JP2000072347A - エレベータかご内の乗客検出装置 - Google Patents

エレベータかご内の乗客検出装置

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JP2000072347A
JP2000072347A JP10248490A JP24849098A JP2000072347A JP 2000072347 A JP2000072347 A JP 2000072347A JP 10248490 A JP10248490 A JP 10248490A JP 24849098 A JP24849098 A JP 24849098A JP 2000072347 A JP2000072347 A JP 2000072347A
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JP
Japan
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passenger
car
light receiving
detecting
detecting device
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Application number
JP10248490A
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English (en)
Inventor
Hideki Takasu
秀樹 高須
Kazuo Yamamoto
和男 山本
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に乗客の検出を行うことができるととも
に、乗りかご内の利用者が異常な状態にあることを確認
できるエレベータかご内の乗客検出装置を提供する。 【解決手段】 複数個の発光体が長手方向に配設される
長尺構造体の投光部と、この投光部に対向する複数の受
光体が長手方向に配設される長尺構造体の受光部とによ
る検出装置を少なくとも2組は乗りかご内に設け、その
うち1組は巾木と側板間に介設し、別の1組は乗りかご
床面から一定間隔以上の高さの側板部分に設けるととも
に、2組の検出装置のうち、どちらか片方のみが乗客を
検知した時は、警報を発する。 【効果】 確実に乗客の検出を行うことができるととも
に、乗りかご内の利用者が異常な状態にあることを確認
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗りかご内の乗客
を検出するエレベータかご内の乗客検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線センサをかご天井に設け、
乗りかご内の乗客の有無を検出するエレベータかご内の
乗客検出装置が提案されている。
【0003】なお、この種のものとして、例えば、特開
平4−17362号公報に記載されるものをあげること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年では、ホームエレ
ベータの個人住宅への普及がすすんでおり、エレベータ
の設置環境は、従来、不特定多数の人間が利用していた
共同空間に加え、住宅内の特定個人が利用するパーソナ
ル空間へと拡大する傾向にある。
【0005】ここで、個人住宅内でエレベータを使用時
に、不測の事態、例えば発作による転倒などで意識を失
い、かご内に設置されている外部への非常連絡装置の使
用も困難で、乗りかご内に1人置かれるような事象が発
生したとする。公共施設内のエレベータと異なり、個人
住宅に代表される特定個人にのみ利用者が限定されるケ
ースでは、他の家族など次の利用者が乗りかごに乗り込
むまでの長い時間、その事態を確認することができず、
被害の拡大を招くおそれがある。
【0006】上述した従来のエレベータかご内の乗客検
出装置では、単純にかご内の乗客の有無を検知するのみ
で、乗りかご内の利用者の状況は確認できない。
【0007】本発明は、このような従来技術における実
状に鑑みてなされたもので、その目的は、確実に乗客の
検出を行うことができるとともに、乗りかご内の利用者
が異常な状態にあることを確認できるエレベータかご内
の乗客検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、かご床の縁部に設けられる所定高さの巾木
と、この巾木とかご天井間に立設される側板を有する乗
りかごに備えられ、この乗りかご内の乗客を検出するエ
レベータかご内の乗客検出装置において、複数の発光体
が長手方向に配設される長尺構造体の投光部と、この投
光部に対向する面に、前記発光体と対向する複数の受光
体が長手方向に配設される長尺構造体の受光部とによる
検出装置を少なくとも2組は有し、そのうち1組は前記
巾木と前記側板間に介設し、別の1組は乗りかご床面か
ら一定間隔以上の高さの側板部分に設けるとともに、2
組の検出装置のうち、どちらか片方のみが乗客を検知し
た時は、警報を発する機能を有する構成にしてある。
【0009】前記のように構成した本発明によれば、乗
客がエレベータを利用中は、乗りかご内に設けた2組の
長尺構造体の投、受光部による検出装置の両方で乗客の
存在を同時に検知している。ここで、乗客が不測の事
態、例えば発作などで転倒し、意識を失った場合、乗客
は、乗りかご内に倒れた状態のまま放置される。乗客の
姿勢は通常の歩行時の体勢から転倒状態へと変わり、乗
客の身体は、床面から一定高さ以上の位置に対向して設
置する一対の長尺構造体の投、受光部の位置よりも下に
位置することになる。つまり、2組の長尺構造体の投、
受光部による検出装置は当初、2組がともに乗客を検知
していたのに対し、事故発生後は、床面から一定高さ以
上の位置に対向して設置する1組の検出装置は乗客を検
知しない状態となる。
【0010】これにより、2組の検出装置のうち、どち
らか片方のみが乗客を検知する状態が生じることとな
り、これが警報の発報に至り、乗りかご内の利用者が異
常な状態にあることを容易に外部で確認できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータかご内
の乗客検出装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明のエレベータかご内の乗客検
出装置の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のA方向
から見た縦断面図、図3、4は図2で示すエレベータを
利用者が使用中の状態を示す。
【0013】乗りかご1は図1に示すように、かご床2
の縁部に設けられる所定高さの巾木3と、この巾木3と
図示しないかご天井間に立設される側板4と、かごドア
5を有している。
【0014】そして、本実施形態の乗客検出装置は、図
2にも示すように、複数個の図示しない発光体が長手方
向に配設される長尺構造体の投光部6と、この投光部6
に対向する、図示しない複数の受光体が長手方向に配設
される長尺構造体の受光部7とを備えた検出装置8のう
ち1組の検出装置8aを巾木3と側板4の間に介設し、
別の1組の検出装置8bは側板4にかご床2から一定高
さHをもって組み込まれる。検出装置8a、検出装置8
bそれぞれの投光部6と受光部7間には光軸9が存在す
る。
【0015】この実施形態を図3、4を用いて説明す
る。
【0016】図3は、図2で示した乗りかご1を乗客1
0が利用中の状態を示したもので、検出装置8a、検出
装置8bとともに、その光軸9を乗客10が遮ることか
ら、乗客10の存在を検知している。検出装置8a、検
出装置8bともに、乗客10の存在を検知していること
から、乗客10は正常な状態と判断し発報には至らな
い。図4は、乗りかご1を乗客10が利用中に、不測の
事態が発生し、乗客10が転倒している状態を示す。検
出装置8aは、その光軸9を乗客10が遮ることから、
乗客10の存在を検知している。一方、検出装置8bの
光軸9部分には既に乗客10の身体がないことから、光
軸9を遮るものがなくなり、検出装置8bは、乗客10
の存在を検知できない。検出装置8aは乗客10の存在
を検知し、検出装置8bは乗客10の存在を検知しない
という不整合が生じ、この結果、警報の発報へとつなが
る。
【0017】以上のように、検出装置8a、検出装置8
b、それぞれによる乗客10の検出状態を比較、検証す
ることにより、乗りかご1内の乗客10が異常な状態に
あることを確認できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
確実に乗客の検出を行うことができるとともに、乗りか
ご内の利用者が異常な状態にあることを確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータかご内の乗客検出装置の一
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA方向から見た縦断面図である。
【図3】図2で示すエレベータを乗客が利用中の状態を
示す縦断面図である。
【図4】図2で示すエレベータを利用中の乗客が転倒し
た状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 乗りかご 2 かご床 3 巾木 4 側板 5 かごドア 6 投光部 7 受光部 8 検出装置 9 光軸 10 乗客

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご床の縁部に設けられる所定高さの巾
    木と、この巾木とかご天井間に立設される側板を有する
    乗りかごに備えられ、この乗りかご内の乗客を検出する
    エレベータかご内の乗客検出装置において、 複数の発光体が長手方向に配設される長尺構造体の投光
    部と、この投光部に対向する面に、前記発光体と対向す
    る複数の受光体が長手方向に配設される長尺構造体の受
    光部とによる検出装置を少なくとも2組は有し、そのう
    ち1組は前記巾木と前記側板間に介設し、別の1組は乗
    りかご床面から一定間隔以上の高さの側板部分に設ける
    とともに、2組の検出装置のうち、どちらか片方のみが
    乗客を検知した時は、警報を発する機能を有することを
    特徴とするエレベータかご内の乗客検出装置。
JP10248490A 1998-09-02 1998-09-02 エレベータかご内の乗客検出装置 Pending JP2000072347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089262A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089262A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム
JP4655566B2 (ja) * 2004-09-27 2011-03-23 パナソニック電工株式会社 自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム

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