、搬
    送用ピッカーで搬送して前記トレイアダプタに搬入する
    ことを特徴とする請求項1記載のディスクローディング
    装置。
JP10251003A 1998-09-04 1998-09-04 ディスクローディング装置 Pending JP2000082250A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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