JP2000075499A - 感光性樹脂版の洗い出し装置 - Google Patents

感光性樹脂版の洗い出し装置

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JP2000075499A
JP2000075499A JP10245645A JP24564598A JP2000075499A JP 2000075499 A JP2000075499 A JP 2000075499A JP 10245645 A JP10245645 A JP 10245645A JP 24564598 A JP24564598 A JP 24564598A JP 2000075499 A JP2000075499 A JP 2000075499A
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健二 安田
Tsukasa Motokawa
司 本川
Toshiya Takagi
利哉 高木
Takaaki Hirai
隆昭 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性樹脂版を容易に洗い出し装置本体に対
して出し入れできる装置を提供する。 【解決手段】 上方に付勢されたロッド34上端のロー
ラ36が円盤31の凹部32に嵌り込むことで、反転部
材10の旋回は阻止され、固定部材20は吸着板26が
下方を向いた状態のまま保持される。この状態から、レ
バー35の先端を足で踏み付けると、スプリング37に
抗してロッド34が下がり、ローラ36が円盤31の凹
部32から抜け、反転部材10は軸7,8を中心に回転
可能となる。そこで、反転部材10を軸7,8を中心に
180°回転せしめることで、固定部材20を上下反転
し、吸着板26が上方を向いた状態にし、レバー35か
ら足を離す。すると、ローラ36が上昇し円盤31の凹
部33に嵌り込み上下反転した水平状態でロックされ
る。このロックされた状態で吸着板26に対し、感光性
樹脂版Wの取り付けと取り外しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は凸版印刷用の版材と
して使用される感光性樹脂版の洗い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】凸版印刷用の版材の一般的な製版方法
は、先ずプラスチックフィルムや金属板等の支持体上に
感光性樹脂層を形成した感光性樹脂版の表面にネガフィ
ルムを密着させて紫外線を照射(露光)し、紫外線が照
射された部分(潜像)を光重合させ、次いで紫外線が照
射されなかった部分を溶剤によって除去するようにして
いる。
【0003】上記のような製版方法を実施するための装
置として、特開平5−80498号公報及び特開平5−
232712号公報に開示される装置が知られている。
これらの装置はいずれも、洗い出し部(現像部)、浄化
部、乾燥部及び後露光部をこの順番で水平方向に配置し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行例に限ら
ず従来の製版装置は、露光後の感光性樹脂版を洗い出し
部に投入するには、作業者が露光部から感光性樹脂版を
運んできて位置決めして投入するようにしている。
【0005】しかしながら、感光性樹脂版は重量が大
で、最近では印刷の効率化を図るため、1m×2m程度
の大きさの凸版印刷用の版材まで提供されており、極め
て重く撓み性があって作業が大変である。
【0006】また、露光面を下にして洗い出し作業を行
うには、感光性樹脂版を反転させた状態で洗い出し装置
に送り込まなければならず、その作業も感光性樹脂版が
重くなったり、撓むと面倒である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、洗い出し装置本体とセット台とこれら洗い出し
装置本体とセット台との間で受け渡される感光性樹脂版
の固定部材とを含んで感光性樹脂版の洗い出し装置を構
成し、前記洗い出し装置本体には前記固定部材を保持す
る保持部材と感光性樹脂版の表面を擦るブラシを設け、
また前記セット台には前記固定部材を保持して上下反転
させる反転部材を設けた。このような構成とすること
で、撓み性があって重量物である感光性樹脂版を容易に
洗い出し装置本体に対して搬入・搬出することができ
る。
【0008】前記固定部材には合成ゴム、軟質塩化ビニ
ル、感光性樹脂版と同じ材質などからなる吸着板を取り
付けることが可能である。このようにすると、吸着板の
表面を溶剤で多少濡らすだけで吸着板表面に感光性樹脂
版を直に固定することができ、作業性が向上する。特
に、感光性樹脂版と同じ材質からなる吸着板が好まし
い。
【0009】また、ロック装置を用いて前記反転部材を
所定の位置に固定することで、安全性と作業性の両方を
向上させることができる。
【0010】更に、前記セット台を洗い出し装置本体か
ら分離可能としてもよい。このようにすることで、装置
の配置構成に自由度が増す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
感光性樹脂版の洗い出し装置の全体平面図、図2はセッ
ト台の正面図、図3はセット台の側面図であり、洗い出
し装置はセット台1と洗い出し装置本体50からなる。
【0012】実施例にあってはセット台1は洗い出し装
置本体50の正面側に配置され、正面から洗い出し装置
本体50に対して感光性樹脂板を出し入れ可能としてい
る。尚、セット台1は洗い出し装置本体50に対して分
離可能とされているので、洗い出し装置本体50の構成
に応じて、背面側或いは側面にセット台1を配置するこ
とも可能である。
【0013】セット台1は図2及び図3に示すように、
ベース2の左右に支柱3,4を立設し、ベース2には移
動用のキャスター5と、床面に固定するための固定脚6
を設け、支柱3,4の上端部にはそれぞれ軸7,8を回
転自在に支持し、これら軸7,8間に反転部材10を設
けている。
【0014】反転部材10は前記軸7に取り付けられる
前後方向メンバ11、前記軸8に取り付けられる前後方
向メンバ12、及びこれら前後方向メンバ11、12間
に架設される左右方向メンバ13からなり、前後方向メ
ンバ11、12には、感光性樹脂版の固定部材20を移
動可能に支持するためのローラ11a,12aと、固定
部材20をローラ11a,12aに押し付けて固定部材
20を反転部材10に対して固定する押圧部材11b,
12bを設けている。
【0015】ここで、固定部材20は支持プレート21
の両端に前記ローラ11a,12aに係止するフック2
2,23を備え、一方のフック22には前記ローラ11
aに形成した溝に係合する突起22aを設け、ローラ1
1a,12a上にフック22,23を載置するように反
転部材10に固定部材20を搬入することで自動的に固
定部材20の左右方向の位置決めがなされるようにして
いる。
【0016】また、支持プレート21の中央寄りの位置
にも、フック24,25を取り付けている。これらフッ
ク24,25は後述する洗い出し装置本体50に設けた
保持部材のレールに係止するものであり、一方のフック
24には前記フック22と同様に固定部材20の左右方
向の位置決めを行うための突起24aを設けている。
【0017】更に、支持プレート21には感光性樹脂版
Wと同じ材質からなる吸着板26が取り付けられてい
る。この吸着板26の表面が溶剤で濡れると膨潤して粘
着性を示すので、感光性樹脂版Wを押し付けるだけで吸
着板26の表面に感光性樹脂版Wが固着される。そし
て、この状態で洗い出し作業を行っても感光性樹脂版W
はズレたり吸着板26から落下することはないが、洗い
出し作業後に簡単に引き剥がすことができる。また、溶
剤が揮発すると、膨潤、粘着性もなくなる。
【0018】前記一方の支柱3の側方には前記反転部材
10の旋回を阻止するロック装置30を配置している。
ロック装置30は、前記軸7に円盤31を取り付け、こ
の円盤31の外周部に凹部32,33を形成し、また円
盤31の下方に上下方向のロッド34を配置し、このロ
ッド34の下端をベース2に基端部が枢支されたレバー
35の中間部に結合し、該ロッド34の上端にローラ3
6を取り付け、更にロッド34の中間に設けたフランジ
と支柱3に設けたフランジとの間にスプリング37を縮
装し、ロッド34を上方に付勢している。
【0019】而して、通常の場合にはロッド34が上方
に付勢されているので、ロッド34上端のローラ36が
円盤31の凹部32に嵌り込み、反転部材10の旋回は
阻止され、固定部材20は吸着板26が下方を向いた状
態のまま保持される。
【0020】上記の状態から、レバー35の先端を足で
踏み付けると、スプリング37に抗してロッド34が下
がり、ローラ36が円盤31の凹部32から抜け出る。
その結果、反転部材10は軸7,8を中心に回転可能と
なる。そこで、軸7,8を中心に反転部材10を180
°回転せしめることで、固定部材20を上下反転し、吸
着板26が上方を向いた状態にし、レバー35から足を
離す。すると、ローラ36が上昇し円盤31の凹部33
に嵌り込み上下反転した水平状態でロックされる。この
ロックされた状態で吸着板26に対し、感光性樹脂版W
の取り付けと取り外しを行う。尚、反転部材10を回転
させる際には、押圧部材11b,12bによって固定部
材20を反転部材10側に固定しておく必要がある。
【0021】次に、洗い出し装置本体50について図4
乃至図11に基づいて説明する。ここで、図4は洗い出
し装置本体の平面図、図5は洗い出し装置本体の正面
図、図6は洗い出し装置本体の側面図、図7は感光性樹
脂版の固定部材を保持する保持部材の平面図、図8は図
7のAーA線断面図、図9は図7のBーB線断面図、図
10は図8のCーC方向矢視図である。
【0022】洗い出し装置本体50は外枠51のセット
台1と対向する前面部に固定部材20が出入りするため
の窓部52を設け、この窓部52をシリンダユニットの
作動で上下するシャッター53で開閉するようにしてい
る。尚、外枠51は上下に分割され上半分はシリンダユ
ニット51aの作動によって昇降動可能になっている。
【0023】また、洗い出し装置本体50内にはフレー
ム54に感光性樹脂板の現像液となる溶剤を満たしたパ
ン55を支持している。このパン55は底面が一方向に
傾斜することで溶剤に流れを形成し、循環できる構成に
している。
【0024】また、前記フレーム54には洗い出し作業
を行うブラシローラ群56を支持している。ブラシロー
ラ群56は複数のブラシローラ56a…をその軸が前後
方向で且つ平行で更に隣接するローラ同士のブラシ間の
間隔が出来るだけ小さくなるように配置されている。
【0025】またブラシローラ56aの回転は、ローラ
軸に取り付けたスプロケット56bにモータ57によっ
て走行するチェーン58を係合することで行っている。
特に、チェーン58の掛け渡しを千鳥状に行うことで、
隣接するブラシローラ56aが夫々反対方向に回転する
ようにしている。
【0026】また、前記窓部52とブラシローラ群56
との間には、拭き取り用ブラシローラ61とリンス用ブ
ラシローラ62を配置している。これら拭き取り用ブラ
シローラ61とリンス用ブラシローラ62は軸を左右方
向に平行に配置しており、若干拭き取り用ブラシローラ
61の方を高く設定している。
【0027】一方、ブラシローラ群56の上方には移動
枠体70を配置している。この移動枠体70は図6に示
すように、後端部が洗い出し装置本体50の外枠51に
設けた左右方向のレール71に係合し、前端部がローラ
72を介して洗い出し装置本体50のフレームに支持さ
れ、図4に示すように、移動枠体70に設けたナット部
材73に螺合するスクリューネジ74をモータ75によ
って正逆回転せしめることで、左右方向に往復動する。
【0028】また前記移動枠体70には左右方向の軸7
6,76を設け、これら軸76,76にレバー77,7
7の一端を回動可能に取り付け、このレバー77,77
の他端に軸78,78を介して昇降体79を支持してい
る。
【0029】そして、昇降体79上には図7に示すよう
に、モータ80を設け、このモータ80によって回転す
るギヤ81を前記軸76に固着したギヤ82に噛合して
いる。而して、図11(a)に示す状態から、モータ8
0を駆動することで軸76が回動し、この回動につれて
レバー77が回動し、レバー77に取り付けられている
昇降体79が図11(b)に示すように下降する。
【0030】尚、図7及び図9に示すように、レバー7
7,77は同時に回動するようにリンク83で連結して
いる。
【0031】また、図9に示すように、昇降体79の下
面にはガイド84,84を設け、このガイド84に保持
部材90に取り付けたロッド91を挿通し、昇降体79
に保持部材90を垂下している。
【0032】保持部材90は洗い出し装置本体50とセ
ット台1との間で受け渡される感光性樹脂版Wの固定部
材20を保持する部材であり、その上面には図10に示
すように2本の突条92,92が隙間をもって取り付け
られており、一方、前記昇降体79には別のモータ93
が固設され、このモータ93の軸は図8に示すように、
昇降体79に形成した孔79aを貫通して下方に突出
し、その先端にクランク94が固着され、更にクランク
94の先端にはローラ95が取り付けられ、このローラ
95が前記突条92,92間に臨んでいる。
【0033】また、保持部材90には固定部材20のフ
ック24,25の下面を支持するローラ96が設けら
れ、更にこのローラ96にフック24,25を押し付け
て固定部材20を保持部材90にロックするための押圧
部材97を設けている。
【0034】而して、モータ93を駆動することでロー
ラ95は円運動をするが、この円運動はロッド91がガ
イド84に挿通していることから直線動に変換され、固
定部材20は前後方向に往復動する。尚、前記したよう
に、固定部材20を支持している昇降体79は移動枠体
70に支持され、この移動枠体70はモータ75の駆動
で左右方向に往復動するので、結局、固定部材20は前
後方向の往復動と左右方向の往復動が合成された軌跡を
描くように移動する。
【0035】更に、図5及び図6に示すように、枠体5
1の天井部からフレーム100,100を垂下し、これ
らフレーム100,100間に左右方向の軸101を通
し、この軸101の両端に駆動スプロケット102を固
着し、一方、図4にも示すように駆動スプロケット10
2と同様の支持構造で被動スプロケット103を設け、
これら駆動スプロケット102と被動スプロケット10
3間にチェーン104を掛け渡し、モータ106を駆動
することで、チェーン104が走行する構成にしてい
る。
【0036】また、前記チェーン104にはフック10
5を所定間隔で取り付け、このフック105が前記固定
部材20のフック22,23に係止することで固定部材
20を洗い出し装置本体50内への引き込み及び取り出
しを行う。即ち、モータ106を正転駆動することで、
チェーン104を正方向に移動させ、このとき、フック
105を固定部材20のフック22,23に係止するこ
とで、洗い出し装置本体50内への引き込みを行い、モ
ータ106を逆転駆動することで、チェーン104を逆
方向に移動させ、このとき、フック105を固定部材2
0のフック22,23に係止することで、洗い出し装置
本体50内から取り出しを行う。
【0037】次に、上記の洗い出し装置を用いた洗い出
し(現像)方法について説明する。尚、説明は図3に示
した状態を出発点とする。
【0038】先ず、押圧部材11b,12bを作動させ
て反転部材10に固定部材20を固定し、この状態でレ
バー35を踏み込んでロック状態を解除し、反転部材1
0を180°回転させ、固定部材20の上下を反転し、
吸着板26が上面になるようにする。
【0039】次いで、レバー35を元に戻し、ローラ3
6を円盤31の凹部33に係合させ反転状態でロック
し、この状態で吸着板26上に露光が終了した感光性樹
脂板Wをセットする。
【0040】感光性樹脂板Wのセットが完了したら、固
定部材20を反転させた後、押圧部材11b,12bに
よる固定状態を解除し、固定部材20を窓部52を介し
て洗い出し装置本体50内へ押し込む。すると、洗い出
し装置本体50内で走行しているチェーン104に取り
付けたフック105が固定部材20のフック22,23
に係合し、固定部材20を洗い出し装置本体50内に引
き込む。
【0041】固定部材20が洗い出し装置本体50内に
引き込まれると、固定部材20のフック24,25が保
持部材90のローラ96に乗り上げ、押圧部材97の作
動により固定部材20は保持部材90にロックされる。
【0042】以上の操作で、固定部材20が保持部材9
0に乗り移ったならば、洗い出し中の溶剤の飛散を防止
するために窓部52のシャッター53を閉じ、モータ7
5,93を駆動し、下面に感光性樹脂板Wを固着した固
定部材20に前後方向及び左右方向の往復動が合成され
た軌跡を描く運動を行わせる。このとき、固定部材20
の下方に位置するブラシローラ群56は既に回転してい
る。
【0043】次いで、モータ80を駆動して保持部材9
0を図11(a)に示す状態から(b)に示す状態ま下
降せしめる。すると、固定部材20の吸着板26に保持
された感光性樹脂板Wの表面がブラシローラ群56に接
触し、感光性樹脂板Wの表面のうち紫外線が照射されな
かった部分が溶剤に溶けローラによって掻き取られる。
【0044】以上の操作によって、洗い出し作業が終了
したならば、前記と逆の操作により、処理後の感光性樹
脂板Wをセット台1に戻し、再び固定部材20を反転
し、吸着板26から処理後の感光性樹脂板Wを剥がすと
ともに、新たな感光性樹脂板Wを取り付け、同様の操作
を繰り返す。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
感光性樹脂版の洗い出し装置を、洗い出し装置本体とセ
ット台とこれら洗い出し装置本体とセット台との間で受
け渡される感光性樹脂版の固定部材とを含んで構成し、
前記洗い出し装置本体には前記固定部材を保持する保持
部材と感光性樹脂版の表面を擦るブラシを設け、また前
記セット台には前記固定部材を保持して上下反転させる
反転部材を設けたので、重量物である感光性樹脂版を容
易に洗い出し装置本体に対して搬入・搬出することがで
きる。
【0046】また、固定部材に感光性樹脂版と同じ材質
からなる吸着板を取り付けることで、吸着板の表面を溶
剤で多少濡らすだけで感光性樹脂版を直に平滑に固定す
ることができ、作業性が向上する。
【0047】また、ロック装置を用いて前記反転部材を
所定の位置に固定することで、安全性と作業性の両方を
向上させることができる。更に、前記セット台を洗い出
し装置本体から分離可能とすることで、装置の配置構成
に自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光性樹脂版の洗い出し装置の全
体平面図
【図2】セット台の正面図
【図3】セット台の側面図
【図4】洗い出し装置本体の平面図
【図5】洗い出し装置本体の正面図
【図6】洗い出し装置本体の側面図
【図7】感光性樹脂版の固定部材を保持する保持部材の
平面図
【図8】図7のAーA線断面図
【図9】図7のBーB線断面図
【図10】図8のCーC方向矢視図
【図11】(a)は保持部材が上昇位置にある状態を示
す側面図、(b)は保持部材が下降位置にある状態を示
す側面図
【符号の説明】
1…セット台、2…ベース、3,4…支柱、5…キャス
ター、6…固定脚、7,8…軸、10…反転部材、1
1,12…前後方向メンバ、11a,12a…ローラ、
11b,12b…押圧部材、13…左右方向メンバ、2
0…固定部材、21…支持プレート、22,23,2
4,25…フック、22a,24a…突起、26…吸着
板、30…ロック装置、31…円盤、32,33…凹
部、34…ロッド、35…レバー、36…ローラ、37
…スプリング、50…洗い出し装置本体、51…外枠、
51a…シリンダユニット、52…窓部、53…シャッ
ター、54…フレーム、55…パン、56…ブラシロー
ラ群、56a…ブラシローラ、56b…スプロケット、
57…モータ、58…チェーン、61…拭き取り用ブラ
シローラ、62…リンス用ブラシローラ、70…移動枠
体、71…レール、72…ローラ、73…ナット部材、
74…スクリューネジ、75…モータ、76…軸、77
…レバー、78…軸、79…昇降体、80…モータ、8
1,82…ギヤ、83…リンク、84…ガイド、90…
保持部材、91…ロッド、92…突条、93…モータ、
94…クランク、95,96…ローラ、97…押圧部
材、100…フレーム、101…軸、102…駆動スプ
ロケット、103…被動スプロケット、104…チェー
ン、105…フック、106…モータ、W…感光性樹脂
板。
フロントページの続き (72)発明者 高木 利哉 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 平井 隆昭 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA02 GA27 JA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い出し装置本体とセット台とこれら洗
    い出し装置本体とセット台との間で受け渡される感光性
    樹脂版の固定部材とを備えた洗い出し装置であって、前
    記洗い出し装置本体には前記固定部材を保持する保持部
    材と感光性樹脂版の表面を擦るブラシが設けられ、また
    前記セット台には前記固定部材を保持して上下反転させ
    る反転部材が設けられていることを特徴とする感光性樹
    脂版の洗い出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感光性樹脂版の洗い出
    し装置において、前記固定部材には吸着板が取り付けら
    れていることを特徴とする感光性樹脂版の洗い出し装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の感光性樹脂版の洗い出
    し装置において、前記反転部材は所定の位置を維持する
    ためのロック装置を備えていることを特徴とする感光性
    樹脂版の洗い出し装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の感光性樹
    脂版の洗い出し装置において、前記セット台は洗い出し
    装置本体から分離可能とされていることを特徴とする感
    光性樹脂版の洗い出し装置。
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