JP2000063401A - 澱粉組成物及びそれを含有する食品 - Google Patents

澱粉組成物及びそれを含有する食品

Info

Publication number
JP2000063401A
JP2000063401A JP11163978A JP16397899A JP2000063401A JP 2000063401 A JP2000063401 A JP 2000063401A JP 11163978 A JP11163978 A JP 11163978A JP 16397899 A JP16397899 A JP 16397899A JP 2000063401 A JP2000063401 A JP 2000063401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
weight
parts
composition according
starch composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11163978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4149615B2 (ja
Inventor
Shunsaku Nakano
俊作 中野
Yuki Sato
由紀 佐藤
Tomiyoshi Kageshima
富美 影嶋
Terumi Urushibata
照美 漆畑
Yoshinori Fujimoto
佳則 藤本
Kesatoshi Suzuki
今朝利 鈴木
Akitoshi Morishita
昭寿 森下
Takehide Komatsu
健秀 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp, Japan Maize Products Co Ltd, Nihon Shokuhin Kako Co Ltd filed Critical Kao Corp
Priority to JP16397899A priority Critical patent/JP4149615B2/ja
Publication of JP2000063401A publication Critical patent/JP2000063401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4149615B2 publication Critical patent/JP4149615B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grain Derivatives (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば菓子類や、フライ食品類の衣などの食
品原料として用いることにより、ソフトでサックリとし
た歯切れのよい食感を十分に維持できるようにした澱粉
組成物を提供する。 【解決手段】 (A)アミロース含量22%以上の膨潤
非抑制澱粉と、(B)アミロース含量10%以上22%
未満の澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉と、
(C)アミロース含量10%未満の澱粉を架橋処理又は
湿熱処理した化工澱粉とを含有させて澱粉組成物を得
る。この澱粉組成物を、例えば菓子類や、フライ食品類
の衣などの、澱粉質原料を用いる食品の原料として使用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子類、揚げ物の
衣類、電子レンジ加熱調理用の冷凍又は冷蔵食品などの
原料として好適な澱粉組成物及びそれを含有する食品に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スポンジケーキ、バターケー
キ、ワッフル、ホットケーキ、ブッセ、蒸しケーキ、饅
頭などの和洋菓子類は、一般に小麦粉を主成分とし、こ
れに製品に応じて砂糖、卵、油脂類、乳類、膨剤等を添
加した原料に水を加えて生地を調製し、焼く、蒸すなど
の加熱処理を施すことによって製造されている。
【0003】また、フライ、天ぷら等のフライ食品類
は、種物の表面に打ち粉をまぶした後、小麦粉、卵等を
原料とするバッターを付着させ、フライの場合は更にパ
ン粉をまぶした後、油ちょうして製造されている。
【0004】和洋菓子類においては、フワリと膨らんで
ボリュームがあり、しかも弾力がある上に、ソフトでサ
ックリとして歯切れがよく、更に口溶けが良い製品が望
まれており、同様に、フライ食品類の衣においても、ソ
フトでサクサク感のある製品が望まれている。
【0005】ところが、和洋菓子類においては、弾力の
あるものは口溶けが悪かったり、ボリュームがあるもの
は歯切れが悪いなど、これらの特徴を両立させ難く、ま
た、フライ食品類の場合は、加熱処理して出来上がった
直後には、比較的良好な食感が得られるが、時間がたつ
につれて食感が重くなり、サクサク感が失われる傾向が
あった。
【0006】また、これらの食品は、水分をかなり含
み、常温では長期保存がほとんど不可能であるため、冷
凍又は冷蔵して保存し、電子レンジ等で加熱するだけで
食べられるようにした冷凍又は冷蔵品も多く販売されて
いる。
【0007】ところが、冷凍、冷蔵品を電子レンジで加
熱すると、和洋菓子類においては、パサつき、更に口溶
けが悪くなり、弾力が失われる傾向にあり、フライ食品
類においては、サクサク感がますます失われて、いずれ
も食感が非常に悪い製品となってしまうのが普通であっ
た。
【0008】このような問題を解決するため、改質され
た小麦粉、化工澱粉、食物繊維、乳化剤等の各種の成分
を原料中に添加することが提案されている。
【0009】例えば、特開平7−75479号には、架
橋澱粉、老化澱粉、湿熱処理澱粉、乳化剤処理澱粉など
の膨潤抑制澱粉を原料として菓子類を製造することが提
案されている。また、特開平8−242752号には、
特定の置換度のヒドロキシプロピル澱粉及び/又はアセ
チル澱粉で小麦粉の2〜80%を置き換えることにより
菓子類を製造することが提案されている。
【0010】また、特表昭60−502186号には、
多量のアミロースを有するフラワーを練り粉ミックスに
含有させ、この練り粉ミックスを用いて衣を付けること
が提案されている。更に、特開平4−40870号に
は、コーングリッツ及び/又は小麦セモリナと、α化澱
粉及び/又は酵素失活小麦粉とを配合した衣材を用いる
ことが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のいずれの技術においても、例えば菓子類や、揚げ物
の衣類において、加熱調理後に時間が経過した場合、あ
るいは冷凍又は冷蔵した後に電子レンジで加熱した場合
に、ソフトでサクサクとした食感を十分に維持できるも
のは、いまだ知られていないのが現状である。
【0012】したがって、本発明の目的は、例えば菓子
類や、フライ食品類の衣などの食品原料として用いるこ
とにより、菓子類ではボリューム感、弾力、ソフト感、
歯切れ、口溶けを併せもった食感を有し、フライ食品類
ではソフトでサクサクとした食感を十分に維持できるよ
うにした澱粉組成物及びそれを含有する食品を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の澱粉組成物は、(A)アミロース含量22
%以上の膨潤非抑制澱粉と、(B)アミロース含量10
%以上22%未満の澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化
工澱粉及び/又は(C)アミロース含量10%未満の澱
粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉とを含有し、前
記(A)が、コーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉、ハイ
アロースコーンスターチ、さご澱粉、馬鈴薯澱粉、葛澱
粉、及びこれらの低置換エステル化処理及び/又は低置
換エーテル化処理された化工澱粉から選ばれた少なくと
も1種であり、前記(B)が、タピオカ澱粉、甘藷澱粉
から選ばれた少なくとも1種を架橋処理又は湿熱処理し
た化工澱粉であり、前記(C)が、ワキシースターチ、
もち米澱粉、もち種小麦澱粉、もち種ソルガム澱粉から
選ばれた少なくとも1種を架橋処理又は湿熱処理した化
工澱粉であることを特徴とする。
【0014】また、本発明の食品は、上記澱粉組成物を
含有し、上記澱粉組成物と小麦粉及び/又は小麦澱粉と
の配合重量比が50〜100:50〜0であり、菓子
類、揚げ物用衣材から選ばれた1種であることを特徴と
する。
【0015】本発明の澱粉組成物において、前記(A)
は口溶け、歯切れをよくし、前記(B)はきめ、弾力、
ソフト感を付与し、前記(C)は弾力ときめ、縮まない
という特徴を付与する。
【0016】したがって、前記(A)、(B)及び/又
は(C)を含む澱粉組成物を、例えば菓子類や、揚げ物
用衣材などの原料として用いることにより、膨らみがよ
くソフトで弾力があり、きめが細かくて口溶けがよく、
歯切れがよくてサックリとした食感を有する食品を提供
することができる。
【0017】また、本発明の澱粉組成物を原料として作
られた食品は、加熱調理後に時間が経過しても、あるい
は冷凍又は冷蔵保存した後に電子レンジで加熱しても、
上記良好な食感を維持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において、前記(A)のア
ミロース含量22%以上の膨潤非抑制澱粉としては、コ
ーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉、ハイアミロースコー
ンスターチ、さご澱粉、馬鈴薯澱粉、葛澱粉、及びこれ
らの低置換エステル化処理及び/又は低置換エーテル化
処理された化工澱粉から選ばれた少なくとも1種が用い
られ、特にコーンスターチが好ましい。上記において低
置換エステル化処理のエステル化度は、置換率として
0.001〜0.1が好ましく、低置換エーテル化処理
のエーテル化度は、モル置換率として0.01〜0.5
0が好ましい。なお、膨潤非抑制澱粉とは、架橋、老
化、湿熱処理、乳化剤処理などの膨潤抑制処理が施され
ていない澱粉を意味する。
【0019】前記(B)のアミロース含量10%以上2
2%未満の澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉と
しては、タピオカ澱粉、甘藷澱粉を架橋処理又は湿熱処
理した化工澱粉が用いられ、特にタピオカアセチル化澱
粉及び/又はタピオカヒドロキシ澱粉が好ましい。
【0020】ここで架橋処理とは、架橋剤により架橋処
理したものであり、架橋処理と共にエステル化処理及び
/又はエーテル化処理したものであってもよい。
【0021】架橋剤としては、例えば、オキシ塩化リ
ン、アクロレイン、エピクロルヒドリン、ポリリン酸
塩、メタリン酸塩、アジピン酸等から選ばれた一種又は
二種以上が好ましく採用される。
【0022】また、エステル化剤としては、例えば、無
水酢酸、酢酸ビニル、無水マレイン酸、無水コハク酸、
1−オクテニル無水コハク酸、オルトリン酸塩、ポリリ
ン酸塩、メタリン酸塩等から選ばれた一種又は二種以上
が好ましく用いられる。
【0023】更に、エーテル化剤としては、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシド
や、モノクロロ酢酸等が好ましく用いられる。
【0024】タピオカ澱粉等のエステル化架橋澱粉を用
いる場合、そのエステル化度は、置換率として0.01
〜0.15とするのが好ましく、0.03〜0.05と
するのがより好ましい。また、エーテル化架橋澱粉を用
いる場合、そのエーテル化度は、モル置換率として0.
01〜0.50とするのが好ましく、0.05〜0.4
0とするのがより好ましい。
【0025】湿熱処理とは、澱粉を糊化するには不十分
な水分の存在下で加熱処理することを意味し、例えば特
開平4−130102号に示されるように、減圧ライン
と加圧蒸気ラインとの両方を付設し、内圧、外圧共に耐
圧性の密封できる容器内に澱粉を入れ、減圧した後、蒸
気導入による加圧加熱を行い、あるいはこの操作を繰り
返すことにより、澱粉を所定時間加熱した後、冷却する
方法が好ましく採用される。湿熱処理は、温度100〜
140℃で、10〜180分間程度行うのが好ましい。
【0026】前記(C)のアミロース含量10%未満の
澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉としては、ワ
キシースターチ、もち米澱粉、もち種小麦澱粉、もち種
ソルガム澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉が用
いられ、特に架橋処理したワキシーコーンスターチが好
ましい。
【0027】ここで架橋処理とは、架橋剤により架橋処
理したものであり、架橋処理と共にエステル化処理及び
/又はエーテル化処理したものであってもよく、架橋
剤、エステル化剤、エーテル化剤としては、前述したよ
うなものが用いられる。エーテル化度、エステル化度
は、前記(B)の澱粉の場合と同様な範囲が好ましく採
用される。湿熱処理も前記(B)の澱粉の場合と同様で
ある。
【0028】また、前記(A)〜(C)の澱粉の特性に
ついて、示差走査熱量測定装置により測定した吸熱最大
温度(吸熱量がピークとなる温度)で表したとき、前記
(A)は68±2℃、前記(B)は66±2℃、前記
(C)は68±2℃であることが好ましい。(A)の吸
熱最大温度が上記よりも高い場合には歯切れが悪くなる
という問題があり、上記よりも低い場合には口溶けが悪
くなるという問題がある。また、(B)の吸熱最大温度
が上記よりも高い場合には弾力がでず、きめが荒くなる
という問題があり、上記よりも低い場合には食感のソフ
トさが失われるという問題がある。更に、(C)の吸熱
最大温度が上記よりも高い場合には弾力がでず、きめが
荒くなるという問題があり、上記よりも低い場合にはち
ぢみ防止効果がなくなるという問題がある。
【0029】また、70℃における膨潤度で表したと
き、前記(A)は5〜10%、前記(B)は12〜18
%、前記(C)は12〜17%であることが好ましい。
(A)の膨潤度が上記よりも高い場合には口溶け、歯切
れが悪くなるという問題があり、上記よりも低い場合に
は粉っぽい食感が残るという問題がある。また、(B)
の膨潤度が上記よりも高い場合には食感のソフトさが失
われるという問題があり、上記よりも低い場合には弾力
が出ずきめが悪くなるという問題がある。更に、(C)
の膨潤度が上記よりも高い場合にはちぢみ防止効果がな
くなるという問題があり、上記よりも低い場合には弾力
が出ず、きめが悪くなるという問題がある。
【0030】更に、70℃における溶解度で表したと
き、前記(A)は2〜5%、前記(B)は7〜13%、
前記(C)は0.5〜2.5%であることが好ましい。
(A)の溶解度が上記よりも高い場合には口溶けが悪く
なるという問題があり、上記よりも低い場合には食感が
粉っぽくなるという問題がある。また、(B)の溶解度
が上記よりも高い場合には食感のソフトさが失われると
いう問題があり、上記よりも低い場合には弾力がでない
という問題がある。更に、(C)の溶解度が上記よりも
高い場合にはちぢみ防止効果がなくなるという問題があ
り、上記よりも低い場合には弾力が出なくなるという問
題がある。
【0031】本発明の澱粉組成物においては、前記
(A)を15〜70重量部、前記(B)及び前記(C)
を85〜30重量部含有することが好ましい。前記
(A)の配合割合が15重量部よりも少ないと、口溶け
や歯切れが悪くなったり、釜落ち現象や蒸し後のシェリ
ンク率が大きくなるなどの問題があり、70重量部より
も多いとケーキなどの食感、特にソフトさ、しっとり感
が不足するという問題がある。また、(B)及び(C)
の配合割合が30重量部よりも少ないと蒸しケーキなど
に適用したときのボリュームが小さくなったり、弾力が
不足するという問題があり、85重量部よりも多いと釜
落ち現象やケーキなどのシェリンク率が大きくなるとい
う問題がある。
【0032】また、特に蒸しケーキ類に用いられる場合
には、前記(A)を15〜70重量部、前記(B)を2
5〜75重量部、及び前記(C)を10〜40重量部含
有することが好ましい。蒸しケーキ類に用いられる場
合、前記(A)の配合割合が15重量部よりも少ない場
合、又は70重量部よりも多い場合には、前記と同様な
問題がある。また、(B)の配合割合が25重量部より
も少ないと、しっとり感と弾力が両立しない問題があ
り、75重量部よりも多いとケーキのシュリンク率が大
きくなるという問題がある。更に、(C)の配合割合が
10重量部よりも少ないとソフトの不足、口溶けが悪く
なるという問題があり、40重量部よりも多いと釜落ち
現象が起きるという問題がある。
【0033】更に、特に焼成ケーキ類の原料に用いられ
る場合には、前記(A)を15〜70重量部、前記
(B)を25〜75重量部、及び前記(C)を0〜10
重量部含有することが好ましい。特に焼成ケーキ類に用
いられる場合、前記(A)の配合割合が15重量部より
も少ないと、口溶けや歯切れが悪くなったり、生焼け現
象、釜落ち現象が起きるという問題があり、70重量部
よりも多いと食感、特にソフトさと口溶けが悪くなると
いう問題がある。また、(B)の配合割合が25重量部
よりも少ないと、しっとり感と弾力が両立しないという
問題があり、75重量部よりも多いと、ケーキのシュリ
ンク率が大きくなるという問題がある。更に、(C)の
配合割合が10重量部よりも多いと、釜落ち現象が起き
るという問題がある。
【0034】本発明の澱粉組成物は、小麦粉、澱粉等の
澱粉質原料を主原料とする各種食品に適用することがで
き、例えば、スポンジケーキ、バターケーキ、ワッフ
ル、ホットケーキ、ブッセ、蒸しケーキ、饅頭、カステ
ラ、ドーナツ、どら焼き、今川焼きなどの和洋菓子類、
フライ、天ぷら等の揚げ物などの各種惣菜類、各種の珍
味、スナック菓子類が挙げられる。また、本発明の澱粉
組成物は、電子レンジ加熱調理用の冷凍又は冷蔵用食品
にも好適である。
【0035】本発明の澱粉組成物は、上記各種食品の澱
粉質原料(小麦粉、澱粉等)の一部又は全部として使用
することができる。上記澱粉質原料中の本発明の澱粉組
成物の割合は、5〜100重量%が好ましく、25〜1
00重量%がより好ましく、50〜100重量%が最も
好ましい。澱粉質原料中の本発明の澱粉組成物の割合が
5重量%未満では、本発明の効果を十分に得ることがで
きない。なお、小麦粉及び/又は小麦澱粉を主体とした
食品において、小麦粉及び/又は小麦澱粉の少なくとも
一部を本発明の澱粉組成物で置き換える場合には、澱粉
組成物と小麦粉及び/又は小麦澱粉との配合重量比は5
0〜100:50〜0とすることが好ましい。
【0036】特に焼成ケーキ類に用いる場合は、本発明
の澱粉組成物と小麦澱粉とを併用することが好ましく、
その場合の澱粉組成物と小麦澱粉との配合重量比は70
〜90:30〜10とすることが好ましい。澱粉組成物
が70%以下だと弾力や口溶けが不足し、90%以上で
あると生焼けや釜落ち現象が起きやすくなる。
【0037】例えば、菓子類を製造する場合には、本発
明の澱粉組成物の他に、小麦粉等の他の澱粉質原料、
卵、砂糖、ぶどう糖、麦芽糖、乳糖などの糖類、油脂
類、乳化剤、膨脹剤、香料、色素、水あめ、オリゴ糖、
デキストリン、人工甘味料、リキュール、各種トッピン
グ材などから選ばれた1種以上を適宜選択して使用する
ことができる。
【0038】また、揚げ物の衣材、特にバッターの原料
としては、本発明の澱粉組成物の他に、小麦粉等の他の
澱粉質原料、卵、油脂類、食物繊維、蛋白質素材、増粘
剤、調味料、乳化剤、膨脹剤などから選ばれた1種以上
を適宜選択して使用することができる。
【0039】
【実施例】実施例1〜4 下記表1に記載された配合の澱粉組成物を得た。なお、
表1中、Aは、ハイアミロースコーンスターチをエステ
ル化処理したもの、Bは、タピオカ澱粉を架橋処理及び
エステル化処理したもの、Cは、ワキシーコーンスター
チを架橋処理したものである。
【0040】
【表1】
【0041】試験例1 上記表1の実施例1、2の澱粉組成物に、表2に示す他
の原料を添加混合して生地を調製し、常法に従ってスチ
ーマーボックスにて蒸し上げることにより、蒸しケーキ
を製造した。試料1は実施例1の澱粉組成物を用いたも
の、試料2は実施例2の澱粉組成物を用いたもの、試料
3は小麦粉と実施例1の澱粉組成物を半分ずつ用いたも
のである。
【0042】なお、比較のため、澱粉質原料として、小
麦粉のみを用いた試料4、表1の澱粉Aのみを用いた試
料5についても、同様に蒸しケーキを製造した。
【0043】これらの蒸しケーキについて、経験豊富な
10人のパネラーにより、弾力、ソフト感、歯切れ、口
溶け、総合評価を判定した。評価は、◎…大変よい、○
…よい、△…やや悪い、×…悪いの4段階で行い、全パ
ネラーの平均で表した。この結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】表2に示されるように、本発明の澱粉組成
物である実施例1、2の澱粉を用いた試料1、2は、弾
力、ソフト感、歯切れ、口溶け、総合評価のいずれにお
いても優れていた。また、実施例1の澱粉と小麦粉とを
併用した試料3も、全てにおいて良好な評価が得られ
た。
【0046】これに対して、小麦粉のみを用いた試料4
は、歯切れ、口溶けがやや悪く、総合評価もやや悪かっ
た。また、表1の澱粉Aのみを用いた試料5は、弾力性
が乏しく、総合評価もやや悪かった。
【0047】試験例2 前記表1の実施例1、2の澱粉組成物に、表3に示す他
の原料を添加混合して生地を調製し、常法に従ってオー
ブンで焼き上げることにより、シフォンケーキを製造し
た。試料6は実施例1の澱粉組成物を用いたもの、試料
7は実施例2の澱粉組成物を用いたものである。
【0048】なお、比較のため、澱粉質原料として、小
麦粉のみを用いた試料8、表1の澱粉Aのみを用いた試
料9についても、同様にシフォンケーキを製造した。
【0049】これらのシフォンケーキについて、前記試
験例1と同様にして、弾力、ソフト感、歯切れ、口溶
け、総合評価を判定した。この結果を表3に示す。
【0050】
【表3】
【0051】表3に示されるように、本発明の澱粉組成
物である実施例1、2の澱粉を用いた試料6、7は、弾
力、ソフト感、歯切れ、口溶け、総合評価のいずれにお
いても優れていた。
【0052】これに対して、小麦粉のみを用いた試料8
は、歯切れ、口溶けがやや悪く、総合評価もやや悪かっ
た。また、表1の澱粉Aのみを用いた試料9は、弾力性
が乏しく、総合評価もやや悪かった。
【0053】試験例3 前記表1の実施例3、4の澱粉組成物を用い、表4に示
す他の原料を添加混合して生地を調製し、常法に従って
スチーマボックスにて蒸し上げることにより、蒸しケー
キを製造した。試料10は実施例3の澱粉組成物を用い
たもの、試料11は実施例4の澱粉組成物を用いたもの
である。また、比較のため、表1の澱粉Bのみを用いた
試料12についても、同様に蒸しケーキを製造した。
【0054】これらの蒸しケーキについて、前記試験例
1と同様にして、弾力、ソフト感、歯切れ、口溶け、総
合評価を判定した。この結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】表4に示されるように、実施例3の澱粉組
成物を用いた試料10は、弾力、ソフト感、歯切れ、口
溶け、総合評価のいずれにおいても優れていた。また、
澱粉Cを含まない実施例4の澱粉組成物を用いた試料1
1は、弾力、ソフト感、歯切れの点で試料10よりも劣
ることがわかる。更に、澱粉Bだけを用いた試料12
は、弾力、歯切れ、口溶けが悪く、総合評価も悪かっ
た。
【0057】試験例4 前記表1の実施例4の澱粉組成物に、表5に示す他の原
料を添加混合して生地を調製し、常法に従ってオーブン
で焼き上げることにより、試料13、15のシフォンケ
ーキを製造した。
【0058】また、比較のため、澱粉質原料として、表
1の澱粉Bのみを用いて、上記と同様に試料14のシフ
ォンケーキを製造した。
【0059】これらのシフォンケーキについて、前記試
験例1と同様にして、弾力、ソフト感、歯切れ、口溶
け、総合評価を判定した。この結果を表5に示す。
【0060】
【表5】
【0061】表5に示されるように、本発明の澱粉組成
物である実施例4の澱粉を用いた試料13、15は、弾
力、ソフト感、歯切れ、口溶け、総合評価のいずれにお
いても優れていた。
【0062】これに対して、表1の澱粉Bのみを用いた
試料14は、弾力、歯切れ、口溶けがやや悪く、総合評
価も悪かった。
【0063】試験例5 小麦粉40重量部と、前記表1の実施例1の澱粉組成物
60重量部と、水90重量部とを混合してバッターを調
製し、このバッターを用いて、かき揚げを製造した。す
なわち、玉ねぎ12.5g、ミックス野菜8.75g、
むきえび3.75gを適当な大きさに切り、余分な水気
をしっかり抜いた後、上記バッター液25gを加えて混
ぜ、平たく丸く形を作りながら、170℃で3分油ちょ
うして、かき揚げを得た。
【0064】また、比較のため、小麦粉100重量部に
水120重量部を混合してバッターを調製し、このバッ
ターを用いて前記と同様にかき揚げを製造した。
【0065】これらのかき揚げを冷凍保存し、電子レン
ジ解凍して、10名のパネラーに試食させて衣の食感を
評価させた。評価は、○…サク味がある、△…少しサク
味がある、×…サク味がない、という基準で行い、全パ
ネラーの平均を求めた。その結果、実施例1の澱粉組成
物を混合したバッターを用いたものは○、小麦粉だけの
バッターを用いたものは×であった。
【0066】試験例6 エステル化処理したハイアミロースコーンスターチ(以
下「澱粉A」とする)、架橋処理及びエステル化処理し
たタピオカ澱粉(以下「澱粉B」とする)、架橋処理し
たワキシーコーンスターチ(以下「澱粉C」とする)に
ついて、示差走査熱量測定装置(商品名「TOLEDO TA800
0」、METTLER社製)を用い、各澱粉10mgを水20m
gに分散させて、オートクレーブ処理済のアルミニウム
製の測定パンにサンプリングして、20℃〜100℃ま
で4℃/分で昇温させて糊化させ、そのときの吸熱が最
大になる温度を測定した。
【0067】この結果を図1に示す。図1中のAは「澱
粉A」の結果、Bは「澱粉B」の結果、Cは「澱粉C」
の結果、Dは「澱粉混合物」の結果である。
【0068】図1の結果から、澱粉Aの吸熱最大温度は
68℃、澱粉Bの吸熱最大温度は66℃、澱粉Cの吸熱
最大温度は68℃であった。
【0069】試験例7 前記澱粉A、澱粉B、澱粉C、及び澱粉A:澱粉B:澱
粉C=25:60:15の澱粉混合物(以下「澱粉混合
物」とする)について、温度変化に伴う膨潤度の変化を
測定した。なお、膨潤度は、澱粉科学実験法(朝倉書
店)に記載された方法により測定した。この結果、70
℃における膨潤度は、澱粉Aが7、澱粉Bが15、澱粉
Cが15であり、澱粉混合物は12であった。
【0070】試験例8 前記澱粉A、澱粉B、澱粉C、澱粉混合物について、温
度変化に伴う溶解度の変化を、澱粉科学実験法(朝倉書
店)に記載された方法により測定した。この結果、70
℃における溶解度は、澱粉Aが3%、澱粉Bが9%、澱
粉Cが1.5%であり、澱粉混合物は6%であった。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の澱粉組成
物は、例えば菓子類や、フライ食品類の衣等の原料の少
なくとも一部として用いることにより、菓子類ではボリ
ューム感、弾力、ソフト感、歯切れ、口溶けを併せもっ
た食感の製品が得られ、フライ食品類では、ソフトでサ
クサクとした食感をもった製品を得ることができる。ま
た、こうして得られた食品は、加熱調理後に時間が経過
しても、あるいは冷凍又は冷蔵保存した後に電子レンジ
で加熱しても、上記良好な食感を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる各種澱粉について、示差走査
熱量測定装置を用いて4℃/分で昇温させて糊化させた
ときの熱量の変化を示す図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 影嶋 富美 静岡県富士市水戸島1−5−1−203 (72)発明者 漆畑 照美 静岡県富士市五貫島292−2 (72)発明者 藤本 佳則 静岡県富士市今泉2954 (72)発明者 鈴木 今朝利 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社内 (72)発明者 森下 昭寿 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社内 (72)発明者 小松 健秀 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アミロース含量22%以上の膨潤
    非抑制澱粉と、(B)アミロース含量10%以上22%
    未満の澱粉を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉及び/
    又は(C)アミロース含量10%未満の澱粉を架橋処理
    又は湿熱処理した化工澱粉とを含有し、前記(A)が、
    コーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉、ハイアミロースコ
    ーンスターチ、さご澱粉、馬鈴薯澱粉、葛澱粉、及びこ
    れらの低置換エステル化処理及び/又は低置換エーテル
    化処理された化工澱粉から選ばれた少なくとも1種であ
    り、前記(B)が、タピオカ澱粉、甘藷澱粉から選ばれ
    た少なくとも1種を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉
    であり、前記(C)が、ワキシースターチ、もち米澱
    粉、もち種小麦澱粉、もち種ソルガム澱粉から選ばれた
    少なくとも1種を架橋処理又は湿熱処理した化工澱粉で
    あることを特徴とする澱粉組成物。
  2. 【請求項2】 前記(A)を15〜70重量部、前記
    (B)及び前記(C)を85〜30重量部含有する請求
    項1記載の澱粉組成物。
  3. 【請求項3】 前記(A)を15〜70重量部、前記
    (B)を25〜75重量部、及び前記(C)を10〜4
    0重量部含有する請求項1又は2記載の澱粉組成物。
  4. 【請求項4】 前記(A)を15〜70重量部、前記
    (B)を25〜75重量部、及び前記(C)を0〜10
    重量部含有する請求項1又は2記載の澱粉組成物。
  5. 【請求項5】 菓子類又は揚げ物用衣材の原料に用いら
    れる請求項1〜4のいずれか1つに記載の澱粉組成物。
  6. 【請求項6】 蒸しケーキ類の原料に用いられる請求項
    3記載の澱粉組成物。
  7. 【請求項7】 焼成ケーキ類の原料に用いられる請求項
    4記載の澱粉組成物。
  8. 【請求項8】 電子レンジ加熱調理用の冷凍又は冷蔵用
    食品の原料に用いられる請求項1〜7のいずれか1つに
    記載の澱粉組成物。
  9. 【請求項9】 前記(A)がコーンスターチ、前記
    (B)がタピオカアセチル化澱粉及び/又はタピオカヒ
    ドロキシ澱粉、前記(C)が架橋処理したワキシーコー
    ンスターチである請求項1〜8のいずれか1つに記載の
    澱粉組成物。
  10. 【請求項10】 コーンスターチ10〜40重量部、タ
    ピオカアセチル化澱粉30〜70重量部、タピオカヒド
    ロキシ澱粉0〜20重量部、架橋処理したワキシーコー
    ンスターチ10〜40重量部含有する請求項9記載の澱
    粉組成物。
  11. 【請求項11】 示差走査熱量測定装置により測定した
    吸熱最大温度で表したとき、前記(A)が68±2℃、
    前記(B)が66±2℃、前記(C)が68±2℃であ
    る請求項1〜10のいずれか1つに記載の澱粉組成物。
  12. 【請求項12】70℃における膨潤度で表したとき、前
    記(A)が5〜10%、前記(B)が12〜18%、前
    記(C)が12〜17%である請求項1〜11のいずれ
    か1つに記載の澱粉組成物。
  13. 【請求項13】 70℃における溶解度で表したとき、
    前記(A)が2〜5%、前記(B)が7〜13%、前記
    (C)が0.5〜2.5%である請求項1〜12のいず
    れか1つに記載の澱粉組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1つに記載
    の澱粉組成物を含有し、該澱粉組成物と小麦粉及び/又
    は小麦澱粉との配合重量比が50〜100:50〜0で
    あり、菓子類、揚げ物用衣材から選ばれた1種であるこ
    とを特徴とする食品。
JP16397899A 1998-06-11 1999-06-10 ケーキ用澱粉組成物及びケーキ Expired - Lifetime JP4149615B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16397899A JP4149615B2 (ja) 1998-06-11 1999-06-10 ケーキ用澱粉組成物及びケーキ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16349898 1998-06-11
JP10-163498 1998-06-11
JP16397899A JP4149615B2 (ja) 1998-06-11 1999-06-10 ケーキ用澱粉組成物及びケーキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000063401A true JP2000063401A (ja) 2000-02-29
JP4149615B2 JP4149615B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=26488922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16397899A Expired - Lifetime JP4149615B2 (ja) 1998-06-11 1999-06-10 ケーキ用澱粉組成物及びケーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4149615B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070437A (ja) * 2001-09-05 2003-03-11 Nitto Seifun Kk 衣用組成物
JP2003079333A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Kentucky Fried Chicken Japan Ltd 揚げ物の製造方法
SG107120A1 (en) * 2001-11-21 2004-11-29 Nat Starch Chem Invest Solution stable low amylose tapioca starch and its use
JP2006129789A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nippon Starch Chemical Co Ltd ケーキ類
JP2008161076A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kaneka Corp フライ用バッターミックス
JP2009082108A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Mitsubishi Chemicals Corp ケーキ類製造用澱粉組成物およびケーキ類
JP2010279355A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Brunob Ii Bv グルテンフリーベーカリー製品
JP2013146250A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Nippon Flour Mills Co Ltd もち米粉含有フライ食品用ブレッダーミックス
JP5562230B2 (ja) * 2008-04-02 2014-07-30 日清フーズ株式会社 ベーカリー食品用ミックス
JPWO2019111750A1 (ja) * 2017-12-08 2020-11-26 株式会社J−オイルミルズ 焼き菓子用澱粉

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070437A (ja) * 2001-09-05 2003-03-11 Nitto Seifun Kk 衣用組成物
JP4663928B2 (ja) * 2001-09-05 2011-04-06 日東富士製粉株式会社 衣用組成物
JP4618952B2 (ja) * 2001-09-10 2011-01-26 日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 揚げ物の製造方法
JP2003079333A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Kentucky Fried Chicken Japan Ltd 揚げ物の製造方法
SG107120A1 (en) * 2001-11-21 2004-11-29 Nat Starch Chem Invest Solution stable low amylose tapioca starch and its use
JP2006129789A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nippon Starch Chemical Co Ltd ケーキ類
JP4508834B2 (ja) * 2004-11-05 2010-07-21 日澱化學株式会社 ケーキ類
JP2008161076A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kaneka Corp フライ用バッターミックス
JP2009082108A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Mitsubishi Chemicals Corp ケーキ類製造用澱粉組成物およびケーキ類
JP5562230B2 (ja) * 2008-04-02 2014-07-30 日清フーズ株式会社 ベーカリー食品用ミックス
JP2010279355A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Brunob Ii Bv グルテンフリーベーカリー製品
JP2013146250A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Nippon Flour Mills Co Ltd もち米粉含有フライ食品用ブレッダーミックス
JPWO2019111750A1 (ja) * 2017-12-08 2020-11-26 株式会社J−オイルミルズ 焼き菓子用澱粉
JP7292212B2 (ja) 2017-12-08 2023-06-16 株式会社J-オイルミルズ 焼き菓子用澱粉

Also Published As

Publication number Publication date
JP4149615B2 (ja) 2008-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6147688B2 (ja) ベーカリー製品及びその製造方法
JPH04311356A (ja) 可溶性高アミロースデンプンを含む食品
JP5449463B2 (ja) 膨潤抑制澱粉及びその用途
JP6176812B2 (ja) スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法
TW410143B (en) Bread and Breads' dough
JP5178404B2 (ja) パン類の製造方法
JP3700015B2 (ja) パン類及びその製造法
KR101732333B1 (ko) 슈 퍼프 및 그 제조 방법
JP2004532610A (ja) 改善されたパリパリ感を有する食品
JPWO2016111061A1 (ja) ベーカリー食品用加工澱粉及びベーカリー食品用ミックス
JP2023062190A (ja) α化澱粉
JP7401984B2 (ja) 改質小麦粉
JP2000063401A (ja) 澱粉組成物及びそれを含有する食品
JP3840639B2 (ja) おから配合膨化食品
WO2008032573A1 (fr) FARINE DE BLÉ TRAITÉE THERMIQUEMENT PAR VOIE HUMIDE POUR DES ALIMENTS CONTENANT DE LA FARINE DE BLÉ, MÉLANGE OU MATIÈRE ALIMENTAIRE CONTENANT LA FARINE DE BLÉ TRAITÉE THERMIQUEMENT PAR VOIE HUMIDE ET ALIMENTS PRODUITS À L'AIDE DE LA FARINE DE BLÉ TRAIT&Eacu
JP3638384B2 (ja) ベーカリー製品用ミックスおよびそれを用いたベーカリー製品
JP3688447B2 (ja) マイクロ波加熱用のパン
JP2009106206A (ja) ノンフライから揚げ様食品に使用するブレッダーミックス並びにこれを使用したから揚げ様食品及びその製造方法
JP3665835B2 (ja) たこ焼用粉
JP7345266B2 (ja) 焼菓子用ミックス粉及び焼菓子の製造方法
JP7495781B2 (ja) ケーキ類用生地及びケーキ類用組成物、並びに前記ケーキ類用生地又は前記ケーキ類用組成物を用いたケーキ類
JP2001211848A (ja) パン粉
JPH1099011A (ja) 焼き菓子の製造法
JPH0866148A (ja) 電子レンジにより解凍硬化しない冷凍食品用ミックス及びその冷凍食品
JP4089847B2 (ja) 小麦粉風味付与材とそれを用いた食品の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080626

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4149615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term