JP3196560B2 - 建築用板の継手構造 - Google Patents

建築用板の継手構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は継手部において、雨水の
浸入を防止し、且つその継手部分を極めて強固にするこ
とができる建築用板の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一断面形状の折板状の屋根
板を勾配方向に重合して接合する種々の継手構造が存在
している。しかるに、その継手部の構造が簡単なもので
は防水性に劣るし、また防水性を優れたものにすると構
造が複雑となり、施工費が割高になる等の不都合があっ
た。
【0003】また、特に上記のように勾配方向に隣接す
る下部屋根板と上部屋根板との屋根継手部においては、
それぞれの水上側端部と水下側端部に多少の成形加工を
施す必要があり、屋根板においてその勾配方向の継手部
がかなり突出して目立ってしまい、屋根の外観を損なっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、勾配
方向における屋根板同士の継手部構造は防水性能を向上
させると屋根板及び施工にかかる費用等が割高となる
し、また作業も面倒であり、熟練した作業員が必要とな
る。このようなことから、防水性能に優れていながらも
構造は極めて簡単であり、且つ施工においても簡易且つ
迅速にできるものが求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
主板の両側に立上り部を形成し、該立上り部の上端より
連結用屈曲部を形成した下部側建築用板の水上側端部を
被重合継手部とし、該被重合継手部では前記連結用屈曲
部は切除したものと、前記下部側建築用板と同一断面形
状の上部側建築用板でその水下側端を重合継手部とした
ものと、前記主板上に載置される主板押え部を有する押
え部材と、支持板を有する継手部支持材とからなり、構
造材上に前記継手部支持材を配置固着し、該継手部支持
材の支持板上に下部側建築用板の被重合継手部を載置
し、該被重合継手部の連結用屈曲部の切除した部分に前
記上部側建築用板の重合継手部の連結用屈曲部を収める
ようにして、被重合継手部に上部側建築用板の重合継手
部を重合し、被重合継手部と重合継手部との間をパッキ
ン部材にて密封し、被重合継手部と重合継手部とを前記
支持板と押え部材の主板押え部とで挟持するとともに複
数の継手部用固着具を介して固着してなる建築用板の継
手構造としたことにより、継手部において、雨水の浸入
を防止するとともに極めて強固なる構造とし、且つ構造
を極めて簡単なものとし、施工においても簡易且つ迅速
にできるもとし、上記課題を解決したものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、本発明では図1,図4等に示すように、主
に下部側建築用板A,上部側建築用板B,押え部材C及
び継手部支持材D等から構成されている。そして、下部
側建築用板Aと上部側建築用板Bの概念は、図3に示す
ように、これらを勾配方向に隣接させてジョイントさせ
たときの上側の建築用板と下側の建築用板とする位置関
係のことを言うものである。従って、勾配方向に建築用
板が連続してジョイントした場合には、その一継手部を
中心にして上下関係において下部側建築用板Aと上部側
建築用板Bとが判定されるので、別の継手部では上部側
建築用板Bだったものが下部側建築用板Aとなることは
当然である。
【0007】その下部側建築用板Aは、主板1の幅方向
両側に立上り部2,2が形成され、該立上り部2,2の
上端より連結用屈曲部3,3が形成されている。該連結
用屈曲部3,3は嵌合タイプによるものであり、立上り
片3aの上端より水平片3bが形成され、該水平片3b
の外端より嵌合端片3cが形成されている(図4,図6
等参照)。
【0008】その下部側建築用板Aの水上側端部箇所に
適宜範囲の被重合継手部A1 となっている。該被重合継
手部A1 は、主板1及び立上り部2,2は他の部分と同
等であるが、連結用屈曲部3,3においては、図4,図
6に示すように、その一部或いは全部が切除されてい
る。この連結用屈曲部3,3の切除部分は上部側建築用
板Bの重合継手部B1 が載置したときに、図7に示すよ
うに、重合継手部B1 の連結用屈曲部3,3が丁度収ま
るように構成されている。
【0009】次に、上部側建築用板Bは、前記下部側建
築用板Aと同一断面形状であり、このように同一形状で
あることから、下部側建築用板Aと同様に主板1、立上
り部2,2及び連結用屈曲部3,3の文言を上部側建築
用板Bにもそのまま適用することとする(図4参照)。
そして、上部側建築用板Bの重合継手部B1 は前記下部
側建築用板Aの被重合継手部A1 に重合する部分で、前
記被重合継手部A1 と同一(略同一を含む)の範囲を有
している。その下部側建築用板A及び上部側建築用板B
の裏面側には断熱材が貼着されることもある。
【0010】その下部側建築用板Aの被重合継手部A1
には、図1,図6等に示すように、帯状のパッキン部材
4が設けられている。該帯状としたパッキン部材4はそ
の被重合継手部A1 の幅方向、即ち主板1の幅方向に沿
って設けられている。さらに、そのパッキン部材4の設
けられる位置は上部側建築用板Bの重合継手部B1 との
重合したときの、重合継手部B1 端部に対応する位置と
なる。そして下部側建築用板Aの被重合継手部A1 に上
部側建築用板Bの重合継手部B1 を載置したときに、図
3,図9,図11等に示すように、被重合継手部A1
重合継手部B1との間にパッキン部材4が上下方向に挟
まれるようになる。
【0011】さらに、下部側建築用板Aの被重合継手部
1 上には、前記パッキン部材4が複数設けられる。こ
のとき、被重合継手部A1 の適宜の2箇所に適宜の間隔
をおいて配置される。そのパッキン部材4は、ゴム,合
成樹脂等から形成され、これが帯状に形成されたもので
ある。また、パッキン部材4は、被重合継手部A1 にお
いて主板1,立上り部2,2に設けられる。連結用屈曲
部3,3には必要に応じて設けられることもある。
【0012】次に、前記パッキン部材4とともにシーリ
ング材5が設けられる。該シーリング材5は液体状のも
ので、被重合継手部A1 に設けた後に時間経過ととも
に、次第に硬化してゆくものであるが、硬化後も弾性を
有するようなものが好ましい。このシーリング材5は前
記パッキン部材4とともに使用するときには、図6に示
すように、二つのパッキン部材4,4の間に設けられる
ことが好ましい。このように、パッキン部材4とシーリ
ング材5との構成にて、極めて良好なる水密性を維持す
ることができる。また、被重合継手部A1 と重合継手部
1 との間にはパッキン部材4のみが設けられることも
ある(図15,図16参照)。
【0013】次に、継手部支持材Dは、図2,図3,図
5に示すように、下部側建築用板Aの被重合継手部A1
と上部側建築用板Bの重合継手部B1 の重合部分を下方
(或いは裏面)から支持するものであって、まず支持板
6の幅方向両側には、立上り支持部7,7が形成されて
いる。その支持板6には構造材11に取り付けるための
ビス,ボルト等のための円筒窪み状の取付固定部6aが
形成されている。また、立上り支持部7は立上り側面7
aの上端に水平状頂面7bが形成され、該水平状頂面7
bには、切欠き7b1 が形成され、該切欠き7b1 には
受金具8の一部が食い込むことができるようになってい
る。
【0014】次に、押え部材Cは、下部側建築用板Aの
被重合継手部A1 と上部側建築用板Bの重合継手部B1
との重合箇所に配置し、複数の継手部用固着具14,1
4,…を介して被重合継手部A1 と重合継手部B1 とを
重合状態に固定するものである。その押え部材Cの実施
例としては、図2,図4に示すように、帯板状をなし、
主板押え部9の幅方向両側より立上り部押え部10,1
0が形成されている。その主板押え部9は主板1上に載
置され、また立上り部押え部10,10は両立上り部
2,2に当接する。
【0015】さらに、主板押え部9では、所定間隔をお
いて複数の円弧状膨出条9a,9a,…が形成されるこ
ともある。その押え部材Cの主板押え部9及び両立上り
部押え部10,10の裏面側には、図12,図13に示
すように、ゴム,スポンジ,軟質合成樹脂等からなる薄
帯板状の弾性材12が貼着された構造の実施例が存在す
る。該弾性材12は、押え部材Cの主板押え部9及び両
立上り部押え部10,10が前記主板1及び両立上り部
2,2と密着状に当接することができるようにするもの
である。また、前記弾性材12が押え部材Cの裏面側に
貼着されない実施例も存在する。
【0016】さらに、押え部材Cの別の実施例として
は、図17(B)に示すように、断面略偏平山形状の座
金タイプとした座金部17を備え、該座金部17の裏面
側にはゴム材,繊維部材,軟質の合成樹脂等からなる弾
性材12が設けられる構造となっている。その弾性材1
2は、前記座金部17の裏面側に装着することができる
ように円板形状をなしている。そして、図17(A)に
示すように、被重合継手部A1 と重合継手部B1 との重
合箇所に沿って、複数の座金部17,17,…と継手部
用固着具14,14,…にて被重合継手部A1 と重合継
手部B1 との重合箇所を固定する。
【0017】次に、継手構造について説明すると、まず
母屋,胴縁等の構造材11上に適宜の間隔をおいて複数
の受金具8,8,…が載置固着される。そして、その隣
接する受金具8,8間に継手部支持材Dが配置される。
該継手部支持材Dは、その支持板6に形成された円筒窪
み状の取付固定部6aにドリルビス等の固着具13にて
構造材11に固定される(図8参照)。
【0018】次いで、その継手部支持材Dの支持板6上
に下部側建築用板Aの被重合継手部A1 が載置される
(図9参照)。その被重合継手部A1 にはパッキン部材
4が設けられており、これに加えて液状のシーリング材
5が被重合継手部A1 上に塗布される。次いで、該被重
合継手部A1 上に上部側建築用板Bの重合継手部B1
載置され(図10参照)、さらに重合継手部B1 上に押
え部材Cを配置し、ドリルビス等の複数の継手部用固着
具14,14,…にて継手部支持材Dの支持板6上に固
定される(図11参照)。
【0019】その継手部用固着具14,14,…は、図
11に示すように、前記被重合継手部A1 上のパッキン
部材4とシーリング材5との間に位置する。そして、被
重合継手部A1 と重合継手部B1 との重合継手部分にお
いてパッキン部材4は最も外側に位置し、雨水の浸入を
防止する構造となる。また、継手部支持材Dの受金具8
の箇所では、立上り支持部7,7によって下部側建築用
板Aの立上り部2,2が支持される。そして、前記受金
具8により吊子15を介して幅方向に隣接する下部側建
築用板A,Aの対向する連結用屈曲部3,3が固定さ
れ、キャップ材16が被せられる(図14参照)。
【0020】
【発明の効果】請求項1においては、主板1の両側に立
上り部2,2を形成し、該立上り部2,2の上端より連
結用屈曲部3,3を形成した下部側建築用板Aの水上側
端部を被重合継手部A1 とし、該被重合継手部A1 では
前記連結用屈曲部3,3は切除したものと、前記下部側
建築用板Aと同一断面形状の上部側建築用板Bでその水
下側端を重合継手部B1 としたものと、前記主板1上に
載置される主板押え部9を有する押え部材Cと、支持板
6を有する継手部支持材Dとからなり、構造材11上に
前記継手部支持材Dを配置固着し、該継手部支持材Dの
支持板6上に下部側建築用板Aの被重合継手部A1 を載
置し、該被重合継手部A1 の連結用屈曲部3,3の切除
した部分に前記上部側建築用板Bの重合継手部B1 の連
結用屈曲部3,3を収めるようにして、被重合継手部A
1 に上部側建築用板Bの重合継手部B1 を重合し、被重
合継手部A1 と重合継手部B1 との間をパッキン部材4
にて密封し、被重合継手部A1 と重合継手部B1 とを前
記支持板6と押え部材Cの主板押え部9とで挟持すると
ともに複数の継手部用固着具14,14,…を介して固
着してなる建築用板の継手構造としたことにより、先ず
第1に継手部において整然とした形状でありながら優れ
た防水性を有することができるし、第2に継手部分を極
めて強固にすることができる等、種々の効果を奏する。
【0021】上記効果を詳述すると、下部側建築用板A
は主板1の両側に立上り部2,2を形成し、該立上り部
2,2の上端より連結用屈曲部3,3を形成した下部側
建築用板Aの水上側端部に被重合継手部A1 を設けてお
り、また上部側建築用板Bの重合継手部B1 では前記連
結用屈曲部3,3は切除しているので、被重合継手部A
1 と重合継手部B1 との接合が極めて良好にできる。
【0022】次に、下部側建築用板Aの被重合継手部A
1 と上部側建築用板Bの重合継手部B1 との間をパッキ
ン部材4にて密封して設け、その被重合継手部A1 と重
合継手部B1 とを継手部支持材Dの支持板6と押え部材
Cとで挟持固着しているので、被重合継手部A1 と重合
継手部B1 とがパッキン部材4を適宜の圧力にて密着状
態となり、これによって密封性をより完璧なものとし、
優れた防水性を有することができる。
【0023】また、被重合継手部A1 と重合継手部B1
との重合箇所では、継手部支持材Dにより支持されてお
り、且つ被重合継手部A1 と重合継手部B1 とを前記継
手部支持材Dと押え部材Cにて、これらを固定すること
で、極めて強固な継手部とすることができる。また、本
発明において、下部側建築用板Aと上部側建築用板Bと
の継手箇所では、重合継手部B1 に特に加工を必要とす
ることなく、単に押え部材Cのみで固定しているため
に、該押え部材Cの装着箇所以外においては表面から突
出する部分がほとんどなく、その外観を整然とさせるこ
とができる。
【0024】次に、請求項2においては、請求項1にお
いて、前記パッキン部材4は被重合継手部A1 と重合継
手部B1 との間に適宜の間隔をおいて複数設けてなる建
築用板の継手構造としたことにより、被重合継手部A1
と重合継手部B1 との重合状態を安定させることができ
る。即ち、被重合継手部A1 と重合継手部B1 との間に
複数のパッキン部材4,4,…が適宜の間隔をおいて設
けられているので、複数のパッキン部材4,4,…にて
被重合継手部A1 と重合継手部B1 との面同士が少なく
とも2点以上のポイントで支持されることとなる。それ
ゆえに、継手箇所において被重合継手部A1 と重合継手
部B1 との重合状態は両者が略平行状態となるように対
向させることができ、極めて安定した重合継手状態にす
ることができる。
【0025】次に、請求項3においては、請求項1にお
いて、前記被重合継手部A1 と重合継手部B1 との間に
はシーリング材5を充填してなる建築用板の継手構造と
したことにより、たとえパッキン部材4から僅かながら
雨水が浸入したとしてもシーリング材5により、浸入し
た雨水を完全に遮断することができ、さらに、一層の水
密性を向上させることができる。
【0026】次に、請求項4においては、請求項1にお
いて、前記押え部材Cの裏面には弾性材12を設けてな
る建築用板の継手構造としたことにより、押え部材Cと
重合継手部B1 との密着性を良好にすることができ、且
つ押え部材Cにより、被重合継手部A1 と重合継手部B
1 との密着性をさらに一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の継手構造において一部分解した状態を
含む略示斜視図
【図2】本発明の継手構造を示す要部斜視図
【図3】本発明の継手構造を示す要部縦断側面図
【図4】本発明の継手構造の構成部材を示す分解縦断正
面略示図
【図5】継手部支持材及び受金具箇所を示す斜視図
【図6】継手部支持材上に下部側建築用板の被重合継手
部を載置した状態を示す斜視図
【図7】継手部支持材上に下部側建築用板の被重合継手
部と上部側建築用板の重合継手部とを重合した状態を示
す斜視図
【図8】構造材上に継手部支持材を固着した縦断側面図
【図9】継手部支持材上にて下部側建築用板の被重合継
手部に上部側建築用板の重合継手部を重合するところを
示す縦断側面図
【図10】被重合継手部と重合継手部の重合箇所に押え
部材を取り付けようとするところを示す縦断側面図
【図11】被重合継手部と重合継手部の重合箇所を押え
部材にて固定した状態を示す要部拡大図
【図12】弾性材を裏面に貼着した押え部材を被重合継
手部と重合継手部の重合箇所に取り付けようとするとこ
ろを示す縦断側面図
【図13】弾性材を裏面に貼着した押え部材にて被重合
継手部と重合継手部の重合箇所を固定した状態を示す要
部拡大図
【図14】本発明の継手構造の縦断正面図
【図15】別の実施例の被重合継手部の斜視図
【図16】別の実施例の被重合継手部と重合継手部の重
合箇所を押え部材にて固定した状態を示す要部拡大図
【図17】(A)は別の実施例の押え部材を使用した継
手構造の縦断正面図 (B)は別の実施例の押え部材を使用した継手部箇所の
要部拡大縦断側面図
【符号の説明】
A…下部側建築用板 A1 …被重合継手部 1…主板 2…立上り部 3…連結用屈曲部 4…パッキン部材 5…シーリング材 B…上部側建築用板 B1 …重合継手部 C…押え部材 6…支持板 D…継手部支持材 9…主板押え部 11…構造材 12…弾性材 14…継手部用固着具

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主板の両側に立上り部を形成し、該立上
    り部の上端より連結用屈曲部を形成した下部側建築用板
    の水上側端部を被重合継手部とし、該被重合継手部では
    前記連結用屈曲部は切除したものと、前記下部側建築用
    板と同一断面形状の上部側建築用板でその水下側端を重
    合継手部としたものと、前記主板上に載置される主板押
    え部を有する押え部材と、支持板を有する継手部支持材
    とからなり、構造材上に前記継手部支持材を配置固着
    し、該継手部支持材の支持板上に下部側建築用板の被重
    合継手部を載置し、該被重合継手部の連結用屈曲部の切
    除した部分に前記上部側建築用板の重合継手部の連結用
    屈曲部を収めるようにして、被重合継手部に上部側建築
    用板の重合継手部を重合し、被重合継手部と重合継手部
    との間をパッキン部材にて密封し、被重合継手部と重合
    継手部とを前記支持板と押え部材の主板押え部とで挟持
    するとともに複数の継手部用固着具を介して固着してな
    ることを特徴とする建築用板の継手構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記パッキン部材は
    被重合継手部と重合継手部との間に適宜の間隔をおいて
    複数設けてなることを特徴とした建築用板の継手構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記被重合継手部と
    重合継手部との間にはシーリング材を充填してなること
    を特徴とした建築用板の継手構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記押え部材の裏面
    には弾性材を設けてなることを特徴とした建築用板の継
    手構造。
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