JP2000075942A - オフセット電圧トリミング回路 - Google Patents
オフセット電圧トリミング回路Info
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- JP2000075942A JP2000075942A JP10241937A JP24193798A JP2000075942A JP 2000075942 A JP2000075942 A JP 2000075942A JP 10241937 A JP10241937 A JP 10241937A JP 24193798 A JP24193798 A JP 24193798A JP 2000075942 A JP2000075942 A JP 2000075942A
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- transistor
- trimming
- offset voltage
- circuit
- resistor
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
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- H03F3/45484—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with bipolar transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45596—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with bipolar transistors as the active amplifying circuit by offset reduction
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- H03F2203/45732—Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising a voltage generating circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、温度変化によってオフセット電圧
が変化することを防止するオフセット電圧トリミング回
路を提供することを目的とする。 【解決手段】 定電流源回路15,16を、零の温度特
性を持つツェナーダイオードDzと、ツェナーダイオー
ドDzに直列接続されるダイオード接続された第1トラ
ンジスタQ21と、並列に接続されるカレントミラーを
構成する第2,第3のトランジスタQ22,Q23と、
第2トランジスタQ22に直列接続されトリミング抵抗
R1,R2と同様の温度特性を持つ抵抗R21とで構成
し、第3トランジスタQ23からトリミング抵抗R1,
R2に電流を供給するため、抵抗R21とトリミング抵
抗R1,R2との温度特性が相殺され、温度変化によっ
てオフセット電圧が変化することを防止できる。
が変化することを防止するオフセット電圧トリミング回
路を提供することを目的とする。 【解決手段】 定電流源回路15,16を、零の温度特
性を持つツェナーダイオードDzと、ツェナーダイオー
ドDzに直列接続されるダイオード接続された第1トラ
ンジスタQ21と、並列に接続されるカレントミラーを
構成する第2,第3のトランジスタQ22,Q23と、
第2トランジスタQ22に直列接続されトリミング抵抗
R1,R2と同様の温度特性を持つ抵抗R21とで構成
し、第3トランジスタQ23からトリミング抵抗R1,
R2に電流を供給するため、抵抗R21とトリミング抵
抗R1,R2との温度特性が相殺され、温度変化によっ
てオフセット電圧が変化することを防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット電圧トリ
ミング回路に関し、特に、入力電圧の差電圧を増幅して
出力するセンスアンプ回路のオフセット電圧を調整する
オフセット電圧トリミング回路に関する。
ミング回路に関し、特に、入力電圧の差電圧を増幅して
出力するセンスアンプ回路のオフセット電圧を調整する
オフセット電圧トリミング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、センスアンプ回路のオフセッ
ト電圧トリミング回路として図2に示す回路が知られて
いる。図2において、一対の入力端子10,11に印可
される入力信号は差動回路(センスアンプ回路)を構成
するnpnトランジスタQ1,Q2のベースに供給され
る。トランジスタQ1,Q2のエミッタは共通接続され
定電流源12を介して接地されている。
ト電圧トリミング回路として図2に示す回路が知られて
いる。図2において、一対の入力端子10,11に印可
される入力信号は差動回路(センスアンプ回路)を構成
するnpnトランジスタQ1,Q2のベースに供給され
る。トランジスタQ1,Q2のエミッタは共通接続され
定電流源12を介して接地されている。
【0003】トランジスタQ1,Q2それぞれのコレク
タはゲインを決定する抵抗R3の両端に接続されると共
に、オフセット電圧を調整するためのトリミング抵抗R
1,R2それぞれの一端に接続されている。トリミング
抵抗R1,R2それぞれの他端は一対の出力端子13,
14に接続されると共に、定電流源15,16を介して
電源Vccに接続されている。
タはゲインを決定する抵抗R3の両端に接続されると共
に、オフセット電圧を調整するためのトリミング抵抗R
1,R2それぞれの一端に接続されている。トリミング
抵抗R1,R2それぞれの他端は一対の出力端子13,
14に接続されると共に、定電流源15,16を介して
電源Vccに接続されている。
【0004】トリミング抵抗R1,R2は、図3に示す
ように両端間をアルミ配線17で短絡した拡散抵抗Ra
1〜Ranを直列接続しておき、アルミ配線17上のX
印位置をレーザで焼き切る(トリミング)することによ
り、抵抗値を調整することができる。この抵抗値の調整
により、一対の入力端子10,11間の電圧が零のとき
は一対の出力端子13,14間の出力電圧が零となるよ
うに、トランジスタQ1,Q2に対するオフセット電圧
を調整する。
ように両端間をアルミ配線17で短絡した拡散抵抗Ra
1〜Ranを直列接続しておき、アルミ配線17上のX
印位置をレーザで焼き切る(トリミング)することによ
り、抵抗値を調整することができる。この抵抗値の調整
により、一対の入力端子10,11間の電圧が零のとき
は一対の出力端子13,14間の出力電圧が零となるよ
うに、トランジスタQ1,Q2に対するオフセット電圧
を調整する。
【0005】従来においては、定電流源15,16とし
て図4に示す回路が使われている。図4において、np
nトランジスタQ11のベースは抵抗R11を介して接
地され、エミッタは接地され、コレクタは抵抗R12を
介して電源Vccに接続されている。また、トランジス
タQ11のベースにはnpnトランジスタQ12のエミ
ッタが接続されており、トランジスタQ12のベースは
トランジスタQ11のコレクタに接続され、トランジス
タQ12のコレクタは電流出力端子20とされている。
て図4に示す回路が使われている。図4において、np
nトランジスタQ11のベースは抵抗R11を介して接
地され、エミッタは接地され、コレクタは抵抗R12を
介して電源Vccに接続されている。また、トランジス
タQ11のベースにはnpnトランジスタQ12のエミ
ッタが接続されており、トランジスタQ12のベースは
トランジスタQ11のコレクタに接続され、トランジス
タQ12のコレクタは電流出力端子20とされている。
【0006】上記の電流出力端子20における出力電流
I0 は、抵抗R11の両端電圧をV A (VA はトランジ
スタQ11のベース・エミッタ間の順方向降下電圧VBE
に等しい)とすると、次式で表される。 I0 =VA /R11 …(1)
I0 は、抵抗R11の両端電圧をV A (VA はトランジ
スタQ11のベース・エミッタ間の順方向降下電圧VBE
に等しい)とすると、次式で表される。 I0 =VA /R11 …(1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2のトリミング抵抗
R1,R2は、正の温度特性を有している。つまり、温
度が上がると、抵抗値が増大する。これに対して、図4
に示す定電流源回路では、出力電流I0 の温度特性は、
次式で表される。 I0 /dT=(dVA /dT−I0 ・dR11/dT)/R11 ≒dVA /dT・(1/R11) ≒−2/R11 [mV/℃] …(2) 但し、Tは温度、dは増分を表し、dVA /dT≫I0
・dR11/dT、dVA /dTはトランジスタQ11
のベース・エミッタ間の順方向降下電圧VBEに等しいた
め、−2[mV/℃]程度の温度特性を有している。
R1,R2は、正の温度特性を有している。つまり、温
度が上がると、抵抗値が増大する。これに対して、図4
に示す定電流源回路では、出力電流I0 の温度特性は、
次式で表される。 I0 /dT=(dVA /dT−I0 ・dR11/dT)/R11 ≒dVA /dT・(1/R11) ≒−2/R11 [mV/℃] …(2) 但し、Tは温度、dは増分を表し、dVA /dT≫I0
・dR11/dT、dVA /dTはトランジスタQ11
のベース・エミッタ間の順方向降下電圧VBEに等しいた
め、−2[mV/℃]程度の温度特性を有している。
【0008】ここで、トリミング抵抗R1,R2が正の
温度特性であるのに対し、定電流源15,16が負の温
度特性で相殺する方向ではあるが、二つの温度特性の絶
対値を等しくすることは困難である。このため、温度変
化によってトランジスタQ1,Q2に対するオフセット
電圧が変化してしまうという問題があった。本発明は、
上記の点に鑑みなされたもので、温度変化によってオフ
セット電圧が変化することを防止するオフセット電圧ト
リミング回路を提供することを目的とする。
温度特性であるのに対し、定電流源15,16が負の温
度特性で相殺する方向ではあるが、二つの温度特性の絶
対値を等しくすることは困難である。このため、温度変
化によってトランジスタQ1,Q2に対するオフセット
電圧が変化してしまうという問題があった。本発明は、
上記の点に鑑みなされたもので、温度変化によってオフ
セット電圧が変化することを防止するオフセット電圧ト
リミング回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の温度特性を持つトリミング抵抗に定電流源回
路から電流を流しオフセット電圧を得るオフセット電圧
トリミング回路において、前記定電流源回路を、零の温
度特性を持つツェナーダイオードと、前記ツェナーダイ
オードに直列接続されるダイオード接続された第1トラ
ンジスタと、前記並列に接続されるカレントミラーを構
成する第2,第3のトランジスタと、前記第2トランジ
スタに直列接続され前記トリミング抵抗と同様の温度特
性を持つ抵抗とで構成し、前記第3トランジスタから前
記トリミング抵抗に電流を供給する。
は、所定の温度特性を持つトリミング抵抗に定電流源回
路から電流を流しオフセット電圧を得るオフセット電圧
トリミング回路において、前記定電流源回路を、零の温
度特性を持つツェナーダイオードと、前記ツェナーダイ
オードに直列接続されるダイオード接続された第1トラ
ンジスタと、前記並列に接続されるカレントミラーを構
成する第2,第3のトランジスタと、前記第2トランジ
スタに直列接続され前記トリミング抵抗と同様の温度特
性を持つ抵抗とで構成し、前記第3トランジスタから前
記トリミング抵抗に電流を供給する。
【0010】このように、定電流源回路を、零の温度特
性を持つツェナーダイオードと、ツェナーダイオードに
直列接続されるダイオード接続された第1トランジスタ
と、並列に接続されるカレントミラーを構成する第2,
第3のトランジスタと、第2トランジスタに直列接続さ
れトリミング抵抗と同様の温度特性を持つ抵抗とで構成
し、第3トランジスタからトリミング抵抗に電流を供給
するため、抵抗とトリミング抵抗との温度特性が相殺さ
れ、温度変化によってオフセット電圧が変化することを
防止できる。
性を持つツェナーダイオードと、ツェナーダイオードに
直列接続されるダイオード接続された第1トランジスタ
と、並列に接続されるカレントミラーを構成する第2,
第3のトランジスタと、第2トランジスタに直列接続さ
れトリミング抵抗と同様の温度特性を持つ抵抗とで構成
し、第3トランジスタからトリミング抵抗に電流を供給
するため、抵抗とトリミング抵抗との温度特性が相殺さ
れ、温度変化によってオフセット電圧が変化することを
防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明のオフセット電圧ト
リミング回路に適用される定電流源回路の一実施例の回
路図を示す。この定電流源回路が図2に示す定電流源1
5,16として使用される。図1において、pnpトラ
ンジスタQ21はベースとコレクタとの間を短絡されて
ダイオード接続されており、このコレクタはツェナーダ
イオードDzのカソードに接続されている。ツェナーダ
イオードDzのアノードは接地されている。このツェナ
ーダイオードDzは温度特性がほぼ零となるように設定
されている。
リミング回路に適用される定電流源回路の一実施例の回
路図を示す。この定電流源回路が図2に示す定電流源1
5,16として使用される。図1において、pnpトラ
ンジスタQ21はベースとコレクタとの間を短絡されて
ダイオード接続されており、このコレクタはツェナーダ
イオードDzのカソードに接続されている。ツェナーダ
イオードDzのアノードは接地されている。このツェナ
ーダイオードDzは温度特性がほぼ零となるように設定
されている。
【0012】トランジスタQ21のエミッタは定電流源
30を介して電源Vccに接続されている。また、トラ
ンジスタQ21のエミッタはpnpトランジスタQ2
2,Q23それぞれのエミッタと共通接続されている。
ところで、トランジスタQ21はトランジスタQ22,
Q23それぞれに対して2倍のエミッタ面積とされてい
る。
30を介して電源Vccに接続されている。また、トラ
ンジスタQ21のエミッタはpnpトランジスタQ2
2,Q23それぞれのエミッタと共通接続されている。
ところで、トランジスタQ21はトランジスタQ22,
Q23それぞれに対して2倍のエミッタ面積とされてい
る。
【0013】トランジスタQ22,Q23はベースを共
通接続され、トランジスタQ22のベースとコレクタと
の間を短絡されてカレントミラー回路を構成している。
トランジスタQ22のコレクタは抵抗R21の一端に接
続され、抵抗R21の他端は接地されている。トランジ
スタQ23のコレクタは電流出力端子32と接続されて
いる。抵抗R21はトリミング抵抗R1,R2と同じ拡
散抵抗で、例えば同一の拡散課程で形成される。このた
め、抵抗R21はトリミング抵抗R1,R2と同じ温度
特性を持つ。この電流出力端子32が図2に示すトリミ
ング抵抗R1,R2に接続される。
通接続され、トランジスタQ22のベースとコレクタと
の間を短絡されてカレントミラー回路を構成している。
トランジスタQ22のコレクタは抵抗R21の一端に接
続され、抵抗R21の他端は接地されている。トランジ
スタQ23のコレクタは電流出力端子32と接続されて
いる。抵抗R21はトリミング抵抗R1,R2と同じ拡
散抵抗で、例えば同一の拡散課程で形成される。このた
め、抵抗R21はトリミング抵抗R1,R2と同じ温度
特性を持つ。この電流出力端子32が図2に示すトリミ
ング抵抗R1,R2に接続される。
【0014】ここで、電源Vccから定電流源30を介
してトランジスタQ21,ツェナーダイオードDzを通
して電流が流れる。また、カレントミラー構成のトラン
ジスタQ22とトランジスタQ23それぞれのエミッタ
には同量の電流が流れ、電流出力端子32から流れ出す
電流I0 は次式で表される。 I0 =Vb/R21 …(3) 但し、Vbは抵抗R21の両端間電圧である。
してトランジスタQ21,ツェナーダイオードDzを通
して電流が流れる。また、カレントミラー構成のトラン
ジスタQ22とトランジスタQ23それぞれのエミッタ
には同量の電流が流れ、電流出力端子32から流れ出す
電流I0 は次式で表される。 I0 =Vb/R21 …(3) 但し、Vbは抵抗R21の両端間電圧である。
【0015】このとき、トランジスタQ21のコレクタ
である点Aの電圧は、ツェナーダイオードDzのツェナ
ー電圧にトランジスタQ21のベース・エミッタ間の順
方向降下電圧VBEを加算した値であり、ツェナーダイオ
ードDzの温度特性が零であるため、−2[mV/℃]
程度の温度特性を有している。そして、トランジスタQ
22のコレクタである点Bでは、点Aの電圧からトラン
ジスタQ22のベース・エミッタ間の順方向降下電圧V
BEを減算した値であり、温度特性が零である。つまり、
点Bの電圧Vbは温度変化の影響を受けない。このた
め、(3)式で表され、温度特性を持つ抵抗R21の影
響を受け電流出力端子32から流れ出す電流I0 がトリ
ミング抵抗R1,R2を流れ、これにより生じる電圧降
下は温度特性が零となる。
である点Aの電圧は、ツェナーダイオードDzのツェナ
ー電圧にトランジスタQ21のベース・エミッタ間の順
方向降下電圧VBEを加算した値であり、ツェナーダイオ
ードDzの温度特性が零であるため、−2[mV/℃]
程度の温度特性を有している。そして、トランジスタQ
22のコレクタである点Bでは、点Aの電圧からトラン
ジスタQ22のベース・エミッタ間の順方向降下電圧V
BEを減算した値であり、温度特性が零である。つまり、
点Bの電圧Vbは温度変化の影響を受けない。このた
め、(3)式で表され、温度特性を持つ抵抗R21の影
響を受け電流出力端子32から流れ出す電流I0 がトリ
ミング抵抗R1,R2を流れ、これにより生じる電圧降
下は温度特性が零となる。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、定電流源回路を、零の温度
特性を持つツェナーダイオードと、ツェナーダイオード
に直列接続されるダイオード接続された第1トランジス
タと、並列に接続されるカレントミラーを構成する第
2,第3のトランジスタと、第2トランジスタに直列接
続されトリミング抵抗と同様の温度特性を持つ抵抗とで
構成し、第3トランジスタからトリミング抵抗に電流を
供給するため、抵抗とトリミング抵抗との温度特性が相
殺され、温度変化によってオフセット電圧が変化するこ
とを防止できる。
特性を持つツェナーダイオードと、ツェナーダイオード
に直列接続されるダイオード接続された第1トランジス
タと、並列に接続されるカレントミラーを構成する第
2,第3のトランジスタと、第2トランジスタに直列接
続されトリミング抵抗と同様の温度特性を持つ抵抗とで
構成し、第3トランジスタからトリミング抵抗に電流を
供給するため、抵抗とトリミング抵抗との温度特性が相
殺され、温度変化によってオフセット電圧が変化するこ
とを防止できる。
【図1】本発明のオフセット電圧トリミング回路に適用
される定電流源回路の一実施例の回路図である。
される定電流源回路の一実施例の回路図である。
【図2】センスアンプ回路のオフセット電圧トリミング
回路の一実施例の構成図である。
回路の一実施例の構成図である。
【図3】トリミング抵抗R1,R2を説明するための図
である。
である。
【図4】従来のオフセット電圧トリミング回路に適用さ
れる定電流源回路の一実施例の回路図である。
れる定電流源回路の一実施例の回路図である。
Q21,Q22,Q23 pnpトランジスタ R1,R2 トリミング抵抗 R21 抵抗 15,16,30 定電流源 32 電流出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ41 KB13 KB74 QQ04 QQ08 QQ10 QQ13 5H430 BB01 BB05 BB11 EE03 EE09 FF12 GG02 LA21 LA22 LB02 5J091 AA01 AA12 AA58 CA02 CA13 CA31 FA08 HA02 HA08 HA20 HA25 HA26 KA02 KA05 KA09 KA12 KA47 MA19 MA21 TA01
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の温度特性を持つトリミング抵抗に
定電流源回路から電流を流しオフセット電圧を得るオフ
セット電圧トリミング回路において、 前記定電流源回路を、 零の温度特性を持つツェナーダイオードと、 前記ツェナーダイオードに直列接続されるダイオード接
続された第1トランジスタと、 前記並列に接続されるカレントミラーを構成する第2,
第3のトランジスタと、 前記第2トランジスタに直列接続され前記トリミング抵
抗と同様の温度特性を持つ抵抗とで構成し、 前記第3トランジスタから前記トリミング抵抗に電流を
供給することを特徴とするオフセット電圧トリミング回
路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241937A JP2000075942A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | オフセット電圧トリミング回路 |
US09/364,009 US6285258B1 (en) | 1998-08-27 | 1999-07-29 | Offset voltage trimming circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241937A JP2000075942A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | オフセット電圧トリミング回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000075942A true JP2000075942A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17081796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10241937A Pending JP2000075942A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | オフセット電圧トリミング回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6285258B1 (ja) |
JP (1) | JP2000075942A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100694466B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2007-03-12 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 전류 보상 바이어스 회로 |
JP2008301083A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 差動信号生成回路 |
JP2014153780A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Ricoh Co Ltd | 定電流回路 |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
US7356716B2 (en) * | 2005-02-24 | 2008-04-08 | International Business Machines Corporation | System and method for automatic calibration of a reference voltage |
US7433790B2 (en) * | 2005-06-06 | 2008-10-07 | Standard Microsystems Corporation | Automatic reference voltage trimming technique |
US7956679B2 (en) * | 2009-07-29 | 2011-06-07 | Freescale Semiconductor, Inc. | Differential amplifier with offset voltage trimming |
US10218339B2 (en) | 2017-07-27 | 2019-02-26 | Nxp Usa, Inc. | Voltage monitor with a trmimming circuit and method therefore |
US10924066B2 (en) * | 2018-10-11 | 2021-02-16 | Semiconductor Components Industries, Llc | Offset voltage trimming for operational amplifiers |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4038607A (en) * | 1976-08-23 | 1977-07-26 | Rca Corporation | Complementary field effect transistor amplifier |
JPS57160206A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 | Toshiba Corp | Fine current source circuit |
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