JP4206715B2 - 円すいころ軸受 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば圧延機の圧延ロールの回転支持部等、各種産業機械の回転支持部、或は、鉄道車両の駆動装置や車軸、自動車のデファレンシャルギヤ、その他の機械装置全般の回転支持部を構成する円すいころ軸受の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種産業機械や機械装置の回転支持部にころ軸受が組み込まれているが、大きなラジアル荷重及びアキシアル荷重が加わる回転支持部を構成する為には、転動体として円すいころを使用した円すいころ軸受が使用される。図14はこの様な円すいころ軸受の1例を示している。この円すいころ軸受1は、内周面に円すい凹面状の外輪軌道2を有する外輪3と、外周面に円すい凸面状の内輪軌道4を有する内輪5と、これら外輪軌道2と内輪軌道4との間に転動自在に設けた、複数の円すいころ6、6とから構成される。又、これら各円すいころ6、6は、外周面を上記外輪軌道2及び内輪軌道4に接触する、円すい凸面状の転動面7としている。又、上記内輪5の外周面両端部のうち、大径側端部には大径側鍔部8を、小径側端部には小径側鍔部9を、それぞれ形成している。
【0003】
上述の様に構成される円すいころ軸受1は、ラジアル荷重及びアキシアル荷重を支承しつつ、上記内、外輪5、3の相対回転を自在とする。この為、上記円すいころ軸受1は、上記各円すいころ6、6の大径側端面である頭部10と、上記大径側鍔部8の内側面11とが接触した状態で、これら各円すいころ6、6が上記外輪軌道2と内輪軌道4との間を、自転しつつ公転する。
【0004】
上述の様にラジアル荷重及びアキシアル荷重を支承自在な上記円すいころ軸受1は、例えば、自動車のデファンレンシャルギアに組み込まれて使用される。この場合には、上記外輪3をこのデファンレンシャルギアを構成するハウジングに内嵌し、上記内輪5を端部にギアを固定した回転軸に外嵌する。そして、この円すいころ軸受1により上記回転軸に作用するラジアル荷重及びアキシアル荷重を支承しつつ、この回転軸を上記ハウジングに対して回転自在に支持する。この様に使用される円すいころ軸受1は、例えば、ギア反力によりこのギアを端部に固定した上記回転軸が撓み、この回転軸に外嵌した上記内輪5が上記外輪3に対して傾く場合がある。この様に上記円すいころ軸受1は、使用状態でギア反力やハウジングの剛性低下等の理由により、上記外輪3の中心軸と上記内輪5の中心軸とが互いに交差する状態(ミスアライメント)が生じる場合がある。
【0005】
上記円すいころ軸受1に上述の様なミスアライメントが生じた場合、この円すいころ軸受1を構成する各円すいころ6、6の端部外周縁と上記外輪軌道2及び内輪軌道4とが強く当接し、エッヂロード(局所的な接触面圧の上昇)が発生する。この様なミスアライメントによるエッヂロードの発生を防ぐ為、上記外輪軌道2及び内輪軌道4と、上記各円すいころ6、6の転動面7とのうちの少なくとも一方の面にクラウニング加工を施す事が、従来から行なわれている。尚、クラウニング加工とは、各軌道面(外輪軌道2及び内輪軌道4)或は転動面に、母線の形状が凸状となる様に僅かな曲率を持たせる加工を言う。
【0006】
例えば、上記各円すいころ6、6の転動面7にクラウニング加工を施した場合、円すいころ軸受1にミスアライメントが生じていない状態では、これら各円すいころ6、6の両端部外周縁と上記各軌道面との間に隙間が存在する。この為、円すいころ軸受1にミスアライメントが生じ、上記各円すいころ6、6の両端部外周縁と上記各軌道面とが当接する傾向となった場合でも、上記隙間の存在により、これら各円すいころ6、6の両端部外周縁と上記各軌道面とが強く当接する事がない。この様に、上記各円すいころ6、6の転動面7にクラウニング加工を施す事により、エッヂロードの発生を防ぐ事ができる。上記外輪軌道2及び内輪軌道4にクラウニング加工を施した場合も同様である。
【0007】
ところで、上記ミスアライメントによる上記内、外輪5、3の中心軸同士の交差角度が大きい場合、エッヂロードの発生を防ぐ為には、上記各軌道面或は転動面7に加工するクラウニングの曲率半径を小さくする必要がある。しかし、クラウニングの曲率半径を小さくした場合、ミスアライメントが生じていない正常な状態(上記交差角度が小さい状態、或は、上記中心軸同士が一致している状態)では、上記各軌道面と転動面7との接触面圧がクラウニング加工を施さない場合に比べて高くなる。即ち、これら各軌道面或は転動面7に加工するクラウニングの曲率半径を小さくした場合、クラウニング加工を施していない場合と比べて、上記正常な状態での上記各軌道面と転動面7との接触面積が小さくなる為、これら各面同士の接触面圧が高くなる。この様に、各軌道面と転動面7との接触面圧が高くなると、円すいころ軸受1の寿命低下の原因となる為好ましくない。
【0008】
これに対して、特許文献1に記載された円すいころ軸受の場合、エッヂロードの発生を防ぐと共に、上述の様な接触面圧の増大を防ぐ事ができる。この特許文献1に記載された円すいころ軸受に就いて、後述する本発明の実施の形態の1例を示す図1により説明する。尚、図1は、外輪軌道2a及び内輪軌道4aと円すいころ6aの転動面の形状とを誇張して(曲率半径を実際の場合よりも小さくして)示している。円すいころ軸受1aは、内周面に円すい凹面状の上記外輪軌道2aを有する外輪3aと、外周面に円すい凸面状の上記内輪軌道4aを有する内輪5aと、外周面をこれら外輪軌道2a及び内輪軌道4aに接触する円すい凸面状の転動面とし、これら外輪軌道2aと内輪軌道4aとの間に転動自在に設けられた複数の円すいころ6aとを備える。そして、これら各円すいころ6aの転動面に、一定の曲率半径を有するクラウニング加工を施している。
【0009】
特に、上記特許文献1に記載された円すいころ軸受1aは、上記外輪軌道2a及び内輪軌道4aが、それぞれ、軸方向中央部に軸方向に関する断面形状が一定の曲率半径R1 を有する凹状の第一曲面部12と、この第一曲面部12の両端部から滑らかに連続し、軸方向両端寄りに向かう程上記転動面から離れる方向に形成された第二曲面部13、13とから成る。尚、図示の例では、これら各第二曲面部13、13の軸方向に関する断面形状を、曲率半径R2 の凸円弧としているが、この断面形状を、直線乃至は(R1 よりも大きな曲率半径を有する)凹円弧としても良い。何れにしても、第一、第二、両曲面部12、13の境界を示す鎖線a、b部分で、これら両曲面部12、13が接線を共有して、これら両曲面部12、13が滑らかに連続する。
【0010】
上述の様に構成される円すいころ軸受1aは、前記ミスアライメントが生じていない正常な状態で、上記外輪軌道2a及び内輪軌道4aと上記各円すいころ6aの転動面との接触面圧が高くなる事を防ぐ。即ち、上記正常な状態では、上記各軌道面(外輪軌道2a及び内輪軌道4a)と転動面とはそれぞれの軸方向中央部分で接する事になる。これら各軌道面の軸方向中央部は、上述した様に、それぞれ軸方向に関する断面形状が、一定の曲率半径R1 を有する凹状の第一曲面部12である。又、この第一曲面部12と接する上記転動面は、クラウニング加工を施した、軸方向に関する断面形状が一定の曲率半径R3 を有する凸状である、第三曲面部14である。この為、上記正常な状態での上記各軌道面と転動面との接触面積を確保する事ができ、接触面圧が高くなる事を防止できる。
【0011】
上述の様な構成を有する円すいころ軸受1aは、上記ミスアライメントが生じて、上記外輪3aと内輪5aの中心軸同士の交差角度が大きくなった場合にも、上記各軌道面と転動面との間でエッヂロードが発生する事を防止できる。即ち、上記各円すいころ6aの転動面にクラウニング加工を施しており、更に、上記各軌道面の軸方向両端部を、それぞれ軸方向両端寄りに向かう程上記転動面から離れる様に形成された第二曲面部13、13としている為、上記円すいころ軸受1aが正常な状態では、上記各円すいころ6aの両端部外周縁と上記各軌道面との間に隙間が存在する。この為、上記中心軸同士の交差角度が大きくなって、この隙間が減少若しくは喪失しても、上記円すいころ6aの端部外周縁が上記各軌道面と強く当接する事がなく、エッヂロードが発生する事を防止できる。
【0012】
上記特許文献1に記載された円すいころ軸受1aは、エッヂロードの発生を防ぐ事ができる構造で、接触面圧の増大を防止できるが、この円すいころ軸受1aの低トルク化に就いては考慮されていない。即ち、各種回転支持装置に組み込まれる円すいころ軸受は、これら各種回転支持装置の動力損失を軽減する為にも、動トルクの低減(低トルク化)を図る事が望まれている。円すいころ軸受の低トルク化を図る技術として、円すいころ軸受の内部諸元のうち、円すいころの大きさ等の各部材の寸法を規制する事により低トルク化を図る技術(例えば、特許文献2、特許文献3参照)や、円すいころ軸受の軌道面或は転動面の表面粗さを規制する事により低トルク化を図る技術(例えば、特許文献4参照)がある。
【0013】
【特許文献1】
特開2000−74075号公報
【特許文献2】
特開2000−130433号公報
【特許文献3】
特開平11−210765号公報
【特許文献4】
実公平6−20900号公報
【非特許文献1】
S.Aihara,"A New Running Torque Formula for Tapered Roller Bearings Under Axial Load",Journal of Tribology,JULY 1987,Vol.109,p.471-478
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
円すいころ軸受を構成する各部材の寸法を規制する事は、設計の自由度が狭まると共に、製造コスト上昇の原因ともなる為好ましくない。同様に、上記軌道面或は転動面の表面粗さを規制する事も製造コスト上昇の原因となる。
本発明は、この様な事情に鑑みて、図1に示す様な構造で、設計の自由度を狭める事なく、円すいころ軸受の低トルク化を安価に図れる構造を実現すべく発明したものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の円すいころ軸受は、前述の図1に示した様な従来構造の円すいころ軸受と同様に、外輪と、内輪と、複数の円すいころとを備える。
このうちの外輪は、内周面に円すい凹面状の外輪軌道を有する。
又、上記内輪は、外周面に円すい凸面状の内輪軌道を有する。
又、上記各円すいころは、外周面を上記外輪軌道及び内輪軌道に接触する円すい凸面状の転動面とし、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられている。
そして、上記各円すいころの転動面に、一定の曲率半径を有するクラウニング加工を施している。
【0016】
特に、本発明の円すいころ軸受に於いては、上記外輪軌道及び内輪軌道は、それぞれの軸方向中央部に設けられた、軸方向長さがL1 で軸方向に関する断面形状が一定の曲率半径R1 を有する凹状の第一曲面部と、この第一曲面部の両端部から滑らかに連続し、軸方向両端寄りに向かう程上記転動面から離れる方向に形成された第二曲面部とから成るものである。
そして、上記円すいころの軸方向長さをL2 とし、上記転動面の軸方向に関する断面形状の曲率半径をR3 とした場合に、次の(1) 、(2)の条件を何れも満たす。
(1) 0.3≦L1 /L2 ≦0.5
(2) 0.5≦R3 /R1 ≦0.8
【0017】
【作用】
上述の様に構成する本発明の円すいころ軸受の場合には、前述した特許文献1に記載された円すいころ軸受と同様に、円すいころ軸受にミスアライメントが生じていない状態での接触面圧の増大を防ぐと共に、ミスアライメントが生じた場合にもエッヂロードの発生を防ぐ。
特に、本発明では、円すいころ軸受を構成する各部材の寸法を規制したり、軌道面や転動面の表面粗さを規制する事なく、円すいころ軸受の低トルク化を図る事ができる。この理由に就いて、以下、詳述する。
【0018】
円すいころ軸受の動トルクの計算式は、非特許文献1に記載されている次式により表される。
【数1】
【数2】
【0019】
尚、上述した各式中の記号は、図15に示す様に、Da は軸方向中央位置に於ける円すいころ6の直径を、Ro は、軸方向中央位置での転動面と外輪軌道2との接触点(A点)の半径を、Ri は、同じく転動面と内輪軌道4との接触点(B点)の半径を、eは、内輪軌道4から円すいころ6の頭部と大径側鍔部8の内側面11との接触部の中心(C点)までの距離を、βは円すいころ6のコーン角の1/2を、それぞれ表している。
又、Mは円すいころ軸受1の動トルクを、Mo は図15(B)に示す様に、外輪3と円すいころ6との間に作用するモーメントを、Mi は同じく内輪5と円すいころ6との間に作用するモーメントを、それぞれ表している。又、Zは円すいころ6の数を、μは摩擦係数を、Fa は円すいころ軸受1に負荷されるアキシアル荷重を、Λr は上記大径側鍔部8の内側面11と円すいころ6の頭部10との間の油膜厚さとこれら内側面11と頭部10との合成粗さとの比を、Lは熱負荷係数を、αo は粘度の圧力係数を、G、U、Wはそれぞれ無次元量を、Re は等価半径を、Lは軌道面と転動面との有効接触長さを、それぞれ表している。
【0020】
上記(1)式の右辺の第2項は、円すいころ6の頭部10と大径側鍔部8の内側面11との摩擦抵抗を示す項である。この第2項中のΛr は円すいころ軸受1の回転数の増加に伴い大きくなる。従って、第2項全体は回転数の増大に伴い小さくなる。この為、円すいころ軸受1の動トルクは上記(1)式の第1項が支配的である。この第1項は、外輪軌道2及び内輪軌道4と円すいころ6の転動面との接触部の転がり抵抗を示す項であり、この転がり抵抗の各モーメントMo 、Mi は上記(2)式により表される。この(2)式から、これら各モーメントMo 、Mi は有効接触長さLに比例する事が分かる。従って、上記円すいころ軸受1の動トルクMは、この有効接触長さLを短くすれば小さくなると考えられる。
【0021】
上記有効接触長さLは、上記円すいころ軸受1に負荷する荷重が小さければ短くなる。しかし、この荷重の大きさに関わらず、上記有効接触長さLを短くする為には、外輪軌道及び内輪軌道と円すいころの転動面との関係を規制する必要がある。本発明の様な構造の場合、上記有効接触長さLを短くする為には、上記円すいころの軸方向長さL2 に対して第一曲面部の軸方向長さL1 を短くするか、或は、この第一曲面部の母線の曲率半径R1 に対して第三曲面部の母線の曲率半径R3 を小さくすれば良い。本発明の場合、0.3≦L1 /L2 ≦0.5、且つ、0.5≦R3 /R1 ≦0.8に規制している為、円すいころ軸受の低トルク化を図る事ができる。
【0022】
上述の様に本発明では、L1 /L2 、且つ、R3 /R1 を規制するのみで良い。言い換えれば、円すいころ軸受を構成する各部材の寸法を規制したり、軌道面や転動面の表面粗さを規制する必要がない。この為、円すいころ軸受の設計の自由度が低下したり、製造コストを高くする事なく、円すいころ軸受の低トルク化を図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態の1例を示している。尚、本発明の特徴は、外輪軌道2a及び内輪軌道4aと円すいころ6aの転動面との有効接触長さを短くする事により、円すいころ軸受1aの低トルク化を図る点にある。その他の構造及び作用は、前述の特許文献1に記載された円すいころ軸受に就いて説明した場合と同様であるから、この同様部分に関する説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0024】
本例の円すいころ軸受1aは、上記外輪軌道2a及び内輪軌道4aの軸方向中央部に形成した第一曲面部12の軸方向長さ(鎖線a、b間の距離)をL1 、この第一曲面部12の母線の曲率半径をR1 とし、上記円すいころ6aの軸方向長さをL2 、この円すいころ6aの転動面である第三曲面部14の母線の曲率半径をR3 とした場合、次の(1) 、 (2) の条件を何れも満たす。
(1) L1 /L2 ≦0.5
(2) R3 /R1 ≦0.8
【0025】
例えば、内径が40mm、外径が80mm、円すいころ6aの軸方向長さL2 が16mmの円すいころ軸受1aの場合、第一曲面部12の軸方向長さを8mm、この第一曲面部12の母線の曲率半径R1 を150mm、第三曲面部14の母線の曲率半径R3 を120mmとする。この場合には、L1 /L2 =0.5、R3 /R1 =0.8となり、上記(1) 及び(2) の条件を何れも満たす。尚、円すいころ軸受1aの耐久寿命を考慮すると、L1 /L2 ≧0.4、R3 /R1 ≧0.65とする事が好ましい。即ち、L1 /L2 <0.4、R3 /R1 <0.65の場合、外輪軌道2a及び内輪軌道4aの各軌道面と円すいころ6aの転動面との接触面圧が高くなり、円すいころ軸受1aの寿命が低下する原因となる。但し、加わる荷重が限られて寿命低下に関してあまり考慮する必要がない反面、低トルク化に対する要求が厳しい場合には、0.3≦L1 /L2 <0.4、0.5≦R3 /R1 <0.65の範囲も、採用可能である。
【0026】
上述の様に構成する本例の円すいころ軸受1aの場合、エッヂロードの発生及び接触面圧の増大を防止する構造及び作用に就いては、前述した特許文献1に記載された円すいころ軸受1aの場合と同様である。
特に、本例では、上記第1の曲面部12の軸方向長さL1 と円すいころ6aの軸方向長さL2 との比、及び、上記第3の曲面部14の母線の曲率半径R3 と上記第1の曲面部12の母線の曲率半径R1 との比を上述の様に規制する事により、上記外輪軌道2a及び内輪軌道4aの各軌道面と上記円すいころ6aの転動面との有効接触長さを短くしている。この様に有効接触長さを短くすれば、上記円すいころ軸受1aの低トルク化を図る事ができる。この様に、本例の場合には、L1 /L2 及びR3 /R1 を規制するのみで低トルク化を図れる。そして、円すいころ軸受1aを構成する各部材の寸法を規制したり、上記各軌道面や転動面の表面粗さを規制する必要がない。この為、円すいころ軸受1aの設計の自由度が低下したり、製造コストを高くする事なく、この円すいころ軸受1aの低トルク化を図る事ができる。
【0027】
【実施例】
本発明の効果を確認する為に行なった計算結果に就いて説明する。先ず、内径が40mm、外径が85mm、基本動定格荷重が71500Nの円すいころ軸受に就いて、図1を参照して説明する。本実施例では、外輪軌道2a及び内輪軌道4aの各軌道面の軸方向中央部に形成した第一曲面部12の軸方向長さL1 と、円すいころ6aの転動面である第三曲面部14の母線の曲率半径R3 とをパラメータとして、前述した非特許文献1に記載された(1)、(2)式によりそれぞれの動トルクMを計算した。
【0028】
上記パラメータは、L1 /L2 が0.15〜0.95、R3 /R1 が0.35〜0.95の間で、それぞれ変化させた。この結果を図2〜4に示す。尚、動トルクMは、上記L1 /L2 及びR3 /R1 がそれぞれ0.95の時を1として、これに対する比により示している。この比は、次のイ〜ニに示す様に、0.2毎に区切ってそれぞれの範囲を各図に示している。
イ : 0.8≦M≦1.0
ロ : 0.6≦M<0.8
ハ : 0.4≦M<0.6
ニ : 0.2≦M<0.4
尚、本実施例では、上記比が0.8以下となる場合に、円すいころ軸受の低トルク化を図れたと判断した。
【0029】
又、図2は、円すいころ軸受1aに負荷するアキシアル荷重Fa とラジアル荷重Fr との比Fa /Fr が∞(負荷する荷重がアキシアル荷重のみ)の場合を、図3は、Fa /Fr が0.75の場合を、図4は、Fa /Fr が0.5の場合を、それぞれ示している。更に、各図の(A)は、負荷した荷重Pの基本動定格荷重Cに対する比P/Cが0.2、(B)は0.15、(C)は0.1の場合を、それぞれ示している。
【0030】
上述した図2〜4から動トルクの比(L1 /L2 =0.95、R3 /R1 =0.95の時の動トルクに対する比)が0.8となる、L1 /L2 とR1 /R3 の値をそれぞれ読み取った結果を、図5に示す。同図の(A)はL1 /L2 に就いて、(B)はR3 /R1 に就いて、それぞれ示している。又、各図に示す「◇」はFa /Fr が∞の場合を、「□」はFa /Fr が0.75の場合を、「△」はFa /Fr が0.5の場合を、それぞれ示している。この図5から、上記仕様(内径が40mm、外径が85mm、基本動定格荷重が71500N)の円すいころ軸受の場合、L1 /L2 ≦0.5の時、R3 /R1 ≦0.85の時に、それぞれ負荷荷重Pの大きさに拘らず、上記動トルクの比が0.8以下になる事が分かる。尚、上記図5(A)では、「◇」と「□」とが重なって示されている。又、図5(B)では、全ての符号が重なって示されている。
【0031】
次に、内径が85mm、外径が150mm、基本動定格荷重が210000N{日本精工(株)製、呼び番号HR32217J}の円すいころ軸受と、内径が180mm、外径が280mm、基本動定格荷重が640000N{日本精工(株)製、呼び番号HR32036XJ}の円すいころ軸受に就いても、上述した実施例と同様に動トルクMに就いて計算した。この結果を図6〜13に示す。このうちの図6〜8は、呼び番号HR32217Jの円すいころ軸受の上記動トルクの比に就いて、L1 /L2 とR3 /R1 との関係を示している。又、この図6〜8から、上記動トルクの比が0.8となる場合を読み取った結果を、図9に示す。この図9より、上記呼び番号HR32217Jの円すいころ軸受の場合、L1 /L2 ≦0.5の時、R1 /R3 ≦0.8の時に、それぞれ負荷荷重Pの大きさに拘らず、上記動トルクの比が0.8以下となる事が分かる。尚、上記図9(A)では、P/Cが0.1及び0.15の時に全ての符号が重なって示されている。又、図9(B)では、「□」と「△」とが重なって示されている。
【0032】
一方、図10〜12は、呼び番号HR32036XJの円すいころ軸受の上記動トルクの比に就いて、L1 /L2 とR3 /R1 との関係を示している。又、この図10〜12から、上記動トルクの比が0.8となる場合を読み取った結果を、図13に示す。この図13より、上記呼び番号HR32036XJの円すいころ軸受の場合、L1 /L2 ≦0.55の時、R1 /R3 ≦0.8の時に、それぞれ負荷荷重Pの大きさに拘らず、上記動トルクの比が0.8以下となる事が分かる。尚、上記図13(A)では、P/Cが0.1及び0.2の時に全ての符号が、P/Cが0.15の時に「□」と「△」とが、それぞれ重なって示されている。又、図13(B)では、P/Cが0.1の時に「□」と「△」とが、P/Cが0.15及び0.2の時に「◇」と「□」とが、それぞれ重なって示されている。又、上述した図6〜9及び図10〜13は、それぞれ前述した図2〜5に対応しており、各図の符号等の意味も同様である。
【0033】
上述した各実施例より、本発明の条件である、
(1) L1 /L2 ≦0.5
(2) R3 /R1 ≦0.8
を何れも満たせば、円すいころ軸受の低トルク化を図れる事が分かる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の円すいころ軸受は、以上に述べた通り構成され作用するので、円すいころ軸受にミスアライメントが生じた場合にもエッヂロードの発生を防ぎ、ミスアライメントが生じていない場合には接触面圧の増大を防ぐ構造の円すいころ軸受の低トルク化を安価に図れ、この円すいころ軸受を組み込んだ各種回転支持装置の動力損失の軽減を図る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を、軌道面及び転動面の形状を誇張して示す半部断面図。
【図2】本発明の効果を確認する為に行なった計算の結果の第1例を示す分布図。
【図3】同第2例を示す分布図。
【図4】同第3例を示す分布図。
【図5】図2〜4で動トルクの比が0.8である場合を読み取った結果を示す線図。
【図6】本発明の効果を確認する為に行なった計算の結果の第4例を示す分布図。
【図7】同第5例を示す分布図。
【図8】同第6例を示す分布図。
【図9】図6〜8で動トルクの比が0.8である場合を読み取った結果を示す線図。
【図10】本発明の効果を確認する為に行なった計算の結果の第7例を示す分布図。
【図11】同第8例を示す分布図。
【図12】同第9例を示す分布図。
【図13】図10〜12で動トルクの比が0.8である場合を読み取った結果を示す線図。
【図14】従来の円すいころ軸受を示す、部分切断斜視図。
【図15】本発明の作用を説明する為に示す、(A)は円すいころ軸受の半部断面図、(B)は(A)のイ−イ断面部分の模式図。
【符号の説明】
1、1a 円すいころ軸受
2、2a 外輪軌道
3、3a 外輪
4、4a 内輪軌道
5、5a 内輪
6、6a 円すいころ
7 転動面
8 大径側鍔部
9 小径側鍔部
10 頭部
11 内側面
12 第一曲面部
13 第二曲面部
14 第三曲面部
Claims (2)
- 内周面に円すい凹面状の外輪軌道を有する外輪と、外周面に円すい凸面状の内輪軌道を有する内輪と、外周面を上記外輪軌道及び内輪軌道に接触する円すい凸面状の転動面とし、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の円すいころとを備え、これら各円すいころの転動面に一定の曲率半径を有するクラウニング加工を施している円すいころ軸受に於いて、上記外輪軌道及び内輪軌道は、それぞれの軸方向中央部に設けられた、軸方向長さがL1 で軸方向に関する断面形状が一定の曲率半径R1 を有する凹状の第一曲面部と、この第一曲面部の両端部から滑らかに連続し、軸方向両端寄りに向かう程上記転動面から離れる方向に形成された第二曲面部とから成るものであり、上記円すいころの軸方向長さをL2 とし、上記転動面の軸方向に関する断面形状の曲率半径をR3 とした場合に、次の(1) 、(2) の条件を何れも満たす事を特徴とする円すいころ軸受。
(1) 0.3≦L1 /L2 ≦0.5
(2) 0.5≦R3 /R1 ≦0.8 - (1) 、 (2) が、次の条件である、請求項1に記載した円すいころ軸受。
(1) 0.3≦L 1 /L 2 <0.4
(2) 0.5≦R 3 /R 1 <0.65
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