JP2000073653A - 車両用ドアウインドレギュレータ装置及び該ドアウインドレギュレータ装置を備えた車両用ドア - Google Patents

車両用ドアウインドレギュレータ装置及び該ドアウインドレギュレータ装置を備えた車両用ドア

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JP2000073653A
JP2000073653A JP10244975A JP24497598A JP2000073653A JP 2000073653 A JP2000073653 A JP 2000073653A JP 10244975 A JP10244975 A JP 10244975A JP 24497598 A JP24497598 A JP 24497598A JP 2000073653 A JP2000073653 A JP 2000073653A
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啓市 福島
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洋 高井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力伝達効率を向上させた車両用ドアウイ
ンドレギュレータ装置及びこのドアウインドレギュレー
タ装置を備えた車両ドアを提供する。 【解決手段】 車両ドア1の骨組体4に回動自在に支持
され車両ドア1のドアウインドガラス9に連係されたリ
フトアーム101と、リフトアーム101の回動中心軸
107上でリフトアーム101に固着されたドリブンギ
ヤ103と、骨組体4に取り付けられドリブンギヤ10
3に噛合連係された駆動機構102と、骨組体4に保持
されドリブンギヤ103をリフトアーム101の回動中
心軸107回り及び噛合連係部位において骨組体4とで
挟持するサブベースプレート104とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ドアのウイン
ドガラスを昇降させる車両用ドアウインドレギュレータ
装置及びこのドアウインドレギュレータ装置を備えた車
両用ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアウインドレギ
ュレータ装置及び車両用ドアとしては、実開平4−13
409号公報に示されるものが知られている。
【0003】この従来の車両用ドアウインドレギュレー
タ装置は、車両ドアのドアインナパネルに回動自在に支
持され車両ドアのドアウインドガラスに連係されたリフ
トアームと、リフトアームに固着されたドリブンギヤ
と、ドアインナパネルの車両室内側の面に固定されドア
インナパネルを貫通して配置されドリブンギヤと噛合す
るピニオンギヤを備えた駆動機構とを有するものであ
る。
【0004】又、車両用ドアは、車両ドアの車両室外側
の外観となるドアアウタパネルと、ドアアウタパネルの
室内側の面に固定されてドア内部空間を形成すると共に
ドアウインドレギュレータ装置のリフトアームをその車
両室外側の面で回動自在に支持してドア内部空間に配置
し且つドアウインドレギュレータ装置の駆動機構をその
車両室内側の面で固定したドアインナパネルとを有する
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した車両
用ドアウインドレギュレータ装置及び車両用ドアである
と、ドリブンギヤは、リフトアームに固着されて駆動機
構のピニオンギヤに噛合しているのみであるので、リフ
トアームの回動中心軸方向(厚み方向)においては何ら
規制されておらず、リフトアームのたわみ等で回動中心
軸方向に変位する恐れがあり、結果、駆動機構からリフ
トアームへの動力伝達効率を低下させたり、場合によっ
ては、作動不良を招く恐れがある。
【0006】又、ドアウインドレギュレータ装置が取り
付けられるドアインナパネルは、大型のものとなり、車
両用ドアの重量増を招くことになる。
【0007】故に、本発明は、動力伝達効率を向上させ
た車両用ドアウインドレギュレータ装置及びこのドアウ
インドレギュレータ装置を備えた車両ドアを提供するこ
とを、その技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた第1の技術的手段は、車
両ドアの骨組体に回動自在に支持され車両ドアのドアウ
インドガラスに連係されたリフトアームと、該リフトア
ームの回動中心軸上で前記リフトアームに固着されたド
リブンギヤと、前記骨組体に取り付けられ前記ドリブン
ギヤに噛合連係された駆動機構と、前記骨組体に保持さ
れ前記ドリブンギヤを前記リフトアームの前記回動中心
軸回り及び前記噛合連係部位において前記骨組体とで挟
持するサブベースプレートとを有した、ことである。
【0009】又、上記技術的課題を解決するために本発
明において講じた第2の技術的手段は、車両ドアの車両
室外側の外観となるドアアウタパネルと、該ドアアウタ
パネルを支持しドアウインドレギュレータ装置のリフト
アームを回動自在に支持すると共に前記ドアウインドレ
ギュレータ装置のドリブンギヤをその車両室外側の面と
で挟持する前記ドアウインドレギュレータ装置のサブベ
ースプレートを保持する骨組体とを有した、ことであ
る。
【0010】この第1及び第2の技術的手段によれば、
ドリブンギヤは、骨組体とサブベースプレートにより挟
持され、リフトアームの回動中心軸方向においてその動
きが規制される。よって、駆動機構のピニオンギヤとの
確実な噛合が確保され、駆動機構からリフトアームへの
動力伝達効率が向上し得る。
【0011】より好ましくは、前記駆動機構を、前記骨
組体の車両室内側の面に取り付ける、と良い。
【0012】より好ましくは、前記駆動機構は、前記骨
組体を貫通して配置されて前記サブベースプレートに回
転自在に支持され前記ドリブンギヤと噛合するピニオン
ギヤを有する、と良い。
【0013】より好ましくは、前記骨組体を、前記ドア
アウタパネルの車両室内側の面に固定される枠形状のド
アインナパネルと、前記ドアインナパネルに結合され前
記サブベースプレートとで前記ドリブンギヤを挟持する
補強ベースを有して構成する、と良い。
【0014】より好ましくは、前記補強ベースは、前記
ドアウインドレギュレータ装置の駆動機構を車両室内側
の面で支持すると共に前記リフトアームを車両室外側の
面で回動自在に支持する、と良い。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、車両ドア
1は、車両ドア1の車両室外側の外観となる車両室外側
のドアアウタパネル2及び車両ドア1の車両室内側の外
観となる車両室内側のドアトリム3と車両ドア1の骨組
体となるインナモジュール4とから成る。インナモジュ
ール4は、ドアアウタパネル2とドアトリム3との間に
配置され、車両室内側の面でドアトリム3を支持し、車
両室外側の面でドアアウタパネル2を支持する。
【0016】図1及び図2に示されるように、インナモ
ジュール4は、ドアインナパネル5、ベースパネル6、
ドアフレーム7及びドアインパクトビーム8より成る。
【0017】ドアインナパネル5は、ヒンジサイドパネ
ル51、ロックサイドパネル52、アッパリインフォー
ス53、ロアパネル54より成る。ヒンジサイドパネル
51は、ドアアウタパネル2の前端(図1示左方)に沿
って配置されるものであって、車両ドア1の前端壁を構
成するものである。ロックサイドパネル52は、ドアア
ウタパネル2の後端(図1示右方)に沿って配置される
ものであって、車両ドア1の後端壁を構成するものであ
る。アッパリインフォース53は、ドアアウタパネル2
の上端(ベルトライン部)に沿って配置されるものであ
って、その前端でヒンジサイドパネル51に溶接により
接合されており、その後端でロックサイドパネル52に
溶接により接合されている。ロアパネル54は、ドアア
ウタパネル2の下端に沿って配置されるものであって、
その前端でヒンジサイドパネル51に溶接により接合さ
れており、その後端でロックサイドパネル52に溶接に
より接合されている。これにより、ドアインナパネル5
は、枠形状を呈し、ヘミングロール加工によりドアアウ
タパネル2の前後縁及び下縁を固定して、ドアアウタパ
ネル2と共働してベルトライン部が開口したドア内部空
間A(図5示)を形成している。このベルトライン部が
開口したドア内部空間Aは、後述するドアフレーム7に
より構成される後述するドアウインドレギュレータ装置
10により昇降させられて窓部1aを開閉するドアウイ
ンドガラス9を収容する空間となっている。又、ヒンジ
サイドパネル51には、車両ドア1の前端を回動自在に
車両ボディ(図示せず)に支持する上下一対のヒンジ部
材(図示せず)が取り付けられており、ロックサイドパ
ネル52には、車両ドア1の後端を車両ボディに対して
係脱自在に保持するドアロック装置(図示せず)が取り
付けられている。これにより、車両ドア1は、車両ボデ
ィに対して開閉自在に支持される。
【0018】ベースパネル6は、中央部61から延在し
た4つアーム部62、63、64、65を一体に備えた
X形状を呈するものであって、ドアアウタパネル2と略
平行に配置される。アーム部62、63、64、65
は、先端に取付部62a、63a、64a、65aが屈
曲形成されており、この取付部62a、63a、64
a、65aでヒンジサイドパネル51及びロックサイド
パネル52に溶接により接合されている。又、ベースパ
ネル6には、中央部61を通りアーム部63とアーム部
64までおよぶリブ部66が形成されており、車両ドア
1のねじり剛性を確保している。
【0019】ドアフレーム7は、車両ドア1に窓部1a
を構成するものであって、閉断面形状のフロント・ルー
フピラー部材71及び閉断面形状のセンタピラー部材7
2の2部品を溶接により互いに接合したものである。こ
のドアフレーム7のフロント・ルーフピラー部材71側
の端は、ヒンジサイドパネル51に溶接により接合さ
れ、センタピラー部材72側の端は、ロックサイドパネ
ル52に溶接により接合されている。
【0020】ドアインパクトビーム8は、パイプ状の長
尺形状を呈しており、ベースパネル6の車両室外側にア
ッパリインフォース53及びロアパネル54と略平行に
ドア内部空間Aに配置されており、その両端でヒンジサ
イドパネル51及びロックサイドパネル52に結合され
ている。
【0021】尚、ベースパネル6及びドアインパクトビ
ーム8は、ドアインナパネル5の車両室内側の面に貼着
されたカバー11により被覆されている。
【0022】次に本発明の主要部であるドアウインドレ
ギュレータ装置10について詳しく説明する。
【0023】図2に示されるように、ドアフレーム7の
センタピラー部材72は、ドアアウタパネル2の下縁付
近までドア内部空間A内へと延在しており、又、ドアフ
レーム7のフロント・ルーフピラー部材71には、セン
タ−ピラー部材72と所定の間隔をもって平行にドアア
ウタパネル2の下縁付近までドア内部空間Aへと延在す
るロアフレーム73が溶接により接合されている。ドア
ウインドガラス9は、このセンターピラー部材72及び
ロアフレーム73によりその前縁及び後縁でガラスラン
(図示せず)を介して昇降自在に支持されている。
【0024】図3に示されるドアウインドレギュレータ
装置10は、リフトアーム101、駆動機構102、ド
リブンギヤ103、サブベースプレート104を主とし
て構成されている。
【0025】リフトアーム101は、図4及び図5に示
されるように、車両ドア1のドアアウタパネル2とイン
ナモジュール4との間のドア内部空間A内(インナモジ
ュール4のベースパネル6の車両室外側)に配置されて
おり、その一端でネジ付ピン107によりベースパネル
6の中央部61に回動自在に支持されている。このピン
107は、中央部61に形成された貫通孔61aに挿通
されてナット108と締結され、これにより、リフトア
ーム101を回動自在に支持している。リフトアーム1
01の他端は、ドアウインドガラス9の下端に固定され
た前後方向に延在するガイドレール91にその長手方向
に沿って移動自在に支持されている。尚、貫通孔61a
回りは、リブ66により囲まれて補強されている。
【0026】駆動機構102は、ベースパネル6の室内
側の面にボルト109及びナット110により取り付け
られており、駆動機構102の駆動源となるモータ10
2a及び駆動機構102の出力部材となるピニオンギヤ
102bを備えている。モータ102aとピニオンギヤ
102bとは、周知のとおり、減速ギヤ構造を介して動
力伝達するよう連結されている。又、ベースパネル6の
中央部61及びカバー11には、開口穴12が形成され
ており、ピニオンギヤ102bはこの開口穴12を貫通
してベースパネル6の車両室外側に位置している。この
開口12回りの車両室内側は、ベースパネル6と駆動機
構102との間に配設されたシール部材111でシール
されている。このように、駆動機構102は、ベースパ
ネル6の車両室内側に配置され、しかも、シール部材1
11によりピニオンギヤ102b回りをシールしている
ので、駆動機構102の水かかりを確実に防止すること
ができる。又、車両室内に設けられる駆動機構102の
作動スイッチ(図示せず)との配線も簡素化できる。
【0027】ドリブンギヤ103は、先端に円弧状の歯
部103aが形成された扇形状を呈しており、その頂部
に形成された取付ベース部103bにおいてリフトアー
ム101の一端にリフトアーム101の回動中心軸であ
るピン107回りでリフトアーム101と一体回動する
ようにかしめ固着されている。このドリブンギヤ103
の歯部103aは、ピニオンギヤ102bと噛合してお
り、これにより、駆動機構102からリフトアーム10
1へと動力伝達を成している。
【0028】サブベースプレート104は、ベースパネ
ル6の車両室外側にドリブンギヤ103をベースパネル
6とで挟み込むように配置された長尺状のもので、一端
に二股状の支持部104aが形成されており、他端に円
形の支持部104bが形成されている。
【0029】支持部104aは、駆動機構102をベー
スパネル6に取り付けるボルト109及びナット110
で車両室内側から共締めされてベースパネル6に保持さ
れている。尚、ドリブンギヤ103には、このボルト1
09及びナット110による共締めを可能となるために
開口103cが形成されている。この開口103cは、
ドリブンギヤ103の軽量化にも寄与している。又、支
持部104aには、ベースパネル6と係合する仮止め用
の爪部104fが形成されており、この爪部104fの
ベースパネル6への係合により支持部104aを駆動機
構102と共締めする際の作業を行いやすくしている。
支持部104aには、ドリブンギヤ103に向かって突
出したリブ部104dが形成されており、このリブ部1
04dは、ドリブンギヤ103の歯部103aの近傍で
ドリブンギヤ103と車両室外側から当接してベースパ
ネル6の中央部61とによってドリブンギヤ103をリ
フトアーム101の回動中心軸方向(車両室内外方向で
ある厚み方向)において挟持している。尚、ベースパネ
ル6の中央部61にもサブベースプレート104のリブ
部104dに対応してリブ部61bが形成されている。
又、支持部104aには、貫通孔104cが形成されて
おり、この貫通孔104cでピニオンギヤ102bを回
転自在に軸受している。
【0030】支持部104bは、ピン107及びナット
108で車両室内側からリフトアーム101と共締めで
ベースパネル6に保持されている。この支持部104b
には、ドリブンギヤ103に向かって突出したリブ部1
04eがピン107回りで形成されており、このリブ部
104eは、ピン107回りでドリブンギヤ103と車
両室外側から当接してベースパネル6の中央部61とに
よってドリブンギヤ103とリフトアーム101の一端
とをリフトアーム101の回動中心軸方向において挟持
している。尚、このサブベースプレート104の支持部
104bとベースパネル6の中央部61とによる挟持に
よりリフトアーム101が中央部61と面接触しないよ
うに、リフトアーム101には、中央部61の車両室外
側の面に当接するリブ部101aがピン107回りで形
成されており、これにより、リフトアーム101と中央
部61とを線接触とし、両者間の摺動抵抗を軽減してリ
フトアーム101の円滑な回動動作を保証している。こ
のように、ドリブンギヤ103を、サブベースプレート
104とドアインナモジュール4のベースパネル6とで
挟持したので、ドリブンギヤ103のピニオンギヤ10
2bに対する回動軸方向の動きを規制することができ、
ドリブンギヤ103の歯部103aとピニオンギヤ10
2bとの適正な噛合が常に保たれ、駆動機構102から
リフトアーム101への動力伝達効率が向上する。
【0031】尚、リフトアーム101には、2本のイコ
ライザアーム105、106が回動自在に支持されてお
り、一方のイコライザーアーム105は、その先端でガ
イドレール91に摺動自在に支持され、他方のイコライ
ザアーム106は、その先端でベースパネル6の中央部
61に形成された前後方向に延在する長穴61cに摺動
自在に支持されている。この2本のイコライザアーム1
05、106によりリフトアーム101の回動動作でド
アウインドガラス9を昇降させる際のウインドガラス9
の姿勢を制御している。
【0032】このように構成されたウインドレギュレー
タ装置10において、先ず、リフトアーム101にドリ
ブンギヤ103、サブベースプレート104、イコライ
ザアーム105、106及びガイドレール91を組付け
てサブアッシー化し、このサブアッシーを、爪部104
fをベースパネル6に係合させて仮止めすると共にイコ
ライザアーム106をベースパネル6の長穴61cに案
内させ、さらに、ピン107をベースパネル6の貫通孔
61aに挿通してナット108で締結固定して、ベース
パネル6に車両室内側から組付ける。カバー11組付け
後、駆動機構102を、ピニオンギヤ102bを開口穴
12に挿通してサブベースプレート104の貫通孔 104cにて支持させてドリブンギヤ103の歯部10
3aと噛合させながらボルト109及びナット110で
サブベースプレート104と共に締結して、ベースパネ
ル6に車両室内側から組付ける。これにより、ウインド
レギュレータ装置10のインナモジュール4への組付け
が完了する。最後に、ドアウインドガラス9にガイドレ
ール109を組付ける。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ドアウインドレギュレ
ータ装置のドリブンギヤを車両ドアの骨組体とドアウイ
ンドレギュレータ装置のサブベースプレートとにより挟
持したので、リフトアームの回動中心軸方向におけるリ
フトアームの動きを規制することができ、これにより、
駆動機構のピニオンギヤとの確実な噛合を確保して駆動
機構からリフトアームへの動力伝達効率を向上させるこ
とができる。
【0034】本発明によれば、ドアウインドレギュレー
タ装置の駆動機構を車両ドアの骨組体の車両室内側の面
に取り付けたので、駆動機構の水かかりを防止できると
共にその配線を簡素化できる。
【0035】本発明によれば、ドアウインドレギュレー
タ装置を車両ドアの骨組体の補強ベースに取り付けたの
で、補強ベースを基準としたアッシー化が可能となり、
組み立て工数の大幅な低減を成すことができる。又、骨
組体のドアインナパネルを枠形状とし得、ドアインナパ
ネルの軽量化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアの分解斜視厨である。
【厨2】本発明に係る車両用ドアの骨組体の分解斜視図
である。
【図3】本発明に係る車両用ドアウインドレギュレータ
装置の車両用ドアへの組み付け状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る車両用ドアウインドレギュレータ
装置を示す正面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 車両ドア 2 ドアアウタパネル 4 インナモジュール(骨組体) 5 ドアインナパネル 6 ベースパネル(補強ベース) 9 ドアウインドガラス 10 ドアウインドレギュレータ装置 101 リフトアーム 102 駆動機構 103 ドリブンギヤ 104 サブベースプレート 107 ネジ付ピン(リフトアームの回動中心軸) 102b ピニオンギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内恒見 正行 知立市田谷町本林3−1−1 MTU設計 内 (72)発明者 福島 啓市 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高井 洋 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 白石 大一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D127 AA11 AA15 AA17 BB01 CB05 CC13 DF04 DF08 DF12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアの骨組体に回動自在に支持され
    車両ドアのドアウインドガラスに連係されたリフトアー
    ムと、該リフトアームの回動中心軸上で前記リフトアー
    ムに固着されたドリブンギヤと、前記骨組体に取り付け
    られ前記ドリブンギヤに噛合連係された駆動機構と、前
    記骨組体に保持され前記ドリブンギヤを前記リフトアー
    ムの前記回動中心軸回り及び前記噛合連係部位において
    前記骨組体とで挟持するサブベースプレートとを有する
    車両用ウインドレギュレータ装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構は、前記骨組体の車両室内
    側の面に取り付けられる、請求項1記載の車両用ウイン
    ドレギュレータ装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、前記骨組体を貫通して
    配置されて前記サブベースプレートに回転自在に支持さ
    れ前記ドリブンギヤと噛合するピニオンギヤを有する、
    請求項2記載の車両用ウインドレギュレータ装置。
  4. 【請求項4】 車両ドアの車両室外側の外観となるドア
    アウタパネルと、該ドアアウタパネルを支持しドアウイ
    ンドレギュレータ装置のリフトアームを回動自在に支持
    すると共に前記ドアウインドレギュレータ装置のドリブ
    ンギヤをその車両室外側の面とで挟持する前記ドアウイ
    ンドレギュレータ装置のサブベースプレートを保持する
    骨組体とを有する車両ドア。
  5. 【請求項5】 前記骨組体は、前記ドアアウタパネルの
    車両室内側の面に固定される枠形状のドアインナパネル
    と、前記ドアインナパネルに結合され前記サブベースプ
    レートとで前記ドリブンギヤを挟持する補強ベースを有
    して構成した、請求項4記載の車両用ドア。
  6. 【請求項6】 前記補強ベースは、前記ドアウインドレ
    ギュレータ装置の駆動機構を車両室内側の面で支持する
    と共に前記リフトアームを車両室外側の面で回動自在に
    支持する、請求項5記載の車両用ドア。
JP24497598A 1998-08-31 1998-08-31 車両用ドアウインドレギュレータ装置及び該ドアウインドレギュレータ装置を備えた車両用ドア Expired - Fee Related JP3511470B2 (ja)

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