JP2013513516A - ドアフレームアセンブリおよび方法 - Google Patents

ドアフレームアセンブリおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013513516A
JP2013513516A JP2012543142A JP2012543142A JP2013513516A JP 2013513516 A JP2013513516 A JP 2013513516A JP 2012543142 A JP2012543142 A JP 2012543142A JP 2012543142 A JP2012543142 A JP 2012543142A JP 2013513516 A JP2013513516 A JP 2013513516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
door frame
mounting
window regulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012543142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013513516A5 (ja
JP5619912B2 (ja
Inventor
ボッゾ、トレント
幸三 楠本
賢一 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JP2013513516A publication Critical patent/JP2013513516A/ja
Publication of JP2013513516A5 publication Critical patent/JP2013513516A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5619912B2 publication Critical patent/JP5619912B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0412Lower door structure
    • B60J5/0413Inner panel, e.g. characterised by carrying components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0468Fixation or mounting means specific for door components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

車両用ドアフレームは、ドアフレーム、窓ガラスを開閉するためのドアフレームに取り付けたウィンドウ・レギュレータ、およびドアフレームに取り付けたドアライニングを含む。ウィンドウ・レギュレータを取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部とドアライニングを取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部とを含む複数の取付け開口部が、ドアフレームに画成される。ウィンドウ・レギュレータからドアフレームに付与される横方向の力がドアライニングに伝達されることを減じるように、少なくとも1つの第2開口部を少なくとも1つの第1開口部から隔離するための隔離開口部が、少なくとも1つの第1開口部と少なくとも1つの第2開口部との間でドアフレームに画成される。

Description

背景
本開示は、概して車両用ドアフレームアセンブリに関し、特にドアアセンブリの改良およびドアライニングの横方向の撓みを最小限に抑制する方法に関する。
従来のドアアセンブリは、それぞれドア取付け構造に取り付けたウィンドウ・レギュレータとドアライニングとを含む。ウィンドウ・レギュレータは、ドア取付け構造に付設したおよび/または一部をそれにより形成したサッシ内で窓ガラスを開閉する。そのようなドアアセンブリの長年の未解決問題のひとつは、ドアウィンドウの上下操作の間にドアライニングが異常な移動をすることである。特に、レギュレータによってウィンドウを操作している間に、ドアライニングが、少なくとも顧客の観点からは異常であるように思われ得るあるいは欠陥・低品質という感じを与え得るような仕方で移動(例えば、呼吸様動きまたは振動)し得る。
上記問題は、通常窓ガラスが完全作動(すなわち、完全閉鎖または完全開放)した状態に関連する。具体的には、ウィンドウ・レギュレータは、レギュレータ取付け構造(例えば、ドア取付け構造の部分)に車室内部方向への力を伝達し得る。この力は取付け構造を一時的に撓ませ、ドアライニングが同構造に付設されているときは、ドアライニングを視認可能なレベルで移動させる。この問題は、ウィンドウ・レギュレータがX型レギュレータであるときに顕著であることが多い。これは、レギュレータ用の取付け構造の部分が、ドアライニングを取り付けるために使用される取付け構造の部分の極めて近くに配置されることによって生じる場合もある。
ウィンドウ上下操作の間にドアライニングが横方向に移動する問題に対処するために用いられる現行の技術の一つは、ドアライニングの撓みを最小限に抑制するためにレギュレータ取付け構造を補強することである。これは、起立リブや突出部などの補強用形状を取付け構造に付与することを含むことができる。その他、あるいはそれに追加して、取付け構造の材料を、強度を付与するよう変更することができる(例えば、より強度の高い材料の使用、材料厚さを増加することなどが可能である)。さらに、分離部材(例えば、鋼鉄製補強材)を取付け構造に追加することが可能である。ドアライニングの望ましくない移動の問題を解決するためのもう1つの現行の技術は、ドアライニングの取付箇所、特にウィンドウ・レギュレータの取付箇所に近接する箇所を最適化することである。例えば、ドアライニングに伝達される取付け構造の撓みを最小限に抑制するように、ドアライニング取付箇所をレギュレータ取付箇所からできる限り離間するよう移動することができる。残念ながら、多くの場合、レイアウトの制約によりこれは大変困難である。
概要
1つの特徴によれば、前記短所を解決できる車両用ドアフレームアセンブリは、ドアフレームと、窓ガラスを開閉するためのドアフレームに取り付けたウィンドウ・レギュレータと、ドアフレームに取り付けたドアライニングとを含む。ウィンドウ・レギュレータを取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部とドアライニングを取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部とを含む複数の取付け開口部が、ドアフレームに画成される。ウィンドウ・レギュレータからドアフレームに付与される横方向の力がドアライニングに伝達されることを減じるように、少なくとも1つの第2開口部を少なくとも第1開口部から隔離するための隔離開口部が、少なくとも1つの第1開口部と少なくとも1つの第2開口部との間でドアフレームに画成される。
他の特徴によれば、車両ドアアセンブリは、ウィンドウ・レギュレータを取り付けたドア取付け構造を含む。また、ドアライニングがドア取付け構造に取り付けられている。ウィンドウ・レギュレータをドア取付け構造に取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部と、ドアライニングをドア取付け構造に取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部とが、ドア取付け構造に画成される。また、伸長した隔離開口部が、ウィンドウ・レギュレータから付与されるドア取付け構造の横方向移動を隔離するために、少なくとも1つの第1取付け開口部と少なくとも1つの第2取付け開口部との間でドア取付け構造に貫通して画成される。
更に他の特徴によれば、ドアライニングを車両ドアアセンブリのドア取付け構造に取り付ける方法が提供される。この特徴による方法では、ドア取付け構造に、ウィンドウ・レギュレータを取り付けるために画成した少なくとも1つの第1開口部とドアライニングを取り付けるために画成した少なくとも1つの第2開口部とが設けられる。前記少なくとも1つの第1取付け構造と前記少なくとも1つの第2取付け構造との間にある位置でドア取付け構造を貫通するように、伸長した隔離開口部が設けられる。ウィンドウ・レギュレータが、前記少なくとも1つの第1開口部によってドア取付け構造に取り付けられる。ドアライニングが、前記少なくとも1つの第2取付け開口部によってドア取付け構造に取り付けられる。
図1は、ある実施態様による、それぞれドアフレームに取り付けたウィンドウ・レギュレータとドアライニングとを有する車両用ドアフレームアセンブリの正面図である。
図2は、図1のドアフレームアセンブリの断面図である。
図3は、ウィンドウ・レギュレータとドアライニングとを除去した図1のドアフレームアセンブリの他の正面図である。
図4は、ドアフレームアセンブリのドアフレームまたは取付け構造の部分斜視図である。
図5は、他の実施態様による、それぞれドアフレームに取り付けたウィンドウ・レギュレータとドアライニングとを有する車両用ドアフレームアセンブリの正面図である。
図6は、そこに画成された隔離開口部を示すドアフレームまたは取付け構造の部分斜視図である。
詳細な説明
図1および図2は、ドアフレームまたはドア取付け構造16にそれぞれ取り付けたウィンドウ・レギュレータ12とドアライニング14とを含む車両用ドアフレームアセンブリ10を示す。当業者によく知られ理解されるように、ウィンドウ・レギュレータ12は、ドアフレーム16とドアフレームに付設または一体形成されたドアサッシ構造22とにより画成された窓開口部20内で窓ガラス18を開閉する。
更に図3を参照して、ウィンドウ・レギュレータ12を取り付けるための第1組の開口部24とドアライニング14を取り付けるための第2組の開口部26とを含む、複数の取付け開口部がドアフレーム16に画成される。追加の開口部(例えば、開口部27)を、ウィンドウ・レギュレータの他の部品をドアフレーム16に取り付けるために設けることができる。ウィンドウ・レギュレータ12の操作の間のドアライニングの異常な横方向移動を防止するために、ドアフレーム16は補強用形状または部分28を含む。例示の実施態様では、補強用形状28は、起立リブや突出部などのドアフレーム16の起立部分である。例示の補強用形状28は、ドアフレーム16の上側部または縁部30から下方のドアフレーム16の下側部または縁部32へ縦に延出する。補強用形状28は、特に補強用形状28の位置およびその近傍でドアフレーム16を補強する。これにより、レギュレータ12により窓ガラス18を上下操作する間にドアライニング14が異常に(すなわち、横内側方向に)移動することを有利に防止または制限することができる。換言すれば、ウィンドウ・レギュレータ12に関するドアライニング14の撓みを減少または最小限に抑制することが可能となる。
図1に示すように、レギュレータ12は、レギュレータ12のモータ36が取り付けられる主要部分またはブラケット34を含むX型レギュレータであることができる。このタイプのレギュレータ12は、主ブラケット34をドアフレーム16に固着するための多数の取付け開口部を使用する。例えば、例示の実施態様では、少なくとも4つの開口部が主ブラケット34をドアフレーム16に固着するために使用されるが、使用する開口部の数はこれ以外でもよい。補強用形状28が無い場合、車両で閉鎖位置にあるドアフレーム16に対してウィンドウ・レギュレータ12は横方向内側に向いた力を伝達することが可能であり、そのような力がドアフレーム16に伝達される。これが隣接するドアライニング取付け開口部26へドアフレーム16に沿って伝達可能であり、これによりドアライニング14が視認できるほど移動し得る。
更に図4を参照して、追加のまたは補助の補強用形状38,40をドアフレーム16に追加することが可能である。例示の実施態様に示すように、これらの追加の補強用形状38,40は主補強用形状28の側面に位置することが可能である。特に、補強用形状38は、補強用形状28とドアライニング14を取り付けるための開口部26との間に配置することが可能である。補強用形状40は、補強用形状28とレギュレータ12を取り付けるための隣接する開口部24との間に配置することが可能である。補強用形状38,40の伸長は補強用形状28のそれよりも短くてもよく、補強用形状28に対して突出の方向が逆向きであってもよい。すなわち、補強用形状28は、ドアフレームアセンブリ10が取り付けられた車両に対して横方向内側に突出してもよく、補強用形状38,40は同車両に対して横方向外側に突出してもよい。
図5および図6を参照して、他の実施態様による車両用ドアフレームアセンブリ50が図示される。図示のドアフレームアセンブリ50は、車両ドアフレームまたはドア取付け構造52と、窓ガラス56の開閉のためにドアフレーム52に取り付けたウィンドウ・レギュレータ54と、ドアフレーム52に取り付けたドアライニング58とを含む。ウィンドウ・レギュレータ54は、ドアサッシ構造62によって少なくとも一部が画成される窓開口部60内で窓ガラス56を上下に移動させる。ドアサッシ構造62は、ドアフレーム52の上側部または縁部64に沿ってドアフレーム52の一部として形成する(またはそこに付設する)ことが可能である。窓開口部60の下側部分は、ドアサッシ構造62および/またはドアフレーム52の上側部または縁部64により画成することが可能である。
例示の実施態様の車両用ドアフレームアセンブリ50は、ウィンドウ・レギュレータ54をドアフレーム52に取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部とドアライニング58をドアフレーム52に取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部とを含む、ドアフレーム52に画成した複数の取付け開口部を更に含むことができる。例示の実施態様では、少なくとも1つの第1取付け開口部は、ウィンドウ・レギュレータ12、特にそのベース板部74をドアフレーム52に固着するために一群をなす複数の近接離間した開口部66,68,70,72を含む。例示の実施態様では、ウィンドウ・レギュレータ54は、窓ガラス56を駆動するための、開口部73によりベース板部74に支持または取り付けたモータ76を有するX型ウィンドウ・レギュレータである。従って、モータ76は主に開口部66〜72によりドアフレーム52に取り付けられ、モータ76からドアフレーム16への横向きの力の伝達は開口部66〜72またはその隣接部で起こる傾向がある。
図示のウィンドウ・レギュレータ54は主リフトアーム78を更に含み、それは、窓開口部60の開閉を行うためにモータ74が主リフトアーム78を両方向に回転させるとき、窓ガラス56を上下方向に移動するためにモータ76によって駆動される。主リフトアーム78は、モータ74により駆動されて主リフトアーム78を軸部82周りに回転することが可能であるセクターギア部分または板部80をその一端に含むことができる。当業者によく知られ理解されるように(従ってここでは図示しない)、セクターギア部分80は、モータ76の駆動歯部またはそれに連動・連結する駆動機構またはギアトレインと噛合するギア歯部を有する。1つの例では、適当な減速ギアをモータ76とセクターギア部分80との間に設けることが可能である。
図示のレギュレータ54は、浮動軸部88(すなわち、軸部88はドアフレーム52に固定・連結されておらず、代わりにウィンドウ・レギュレータ54が窓ガラス56を開閉するのに従ってドアフレームに対して浮動する)で主リフトアーム80に枢結された第1および第2サブアーム84,86を更に含む。特に、第1サブアーム84および主リフトアーム78は、それぞれ窓ガラス56の下端90に枢結された端部を有する。1つの実施態様では、アーム78,84のこれらの端部は、それ自身が適当なブラケットおよび/またはファスナによって窓ガラス56の下端90に確実に連結されたトラック部材92内に摺動可能に配置される。第1サブアーム84の他端部は、浮動軸部88で主リフトアーム78に連結される。
また、第2サブアーム86の一端部も、浮動軸部88で主リフトアーム78に連結され、他端部は、トラック部材94により、垂直方向の固定位置でドアフレーム52に枢結される。第2サブアーム86の該端部は、トラック部材94に沿って摺動可能に移動できる。下部トラック部材94は、ドアフレーム52に画成した取付け開口部96により一端部でドアフレーム52に固着される。取付け開口部96は、ベース板部74をドアフレーム52に取り付けるために使用される近接離間した複数の開口部66〜72と一群をなすかその一部とみなすことができるが、これは要件ではない。下部トラック部材の他端部は取付け開口部98によってドアフレーム52に固着することができる。
ドアライニング58の少なくとも1つの第2開口部を、近接離間した複数の開口部66〜72から隔離するために、伸長した隔離開口部110が、少なくとも1つの第1開口部(例えば、近接離間した複数の開口部66,68,70,72)と少なくとも1つの第2開口部(例えば、ドアライニング58をドアフレーム52に取り付ける開口部112)との間でドアフレーム52に貫通して画成され、これによって、ウィンドウ・レギュレータ54からドアフレーム52に付与される横向きの力が、特に開口部112により設けた取付け位置でドアフレーム52を介してドアライニング58に伝達されるのを減じる。例示の実施態様では、隔離開口部110は、近接離間した複数の開口部66〜72と開口部112とを長さ方向(すなわち、ドアフレーム52が取り付けられた車両に対して長手方向になる)に分離する垂直方向に伸長したスロット部である。
例示の実施態様では、隔離開口部110は、窓開口部60を画成(およびそれに隣接して近接離間)するドアフレーム52の上端64に隣接して配置された上端116と、近接離間した複数の開口部66〜72の垂直方向下方に配置された下端118とを有する。従って、例示の実施態様では、隔離開口部110はその上端116からその下端118へ伸長している。このように、隔離開口部110は、少なくともその伸長した高さに沿ってドアフレーム52を貫通する。特に、隔離開口部110は、垂直方向に伸長して、取付け開口部66〜72とドアライニング開口部112とを車両の長手方向の長さに沿って相互に分離する。この構成により、ウィンドウ・レギュレータ54のベース板部74は、開口部66〜72により隔離開口部110の一側に取り付けられ、一方開口部112は隔離開口部110の反対側に配置される。
ドアライニング開口部112と下部トラック部材94の一端部がドアフレーム52に固着される開口部98との間でドアフレーム52に、もう1つの隔離開口部114を画成することができる。これにより、下部トラック部材94の取付け位置98がドアライニング開口部112から分離されるが、これらの開口部98,112は近接離間した複数の開口部66〜72に対してともに隔離開口部110の反対側に設けられるものである。隔離開口部110は更に、下部トラック部材94に対応する開口部96をドアライニング開口部112から隔離するよう機能し得る。
隔離開口部110は、ドアレギュレータ取付け領域(すなわち、近接離間した複数の開口部66〜72,96)からドアライニング58を隔離することで、ドアライニング58の横方向移動を制限することが可能であり有利である。従って、近接離間した複数の開口部66〜72(または開口部96)とごく近くに隣接するドアフレーム52の部分が僅かに横方向に移動したとしても、この移動は隔離開口部110のためにドアライニング開口部112の位置には伝達されない。その結果、限られたコスト増加とほとんど問題にならないかマイナスの重量増加で(すなわち、材料厚さの増加や、追加の補強材を必要とせずに)、ドアライニング110が約1.5mmを超えて移動することを制約することができる。更に、最小の重量がドアフレーム52から除かれアセンブリ50の重量を減少し、レイアウトの自由度は維持される(すなわち、開口部112などのドアライニング取付け位置の場所の自由度は保たれる)。
所望により、補強用形状をドアフレームアセンブリ50に含むことが可能である。例えば、伸長した起立リブまたは突出部の形状の主補強用形状120を隔離開口部110を画成したドアフレーム52の部分にまたはそれに沿って(すなわち、少なくとも1つの第1開口部と少なくとも1つの第2開口部との間で)設けることが可能である。この構成では、隔離開口部を、補強用形状120に、特にその起立部分内に画成することが可能である。同じく突出部またはリブ122,124の形状である補助補強用形状を、主補強用形状120の側面に位置するように設けることが可能である。例えば、例示の実施態様では、主補強用形状120は横方向内側(すなわち、第1方向)に突出するリブとして形成することが可能であり、補助補強用形状122,124は、ドアフレーム上で横方向外側(すなわち、第2の反対方向)に延出する凹部として設けることが可能である。これらは、開口部112などのドアライニング開口部をウィンドウ・レギュレータ54の主取付け位置(すなわち、近接離間した複数の開口部66〜72に隣接し囲繞する領域)から隔離することを更に容易にする。
次に、ドアライニングを車両ドアアセンブリのドア取付け構造に取り付ける方法を説明する。一例の実施態様では、ドア取付け構造またはフレーム52に、そこに画成した、ウィンドウ・レギュレータ54をドアフレーム52に取り付けるための少なくとも1つの第1開口部(例えば、開口部66〜72)を設けることが可能であり、ドアライニング58をドアフレーム52に取り付けるための少なくとも1つの第2開口部(例えば、ドアライニング開口部112)をそこに画成することが可能である。伸長した隔離開口部110は、少なくとも1つの第1開口部と少なくとも1つの第2開口部との間の位置でドアフレーム52を貫通して設けることが可能である。次に、ウィンドウ・レギュレータ54を開口部66〜72によりドアフレーム52に取り付けることが可能である。また、ドアライニング14は、ドアライニング開口部112を含んでもよい少なくとも1つの第2取付け開口部により、ドアフレーム52に取り付けることが可能である。既に説明したように、伸長した隔離開口部110を設けることは、少なくとも1つの第1開口部66〜72から少なくとも1つの第2開口部112を隔離する、垂直方向に伸長したスロット部として開口部をドアフレーム52に設けることを含むことが可能である。従って、隔離開口部110を設けることは、その上端116が、窓開口部60の下側部分を画成するドアフレーム52の上端64に隣接して配置されるように、開口部110を位置決めすることを含むことが可能である。
上記に開示されたあるいは他の様々な特徴、機能、またその代替や変形は好適に組み合わせて他の異なるシステムや用途に適用することができることを理解されたい。また、将来当業者によりなされる、現在予知または予期されない種々の代替、変更、変形、改善も、以下の請求の範囲に含まれることを意図していることを理解されたい。

Claims (21)

  1. ドアフレームと;
    窓ガラスの開閉のための、前記ドアフレームに取り付けたウィンドウ・レギュレータと;
    前記ドアフレームに取り付けたドアライニングと;
    前記ウィンドウ・レギュレータを取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部と前記ドアライニングを取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部とを含む、前記ドアフレームに画成した複数の取付け開口部と;
    前記少なくとも1つの第1開口部から前記少なくとも1つの第2開口部を隔離して、前記ウィンドウ・レギュレータから前記ドアフレームに付与される横方向の力が前記ドアライニングへ伝達されることを減じるための、前記少なくとも1つの第1開口部と前記少なくとも1つの第2開口部との間で前記ドアフレームに画成した隔離開口部と
    を備える車両用ドアフレームアセンブリ。
  2. 前記隔離開口部が、前記少なくとも1つの第1開口部と前記少なくとも1つの第2開口部とを長さ方向に分離する垂直方向に伸長したスロット部であることを特徴とする請求項1に記載のドアフレームアセンブリ。
  3. 前記少なくとも1つの第1取付け開口部が、前記ウィンドウ・レギュレータのベース板部を前記ドアフレームに固着する、前記隔離開口部の一側に近接離間した複数の開口部を含むことを特徴とする請求項2に記載のドアフレームアセンブリ。
  4. 前記ウィンドウ・レギュレータが、窓ガラスを駆動するための前記ベース板部に取り付けたモータを有するx型ウィンドウ・レギュレータであることを特徴とする請求項3に記載のドアフレームアセンブリ。
  5. 前記x型ウィンドウ・レギュレータの下部トラック部材が、前記隔離開口部の反対側に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載のドアフレームアセンブリ。
  6. もう1つの隔離開口部が、前記支持アームの取付け位置と前記少なくとも1つの第2取付け開口部との間で前記ドアフレームに画成されることを特徴とする請求項5に記載のドアフレームアセンブリ。
  7. 前記隔離開口部が、下部窓サッシ開口部を画成する前記ドアフレームの上端に隣接して配置された上端と、前記少なくとも1つの第1取付け開口部の垂直方向下方に配置された下端とを有することを特徴とする請求項1に記載のドアフレームアセンブリ。
  8. 前記隔離開口部が、前記上端から前記下端へ伸長していることを特徴とする請求項7に記載のドアフレームアセンブリ。
  9. 前記隔離開口部が、前記ドアライニングの横方向移動を1.5mm未満に制限することを特徴とする請求項1に記載のドアフレームアセンブリ。
  10. 前記隔離開口部が、少なくとも前記隔離開口部の伸長した高さに沿って、前記ドアフレームを貫通することを特徴とする請求項1に記載のドアフレームアセンブリ。
  11. 前記ドアフレームが、前記少なくとも1つの第1開口部と前記少なくとも1つの第2開口部との間に前記ドアフレームを補強する主補強用形状を含み、前記隔離開口部は前記補強用形状に画成されることを特徴とする請求項1に記載のドアフレームアセンブリ。
  12. 前記補強用形状が伸長した起立リブであり、前記隔離開口部が前記起立リブの起立部分に画成されることを特徴とする請求項11に記載のドアフレームアセンブリ。
  13. 前記ドアフレームが、前記補強用形状の側面に位置する補助補強用形状を更に含み、前記主補強用形状は前記ドアフレームから第1方向に横方向に突出し、前記補助補強用形状は前記ドアフレームから第2の反対方向に横方向に突出することを特徴とする請求項11に記載のドアフレームアセンブリ。
  14. ウィンドウ・レギュレータを取り付けたドア取付け構造と;
    該ドア取付け構造に取り付けたドアライニングと;
    前記ドア取付け構造に画成した、前記ウィンドウ・レギュレータを前記ドア取付け構造に取り付けるための少なくとも1つの第1取付け開口部と、前記ドアライニングを前記ドア取付け構造に取り付けるための少なくとも1つの第2取付け開口部と;
    前記ウィンドウ・レギュレータから付与される前記ドア取付け構造の横方向移動を隔離するための、前記少なくとも1つの第1取付け開口部と前記少なくとも1つの第2取付け開口部との間で前記ドア取付け構造に貫通して画成した伸長した隔離開口部と
    を備える車両ドアアセンブリ。
  15. 前記伸長した隔離開口部が、車両の長手方向の長さに沿って前記少なくとも1つの第1取付け開口部と前記少なくとも1つの第2取付け開口部とを相互に分離するように、垂直方向に伸長していることを特徴とする請求項14に記載の車両ドアアセンブリ。
  16. 前記伸長した隔離開口部の上端が、前記ドア取付け構造の上方に配置された窓開口部に隣接して近接離間していることを特徴とする請求項14に記載の車両ドアアセンブリ。
  17. ドア取付け構造に、ウィンドウ・レギュレータを取り付けるために画成した少なくとも1つの第1開口部とドアライニングを取り付けるために画成した少なくとも1つの第2開口部とを設けること;
    前記少なくとも1つの第1取付け開口部と前記少なくとも1つの第2取付け開口部との間にある位置で前記ドア取付け構造を貫通するように、伸長した隔離開口部を設けること;
    前記少なくとも1つの第1開口部によって前記ウィンドウ・レギュレータを前記ドア取付け構造に取り付けること;
    前記少なくとも1つの第2取付け開口部によって前記ドアライニングを前記ドア取付け構造に取り付けること
    を備える、ドアライニングを車両ドアアセンブリのドア取付け構造に取り付ける方法。
  18. 前記伸長した隔離開口部を設けることが、前記少なくとも1つの第2開口部を前記少なくとも1つの第1開口部から隔離する垂直方向に伸長したスロット部をドア取付け構造に設けることを含むこと特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. ウィンドウ・レギュレータを取り付けることが、x型ウィンドウ・レギュレータを取り付けることを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記伸長した隔離開口部を設けることが、前記伸長した開口部を、その上端が窓開口部の下側部分を画成する前記ドア取付け構造の上端に隣接して配置されるように位置決めすることを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つの第2取付け開口部により取り付けたドアライニングを、前記少なくとも1つの第1取付け開口部により取り付けたウィンドウ・レギュレータから隔離することを更に含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
JP2012543142A 2009-12-10 2010-11-24 ドアフレームアセンブリおよび方法 Expired - Fee Related JP5619912B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/635,237 US8661738B2 (en) 2009-12-10 2009-12-10 Door frame assembly and method
US12/635,237 2009-12-10
PCT/US2010/058056 WO2011071704A1 (en) 2009-12-10 2010-11-24 Door frame assembly and method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013513516A true JP2013513516A (ja) 2013-04-22
JP2013513516A5 JP2013513516A5 (ja) 2013-12-05
JP5619912B2 JP5619912B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=44141345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012543142A Expired - Fee Related JP5619912B2 (ja) 2009-12-10 2010-11-24 ドアフレームアセンブリおよび方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8661738B2 (ja)
JP (1) JP5619912B2 (ja)
CN (1) CN102652071A (ja)
BR (1) BR112012013738A2 (ja)
CA (1) CA2780654C (ja)
MX (1) MX2012006318A (ja)
WO (1) WO2011071704A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010005676B3 (de) * 2010-01-26 2011-07-07 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt, 96103 Ansteuerverfahren für einen elektrischen Fensterheber
US20190039442A1 (en) * 2016-12-30 2019-02-07 Advanced Comfort Systems France Sas - Acs France Motor vehicle door, structural unit, glazed unit, corresponding manufacturing method and vehicle
CN108723626A (zh) * 2018-05-17 2018-11-02 上海凌云工业科技有限公司 一种汽车窗框总成焊接方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2650857A (en) * 1951-07-11 1953-09-01 Budd Co Composite door for automobiles
US4712351A (en) * 1986-11-10 1987-12-15 The Celotex Corporation Vinyl siding
JP2000073653A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアウインドレギュレータ装置及び該ドアウインドレギュレータ装置を備えた車両用ドア
JP2000071770A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドア
JP2003118365A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドア構造
JP2005535493A (ja) * 2002-08-08 2005-11-24 エス・エス・アー・ベー・ハードテック・アクチエボラーグ 車両ドアおよびその製造方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3217640A1 (de) 1982-03-12 1983-11-17 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co KG, 8630 Coburg Fahrzeugtuere
US4845894A (en) 1987-08-25 1989-07-11 The Budd Company Method of mounting an outer skin to an inner panel of a vehicle door
JP2927311B2 (ja) 1991-12-28 1999-07-28 日産自動車株式会社 車両のドア構造
US5595328A (en) 1994-12-23 1997-01-21 Kulicke And Soffa Investments, Inc. Self isolating ultrasonic transducer
CN1073515C (zh) * 1995-03-15 2001-10-24 布罗斯尔汽车零件两合公司 汽车门
DE19654956B4 (de) 1996-06-04 2005-06-23 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Kraftfahrzeugtür
US6399179B1 (en) 1998-04-03 2002-06-04 Intri-Plex Technologies, Inc. Base plate for suspension assembly in hard disk drive with stress isolation
DE19941192B4 (de) * 1998-08-31 2008-02-14 Aisin Seiki K.K., Kariya Fahrzeugtürbaugruppe
AU2003227762A1 (en) * 2003-05-07 2004-11-26 Grupo Antolin-Ingenieria, S.A. Door module
WO2005035287A1 (en) 2003-10-14 2005-04-21 Intier Automotive Closures Inc. Motor vehicle door structure
US7159926B2 (en) 2004-04-14 2007-01-09 Nicholas Plastics Incorporated Vehicle trim panel securement
JP4848913B2 (ja) 2005-11-28 2011-12-28 三菱自動車工業株式会社 ドア構造
JP5178090B2 (ja) 2007-08-21 2013-04-10 株式会社カシワバラ・コーポレーション 足場形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2650857A (en) * 1951-07-11 1953-09-01 Budd Co Composite door for automobiles
US4712351A (en) * 1986-11-10 1987-12-15 The Celotex Corporation Vinyl siding
JP2000073653A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアウインドレギュレータ装置及び該ドアウインドレギュレータ装置を備えた車両用ドア
JP2000071770A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドア
JP2003118365A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドア構造
JP2005535493A (ja) * 2002-08-08 2005-11-24 エス・エス・アー・ベー・ハードテック・アクチエボラーグ 車両ドアおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2780654C (en) 2014-12-30
MX2012006318A (es) 2012-07-03
JP5619912B2 (ja) 2014-11-05
US20110138693A1 (en) 2011-06-16
US8661738B2 (en) 2014-03-04
CN102652071A (zh) 2012-08-29
BR112012013738A2 (pt) 2016-03-22
WO2011071704A1 (en) 2011-06-16
CA2780654A1 (en) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9272608B2 (en) Sunroof apparatus
JP5619912B2 (ja) ドアフレームアセンブリおよび方法
JP2013513516A5 (ja)
JP7124302B2 (ja) 乗物用ドア
JP2008044595A (ja) サンルーフデコレーションカバーアセンブリー
CN109203939B (zh) 车辆用滑动门
JP2006116997A (ja) リヤゲート構造
US20200248487A1 (en) Vehicle door assembly
JP2007099263A (ja) 自動車のリアハッチドア
KR102552097B1 (ko) 도어 글라스 어셈블리
KR101302355B1 (ko) 차량용 윈도우 글라스 개폐장치
JP6443101B2 (ja) 車両用ベルトモール
JP2020169026A (ja) 車両用バックドア構造
JP4396343B2 (ja) ドアサッシュ構造
KR101302354B1 (ko) 차량용 윈도우 글라스 개폐장치
WO2019150935A1 (ja) 車両用フード
CN112429092B (zh) 车辆的侧部车身构造
JP7201471B2 (ja) 車両用サイドドア及びその組付方法
CN114407628B (zh) 车门总成及车辆
JP2001105873A (ja) 跳ね上げ式扉におけるガスダンパ取付部の構造
JP5377125B2 (ja) 車両用ドア構造
JP2003025849A (ja) スライドドア
JP2017065567A (ja) 車両のドアロアサッシュ
JP4894560B2 (ja) 車両ピラーの強化構造
JP2003136963A (ja) 自動車用ドア及びその組立構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5619912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees