JP2008146552A - Icタグラベル、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】重ねたり、巻いたりしても荷崩れしにくいICタグラベル、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】一枚の帯状の離型紙5の剥離加工された面に、複数のICタグ3、3、・・・を連続的に配置し、貼付する。また、そのICタグ3、3、・・・の両側に余白ラベル7、7を貼付する。余白ラベル7、7はそれぞれ一定の幅を持ち、離型紙5の長手方向に平行に、かつ切断されることなく貼付される。ICタグ3及び余白ラベル7は、それぞれ粘着剤層4を介して離型紙5に貼付されており、ICタグ3の厚さと余白ラベル7の厚さとは同一となっている。ICタグ3と余白ラベル7の下層にある各粘着剤層4もそれぞれ同一の厚さとなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被着体に対して粘着可能なICタグラベル、及びその製造方法に関する。
現状のICタグは一般に、プラスチック素材のベースフィルムにアンテナパターン及びICチップを配したインレットを貼付し、更にそのインレットを被覆基材にて覆うため、その構造は多層となり、厚みがある(特許文献1参照)。
特開2006−285709号公報
そして、ICタグを被着体に貼付可能とするため、ICタグの被着体側の片面に粘着加工を施したICタグラベルがある。ICタグラベルは実際に被着体に貼付されるまで粘着性を保持するために、粘着加工された面を離型紙に貼付して製造、出荷、保存、運搬されている。
図9は、従来のICタグラベル100を示す図であり、図10はその製造方法を説明するフローチャートである。
図9(A)に示すように、従来のICタグラベル100には、一枚の帯状の離型紙105の剥離加工された面に、複数のICタグ103、103、・・・が連続的に配置され、貼付されている。
また、その製造方法は、図10に示すように、まずベースフィルムの一方の面に、ICタグのコアとなる部品であるアンテナパターン及びICチップを形成したインレットを貼付し(ステップS101)、上述のベースフィルムの他方の面に離型紙105を貼付する(ステップS102)。次に、インレットに形成されたアンテナパターンやICチップを保護するため、その上からプラスチックフィルムまたは紙素材の被覆基材にて被覆する(ステップS103)。ステップS101〜ステップS103によって、ベースフィルムとインレットと被覆基材とが積層してなるICタグ層が粘着剤層を介して離型紙105に貼付された状態となる。
次に、ICタグ層のうちアンテナパターン及びICチップが形成されている部分であるICタグ部の周囲にハーフカットと呼ばれる手法で切断線を施し、その周囲の不要部分をカス上げと呼ばれる手法で離型紙105から剥離し、除去する(ステップS104)。このようにして、完成したICタグラベル100が、図9(A)に示すものである。ICタグ103、103、・・・は、上述のようにベースフィルムとインレットと被覆基材とが積層する層構造をなしており、内部層にアンテナパターン及びICチップが形成されることとなる。
しかしながら、ICタグ103は層構造をなすため厚みがあり、図9(B)に示すように、離型紙105のみの部分とICタグ103の貼付された部分とで段差が生じている。通常、ICタグラベル100は、ロール状に巻いてICタグラベルロールとして出荷されるか、或いは所定単位数のICタグ103毎に離型紙105を切り分けてICタグラベルシートとし、このICタグラベルシートを複数枚重ね、束ねた状態で出荷される。そのため、ICタグ103の重なる部分と、離型紙105のみの部分との段差が大きくなり、荷崩れが生じやすい。また、崩れを防止するため輪ゴム等にて束ねた場合には離型紙105やICタグ103に痕がつきやすく、製品の流通管理上問題が生ずる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、重ねたり、巻いたりしても荷崩れしにくいICタグラベル、及びその製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために第1の発明は、アンテナパターン及びICチップを形成したICタグが、離型紙に貼付されたICタグラベルであって、前記離型紙には、前記ICタグと同程度の厚さの余白ラベルが、前記ICタグの周囲に貼付されていることを特徴としている。
また、第1の発明において、前記余白ラベルは、少なくとも前記ICタグの両側に均等に貼付されていることを特徴としている。
また、第1の発明において、前記離型紙の両端の辺と前記余白ラベルの最外辺とが一致するように、前記離型紙の両縁部が切り揃えられたことを特徴としている。
第2の発明は、複数のアンテナパターン及びICチップが平面に形成されたICタグインレットを内部層に有するICタグ層が、離型紙に積層されてなるICタグラベルの製造方法であって、前記ICタグ層について、前記アンテナパターン及びICチップの周囲に余白部を配し、そのアンテナパターン及びICチップを囲む形状とその余白部の形状とを、前記離型紙のみを残しつつ切断し、不要部分を前記離型紙から除去することを特徴とするICタグラベルの製造方法である。
第2の発明において、前記余白部は、少なくとも前記アンテナパターン及びICチップの両側に均等に配されていることを特徴としている。
また、第2の発明において、更に、前記離型紙の両端の辺と前記余白部の最外辺とが一致するようアンテナパターン及びICチップに、前記離型紙の両縁部を切り揃えることを特徴としている。
本発明によれば、重ねたり、巻いたりしても荷崩れしにくいICタグラベル、及びその製造方法を提供することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、第1の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るICタグラベル1を示す図、図2はICタグ3の内部層にあるインレット31を示す図、図3はICタグラベル1の製造方法の流れを説明するフローチャート、図4はICタグラベル1の製造工程の各段階で形成される層構造を示す図、図5は抜き型にてICタグラベル1をハーフカットする様子を説明する図である。
図1(A)に示すように、ICタグラベル1には、一枚の帯状の離型紙5の剥離加工された面に、複数のICタグ3、3、・・・が連続的に配置され、粘着剤を用いて貼付される。離型紙5に貼付されたICタグ3、3、・・・の両側には余白ラベル7、7が貼付されている。余白ラベル7、7はそれぞれ一定の幅を持ち、離型紙5の長手方向に平行に、かつ切断されることなく貼付されている。
図1(B)は、図1(A)中のA−A’線断面図である。
図1(B)に示すように、ICタグ3及び余白ラベル7は、それぞれ粘着剤層4を介して離型紙5に貼付されており、ICタグ3の厚さと余白ラベル7の厚さとは同一となっている。ICタグ3と余白ラベル7の下層にある各粘着剤層4もそれぞれ同一の厚さとなっている。
離型紙5とは、粘着剤を剥離しやすくするため、基材の片面にシリコン樹脂等を塗布して剥離加工したものである。また、粘着剤層4で使用される粘着剤は、離型紙5から剥離したICタグ3を被着体に貼付可能とするためのものであり、その樹脂組成物としては、天然ゴム系、二トリルゴム系、エポキシ樹脂系、酢酸ビニルエマルジョン系、アクリル系、アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニルアルコール系、フェノール樹脂系、等の各種材料が使用できる。
ICタグラベル1に貼付されている各ICタグ3は、非接触通信機能やメモリ機能を有するもので、その内部の層にインレット31を有している。
図2に示すように、ICタグ3のインレット31は、フィルム32にアンテナパターン33をエッチングまたは印刷等にて形成し、そのアンテナパターン33の両端部にICチップ34を接続したものである。
アンテナパターン33は、図2に示す例のようにコイル状のものである。
ICチップ34は通信機能部、制御部、及びメモリを備えている。
アンテナパターン33及びICチップ34を含むインレット31の構成は、通常のICタグのインレットと同様のものである。
なお、図2では、インレット31として、一つのアンテナパターン33と一つのICチップ34とが1枚のフィルム32に形成されたものを図示しているが、ICタグラベル1の製造に際しては、帯状のインレット31を用いる。つまり、インレット31は、帯状のフィルム32の長手方向に複数のアンテナパターン33及びICチップ34を連続的に配したものを使用し、後の製造工程において、各アンテナパターン33及びICチップ34の周囲を所定の形状に切断する。
次に、図3から図5を参照して、ICタグラベル1の製造方法とICタグラベル1の層構造とについて説明する。
まず、図3のステップS1及び図4(A)に示すように、両面に粘着剤層41、42を有する帯状のベースフィルム10の一方の面に、ベースフィルム10と同形の帯状のインレット31を貼付する。
ベースフィルム10は、プラスチック製のフィルムであり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)等からなる。
図4(A)に示す段階では、ベースフィルム10の他方の面にはベースフィルム10と同形の離型紙11が貼付された状態である。
次に、図3のステップS2及び図4(B)に示すように、ベースフィルム10の他方の面、つまりインレット31を貼付した面とは反対の面から離型紙11を剥離し、新たに帯状の離型紙5を貼付する。離型紙5の幅は、粘着剤層41、42からの粘着剤のはみだしを考慮して、一般にベースフィルム10の幅より広いものが用いられる。例えば、ベースフィルム10及びインレット31の幅が65mmに対し、離型紙5の幅を70mmとする。
そして、図3のステップS3及び図4(C)に示すように、インレット31に形成されたアンテナパターン33及びICチップ34を保護するため、インレット31の上から粘着剤層43を介して被覆基材35を貼付する。この被覆基材35としては、プラスチックフィルムまたは紙が用いられる。
以上のようにして、ベースフィルム10にインレット31及び被覆基材33が積層してなるICタグ層30が粘着剤層41を介して離型紙5に貼付された状態となる。
次に、図3のステップS4に示すように、ICタグ層30が離型紙5に貼付されたICタグラベル1について、アンテナパターン33及びICチップ34を形成した部分であるICタグ3の周囲と、余白ラベル7となる部分とを、ハーフカットと呼ばれる手法で型抜きし、カス上げと呼ばれる手法で不要部分を除去する。
ハーフカットとは、所定形状の抜き型を用いてICタグラベル1のうちICタグ層30のみに切断線を入れ、離型紙5には抜き型を貫通させないように切断する工程である。切断には、ICタグラベル1と接する面に対して金属片の刃を突出させたロータリー状の抜き型を用いる。抜き型の刃の位置はICタグ3や余白ラベル7の形状に応じて調整される。この抜き型にICタグラベル1の被覆基材35側の面を所定の押圧力にて押し当て、抜き型の回転とともにICタグラベル1を排出させながら切断を行う。
図5に、抜き型の刃6a、6b、6c、6dとICタグラベル1とが接した状態を図示する。
図5に示すように、抜き型の刃6a、6b、6c、6dはそれぞれICタグ層30を貫通するが離型紙5には達しない程度の長さに調整されている。また、刃6aの外側の余白ラベル7となる部分と刃6dの外側の余白ラベル7となる部分の幅が同程度となるように、各刃6a、6dの位置の調整も行われている。具体的には、例えば、各余白ラベル7の幅は15mmとすればよい。
そして、図5にしめす例では、刃6b及び刃6cで挟まれた範囲が、図1のICタグ3の存在する部分であるICタグ部となり、刃6a及び刃6dの外側部分がそれぞれ均等に余白部(余白ラベル7、7)となる。また、刃6a及び刃6bで挟まれた範囲と、刃6c及び刃6dで挟まれた範囲とはそれぞれ不要部分であり、カス上げ工程にて離型紙5から剥離・除去され、図1に示すICタグラベル1が完成する。
完成したICタグラベル1は、ロール状に巻いてICタグラベルロールとして出荷する。或いは、所定単位数のICタグ3毎に離型紙5を切り分けて複数枚のICタグラベルシートとし、このICタグラベルシートを複数枚重ねたり、束ねたりして出荷する。
以上説明したように、図1に示すICタグラベル1では、アンテナパターン33及びICチップ34の形成されたICタグ3の周囲にハーフカットと呼ばれる手法にて切断線を入れ、同時にその両側の所定幅を均等にハーフカットして余白ラベル7として利用している。ICタグ3の両側に均等に配された余白ラベル7、7が、離型紙5とICタグ3との段差の緩衝材として機能するため、複数枚重ねたり巻いたりした状態でも安定し、荷崩れを防ぐことが可能となる。更にその製造工程においても、抜き型の形状を変更するだけで製造できるため、工程数が増えることもなく容易に実現できる。
〔第2の実施の形態〕
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るICタグラベル20を示す図であり、図7はICタグラベル20の製造に用いる抜き型とハーフカットの様子を示す図である。なお、第1の実施の形態のICタグラベル1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
図6(A)に示すように、ICタグラベル20には、第1の実施の形態のICタグラベル1と同様に、一枚の帯状の離型紙5の剥離加工された面に、複数のICタグ3、3、・・・が連続的に配置され、粘着剤を用いて貼付される。離型紙5上のICタグ3、3、・・・の両側には余白ラベル7、7が貼付されている。余白ラベル7、7はそれぞれ一定の幅を持ち、離型紙5の長手方向に平行に、かつ切断されることなく貼付されている。
第2の実施の形態のICタグラベル20は、離型紙5の両端の縁部8、8(図7参照)が、余白ラベル7、7の外側の各辺と一致するように切り揃えられている。ICタグラベル20の層構造は、第1の実施の形態と同様である。
図6(B)は、図6(A)中のA−A’線断面図である。
図6(B)に示すように、ICタグ3及び余白ラベル7は、それぞれ粘着剤層4を介して離型紙5に貼付されており、ICタグ3の厚さと余白ラベル7の厚さとは同一となっている。ICタグ3と余白ラベル7の下層にある各粘着剤層4もそれぞれ同一の厚さとなっている。
ICタグラベル20の製造方法についても、第1の実施の形態と同様であるが、図4のステップS4におけるハーフカットの際に使用する抜き型については、刃の形状を変更させることとなる。
図7に示すように、第2の実施の形態のICタグラベル20の製造には、刃6a、6b、6c、6d、6e、6fを有する抜き型を用いる。刃6a、6b、6c、6dは、図5に示す第1の実施の形態におけるICタグラベル1の製造に用いられる刃6a、6b、6c、6dと同様のものである。すなわち、刃6a、6b、6c、6dは、それぞれICタグ層30を貫通するが離型紙5には達しない程度の長さに調整され、その位置も第1の実施の形態と同様である。
そして、刃6e及び刃6fは、それぞれ余白ラベル7の最外辺と一致する位置に形成され、かつ離型紙5を貫通する長さに調整されている。したがって、ICタグラベル20のうち、刃6e及び刃6fの貫通する位置より外側の縁部8、8はハーフカットの工程で同時に切り落とされる。
そして、図7にしめす例では、刃6b及び刃6cで挟まれた範囲が、図6のICタグ3の存在する部分であるICタグ部となり、刃6a及び刃6dの外側部分がそれぞれ均等に余白部(余白ラベル7、7)となる。刃6a及び刃6bで挟まれた範囲と、刃6c及び刃6dで挟まれた範囲とはそれぞれ不要部分であり、カス上げ工程にて離型紙5から剥離・除去され、図6に示すICタグラベル20が完成する。
このように、図6に示す第2の実施の形態のICタグラベル20では、各余白ラベル7、7の外側にある離型紙5の両縁部8,8を切り落としているため、複数枚重ねたり巻いたりした状態における安定感が更に向上し、かつ束ねたときにも紐や輪ゴム等の痕がつきにくくなる。また、その製造についても、工程数を変更せずに抜き型の形状を変更するだけで可能である。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図8は、第3の実施の形態のICタグラベル21を示す図である。なお、第1の実施の形態のICタグラベル1の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
図8(A)に示すように、第3の実施の形態に係るICタグラベル21には、一枚の帯状の離型紙5の剥離加工された面に、複数のICタグ3、3、・・・が連続的に配置され、粘着剤を用いて貼付されている。各ICタグ3、3、・・・の周囲には、ハーフカットの切断線23、23、・・・が施されている。そして、ICタグ3の周囲の部分(切断線23の外側部分)は、余白ラベル71としてすべて残されている。
図8(B)は、図8(A)中のA−A’線断面図である。
図8(B)に示すように、ICタグ3及び余白ラベル71は、それぞれ粘着剤層4を介して離型紙5に貼付されており、ICタグ3の厚さと余白ラベル71の厚さとは同一となっている。ICタグ3と余白ラベル71の下層にある各粘着剤層4もそれぞれ同一の厚さとなっている。
このICタグラベル21は、従来のICタグラベル100(図9参照)を製造する際とまったく同様の抜き型を用いてハーフカットした後、カス上げ工程を実施しないことで完成される。つまり、抜き型の刃は、ICタグ3の周囲となる位置に調整され、図10に示すフローチャートのステップS104のうち、カス上げ工程を省略することとすればよい。
したがって、第1及び第2の実施の形態と同様に、ICタグ3の周囲の余白ラベル71によって、ICタグ3と離型紙5との段差を緩衝できるので、複数枚重ねたり巻いたりした状態における安定感が向上し、かつ束ねたときにも紐や輪ゴム等の痕がつきにくくなる。また、その製造についても、抜き型の形状や工程数も変更せずに、最も容易に実現できる。
なお、第1及び第2の実施の形態において、余白ラベル7はそれぞれ一定の幅を持つ直線状のものとしたが、これに限るものではなく、ICタグ3の周囲に均等に貼付されていれば足りるものである。
以上図面を参照しながら本発明に係るICタグラベル及びその製造方法の好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施の形態に係るICタグラベル1を示す図 ICタグ3の内部層にあるインレット31を示す図 ICタグラベル1の製造方法の流れを説明するフローチャート ICタグラベル1の製造工程の各段階で形成される層構造を示す図 抜き型にてICタグラベル1をハーフカットする様子を説明する図 本発明の第2の実施の形態に係るICタグラベル20を示す図 抜き型にてICタグラベル20をハーフカットする様子を説明する図 第3の実施の形態のICタグラベル21を示す図 従来のICタグラベル100を示す図 従来のICタグラベルの製造方法を説明するフローチャート
符号の説明
1・・・・・・ICタグラベル(第1の実施の形態)
3・・・・・・ICタグ
33・・・・・アンテナパターン
34・・・・・ICチップ
4・・・・・・粘着剤層
5・・・・・・離型紙
7・・・・・・余白ラベル
10・・・・・ベースフィルム
31・・・・・インレット
35・・・・・被覆基材
20・・・・・ICタグラベル(第2の実施の形態)
21・・・・・ICタグラベル(第3の実施の形態)

Claims (6)

  1. アンテナパターン及びICチップを形成したICタグが、離型紙に貼付されたICタグラベルであって、
    前記離型紙には、前記ICタグと同程度の厚さの余白ラベルが、前記ICタグの周囲に貼付されていることを特徴とするICタグラベル。
  2. 前記余白ラベルは、少なくとも前記ICタグの両側に均等に貼付されていることを特徴とする請求項1記載のICタグラベル。
  3. 前記離型紙の両端の辺と前記余白ラベルの最外辺とが一致するように、前記離型紙の両縁部が切り揃えられたことを特徴とする請求項1記載のICタグラベル。
  4. 複数のアンテナパターン及びICチップが平面に形成されたICタグインレットを内部層に有するICタグ層が、離型紙に積層されてなるICタグラベルの製造方法であって、
    前記ICタグ層について、前記アンテナパターン及びICチップの周囲に余白部を配し、そのアンテナパターン及びICチップを囲む形状とその余白部の形状とを、前記離型紙のみを残しつつ切断し、不要部分を前記離型紙から除去することを特徴とするICタグラベルの製造方法。
  5. 前記余白部は、少なくとも前記アンテナパターン及びICチップの両側に均等に配されていることを特徴とする請求項4記載のICタグラベルの製造方法。
  6. 更に、前記離型紙の両端の辺と前記余白部の最外辺とが一致するように、前記離型紙の両縁部を切り揃えることを特徴とする請求項4記載のICタグラベルの製造方法。
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