JP2000074538A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2000074538A
JP2000074538A JP10239039A JP23903998A JP2000074538A JP 2000074538 A JP2000074538 A JP 2000074538A JP 10239039 A JP10239039 A JP 10239039A JP 23903998 A JP23903998 A JP 23903998A JP 2000074538 A JP2000074538 A JP 2000074538A
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光雄 広田
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/025Removal of heat
    • F25B2321/0251Removal of heat by a gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 庫内の空気をムラなく循環させ、庫内の温度
を均一にできる貯蔵庫を提供すること。 【解決手段】 内容器3の奥壁3aのほぼ中央に吸気孔7
を、上部に上部排気孔8aを、下部に下部排気孔8bを形成
する。そしてこの吸気孔7から上部排気孔8a及び下部排
気孔8bに至る通気路12を形成する。そして、温度調節装
置13の内部熱交換部材15を通気路12内の吸気孔7が形成
された位置に露出させ、この内部熱交換部材15に対向さ
せて内部ファン20を設ける。これによって、内部熱交換
部材15によって熱交換された空気が上部排気孔8a及び下
部排気孔8bから庫内へ吹き出して庫内をムラなく循環す
るので、庫内をほぼ均一の所定温度に保持することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、庫内を所定の温度
に保つ貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の貯蔵庫と
しては、冷蔵庫等が一般的である。そしてこれらの冷蔵
庫は、例えば特許第2609957号公報等のように、
庫内の下側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると共
に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の上側から
吹き出すように通風路が構成されているものが知られて
いる。また、特許第2589223号公報等のように、
逆に庫内の上側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると
共に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の下側か
ら吹き出すように通風路が構成されているものも知られ
ている。
【0003】しかしながらこれらの冷蔵庫においては、
いずれも庫内の空気を一側から吸い込み、他側から吹き
出す構成であるため、庫内の温度が比較的不均一になり
やすいという問題点があった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、庫内の温
度を均一にできる貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、開口
部を有する略箱状の本体と、前記開口部を閉蓋する蓋体
と、前記本体内に形成された通気路と、該通気路に熱交
換部を露出させた温度調節装置と、前記通気路に送風す
るファンを有する貯蔵庫であって、前記通気路の吸気孔
を壁面のほぼ中央部に形成すると共に、前記吸気孔の上
下に排気孔を形成したものである。
【0006】本発明は以上のように構成することによ
り、ファンによって庫内の空気が壁面中央部に形成され
た吸気孔から吸い込まれ、熱交換部によって冷却又は加
温された後、上下に分流し、そして吸気孔の上下に形成
した排気孔から庫内に吹き出される。
【0007】また本発明の貯蔵庫は、請求項1におい
て、前記温度調節装置を、ペルチェ効果を有するサーモ
モジュールと、該サーモモジュールの両面に取り付けた
熱交換部とで構成し、前記ファンを、前記熱交換部に対
向させて配置すると共に、前記ファンの羽根が前記熱交
換部とサーモモジュールとが接する位置と対向するよう
にして前記ファンを配置したものである。
【0008】本発明は以上のように構成することによ
り、吸気孔からファンによって熱交換部に送風された空
気が、サーモモジュールと熱交換部の接触位置、即ち最
も低温又は高温となる位置に送られ、この位置に熱を与
え又はこの位置の熱を奪い、通気路を通って排気孔から
庫内へ吹き出される。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図2に基づいて説明する。1は本体であ
り、鋼板で形成された箱状の外装体2と、ステンレス鋼
で形成された箱状の内容器3と、これら外装体2と内容
器3との間に挿入される断熱材4とで構成されている。
外装体2は前方が開口しており、この開口に内向きに接
合部たる枠部5が形成されていると共に、外装体2の後
部のほぼ中央には、取付孔6が形成されている。内容器
3は前方が開口しており、この内容器3の壁面たる奥壁
3aのほぼ中央には吸気孔7が形成されており、また内容
器3の奥壁3aの上部及び下部には、上部排気孔8a及び下
部排気孔8bが形成されていると共に、内容器3の開口に
は外向きに接合部たるフランジ部9が一体に形成されて
いる。そして、内容器3を外装体2内に挿入し、この外
装体2の枠部5にフランジ部9をビス10で固定すること
によって、内容器3は外装体2に取り付けられている。
なお、枠部5とフランジ部9との間には断熱部材11が挿
入されており、この断熱部材11を挟んで、枠部5とフラ
ンジ部9がビス10によって固定されている。また、前記
内容器3の奥壁3aと外装体2の後部との間には、吸気孔
7から上部排気孔8a及び下部排気孔8bに至る通気路12が
形成されている。
【0010】13は前記取付孔6に取り付けられた温度調
節装置である。この温度調節装置13は、ペルチェ効果を
利用した板状のサーモモジュール14の両面に、それぞれ
熱交換部たる内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16を
取り付けて形成されている。なお、このサーモモジュー
ル14は、内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16のほぼ
中央に位置するように、両熱交換部材15、16に挟持され
ている。前記温度調節装置13を取付孔6に取り付ける
と、前記内部熱交換部材15は通気路12内の吸気孔7が形
成された位置に露出すると共に、前記外部熱交換部材16
は外装体2外に露出する。そして、前記外部熱交換部材
16を覆って、前記外装体2の後部には吸気孔17及び排気
孔18が形成されたカバー19が取り付けられている。ま
た、前記内部熱交換部材15に対向して、前記吸気孔7に
内部ファン20が取り付けられていると共に、前記外部熱
交換部材16に対向して、前記吸気孔17に外部ファン21が
取り付けられている。なお、内部ファン20は、内部熱交
換部材15の中央よりもやや上方に偏位して、内部ファン
20の羽根20aが内部熱交換部材15の中央と重なるように
取り付けられており、また外部ファン21も同様に、外部
熱交換部材16の中央よりもやや下方に偏位して、外部フ
ァン16の羽根が外部熱交換部材16の中央と重なるように
取り付けられている。なお、前記内容器3の側面には、
それぞれ対向して複数の棚掛け部22が形成されており、
そしてこの棚掛け部22には、線材で形成された棚部材23
が掛けられている。また、24はゴム足である。
【0011】25は、外装体2の側部に設けられた図示し
ないヒンジ部によって開閉自在に取り付けられた蓋体た
る扉である。該扉25の上部には、扉25の開閉のための手
掛け部26が設けられている。また、扉25の正面の上寄り
には、窓部27が設けられている。更に、扉25の背面外周
部にはマグネットパッキン28が取り付けられていると共
に、背面の窓部27近傍には、水容器29が着脱自在に取り
付けられている。更に前記扉25内には、断熱材30が挿入
されている。
【0012】次に、本発明の実施形態の作用について説
明する。図示しない電源プラグをコンセントに差し込む
と、サーモモジュール14が通電し、内部熱交換部材15が
加熱又は冷却されると共に、外部熱交換部材16が冷却又
は加熱される。そして、内部ファン20によって内部熱交
換部材15に庫内の空気が送られ、この庫内の空気と内部
熱交換部材15との間で熱交換が行われることで、庫内の
空気が加熱又は冷却されると共に、外部ファン21によっ
て外部熱交換部材16に外気が送られ、この外気と外部熱
交換部材16との間で熱交換が行われる。なお、内部熱交
換部材20で熱交換されて冷却又は加温された空気は、こ
の内部熱交換部材20上で上下に分流し、上方に流れた空
気は通気路12を上昇して上部排気孔8aから庫内に吹き出
し、下方に流れた空気は通気孔12を下降して下部排気孔
8bから庫内に吹き出す。そして、これらの動作が連続し
て行われることで、庫内では空気がムラなく循環し、庫
内はほぼ均一の所定温度で保持される。このとき、前記
内部ファン20が前記内部熱交換部材15の中央からやや上
方に偏位して、内部ファン20の羽根20aが内部熱交換部
材15の中央と重なる位置に取り付けられているため、送
風量の多い羽根20aの部分が、内部熱交換部材15で最も
低温又は高温となる中央に対向し、ほとんど無風となる
内部ファン20の中心部が、内部熱交換部材15の中央から
外れているので、庫内の空気と内部熱交換部材15との間
で効率よく熱交換することができる。同様に、前記外部
ファン21が、前記外部熱交換部材16の中央からやや下方
に偏位して、外部ファン21の羽根が外部熱交換部材16の
中央と重なる位置に取り付けられているため、庫外の空
気と外部熱交換部材16との間で効率よく熱交換すること
ができる。
【0013】以上のように本発明は、通気路の吸気孔を
壁面の中央部に形成すると共に、通気路の排気孔を壁面
の上下に形成したことにより、熱交換された空気が庫内
の上方及び下方から庫内へ吹き出し、庫内をムラなく循
環するので、庫内をほぼ均一の所定温度に保持すること
ができ、内容物を安定して保存することができる。
【0014】また本発明は、請求項1において、前記フ
ァンを前記熱交換部に対向させて配置すると共に、前記
ファンの中心部を、前記熱交換部とサーモモジュールと
が接している位置を外して配置したことにより、空気と
熱交換部材との間で効率的に熱交換を行うことができ
る。
【0015】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨内で種々の変形が可能で
ある。例えば、本例では内部ファンを内部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けたが、下方に偏位させて取り
付けてもよい。同様に、外部ファンも外部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けてもよい。また、ファンを左
右方向に変位させて取り付けてもよい。更に、本発明の
実施形態では、内容器の奥壁と外装体の後部との間に通
気路を形成したが、これは他の位置、例えば内容器の側
壁と外装体の側部との間に形成してもよい。さらに、本
発明では、庫内の空気を壁面のほぼ中央に形成した吸気
孔から吸い込み、この吸気孔の上部及び下部に形成した
排気孔から吹き出すように構成したが、壁面のほぼ中央
に排気孔を形成し、この排気孔の上部及び下部に吸気孔
を形成しても、同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】本発明の貯蔵庫は、開口部を有する略箱
状の本体と、前記開口部を閉蓋する蓋体と、前記本体内
に形成された通気路と、該通気路に熱交換部を露出させ
た温度調節装置と、前記通気路に送風するファンを有す
る貯蔵庫であって、前記通気路の吸気孔を壁面のほぼ中
央部に形成すると共に、前記吸気孔の上下に排気孔を形
成したものであり、ファンによって庫内の空気が壁面中
央部に形成された吸気孔から吸い込まれ、熱交換部によ
って冷却又は加温された後、上下に分流し、そして吸気
孔の上下に形成した排気孔から庫内に吹き出すようにし
たので、庫内の空気をムラなく循環させて、庫内をほぼ
均一の所定温度に保持することができ、内容物を安定し
て保存することができる。
【0017】また本発明の貯蔵庫は、請求項1におい
て、前記温度調節装置を、ペルチェ効果を有するサーモ
モジュールと、該サーモモジュールの両面に取り付けた
熱交換部とで構成し、前記ファンを、前記熱交換部に対
向させて配置すると共に、前記ファンの羽根が前記熱交
換部とサーモモジュールとが接する位置と対向するよう
にして前記ファンを配置したものであり、吸気孔からフ
ァンによって熱交換部に送風された空気が、サーモモジ
ュールと熱交換部の接触位置、即ち最も低温又は高温と
なる位置に送られ、この位置に熱を与え又はこの位置の
熱を奪い、通気路を通って排気孔から庫内へ吹き出され
るので、空気と熱交換部材との間で効率的に熱交換を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】同要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 3a 奥壁(壁面) 7 吸気孔 8a 上部排気孔(排気孔) 8b 下部排気孔(排気孔) 12 通気路 13 温度調節装置 14 サーモモジュール 15 内部熱交換部材 16 外部熱交換部材 20 内部ファン(ファン) 20a 羽根 21 外部ファン(ファン)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月28日(1999.7.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 貯蔵庫
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、庫内を所定の温度
に保つ貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の貯蔵庫と
しては、冷蔵庫等が一般的である。そしてこれらの冷蔵
庫は、例えば特許第2609957号公報等のように、
庫内の下側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると共
に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の上側から
吹き出すように通風路が構成されているものが知られて
いる。また、特許第2589223号公報等のように、
逆に庫内の上側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると
共に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の下側か
ら吹き出すように通風路が構成されているものも知られ
ている。
【0003】しかしながらこれらの冷蔵庫においては、
いずれも庫内の空気を一側から吸い込み、他側から吹き
出す構成であるため、庫内の温度が比較的不均一になり
やすいという問題点があった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、庫内の温
度を均一にできる貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、開口
部を有する略箱状の本体と、前記開口部を閉蓋する蓋体
と、前記本体内に形成された通気路と、ペルチェ効果を
有するサーモモジュールと該サーモモジュールの両面に
取り付けた熱交換部とで構成され前記通気路に熱交換部
を露出させた温度調節装置と、前記通気路に送風するフ
ァンを有する貯蔵庫であって、前記通気路の吸気孔を壁
面のほぼ中央部に形成し、前記吸気孔の上下に排気孔を
形成すると共に、前記ファンを前記熱交換部とサーモモ
ジュールとが接する位置から偏位させて、前記ファンの
羽根が前記熱交換部とサーモモジュールとが接する位置
と対向するように配置したものである。
【0006】本発明は以上のように構成することによ
り、ファンによって庫内の空気が壁面中央部に形成され
た吸気孔から吸い込まれ、熱交換部によって冷却又は加
温された後、上下に分流し、そして吸気孔の上下に形成
した排気孔から庫内に吹き出されるばかりでなく、吸気
孔からファンによって熱交換部に送風された空気が、サ
ーモモジュールと熱交換部の接触位置、即ち最も低温又
は高温となる位置に送られ、この位置に熱を与え又はこ
の位置の熱を奪い、通気路を通って排気孔から庫内へ吹
き出される。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図2に基づいて説明する。1は本体であ
り、鋼板で形成された箱状の外装体2と、ステンレス鋼
で形成された箱状の内容器3と、これら外装体2と内容
器3との間に挿入される断熱材4とで構成されている。
外装体2は前方が開口しており、この開口に内向きに接
合部たる枠部5が形成されていると共に、外装体2の後
部のほぼ中央には、取付孔6が形成されている。内容器
3は前方が開口しており、この内容器3の壁面たる奥壁
3aのほぼ中央には吸気孔7が形成されており、また内容
器3の奥壁3aの上部及び下部には、上部排気孔8a及び下
部排気孔8bが形成されていると共に、内容器3の開口に
は外向きに接合部たるフランジ部9が一体に形成されて
いる。そして、内容器3を外装体2内に挿入し、この外
装体2の枠部5にフランジ部9をビス10で固定すること
によって、内容器3は外装体2に取り付けられている。
なお、枠部5とフランジ部9との間には断熱部材11が挿
入されており、この断熱部材11を挟んで、枠部5とフラ
ンジ部9がビス10によって固定されている。また、前記
内容器3の奥壁3aと外装体2の後部との間には、吸気孔
7から上部排気孔8a及び下部排気孔8bに至る通気路12が
形成されている。
【0008】13は前記取付孔6に取り付けられた温度調
節装置である。この温度調節装置13は、ペルチェ効果を
利用した板状のサーモモジュール14の両面に、それぞれ
熱交換部たる内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16を
取り付けて形成されている。なお、このサーモモジュー
ル14は、内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16のほぼ
中央に位置するように、両熱交換部材15、16に挟持され
ている。前記温度調節装置13を取付孔6に取り付ける
と、前記内部熱交換部材15は通気路12内の吸気孔7が形
成された位置に露出すると共に、前記外部熱交換部材16
は外装体2外に露出する。そして、前記外部熱交換部材
16を覆って、前記外装体2の後部には吸気孔17及び排気
孔18が形成されたカバー19が取り付けられている。ま
た、前記内部熱交換部材15に対向して、前記吸気孔7に
内部ファン20が取り付けられていると共に、前記外部熱
交換部材16に対向して、前記吸気孔17に外部ファン21が
取り付けられている。なお、内部ファン20は、内部熱交
換部材15の中央よりもやや上方に偏位して、内部ファン
20の羽根20aが内部熱交換部材15の中央と重なるように
取り付けられており、また外部ファン21も同様に、外部
熱交換部材16の中央よりもやや下方に偏位して、外部フ
ァン16の羽根が外部熱交換部材16の中央と重なるように
取り付けられている。なお、前記内容器3の側面には、
それぞれ対向して複数の棚掛け部22が形成されており、
そしてこの棚掛け部22には、線材で形成された棚部材23
が掛けられている。また、24はゴム足である。
【0009】25は、外装体2の側部に設けられた図示し
ないヒンジ部によって開閉自在に取り付けられた蓋体た
る扉である。該扉25の上部には、扉25の開閉のための手
掛け部26が設けられている。また、扉25の正面の上寄り
には、窓部27が設けられている。更に、扉25の背面外周
部にはマグネットパッキン28が取り付けられていると共
に、背面の窓部27近傍には、水容器29が着脱自在に取り
付けられている。更に前記扉25内には、断熱材30が挿入
されている。
【0010】次に、本発明の実施形態の作用について説
明する。図示しない電源プラグをコンセントに差し込む
と、サーモモジュール14が通電し、内部熱交換部材15が
加熱又は冷却されると共に、外部熱交換部材16が冷却又
は加熱される。そして、内部ファン20によって内部熱交
換部材15に庫内の空気が送られ、この庫内の空気と内部
熱交換部材15との間で熱交換が行われることで、庫内の
空気が加熱又は冷却されると共に、外部ファン21によっ
て外部熱交換部材16に外気が送られ、この外気と外部熱
交換部材16との間で熱交換が行われる。なお、内部熱交
換部材20で熱交換されて冷却又は加温された空気は、こ
の内部熱交換部材20上で上下に分流し、上方に流れた空
気は通気路12を上昇して上部排気孔8aから庫内に吹き出
し、下方に流れた空気は通気孔12を下降して下部排気孔
8bから庫内に吹き出す。そして、これらの動作が連続し
て行われることで、庫内では空気がムラなく循環し、庫
内はほぼ均一の所定温度で保持される。このとき、前記
内部ファン20が前記内部熱交換部材15の中央からやや上
方に偏位して、内部ファン20の羽根20aが内部熱交換部
材15の中央と重なる位置に取り付けられているため、送
風量の多い羽根20aの部分が、内部熱交換部材15で最も
低温又は高温となる中央に対向し、ほとんど無風となる
内部ファン20の中心部が、内部熱交換部材15の中央から
外れているので、庫内の空気と内部熱交換部材15との間
で効率よく熱交換することができる。同様に、前記外部
ファン21が、前記外部熱交換部材16の中央からやや下方
に偏位して、外部ファン21の羽根が外部熱交換部材16の
中央と重なる位置に取り付けられているため、庫外の空
気と外部熱交換部材16との間で効率よく熱交換すること
ができる。
【0011】以上のように本発明は、通気路の吸気孔を
壁面の中央部に形成すると共に、通気路の排気孔を壁面
の上下に形成したことにより、熱交換された空気が庫内
の上方及び下方から庫内へ吹き出し、庫内をムラなく循
環するので、庫内をほぼ均一の所定温度に保持すること
ができ、内容物を安定して保存することができる。
【0012】また本発明は、前記ファンを前記熱交換部
に対向させて配置すると共に、前記ファンの中心部を、
前記熱交換部とサーモモジュールとが接している位置を
外して配置したことにより、空気と熱交換部材との間で
効率的に熱交換を行うことができる。
【0013】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨内で種々の変形が可能で
ある。例えば、本例では内部ファンを内部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けたが、下方に偏位させて取り
付けてもよい。同様に、外部ファンも外部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けてもよい。また、ファンを左
右方向に変位させて取り付けてもよい。更に、本発明の
実施形態では、内容器の奥壁と外装体の後部との間に通
気路を形成したが、これは他の位置、例えば内容器の側
壁と外装体の側部との間に形成してもよい。さらに、本
発明では、庫内の空気を壁面のほぼ中央に形成した吸気
孔から吸い込み、この吸気孔の上部及び下部に形成した
排気孔から吹き出すように構成したが、壁面のほぼ中央
に排気孔を形成し、この排気孔の上部及び下部に吸気孔
を形成しても、同様の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明の貯蔵庫は、開口部を有する略箱
状の本体と、前記開口部を閉蓋する蓋体と、前記本体内
に形成された通気路と、ペルチェ効果を有するサーモモ
ジュールと該サーモモジュールの両面に取り付けた熱交
換部とで構成され前記通気路に熱交換部を露出させた温
度調節装置と、前記通気路に送風するファンを有する貯
蔵庫であって、前記通気路の吸気孔を壁面のほぼ中央部
に形成し、前記吸気孔の上下に排気孔を形成すると共
に、前記ファンを前記熱交換部とサーモモジュールとが
接する位置から偏位させて、前記ファンの羽根が前記熱
交換部とサーモモジュールとが接する位置と対向するよ
うに配置したものであり、ファンによって庫内の空気が
壁面中央部に形成された吸気孔から吸い込まれ、熱交換
部によって冷却又は加温された後、上下に分流し、そし
て吸気孔の上下に形成した排気孔から庫内に吹き出され
るようにしたので、庫内の空気をムラなく循環させて、
庫内をほぼ均一の所定温度に保持することができ、内容
物を安定して保存することができるばかりでなく、吸気
孔からファンによって熱交換部に送風された空気が、サ
ーモモジュールと熱交換部の接触位置、即ち最も低温又
は高温となる位置に送られ、この位置に熱を与え又はこ
の位置の熱を奪い、通気路を通って排気孔から庫内へ吹
き出されるので、空気と熱交換部材との間で効率的に熱
交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】同要部の拡大断面図である。
【符号の説明】 1 本体 3a 奥壁(壁面) 7 吸気孔 8a 上部排気孔(排気孔) 8b 下部排気孔(排気孔) 12 通気路 13 温度調節装置 14 サーモモジュール 15 内部熱交換部材 16 外部熱交換部材 20 内部ファン(ファン) 20a 羽根 21 外部ファン(ファン) ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月30日(1999.11.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 貯蔵庫
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、庫内を所定の温度
に保つ貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の貯蔵庫と
しては、冷蔵庫等が一般的である。そしてこれらの冷蔵
庫は、例えば特許第2609957号公報等のように、
庫内の下側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると共
に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の上側から
吹き出すように通風路が構成されているものが知られて
いる。また、特許第2589223号公報等のように、
逆に庫内の上側から空気を吸い込んで熱交換部に送ると
共に、熱交換部によって冷却された空気を庫内の下側か
ら吹き出すように通風路が構成されているものも知られ
ている。
【0003】しかしながらこれらの冷蔵庫においては、
いずれも庫内の空気を一側から吸い込み、他側から吹き
出す構成であるため、庫内の温度が比較的不均一になり
やすいという問題点があった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決し、庫内の温
度を均一にできる貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、外装
体と内容器とで構成されると共に開口部を有する略箱状
の本体と、前記開口部を閉蓋する蓋体と、前記外装体と
内容器との間に形成された通気路と、ペルチェ効果を有
するサーモモジュールと該サーモモジュールの両面に取
り付けた熱交換部とで構成されると共に前記通気路に
体内側に配される内部熱交換部を露出させた温度調節装
置と、前記通気路に送風する内部ファンを有する貯蔵庫
であって、前記通気路の吸気孔を内容器壁面のほぼ中央
部に形成し、前記内容器壁面上で且つ吸気孔の上下に排
気孔を形成すると共に、前記内部ファンを前記内部熱交
換部とサーモモジュールとが接する位置から偏位させ
て、前記内部ファンの羽根が前記内部熱交換部とサーモ
モジュールとが接する位置のほぼ中央と対向するように
配置したものである。
【0006】本発明は以上のように構成することによ
り、内部ファンによって庫内の空気が内容器壁面中央部
に形成された吸気孔から吸い込まれ、熱交換部によって
冷却又は加温された後、上下に分流し、そして内容器壁
面上で且つ吸気孔の上下に形成した排気孔から庫内に吹
き出されるばかりでなく、吸気孔から内部ファンによっ
て熱交換部に送風された空気が、サーモモジュールと熱
交換部の接触位置のほぼ中央、即ち最も低温又は高温と
なる位置に送られ、この位置に熱を与え又はこの位置の
熱を奪い、通気路を通って排気孔から庫内へ吹き出され
る。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図2に基づいて説明する。1は本体であ
り、鋼板で形成された箱状の外装体2と、ステンレス鋼
で形成された箱状の内容器3と、これら外装体2と内容
器3との間に挿入される断熱材4とで構成されている。
外装体2は前方が開口しており、この開口に内向きに接
合部たる枠部5が形成されていると共に、外装体2の後
部のほぼ中央には、取付孔6が形成されている。内容器
3は前方が開口しており、この内容器3の壁面たる奥壁
3aのほぼ中央には吸気孔7が形成されており、また内容
器3の奥壁3aの上部及び下部には、上部排気孔8a及び下
部排気孔8bが形成されていると共に、内容器3の開口に
は外向きに接合部たるフランジ部9が一体に形成されて
いる。そして、内容器3を外装体2内に挿入し、この外
装体2の枠部5にフランジ部9をビス10で固定すること
によって、内容器3は外装体2に取り付けられている。
なお、枠部5とフランジ部9との間には断熱部材11が挿
入されており、この断熱部材11を挟んで、枠部5とフラ
ンジ部9がビス10によって固定されている。また、前記
内容器3の奥壁3aと外装体2の後部との間には、吸気孔
7から上部排気孔8a及び下部排気孔8bに至る通気路12が
形成されている。
【0008】13は前記取付孔6に取り付けられた温度調
節装置である。この温度調節装置13は、ペルチェ効果を
利用した板状のサーモモジュール14の両面に、それぞれ
熱交換部たる内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16を
取り付けて形成されている。なお、このサーモモジュー
ル14は、内部熱交換部材15及び外部熱交換部材16のほぼ
中央に位置するように、両熱交換部材15、16に挟持され
ている。前記温度調節装置13を取付孔6に取り付ける
と、前記内部熱交換部材15は通気路12内の吸気孔7が形
成された位置に露出すると共に、前記外部熱交換部材16
は外装体2外に露出する。そして、前記外部熱交換部材
16を覆って、前記外装体2の後部には吸気孔17及び排気
孔18が形成されたカバー19が取り付けられている。ま
た、前記内部熱交換部材15に対向して、前記吸気孔7に
内部ファン20が取り付けられていると共に、前記外部熱
交換部材16に対向して、前記吸気孔17に外部ファン21が
取り付けられている。なお、内部ファン20は、内部熱交
換部材15の中央よりもやや上方に偏位して、内部ファン
20の羽根20aが内部熱交換部材15の中央と重なるように
取り付けられており、また外部ファン21も同様に、外部
熱交換部材16の中央よりもやや下方に偏位して、外部フ
ァン16の羽根が外部熱交換部材16の中央と重なるように
取り付けられている。なお、前記内容器3の側面には、
それぞれ対向して複数の棚掛け部22が形成されており、
そしてこの棚掛け部22には、線材で形成された棚部材23
が掛けられている。また、24はゴム足である。
【0009】25は、外装体2の側部に設けられた図示し
ないヒンジ部によって開閉自在に取り付けられた蓋体た
る扉である。該扉25の上部には、扉25の開閉のための手
掛け部26が設けられている。また、扉25の正面の上寄り
には、窓部27が設けられている。更に、扉25の背面外周
部にはマグネットパッキン28が取り付けられていると共
に、背面の窓部27近傍には、水容器29が着脱自在に取り
付けられている。更に前記扉25内には、断熱材30が挿入
されている。
【0010】次に、本発明の実施形態の作用について説
明する。図示しない電源プラグをコンセントに差し込む
と、サーモモジュール14が通電し、内部熱交換部材15が
加熱又は冷却されると共に、外部熱交換部材16が冷却又
は加熱される。そして、内部ファン20によって内部熱交
換部材15に庫内の空気が送られ、この庫内の空気と内部
熱交換部材15との間で熱交換が行われることで、庫内の
空気が加熱又は冷却されると共に、外部ファン21によっ
て外部熱交換部材16に外気が送られ、この外気と外部熱
交換部材16との間で熱交換が行われる。なお、内部熱交
換部材15で熱交換されて冷却又は加温された空気は、こ
の内部熱交換部材15上で上下に分流し、上方に流れた空
気は通気路12を上昇して上部排気孔8aから庫内に吹き出
し、下方に流れた空気は通気孔12を下降して下部排気孔
8bから庫内に吹き出す。そして、これらの動作が連続し
て行われることで、庫内では空気がムラなく循環し、庫
内はほぼ均一の所定温度で保持される。このとき、前記
内部ファン20が前記内部熱交換部材15の中央からやや上
方に偏位して、内部ファン20の羽根20aが内部熱交換部
材15の中央と重なる位置に取り付けられているため、送
風量の多い羽根20aの部分が、内部熱交換部材15で最も
低温又は高温となる中央に対向し、ほとんど無風となる
内部ファン20の中心部が、内部熱交換部材15の中央から
外れているので、庫内の空気と内部熱交換部材15との間
で効率よく熱交換することができる。同様に、前記外部
ファン21が、前記外部熱交換部材16の中央からやや下方
に偏位して、外部ファン21の羽根が外部熱交換部材16の
中央と重なる位置に取り付けられているため、庫外の空
気と外部熱交換部材16との間で効率よく熱交換すること
ができる。
【0011】以上のように本発明は、通気路の吸気孔を
壁面の中央部に形成すると共に、通気路の排気孔を壁面
の上下に形成したことにより、熱交換された空気が庫内
の上方及び下方から庫内へ吹き出し、庫内をムラなく循
環するので、庫内をほぼ均一の所定温度に保持すること
ができ、内容物を安定して保存することができる。
【0012】また本発明は前記ファンを前記熱交換部
に対向させて配置すると共に、前記ファンの中心部を、
前記熱交換部とサーモモジュールとが接している位置を
外して配置したことにより、空気と熱交換部材との間で
効率的に熱交換を行うことができる。
【0013】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨内で種々の変形が可能で
ある。例えば、本例では内部ファンを内部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けたが、下方に偏位させて取り
付けてもよい。同様に、外部ファンも外部熱交換部材の
上方に偏位させて取り付けてもよい。また、ファンを左
右方向に変位させて取り付けてもよい。更に、本発明の
実施形態では、内容器の奥壁と外装体の後部との間に通
気路を形成したが、これは他の位置、例えば内容器の側
壁と外装体の側部との間に形成してもよい。さらに、本
発明では、庫内の空気を壁面のほぼ中央に形成した吸気
孔から吸い込み、この吸気孔の上部及び下部に形成した
排気孔から吹き出すように構成したが、壁面のほぼ中央
に排気孔を形成し、この排気孔の上部及び下部に吸気孔
を形成しても、同様の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明の貯蔵庫は、外装体と内容器とで
構成されると共に開口部を有する略箱状の本体と、前記
開口部を閉蓋する蓋体と、前記外装体と内容器との間に
形成された通気路と、ペルチェ効果を有するサーモモジ
ュールと該サーモモジュールの両面に取り付けた熱交換
部とで構成されると共に前記通気路に本体内側に配され
る内部熱交換部を露出させた温度調節装置と、前記通気
路に送風する内部ファンを有する貯蔵庫であって、前記
通気路の吸気孔を内容器壁面のほぼ中央部に形成し、前
内容器壁面上で且つ吸気孔の上下に排気孔を形成する
と共に、前記内部ファンを前記内部熱交換部とサーモモ
ジュールとが接する位置から偏位させて、前記内部ファ
ンの羽根が前記内部熱交換部とサーモモジュールとが接
する位置のほぼ中央と対向するように配置したものであ
り、内部ファンによって庫内の空気が内容器壁面中央部
に形成された吸気孔から吸い込まれ、熱交換部によって
冷却又は加温された後、上下に分流し、そして内容器壁
面上で且つ吸気孔の上下に形成した排気孔から庫内に吹
き出されるようにしたので、庫内の空気をムラなく循環
させて、庫内をほぼ均一の所定温度に保持することがで
き、内容物を安定して保存することができるばかりでな
く、吸気孔から内部ファンによって熱交換部に送風され
た空気が、サーモモジュールと熱交換部の接触位置のほ
ぼ中央、即ち最も低温又は高温となる位置に送られ、こ
の位置に熱を与え又はこの位置の熱を奪い、通気路を通
って排気孔から庫内へ吹き出されるので、空気と熱交換
部材との間で効率的に熱交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】同要部の拡大断面図である。
【符号の説明】 1 本体 3a 奥壁(壁面) 7 吸気孔 8a 上部排気孔(排気孔) 8b 下部排気孔(排気孔) 12 通気路 13 温度調節装置 14 サーモモジュール 15 内部熱交換部材 16 外部熱交換部材 20 内部ファン 20a 羽根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する略箱状の本体と、前記開
    口部を閉蓋する蓋体と、前記本体内に形成された通気路
    と、該通気路に熱交換部を露出させた温度調節装置と、
    前記通気路に送風するファンを有する貯蔵庫であって、
    前記通気路の吸気孔を壁面のほぼ中央部に形成すると共
    に、前記吸気孔の上下に排気孔を形成したことを特徴と
    する貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記温度調節装置を、ペルチェ効果を有
    するサーモモジュールと、該サーモモジュールの両面に
    取り付けた熱交換部とで構成し、前記ファンを、前記熱
    交換部に対向させて配置すると共に、前記ファンの羽根
    が前記熱交換部とサーモモジュールとが接する位置と対
    向するようにして前記ファンを配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の貯蔵庫。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63318460A (ja) * 1987-06-19 1988-12-27 積水化学工業株式会社 携帯用温冷装置
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