JP3838317B2 - 圧延機用の分割バックアップロール - Google Patents

圧延機用の分割バックアップロール Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧延機用の分割バックアップロールに関する。この分割バックアップロールは、例えば多段クラスタ圧延機に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来から、圧延対象となる板材に対するワークロールの圧延荷重がエッジ側において過大となるために、板材の幅方向中央側の板厚よりも幅方向両端側の板厚が薄くなることが知られている。
【0003】
これに対して、多段クラスタ圧延機では、その分割バックアップロールについて円周所要角度位置でのクラウンパターンを調整できるようにしており、このクラウンパターンを調整することにより、前述した板厚ばらつきを抑制できるようになっている。
【0004】
このクラウンパターン調整可能な分割バックアップロールの構成は、例えば特開平1−237011号公報に示すように、芯軸の外周の軸方向数カ所にそれぞれ偏心量の異なる偏心ブッシュを取り付け、これら各偏心ブッシュの外周に、複列ころ軸受をそれぞれ外嵌装着した構成になっており、芯軸の位相角度を変えることにより、複列ころ軸受それぞれの外輪によるクラウンパターンを可変調整するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなクラウンパターン調整可能な分割バックアップロールでは、芯軸に対して偏心ブッシュを回り止めした状態で取り付ける必要があり、そのために、芯軸にキーを設けるとともに、偏心ブッシュにキー溝を設け、それらをキー結合するようにしている。
【0006】
しかしながら、前述の偏心ブッシュのキー溝は、複列ころ軸受への潤滑油供給通路と連通していることがあるために、圧延水がキー溝から潤滑油供給通路を介して複列ころ軸受の内部に侵入することがあり、軸受寿命の低下をもたらすことがあった。
【0007】
これに対し、本願出願人は、偏心ブッシュを廃止し、その代わりに芯軸の外周面に軸受装着用円筒部を偏心させて形成することを考えた。しかしながら、この形態については、芯軸に偏心させて形成した各軸受装着用円筒部に対する複列ころ軸受の組み込みが不可能になる。というのは、芯軸に対して複列ころ軸受を組み込むとき、芯軸の一方軸端側から複列ころ軸受を順次組み込む必要があるが、芯軸の一方軸端側から他方軸端側へかけて複数の偏心させた軸受装着用円筒部を設けているために、複列ころ軸受を各軸受装着用円筒部を通過させるときの芯軸と複数ころ軸受との相対位置を調整するときに芯軸あるいは複数ころ軸受のいずれかを上下左右に微妙に変位させる作業が必要になるのである。この変位作業がきわめて面倒なのである。
【0008】
このような事情に鑑み、本発明は、クラウンパターン調整可能な分割バックアップロールにおいて、組み立て作業を簡易化できるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる圧延機用の分割バックアップロールは、芯軸の軸方向数カ所に配設される転がり軸受それぞれの外輪の円周所要角度位置でのクラウンパターンを放物線状にし、芯軸がその一方軸端に設けられる回動操作部により回動操作されたときに、前記クラウンパターンが可変調整されるもので、芯軸の軸方向数カ所に、他方軸端側から回動操作部側へ向けて外径寸法が漸次大きく設定される軸受装着用円筒部が設けられ、軸方向中央の軸受装着用円筒部よりも回動操作部側の軸受装着用円筒部について、その外周面における円周所要角度位置を軸方向中央の軸受装着用円筒部と面一に揃えるように、芯軸に対して偏心させて形成し、軸方向中央の軸受装着用円筒部よりも他方軸端側の軸受装着用円筒部について、その外周面において前記回動操作部側の軸受装着用円筒部と軸方向中央の軸受装着用円筒部とが面一となる円周所要角度位置と180度対向する角度位置を軸方向中央の軸受装着用円筒部と面一に揃えるように、芯軸に対して偏心させて形成し、これら各軸受装着用円筒部に対して、互いに同一外径でかつ内径寸法がそれぞれ各軸受装着用円筒部の外径寸法とほぼ同一に設定される同心ブッシュが外嵌装着され、これら各同心ブッシュに対して、互いに外径寸法および内径寸法が同一の転がり軸受がそれぞれ外嵌装着されている。
【0010】
要するに、本発明では、従来例のような偏心ブッシュを廃止して、芯軸の軸方向数カ所に互いに外径寸法の異なる軸受装着用円筒部を偏心させて形成するようにしている。そして、芯軸に対して一方向から各転がり軸受を組み込む必要があることを考慮して、各軸受装着用円筒部の外径寸法を組み込み方向上流から下流へ向けて漸次大きく設定するとともに、このような各軸受装着用円筒部にそれの外径寸法に対応する内径寸法を有する複数の同心ブッシュを外嵌装着させるようにしている。
【0011】
これだと、従来のように偏心ブッシュを回り止めさせるためのキー溝から圧延水が侵入するという不具合の発生を無くせる。
【0012】
そして、芯軸に対して各同心ブッシュを装着するとき、芯軸の回動操作部側へ向けて外径寸法が徐々に大きくなる円筒部に対して、内径寸法の大きな同心ブッシュから順に装着できるようになるから、当該同心ブッシュを対応する軸受装着用円筒部に到達させるまでの挿通作業が簡単に行えるようになる。
【0013】
しかも、芯軸においてその軸方向中央の軸受装着用円筒部よりも反回動操作部側の軸受装着用円筒部について、その円周所要角度位置を面一に揃えているから、転がり軸受の装着時において軸方向中央の軸受装着用円筒部の位置まで、転がり軸受の上下方向位置を変位させずに固定したままの姿勢にできるようになり、また、軸方向中央の軸受装着用円筒部を越えた後も、前記同様に、転がり軸受の上下方向位置を変位させずに固定したままの姿勢にできるようになる。このため、同心ブッシュを対応する軸受装着用円筒部に到達させるまでの送り作業が簡単になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0015】
図1ないし図9に本発明の一実施形態を示している。図1は、多段クラスタミルの概略構成を示す側面図、図2は、分割バックアップロールの斜視図、図3は、分割バックアップロールの縦断正面図、図4は、分割バックアップロールの芯軸の斜視図、図5は、図3の(X)−(X)線を断面にして矢印Y方向から見た図、図6は、図3の(X)−(X)線を断面にして芯軸のみを矢印Y方向から見た図、図7は、図3の(X)−(X)線を断面にして芯軸のみを矢印Z方向から見た図、図8は、芯軸に対して第1エッジ軸受および同心ブッシュの組立体を装着するときの形態を示す説明図、図9は、芯軸に対して第1センタ軸受および同心ブッシュの組立体を装着するときの形態を示す説明図である。なお、これらの図面では、発明のポイントを強調するために、各部の寸法偏差を誇張して示している。
【0016】
図1において、1は上下に1つずつ配設されるワークロール、2は上下に2つずつ配設される中間ロール、3は上下に1つずつ配設される小径の分割補強ロール、4は上下に2つずつ配設される分割バックアップロールである。上下のワークロール1の間を板材などのワークWが通過させられる。
【0017】
ところで、分割バックアップロール4は、中間ロール2の軸方向各部に対する接触圧を適宜可変調整できるように、中間ロール2に当接する角度位置でのクラウンパターンを変更可能な構造になっている。
【0018】
詳しくは、分割バックアップロール4は、芯軸10の軸方向6カ所に、それぞれ複列ころ軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bを同心ブッシュ50〜55を介して外嵌装着した構成である。
【0019】
なお、軸方向中央の2つの複列ころ軸受20A,20Bをセンタ軸受と呼び、その両側の2つの複列ころ軸受30A,30Bをクォータ軸受と呼び、さらに軸方向両端の2つの複列ころ軸受40A,40Bをエッジ軸受と呼ぶ。
【0020】
このうち、2つのセンタ軸受20A,20Bの回転中心は、芯軸10の回転中心Oと合致されているが、残り4つの軸受30A,30B,40A,40Bの回転中心P1〜P4は、芯軸10の回転中心Oに対してそれぞれ個別に偏心されている。なお、クォータ軸受30A,30Bの偏心量をhとすると、エッジ軸受40A,40Bの偏心量は2hにと大きく設定されている。このような各軸受20〜40の偏心状態により、中間ロール2に対して当接する円周1カ所でのクラウンパターンが放物線状に形成されるようになっている。
【0021】
また、芯軸10の一方軸端には、図示しない回転駆動機構に噛合される回動操作ギヤ60が設けられており、この回転駆動機構でもって芯軸10を、図5の矢印で示すように時計方向や反時計方向に回転すれば、中間ロール2に対して当接する部位でのクラウンパターンを可変調整することができる。
【0022】
以下においては、各軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bのうち、回動操作ギヤ60側に位置するものを第1エッジ軸受40A、第1クォータ軸受30Aならびに第1センタ軸受20Aと呼び、反回動操作ギヤ60側に位置するものを第2エッジ軸受40B、第2クォータ軸受30Bならびに第2センタ軸受20Bと呼ぶものとする。
【0023】
次に、本発明の特徴について説明する。つまり、上述したような分割バックアップロール4において、クォータ軸受30A,30Bおよびエッジ軸受40A,40Bを芯軸10の回転中心Oに対して偏心させるために、図3および図4に示すように、芯軸10においてクォータ軸受30A,30Bおよびエッジ軸受40A,40Bの取り付け対象領域に円筒部11,12,15,16を芯軸10の回転中心Oに対して偏心させて形成し、そこに同心ブッシュ50〜55を介してクォータ軸受30A,30Bおよびエッジ軸受40A,40Bを外嵌装着させている。なお、芯軸10において、センタ軸受20A,20Bの装着部位には、円筒部13,14が芯軸10の回転中心Oに対して同心状に形成されている。以下においては、前述の偏心させた円筒部11,12,15,16を偏心円筒部と称し、同心状の円筒部13,14を同心円筒部と称する。
【0024】
このように、従来のような偏心ブッシュを用いずに、芯軸10に4つの円筒部11,12,15,16を偏心させて一体に形成するようにしていれば、従来例のように圧延水がキー溝を伝って各軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bの内部に侵入するという不具合の発生を回避できる。
【0025】
ところで、芯軸10の一方軸端側には、回動操作ギヤ60を装着してあるから、このような芯軸10に対して同心ブッシュ50〜55および各軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bを装着するときに、その装着方向について芯軸10において回動操作ギヤ60の存在しない他方軸端側からにしなければならない。
【0026】
このとき、芯軸10の偏心円筒部11,12,15,16および同心円筒部13,14のそれぞれを同一外径に設定すると、同心ブッシュ50〜55を装着しずらくなるので、下記(1)〜(4)のように規定している。
【0027】
(1) 芯軸10の偏心円筒部11,12,15,16および同心円筒部13,14の外径寸法SR1〜SR6を、SR1>SR2>SR3=SR4>SR5>SR6の関係に設定する。
【0028】
(2) 各同心ブッシュ50〜55について、その外径寸法をそれぞれ同一にし、内径寸法BR1〜BR6を、芯軸10の各円筒部11〜16の外径寸法に応じて、BR1>BR2>BR3=BR4>BR5>BR6の関係に設定する。
【0029】
ここで、BR1は第1エッジ軸受40A用の同心ブッシュ50の内径寸法、BR2は第1クォータ軸受30A用の同心ブッシュ51の内径寸法、BR3,BR4はセンタ軸受20A,20B用の同心ブッシュ52,53の内径寸法、BR5は第2クォータ軸受30B用の同心ブッシュ54の内径寸法、BR6は第2エッジ軸受40B用の同心ブッシュ55の内径寸法である。また、SR1は第1エッジ軸受40A用の偏心円筒部11の外径寸法、SR2は第1クォータ軸受30A用の偏心円筒部12の外径寸法、SR3,SR4は同心円筒部13,14の外径寸法、SR5は第2クォータ軸受30B用の偏心円筒部15の外径寸法、SR6は第2エッジ軸受40B用の偏心円筒部16の外径寸法である。
【0030】
(3) 図3に示すように、回動操作ギヤ60側の2つの偏心円筒部11,12については、それらの外周面における円周所要角度位置の一点を同心円筒部13,14の外周面に対して面一に揃え、また、反回動操作ギヤ60側の2つの偏心円筒部15,16については、それらの外周面において前記偏心円筒部11,12と同心円筒部13,14とが面一となる円周所要角度位置と180度対向する角度位置の一点を同心円筒部13,14の外周面に対して面一に揃えるように設定する。
【0031】
(4) 各軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bの内径寸法および外径寸法を、互いに同一とする。但し、第1、第2エッジ軸受40A,40Bについては、他の軸受20A,20B,30A,30Bよりも幅寸法を大きく設定している。
【0032】
なお、上述したようにセンタ軸受20A,20Bに対するクォータ軸受30A,30Bの偏心量をhに、また、センタ軸受20A,20Bに対するエッジ軸受40A,40Bの偏心量を2hとした場合だと、SR1=SR3(SR4)+4h、SR2=SR3(SR4)+2h、SR5=SR3(SR4)−2h、SR6=SR3(SR4)−4hに設定すればよく、同様に、BR1=BR3(BR4)+4h、BR2=BR3(BR4)+2h、BR5=BR3(BR4)−2h、BR6=BR3(BR4)−4hに設定すればよい。
【0033】
また、各ブッシュ50〜55は、各円筒部11〜16に対してより装着しやすくするために、ルーズフィット状態で嵌合させるようにしてもよい。つまり、BR1=SR1+Δα、BR2=SR2+Δα、BR3=SR3+Δα、BR4=SR4+Δα、BR5=SR5+Δα、BR6=SR6+Δαの関係に設定する。このような嵌め合い形態であると、各ブッシュ50〜55がクリープする可能性があるが、仮にクリープしたとしてもクラウンパターンは変わらないので、何も支障ない。
【0034】
このようにすれば、各複列ころ軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bによる円周所要角度位置でのクラウンパターンを放物線状にすることができて、しかも、各複列ころ軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bを外装した各同心ブッシュ50〜55を、芯軸10の軸方向所要位置に対して反回動操作ギヤ60側から順次装着するときに、スムーズに挿入することができるようになる。
【0035】
例えば、図8に示すように、芯軸10において回動操作ギヤ60側に最も近い偏心円筒部11に対して、第1エッジ軸受40Aおよび同心ブッシュ50の組立体を装着するときには、当該同心ブッシュ50の内径寸法が、他の円筒部12〜16よりも大きいから、通過させることが容易になるのである。また、図9に示すように、芯軸10の中央の同心円筒部13に対して、第1センタ軸受20Aおよび同心ブッシュ52の組立体を装着するときには、当該同心ブッシュ52の内径寸法が、他の円筒部14〜16よりも大きいから、通過させることが容易になるのである。
【0036】
要するに、まず、芯軸10の回動操作ギヤ60側へ向けて外径寸法が徐々に大きくなる円筒部11〜16に対して、内径寸法の大きな同心ブッシュから順に装着すればよいから、当該同心ブッシュを対応する円筒部に到達させるまでの挿通作業が簡単に行えるようになる。
【0037】
しかも、芯軸10においてそのセンタ軸受20A,20B用の同心円筒部13,14と第2クォータ軸受30B用の偏心円筒部15と第2エッジ軸受40B用の偏心円筒部16とについて、その円周所要角度位置を面一に揃えているから、そこを各軸受と同心ブッシュの組立体を通過させるときに、それらの上下方向位置をほとんど変位させずに固定したままの姿勢にできるようになり、また、同心円筒部13,14を通過させた後も、前記同様に、上下方向位置を変位させずに固定したままの姿勢にできるようになる。そのため、各軸受20A,20B,30A,30B,40A,40Bと各同心ブッシュ50〜55の組立体を、対応する円筒部11〜16に到達させるまでの送り作業が簡単になるのである。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、クラウンパターン調整可能な分割バックアップロールを、転がり軸受内への圧延水の侵入を防止したうえで、組み立て作業を簡易化した構造とすることができるので、軸受寿命の向上と製作コストの低減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の多段クラスタミルの概略構成を示す側面図
【図2】図1中の分割バックアップロールの斜視図
【図3】図2の分割バックアップロールの縦断正面図
【図4】図2の分割バックアップロールの芯軸の斜視図
【図5】図3の(X)−(X)線を断面にして矢印Y方向から見た図
【図6】図3の(X)−(X)線を断面にして芯軸のみを矢印Y方向から見た図
【図7】図3の(X)−(X)線を断面にして芯軸のみを矢印Z方向から見た図
【図8】芯軸に対して第1エッジ軸受および同心ブッシュの組立体を装着するときの形態を示す説明図
【図9】芯軸に対して第1センタ軸受および同心ブッシュの組立体を装着するときの形態を示す説明図
【符号の説明】
2 中間ロール
4 分割バックアップロール
W ワーク
10 分割バックアップロールの芯軸
11 芯軸における第1エッジ軸受用の偏心円筒部
12 芯軸における第1クォータ軸受用の偏心円筒部
13 芯軸における第1センタ軸受用の同心円筒部
14 芯軸における第2センタ軸受用の同心円筒部
15 芯軸における第2クォータ軸受用の偏心円筒部
16 芯軸における第2エッジ軸受用の偏心円筒部
20A 第1センタ軸受
20B 第2センタ軸受
30A 第1クォータ軸受
30B 第2クォータ軸受
40A 第1エッジ軸受
40B 第2エッジ軸受
50 第1エッジ軸受用の同心ブッシュ
51 第1クォータ軸受用の同心ブッシュ
52 第1センタ軸受用の同心ブッシュ
53 第2センタ軸受用の同心ブッシュ
54 第2クォータ軸受用の同心ブッシュ
55 第2エッジ軸受用の同心ブッシュ
60 回動操作ギヤ

Claims (1)

  1. 芯軸の軸方向数カ所に配設される転がり軸受それぞれの外輪の円周所要角度位置でのクラウンパターンを放物線状にし、芯軸がその一方軸端に設けられる回動操作部により回動操作されたときに、前記クラウンパターンが可変調整される圧延機用の分割バックアップロールであって、
    芯軸の軸方向数カ所に、他方軸端側から回動操作部側へ向けて外径寸法が漸次大きく設定される軸受装着用円筒部が設けられ、
    軸方向中央の軸受装着用円筒部よりも回動操作部側の軸受装着用円筒部について、その外周面における円周所要角度位置を軸方向中央の軸受装着用円筒部と面一に揃えるように、芯軸に対して偏心させて形成し、
    軸方向中央の軸受装着用円筒部よりも他方軸端側の軸受装着用円筒部について、その外周面において前記回動操作部側の軸受装着用円筒部と軸方向中央の軸受装着用円筒部とが面一となる円周所要角度位置と180度対向する角度位置を軸方向中央の軸受装着用円筒部と面一に揃えるように、芯軸に対して偏心させて形成し、
    これら各軸受装着用円筒部に対して、互いに同一外径でかつ内径寸法がそれぞれ各軸受装着用円筒部の外径寸法とほぼ同一に設定される同心ブッシュが外嵌装着され、
    これら各同心ブッシュに対して、互いに外径寸法および内径寸法が同一の転がり軸受がそれぞれ外嵌装着されている、ことを特徴とする圧延機用の分割バックアップロール。
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