JP2000077439A - 電子部品のボンディング装置 - Google Patents

電子部品のボンディング装置

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JP2000077439A
JP2000077439A JP10244874A JP24487498A JP2000077439A JP 2000077439 A JP2000077439 A JP 2000077439A JP 10244874 A JP10244874 A JP 10244874A JP 24487498 A JP24487498 A JP 24487498A JP 2000077439 A JP2000077439 A JP 2000077439A
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JP
Japan
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chip
electronic component
chips
substrate
bonding
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JP10244874A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Nakanishi
智昭 中西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良判定された電子部品の回収を安定して確
実に行うことができる電子部品のボンディング装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 チップ供給部3のチップ9をボンディン
グヘッド16により基板7にボンディングするボンディ
ング装置において、ボンディングヘッド16によってチ
ップ9を基板7に移送する途中で、チップ9の状態を検
査するチップセンサ22を設け、ボンディングヘッド1
6の移送経路の下方に、検査によって不良判定されたチ
ップ9を補集する箱形形状のチップ回収部23を設け
る。チップ回収部23には、落下したチップの飛散を防
止する飛散防止手段を備える。これにより、落下したチ
ップ9を確実に回収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板に
ボンディングする電子部品のボンディング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップなどの電子部品を基板にボ
ンディングする際には、真空吸着ノズルを備えたボンデ
ィングヘッドによってチップを吸着し、基板まで移送す
る方法が一般に用いられている。チップを基板に良好に
ボンディングするためには、チップが正しい姿勢でノズ
ルに吸着されていることが求められるため、ボンディン
グヘッドがチップを移送する途中で、チップの有無を確
認するとともに、チップの姿勢の良否を判定するための
検査が行われる。そしてこの結果姿勢不良と判定された
場合には、ボンディングヘッドの吸着ノズルによる真空
吸着を解除され、さらには吸着ノズルからのエアブロー
によりチップを吸着ノズルから離脱・落下させて、所定
の回収箱や受け皿に回収していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来上記の
姿勢不良チップの回収には、以下に述べるような問題点
があった。まず、チップはボンディングヘッドの移動中
に脱落させなければならないため、吸着を解除されエア
ブローにより落下したチップの落下位置は不安定で一定
せず、移動路の下方に配置された受け皿に入り難く、周
囲に飛散して装置やワークの隙間部分に入り込み、マシ
ントラブルや品質不良の原因となっていた。そしてこの
飛散を防止する目的で受け皿を大型化すると、大きなス
ペースを必要とし、装置の小型化や省スペース化を阻害
する要因となっていた。
【0004】また受け皿中に落下したチップが跳ねて外
に飛び出すことや、受け皿中に貯まったチップがノズル
のエアブローによって飛散することを防止しようとすれ
ば、受け皿を深くする必要があり、この場合には他の機
構モジュール部分との干渉が発生し、さらには、安定し
て不良チップを回収するための回収エリアを別途設ける
と移載ヘッドの移動距離が増加してタクトタイムを延長
する結果となる。このように、従来の電子部品のボンデ
ィング装置には、不良判定された電子部品の回収を装置
スペースを増加させることなく、またタクトタイムを延
長させることなく確実に行うことが困難であるという問
題点があった。
【0005】そこで本発明は、不良判定された電子部品
の回収を安定して確実に行うことができる電子部品のボ
ンディング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
のボンディング装置は、電子部品を供給する供給部と、
前記電子部品がボンディングされる基板を位置決めする
位置決め部と、前記供給部からピックアップされた電子
部品を前記基板に移送搭載するボンディングヘッドと、
前記移送の途中で前記ボンディングヘッドに保持された
電子部品の状態を検査する検査手段と、この検査手段に
よって状態不良と判定された電子部品を捕集する捕集手
段とを備えた。
【0007】請求項2記載の電子部品のボンディング装
置は、請求項1記載の電子部品のボンディング装置であ
って、前記補集手段は、補集した電子部品の飛散を防止
する飛散防止手段を備えた箱状部材である。
【0008】本発明によれば、検査手段によって状態不
良と判定された電子部品を捕集する捕集手段を備えるこ
とにより、落下した電子部品を確実に回収することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品のボンディング装置の斜視図、図2(a)は同チッ
プ回収部の斜視図、図2(b)は同チップ回収部の断面
図、図3(a),(b)は同その他のチップ回収部の断
面図である。
【0010】まず図1を参照して電子部品のボンディン
グ装置の構造を説明する。図1において、ボンディング
装置は、基板供給部1、搬送路2、チップ供給部3、位
置補正部4、ボンド塗布部5および基板回収部6より構
成されている。基板供給部1のストッカ11内には基板
7が収納されており、基板送り出し手段であるシリンダ
12のロッド12aを突出させることにより、基板7は
搬送路2上に送り出される。搬送路2の途中に設けられ
た位置決め部では、図外の位置決め手段により基板7は
位置決めされ、電子部品のボンディングが行われる。
【0011】搬送路2の側方には、電子部品であるチッ
プ9を供給するチップ供給部3が配設されている。ウェ
ハ8のチップ9は、下方に設けられた突き上げ部13に
より突き上げられた状態で、移載ヘッド14のノズル1
5に真空吸着され、位置補正部4に仮置きされる。位置
補正部4のテーブル20上に仮置きされたチップ9は、
L型の位置規制爪21を押し当てることにより位置ずれ
を補正される。
【0012】位置補正部4で位置ずれを補正されたチッ
プ9は、ボンディングヘッド16のノズル17によりピ
ックアップされ、搬送路2上の位置決め部で位置決めさ
れた基板7に移送搭載され、ボンディングされる。搬送
路2の他の側方には、ボンド塗布部5が配設されてお
り、回転テーブル上に塗布されたボンド10は、転写ヘ
ッド18の転写ツール19により基板7のボンディング
位置に転写される。このようにして転写されたボンド1
0上にチップ9を搭載することにより、チップ9は基板
7にボンディングされる。ボンディング後の基板7は基
板回収部6のストッカ24に回収される。
【0013】位置補正部4と搬送路2の間のチップ9の
移送経路には、チップセンサ22およびチップ捕集手段
であるチップ回収部23が配設されている。チップセン
サ22は、ボンディングヘッド16のノズル17に保持
されたチップ9の状態、すなわちチップ9の有無および
チップ9の姿勢を検出する。チップ回収部23はチップ
センサ22によって姿勢不良と判定されたチップ9を捕
集して回収する。
【0014】次に、図2を参照してチップ回収部23に
ついて説明する。図2(a)に示すようにチップ回収部
23は、細長い薄形の箱状部材23aの両端部に、蓋部
材23bを装着したものである。箱状部材23aは図2
(b)のような断面を有しており、幅Aの範囲に落下す
るチップ9を斜面部23cに沿って下方に導き更に斜面
23dに沿って底面まで導く。チップ9が落下する際に
は、ノズル17の真空吸着を解除するとともに、ノズル
17からエアブローを行うため、下方に位置するチップ
回収部23もこのエアブローを受け、このときのエアの
流れにより一旦落下したチップ9を再び跳ね上げる力が
作用する。斜面部23cは跳ね上がるチップ9が箱状部
材23aの外部に飛散するのを防止する役割を果たして
いる。すなわち、斜面部23cはチップの飛散防止手段
となっている。
【0015】図3は、捕集手段のその他の例を示してい
る。図3(a)は、薄い箱状部材30の底面に、飛散防
止手段としてのメッシュプレート31を配設したもので
ある。落下したチップ9は開口部から箱状部材30の内
部に入り、メッシュプレート31に衝突するが、メッシ
ュプレート31の表面は凹凸面となっているため、チッ
プ9が上方に跳ね上がって飛散する率が少なく、チップ
9を効率よく捕集することができる。また図3(b)
は、同様の箱状部材32の側面に、飛散防止手段として
空気を吸引する吸引管33およびフィルタ34を設けた
ものである。吸引管33から空気を吸引することによ
り、開口部から落下するチップ9は空気の流れに強制的
に捉えられ、跳ね上がって外部に飛散することなく有効
に捕集される。
【0016】この電子部品のボンディング装置は上記の
ように構成されており、以下動作について説明する。図
1において、ストッカ11の基板7は、シリンダ12の
ロッド12aによって搬送路2上に押し出される。その
後基板7は下流側に搬送され、搬送路2上のボンディン
グ位置にて位置決めされる。チップ供給部3のウェハ8
のチップ9は突き上げユニット13によって突き上げら
れ、移載ヘッド14のノズル15によって真空吸着によ
りピックアップされ、位置補正部4に載置される。
【0017】ここで、位置規制部材21によって位置ず
れ補正されたチップ9は、ボンディングヘッド16のノ
ズル17にピックアップされ、搬送路2の位置決め部に
位置決めされた基板7上にボンディングされる。このと
き、チップ9が基板7まで移送される途中で、チップセ
ンサ22によってチップ9の有無および吸着姿勢の検査
が行われる。この検査の結果、姿勢不良と判定されたチ
ップ9は、ノズル17の真空吸着を解除するとともに、
ノズル17からエアブローすることによりノズル17か
ら離脱し、下方に落下する。そしてチップ回収部23の
内部に捕集され、回収される。
【0018】このとき、チップ回収部23は、チップ9
の飛散を防止するような形状の断面を備えたものとなっ
ているため、チップ9が周囲に飛散して隙間に入り込
み、マシントラブルやワークの不良の原因となることな
く、チップ9を有効に回収することができる。時間の経
過とともにチップ回収部23内に貯えられたチップ9
は、蓋部材23bを取外すことにより定期的に取り出さ
れる。
【0019】なお、ここでは位置補正部4と搬送路2の
間のチップ9の移送経路に、チップセンサ22とチップ
補集手段である回収部23が配設されているが、チップ
供給部3と位置補正部4の間のチップ9の移送経路に追
加して配設しても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、検査手段によって状態
不良と判定された電子部品を捕集する捕集手段を備える
ようにしたので、落下した電子部品を確実に回収するこ
とができる。このため、落下した電子部品が周囲に飛散
して装置やワークの隙間に入り込み、マシントラブルや
ワークの不良の原因となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディン
グ装置の斜視図
【図2】(a)本発明の一実施の形態のチップ回収部の
斜視図 (b)本発明の一実施の形態のチップ回収部の断面図
【図3】(a)本発明の一実施の形態のその他のチップ
回収部の断面図 (b)本発明の一実施の形態のその他のチップ回収部の
断面図
【符号の説明】
1 基板供給部 2 搬送路 3 チップ供給部 7 基板 9 チップ 16 ボンディングヘッド 22 チップセンサ 23 チップ回収部 23c 斜面部 31 メッシュプレート 33 吸引管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を供給する供給部と、前記電子部
    品がボンディングされる基板を位置決めする位置決め部
    と、前記供給部からピックアップされた電子部品を前記
    基板に移送搭載するボンディングヘッドと、前記移送の
    途中で前記ボンディングヘッドに保持された電子部品の
    状態を検査する検査手段と、この検査手段によって状態
    不良と判定された電子部品を捕集する捕集手段とを備え
    たことを特徴とする電子部品のボンディング装置。
  2. 【請求項2】前記補集手段は、補集した電子部品の飛散
    を防止する飛散防止手段を備えた箱状部材であることを
    特徴とする請求項1記載の電子部品のボンディング装
    置。
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