JP2000063209A - 工業用殺菌・抗菌剤および工業的殺菌・抗菌方法 - Google Patents

工業用殺菌・抗菌剤および工業的殺菌・抗菌方法

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JP2000063209A JP11106712A JP10671299A JP2000063209A JP 2000063209 A JP2000063209 A JP 2000063209A JP 11106712 A JP11106712 A JP 11106712A JP 10671299 A JP10671299 A JP 10671299A JP 2000063209 A JP2000063209 A JP 2000063209A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低添加量で種々の細菌に対して殺菌および抗
菌効果を顕著に発揮する工業用殺菌・抗菌剤を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 マレイミド化合物からなる第1成分と、
ニトロ基およびブロモ基またはシアノ基およびブロモ基
を有する化合物、オキシム化合物、イソチアゾロン化合
物、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オ
ン、メチレンビスチオシアネートおよびアルデヒド化合
物からなる公知の殺菌剤から選択された第2成分とを、
相乗効果を奏する割合で有効成分として含有することを
特徴とする工業用殺菌・抗菌剤により、上記課題を解決
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工業用殺菌・抗
菌剤および工業的殺菌・抗菌方法に関する。さらに詳し
くは、この発明は、紙・パルプ工場における抄紙工程水
やパルプスラリー、各種工業用の冷却水や洗浄水、なら
びに重油スラッジ、金属加工油剤、切削油剤、繊維油
剤、紙用塗工液、澱粉スラリー、炭酸カルシウムスラリ
ー、ペイント類、接着剤、ラテックス類、セメント分散
剤、合成樹脂エマルション、泥水ポリマー、糊剤などの
防腐・殺菌用として有用である工業用殺菌・抗菌剤およ
び工業的殺菌・抗菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、微生物汚染に起因して各種工業用
水のスライムによる障害が多発し、種々の弊害をもたら
している。ここでスライムとは、主として微生物の繁殖
によって生じる粘性塊状〜泥状物質のことを表す。例え
ば、化学工場などの冷却水系統の熱交換器や配管などに
スライムが発生すると、冷却効率が低下し、ときには配
管が閉塞してしまう。特に、紙・パルプ工場の抄紙工程
水やパルプスラリーにスライムが発生すると、これが剥
離して紙料やパルプに混入し、紙切れの原因となるた
め、抄紙工程の運転を中断せざるをえなくなる。また、
紙やパルプに斑点や着色が発生し、製品の品質が低下し
てしまう。
【0003】また、表面サイズ剤やコーティングカラー
などに利用される澱粉スラリーは、スラリー溶解タンク
で調整され、その後ストレージタンクなどに一時的にま
たは所定期間貯溜される。この貯溜期間の長期化または
貯溜温度の変動や、さらに他の経路からの微生物の混入
などによって、スラリーが腐敗、変質する。これにより
腐敗臭の発生、pHの低下など性状の悪変が起こり、使
用に耐えなくなるばかりか、タンクなどの器壁にスライ
ムが発生し、これが剥離することによってストレーナー
や経路を閉塞するなどの作業上の障害をもたらす。
【0004】さらにまた、炭酸カルシウムスラリー、泥
水ポリマー、繊維油剤、切削油剤、ラテックス類、合成
樹脂エマルションや水をベースとするいわゆる水溶性タ
イプの金属加工油(クーラント)等の工業用途に供され
る多くの水性液状物も上記の澱粉スラリーと同様、微生
物によって品質の低下や作業障害が起こりやすい。そこ
で、前記微生物に起因する障害を防止するために各種工
業用殺菌・抗菌剤が開発されている。
【0005】この発明の必須成分であるマレイミドを含
むマレイン酸誘導体は、農工業用殺菌剤として公知であ
る(特公昭39−17546号公報参照)。この公報に
は、マレイン酸誘導体の1種または2種以上を含有して
なる農工業用殺菌剤が記載され、この殺菌剤が他種の殺
菌剤と併用できることが記載されている。具体的には、
マレイミドと有機水銀化合物との併用例が記載されてい
るが、この併用例において相乗的な殺菌効果が得られる
ということは一切記載されていない。また、マレイミド
と有機水銀化合物以外の公知の殺菌剤との併用について
の具体的な開示はなく、当然ながらその殺菌効果につい
ても記載されていない。
【0006】また、N−(アルキル置換フェニル)マレ
イミド類と、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル
−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソ
チアゾリン−3−オン、2−ブロモ−2−ニトロプロパ
ン−1,3−ジオール、メチレンビスチオシアネート、
ヘキサブロモジメチルスルホン、ブロモ酢酸誘導体、
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドおよ
び4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オンか
らなる群より選択される少なくとも1種の化合物とを有
効成分とする非医療用抗菌性組成物が提案されている
(特開平3−44303号公報参照)。
【0007】しかしながら、マレイミド単独あるいは上
記の公報のN−(アルキル置換フェニル)マレイミド類
と他の化合物との併用では、微生物の種類によって最小
発育阻止濃度(最小有効濃度)にばらつきがあり(上記
公報の第4頁左欄下の表および同頁右欄中の表参照)、
細菌、カビなどの広範囲の微生物に対する殺菌および抗
菌効果が得られず、殺菌および抗菌対象系によっては添
加量を多くしなければならないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、低添加量
で種々の細菌に対して殺菌および抗菌効果を顕著に発揮
する工業用殺菌・抗菌剤を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者らは、
種々の工業用殺菌・抗菌剤の組合せについて研究した結
果、マレイミド化合物と、ニトロ基およびブロモ基また
はシアノ基およびブロモ基を有する化合物、オキシム化
合物、イソチアゾロン化合物、4,5−ジクロロ−1,
2−ジチオール−3−オン、メチレンビスチオシアネー
トおよびアルデヒド化合物からなる公知の殺菌剤から選
択された少なくとも1種の殺菌剤とを組み合わせること
により、低添加量で種々の細菌に対する殺菌および抗菌
効果が顕著に発揮されることを見出し、この発明を完成
するに到った。
【0010】かくしてこの発明によれば、一般式
(I):
【0011】
【化4】
【0012】(式中、Rは水素原子、シクロアルキル基
またはヒドロキシで置換されていてもよい炭素数1〜1
2のアルキル基)で表されるマレイミド化合物からなる
第1成分と、ニトロ基およびブロモ基またはシアノ基お
よびブロモ基を有する化合物、オキシム化合物、イソチ
アゾロン化合物、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオー
ル−3−オン、メチレンビスチオシアネートおよびアル
デヒド化合物からなる公知の殺菌剤から選択された第2
成分とを、相乗効果を奏する割合で有効成分として含有
することを特徴とする工業用殺菌・抗菌剤が提供され
る。
【0013】また、この発明によれば、殺菌および抗菌
対象系に、上記の工業用殺菌・抗菌剤を、有効成分の合
計濃度として1〜3000mg/lとなるように同時にまた
は別々に添加することを特徴とする工業的殺菌・抗菌方
法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明において有効成分として
用いられるマレイミド化合物は、一般式(I)で表され
る。一般式(I)で表されるマレイミド化合物の具体例
としては、マレイミド(マレインイミド)、N−メチル
マレイミド、N−エチルマレイミド、N−n-プロピルマ
レイミド、N−iso-プロピルマレイミド、N−n-ブチル
マレイミド、N−iso-ブチルマレイミド、N−sec-ブチ
ルマレイミド、N-tert-ブチルマレイミド、N−n-ペン
チルマレイミド、N−iso-ペンチルマレイミド、N-ter
t-ペンチルマレイミド、N−neo-ペンチルマレイミド、
N−n-ヘキシルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイ
ミド、N−ラウリルマレイミド、2−ヒドロキシエチル
マレイミドなどが挙げられる。なかでもマレイミドや置
換基Rが炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状の低級
アルキル基であるマレイミド化合物を好適に用いること
ができ、マレイミドが特に好ましい。また、これらの化
合物はいずれも公知の殺菌剤であり、市販のものを使用
することができる。
【0015】この発明において有効成分として用いられ
るニトロ基およびブロモ基またはシアノ基およびブロモ
基を有する化合物は、一般式(II):
【0016】
【化5】
【0017】〔式中、Xはニトロ基またはシアノ基、Y
1 およびY2 は同一または異なって臭素原子、アミノカ
ルボニル基、−CH2 −OCOR1 で表される基(R1
は炭素数1〜4の低級アルキル基または水素原子)また
はヒドロキシル基、臭素原子もしくはシアノ基で置換さ
れている炭素数1〜6の低級アルキル基、またはY1
2 が共同して式(III):
【0018】
【化6】
【0019】で示される基を構成するか、あるいはY1
とY2 が結合して低級アルキル基によって置換されてい
てもよいジオキサン残基を示す〕で表される。
【0020】一般式(II)で表されるニトロ基およびブ
ロモ基またはシアノ基およびブロモ基を有する化合物の
具体例としては、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノ
ール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオ
ール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ジアセトキシ
プロパン、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオン
アミド、1,1−ジブロモ−1−ニトロ−2−プロパノ
ール、トリブロモニトロメタン、β−ブロモ−β−ニト
ロスチレン、5−ブロモ−5−ニトロ−1,3−ジオキ
サンおよび1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン
などが挙げられ、なかでも2,2−ジブロモ−2−ニト
ロエタノール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロ
パンジオール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ジア
セトキシプロパンおよび2,2−ジブロモ−3−ニトリ
ロプロピオンアミドを好適に用いることができる。ま
た、これらの化合物はいずれも公知の殺菌剤であり、市
販のものを使用することができる。
【0021】この発明において有効成分として用いられ
るオキシム化合物としては、モノクロログリオキシム、
ジクロログリオキシム、モノクロログリオキシムとジク
ロログリオキシムとの混合物およびα−クロロベンズア
ルドキシムなどが挙げられ、なかでもモノクロログリオ
キシム、ジクロログリオキシムおよびα−クロロベンズ
アルドキシムを好適に用いることができる。また、これ
らの化合物はいずれも公知の殺菌剤であり、市販のもの
を使用することができる。
【0022】この発明において有効成分として用いられ
るイソチアゾロン化合物としては、2−メチルイソチア
ゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン
−3−オンまたはこれらのアルカリ金属塩、4,5−ジ
クロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−
オンおよび2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オンなどが挙げられ、なかでも5−クロロ−2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オンおよび4,5−ジクロロ−2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを好適に
用いることができる。また、これらの化合物はいずれも
公知の殺菌剤であり、市販のものを使用することができ
る。
【0023】この発明において有効成分として用いられ
る化合物、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3
−オンおよびメチレンビスチオシアネートは、いずれも
公知の殺菌剤であり、市販のものを使用することができ
る。
【0024】この発明において有効成分として用いられ
るアルデヒド化合物としては、グルタルアルデヒドおよ
びホルムアルデヒドと炭素数2〜6の脂肪族グリコール
またはそのモノアルキルエーテル(ただし、エーテル残
基が炭素数1〜4のアルキル基である)との付加物など
が挙げられ、なかでもグルタルアルデヒド、ホルムアル
デヒドとエチレングリコールまたはジエチレングリコー
ルとの付加物(例えば、ホルムアルデヒド2モルとエチ
レングリコール1モルとの付加物)を好適に用いること
ができる。また、これらの化合物はいずれも公知の殺菌
剤であり、市販のものを使用することができる。
【0025】この発明において相乗的な殺菌および抗菌
効果が顕著に発揮される殺菌・抗菌剤の好ましい配合割
合は、第1成分と第2成分との組み合わせにより異な
る。以下にそれぞれの組み合わせにおける殺菌・抗菌剤
の好ましい配合割合を重量比で示す。
【0026】この発明における第1成分としてのマレイ
ミド化合物と第2成分としてのニトロ基およびブロモ基
またはシアノ基およびブロモ基を有する化合物との配合
割合は、99:1〜1:99、好ましくは95:5〜
5:95である。この発明における第1成分としてのマ
レイミド化合物と第2成分としてのオキシム化合物との
配合割合は、99:1〜1:1、好ましくは95:5〜
60:40である。この発明における第1成分としての
マレイミド化合物と第2成分としてのイソチアゾロン化
合物との配合割合は、100:1〜1:1、好ましくは
98:2〜55:45である。
【0027】この発明における第1成分としてのマレイ
ミド化合物と第2成分としての4,5−ジクロロ−1,
2−ジチオール−3−オンとの配合割合は、99:1〜
2:8、好ましくは95:5〜22:78である。この
発明における第1成分としてのマレイミド化合物と第2
成分としてのメチレンビスチオシアネートとの配合割合
は、95:5〜5:95、好ましくは9:1〜1:9で
ある。この発明における第1成分としてのマレイミド化
合物と第2成分としてのアルデヒド化合物との配合割合
は、99:1〜1:99、好ましくは95:5〜5:9
5である。
【0028】この発明の有効成分は、通常液剤の形態に
製剤化して用いるのが好ましいが、これに限定されるも
のでなく、使用対象によっては粉剤や錠剤等の形態で用
いてもよい。また、製剤の長期貯蔵安定性などの点でそ
れぞれの有効成分を分離して保管するのが好ましい場合
には、有効成分をそれぞれ別々に製剤化し、使用に際し
てそれらを併用しても差し支えない。
【0029】殺菌および抗菌対象系が製紙工程のプロセ
ス水や工業用冷却水などの各種水系、澱粉スラリー、合
成樹脂エマルションなどの場合には、有効成分の溶解、
分散性を考慮して、水または親水性有機溶媒および分散
剤を用いて液剤とするのが好ましい。
【0030】親水性有機溶媒としては、N,N−ジメチ
ルホルムアミドのようなアミド類、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコールのようなグリコール類、メチルセ
ロソルブ、フェニルセロソルブ、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエー
テルのようなグリコールエーテル類、炭素数8までのア
ルコール類もしくはメチルアセテート、エチルアセテー
ト、3−メトキシブチルアセテート、2−エトキシメチ
ルアセテート、2−エトキシエチルアセテート、プロピ
レンカーボネート、コハク酸ジメチル、グルタル酸ジメ
チル、アジピン酸ジメチルのようなエステル類が挙げら
れ、なかでもジエチレングリコール、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、グルタル酸ジメチルが好まし
い。
【0031】分散剤としては、カチオン性界面活性剤、
アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤または両
性界面活性剤のいずれも使用できるが、製剤の安定性の
点ではノニオン性界面活性剤が好ましい。
【0032】このノニオン性界面活性剤としては、高級
アルコールエチレンオキサイド付加物〔エチレンオキサ
イドは以下、(E.O)と略す〕、アルキルフェノール
(E.O)付加物、脂肪酸(E.O)付加物、多価アル
コール脂肪酸エステル(E.O)付加物、高級アルキル
アミン(E.O)付加物、脂肪酸アミド(E.O)付加
物、油脂の(E.O)付加物、プロピレンオキサイド
〔以下、(P.O)と略す〕(E.O)共重合体、アル
キルアミン(P.O)(E.O)共重合体付加物、グリ
セリンの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪
酸エステル、ソルビトールおよびソルビタンの脂肪酸エ
ステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのア
ルキルエーテル、アルキロールアミドなどが挙げられ
る。
【0033】また、これらの界面活性剤の代わりにまた
はその補助剤として、キサンタンガム、アルギン酸ナト
リウム、ポリビニルアルコール、ゼラチン、CMC(カ
ルボキシメチルセルロース)などの水溶性高分子を用い
てもよい。
【0034】これら製剤の配合割合は、製剤を100重
量部としたとき、有効成分の合計量が1〜80重量部、
分散剤が該有効成分の合計1重量部に対して少なくとも
0.01重量部であり、残部を水および/または親水性
有機溶媒とするのが好ましい。
【0035】また、殺菌および抗菌対象系が重油スラッ
ジ、切削油剤、油性塗料などの油系の場合には、灯油、
重油、スピンドル油などの炭化水素溶媒を用いた液剤と
するのが好ましく、前記界面活性剤を用いてもよい。さ
らに、この発明の有効成分を2〜3液に分けて製剤化す
る場合も、それぞれの有効成分について上記の溶媒や分
散剤を用い、上記のような配合割合で製剤化することが
できる。
【0036】この発明の有効成分が溶解または分散しう
る殺菌および抗菌対象系に対しては、有効成分自体を直
接、または固体希釈剤(例えばカオリン、クレー、ベン
トナイト、CMCなど)で希釈した粉剤、さらに成形し
た錠剤として用いてもよく、前記の界面活性剤を同時に
用いてもよい。また、液剤の場合と同様に、粉剤をそれ
ぞれの有効成分に分けて製剤化してもよい。また、この
発明の製剤は、その効果を阻害しない限り、水や界面活
性剤を用いてエマルション製剤とすることもでき、さら
に他の公知の殺菌・抗菌剤を含有させることもできる。
【0037】この発明の方法において、上記の有効成分
を殺菌および抗菌対象系に同時に添加する場合には、前
述のように単一製剤として用いるのが簡便であるが、製
剤の長期貯蔵安定性などの点でそれぞれ有効成分を分離
しておくのが好ましい場合や、殺菌および抗菌対象系に
別々に添加する場合には、個々の製剤の形態で用いられ
る。この発明の工業用殺菌・抗菌剤は、有効成分が合計
濃度として1〜3000mg/l、好ましくは2〜1000
mg/lとなるように、殺菌および抗菌対象系に同時にまた
は別々に添加される。
【0038】この発明の殺菌・抗菌剤の添加量は、殺菌
および抗菌対象系の種類や組み合わせた有効成分により
異なるが、ことに製紙工程のプロセス水系や工業用の冷
却水系に使用される場合には、通常有効成分の合計濃度
として1〜300mg/l程度の添加で充分である。また、
澱粉スラリーや切削油剤に添加する場合は、有効成分の
濃度として5〜1000mg/l程度で充分である。
【0039】この発明において、工業用殺菌および抗菌
対象系とは、紙・パルプ工場における抄紙工程水やパル
プスラリー、各種工業用の冷却水や洗浄水、ならびに重
油スラッジ、金属加工油剤(切削油剤、圧延油剤な
ど)、繊維油剤、紙用塗工液(コーティングカラー)、
澱粉スラリー、炭酸カルシウムスラリー、ペイント類
(油性塗料など)、接着剤、ラテックス類、セメント分
散剤、合成樹脂エマルション(SBRラテックスな
ど)、泥水ポリマー、糊剤などを意味する。
【0040】
【実施例】この発明を以下の製剤例および実施例により
具体的に説明するが、これらがこの発明の範囲を限定す
るものではない。
【0041】(製剤例)表1に表される製剤例はこの発
明の2種の有効成分からなる製剤である。製剤は、各有
効成分を各種親水性有機溶媒に混合し、攪拌溶解するこ
とにより調製し、供試薬剤とした。なお、製剤の各有効
成分および各種親水性有機溶媒の化合物名と略号を以下
に示す。
【0042】CBA:α−クロロベンズアルドキシム DCDTO:4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−
3−オン MIT:5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オン DCOT:4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オン BIT:1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン
【0043】MBTC:メチレンビスチオシアネート DBNE:2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール DBNPA:2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオ
ンアミド BNPD:2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパン
ジオール BNDAP:2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ジアセ
トキシプロパン DCG:ジクロログリオキシム MCG:モノクロログリオキシム 50%GAまたは50%グルタルアルデヒド:グルタル
アルデヒド50重量%水溶液 FEG:ホルムアルデヒド2モルとエチレングリコール
1モルとの付加物
【0044】DEG:ジエチレングリコール MDG:ジエチレングリコールモノメチルエーテル GAD:グルタル酸ジメチル
【0045】
【表1】
【0046】(実施例1)某製紙会社の澱粉と工業用水
とを用いて12%澱粉スラリーを調製し、これを10ml
ずつL字管に分注した。次いで、このL字管に各薬剤を
所定の濃度になるようにそれぞれ添加した後、30℃で
振とう培養し、経時的に生菌数を測定した。なお、薬剤
を添加しなかったブランクの防腐試験開始時の生菌数は
1.1×104 CFU/ml(pH:5.4)であった。
得られた結果を表2に示す。なお、以下の表中における
「E+」はすべて指数を表す。例えば、「9.5E+0
5」は「9.5×105 」を意味する。
【0047】
【表2】
【0048】(実施例2)某社のラテックスを試料と
し、30gずつポリ瓶に分注した。次いで、各薬剤を所
定の濃度になるようにそれぞれ添加した後、30℃で静
置保存し、経時的に生菌数を測定した。なお、初期の生
菌数は1.3×106 CFU/ml(pH:8.0)であ
った。得られた結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】(実施例3)表4に示されるN−メチルマ
レイミドと公知の殺菌剤との組み合わせからなる各薬剤
を所定の濃度になるように用いる以外は実施例2と同様
にして、試料中の生菌数を経時的に測定した。
【0051】
【表4】
【0052】(実施例4)表5に示されるN−エチルマ
レイミドと公知の殺菌剤との組み合わせからなる各薬剤
を所定の濃度になるように用いる以外は実施例2と同様
にして、試料中の生菌数を経時的に測定した。得られた
結果を表5に示す。
【0053】
【表5】
【0054】(実施例5)表6に示されるN−n−ブチ
ルマレイミドと公知の殺菌剤との組み合わせからなる各
薬剤を所定の濃度になるように用いる以外は実施例2と
同様にして、試料中の生菌数を経時的に測定した。得ら
れた結果を表6に示す。
【0055】
【表6】
【0056】(実施例6)某製紙会社の白水を10ml容
量のL字管に分注した。次いで、このL字管に各薬剤を
所定の濃度になるようにそれぞれ添加した後、30℃で
振とう培養し、経時的に生菌数を測定した。また、バイ
オスキャナー(大岳製作所製、OT−BS−48)を用
いてL字管の濁度を測定し、660nmでの吸収が一定値
(Abs.660nm=0.1)を超えた時間を殺菌・抗菌力
として評価した。なお、初期の生菌数は1.0×107
CFU/ml(pH:5.8)であった。得られた結果を
表7に示す。
【0057】
【表7】
【0058】(実施例7)某製紙会社の白水の濾液5ml
とブイヨン培地5mlを10ml容量のL字管に分注した。
次いで、このL字管に各薬剤を所定の濃度になるように
それぞれ添加した後、37℃で振とう培養し、経時的に
660nmの吸光度を測定し、各薬剤の最小発育阻止濃度
MIC(mg/l・24時間)を求めた。なお、白水の濾液
の生菌数は6.5×105 CFU/mlであった。得られ
た結果を表8に示す。
【0059】
【表8】
【0060】(実施例8)某社のラテックスを試料と
し、30gずつポリ瓶に分注した。次いで、各薬剤を所
定の濃度になるようにそれぞれ添加した後、30℃で静
置保存し、経時的に生菌数を測定した。なお、初期の生
菌数は5.5×105 CFU/ml(pH:8.7)であ
った。得られた結果を表9に示す。
【0061】
【表9】
【0062】(実施例9)シュードモナス・エルジノー
サ(Pseudomonas aeruginosa)IAM 1514スラント保存菌
株1エーゼを取り、液体ブイヨン培地に懸濁し、37℃
で15〜18時間振とう培養した。これを新たに液体ブ
イヨン培地に1%接種し、さらに37℃で4〜5時間振
とう培養した。得られたものを前培養液とした。滅菌済
の純水を10mlずつ10ml容量のL字管に分注し、上記
の前培養液を1%添加した。これにマレイミドと第2成
分にあたる薬剤を全量で5mg/lとなるように任意の割合
で添加し、37℃で振とう培養しながら、バイオスキャ
ナー(大岳製作所社製、OT−BS−48)を用いてL
字管の濁度を測定し、660nmでの吸収が一定値(Abs.
660nm=0.1)を超えた時間をシュードモナス・エ
ルジノーサIAM 1514に対する発育抑制時間として評価し
た。得られた結果を図1〜14に示す。各図において、
横軸はマレイミドと第2成分にあたる薬剤の重量比を表
し、縦軸は発育抑制時間(時間、単に「抑制時間」と表
記する)を表す。
【0063】
【発明の効果】この発明の殺菌・抗菌剤は、マレイミド
化合物からなる第1成分と、ニトロ基およびブロモ基ま
たはシアノ基およびブロモ基を有する化合物、オキシム
化合物、イソチアゾロン化合物、4,5−ジクロロ−
1,2−ジチオール−3−オン、メチレンビスチオシア
ネートおよびアルデヒド化合物からなる公知の殺菌剤か
ら選択された第2成分とを、相乗効果を奏する割合で有
効成分として含有することを特徴とする。したがって、
低添加量で種々の細菌に対して殺菌および抗菌効果を顕
著に発揮する工業用殺菌・抗菌剤を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
CBA)の相乗効果を示す図である。
【図2】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
DCDTO)の相乗効果を示す図である。
【図3】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
MIT)の相乗効果を示す図である。
【図4】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
DCOT)の相乗効果を示す図である。
【図5】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
BIT)の相乗効果を示す図である。
【図6】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
MBTC)の相乗効果を示す図である。
【図7】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
DBNE)の相乗効果を示す図である。
【図8】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
DBNPA)の相乗効果を示す図である。
【図9】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミドと
BNPD)の相乗効果を示す図である。
【図10】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミド
とBNDAP)の相乗効果を示す図である。
【図11】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミド
とDCG)の相乗効果を示す図である。
【図12】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミド
とMCG)の相乗効果を示す図である。
【図13】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミド
と50%GA)の相乗効果を示す図である。
【図14】この発明の工業用殺菌・抗菌剤(マレイミド
とFEG)の相乗効果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 37/34 101 A01N 37/34 101 43/26 43/26 43/80 102 43/80 102 47/48 47/48

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、Rは水素原子、シクロアルキル基またはヒドロ
    キシで置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキル
    基)で表されるマレイミド化合物からなる第1成分と、
    ニトロ基およびブロモ基またはシアノ基およびブロモ基
    を有する化合物、オキシム化合物、イソチアゾロン化合
    物、4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール−3−オ
    ン、メチレンビスチオシアネートおよびアルデヒド化合
    物からなる公知の殺菌剤から選択された第2成分とを、
    相乗効果を奏する割合で有効成分として含有することを
    特徴とする工業用殺菌・抗菌剤。
  2. 【請求項2】 第1成分が、マレイミドである請求項1
    記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  3. 【請求項3】 アルキル基が低級アルキル基である請求
    項1または2に記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  4. 【請求項4】 ニトロ基およびブロモ基またはシアノ基
    およびブロモ基を有する化合物が、一般式(II): 【化2】 〔式中、Xはニトロ基またはシアノ基、Y1 およびY2
    は同一または異なって臭素原子、アミノカルボニル基、
    −CH2 −OCOR1 で表される基(R1 は炭素数1〜
    4の低級アルキル基または水素原子)またはヒドロキシ
    ル基、臭素原子もしくはシアノ基で置換されている炭素
    数1〜6の低級アルキル基、またはY1 とY2 が共同し
    て式(III): 【化3】 で示される基を構成するか、あるいはY1 とY2 が結合
    して低級アルキル基によって置換されていてもよいジオ
    キサン残基を示す〕で表される化合物である請求項1〜
    3のいずれか1つに記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  5. 【請求項5】 ニトロ基およびブロモ基またはシアノ基
    およびブロモ基を有する化合物が、2,2−ジブロモ−
    2−ニトロエタノール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,
    3−プロパンジオール、2−ブロモ−2−ニトロ−1,
    3−ジアセトキシプロパンおよび2,2−ジブロモ−3
    −ニトリロプロピオンアミドから選択された化合物であ
    る請求項4記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  6. 【請求項6】 第1成分と第2成分との配合割合が重量
    比で99:1〜1:99である請求項4または5に記載
    の工業用殺菌・抗菌剤。
  7. 【請求項7】 オキシム化合物が、モノクロログリオキ
    シム、ジクロログリオキシムおよびα−クロロベンズア
    ルドキシムから選択された化合物である請求項1〜3の
    いずれか1つに記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  8. 【請求項8】 第1成分と第2成分との配合割合が重量
    比で99:1〜1:1である請求項7記載の工業用殺菌
    ・抗菌剤。
  9. 【請求項9】 イソチアゾロン化合物が、2−メチルイ
    ソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4
    −イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチア
    ゾリン−3−オンまたはこれらのアルカリ金属塩、4,
    5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン
    −3−オンおよび2−n−オクチル−4−イソチアゾリ
    ン−3−オンから選択された化合物である請求項1〜3
    のいずれか1つに記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  10. 【請求項10】 イソチアゾロン化合物が、5−クロロ
    −2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2
    −ベンズイソチアゾリン−3−オンおよび4,5−ジク
    ロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
    ンから選択された化合物である請求項9記載の工業用殺
    菌・抗菌剤。
  11. 【請求項11】 第1成分と第2成分との配合割合が重
    量比で100:1〜1:1である請求項9または10に
    記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  12. 【請求項12】 第2成分が、4,5−ジクロロ−1,
    2−ジチオール−3−オンである請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載の工業用殺菌・抗菌剤。
  13. 【請求項13】 第1成分と第2成分との配合割合が重
    量比で99:1〜2:8である請求項12記載の工業用
    殺菌・抗菌剤。
  14. 【請求項14】 第2成分が、メチレンビスチオシアネ
    ートである請求項1〜3のいずれか1つに記載の工業用
    殺菌・抗菌剤。
  15. 【請求項15】 第1成分と第2成分との配合割合が重
    量比で95:5〜5:95である請求項14記載の工業
    用殺菌・抗菌剤。
  16. 【請求項16】 アルデヒド化合物が、グルタルアルデ
    ヒドおよびホルムアルデヒドとエチレングリコールまた
    はジエチレングリコールとの付加物から選択された化合
    物である請求項1〜3のいずれか1つに記載の工業用殺
    菌・抗菌剤。
  17. 【請求項17】 第1成分と第2成分との配合割合が重
    量比で99:1〜1:99である請求項16記載の工業
    用殺菌・抗菌剤。
  18. 【請求項18】 殺菌および抗菌対象系に、請求項1〜
    17のいずれか1つに記載の工業用殺菌・抗菌剤を、有
    効成分の合計濃度として1〜3000mg/lとなるように
    同時にまたは別々に添加することを特徴とする工業的殺
    菌・抗菌方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008146552A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Dainippon Printing Co Ltd Icタグラベル、及びその製造方法
CN102919235A (zh) * 2012-11-14 2013-02-13 安徽大地熊新材料股份有限公司 一种循环水的复合杀菌灭藻剂
JP2014076985A (ja) * 2012-09-18 2014-05-01 Fuji Sangyo Co Ltd 安全性の改善された工業用殺菌剤組成物
CN113968950A (zh) * 2021-11-17 2022-01-25 广州航海学院 一种杀菌型二醇扩链剂及其制备方法和在多功能协同防污水性聚氨酯中的应用

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