JPH0523702Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523702Y2 JPH0523702Y2 JP1206887U JP1206887U JPH0523702Y2 JP H0523702 Y2 JPH0523702 Y2 JP H0523702Y2 JP 1206887 U JP1206887 U JP 1206887U JP 1206887 U JP1206887 U JP 1206887U JP H0523702 Y2 JPH0523702 Y2 JP H0523702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower member
- flooring
- elastic body
- upper member
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 32
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はベランダ、バルコニー等に用いられる
床材の接続具に関する。
床材の接続具に関する。
(従来の技術)
従来、例えば実公昭58−20743号公報において、
床材を敷設する場合に用いられる接続具が提案さ
れている。この接続具は、下部材と上部材からな
るもので、下部材の中央部に立設した立壁の外側
面にシール部材を添接し、このシール部材を床材
の端面と立壁間で挾圧することで止水効果を得て
いる。
床材を敷設する場合に用いられる接続具が提案さ
れている。この接続具は、下部材と上部材からな
るもので、下部材の中央部に立設した立壁の外側
面にシール部材を添接し、このシール部材を床材
の端面と立壁間で挾圧することで止水効果を得て
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかるに、この接続具では、床材の長さが一定
でなければ良好な止水効果を得ることができな
い。すなわち、床材の長さが寸法誤差等の原因で
若干短い場合には、床材の端面がシール部材に当
たらなかつたり、たとえ当たつても十分な力でシ
ール部材を押圧しないので、良好な止水効果が得
られないという問題があつた。
でなければ良好な止水効果を得ることができな
い。すなわち、床材の長さが寸法誤差等の原因で
若干短い場合には、床材の端面がシール部材に当
たらなかつたり、たとえ当たつても十分な力でシ
ール部材を押圧しないので、良好な止水効果が得
られないという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る床材の接続具は、床材端部を接続
する長尺板体の上部材と下部材とからなり、上部
材と下部材の中央部に長手方向に沿い係合突部と
該係合突部を受ける係合受部が形成され、下部材
の上面側の長手方向に沿う両端部に弾性体が設け
られ、接続すべき床材端部のそれぞれが該弾性体
を介して下部材の上に載置され、前記弾性体と上
部材の長手方向に沿う両端部とで前記床材端部が
挾圧されてなるものである。
する長尺板体の上部材と下部材とからなり、上部
材と下部材の中央部に長手方向に沿い係合突部と
該係合突部を受ける係合受部が形成され、下部材
の上面側の長手方向に沿う両端部に弾性体が設け
られ、接続すべき床材端部のそれぞれが該弾性体
を介して下部材の上に載置され、前記弾性体と上
部材の長手方向に沿う両端部とで前記床材端部が
挾圧されてなるものである。
(作用)
下部材は、例えば根太材の上に固定される。接
続すべき床材の端部は、下部材の長手方向に沿う
両端部に設けた弾性体を介して下部材の上に載置
される。上部材と下部材とは中央部に長手方向に
沿つて形成した係合突部を係合受部へ強制嵌入さ
せて固定される。この際、上部材の長手方向に沿
う両端部と前記弾性体とで床材端部を挾着する。
このため、弾性体が若干縮み、その弾性反発力に
より下部材と床材下面とが弾性体を介して密着
し、良好な止水効果を得る。
続すべき床材の端部は、下部材の長手方向に沿う
両端部に設けた弾性体を介して下部材の上に載置
される。上部材と下部材とは中央部に長手方向に
沿つて形成した係合突部を係合受部へ強制嵌入さ
せて固定される。この際、上部材の長手方向に沿
う両端部と前記弾性体とで床材端部を挾着する。
このため、弾性体が若干縮み、その弾性反発力に
より下部材と床材下面とが弾性体を介して密着
し、良好な止水効果を得る。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。第1図は本考案に係る床材の接続具1
を示している。この接続具1は、床材2,3を接
続するもので、床材2,3の幅とほぼ等しい長さ
を有する長尺板体である上部材4と下部材5で構
成されている。
説明する。第1図は本考案に係る床材の接続具1
を示している。この接続具1は、床材2,3を接
続するもので、床材2,3の幅とほぼ等しい長さ
を有する長尺板体である上部材4と下部材5で構
成されている。
上部材4は、接続すべき床材2,3の端部6,
7を被覆する覆い板4aとなるもので、断面形状
が略T字形の部材である。この覆い板4aの中央
部に長手方向に沿つて係合突部8が垂下形成され
ている。この係合突部8の先端部は断面が半弧状
をした頭大の係合体9になされている。覆い板4
aの両端部は、斜め下方へ折曲げられ折曲部1
2,13となされている。
7を被覆する覆い板4aとなるもので、断面形状
が略T字形の部材である。この覆い板4aの中央
部に長手方向に沿つて係合突部8が垂下形成され
ている。この係合突部8の先端部は断面が半弧状
をした頭大の係合体9になされている。覆い板4
aの両端部は、斜め下方へ折曲げられ折曲部1
2,13となされている。
一方、下部材5は前記上部材4と同じ長さの部
材で、根太材23上に固定されている。下部材5
の中央部には、長手方向に沿つて間隔をおいて2
つの立壁14,15が立設されている。これら立
壁14,15の上端部はそれぞれ内方向へ鉤状に
折曲げられ、抜止片17,18になされている。
この抜止片17,18は、前記係合体9が立壁1
4,15間で形成された係合受部16内にいつた
ん挿入されると上方への抜止を防止するものであ
る。下部材5の上面側の長手方向に沿う両端部1
9,20には、突条の弾性体21、22が設けら
れている。この弾性体21、22は、例えばゴム
材や軟質合成樹脂材で作られている。
材で、根太材23上に固定されている。下部材5
の中央部には、長手方向に沿つて間隔をおいて2
つの立壁14,15が立設されている。これら立
壁14,15の上端部はそれぞれ内方向へ鉤状に
折曲げられ、抜止片17,18になされている。
この抜止片17,18は、前記係合体9が立壁1
4,15間で形成された係合受部16内にいつた
ん挿入されると上方への抜止を防止するものであ
る。下部材5の上面側の長手方向に沿う両端部1
9,20には、突条の弾性体21、22が設けら
れている。この弾性体21、22は、例えばゴム
材や軟質合成樹脂材で作られている。
かかる接続具1を用いて床材2,3を接続する
ためには、まず下部材5を根太材23上にねじ固
定したのち、床材2,3を互いの端面同士が向き
合うようにして弾性体21、22を介して下部材
5上に載置させる。このとき床材2,3の端面
は、立壁14,15からやや離れるところに位置
される。この状態から、上部材4の係合突部8と
下部材5の係合受部16を適合させるとともに、
上部材4で床材2,3の端部6,7を覆い、上部
材4を下方へ押圧すると係合体9が抜止片17,
18を下方側へ強制変形させながら前記係合受部
16へ嵌入せられる。このとき同時に上部材4の
折曲部12,13と下部材5の弾性体21、22
で床材2,3の端部を上下方向から挾圧する。こ
のため弾性体21、22は若干縮み、その弾性反
発力により下部材5と床材2,3の下面とが弾性
体21、22を介して密着する。また、上部材4
の折曲部12,13も先端に行くにしたがつて漸
次薄く形成されているから、スプリング効果を有
し、床材2,3の挾持力がより高まる。
ためには、まず下部材5を根太材23上にねじ固
定したのち、床材2,3を互いの端面同士が向き
合うようにして弾性体21、22を介して下部材
5上に載置させる。このとき床材2,3の端面
は、立壁14,15からやや離れるところに位置
される。この状態から、上部材4の係合突部8と
下部材5の係合受部16を適合させるとともに、
上部材4で床材2,3の端部6,7を覆い、上部
材4を下方へ押圧すると係合体9が抜止片17,
18を下方側へ強制変形させながら前記係合受部
16へ嵌入せられる。このとき同時に上部材4の
折曲部12,13と下部材5の弾性体21、22
で床材2,3の端部を上下方向から挾圧する。こ
のため弾性体21、22は若干縮み、その弾性反
発力により下部材5と床材2,3の下面とが弾性
体21、22を介して密着する。また、上部材4
の折曲部12,13も先端に行くにしたがつて漸
次薄く形成されているから、スプリング効果を有
し、床材2,3の挾持力がより高まる。
しかして、雨水が上部材4の折曲部12,13
と床材2,3の上面との接触部分から床材2,3
の端面を伝い、下部材5上に流れ出たとしても、
前記弾性体21、22により止水されるので、根
太材23を伝つて建屋側へ漏れ出ることがない。
また、立壁14,15と弾性体21、22で囲ま
れた部分が一種の樋となつているので、下部材5
を長手方向に沿つて下り勾配にしておくと、下部
材5上にたまつた雨水は長手方向の一端から排水
されることになる。
と床材2,3の上面との接触部分から床材2,3
の端面を伝い、下部材5上に流れ出たとしても、
前記弾性体21、22により止水されるので、根
太材23を伝つて建屋側へ漏れ出ることがない。
また、立壁14,15と弾性体21、22で囲ま
れた部分が一種の樋となつているので、下部材5
を長手方向に沿つて下り勾配にしておくと、下部
材5上にたまつた雨水は長手方向の一端から排水
されることになる。
なお、上述した実施例では突条の弾性体21,
22を用いているが、平板状の弾性体でもよい。
床材2,3も、いわゆるデツキ材と称する断面コ
字形が繰り返された形状のものでも平板タイプの
ものでもよい。また、本例では上部材4側に係合
突部8を形成し、下部材5側に係合受部16を形
成しているが、この逆の構成でもよい。
22を用いているが、平板状の弾性体でもよい。
床材2,3も、いわゆるデツキ材と称する断面コ
字形が繰り返された形状のものでも平板タイプの
ものでもよい。また、本例では上部材4側に係合
突部8を形成し、下部材5側に係合受部16を形
成しているが、この逆の構成でもよい。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案によれは、弾性体の
弾性反発力を利用して、下部材と床部材とを密着
させて止水効果を得るので、床材の長さに多少の
ばらつきがあつても漏水を完全に防止できる。
弾性反発力を利用して、下部材と床部材とを密着
させて止水効果を得るので、床材の長さに多少の
ばらつきがあつても漏水を完全に防止できる。
第1図は本考案に係る床材の接続具を用いて床
材を接続した状態を示す部分斜視図、第2図は同
接続具を示す断面図である。 1……接続具、2,3……床材、4……上部
材、5……下部材、6,7……端部、8……係合
突部、16……係合受部、21,22……弾性
体。
材を接続した状態を示す部分斜視図、第2図は同
接続具を示す断面図である。 1……接続具、2,3……床材、4……上部
材、5……下部材、6,7……端部、8……係合
突部、16……係合受部、21,22……弾性
体。
Claims (1)
- 床材端部を接続する長尺板体の上部材と下部材
とからなり、上部材と下部材の中央部に長手方向
に沿い係合突部と該係合突部を受ける係合受部が
形成され、下部材の上面側の長手方向に沿う両端
部に弾性体が設けられ、接続すべき床材端部のそ
れぞれが該弾性体を介して下部材の上に載置さ
れ、前記弾性体と上部材の長手方向に沿う両端部
とで前記床材端部が挾圧されてなることを特徴と
する床材の接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206887U JPH0523702Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206887U JPH0523702Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119736U JPS63119736U (ja) | 1988-08-03 |
JPH0523702Y2 true JPH0523702Y2 (ja) | 1993-06-17 |
Family
ID=30799856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1206887U Expired - Lifetime JPH0523702Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523702Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7140380B2 (ja) * | 2018-10-06 | 2022-09-21 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室床構造及び継ぎ目部材、並びに浴室床の施工方法 |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP1206887U patent/JPH0523702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63119736U (ja) | 1988-08-03 |
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