JP2000064259A - 取付金具及び可撓性膜拡縮構造体 - Google Patents

取付金具及び可撓性膜拡縮構造体

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JP2000064259A
JP2000064259A JP10234592A JP23459298A JP2000064259A JP 2000064259 A JP2000064259 A JP 2000064259A JP 10234592 A JP10234592 A JP 10234592A JP 23459298 A JP23459298 A JP 23459298A JP 2000064259 A JP2000064259 A JP 2000064259A
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flexible film
metal fitting
flexible
flexible membrane
film
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JP10234592A
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Yoshihiro Sato
喜博 佐藤
Satoshi Tagome
敏 田籠
Takeo Muramatsu
建夫 村松
Shoji Naito
将司 内藤
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Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さなサイズであっても大きな引張力の作用
する可撓性膜を確実に固定することのできる取付金具を
得ること。 【解決手段】 下押え金具8には凸部14が一対形成さ
れており、上押さえ金具9には凸部14と対抗する位置
に凹部16が形成されている。下押え金具8及び上押さ
え金具9には、可撓性膜3A,3Bと接触する面に各々
金具長手方向に沿って延びる凸条18が複数本形成され
ている。下押え金具8と上押さえ金具9との間に挟持さ
れた可撓性膜3A,3Bの外周縁付近は、凸部14と凹
部16により屈曲されて下押え金具8と上押さえ金具9
との摩擦力が増大され、さらに、可撓性膜3A,3Bに
食い込む凸条18により摩擦力が増大されるので、大き
な張力fが作用しても可撓性膜3A,3Bが金具に対し
てずれたりすることはなく、可撓性膜堰の気密性及び水
密性を確実に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水底に設置され
て、堰、消波堤等として用いられる可撓性膜堰等の可撓
性膜拡縮構造体及び可撓性膜拡縮構造体に用いられ、可
撓性膜を構造物に取り付ける取付金具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、河川に用いられる可撓性膜堰
は、ゴム等の弾性体と一体に加硫成型し平面状に且つ長
尺シート状に製造された可撓性膜の外周縁付近が、取付
金具を用いて構造物(河床面及び法面)に取り付けられ
ており、内部に流体が供給されて立体形状に膨張した状
態で機能するものである。
【0003】可撓性膜堰に用いられる取付金具を図10
及び図11に基づいて説明する。
【0004】図10に示す従来の取付金具100は、コ
ンクリート等の下部構造物102に設けられる下押え金
具104と、この下押え金具104との間で弾性膜体1
06,108を挟持する上押え金具110とから構成さ
れており、弾性膜体106,108の外周縁付近は、下
部構造体102に設けられたアンカーボルト112に螺
合したナット114を締めつけることによって下押え金
具104と上押え金具110との間に固定されている。
【0005】下押え金具104には凸部116、上押え
金具110には凸部116と対向する面に凹部118が
形成されており、弾性膜体106,108は、凸部11
6と凹部118との間で屈曲されている。
【0006】ここで、弾性膜体106,108を屈曲さ
せるために凸部116の高さH0 と凹部118の深さD
は略同一寸法であった。
【0007】また、図11に示す従来の取付金具120
は、下押え金具122と上押え金具124とが共に平板
状であり、上押え金具124に凸部126が設けられて
いる。
【0008】従来の取付金具100及び取付金具120
の何れも凹凸部、又は凸部によって、弾性膜体106,
108に対する押圧力を部分的に向上させる等して、水
密性及び気密性を発揮すると同時に、凹凸(ジグザグ)
の効果を利用して、膨張時の弾性膜体106,108に
作用する張力fに対し摩擦力を大きくして、保持力を増
大させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性膜
体106,108に作用する張力fが更に増大する場
合、それに対する摩擦力を増加するためにアンカーボル
ト112による締付力(弾性膜体106,108の挟持
力)を大きくしたり、取付金具100の場合には下押え
金具122の凸部116を高くしたり上押え金具110
の凹部118を大きくし、取付金具120の場合には凸
部26を高くする必要があり、それに応じて、アンカー
ボルト112のサイズを大きくしたり、取付金具100
や取付金具120も大型化する問題がある。
【0010】この発明は、従来技術の有するこのような
問題を解決することを課題として検討した結果なされた
ものであり、この発明の目的は、小さなサイズであって
も大きな引張力の作用する可撓性膜を確実に固定するこ
とのできる取付金具及び、小さなサイズの取付金具によ
って取り付けられる可撓性膜拡縮構造体を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内部に流体を供給することにより起立し、内部の流
体を排出することにより倒伏する可撓性膜拡縮構造体に
用いられ、前記構造物側に設けられ可撓性膜の一方の面
に当接する第1の金具と、前記可撓性膜の他方の面に当
接し、固定手段により前記第1の金具との間で前記可撓
性膜の外周縁付近を挟持する第2の取付金具とからなる
取付金具であって、前記第1の金具及び前記第2の金具
には前記可撓性膜を挟持した状態で屈曲させる凹凸部が
設けられ、さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接
触する面及び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面
の少なくとも一方には、前記可撓性膜に作用する張力の
方向とは交差する方向に沿って延び、前記凹凸部よりも
低く設定されて前記可撓性膜に食い込む凸条が、少なく
とも1本以上設けられていることを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の取付金具の作用を説明す
る。
【0013】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0014】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0015】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、可撓性膜に食い込む凸条により摩擦
力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜
が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及び水
密性を確実に保持することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、内部に流体を供
給することにより起立し、内部の流体を排出することに
より倒伏する可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記構造
物側に設けられ可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と、前記可撓性膜の他方の面に当接し、固定手段によ
り前記第1の金具との間で前記可撓性膜の外周縁付近を
挟持する第2の取付金具とからなる取付金具であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交差する方
向に沿って延び、幅が1〜2mm、高さが1〜2mmに設定
されて前記可撓性膜に食い込む凸条が、少なくとも1本
以上設けられていることを特徴としている。
【0017】請求項2に記載の取付金具の作用を説明す
る。
【0018】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0019】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0020】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、可撓性膜に食い込む凸条により摩擦
力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜
が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及び水
密性を確実に保持することができる。
【0021】なお、凸条の高さが可撓性膜の厚さの1mm
未満になると、摩擦力を増大させる効果が少なくなる。
【0022】請求項3に記載の発明は、内部に流体を供
給することにより起立し、内部の流体を排出することに
より倒伏する可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記構造
物側に設けられ可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と、前記可撓性膜の他方の面に当接し、固定手段によ
り前記第1の金具との間で前記可撓性膜の外周縁付近を
挟持する第2の取付金具とからなる取付金具であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、前記第1の金具及び第2の金具の摩擦係数よりも大
きな摩擦係数を有する層が固着されていることを特徴と
している。
【0023】請求項3に記載の取付金具の作用を説明す
る。
【0024】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0025】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0026】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、第1の金具及び第2の金具の摩擦係
数よりも大きな摩擦係数を有する層により摩擦力が増大
されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜が金具に
対してずれたりすることはなく、気密性及び水密性を確
実に保持することができる。
【0027】なお、第1の金具及び第2の金具の摩擦係
数よりも大きな摩擦係数を有する層としては、ゴムの薄
膜を金具表面に加硫接着したり、ゴム系塗料を金具表面
に塗装したものを上げることができる。
【0028】請求項4に記載の発明は、内部に流体を供
給することにより起立し、内部の流体を排出することに
より倒伏する可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記構造
物側に設けられ可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と、前記可撓性膜の他方の面に当接し、固定手段によ
り前記第1の金具との間で前記可撓性膜の外周縁付近を
挟持する第2の取付金具とからなる取付金具であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、小さな粒子が無数に固着されていることを特徴とし
ている。
【0029】請求項4に記載の取付金具の作用を説明す
る。
【0030】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0031】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0032】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、金具に固着された無数の粒子により
摩擦力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓
性膜が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及
び水密性を確実に保持することができる。
【0033】なお、粒子は、金具表面に接着剤を塗布し
て接着剤表面に粒子を付着させて固着することもでき、
接着剤や塗料に粒子を混ぜて塗布して固着することもで
きる。
【0034】また、粒子としては可撓性膜よりも硬い材
料が用いられ、例えば、砂を用いることができるが、セ
ラミックスチップや金属材料の粒であっても良い。
【0035】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の取付金具において、前記粒子の外径が、0.2〜1.
5mmであることを特徴としている。
【0036】請求項5に記載の取付金具の作用を説明す
る。
【0037】請求項5に記載の取付金具では、粒子の外
径を0.2〜1.5mmとしたので、摩擦力を確実に増大
させることができる。なお、粒子の外径を0.2mmとす
ると、摩擦力を増大させる効果が少なくなる。
【0038】請求項6に記載の発明は、可撓性膜の外周
縁付近を、前記可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と前記可撓性膜の他方の面に当接する第2の金具とで
挟持した状態で固定手段により構造物に取り付け、内部
に流体を供給することにより起立し、内部の流体を排出
することにより倒伏する可撓性膜拡縮構造体であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交差する方
向に沿って延び、前記凹凸部よりも低く設定されて前記
可撓性膜に食い込む凸条が少なくとも1本以上設けられ
ていることを特徴としている。
【0039】請求項6に記載の可撓性膜拡縮構造体の作
用を説明する。
【0040】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で固定手段により構造物に取り付けられ
る。
【0041】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0042】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、可撓性膜に食い込む凸条により摩擦
力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜
が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及び水
密性を確実に保持することができる。
【0043】請求項7に記載の発明は、可撓性膜の外周
縁付近を、前記可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と前記可撓性膜の他方の面に当接する第2の金具とで
挟持した状態で固定手段により構造物に取り付け、内部
に流体を供給することにより起立し、内部の流体を排出
することにより倒伏する可撓性膜拡縮構造体であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交差する方
向に沿って延び、幅が1〜2mm、高さが1〜2mmに設定
されて前記可撓性膜に食い込む凸条が少なくとも1本以
上設けられていることを特徴としている。
【0044】請求項7に記載の可撓性膜拡縮構造体の作
用を説明する。
【0045】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により固定手段により第1の金具と第2
の金具との間に挟持された状態で構造物に取り付けられ
る。
【0046】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0047】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、可撓性膜に食い込む凸条により摩擦
力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜
が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及び水
密性を確実に保持することができる。
【0048】なお、凸条の高さが可撓性膜の厚さの1mm
未満になると、摩擦力を増大させる効果が少なくなる。
【0049】請求項8に記載の発明は、可撓性膜の外周
縁付近を、前記可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と前記可撓性膜の他方の面に当接する第2の金具とで
挟持した状態で固定手段により構造物に取り付け、内部
に流体を供給することにより起立し、内部の流体を排出
することにより倒伏する可撓性膜拡縮構造体であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、前記第1の金具及び第2の金具の摩擦係数よりも大
きな摩擦係数を有する層が固着されていることを特徴と
している。
【0050】請求項8に記載の可撓性膜拡縮構造体の作
用を説明する。
【0051】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0052】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0053】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、第1の金具及び第2の金具の摩擦係
数よりも大きな摩擦係数を有する層により摩擦力が増大
されるので、大きな張力が作用しても可撓性膜が金具に
対してずれたりすることはなく、気密性及び水密性を確
実に保持することができる。
【0054】なお、第1の金具及び第2の金具の摩擦係
数よりも大きな摩擦係数を有する層としては、ゴムの薄
膜を金具表面に加硫接着したり、ゴム系塗料を金具表面
に塗装したものを上げることができる。
【0055】請求項9に記載の発明は、可撓性膜の外周
縁付近を、前記可撓性膜の一方の面に当接する第1の金
具と前記可撓性膜の他方の面に当接する第2の金具とで
挟持した状態で固定手段により構造物に取り付け、内部
に流体を供給することにより起立し、内部の流体を排出
することにより倒伏する可撓性膜拡縮構造体であって、
前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、さらに、
前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及び、第2
の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくとも一方に
は、小さな粒子が無数に固着されていることを特徴とし
ている。
【0056】請求項9に記載の可撓性膜拡縮構造体の作
用を説明する。
【0057】可撓性膜拡縮構造体の可撓性膜は、外周縁
付近が固定手段により第1の金具と第2の金具との間に
挟持された状態で構造物に取り付けられる。
【0058】可撓性膜拡縮構造体の内部に空気等の流体
が供給されると、可撓性膜が膨張し、可撓性膜に張力が
作用する。この張力は、外周縁付近においては、外周縁
に対して交差する方向に作用する。
【0059】第1の金具と第2の金具との間に挟持され
た可撓性膜の外周縁付近は、第1の金具及び第2の金具
に設けられた凹凸部により屈曲されて金具との摩擦力が
増大され、さらに、金具に固着された無数の粒子により
摩擦力が増大されるので、大きな張力が作用しても可撓
性膜が金具に対してずれたりすることはなく、気密性及
び水密性を確実に保持することができる。
【0060】なお、粒子は、金具表面に接着剤を塗布し
て接着剤表面に粒子を付着させて固着することもでき、
接着剤や塗料に粒子を混ぜて塗布して固着することもで
きる。
【0061】また、粒子としては可撓性膜よりも硬い材
料が用いられ、例えば、砂を用いることができるが、セ
ラミックスチップや金属材料の粒であっても良い。
【0062】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の可撓性膜拡縮構造体において、前記粒子の外径が、
0.2〜1.5mmであることを特徴としている。
【0063】請求項10に記載の可撓性膜拡縮構造体の
作用を説明する。
【0064】請求項10に記載の可撓性膜拡縮構造体で
は、粒子の外径を0.2〜1.5mmとしたので、摩擦力
を確実に増大させることができる。なお、粒子の外径を
0.2mmとすると、摩擦力を増大させる効果が少なくな
る。
【0065】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下に本発明
の第1の実施形態を図面に基づき説明する。
【0066】図1は、可撓性膜拡縮構造体としての可撓
性膜堰Aの一つの実施形態を例示する図であり、図中1
は取付けベースを、2は取付けベース1に設けた可撓性
膜の据付面をそれぞれ示す。
【0067】また、図2は図1に示す可撓性膜堰Aの2
−2線断面図である。
【0068】ここで、この据付面2は、可撓性膜3A,
3Bの長手方向中央部分を含む大部分を固定する河床面
部4と、その河床面部4に連続して、可撓性膜3A,3
Bのそれぞれの端部分3Fを固定する、階段部分を有す
るそれぞれの上向き法面部(河川堤防の法面部等)5と
からなる。
【0069】可撓性膜3Aは据付面2に密着した状態で
配置され、可撓性膜3Bは可撓性膜3Aとの間で拡縮可
能な空気室を形成する。なお、可撓性膜3Aは取付けベ
ース1側へ空気が漏れないように(及び内部に水が進入
しないように)するために設けられているが、気密、水
密性が得られれば無くても良い。
【0070】図2示すように、ベース1には金属製の下
押え金具8が敷設されており、下押え金具8はベース1
に植設されているアンカーボルト7に貫挿されている。
【0071】この敷設された下押え金具8の上面には、
可撓性膜3の側部3Cがアンカーボルト10を貫通して
配設されている。
【0072】そしてその上から金属製の上押え金具9を
それぞれのアンカーボルト10に挿通して、ナット12
をアンカーボルト10に螺合させて締めつけることによ
って、可撓性膜3A,3Bの側端部3Cが下押え金具8
と上押え金具9との間に挟持された状態でベース1に据
付固定されている。
【0073】図3(A)に示すように、下押え金具8に
凸部14が一対形成されており、上押え金具9には凸部
14と対向する位置に凹部16が形成されている。
【0074】下押え金具8には可撓性膜3Aと接触する
面に、上押え金具9には図4にも示すように可撓性膜3
Bと接触する面(凸部14、凹部16及びその他の面)
に、各々金具長手方向(図3(A)の紙面裏表方向)に
沿って延びる凸条18が複数本形成されている。
【0075】この凸条18の高さH(図3(B)参照)
は、下押え金具8に凸部14の高さH3 (図3(A)参
照)よりも低く設定されている。
【0076】この凸条18は、図3(B)に示すように
高さHが1〜2mm、幅Wが1〜2mm程度が好ましい。
【0077】なお、凸条18は、可撓性膜3A,3Bの
厚さtが変われば、それに応じてある程度高さH及び幅
Wが変更されても良い。
【0078】以下に本発明の可撓性膜堰Aの作用を説明
する。
【0079】可撓性膜3Aと可撓性膜3Bとの間に空気
を供給すると、図1及び図3(A)の想像線で示すよう
に可撓性膜3Bが膨張し、可撓性膜堰Aが起立する。
【0080】可撓性膜堰Aが起立すると、図2及び図3
(A)に示すように可撓性膜3Bに引力fが作用する。
【0081】下押え金具8と上押え金具9との間に挟持
された可撓性膜3A,3Bの外周縁付近は、凸部14と
凹部16により屈曲されて下押え金具8と上押え金具9
との摩擦力が増大され、さらに、可撓性膜3A,3Bに
食い込む凸条18により摩擦力が増大されるので、大き
な張力fが作用しても可撓性膜3A,3Bが金具に対し
てずれたりすることはなく、可撓性膜堰Aの気密性及び
水密性を確実に保持することができる。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
面に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同一構成
には同一符号を付しその説明は省略する。
【0082】図5に示すように、本実施形態の上押え金
具9には、可撓性膜3B(図5には図示せず)と接触す
る面に、砂22が接着剤にて固着されている。固着させ
る砂22の外径は、0.2〜1.5mmが好ましい。
【0083】なお、図示はしないが、下押え金具8にも
砂22が固着されている。下押え金具8と上押え金具9
との間に挟持された可撓性膜3A,3Bの外周縁付近
は、凸部14と凹部16により屈曲されて下押え金具8
と上押え金具9との摩擦力が増大され、さらに、金具表
面に固着された無数の砂22により摩擦力が増大される
ので、大きな張力が作用しても可撓性膜が金具に対して
ずれたりすることはなく、気密性及び水密性を確実に保
持することができる。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を図
面に基づき説明する。なお、前述した実施形態と同一構
成には同一符号を付しその説明は省略する。
【0084】図6に示すように、本実施形態の上押え金
具9には、可撓性膜3B(図5には図示せず)と接触す
る面に、金具表面よりも摩擦係数が大に設定されたゴム
等の弾性体膜24が固着されている。
【0085】なお、図示はしないが、下押え金具8にも
弾性体膜24が固着されている。本実施形態では、下押
え金具8と上押え金具9との間に挟持された可撓性膜3
A,3Bの外周縁付近は、凸部14と凹部16により屈
曲されて下押え金具8と上押え金具9との摩擦力が増大
され、さらに、弾性体膜24により摩擦力が増大される
ので、大きな張力が作用しても可撓性膜3A,3Bが金
具に対してずれたりすることはなく、可撓性膜堰Aの気
密性及び水密性を確実に保持することができる。
【0086】なお、前記実施形態では、下押え金具8と
上押え金具9との両面に、凸条18又は砂22又は弾性
体膜24が設けられていたが、これらの摩擦力増大手段
は下押え金具8と上押え金具9との何れか片面に設けら
れていても良い。
【0087】例えば、図7に示すように一つの凸条18
が下押え金具8にのみ設けられていても良く、図8に示
すように、一つの凸条18が上押え金具9にのみ設けら
れていても良い。
【0088】また、凸条18は連続して形成されている
が、気密性、水密性に問題が生じなければ一部が分断さ
れていても良い。
【0089】また、凸条18、砂22、弾性体膜24の
何れか2つ又は3つを組み合わせて用いても良い。
【0090】また、可撓性膜堰Aを据え付ける河川の上
向き法面部5は、図9に示すように階段部分を設けず、
可撓性膜3A,3Bのそれぞれの端部分3Fの形状も図
1に示す形状とは異なる略三角形状とすることもでき
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明の取付金具は
上記の構成としたので、小さなサイズであっても大きな
引張力の作用する可撓性膜を構造物に確実に固定するこ
とができる、という優れた効果を有する。
【0092】また、本発明の可撓性膜拡縮構造体は上記
の構成としたので、小型の取付金具で大きな引張力の作
用する可撓性膜を保持できる、という優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る可撓性膜堰の外観斜視図
である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】(A)は可撓性膜を挟持した上押え金具及び下
押え金具の拡大断面図であり、(B)は凸条の拡大断面
図である。
【図4】上押え金具の斜視図である。
【図5】第2の実施形態に係る上押え金具の斜視図であ
る。
【図6】第3の実施形態に係る上押え金具の斜視図であ
る。
【図7】他の実施形態に係る上押え金具及び下押え金具
の断面図である。
【図8】更に他の実施形態に係る上押え金具及び下押え
金具の断面図である。
【図9】更に他の実施形態に係る可撓性膜堰の外観斜視
図である。
【図10】可撓性膜を挟持した従来の上押え金具及び下
押え金具の拡大断面図である。
【図11】可撓性膜を挟持した従来の他の種類の上押え
金具及び下押え金具の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 可撓性膜堰(可撓性膜拡縮構造体) 1 ベース(構造物) 3A 可撓性膜 3B 可撓性膜 8 下押え金具(第1の金具,取付金具) 9 上押え金具(第2の金具,取付金具) 10 アンカーボルト(固定手段) 12 ナット(固定手段) 14 凸部(凹凸部) 16 凹部(凹凸部) 18 凸条 22 砂(粒子) 24 弾性体膜(層)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性膜の内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記可撓性拡縮構造体
    を設ける構造物側に設けられ前記可撓性膜の一方の面に
    当接する第1の金具と、前記可撓性膜の他方の面に当接
    し、固定手段により前記第1の金具との間で前記可撓性
    膜の外周縁付近を挟持する第2の取付金具とからなる取
    付金具であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交
    差する方向に沿って延び、前記凹凸部よりも低く設定さ
    れて前記可撓性膜に食い込む凸条が、少なくとも1本以
    上設けられていることを特徴とする取付金具。
  2. 【請求項2】 可撓性膜の内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記可撓性拡縮構造体
    を設ける構造物側に設けられ前記可撓性膜の一方の面に
    当接する第1の金具と、前記可撓性膜の他方の面に当接
    し、固定手段により前記第1の金具との間で前記可撓性
    膜の外周縁付近を挟持する第2の取付金具とからなる取
    付金具であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交
    差する方向に沿って延び、幅が1〜2mm、高さが1〜2
    mmに設定されて前記可撓性膜に食い込む凸条が、少なく
    とも1本以上設けられていることを特徴とする取付金
    具。
  3. 【請求項3】 可撓性膜の内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記可撓性拡縮構造体
    を設ける構造物側に設けられ前記可撓性膜の一方の面に
    当接する第1の金具と、前記可撓性膜の他方の面に当接
    し、固定手段により前記第1の金具との間で前記可撓性
    膜の外周縁付近を挟持する第2の取付金具とからなる取
    付金具であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記第1の金具及び第2の金具の摩擦係数
    よりも大きな摩擦係数を有する層が固着されていること
    を特徴とする取付金具。
  4. 【請求項4】 可撓性膜の内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体に用いられ、前記可撓性拡縮構造体
    を設ける構造物側に設けられ前記可撓性膜の一方の面に
    当接する第1の金具と、前記可撓性膜の他方の面に当接
    し、固定手段により前記第1の金具との間で前記可撓性
    膜の外周縁付近を挟持する第2の取付金具とからなる取
    付金具であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、小さな粒子が無数に固着されていることを
    特徴とする取付金具。
  5. 【請求項5】 前記粒子の外径が、0.2〜1.5mmで
    あることを特徴とする請求項4に記載の取付金具。
  6. 【請求項6】 可撓性膜の外周縁付近を、前記可撓性膜
    の一方の面に当接する第1の金具と前記可撓性膜の他方
    の面に当接する第2の金具とで挟持した状態で固定手段
    により構造物に取り付け、内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交
    差する方向に沿って延び、高さが前記凹凸部よりも低く
    設定されて前記可撓性膜に食い込む凸条が少なくとも1
    本以上設けられていることを特徴とする可撓性膜拡縮構
    造体。
  7. 【請求項7】 可撓性膜の外周縁付近を、前記可撓性膜
    の一方の面に当接する第1の金具と前記可撓性膜の他方
    の面に当接する第2の金具とで挟持した状態で固定手段
    により構造物に取り付け、内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記可撓性膜に作用する張力の方向とは交
    差する方向に沿って延び、幅が1〜2mm、高さが1〜2
    mmに設定されて前記可撓性膜に食い込む凸条が少なくと
    も1本以上設けられていることを特徴とする可撓性膜拡
    縮構造体。
  8. 【請求項8】 可撓性膜の外周縁付近を、前記可撓性膜
    の一方の面に当接する第1の金具と前記可撓性膜の他方
    の面に当接する第2の金具とで挟持した状態で固定手段
    により構造物に取り付け、内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、前記第1の金具及び第2の金具の摩擦係数
    よりも大きな摩擦係数を有する層が固着されていること
    を特徴とする可撓性膜拡縮構造体。
  9. 【請求項9】 可撓性膜の外周縁付近を、前記可撓性膜
    の一方の面に当接する第1の金具と前記可撓性膜の他方
    の面に当接する第2の金具とで挟持した状態で固定手段
    により構造物に取り付け、内部に流体を供給することに
    より起立し、内部の流体を排出することにより倒伏する
    可撓性膜拡縮構造体であって、 前記第1の金具及び前記第2の金具には前記可撓性膜を
    挟持した状態で屈曲させる凹凸部が設けられ、 さらに、前記第1の金具の前記可撓性膜と接触する面及
    び、第2の金具の前記可撓性膜と接触する面の少なくと
    も一方には、小さな粒子が無数に固着されていることを
    特徴とする可撓性膜拡縮構造体。
  10. 【請求項10】 前記粒子の外径が、0.2〜1.5mm
    であることを特徴とする請求項9に記載の可撓性膜拡縮
    構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004063472A1 (ja) * 2003-01-14 2004-07-29 Akio Iida 空圧式起伏ゲート

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