JP2000070719A - 不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸合成用触媒、その製造方法、およびその触媒を用いた不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の合成方法 - Google Patents

不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸合成用触媒、その製造方法、およびその触媒を用いた不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の合成方法

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JP2000070719A JP10247184A JP24718498A JP2000070719A JP 2000070719 A JP2000070719 A JP 2000070719A JP 10247184 A JP10247184 A JP 10247184A JP 24718498 A JP24718498 A JP 24718498A JP 2000070719 A JP2000070719 A JP 2000070719A
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unsaturated
carboxylic acid
unsaturated carboxylic
aldehyde
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Masahide Kondo
正英 近藤
Toru Shiotani
徹 塩谷
Toru Kuroda
徹 黒田
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択率の高い不飽和アルデヒドおよび不飽和
カルボン酸合成用触媒、成形性を犠牲にすることなく混
練り時間を短縮できる触媒の製造方法、および高選択率
で不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を合成でき
る方法を提供する。 【解決手段】 プロピレン、イソブチレン、第三級ブチ
ルアルコールまたはメチル第三級ブチルエーテルを分子
状酸素により気相接触酸化し、不飽和アルデヒドおよび
不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる、少なくと
もモリブデン、ビスマスおよび鉄を含む押出成形触媒で
あって、触媒成分を含む粒子に界面活性剤と液体を加え
て混練りしたものを押出成形した不飽和アルデヒドおよ
び不飽和カルボン酸合成用触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、プロピレン、イ
ソブチレン、第三級ブチルアルコール(以下、TBAと
いう)またはメチル第三級ブチルエーテル(以下、MT
BEという)を分子状酸素により気相接触酸化し、不飽
和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を合成する際に用
いられる、少なくともモリブデン、ビスマスおよび鉄を
含む不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸合成用触
媒、不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸合成用触
媒の製造方法、および不飽和アルデヒドおよび不飽和カ
ルボン酸の合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロピレン、イソブチレン、TB
AまたはMTBEを気相接触酸化して不飽和アルデヒド
および不飽和カルボン酸を製造する際に用いられる触媒
や、その触媒の製造方法については数多くの提案がなさ
れている。
【0003】このような触媒の多くは、少なくともモリ
ブデン、ビスマスおよび鉄を含む組成を有しており、工
業的にはこのような組成の成形触媒が使用される。これ
らはその成形方法により押出成形触媒や担持成形触媒等
に分類される。通常、押出成形触媒は触媒成分を含む粒
子を混練りし押出成形する工程を経て製造され、担持成
形触媒は触媒成分を含む粉体を担体に担持させる工程を
経て製造される。
【0004】押出成形触媒に関しては、例えば、製造の
際にグラファイトや無機ファイバーを添加して強度や選
択率を向上させる方法(特開昭60−150834号公
報)、成形体の形状および物性を特定したもの(特公昭
62−36740号公報)等が提案されている。
【0005】ところが、従来の押出成形触媒の製造方法
では、触媒成分を含む粒子に液体を加えて混練りすると
粘土状になるまでに比較的長時間を要するという問題が
ある。しかしながら、完全に粘土状になる前に混練りを
止めて混練り時間を短縮すると、成形性が低下したり、
得られる触媒の選択率が低くなるという問題があるの
で、単に混練り時間を短縮する方法を採用することは困
難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本願発明
は選択率の高い不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン
酸合成用触媒、成形性を犠牲にすることなく混練り時間
を短縮できる触媒の製造方法、および高選択率で不飽和
アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を合成できる方法を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本願発明は、プ
ロピレン、イソブチレン、TBAまたはMTBEを分子
状酸素により気相接触酸化し、不飽和アルデヒドおよび
不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる、少なくと
もモリブデン、ビスマスおよび鉄を含む押出成形触媒で
あって、触媒成分を含む粒子に界面活性剤と液体を加え
て混練りしたものを押出成形した不飽和アルデヒドおよ
び不飽和カルボン酸合成用触媒である。
【0008】また本願発明は、プロピレン、イソブチレ
ン、TBAまたはMTBEを分子状酸素により気相接触
酸化し、不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を合
成する際に用いられる、少なくともモリブデン、ビスマ
スおよび鉄を含む押出成形触媒の製造において、触媒成
分を含む粒子に界面活性剤と液体を加えて混練りしたも
のを押出成形することを特徴とする不飽和アルデヒドお
よび不飽和カルボン酸合成用触媒の製造方法である。
【0009】さらに本願発明は、上記触媒を用いて、プ
ロピレン、イソブチレン、TBAまたはMTBEを分子
状酸素により気相接触酸化する不飽和アルデヒドおよび
不飽和カルボン酸の合成方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明の触媒はプロピレン、イ
ソブチレン、TBAまたはMTBEを反応原料とし、こ
の反応原料を分子状酸素により気相接触酸化して不飽和
アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を合成するために用
いられるものである。反応原料は単独に限らず、これら
を組み合わせて用いてもよい。ここで不飽和アルデヒド
および不飽和カルボン酸とは具体的には、反応原料がプ
ロピレンの場合にはアクロレインおよびアクリル酸を指
し、それ以外の反応原料の場合にはメタクロレインおよ
びメタクリル酸を指す。
【0011】このような少なくともモリブデン、ビスマ
スおよび鉄を含む押出成形触媒は、一般に(1)触媒成
分を含む粒子を製造する工程、(2)得られた粉体を混
練りする工程、(3)得られた混練り品を押出成形する
工程、(4)乾燥および/または熱処理する工程を経て
製造される。
【0012】本願発明において、(1)の工程は特に限
定されず従来公知の種々の方法が適用できるが、通常は
少なくともモリブデン、ビスマス、鉄を含む水性スラリ
ーを乾燥して粒子状にする。
【0013】少なくともモリブデン、ビスマス、鉄を含
む水性スラリーを製造する方法は特に限定されず、成分
の著しい偏在を伴わない限り、従来からよく知られてい
る沈殿法、酸化物混合法等の種々の方法を用いることが
できる。水性スラリーに溶解する触媒成分の原料として
は、各元素の酸化物、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、水酸化
物、アンモニウム塩、ハロゲン化物等を組み合わせて使
用することができる。例えば、モリブデン原料としては
パラモリブデン酸アンモニウム、三酸化モリブデン等が
挙げられる。
【0014】水性スラリーを乾燥して粒子状にする方法
は特に限定されないが、例えば、スプレー乾燥機を用い
て乾燥する方法、スラリードライヤーを用いて乾燥する
方法、ドラムドライヤーを用いて乾燥する方法、蒸発乾
固して塊状の乾燥物を粉砕する方法等が適用できるが、
乾燥と同時に粒子が得られること、およびそれらの形状
が整った球形であることから、スプレー乾燥機を用いて
乾燥球状粒子を得ることが好ましい。乾燥条件は乾燥方
法により異なるが、スプレー乾燥機を用いる場合、入口
温度は通常300〜500℃、出口温度は通常100℃
以上で好ましくは110〜200℃である。
【0015】このようにして得られた乾燥粒子には、触
媒原料等に由来する硝酸等の塩を通常は含んでおり、こ
れらの塩を粒子の成形後に焼成により分解すると、成形
品の強度が低下する恐れがある。このため、粒子は乾燥
するだけでなく、この時点で焼成して焼成粒子としてお
くことが好ましい。焼成条件は特に限定されず、公知の
焼成条件を適用することができるが、通常200〜60
0℃の温度範囲で行われ、焼成時間は目的とする触媒に
よって適宜選択される。
【0016】触媒成分を含む粒子の平均粒子直径は、大
きくなると成形後の粒子間に大きな空隙、すなわち大き
な細孔が形成されて選択率が向上する。一方、平均粒子
直径が小さくなると単位体積当たりの粒子同士の接触点
が増加するので得られる触媒成形体の機械的強度が向上
する。これらを考慮すると平均粒子直径は10〜150
μmの範囲が好ましく、特に好ましくは20〜100μ
mである。
【0017】次に(2)の工程では、(1)の工程で得
られた粒子、液体、および界面活性剤を混合したものを
混練りする。混練りに使用する装置は特に限定されず、
例えば、双腕型の攪拌羽根を使用するバッチ式の混練り
機、軸回転往復式やセルフクリーニング型等の連続式の
混練り機等が使用できるが、混練り品の状態を確認しな
がら混練りを行うことができる点では、バッチ式が好ま
しい。また、混練りの終点は、通常目視または手触りに
よって判断する。
【0018】(2)の工程で用いる液体としては、水や
アルコールが好ましく、このようなアルコールとして
は、例えばエタノール、メチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール等の低級アルコールが挙げ
られる。これらの液体は単独に限らず複数組み合わせて
用いてもよい。液体の使用量は、粒子の種類や大きさ、
液体の種類等により適宜選択されるが、通常は乾燥粒子
または焼成粒子100重量部に対して10〜60重量部
であり、好ましくは20〜50重量部である。
【0019】(2)の工程で用いる界面活性剤として
は、溶質分子が適当な親水基と親油基を持った両親媒性
物質で低濃度で表面活性を示すものであれば、陽イオン
系、陰イオン系、非イオン系或いは両性系のいずれの界
面活性剤でも使用することができる。ただし、触媒性能
に悪影響を与える成分を含まないか、或いは含んでいて
も低濃度であることが好ましい。
【0020】陰イオン系界面活性剤としては、例えば、
ラウリル硫酸エステルナトリウム塩、セチル硫酸エステ
ルナトリウム塩、オレイル硫酸エステルナトリウム塩等
の硫酸エステル塩類が好ましく用いられる。
【0021】陽イオン系界面活性剤としては、例えば、
ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド等の第4級
アンモニウム塩型のものが好ましく用いられる。
【0022】両性系界面活性剤としては、例えば、ラウ
リルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン、
ラウリルジヒドロキシエチルベタイン等の第4級アンモ
ニウム塩のカチオン基とカルボン酸塩のアニオン基を有
するベタイン型両性系界面活性剤が好ましく用いられ
る。
【0023】非イオン系界面活性剤としては、例えば、
ソルビタンモノカプロン酸エステル、ソルビタンモノカ
プリン酸エステル、ソルビタンモノラウリン酸エステ
ル、ソルビタンモノオレイン酸エステル、ソルビタンラ
ウリン酸モノエステルのエチレンオキサイド(以下EO
という)20モル付加物、ソルビタンパルチミン酸モノ
エステルのEO20モル付加物等の多価アルコールのエ
ステルおよびそのEO付加物、ポリエチレングリコール
モノエステル類、ポリエチレングリコールジエステル
類、高級アルコールのEO付加物類が好ましく用いられ
る。
【0024】界面活性剤の使用量は特に限定されない
が、明確な効果を得るためには(1)の工程で得られた
粒子100重量部に対して0.01重量部以上の界面活
性剤を使用することが好ましく、界面活性剤中の金属イ
オン等の成分が触媒性能に与える悪影響を考慮すると5
重量部以下が好ましい。
【0025】(2)の工程において、有機バインダー等
の成形助剤を加えると強度が向上することは従来より知
られているが、成形助剤を界面活性剤と併用することに
より、界面活性剤を加えず成形助剤を使用した場合に比
べて、成形助剤当たりの強度向上効果が促進されるの
で、本願発明においては成形助剤を併用することが好ま
しい。このような成形助剤としては、例えば、メチルセ
ルロース、メチルセルロースエーテル、カルボキシメチ
ルセルロース等が挙げられる。この他に従来公知の添加
剤を加えてもよく、このような添加剤としては、例え
ば、グラファイトおよびケイソウ土等の無機化合物、ガ
ラス繊維、セラミックファイバーおよび炭素繊維等の無
機ファイバー等が挙げられる。
【0026】界面活性剤や成形助剤等の添加は任意の方
法で行うことができる。このような添加方法としては、
例えば、液体を加える前に(1)の工程で得られた粉体
や粒子と混合する方法や液体に予め溶解または分散させ
て(1)の工程で得られた粉体や粒子に加える方法等が
挙げられる。
【0027】混練り時に界面活性剤を加えると混練り終
点までの時間、すなわち混練り品が粘土状になるまでの
時間が短縮される。さらに、このようにして界面活性剤
を使用して製造した触媒は、反応における目的生成物の
選択率も優れている。この理由としては、界面活性剤の
作用により、粒子と液体間の表面張力が大きく低下する
ことにより、均一な混練り品および均一な成形体が得ら
れるためと考えられる。
【0028】(3)の工程では(2)の工程で得られた
混練り品を押出成形する。押出成形に用いる装置は特に
限定されないが、例えば、オーガー式押出成形機または
ピストン式押出成形機等が挙げられる。押出成形された
押出成形体は適当な長さに切断される。押出成形体の形
状は特に限定されないが、例えばリング状(円筒状)、
円柱状、星型柱状等の任意の形状が挙げられる。
【0029】(4)の工程では(3)の工程で得られた
押出成形体を乾燥することにより乾燥成形品を得る。乾
燥方法は特に限定されず、例えば、熱風乾燥、湿度乾
燥、遠赤外線乾燥、およびマイクロ波乾燥等の公知の方
法を単独または組み合わせて任意に用いることができ
る。乾燥条件は目的とする含水率により適宜選択する。
【0030】乾燥成形品は通常焼成するが、(1)の工
程で粒子を焼成している場合等は省略することも可能で
ある。この焼成は通常200〜600℃の温度範囲で行
われる。焼成は焼成炉等で行うこともできるが、焼成炉
への出し入れの手間を省くことができる点で乾燥成形体
を反応管に充填した後に反応管内で焼成することが好ま
しい。
【0031】本願発明の方法で製造される少なくともモ
リブデン、ビスマスおよび鉄を含む触媒は、一般式 MoaBibFecdefgSihi (式中、Mo、Bi、Fe、SiおよびOはそれぞれモ
リブデン、ビスマス、鉄、ケイ素および酸素を示し、M
はコバルトおよびニッケルからなる群より選ばれた少な
くとも1種の元素を示し、Xはクロム、鉛、マンガン、
カルシウム、マグネシウム、ニオブ、銀、バリウム、ス
ズ、タンタルおよび亜鉛からなる群より選ばれた少なく
とも1種の元素を示し、Yはリン、ホウ素、硫黄、セレ
ン、テルル、セリウム、タングステン、アンチモンおよ
びチタンからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素
を示し、Zはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジ
ウム、セシウムおよびタリウムからなる群より選ばれた
少なくとも1種の元素を示す。a、b、c、d、e、
f、g、hおよびiは各元素の原子比を表し、a=12
の時b=0.01〜3、c=0.01〜5、d=1〜1
2、e=0〜8、f=0〜5、g=0.001〜2、h
=0〜20であり、iは前記各成分の原子価を満足する
のに必要な酸素原子比である)で表される組成を有する
ことが好ましい。
【0032】本願発明の不飽和アルデヒドおよび不飽和
カルボン酸の合成方法では、本願発明の方法で製造した
触媒の存在下に、反応原料であるプロピレン、イソブチ
レン、TBAまたはMTBEと分子状酸素を含む原料ガ
スを気相接触酸化する。この際、反応管内において、触
媒はシリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、シリコンカ
ーバイト、チタニア、マグネシア、セラミックボールや
ステンレス鋼等の不活性担体で希釈されていてもよい。
分子状酸素源としては空気を用いることが経済的である
が、必要ならば純酸素で富化した空気も用いうる。原料
ガス中の反応原料と酸素のモル比は1:0.5〜1:3
の範囲が好ましい。原料ガスは反応原料と分子状酸素以
外に水を含んでいることが好ましく、また不活性ガスで
希釈して用いることが好ましい。反応圧力は常圧から数
100kPaまでが好ましい。反応温度は200〜45
0℃の範囲で選ぶことができるが、特に250〜400
℃の範囲が好ましい。
【0033】
【実施例】以下、実施例および比較例により本願発明を
具体的に説明する。実施例および比較例中の「部」は重
量部であり、混練りにはバッチ式の双腕型の攪拌羽根を
備えた混練り機を使用した。また、原料ガスおよび反応
ガスの分析はガスクロマトグラフィーにより行った。
【0034】乾燥成形品の充填粉化率は次のようにして
求めた。 充填粉化率(%)={(1000−X)/1000}×
100 ここでXは、水平面に対して垂直に設置した内径2.7
5cm、長さ6mのステンレス製円筒容器の上部から乾
燥成形品1000gを落下させて容器内に充填した後、
容器底部より乾燥成形品を回収し、このうち目開き1.
19mmのふるいを通過しなかったものの重量(g)で
ある。
【0035】実施例および比較例中の原料オレフィン、
TBAまたはMTBEの反応率(以下、反応率とい
う)、生成する不飽和アルデヒドまたは不飽和カルボン
酸の選択率は次式により算出した。 反応率(%)=A/B×100 不飽和アルデヒドの選択率(%)=C/A×100 不飽和カルボン酸の選択率(%)=D/A×100 ここで、Aは反応した原料オレフィン、TBAまたはM
TBEのモル数、Bは供給した原料オレフィン、TBA
またはMTBEのモル数、Cは生成した不飽和アルデヒ
ドのモル数、Dは生成した不飽和カルボン酸のモル数で
ある。
【0036】[実施例1]純水1000部にパラモリブ
デン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アン
モニウム6.2部、硝酸カリウム1.4部、三酸化アン
チモン30.9部および三酸化ビスマス66.0部を加
え加熱攪拌した(A液)。別に純水1000部に硝酸第
二鉄114.4部、硝酸コバルト288.4部および硝
酸亜鉛28.1部を順次加え溶解した(B液)。A液に
B液を加え水性スラリーとした後、該水性スラリーをス
プレー乾燥機を用いて平均粒径60μmの乾燥球状粒子
とした。この乾燥球状粒子を300℃で1時間焼成して
焼成粒子を得た。このようにして得られた焼成粒子50
0部に対して、カルボキシメチルセルロースを20部、
非イオン系界面活性剤であるソルビタンモノラウリン酸
エステルを1.5部を加え、乾式混合した。ここに純水
160部を混合し、混練り機にて粘土状になるまで混練
りした。混練りの終点は混練り品の状態から目視により
判断した。ここで、粘土状になるまでに要した時間は1
6分であった。この粘土状になった混練り品をオーガー
式押出成形機を用いて外径5mm、内径2mmの円筒状
に押出成形し、平均長さ5mmに切断してリング状の押
出成形体を得た。得られた押出成形体は熱風乾燥機を用
いて110℃で乾燥した。得られた乾燥成形品の充填粉
化率は0.10%であった。次いで、乾燥成形品をステ
ンレス製の反応管に充填し、空気の流通下510℃で3
時間再度焼成を行い押出成形触媒を得た。得られた押出
成形触媒の酸素以外の元素の組成(以下同じ)は、 Mo120.1Bi1.2Fe1.2Sb0.9Co4.2Zn0.4
0.06 であった。
【0037】引き続き、プロピレン5%、酸素12%、
水蒸気10%および窒素73(容量%)の原料ガスを接
触時間3.6秒にて触媒層を通過させ、310℃で反応
させた。その結果、プロピレンの反応率99.0%、ア
クロレインの選択率91.0%、アクリル酸の選択率
6.5%であった。
【0038】[実施例2]実施例1において、ソルビタ
ンモノラウリン酸エステル1.5部の代わりに、陰イオ
ン系界面活性剤であるラウリル硫酸エステルナトリウム
塩0.5部を用いた点以外は、実施例1と同様に押出成
形触媒を製造し、反応を行った。その際、混練り品が粘
土状になるまでに要した時間は15分であった。また、
乾燥成形品の充填粉化率は0.09%であった。押出成
形触媒を用いた反応結果は、プロピレンの反応率99.
0%、アクロレインの選択率90.8%、アクリル酸の
選択率6.4%であった。
【0039】[比較例1]実施例1において、界面活性
剤であるソルビタンモノラウリン酸エステルを使用しな
かった点以外は、実施例1と同様に押出成形触媒を製造
し、反応を行った。その際、混練り品が粘土状になるま
でに要した時間は27分であった。また、乾燥成形品の
充填粉化率は0.24%であった。押出成形触媒を用い
た反応結果は、プロピレンの反応率98.9%、アクロ
レインの選択率90.2%、アクリル酸の選択率6.0
%であった。
【0040】[実施例3]純水1000部にパラモリブ
デン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アン
モニウム6.2部、硝酸セシウム23.0部、三酸化ア
ンチモン27.5部および三酸化ビスマス33.0部を
加え加熱攪拌した(A液)。別に純水1000部に硝酸
第二鉄190.7部、硝酸ニッケル75.5部、硝酸コ
バルト453.3部、硝酸鉛23.5部および85重量
%リン酸1.4部を順次加え溶解した(B液)。A液に
B液を加え水性スラリーした後、該水性スラリーをスプ
レー乾燥機を用いて平均粒径が60μmの乾燥球状粒子
とした。この乾燥球状粒子を300℃で1時間焼成して
焼成粒子を得た。このようにして得られた焼成粒子50
0部に対して、メチルセルロースエーテルを20部、非
イオン系界面活性剤であるソルビタンモノオレイン酸エ
ステルを1.5部加え、乾式混合した。さらに純水16
0部を混合し、混練り機にて粘土状になるまで混練りし
た。ここで、粘土状になるまでに要した時間は17分で
あった。この粘土状になった混練り品をオーガー式押出
成形機を用いて外径5mm、内径2mmの円筒状に押出
成形し、平均長さ5mmに切断してリング状の押出成形
体を得た。得られた押出成形体を熱風乾燥機を用いて1
10℃で乾燥した。得られた乾燥成形品の充填粉化率は
0.11%であった。次いで、乾燥成形品をステンレス
製反応管に充填し、空気の流通下510℃で3時間再度
焼成を行い押出成形触媒を得た。得られた押出成形触媒
の組成は、 Mo120.1Bi0.6Fe2Sb0.2Ni1.1Co6.6Pb
0.30.05Cs0.5 であった。
【0041】引き続き、イソブチレン5%、酸素12
%、水蒸気10%および窒素73(容量%)の原料ガス
を接触時間3.6秒にて触媒層を通過させ、340℃で
反応させた。その結果、イソブチレンの反応率97.9
%、メタクロレインの選択率89.8%、メタクリル酸
の選択率4.0%であった。
【0042】[実施例4]実施例3において、ソルビタ
ンモノオレイン酸エステル1.5部の代わりに、陰イオ
ン系界面活性剤であるオレイル硫酸エステルナトリウム
塩0.5部を用いた点以外は、実施例3と同様に押出成
形触媒を製造し、反応を行った。その際、混練り品が粘
土状になるまでに要した時間は18分であった。また乾
燥成形品の充填粉化率は0.11%であった。押出成形
触媒を用いた反応結果は、イソブチレンの反応率97.
8%、メタクロレインの選択率89.7%、メタクリル
酸の選択率3.8%であった。
【0043】[比較例2]実施例3において、界面活性
剤であるソルビタンモノオレイン酸エステルを使用せ
ず、混練りを18分で終了した以外は、実施例3と同様
にして押出成形触媒の製造を試みたが、混練り品が完全
な粘土状でなく、これを押出成形したところボロボロに
崩れる保形性の低いものしか得られなかった。
【0044】[比較例3]実施例3において、界面活性
剤であるソルビタンモノオレイン酸エステルを使用しな
かった点以外は、実施例3と同様に成形触媒を製造し、
反応を行った。その際、混練り品が粘土状になるまでに
要した時間は37分であった。また乾燥成形品の充填粉
化率は0.30%であった。押出成形触媒を用いた反応
結果は、イソブチレンの反応率97.2%、メタクロレ
インの選択率89.4%、メタクリル酸の選択率3.4
%であった。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、触媒の製造において成
形性を犠牲にすることなく混練り時間を短縮でき、また
不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を高い選択率
で製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 45/37 C07C 45/37 47/22 47/22 G 51/21 51/21 57/05 57/05 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 BC03B BC06B BC21B BC25A BC25B BC25C BC26B BC35B BC59A BC59B BC59C BC60B BC66A BC66B BC66C BC67B BD07B BE22B BE36B CB07 CB10 CB11 CB17 CB72 CB74 DA05 EA02Y FB06 FB65 FC10 4H006 AA02 AC45 AC46 BA02 BA05 BA06 BA07 BA09 BA10 BA11 BA12 BA13 BA14 BA16 BA19 BA20 BA21 BA27 BA30 BA31 BA33 BA35 BA36 BA81 BC13 BE30 BS10 4H039 CA62 CA65 CC30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレン、イソブチレン、第三級ブチ
    ルアルコールまたはメチル第三級ブチルエーテルを分子
    状酸素により気相接触酸化し、不飽和アルデヒドおよび
    不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる、少なくと
    もモリブデン、ビスマスおよび鉄を含む押出成形触媒で
    あって、触媒成分を含む粒子に界面活性剤と液体を加え
    て混練りしたものを押出成形した不飽和アルデヒドおよ
    び不飽和カルボン酸合成用触媒。
  2. 【請求項2】 プロピレン、イソブチレン、第三級ブチ
    ルアルコールまたはメチル第三級ブチルエーテルを分子
    状酸素により気相接触酸化し、不飽和アルデヒドおよび
    不飽和カルボン酸を合成する際に用いられる、少なくと
    もモリブデン、ビスマスおよび鉄を含む押出成形触媒の
    製造において、触媒成分を含む粒子に界面活性剤と液体
    を加えて混練りしたものを押出成形することを特徴とす
    る不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸合成用触媒
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の触媒を用いて、プロピレ
    ン、イソブチレン、第三級ブチルアルコールまたはメチ
    ル第三級ブチルエーテルを分子状酸素により気相接触酸
    化する不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の合成
    方法。
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