JP2000069662A - トランスの保護回路 - Google Patents

トランスの保護回路

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Publication number
JP2000069662A
JP2000069662A JP10233915A JP23391598A JP2000069662A JP 2000069662 A JP2000069662 A JP 2000069662A JP 10233915 A JP10233915 A JP 10233915A JP 23391598 A JP23391598 A JP 23391598A JP 2000069662 A JP2000069662 A JP 2000069662A
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JP
Japan
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transformer
primary winding
emitting element
light emitting
power
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Pending
Application number
JP10233915A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsui
義広 松井
Takayuki Ando
孝之 安藤
Kazuyuki Hayakawa
和之 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース16が接地されないと1次巻線14へ
の交流電力の供給は遮断される。 【解決手段】 交流電源13が接続されると、リレー2
2cが動作して、その接点22a,22bがオンにな
り、接地端子18が接地されていると、発光素子26に
電流が流れ、受光素子39がオンとなり、比較器42の
出力が高レベルになり、ダイオード45が逆バイアスさ
れ、発光素子46は発光せず、トライアック48はオフ
のままで、交流電力は一次巻線12へ接続される。接地
端子18が接地されていないと、発光素子26が発光せ
ず、比較器42の出力が低レベルになり、発光素子46
が発光し、トライアック48がオンになり、リレー49
cが動作して接続点49aがオフとなり、一次巻線12
への交流電力の供給が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばネオン灯、
アルゴン灯などのサイン灯を点灯させるために用いられ
るトランス、特にトランスの2次巻線の中点をトランス
のケースに接続した中点接地形トランス、その他の漏洩
トランスや一般のトランスにおいてトランスケースの接
地忘れを簡単に見つける保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の技術を示す。サイン灯用ト
ランス11は通常漏洩形として構成され、1次巻線12
は商用電源のような交流電力源13に接続され、その交
流電力源13の一端は接地されている。トランス11の
2次巻線14の中点15は、トランス11のケース16
に接続され、2次巻線14の両端間に、ネオン管、アル
ゴン管などのサイン灯17が接続される。トランス11
の負荷である複数のサイン灯17の中点が破線で示すよ
うに接地されることもある。ケース16は接地端子18
を通じて接地されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のサイン灯トラ
ンスにおいては、その使用時、つまり設置した時に破線
で示すように接地端子18を介してケース16を接地す
ることが法律で定められている。しかし設置工事の際に
工事業者の不注意などにより接地端子18を接地しない
ままで使用される可能性があった。
【0004】このような中点接地形のサイン灯トランス
のみならず、一般のトランスにおいても、そのケースの
接地忘れの可能性がある。この発明の目的は、トランス
のケースが正しく接地されていなければ使用できないよ
うにし、接地忘れを簡単に見つけることができ、法律を
遵守させることができる保護回路を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、トラ
ンスの1次巻線の接地側端にこの一次巻線と磁気的に結
合した検出巻線の一端が接続され、その検出巻線とトラ
ンスのケースとの間に電流検出手段が設けられ、この電
流検出手段に電流が流れると、これが検出され、その検
出出力により、1次巻線を交流電源に接続する手段が設
けられる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示し、
図2と対応する部分に同一符号を付けてある。この発明
では1次巻線12の接地側端20に検出巻線21の一端
がリレー接点22aを介して接続される。検出巻線21
は一次巻線12と磁気的に結合している。検出巻線21
の他端とトランス11のケース16との間に電流検出手
段23がリレー接点22bを介して接続される。つまり
検出巻線21の他端は整流用ダイオード24、抵抗素子
25、発光素子26、リレー接点22bを介してトラン
スケース16に接続され、抵抗素子25及び発光素子2
6と並列にコンデンサ27が接続される。リレー接点2
2a、22bを駆動するリレーコイル22cが1次巻線
12の入力端子28、29間に接続される。入力端子2
8、29間に交流電力13が接続され、その一端、この
例では入力端子29側は接地されている。
【0007】入力端子28、29間に整流回路31が接
続され、その整流出力側に抵抗素子32、コンデンサ3
3の直列回路が接続され、コンデンサ33と並列にツェ
ナダイオード34と抵抗素子35が接続され、ツェナダ
イオード34の両端36、37間に15Vの電源電圧が
得られる。この電源端子36、37は間に、抵抗素子3
8を通じて受光素子39が接続され、抵抗素子38と受
光素子39の接続点は抵抗素子41を通じて比較器42
の反転入力端に接続され、比較器42の非反転入力端
に、電源端子36、37間に接続された抵抗素子43、
44で決まる基準電圧が与えられている。比較器42へ
出力側は逆流阻止ダイオード45を通じ更に発光素子4
6−抵抗素子47を通じて電源端子36に接続される。
発光素子46よりの光により動作するフォトトライアッ
ク48が入力端子28、29間にリレー駆動コイル49
c−抵抗素子51を介して接続される。リレー駆動コイ
ル49cにより、入力端子28が、1次巻線12の非接
地他端と、トライアック48及びコイル49cの接続点
との何れかにリレー接点49aにより切替え接続され
る。トライアック48と並列にコンデンサ52が接続さ
れる。
【0008】入力端子28、29が交流電源13に接続
されると、リレー22cが動作して、接点22a、22
bがオンとなり、1次巻線12の一端が検出巻線21−
電源検出手段23を介してケース16と接続される。こ
の状態でケース接地用端子18が接地されていると、接
地端子18を介してケース16が交流電源13の接地側
に接続されるため、1次巻線12より検出巻線21に誘
起された電圧が、電流検出手段23に印加され、これに
電流が流れ、つまり、前記誘起電圧がダイオード24で
整流され、コンデンサ27が充電され、この充電電荷
が、発光素子26を通じて放電し、発光素子26が発光
し、この光により、受光素子39がオンとなり、比較器
42の出力は高レベルとなり、ダイオード45に逆バイ
アスがかかり、発光素子46は発光しない。従って、フ
ォトトライアック48はオフのままで、入力端子28は
リレー接点49aにより1次巻線12と接続され、交流
電源13の電力が1次巻線12へ供給される。
【0009】一方、入力端子28、29を交流電源13
に接続した時に、接地端子18が接地忘れのままとされ
てあると、電流検出手段23に電流が流れず、発光素子
26が発光しない、従って、受光素子39は不導通状態
にあり、比較器42はその基準値の方が低くなり、比較
器42の出力は低レベルとなっており、端子36から発
光素子46を通じて比較器42に電流が流れ、発光素子
46が発光する。この光によりフォトトライアック48
が導通し、リレーコイル49cに電流が流れ、リレー接
点49aが一次巻線12からリレーコイル49c側に切
替わり、リレーが自己保持され、かつ交流電源13は一
次巻線12から切離され、一次巻線12に交流電力が供
給されない。
【0010】なおこの実施例は負荷の中点が破線で示す
ように接地され、スイッチ18がオンとされて、正常に
動作している状態から、2次巻線14の中点15に対す
る何れか側の負荷配線などが地絡した場合に、これを検
出して交流電力の供給を自動停止するようにした場合で
ある。即ち中点15の両側の2次巻線14の各下側に3
次巻線61,62が設けられ、これら3次巻線61,6
2はその極性を互いに逆として直列に接続され、その直
列接続の両端がダイオード63を介して抵抗素子64、
コンデンサ65の並列回路の両端に接続され、抵抗素子
64の両端が抵抗素子66を介して比較器67の反転入
力端に接続され、比較器67の非反転入力端に、両端が
電源端子36,37に接続された抵抗素子68,69の
接続点が接続され、比較器67の出力側が逆流阻止ダイ
オードを通じてダイオード45と発光素子46の接続点
に接続される。
【0011】正常の状態では3次巻線61,62に誘起
される電圧は同一であり、互いに打消されるため、コン
デンサ65の両端間電圧はほぼゼロで、比較器67の出
力は高レベルである。しかし、負荷17又はその配線の
中点に対する何れか側に地絡事故が生じると、その事故
があった側と対応する3次巻線61又は62に誘起され
る電圧が小となり、3次巻線61と62の直列回路の両
端間に電圧が生じ、これがダイオード63で整流され、
コンデンサ65の両端間電圧が上昇して比較器67の基
準電圧より高くなり、比較器67の出力が低レベルとな
り、発光素子46が発光して、フォトトライアック48
がオンとなり、切替え接点49aがリレーコイル49a
側に切替わり、1次巻線12への電力の供給が遮断され
る。
【0012】上述において、サイン灯トランスのみなら
ず、他の漏洩形トランス、又は非漏洩形トランスにおけ
るケース非接地状態に対する保護回路も、同様に構成す
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によればトラ
ンスにおいてケースを大地に接地することを忘れると、
1次巻線への電力の供給が行われないため、このため、
ケースを非接地のまま使用することはできず、法律を遵
守させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す接続図。
【図2】従来の中点接地サイン灯トランスを示す接続
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 和之 岐阜県本巣郡糸貫町大字上保字糸貫川1260 番地の2 株式会社三陽電機製作所糸貫事 業場内 Fターム(参考) 3K082 AA12 AA19 AA26 AA71 BA13 BD04 BD22 BD36 CA22 CA31

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの1次巻線の接地側端と一端が
    接続され、その一次巻線と磁気的に結合された検出巻線
    と、 その検出巻線の他端と、上記トランスのケースとの間に
    設けられた電流検出手段と、 その電流検出手段の電流検出出力により、上記1次巻線
    を交流電源に接続する手段とを備えたことを特徴とする
    トランスの保護回路。
JP10233915A 1998-08-20 1998-08-20 トランスの保護回路 Pending JP2000069662A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001095152A (ja) * 1999-07-21 2001-04-06 Sanyo Electric Works Ltd ネオン変圧器のアース端子非接地保護回路
KR100437446B1 (ko) * 2001-11-22 2004-06-30 주식회사 젤파워 전력공급시스템의 계통 연계장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001095152A (ja) * 1999-07-21 2001-04-06 Sanyo Electric Works Ltd ネオン変圧器のアース端子非接地保護回路
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