JP2000061509A - 圧延機用ロール - Google Patents
圧延機用ロールInfo
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- JP2000061509A JP2000061509A JP10236961A JP23696198A JP2000061509A JP 2000061509 A JP2000061509 A JP 2000061509A JP 10236961 A JP10236961 A JP 10236961A JP 23696198 A JP23696198 A JP 23696198A JP 2000061509 A JP2000061509 A JP 2000061509A
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- rolling mill
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Abstract
に摩耗溝を形成させにくくすること。 【解決手段】ロール本体2の軸端に形成されるクラウニ
ング部10,11について、ロール本体2のクラウニン
グ部10,11の軸方向長さを円周方向各位置で異なら
せるようにしている。これにより、ロール本体2の外周
円筒部とクラウニング部10,11との境界部分が接触
相手ロールに対して接触する位置を逐一ずらせるように
なり、接触相手ロールに対する接触応力を軸方向に分散
できるようになる。
Description
関する。この圧延機用ロールは、例えばワークロールを
バックアップするバックアップロールが挙げられる。
るワークの平坦度を高めるために、レベラと呼ばれる矯
正機を通過させるようになっている。
うに、圧延機Aの下流に、圧延機Aで圧延された板から
なるワークBの進行方向所要間隔おきに、ワークBの上
方位置と下方位置とに交互に、ロールユニットCを配設
した構成になっている。各ロールユニットCは、ワーク
ロールDとバックアップロールEとを組み合わせた構成
である。
クロールDは、中実に形成されており、また、バックア
ップロールEについては、図5に示すように、円筒形の
ロール本体90を中心軸91に対して複数の転がり軸受
92〜95を介して回転自在に外嵌装着した構成になっ
ている。なお、図中、96,97はラビリンスシールで
ある。
バックアップロールEについては、ロール本体90の外
形形状を円筒形にしているために、それらの接触相手ロ
ールとしてのワークロールDとの接触によりいわゆるエ
ッジロードが発生し、バックアップロールEと中心軸9
0との間に介装される転がり軸受92〜95のうち、軸
方向両端に配置される転がり軸受92,93に対する負
担が大きくなってしまい、円滑な回転が損なわれる傾向
となる。
り軸受92,93に対する負担を軽減するために、図6
に示すように、上記バックアップロールEの軸方向両端
にクラウニング部98を形成することが考えられる。
体90との境界部分においてエッジロードが発生するこ
とになるが、通常、前記境界部分を滑らかに連接するよ
うに加工するので、クラウニング部なしの場合に比べて
エッジロードによる接触応力を軽減できるものの、当該
境界部分の軸方向における位置が周方向で一定であるた
めに、使用経過に伴い、ワークロールDの外周面におい
て前記境界部分に対応する部位が局部的に摩耗進行し
て、輪状溝が形成されることになる。このような輪状溝
が形成されると、ワークBの矯正精度が低下することに
なる。
用ロールにおいて、その接触相手ロールに輪状溝を形成
させにくくすることを目的とする。
圧延機用ロールは、ロール本体の少なくとも一方軸端部
分にクラウニング部が形成されているもので、ロール本
体の前記クラウニング部の軸方向長さが、円周方向各位
置で異ならされている。
は、ロール本体の軸方向両端にクラウニング部がそれぞ
れ形成されているもので、ロール本体の前記両クラウニ
ング部の軸方向長さが、円周方向各位置で異ならされて
いる。
は、ロール本体の軸方向両端にクラウニング部がそれぞ
れ形成されているもので、ロール本体の前記両クラウニ
ング部の軸方向長さが、円周方向各位置で異ならされて
いて、一方クラウニング部の軸方向長さと他方クラウニ
ング部の軸方向長さとの合計長さが、円周方向各位置で
ほぼ同一に設定されている。
の軸端に形成されるクラウニング部について、ロール本
体のクラウニング部の軸方向長さを円周方向各位置で異
ならせることにより、ロール本体の外周円筒部とクラウ
ニング部との境界部分が接触相手ロールに対して接触す
る位置を逐一ずらせるようにしている。これにより、接
触相手ロールに対する接触応力を軸方向に分散できるよ
うになる。
ラウニング部を側面から見て上下逆さまに形成していれ
ば、接触相手ロールに対してロール本体の外周円筒部が
接触する幅を常に一定にできるようになり、安定なサポ
ート動作が可能になる。
態に基づいて説明する。
用ロールの上半分の縦断側面図である。ここでは、圧延
機用ロールとして、図4に示したレベラと呼ばれる矯正
機のバックアップロールとされる。
おり、この圧延機用ロール1は、ロール本体2を中心軸
3に対して複数の転がり軸受4〜7を介して回転自在に
外嵌装着した構成になっている。なお、図中、8,9は
ラビリンスシールである。
ング部10,11がそれぞれ形成されている。
0,11とロール本体2の外周円筒部との境界部分の軸
方向での位置が、ロール本体2の周方向においてずらさ
れていることに特徴がある。換言すれば、ロール本体2
のクラウニング部10,11の軸方向長さが、円周方向
各位置で異ならされている。
向長さと他方のクラウニング部11の軸方向長さとの合
計長さが、円周方向各位置でほぼ同一に設定されてい
る。
すれば、このロール本体2の接触相手ロール(例えば図
4のワークロールD)に対する接触応力を軸方向に分散
できるようになる。これにより、接触相手ロールの局部
での摩耗の進行を抑制できるようになるので、従来例の
ように接触相手ロールに輪状溝が形成されてしまうこと
を回避できる結果となる。
ング部10,11を側面から見て上下逆さまとなるよう
に形成していれば、接触相手ロールに対してロール本体
2の外周円筒部が接触する幅を常に一定にできるように
なるので、安定なサポート動作が可能になる。
れるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
の軸方向両端のクラウニング部10,11を側面から見
て上下逆さまとなるように形成した例を挙げているが、
図2に示すように、側面から見て上下同一となるように
形成してもよい。
態では、ロール本体2の軸方向両端のクラウニング部1
0,11とロール本体2の外周円筒部との境界部分を直
線状にした例を挙げているが、図3に示すように、前記
境界部分がサインカーブ状となるように設定することが
できる。
ルとして、図4に示したレベラと呼ばれる矯正機のバッ
クアップロールEを例に挙げたが、圧延機のバックアッ
プロールや中間ロールなどとすることができる。
体の外周円筒部とクラウニング部との境界部分が接触相
手ロールに対して接触する位置を逐一ずらせるようにな
るから、接触相手ロールに対する接触応力を軸方向に分
散できるようになり、接触相手ロールの局部での摩耗の
進行を抑制できるようになる。結果的に、従来例のよう
に接触相手ロールに輪状溝が形成されてしまうことを回
避できるようになる。
ルに対してロール本体の外周円筒部が接触する幅を常に
一定にできるようになるから、安定なサポート動作が可
能になり、圧延精度の向上に貢献できるようになる。
上半分の縦断側面図
の上半分の縦断側面図
ロールの上半分の縦断側面図
圧延機の構成を示す側面図
断側面図
断側面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ロール本体の少なくとも一方軸端部分に
クラウニング部が形成されている圧延機用ロールであっ
て、 ロール本体の前記クラウニング部の軸方向長さが、円周
方向各位置で異ならされている、ことを特徴とする圧延
機用ロール。 - 【請求項2】 ロール本体の軸方向両端にクラウニング
部がそれぞれ形成されている圧延機用ロールであって、 ロール本体の前記両クラウニング部の軸方向長さが、円
周方向各位置で異ならされている、ことを特徴とする圧
延機用ロール。 - 【請求項3】 ロール本体の軸方向両端にクラウニング
部がそれぞれ形成されている圧延機用ロールであって、 ロール本体の前記両クラウニング部の軸方向長さが、円
周方向各位置で異ならされていて、一方クラウニング部
の軸方向長さと他方クラウニング部の軸方向長さとの合
計長さが、円周方向各位置でほぼ同一に設定されてい
る、ことを特徴とする圧延機用ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696198A JP3674746B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 圧延機用ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696198A JP3674746B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 圧延機用ロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061509A true JP2000061509A (ja) | 2000-02-29 |
JP3674746B2 JP3674746B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=17008337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23696198A Expired - Fee Related JP3674746B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 圧延機用ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3674746B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002105947A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Fudo Constr Co Ltd | 回転力伝達装置 |
JP2008307177A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP2010042423A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Ntn Corp | バックアップロール装置 |
-
1998
- 1998-08-24 JP JP23696198A patent/JP3674746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002105947A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Fudo Constr Co Ltd | 回転力伝達装置 |
JP2008307177A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
JP2010042423A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Ntn Corp | バックアップロール装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3674746B2 (ja) | 2005-07-20 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040802 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040806 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050121 |
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