JP2000074944A - ムーブメント - Google Patents

ムーブメント

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JP2000074944A
JP2000074944A JP10246665A JP24666598A JP2000074944A JP 2000074944 A JP2000074944 A JP 2000074944A JP 10246665 A JP10246665 A JP 10246665A JP 24666598 A JP24666598 A JP 24666598A JP 2000074944 A JP2000074944 A JP 2000074944A
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    • H02K3/47Air-gap windings, i.e. iron-free windings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R5/00Instruments for converting a single current or a single voltage into a mechanical displacement
    • G01R5/14Moving-iron instruments
    • G01R5/16Moving-iron instruments with pivoting magnet
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K26/00Machines adapted to function as torque motors, i.e. to exert a torque when stalled
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/08Insulating casings

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コイル用の巻線をコイルボビンに弛みなく均
一に且つ損傷を与えることなく簡単に巻回することがで
き、全体としてコンパクトな構造にすることができ、し
かも、組付けが容易となる構造のムーブメントを提供す
る。 【解決手段】 コイル8を卷回した一対の内側ボビンア
ッシー6,6を、それぞれ、それらの断面矩形の空洞部
6bを通じてケース1を挟み付けるようにして、ケース
1の外周にスライドセットし、コイル8を卷回した一対
の外側ボビンアッシー7,7を、それぞれ、それらの断
面矩形の空洞部7bを通じて一対の内側ボビンアッシー
6,6を挟み付けるようにして、一対の内側ボビンアッ
シー6,6の外周にスライドセットする。内側ボビンア
ッシー6及び外側ボビンアッシー7の外側の枠板6a,
7aの中央部分にはそれぞれ端子11が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、航空機、船
舶等の指示計器において用いられるムーブメントに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、互いに直交する磁界を発生す
る一対のコイルにそれぞれ測定量に応じて変化する電流
を流し、前記一対のコイルがそれぞれ発生する磁界を合
成した合成磁界の方向にマグネットロータを回転させ、
このマグネットロータと共に回転する指針により測定量
の表示を行うようにしたクロスコイルを有するムーブメ
ントを具備する指示計器が多く用いられている。
【0003】図4は、このような従来のクロスコイルを
有するムーブメントを具備する指示計器の説明図であ
り、図5は、そのムーブメントの拡大説明図であり、そ
して、図6は、そのクロスコイルの概念図であって、
(a)は、内側コイルと外側コイルとが交差している状
態を示し、(b)は、内側コイルがコイルボビンのケー
スを卷回している状態を示している。
【0004】以下、図4〜6を用いて従来のクロスコイ
ルを有するムーブメント及びそれを具備する指示計器を
説明する。図4,5に示すように、指示計器100のム
ーブメント103のシールドケース111の内部には、
内側コイル105aと外側コイル105bとからなるク
ロスコイル105を卷回したコイルボビン104が収容
されている。コイルボビン104は、上側ケース104
a、下側ケース104b、フランジ104c、膨出部1
04d及びマグネットロータ収容部104eを有してい
る。マグネットロータ収容部104eは、上側ケース1
04a及び下側ケース104bによって形成された空間
よりなり、そこには、指針軸107が嵌合された円板状
のマグネットロータ106が回転自在に配設されてい
る。上側ケース104a及び下側ケース104bは、固
定ねじ113により圧接・一体化され、そして、かかる
圧接・一体化された上側ケース104a及び下側ケース
104bは、図6(a),(b)に示すように、内側コ
イル105a及び外側コイル105bによってクロスさ
れるようにコイルボビン104に卷回されている。図6
において、104aは上側ケースであり、また、107
は指針軸である。
【0005】前記固定ねじ113は、クロスコイル10
5に電流を供給するターミナル端子としても機能してい
る。即ち、この固定ねじ113は、指針軸107に直角
径方向に90度間隔で4本設けられ、固定ねじ113の
上端部には上記クロスコイル105を構成する内側コイ
ル105a及び外側コイル105bの先端部が個別に接
続されている。一方、固定ねじの下端部には、プリント
配線基板112が配設されている。このプリント配線基
板112には、制御部からの電流信号を供給するための
配線パターン(図示せず)が印刷され、プリント配線基
板112が固定ねじ113で固着されることにより、前
記配線パターンと固定ねじ113との電気的接続がなさ
れている。
【0006】上側ケース104aの中央部には、略円柱
状の膨出部104dがクロスコイル105の外にはみ出
して設けられている。この膨出部104dの中央には、
小孔が設けられ、その小孔にマグネットロータ106に
嵌合された指針軸107が回転可能に遊挿されている。
【0007】コイルボビン104の上方面の径方向の対
象位置には、文字板114及び導光板116よりなる表
示板102を取付するための取付部となる一対のフラン
ジ104cが突出形成されている。このフランジ104
cと文字板114及び導光板116よりなる表示板10
2とは止めねじ115により互いに固定されている。こ
の表示板102の所定位置には、孔が形成され、この孔
から上記膨出部104dの中心に遊挿された指針軸10
7が突出するように設けられている。
【0008】指針117は、楔形状をした指針本体11
7aとこの指針本体117aの回転中心に取り付けられ
た指針キャップ117bを有しており、そして、その指
針本体117aの回転中心に上記表示板102から突出
した指針軸107の上端が嵌合されている。文字板11
4には、表示する情報量を示す目盛りが印刷されてい
る。108は、ひげゼンマイである。
【0009】また、コイルボビンを、マグネットロータ
の収納ケースとなる本体部分と、この本体部分の外周に
取着されコイルの巻線が巻回されるコイルアッシーと、
に分割して構成し、該マグネットロータの収納ケースと
なる本体部分に直行する方向でコイルアッシーを取り付
けたムーブメントも用いられている。図7は、このよう
なマグネットロータの収納ケースとなる本体部分に直行
する方向でコイルアッシーを取り付けた従来のムブメン
トの分解斜視図であり、図8は、他の従来のムーブメン
トの分解斜視図であり、そして、図9は、さらに他の従
来のムーブメントの斜視図である。
【0010】例えば、実開平3−110373号公報に
開示された可動磁石を有するムーブメントでは、図7に
示すように、マグネットロータとなる磁石を内部に収容
した上下のボビン21a,21bからなる平面視矩形の
ボビン21の4つの側面に、コイル26を巻回した円柱
状のコイル体26aの端面を側方から接着等により取り
付ける構成としている。
【0011】実開平3−78268号公報に開示された
ムーブメントでは、図8に示すように、ケース31内に
収容した円板状の回動磁石38の外側で、この回動磁石
38の周方向に90°ずつ位相をずらしたケース31内
の箇所に、外周に銅線33を巻回しその外側から環状の
ゴムリング34を嵌着した略円板状のコイル体36,3
7を、このコイル体36,37の中心軸方向が回動磁石
38の径方向に合致する姿勢で配置し、ケース31の底
面に各コイル体36,37の端子兼用の足を通して半田
等により固定する構成としている。
【0012】実用新案登録第3002323号明細書に
開示されたムーブメントでは、図9に示すように、マグ
ネットロータとなる磁石を内部に収容した上座41及び
下座42の4つの側面に、磁石の回転軸の径方向外方か
ら、外周にコイル45を巻回した線枠43を取り付け、
この線枠43と上下の座41,42の固定を、コイル4
5の巻回部分の内側の線枠43箇所を貫通する枠孔44
に、上座41及び下座42の4つの側面から外方に突設
した上下の座ほぞ411,421を貫通させて、この座
ほぞ411,421の先端を枠孔44の周縁に係合させ
る構成としている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4〜
6に示す前記従来のクロスコイル105を有するムーブ
メント103においては、コイルボビン104へのクロ
スコイル105の巻回に当たってコイルボビン104を
チャックによりチャッキング保持する際にチャックが邪
魔になってコイル用の巻線をコイルボビン104の所定
箇所に弛みなく均一に巻回するのが難しいという問題が
あった。また、前記の従来のクロスコイルを卷回したム
ーブメント103においては、コイルボビン104の上
側ケース104aの中央部に設けられた膨出部104d
から外方に突出する指針軸107がコイル用の巻線をコ
イルボビン104に巻回する際に邪魔になり、この巻線
が指針軸107に引っ掛かったり先端に乗り上げたりし
て、巻線の断線や巻線の絶縁被覆の剥れ等の損傷が生
じ、そのために、ムーブメント103にショート等の不
良状態が発生するという問題があった。さらに、かかる
ムーブメント103は、複雑な構造を有しているため、
その取付に熟練を要するという問題があった。
【0014】また、図7に示す従来のムーブメントにお
いては、平面視矩形のボビン21の4つの側面にコイル
26を巻回した円柱状のコイル体26aの端面を接着等
により取り付けており、図8に示す従来のムーブメント
においては、ケース31内に収容した円板状の回動磁石
38の外側に略円板状のコイル体36,37を配置して
おり、そして、図9に示す従来のムーブメントにおいて
は、マグネットロータとなる磁石を内部に収容した上座
41及び下座42の4つの側面に、磁石の回転軸の径方
向外方から、外周にコイル45を巻回した線枠43を取
り付けており、これらの従来のムーブメントは、いずれ
も、コイルボビンを、マグネットローターの収納ケース
となる本体部分と、この本体部分の外周にコイルを卷回
したコイルアッシーと、に分割したものとなっているの
で、不必要な空間を含み、そのために、全体として大型
化するという問題があった。
【0015】本発明は、これらの問題を解決することを
目的としている。即ち、本発明は、コイル用の巻線をコ
イルボビンに弛みなく均一に且つ損傷を与えることなく
簡単に巻回することができ、全体としてコンパクトな構
造にすることができ、しかも、組付けが容易となる構造
のムーブメントを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、上記目的
を達成するために、指針軸が嵌合されたマグネットロー
タを内部に回転可能に支持した平面視矩形のケース、断
面矩形の空洞部を有する一対の内側ボビンアッシー、及
び、断面矩形の空洞部を有する一対の外側ボビンアッシ
ーを具備するムーブメントにおいて、コイルを卷回した
一対の内側ボビンアッシーを、それぞれ、それらの断面
矩形の空洞部を通じて前記ケースを挟み付けるようにし
て、前記ケースの外周にスライドセットし、そして、コ
イルを卷回した一対の外側ボビンアッシーを、それぞ
れ、それらの断面矩形の空洞部を通じて前記一対の内側
ボビンアッシーを挟み付けるようにして、前記一対の内
側ボビンアッシーの外周にスライドセットしたことを特
徴とするムーブメントである。
【0017】本第2発明は、第1発明において、内側ボ
ビンアッシー及び外側ボビンアッシーの外側の枠板の中
央部分にそれぞれ端子を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0018】本第3発明は、第1又は2発明において、
端子として上側端子及び下側端子を設けたことを特徴と
するものである。
【0019】本第4発明は、第2又は3発明において、
端子を端子保持部で固定したことを特徴とするものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形
態を示すムーブメントの組立説明図であって、(a)
は、マグネットロータケースに一対の内側ボビンアッシ
ーを組み立てる状態を示す説明図であり、そして、
(b)は、かかる一対の内側ボビンアッシーに一対の外
側ボビンアッシーを組み立てる状態を示す説明図であ
る。図2は、マグネットロータケースの分解斜視図であ
る。図3は、本発明の一実施の形態を示すムーブメント
の平面図である。
【0021】本発明のムーブメントは、図1〜3に示す
ように、指針軸5が嵌合されたマグネットロータ4を内
部に回転可能に支持した平面視矩形のケース1、断面矩
形の空洞部6bを有する一対の内側ボビンアッシー6,
6、及び、断面矩形の空洞部7bを有する一対の外側ボ
ビンアッシー7,7を具備している。平面視矩形のケー
ス1は、上側ケース2及び下側ケース3より構成され、
その上側ケース2の中央部には、膨出部2aが設けられ
ている。この膨出部2aの中央には、小孔2bが設けら
れ、この小孔2bにマグネットロータ4に嵌合された指
針軸5が回転可能に遊挿されている。
【0022】このような部材は、次のように組み立て
る。即ち、コイル8を卷回した一対の内側ボビンアッシ
ー6,6を、それぞれ、それらの断面矩形の空洞部6b
を通じて前記ケース1を挟み付けるようにして、前記ケ
ース1の外周にスライドセットし、また、コイル8を卷
回した一対の外側ボビンアッシー7,7を、それぞれ、
それらの断面矩形の空洞部7bを通じて前記一対の内側
ボビンアッシー6,6を挟み付けるようにして、前記一
対の内側ボビンアッシー6,6の外周にスライドセット
する。
【0023】このように、コイル8を卷回した一対の内
側ボビンアッシー6,6及びコイル8を卷回した一対の
外側ボビンアッシー7,7がケース1の外周にセットさ
れるとクロスコイルが形成される。それ故、クロスコイ
ルでありながらその巻線をコイルボビンに別工程で卷回
することができ、即ち、巻線をこれらのボビンアッシー
のコイルボビンに別工程で卷回することができ、そのた
めに、巻線をコイルボビンに弛みなく均一に卷回して保
持させることができ、しかも、その際、巻線に損傷を生
じさせることもない。
【0024】前記一対の内側ボビンアッシー6,6及び
一対の外側ボビンアッシー7,7の外側の枠板6a,6
a並びに枠板7a,7aの中央部分には、それぞれ、端
子11、好ましくは、上側端子9,9及び下側端子1
0,10が設けられている。このように、端子11が外
側の枠板6a,6a及び枠板7a,7aの中央部分に設
けられているので、一対の内側ボビンアッシー6,6及
び一対の外側ボビンアッシー7,7の組付け時に端子1
1が互いに干渉することはなく、そのために、これらの
端子11は、内側ボビンアッシー6及び外側ボビンアッ
シー7の組付けの障害とはならない。これらの端子11
は、好ましくは、合成樹脂によるインサート成形によ
り、端子保持部9に一体的に固定される。そして、上側
端子9,9は、コイル8に接続され(図示せず)、ま
た、下側端子10,10は、基板に接続される(図示せ
ず)。
【0025】このようにして得られた、ムーブメント
は、図3に示すように、平面視矩形の上側ケース2、そ
の膨出部2a、コイルを有する一対の内側ボビンアッシ
ー6,6、コイルを有する一対の外側ボビンアッシー
7,7、及び、それらのボビンアッシーの外側の枠板6
a,7aの中央部分に設けた端子保持部9がそれぞれ空
き空間をつくらないので、全体としてコンパクトに組付
けられる。
【0026】以上、本第1発明によれば、指針軸が嵌合
されたマグネットロータを内部に回転可能に支持した平
面視矩形のケース、断面矩形の空洞部を有する一対の内
側ボビンアッシー、及び、断面矩形の空洞部を有する一
対の外側ボビンアッシーを具備するムーブメントにおい
て、コイルを卷回した一対の内側ボビンアッシーを、そ
れぞれ、それらの断面矩形の空洞部を通じて前記ケース
を挟み付けるようにして、前記ケースの外周にスライド
セットし、そして、コイルを卷回した一対の外側ボビン
アッシーを、それぞれ、それらの断面矩形の空洞部を通
じて前記一対の内側ボビンアッシーを挟み付けるように
して、前記一対の内側ボビンアッシーの外周にスライド
セットしたので、次の利点がある。即ち、クロスコイル
でありながら巻線を別工程で簡単に行うことができ、そ
のために、コイルボビンに弛みなく均一に巻回するこ
とができ、表示のばらつきを少なくできること、卷回
時に巻線の損傷が生じず、ショート等の不良状態の発生
を防止できること、及び、巻線の多数個取りが可能に
なること、とする利点があり、さらには、全体として
コンパクトな構造にすることができること、及び、ム
ーブメントの組付けが容易となること、とする利点があ
る。
【0027】本第2発明によれば、内側ボビンアッシー
及び外側ボビンアッシーの外側の枠板の中央部分にそれ
ぞれ端子を設けたので、内側ボビンアッシー及び外側ボ
ビンアッシーの組付けの障害にならない、という利点が
ある。
【0028】本第3発明によれば、端子として上側端子
及び下側端子を設けたので、上側端子を容易にコイルに
接続でき、また、下側端子を容易に基板に接続できる、
という利点がある。
【0029】本第4発明によれば、端子を端子保持部で
固定したので、端子を強固に固定できる、という利点が
ある。
【0030】
【発明の効果】コイル用の巻線をコイルボビンに弛みな
く均一に且つ損傷を与えることなく簡単に巻回すること
ができ、全体としてコンパクトな構造にすることがで
き、しかも、組付けが容易となる構造のムーブメントを
提供することができる。また、端子の取付によって発生
する内側ボビンアッシー及び外側ボビンアッシーの組付
けにおける障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すムーブメントの組
立説明図であって、(a)は、マグネットロータケース
に一対の内側ボビンアッシーを組み立てる状態を示す説
明図であり、そして、(b)は、かかる一対の内側ボビ
ンアッシーに一対の外側ボビンアッシーを組み立てる状
態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すムーブメントにお
けるマグネットロータケースの分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示すムーブメントの平
面図である。
【図4】従来のクロスコイルを有するムーブメントの説
明図である。
【図5】図4に示す従来のムーブメントの拡大説明図で
ある。
【図6】図4に示すムーブメントにおけるクロスコイル
の概念図であって、(a)は、内側コイルと外側コイル
とが交差している状態を示し、(b)は、内側コイルが
コイルボビンのケースを卷回している状態を示してい
る。
【図7】図7は、マグネットロータの収納ケースとなる
本体部分に直行する方向でコイルアッシーを取り付けた
従来のムーブメントの分解斜視図である。
【図8】他の従来のムーブメントの分解斜視図であ。
【図9】さらに他の従来のムーブメントの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 上側ケース 3 下側ケース 4 マグネットロータ 5 指針軸 6 内側ボビンアッシー 7 外側ボビンアッシー 6a,7a 枠板 6b,7b 空洞部 8 コイル 9 上側端子 10 下側端子 11 端子 12 端子保持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針軸が嵌合されたマグネットロータを
    内部に回転可能に支持した平面視矩形のケース、断面矩
    形の空洞部を有する一対の内側ボビンアッシー、及び、
    断面矩形の空洞部を有する一対の外側ボビンアッシーを
    具備するムーブメントにおいて、コイルを卷回した一対
    の内側ボビンアッシーを、それぞれ、それらの断面矩形
    の空洞部を通じて前記ケースを挟み付けるようにして、
    前記ケースの外周にスライドセットし、そして、コイル
    を卷回した一対の外側ボビンアッシーを、それぞれ、そ
    れらの断面矩形の空洞部を通じて前記一対の内側ボビン
    アッシーを挟み付けるようにして、前記一対の内側ボビ
    ンアッシーの外周にスライドセットしたことを特徴とす
    るムーブメント。
  2. 【請求項2】 内側ボビンアッシー及び外側ボビンアッ
    シーの外側の枠板の中央部分にそれぞれ端子を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のムーブメント。
  3. 【請求項3】 端子として上側端子及び下側端子を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のムーブメン
    ト。
  4. 【請求項4】 端子を端子保持部で固定したことを特徴
    とする請求項2又は3記載のムーブメント。
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