JP2000065192A - 転圧車両のチェーン給油装置 - Google Patents
転圧車両のチェーン給油装置Info
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Abstract
が可能となる転圧車両のチェーン給油装置を提供する。 【解決手段】チェーン24を介して駆動力を車輪25に
伝達させ車両を走行させるチェーン駆動式のタイヤロー
ラRにおいて、オイルタンク2と、オイルタンク2のオ
イルをチェーン24に供給するオイル供給路3と、オイ
ル供給路3の途中に介設される電磁弁4と、車両の前進
又は後進のいずれか一方の走行時にのみ電磁弁4を自動
的に開いてオイルをチェーン24に給油する制御手段と
を備える転圧車両のチェーン給油装置1とした。また、
前記制御手段として、車両のバックライト又はバックブ
ザーの電気信号により電磁弁4を開く構成とした。
Description
駆動力を車輪に伝達させ車両を走行させるチェーン駆動
式の転圧車両(タイヤローラ等)におけるチェーン給油
装置に関するものである。
においては、チェーンの各リンクどうしの摩耗および掛
回されるスプロケットとの摩耗によるチェーンの損傷を
防止するため、チェーン給油装置が設けられている。こ
のチェーン給油装置の一従来例を図4に基づき説明す
る。図に示すタイヤローラ31は、エンジンEに連結し
た油圧ポンプ(図示せず)の駆動により、ディファレン
シャルギア装置(図示せず)のシャフトに取着されるス
プロケット32と、後輪33の車軸に取着されるスプロ
ケット34との間に掛回させたチェーン35を介して、
後輪33を回転させ車両を走行させるチェーン駆動式と
なっている。従来のチェーン給油装置は、オイルタンク
36と、一端側がオイルタンク36に接続したオイル供
給路37及び手動式の開閉弁38から構成され、オイル
供給路37は、その他端側がチェーン35の上部に臨む
ように配設されている。符号39は手動式の流量調整弁
を示す。当該構成のチェーン給油装置によれば、運転者
は先ず、開閉弁38を開いて(必要な場合には流量調整
弁39にてオイルの供給量を調整して)、重力によりチ
ェーン35にオイルを滴下させた後、タイヤローラ31
を前後進させ転圧作業に取りかかるという手順となる。
油がなされると、しばらくの間はその給油量で充分賄え
ることから、前記のチェーン給油装置では、運転者が例
えば開閉弁38の開閉を繰り返すことにより給油の管理
を行うという形態となっていた。しかしながら、このよ
うな手動開閉による給油形態では、転圧作業に気を取ら
れて、運転者が開閉弁38を閉じ忘れるというおそれが
あり、その場合には、給油量が多すぎて、転圧中の舗装
路面にオイルが垂れ、舗装の品質に障害をきたすという
問題が発生する。また、転圧作業は長時間にわたって行
われることがしばしばであり、このような無駄なオイル
の消費があると、転圧作業の後半時にはオイルタンク3
6内のオイルがなくなってしまい、チェーン35の寿命
を縮めてしまうというおそれもあった。
めに創作されたものであり、簡単な構造であって、チェ
ーンへの適量の給油が可能となる転圧車両のチェーン給
油装置を提供することを目的としている。
達成するために以下の手段を用いた。チェーンを介して
駆動力を車輪に伝達させ車両を走行させるチェーン駆動
式の転圧車両において、オイルタンクと、該オイルタン
クのオイルを前記チェーンに供給するオイル供給路と、
該オイル供給路の途中に介設される開閉制御弁と、車両
の前進又は後進のいずれか一方の走行時にのみ前記開閉
制御弁を自動的に開いてオイルを前記チェーンに給油す
る制御手段とを備える転圧車両のチェーン給油装置とし
た。また、前記制御手段として、後進時に、車両のバッ
クライト又はバックブザーの電気信号により前記開閉制
御弁を開く構成とした。
ェーン給油装置について図1ないし図3を参照しながら
説明する。図1はタイヤローラにチェーン給油装置を取
り付けた状態を示す側面説明図、図2は同斜視図、図3
は開閉制御弁の制御回路図である。
路面上を前後に走行することにより路面の転圧(締固
め)を行うものであり、図2は後輪(駆動輪となる)と
して5輪を配した形式のものを示している。このタイヤ
ローラRは、エンジンEに連結した油圧ポンプ(図示せ
ず)の駆動により、ディファレンシャルギア装置(図示
せず)の左右のシャフトに取着されるスプロケット2
1,21と,前記5輪のうちの3輪を連結する車軸に取
着されるスプロケット22及び残りの2輪を連結する車
軸に取着されるスプロケット23との間にそれぞれ掛回
させたチェーン24,24を介して、後輪(車輪25)
を回転させ車両を走行させるチェーン駆動式となってい
る。
ルタンク2と、オイルタンク2内に貯留されたオイルを
前記チェーン24,24に供給するオイル供給路3と、
オイル供給路3の途中に介設される開閉制御弁(電磁弁
4)と、車両の前進又は後進のいずれか一方の走行時
(本実施形態では後進時)にのみ電磁弁4を自動的に開
いてオイルをチェーン24,24に給油する制御手段5
(図3)を備える。
る。オイル供給路3は、図2に示すように、配管6a,
6b,6cから構成され、オイルタンク2の底部に配管
6aを接続すると共に、ティ7を介して供給路を配管6
b及び6cへと左右に分岐させ、これら配管6b及び6
cの先端に取り付けたノズル8,8を前記チェーン2
4,24の上部に臨ませたレイアウトとなっており、オ
イルは重力によってオイル供給路3内を流れ、ノズル8
から滴下してチェーン24に給油されるようになってい
る。
流量調整弁を示す。流量調整弁10は、オイルの給油量
を調整するためのものであり、例えば、チェーン給油装
置1の組み付け時に、チェーン24に対し最適な給油量
(単位時間当たり)となるように一旦調整しておけば再
度調整する必要はなく、運転者は給油量の微調整という
煩わしい作業から開放されることになる。
れる電磁弁4が設けられており、本実施形態では、車両
の後進時にのみ電磁弁4を開いてオイルをチェーン24
に給油する構成としてある。建設車両に限らず一般に車
両には、車両の前進走行に連動する電装品は装備されて
おらず、一方、後進の際、後方の人に注意を促すため、
バックライトやバックブザーという後進走行に連動した
電装品が装備されている。図3に示すスイッチSは、運
転席に設けられた車両の前後進切換え用のレバー(図示
せず)が後進側に切換えられたときに導通して、バック
ライト11を点灯させると共に警告用のバックブザー1
2を作動させるものであり、本実施形態では、このバッ
クライト11及びバックブザー12用の電気信号を利用
して電磁弁4を開閉制御する構成としてある。なお、勿
論、このスイッチSは、エンジンEの停止時には、前記
レバーが後進側に位置している場合であってもオフ状態
となり、電磁弁4を閉じてオイル供給路3を閉塞した状
態とする。
て、タイヤローラRが前進しているときには、スイッチ
Sはオフの状態であり、電磁弁4の電磁石4aに電流が
流れず電磁弁4が閉じ、オイルはチェーン24に給油さ
れず、運転者が前後進切換え用のレバーを後進側に倒し
てタイヤローラRを後進させると、スイッチSが導通し
て電磁石4aに電流が流れ電磁弁4が開き、オイルがノ
ズル8,8から滴下し、チェーン24に給油される。こ
のように、前進又は後進のいずれか一方の走行時にの
み、オイルをチェーンに給油する構成とすれば、オイル
の供給過多を防止することができ、余剰分のオイルがア
スファルト等の舗装路面に滴下するという事態を防ぐこ
とができる。また、転圧車両は、作業中は前後進を繰り
返し行う特殊な車両であり、転圧作業中の給油のみでチ
ェーンに対する給油量は充分確保できるため、本実施形
態のように、後進時にのみ給油させる構成とすれば、前
進走行となる回送時には給油されず、オイルの無駄な消
費を防止することもできて好都合である。
油装置について、好適な実施形態を説明した。本発明
は、前後進を繰り返すという転圧車両の特性を利用した
ものであり、転圧車両はタイヤローラに限らないのは勿
論である。また、開閉制御弁(電磁弁4)は分岐後のオ
イル供給路3、すなわち配管6b,6cの部位に設ける
など、各構成部材の取付け位置や形状等については、図
面に記載した内容に限られることなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
置によれば、以下のような効果を奏する。 (1)オイル供給路の途中に開閉制御弁を設けると共
に、車両の前進又は後進のいずれか一方の走行時にのみ
開閉制御弁を自動的に開いてオイルをチェーンに給油す
る制御手段を備える構成とすれば、チェーンに適量のオ
イルを効率的に供給することができると共に、弁の開け
忘れに起因した無給油によるチェーンの損傷及び弁の締
め忘れに起因した給油量過多による路面へのオイルの滴
下という人為的なミスによる障害を防止することができ
る。 (2)制御手段として、車両のバックライト又はバック
ブザーの電気信号により開閉制御弁を開く構成とすれ
ば、既成の電気回路をそのまま利用することができるの
で、簡単な構造となり、経済的なチェーン給油装置を実
現できる。
を取り付けた状態を示す側面説明図である。
を取り付けた状態を示す斜視図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 チェーンを介して駆動力を車輪に伝達さ
せ車両を走行させるチェーン駆動式の転圧車両におい
て、 オイルタンクと、該オイルタンクのオイルを前記チェー
ンに供給するオイル供給路と、該オイル供給路の途中に
介設される開閉制御弁と、車両の前進又は後進のいずれ
か一方の走行時にのみ前記開閉制御弁を自動的に開いて
オイルを前記チェーンに給油する制御手段とを備える構
成としたことを特徴とする転圧車両のチェーン給油装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、後進時に、車両のバッ
クライト又はバックブザーの電気信号により前記開閉制
御弁を開く構成としたことを特徴とする請求項1に記載
の転圧車両のチェーン給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23125498A JP4351309B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 転圧車両のチェーン給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23125498A JP4351309B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 転圧車両のチェーン給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23125498A Expired - Fee Related JP4351309B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 転圧車両のチェーン給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4351309B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
RU2730153C1 (ru) * | 2020-03-02 | 2020-08-19 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Казанский государственный архитектурно-строительный университет" (КазГАСУ) | Узел соединения стержней в решетчатой конструкции |
RU2748018C1 (ru) * | 2020-10-28 | 2021-05-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Казанский государственный архитектурно-строительный университет" (КазГАСУ) | Узел соединения стержней в решетчатой конструкции |
-
1998
- 1998-08-18 JP JP23125498A patent/JP4351309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4351309B2 (ja) | 2009-10-28 |
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