JP2003136963A - 自動車用ドア及びその組立構造 - Google Patents

自動車用ドア及びその組立構造

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JP2003136963A
JP2003136963A JP2001342619A JP2001342619A JP2003136963A JP 2003136963 A JP2003136963 A JP 2003136963A JP 2001342619 A JP2001342619 A JP 2001342619A JP 2001342619 A JP2001342619 A JP 2001342619A JP 2003136963 A JP2003136963 A JP 2003136963A
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Japan
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door
partition
sash
partition panel
glass
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Application number
JP2001342619A
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Inventor
Norio Hida
規夫 飛田
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア組立時に、昇降ガラス13の後縁上部1
3bとパーティションパネル14の前縁下部14bとの
間隙(D2)が狭いと、パーティションサッシュ10を
挿入し難い。 【解決手段】 昇降ガラス13の後縁部13aを昇降可
能に収容・支持するとともに、パーティションウエザー
ストリップ15が周縁部に取り付けられたパーティショ
ンパネル14の前縁部14aを収容・保持するパーティ
ションサッシュ10を有する。パーティションパネル1
4の前縁部14aのうち、ドアウエスト部18より下方
のドア本体11内に配置される前縁下部14bに、パー
ティションサッシュ10から離れる後方へ傾斜又は湾曲
する干渉回避部23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティションサ
ッシュを有する自動車用ドア及びその組立構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来例に係るパーティションサ
ッシュ1を備えた自動車用リアドアの一例を示してお
り、これに類似する構造は特開平11−263126号
公報に開示されている。パーティションサッシュ1は、
昇降ガラス2と、パーティションウエザーストリップ3
が周縁部に取り付けられたパーティションパネル4と、
の間に配置され、昇降ガラス2の後縁部を昇降可能に支
持するとともに、パーティションパネル4の前縁部を収
容・支持する。
【0003】ドア組立時には、一般的に、ドア本体5の
ドアサッシュ6にパーティションパネル4を予め組み付
けておくとともに、昇降ガラス2をドアウエスト部7よ
り下方のドア本体5の内部に落とし込んで仮置きしてお
く。次いで、パーティションサッシュ1を、パーティシ
ョンパネル4の前縁下部と昇降ガラス2の後縁上部との
間隙を通して、ドアウエスト部7の開口部よりドア本体
5内へ挿入する。そして、パーティションサッシュ1
を、昇降ガラス2の後縁部とパーティションパネル4の
前縁部に嵌合させた状態で、ブラケット8等を介してド
ア本体5に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドア組
立時にパーティションサッシュ1をドア本体5内へ挿入
する際に、パーティションパネル4の前縁下部と昇降ガ
ラス2の後縁上部との間隙が狭いと、パーティションサ
ッシュ1が挿入し難く、ドアの組立作業性の低下を招く
おそれがある。なお、特開平11−263126号公報
では、パーティションサッシュ1を予めパーティション
パネル4にサブアセンブリした状態でドア本体5へ組み
付けると記載されているが、この場合、ドア組付時にパ
ーティションサッシュ1と昇降ガラス2との干渉を回避
する何らかの追加の手段が必要となる。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、見栄えを損ねることなく、ドア組付時に
おけるパーティションサッシュの挿入性を向上し、ひい
てはドアの組付作業性を向上し得る新規な自動車用ドア
及びその組付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用ド
アは、昇降ガラスと、パーティションウエザーストリッ
プが周縁部に取り付けられたパーティションパネルと、
との間に配置され、昇降ガラスの側縁部を昇降可能に収
容・支持するとともに、パーティションパネルの側縁部
を収容・保持するパーティションサッシュを有してい
る。そして、上記パーティションパネルの側縁部のう
ち、ドアウエスト部(ドアウエストライン)より下方の
ドア本体内に配置される側縁下部に、パーティションサ
ッシュから離れる方向へ傾斜又は湾曲する干渉回避部を
設けたことを特徴としている。
【0007】ドア組立時には、ドアウエスト部からドア
本体内に挿入されるパーティションサッシュを、予めド
アサッシュに組み付けられたパーティションパネルの側
縁下部と、ドアウエスト部より下方のドア本体内に仮置
きされた昇降ガラスの側縁上部と、の間隙を通過させ
る。
【0008】一般的に、上記のパーティションサッシュ
は、リアドアの場合には昇降ガラスの後縁部とパーティ
ションパネルの前縁部との間に配置され、フロントドア
の場合にはパーティションパネルの後縁部と昇降ガラス
の前縁部との間に配置される。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、パーティションパネル
の側縁下部に干渉回避部を設けたため、ドア組付時にお
ける昇降ガラスの側縁上部とパーティションパネルの側
縁下部すなわち干渉回避部との間隙が広くなる。従っ
て、この間隙を通してパーティションサッシュを挿入し
易くなり、ひいてはドア組立作業性が著しく向上する。
【0010】この干渉回避部はドアウエスト部よりも下
方のドア本体内部に配置されるため、外観品質に悪影響
を与えることはない。また、この干渉回避部の分、パー
ティションパネルが実質的に切り欠かれたこととなるた
め、その材料及び重量の低減化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係るパ
ーティションサッシュ10を備えた自動車用リアドア及
びその組立構造の実施形態を示しており、図3〜5は、
本発明の先行例に係るリアドアの組立手順を示してい
る。
【0012】パーティションサッシュ10は、略門形の
ドアサッシュ12を含めたドア本体11の前部に昇降可
能に配設される昇降ガラス13と、ドア本体11の後部
に配設され、予めパーティションウエザーストリップ1
5が周縁部の全周にわたって取り付けられたパーティシ
ョンパネル14と、の間に立設される。このパーティシ
ョンサッシュ10は、図2にも示すように、昇降ガラス
13の後縁部13aを昇降可能に収容・支持するグラス
ラン16a(図5参照)が嵌合又は一体的に形成される
チャンネル状のグラスラン受容部16と、パーティショ
ンウエザーストリップ15が装着されたパーティション
パネル14の前縁部14aを収容・保持するチャンネル
状のパネル受容部17と、を有する略H字状の均一断面
形状をなし、ドアサッシュ12の上辺部からドアウエス
ト部18より下方のドア本体11の内部まで略棒状に延
在している。
【0013】パーティションパネル14の下側の一部1
9は、ドアウエスト部18を越えてドア本体11の内部
に入り込んでおり、固定ブラケット20を介してドア本
体11に保持される。従って、ドアウエスト部18の開
口フランジ部21に装着されるドアアウトサイドモール
22を、昇降ガラス13,パーティションサッシュ10
及びパーティションパネル14の外側面に当接させつ
つ、ドア前後方向のほぼ全長にわたって直線状に延設す
ることができ、外観品質に優れている。
【0014】そして本実施形態では、パーティションパ
ネル14の前縁部14aのうち、ドアウエスト部18を
越えてドア本体11の内部に入り込んでいる前縁下部1
4bに、パーティションサッシュ10から離れるように
ドア後方側(図の右側)へ向けて図1に示すように傾斜
する又は図2に示すように湾曲する干渉回避部23を形
成している。すなわち、干渉回避部23は、パーティシ
ョンパネル14の前縁下部14bに相当するコーナー部
を斜め又は略円弧状に切り欠いた角部面取り形状をなし
ている。
【0015】次に、図3〜5を参照して、先行例に係る
リアドアの組立手順を説明する。この先行例では、本実
施形態とは異なり、干渉回避部23が設けられておら
ず、パーティションパネル14の前縁部14aが前縁下
部14bを含めて下端まで略直線状に延びている。
【0016】ドア組立時には、先ず図3及び図4に示す
ように、パーティションパネル14を固定ブラケット2
0等を介してドア本体11のドアサッシュ12へ予め組
み付けておくとともに、昇降ガラス13をドアウエスト
部18より下方のドア本体11内部に落とし込んで仮置
きしておく。次いで図4に示すように、パーティション
サッシュ10を、ドアウエスト部18の開口部よりドア
本体11内へ挿入し、パーティションパネル14の前縁
下部14bと昇降ガラス13の後縁上部13bとの間隙
D1を通して更に下方へ挿入していく。そして図5に示
すように、パーティションサッシュ10を、昇降ガラス
13の後縁部13aとパーティションパネル14の前縁
部14aに嵌合させた後、上部ブラケット24(図1,
図4参照)及び下部ブラケット25を介してドア本体1
1へ固定する。
【0017】しかしながら、このような先行例では、特
にパーティションパネル14をドアウエスト部18より
下方まで延在させている関係で、ドア組付時における昇
降ガラス13の後縁上部13bとパーティションパネル
14の前縁下部14bとの間隙D1が非常に狭いため、
この間隙D1を通してパーティションサッシュ10をド
ア本体11内部へ挿入する作業が非常に困難で、ドア組
立作業性が良くない。
【0018】これに対し、本実施形態のように、パーテ
ィションパネル14の前縁下部14bに干渉回避部23
を設けた場合、ドア組付時における昇降ガラス13の後
縁上部13bとパーティションパネル14の前縁下部1
4bに設けられた干渉回避部23との間隙D2が広くな
るため、この間隙D2を通してパーティションサッシュ
10を挿入し易くなり、ひいてはドア組立作業性が著し
く向上する。
【0019】また、干渉回避部23はドアウエスト部1
8よりも下方のドア本体11内部に位置するため、この
干渉回避部23が外観品質に悪影響を与えることはな
い。更に、この干渉回避部23の分、パーティションパ
ネル14が実質的に切り欠かれたこととなるため、その
材料及び重量の低減化を図ることができる。
【0020】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、例えばパーティションサッシュを備え
たフロントドアにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパーティションサッ
シュを備えた自動車用リアドアの組立時の一態様を示す
説明図。
【図2】本発明の一実施形態に係るパーティションサッ
シュを備えた自動車用リアドアの要部を示す破断斜視対
応図。
【図3】本発明の先行例に係るリアドアの組立手順を示
す説明図。
【図4】同じく先行例に係るリアドアの組立手順を示す
説明図。
【図5】同じく先行例に係るリアドアの組立手順を示す
説明図。
【図6】従来例に係るパーティションサッシュを備えた
自動車用リアドアを示す説明図。
【符号の説明】
10…パーティションサッシュ 11…ドア本体 13…昇降ガラス 14…パーティションパネル 15…パーティションウエザーストリップ 18…ドアウエスト部 23…干渉回避部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降ガラスと、パーティションウエザー
    ストリップが周縁部に取り付けられたパーティションパ
    ネルと、との間に配置され、昇降ガラスの側縁部を昇降
    可能に収容・支持するとともに、パーティションパネル
    の側縁部を収容・保持するパーティションサッシュを有
    する自動車用ドアにおいて、 上記パーティションパネルの側縁部のうち、ドアウエス
    ト部より下方のドア本体内に配置される側縁下部に、パ
    ーティションサッシュから離れる方向へ傾斜又は湾曲す
    る干渉回避部を設けたことを特徴とする自動車用ドア。
  2. 【請求項2】 ドア組立時には、ドアウエスト部からド
    ア本体内に挿入されるパーティションサッシュを、予め
    ドアサッシュに組み付けられたパーティションパネルの
    側縁下部と、ドアウエスト部より下方のドア本体内に仮
    置きされた昇降ガラスの側縁上部と、の間隙を通過させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアの組
    立構造。
JP2001342619A 2001-11-08 2001-11-08 自動車用ドア及びその組立構造 Pending JP2003136963A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101481351B1 (ko) * 2013-12-18 2015-01-12 현대자동차주식회사 차량의 도어 디비젼 채널

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