JP2000069883A - 中通し竿 - Google Patents
中通し竿Info
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- JP2000069883A JP2000069883A JP10243223A JP24322398A JP2000069883A JP 2000069883 A JP2000069883 A JP 2000069883A JP 10243223 A JP10243223 A JP 10243223A JP 24322398 A JP24322398 A JP 24322398A JP 2000069883 A JP2000069883 A JP 2000069883A
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- fishing line
- rod
- fishing
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- Pending
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Abstract
抵抗が低下することなく、スムーズに釣糸が滑動可能な
中通し竿を提供する。 【解決手段】 竿体1は、穂先側が小径のテーパ状でか
つ筒状の部材であって、内部には釣糸通路10が形成さ
れている。釣糸通路10の内周面には螺旋状に形成され
た凸状の釣糸支持突起11と、螺旋状の釣糸支持突起1
1間に螺旋状に形成された窪み部12とが形成されてい
る。
Description
を挿通可能な中通し竿に関する。
状の竿体と、竿体の外周面に設けられ釣糸を釣糸通路に
導入するための釣糸導入孔とを備えている。この中通し
竿では、リールからの釣糸は釣糸導入孔から釣糸通路へ
と導入され竿体の穂先側から外部へ導出される。そし
て、釣糸の繰り出しや巻き取りの際に釣糸が竿体内部に
設けられた釣糸通路を通過する。
通路の内周面と釣糸との間に摺動抵抗が生じて、釣糸の
繰り出しや巻き取りがスムーズにできない場合がある。
この摺動抵抗を低減するために、釣糸通路の内周面に凸
部を螺旋状に形成してこの凸部で釣糸を支持する釣竿が
知られている。このように凸部を形成することで、釣糸
と釣糸通路内周面との接触面積を小さくして、釣糸通路
内周面と釣糸との間の摺動抵抗を低減するのである。
釣糸通路内に水が溜まって、この水が釣糸の滑りを悪く
する場合がある。これは、釣糸に付着した水滴が釣糸通
路内に溜まり、この溜まった水が釣糸に接触して釣糸の
滑動を妨げるのである。特に釣糸通路内に凸部を形成し
た場合、凸部と凸部との間に水が溜まりやすい。
によって釣糸の摺動抵抗が低下することなく、スムーズ
に釣糸が滑動可能な中通し竿を提供することにある。
は、リールからの釣糸を内部に挿通可能な中通し竿であ
って、釣糸が挿通可能な釣糸通路を内部に有する竿体
と、竿体の釣糸通路の内周面に形成された釣糸支持突起
と、竿体の釣糸通路の内周面の釣糸支持突起間に形成さ
れた窪み部とを備えている。
の際に、釣糸に付着した水滴が釣糸通路内に付着して溜
まると、この水滴は釣糸支持突起間に設けられた窪み部
内に集められる。この際、釣糸は釣糸支持突起に支持さ
れているので窪み部に溜まる水が釣糸に接触することは
ない。この結果、釣糸の滑動は妨げられることなく、釣
糸の繰り出しや巻き取りをスムーズに行うことができ
る。
って、竿体は繊維強化樹脂からなり、釣糸支持突起は竿
体と一体成型されている。この場合には、釣糸支持突起
は竿体に一体成型されており、釣糸支持突起の耐久性が
向上する。発明3にかかる釣竿は、発明1または2の釣
竿であって、釣糸支持突起及び窪み部は螺旋状に形成さ
れている。
竿体全体に連続的に形成でき、製造が容易になるととも
に耐久性が向上し、さらに窪み部の排水性が向上する。
て、図面を参照しつつ説明する。 (構成)本発明の一実施形態を採用した中通し竿は、図
1に示すように、筒状の竿体1と、竿体1の竿元側端部
に取り付けられた竿元グリップ2と、竿元グリップ2の
穂先側に配置されリール3を取付可能なリールシート4
と、シールシート4の穂先側に設けられた釣糸導入孔5
と、竿体1の穂先側端部に取り付けられたトップガイド
6とを有している。そして、リール3からの釣糸Lは釣
糸導入孔5から竿体1内に導入され、穂先側のトップガ
イド6より外部に導かれている。
脂を含浸させたシート状プリプレグをマンドレルに巻回
して形成された穂先側が小径のテーパ状でかつ筒状の部
材であって、内部には釣糸通路10が形成されている。
図2に示すように、釣糸通路10の内周面には螺旋状に
形成された凸状の釣糸支持突起11と、螺旋状の釣糸支
持突起11間に螺旋状に形成された窪み部12とが形成
されている。上述のように竿体1は先細りテーパ状であ
り、釣糸通路10も穂先側ほど小径のテーパ状である。
また、図3に示すように、竿体1は多数の強化繊維20
が埋め込まれており、この強化繊維20は釣糸支持突起
11及び窪み部12の螺旋方向とほぼ並行になるように
配向されている。
はめ込まれた蓋付円筒型の弾性部材である。例えば、天
然ゴム,ブタジエンゴム,ポリウレタンゴム等のゴム部
材やコルク材等の多孔質材から形成され、竿体1にはめ
込まれた後接着剤等で固定されている。また、リールシ
ート4は、合成樹脂や金属からなるパイプ状の部材であ
り、竿体1の所定の位置にインジェクション成型等によ
り固定されている。
て形成される。図4(a)に示すように、まず、先細り
のテーパが形成された棒状部材であるマンドレル100
の外周にワックス等の離型剤Pを必要に応じて塗布す
る。この離型剤110の外周面にポリプロピレン等から
なる第1離型テープ110を巻回し、その外周に第1成
型テープ111を螺旋状に所定の間隔を隔てて巻回す
る。さらに、第1成型テープ111の外周には第1成型
テープ111より小巾な第2成型テープ112を螺旋状
に巻回する。そして、これらのテープを巻回した外周に
はポリプロピレン等からなる第2離型テープ113を巻
回する。
に、圧をかけながら複数のプリプレグテープ121〜1
24を順次巻回する。これらのプリプレグテープは炭素
繊維,ガラス繊維などの強化繊維に樹脂を含浸させたシ
ート状のプリプレグを細いテープ状にしたものである。
ここで、最も内側に巻回される第1プリプレグテープ1
21は、テープの長さ方向に強化繊維が配向されたもの
を用いて形成され、形成される釣糸支持突起11の螺旋
方向にほぼ一致するように強化繊維が配向される。ま
た、第2プリプレグテープ122〜第4プリプレグテー
プ124は、テープの巾方向に強化繊維が配向されたも
のを用いて形成され、強化繊維がマンドレル100の軸
方向に配向される。
複数のプリプレグを巻回してもよい)のプリプレグテー
プ121〜124を巻回した後、さらにその外周にポリ
エチレンテレフタレートやポリプロピレンからなる保護
用テープ(図示せず)を強く圧をかけながら巻回して竿
素材を製造する。このようにして得られた竿素材を焼成
した後、マンドレル100を抜き取り、保護用テープや
第1,第2離型テープ110,113、さらに第1,第
2成型テープ111,112を順次剥離する。そして、
両端を所望の長さに切りそろえ、表面を平滑に研磨しさ
らに必要な塗装を施して、図5(b)に示すような、内
周面に螺旋状の釣糸支持突起11及び窪み部12を備え
た釣糸通路10を有する竿体1を製造する。
Lの繰り出しや巻き取りの際に、釣糸Lに付着した水滴
が釣糸通路10内に付着して溜まると、この水滴は釣糸
支持突起11間に設けられた窪み部12内に流れ込んで
溜まる。この際、釣糸Lは釣糸支持突起11に支持され
ており、窪み部12に溜まる水が釣糸Lに接触すること
はない。
竿体1全体に連続的に形成でき製造が容易になるととも
に、釣糸支持突起11及び窪み部12の耐久性が向上
し、さらに窪み部12の排水性も向上する。 [他の実施形態] (a)竿体1は、複数の竿体を振出形式または並継形式
に連結したものでもよい。 (b)釣糸支持突起11及び窪み部12は螺旋状に連続
して形成したものに限定されるものではなく、例えば、
リング状に複数の釣糸支持突起11及び窪み部12を形
成してもよい。
突起の間に窪み部が形成されているので、釣糸通路内に
溜まった水によって釣糸の摺動抵抗が低下することな
く、スムーズに釣糸が滑動可能である。
図。
工程を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】リールからの釣糸を内部に挿通可能な中通
し竿であって、 釣糸が挿通可能な釣糸通路を内部に有する竿体と、 前記竿体の釣糸通路の内周面に形成された釣糸支持突起
と、 前記竿体の釣糸通路の内周面の釣糸支持突起間に形成さ
れた窪み部とを備えた中通し竿。 - 【請求項2】前記竿体は繊維強化樹脂からなり、前記釣
糸支持突起は前記竿体と一体成型されている、請求項1
に記載の中通し竿。 - 【請求項3】前記釣糸支持突条及び前記窪み部は螺旋状
に形成されている、請求項1または2に記載の中通し
竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10243223A JP2000069883A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 中通し竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10243223A JP2000069883A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 中通し竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069883A true JP2000069883A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17100674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10243223A Pending JP2000069883A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 中通し竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000069883A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002315476A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-29 | Shimano Inc | 竿体及びその製造方法 |
JP2007195517A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Shimano Inc | 中通し竿及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10243223A patent/JP2000069883A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002315476A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-29 | Shimano Inc | 竿体及びその製造方法 |
JP2007195517A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Shimano Inc | 中通し竿及びその製造方法 |
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