JP2000063009A - フィルム等の巻取軸 - Google Patents

フィルム等の巻取軸

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JP2000063009A JP10240044A JP24004498A JP2000063009A JP 2000063009 A JP2000063009 A JP 2000063009A JP 10240044 A JP10240044 A JP 10240044A JP 24004498 A JP24004498 A JP 24004498A JP 2000063009 A JP2000063009 A JP 2000063009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧搾空気を用いて巻取軸と紙管との間の動
力接断作業を行なうのに比較的簡単な機構・構造で済む
と共に、巻取軸としての耐荷重を大きなものとすること
が出来るようにする。 【解決手段】 紙管チャックBを、軸本体Aに軸方向に
対して不動で周方向に回転自在に設けられる定置リング
1と,外周面が定置リング方へ向け傾斜状に形成され軸
本体に軸方向にスライドし周方向に回転自在に設けられ
るスライドリング2と,定置リングの水平外壁部12と
スライドリングの傾斜状外周面21上との間にあって水
平外壁部12から出没するチャック用ボール3とで構成
し、軸本体Aには、定置リングの内周面と接離するクラ
ッチ駒6と円錐先端部がスライドリングの端面に当接し
てスライドリングを軸方向にスライドさせるスライド操
作駒7を出没自在に設けると共に、これらクラッチ駒及
びスライド操作駒をエアー圧力によりそれぞれ独立して
出没動作させる圧搾空気を供給するための2本の送気路
8a,8bを軸方向に沿って形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やフィルム等を
紙管に巻取るためのフィルム等の巻取軸に関し、特に、
複数個の紙管を同軸状に並列させて各別に巻取るのに適
したフィルム等の巻取軸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の巻取軸としては、従来からいろ
いろな機構・構造のものが提案されているが、中でも巻
取軸の回転トルクを紙管に伝えたり切ったりする動力接
断作業を圧搾空気を用いて行なうように構成したもので
は、その機構・構造が複雑になってしまう不具合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、圧搾空気を用
いて巻取軸と紙管との間の動力接断作業を行なうのに比
較的簡単な機構・構造で済むと共に、巻取軸としての耐
荷重を大きなものとすることが出来るフィルム等の巻取
軸を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明のフィルム等の巻取軸は、軸本体の外周に複数個の
紙管チャックを軸方向に並列せしめ、上記紙管チャック
は、断面略L字形に形成され前記軸本体に軸方向に対し
て不動で周方向に回転自在に設けられる定置リングと,
外周面が上記定置リング方へ向け傾斜状に形成され前記
軸本体に軸方向にスライドし周方向に回転自在に設けら
れるスライドリングと,上記定置リングの水平外壁部と
上記スライドリングの傾斜状外周面上との間にあって上
記定置リングの水平外壁部から外周方向に出没自在に設
けられるチャック用ボールとで構成され、前記軸本体に
は、外周に向けて出没移動することにより前記定置リン
グの内周面と接離自在に係合するクラッチ駒と,略山形
に形成され外周に向けて出動することにより円錐先端部
が前記スライドリングの端面に当接して前記スライドリ
ングを軸方向にスライドさせるスライド操作駒を設ける
と共に、上記クラッチ駒及びスライド操作駒をエアー圧
力によりそれぞれ独立して出没動作させるべく圧搾空気
を供給するための2本の送気路を軸方向に沿って形成し
てなる事を特徴としたものである。この時、前記定置リ
ングと前記スライドリングとの間には、スライドリング
を押し戻す方向に付勢するばねを設けて、スライド操作
駒の突出加減がスライドリングのスライド加減に確実且
つ速やかに反映されるようにすることが好ましい。ま
た、前記紙管チャックは、前記1個の定置リングと1個
のスライドリング及び複数個のチャック用ボールだけで
構成しても良いが、これら1組の構成部材を2組用い
て、これら定置リングとスライドリング及びチャック用
ボールを、軸方向に見てスライドリングを中心にして互
いに左右対称的に配置して構成することが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。本発明に係る巻取軸
は、軸本体Aの外周に複数個の紙管チャックBを同軸状
にそれぞれ軸方向に対して不動で周方向に回転自在に並
列せしめて構成され、紙管チャックBの外周に紙管Cが
取外し自在に嵌挿装着される。
【0006】紙管チャックBは、定置リング1とスライ
ドリング2とチャック用ボール3とで構成されるが、図
示実施例のものは、1個の定置リング1と1個のスライ
ドリング2と複数個(4個)のチャック用ボール3を1
組の構成部材としてこれを2組用い、これら定置リング
1とスライドリング2及びチャック用ボール3を、軸方
向に見てスライドリング2を中心にして互いに左右対称
的に配置して構成し、これを1ユニットとして複数個の
紙管チャックユニットを軸本体Aにそれぞれ止めカラー
リングDで横ずれしないように定置状に設置される。
【0007】定置リング1は、チャック用ボール3を出
没自在に保持するべく垂直板部11と水平外壁部12と
で断面略L字形に形成され、軸本体Aに軸方向に対して
不動で周方向に対して回転自在に設けられ、水平外壁部
12にチャック用ボール3を出没自在に保持するための
係合穴13を適宜間隔ごとに複数個開口形成する。尚、
図示実施例では、この定置リング1と軸本体Aとの間に
ベアリング41を備えた固定用リング4を介在設置し、
その固定用リング4に定置リング1をビス14で一体化
させて構成しているが、これは製作・組立て上の問題で
あって、定置リング1に直接ベアリング41を組付ける
ようにしても良くまた実際に可能であることは容易に理
解されるべきである。
【0008】スライドリング2は、定置リング1の外径
と同じかやや小径に形成すると共に、その外周面21が
定置リング1の水平外壁部12の内側方に潜り込むよう
に、定置リング1方へ向かって下向き傾斜状に形成さ
れ、軸本体Aに軸方向に対してスライドし且つ周方向に
対してベアリング22を介して回転自在に設けられる。
更に、このスライドリング2は、上記傾斜状外周面21
側の内周面が固定用リング4の外周にスライド自在に嵌
合し、他端方がベアリング22に支持されて、定置リン
グ1と同一体に回転するように構成されている。
【0009】また、定置リング1とスライドリング2と
の間、詳しくは定置リング1の垂直板部11とスライド
リング2の傾斜状外周面21先端との間には、軸方向に
スライド自在に設けられたスライドリング2を元の位置
に押し戻す方向に付勢するコイルスプリング等の弾発ば
ね5を設けて、後述するスライド操作駒7の作用が解除
された後にはスライドリング2が元の位置に確実且つ速
やかに復帰するように構成する。
【0010】チャック用ボール3は、スライドリング2
が軸方向にスライドすることにより定置リング1の水平
外壁部12から外周方向に出没するように、詳しくは定
置リング1の水平外壁部12に開口形成した係合穴13
から出没するように、定置リング1の水平外壁部12内
側とスライドリング2の傾斜状外周面21上との間に複
数個(2個〜8個程度)配設される。ちなみに、図示実
施例では合計4個のチャック用ボール3を90°の間隔
をおいて配設してある。
【0011】他方、軸本体Aには、紙管チャックBを適
宜必要な時に回転・停止させたり或いは紙管チャックB
の回転トルクを適宜調節できるように、各紙管チャック
Bとそれぞれ対応する位置に複数個のクラッチ駒6とス
ライド操作駒7を出没自在に且つ軸方向に沿って同ピッ
チに設けると共に、上記クラッチ駒6及びスライド操作
駒7をエアー圧力により独立して出没動作させるべく圧
搾空気を供給するための2本の送気路8a,8bを形成
する。
【0012】即ち、軸本体Aには、クラッチ駒6を出没
自在に設置するための収容室9aとスライド操作駒7を
出没自在に設置するための収容室9bを、互いに隣接さ
せてそれぞれ軸方向と直交する方向に穿ち形成すると共
に、クラッチ駒用収容室9a内に設置したクラッチ駒6
とスライド操作駒用収容室9b内に設置したスライド操
作駒7をそれぞれ別々に独立して出没動作させることが
出来るように2本の送気路8a,8bを軸心部分に端か
ら端まで軸方向に沿って独立させて平行状に貫通形成
し、エアー供給源に接続されたロータリージョイント1
0を一端側に接続させ、他端側に排気用のホース(図示
せず)を接続させる。尚、上記クラッチ駒6及びスライ
ド操作駒7を出没自在に設置するための収容室9a,9
bは、1組の紙管チャックに対してそれぞれ2個あて形
成し、それを軸本体Aの軸線を中心にして180°間隔
をおいて(図面上、上下両方に)形成すると共に、複数個
の紙管チャックに対応できるように軸本体Aの軸方向に
沿って複数個を同ピッチで穿ち形成する。
【0013】クラッチ駒6は、回転している軸本体Aに
対して紙管チャックBを適宜必要な時に回転させたり停
止させたりするためのものであり、軸本体Aに穿設した
収容室9a内に出没自在に設け、軸本体Aの外周に向け
て出没移動することにより紙管チャックBの定置リング
1の内周面(図示実施例では、固定用リング4の内周
面。以下、同じ。)と接離自在に係合するように構成さ
れている。即ち、クラッチ駒6は、収容室9a内に出没
自在に収容設置され、送気路8aから送られてくる圧搾
空気のエアー圧力により押圧されて軸本体Aの外周に向
け突出動作して、紙管チャックBの定置リング1内周面
に圧接係合され、そして送気路8aからの圧搾空気の供
給を停止して収容室9a内を負圧にすることにより没入
して定置リング1の内周面から引き離され元の位置に戻
るように構成されている。従って、送気路8aから送ら
れてくる圧搾空気のエアー圧力を調整することにより、
紙管チャックBの定置リング1内周面に対するクラッチ
駒6の圧接力を調節することが出来、その結果、紙管チ
ャックBの回転トルクを任意に調節することが可能とな
る。
【0014】スライド操作駒7は、回転している紙管チ
ャックBに対して紙管Cを適宜必要な時に回転させたり
停止させたりするためのものであり、先端部71が略円
錐形状に形成された断面略山形に形成され、軸本体Aに
穿設した収容室9b内に出没自在に設け、軸本体Aの外
周に向けて出没移動することにより円錐状先端部71が
紙管チャックBのスライドリング2の端面に接離自在に
当接して当該スライドリング2を軸方向にスライドさせ
るように構成されている。即ち、スライド操作駒7は、
収容室9b内に出没自在に収容設置され、送気路8bか
ら送られてくる圧搾空気のエアー圧力により押圧されて
軸本体Aの外周に向け突出動作して、円錐状先端部71
が紙管チャックBのスライドリング2の端面に当接して
当該スライドリング2を軸方向にスライドさせ、そして
送気路8bからの圧搾空気の供給を停止して収容室9b
内を負圧にすることにより没入して円錐状先端部71が
紙管チャックBのスライドリング2の端面から引き離さ
れて元の位置に戻るように構成されている。従って、送
気路8bから送られてくる圧搾空気のエアー圧力を調整
することにより、紙管チャックBのスライドリング2の
端面に当接するスライド操作駒7の円錐状先端部71の
部位(高さ方向の部位)が変化し、その結果、定置リング
1の水平外壁部12に開口形成した係合穴13から出没
するように定置リング1の水平外壁部12内側とスライ
ドリング2の傾斜状外周面21上との間に配設されたチ
ャック用ボール3の突出量が変化して、紙管Cを回転さ
せるトルクを任意に調節することが可能となる。即ち、
スライド操作駒7の突出加減がスライドリング2を介し
てチャック用ボール3の出没加減に反映されて、紙管C
の回転トルクに反映されることになる。
【0015】次に、本発明に係る巻取軸を用いて紙やフ
ィルムを巻き取る動作について説明する。先ず、軸本体
Aに所用適宜数個の紙管チャックBを嵌装し、各紙管チ
ャックBの定置リング1内周面とスライドリング2の端
面が軸本体Aのクラッチ駒6とスライド操作駒7にそれ
ぞれ対応するように設置し、紙管チャックBの外周に紙
管Cを回転自由に嵌装セットせしめる。そうして、軸本
体Aを回転させる。この時点では、軸本体Aだけが回転
し、紙管チャックB及び紙管Cに回転力は伝達されない
(図2の状態)。
【0016】然る後、送気路8aから圧搾空気を供給す
ると、図3に示すごとくクラッチ駒6が圧搾空気のエア
ー圧力により押圧されて軸本体Aの外周に向け突出動作
し、紙管チャックBの定置リング1内周面に圧接係合さ
れ、その結果、紙管チャックBが軸本体Aと同一体に回
転を開始する。そして次に、送気路8bから圧搾空気を
供給すると、図4に示すごとくスライド操作駒7が圧搾
空気のエアー圧力により押圧されて軸本体Aの外周に向
け突出動作し、円錐状先端部71が紙管チャックBのス
ライドリング2の端面に当接して当該スライドリング2
を軸方向にスライドさせる。すると、定置リング1の水
平外壁部12内側とスライドリング2の傾斜状外周面2
1上との間に配設されたチャック用ボール3がスライド
リング2のスライド移動に伴って傾斜状外周面21上を
転動して定置リング1の水平外壁部12に開口形成した
係合穴13から突出動作し、その結果、チャック用ボー
ル3が紙管Cの内周面に圧接して、紙管Cが紙管チャッ
クBと同一体に回転し、紙管Cの外周に紙やフィルムが
巻き取られるようになる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るフィルム等の巻取軸は斯様
に構成したので、下記の作用効果を奏する。 軸本体以外の基本的な構成部材としては、定置リング
とスライドリングとチャック用ボールとから構成される
紙管チャックと、軸本体側に出没自在に設置されるクラ
ッチ駒及びスライド操作駒だけであるので、圧搾空気を
用いて巻取軸と紙管との間の動力接断作業を行なう巻取
軸としては比較的簡単な機構・構造で済む。 定置リングの水平外壁部内側とスライドリングの傾斜
状外周面上との間にチャック用ボール配設して紙管チャ
ックを構成したので、軸本体の回転トルクを紙管に伝達
させるための紙管チャックとして必要最小限の肉厚に形
成することが出来る。従って、紙管の内径が一定である
場合その分軸本体の外径を太く形成することが可能とな
り、巻取軸としての耐荷重を大きなものとすることが出
来る。 軸本体の回転トルクを紙管チャックに伝達する役目を
するクラッチ駒と紙管チャックの回転トルクを紙管に伝
達する役目をするスライド操作駒をそれぞれ独立して出
没動作させることが出来るように構成したので、紙やフ
ィルム等を紙管に巻き取る際の作業操作性が良くなる。 クラッチ駒の突出加減により紙管チャックに伝達され
る回転トルクが任意に調整でき、スライド操作駒の突出
加減により紙管に伝達される回転トルクが任意に調整で
きるので、紙やフィルム等を紙管に巻き取る際のトルク
を任意自由に調節することが可能となり、よって紙やフ
ィルム等をきれいに巻き取ることが出来る。 定置リングとスライドリングとの間に、スライドリン
グを押し戻す方向に付勢するばねを設けたので、スライ
ド操作駒の突出加減がスライドリングのスライド加減に
確実且つ速やかに反映されるようになる。 紙管チャックを、1個の定置リングと1個のスライド
リングと複数個のチャック用ボールからなる1組のもの
を2組用いて、軸方向に見て互いに左右対称的に配置し
て構成すれば、紙管チャックとしてコンパクトに形成す
ることが出来ると共に、スライドリングを動作させるた
めのスライド操作駒を2個の紙管チャックに対して1個
で共有させること出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例を示す一部切欠正面図。
【図2】 紙管チャックも紙管も回転していない状態を
示し、(a)は要部の断面図、(b)は(a)の(X)
−(X)線断面図である。
【図3】 紙管が停止し紙管チャックが回転している状
態を示し、(a)は要部の断面図、(b)は(a)の
(Y)−(Y)線断面図である。
【図4】 紙管チャック及び紙管が回転している状態を
示し、(a)は要部の断面図、(b)は(a)の(Z)
−(Z)線断面図である。
【符号の説明】
A:軸本体 B:紙管チャック C:紙管 1:定置リング 2:スライドリン
グ 3:チャック用ボール 4:固定用リング 5:ばね 6:クラッチ駒 7:スライド操作駒 8a,8b:送気
路 9a,9b:収容室 10:ロータリー
ジョイント 12:水平外壁部 21:傾斜状外周
面 71:円錐状先端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸本体の外周に複数個の紙管チャックを
    軸方向に並列せしめ、上記紙管チャックは、断面略L字
    形に形成され前記軸本体に軸方向に対して不動で周方向
    に回転自在に設けられる定置リングと,外周面が上記定
    置リング方へ向け傾斜状に形成され前記軸本体に軸方向
    にスライドし周方向に回転自在に設けられるスライドリ
    ングと,上記定置リングの水平外壁部と上記スライドリ
    ングの傾斜状外周面上との間にあって上記定置リングの
    水平外壁部から外周方向に出没自在に設けられるチャッ
    ク用ボールとで構成され、前記軸本体には、外周に向け
    て出没移動することにより前記定置リングの内周面と接
    離自在に係合するクラッチ駒と,略山形に形成され外周
    に向けて出動することにより円錐先端部が前記スライド
    リングの端面に当接して当該スライドリングを軸方向に
    スライドさせるスライド操作駒を設けると共に、上記ク
    ラッチ駒及びスライド操作駒をエアー圧力によりそれぞ
    れ独立して出没動作させるべく圧搾空気を供給するため
    の2本の送気路を軸方向に沿って形成してなる事を特徴
    とするフィルム等の巻取軸。
  2. 【請求項2】 前記定置リングと前記スライドリングと
    の間に、当該スライドリングを押し戻す方向に付勢する
    ばねを設けてなる請求項1記載のフィルム等の巻取軸。
  3. 【請求項3】 前記紙管チャックが、2組の前記定置リ
    ングと前記スライドリング及び前記チャック用ボールと
    を互いに左右対称的に配置して構成されている請求項1
    記載のフィルム等の巻取軸。
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