JP2731736B2 - クラスタミル用中高調整システム - Google Patents

クラスタミル用中高調整システム

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JP2731736B2
JP2731736B2 JP7006113A JP611395A JP2731736B2 JP 2731736 B2 JP2731736 B2 JP 2731736B2 JP 7006113 A JP7006113 A JP 7006113A JP 611395 A JP611395 A JP 611395A JP 2731736 B2 JP2731736 B2 JP 2731736B2
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shaft
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eccentric
axis
ring
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ジー.センジミア マイクル
ダブリュ.ターリィ ジョン
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TEI SENJIMIA Inc
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TEI SENJIMIA Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/14Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
    • B21B13/147Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/02Shape or construction of rolls
    • B21B27/03Sleeved rolls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49863Assembling or joining with prestressing of part
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は、1−2−3−4ロール配列の
20段クラスタミルに関し、更に詳しくは、より複雑な
ロール隙間輪郭の達成を可能にすべく横剛性をかなり減
少した、裏当て組立体の構成および第2中間アイドラロ
ールの改良に関する。
【0002】
【背景技術】この発明は、金属ストリップの冷間圧延に
使用し、米国特許明細書2,169,711;2,18
7,250;2,479,974;2,776,586
および4,289,013に示されているような、1−
2−3−4ロール配列の20段クラスタミルに適用し、
そのようなミルは、普通“センジミアミル”、“Zミ
ル”または“センジミア”として知られている。
【0003】それは、ストリップの幅を横切るあらゆる
点で均一な伸びを得、それによって均一な張力分布と平
面度のよいストリップを可能にするために、圧延ミルの
形状をストリップの形状に適合するための改良された手
段に関係する。
【0004】この発明が向けられている種類のクラスタ
ミルにおいては、図1乃至図5に示すように、圧延工程
中、間をストリップ8が通る1対の加工ロール12が四
つの第1中間ロール13の組によって支持され、次にこ
れらの中間ローラが、四つの被駆動ロール15と二つの
非被駆動アイドラロール14から成る六つの第2中間ロ
ールの組によって支持される。第2中間ロールは、次に
各々軸18に取り付けられた複数のローラ軸受30から
成る八つの裏当て組立体によって支持される。軸18
は、その長さに沿って間隔をおいてサドルによって支持
され、各サドルは、リング31とシュー29(これらの
部品は互いにボルト止めされている)から成る。これら
のサドルシュー29は、米国特許明細書3,815,4
01に一般的に説明されている種類の、ミルハウジング
10の一連の穴に設けられている。
【0005】裏当て組立体およびそれらの構成部品を、
図5に示すように、作業者の側またはミルの前方から見
た図で、最左上組立体を“A”と名付け、このミルの周
りに時計回りに進んで、残りの組立体を“B”から
“H”と名付けることは、慣例となっている。この明細
書では、この慣行に従い、その名付けを組立体と構成部
品の両方に適用する。
【0006】一般的に、八つの裏当て組立体全ての上の
全てのサドルは、それぞれの軸にキー止めされた(図3
に24で示すものに類似)偏心体23を含み、この偏心
体23外径上に軸受面が備えられ、サドルリング31の
穴と係合し、それでそれぞれの軸の回転により軸および
その上に取り付けられた軸受の半径方向運動を生ずる。
【0007】組立体A,D,E,F,GおよびHの場
合、サドルは“平凡なサドル”として知られ、偏心体2
3がサドルリング31内に直接取付き、それぞれの軸が
回転するとき、これらのリング内を滑る。そのような場
合、滑り面間の摩擦が高いので、負荷のある場合は(即
ち、圧延中)軸の調整をしない。A,D,EおよびH軸
の偏心体は、“副偏心体”として知られる。これらの軸
の回転は、ロール12乃至15の摩耗を吸収するために
行われる。
【0008】FおよびG軸の偏心体は、“下ねじ込み偏
心体”として知られる。FおよびG軸とそれらの偏心体
の回転は、ロールの摩耗に吸収するためにも使われる
が、下加工ロール12の上面の高さを調整するためより
頻繁に使われる。これは、“通過線高さの調整”または
“通過線調整”として知られる。
【0009】組立体BおよびCの場合、サドルは“ロー
ラサドル”として知られる。小さいミル(中高調整のな
い)では、構成は、各偏心体23の外側とサドルリング
31の内側の間に1列のローラ(図3に37で示すもの
と類似)を介在させることを除いて、通常のサドルと同
じになる。これは、軸と偏心体(これらは、図3に示す
ものと同様に一緒にキー止めされている)がサドルリン
グ31内で回動できるようにする。このときの摩擦は、
負荷がかかっている状態で調整できるほど十分低い。こ
の調整は、“上ねじ込み”または“ねじ込み”として知
られ、負荷のある場合でのロール隙間(加工ロール12
間の隙間)を調整するために使われる。採用した方法
は、この技術分野でよく知られるように、一つは作業者
側で軸BおよびCの歯車22と噛み合い、一つは駆動側
で軸BおよびCの歯車22(図4参照)と噛み合う二つ
の複式ラック(図示せず)を使うことである。各複式ラ
ックは、直接作用する油圧シリンダで作動され、これら
の油圧ピストンの位置を制御するために位置サーボが使
われ、よってロール隙間が制御できる。
【0010】大きなミル(およびいくつかの新しい小さ
いミル)の場合は、各サドル位置での軸、軸受および偏
心リングの半径方向位置が個々に調整される。この調整
は、“中高調整”として知られ、これを行うために使わ
れる従来技術の構成を一般的に図1乃至図4に示す。
【0011】BおよびCサドル上に、大きな内径32の
サドルリング31が設けられ、それでサドルリング31
とローラ37の間に第2の組みのローラ33とリング3
4(その外径はその内径に対して偏心している)を挿入
することができる。リング34は、“偏心リング”とし
て知られる。歯40をもつ歯車リング38が各偏心リン
グ34の各側に取り付けられ、歯車リング38、偏心体
23、偏心リング34、サドルリング31およびシュー
29を二組のローラ33および37と共に、サドル組立
体として知られる一つの組立体として一緒に保持するた
めに、リベット39が使われる。
【0012】図1および図2に示すように、BおよびC
両方のサドル組立体の各歯車リング38の両組の歯40
と、各サドル位置で噛み合うように、複式ラック41が
使われる。各サドル位置で、このラックを併進させるた
めに、油圧シリンダーまたはモータ駆動ジャック(図示
せず)が使われる。図4の例では、各サドル位置に一つ
ずつ、七つの駆動装置が設けられるだろう。これらは、
“中高調整”駆動装置として知られる。もしある駆動装
置が作動すると、そのそれぞれの複式ラック41が垂直
方向に動き、関連する歯車38および偏心リング34を
回転する。これにより、偏心リングが回転するサドル位
置で軸BおよびC上の偏心体23を半径方向に動かし、
その位置でのロール隙間に対応する変化を生じ、この局
部調整を可能にするように軸18が曲がる。
【0013】各サドル位置に独立の駆動装置を備える
が、各軸18の横剛性(即ち、曲げに対する抵抗)のた
めに、調整は真に独立ではない。この剛性は、全ての偏
心体23および軸受け30の内輪を、ねじ込み歯車22
の間の軸の長さ方向に締め付けることにより増大し、そ
れによって各軸18の外側に沿った管が効果的に形成さ
れ、それがこの軸を剛くしてこの軸をまげることを更に
困難にさえする。この剛性は、十分高くて、近くの駆動
装置の位置から遠く離れ過ぎた位置へ駆動される駆動装
置の失速を起こさせる程である。
【0014】更に、この中高調整駆動装置の作動によっ
て得られる裏あて組立体の形状は、組立体BおよびCと
加工ロールの間の中間ロールの横剛性のために、ロール
隙間で完全に有効ではない。加工ロール12と第1中間
ロール13は、直径が比較的小さいので、それらは柔軟
で、問題を起こさない。駆動ロール15は、主として力
を第1中間ロール13と裏当て組立体AおよびD(また
はEおよびH)の間に伝達し、裏当て組立体BおよびC
(またはFおよびG)によって斜めに支持されるだけで
ある。裏当て組立体BおよびCによって与えられる支持
力の主たる経路は、上アイドラロール14を通ってお
り、この上アイドラロール14がBおよびC組立体の形
状調整の効果を弱めてしまう。特にもし、単純な中高
(即ち、単一曲率)ではなく、二つまたは三つの曲率を
もつ形状を試みるならばこの現象は、はなはだしいもの
となる。
【0015】事実、従来技術では、図1乃至図4に示す
手段は、この技術分野でミルを“傾ける”ため、即ち、
加工ロールの一端で他端より大きい、テーパ形状のロー
ル隙間を与えるために用いる手段としてよく知られる中
高調整の手段である。そのような“傾斜”は、裏当て軸
18の曲げは必要としないことに注意すべきである。
【0016】
【発明が解決しようとしている問題点】この発明の目的
は、横剛性が従来技術よりはるかに小さい、裏当て軸と
アイドラロールの新規な形を提供することによって、そ
のようなミルで、より複雑なロール隙間形状を達成でき
る手段を提供すること、および横剛性の増加をさせずに
裏当て軸上の軸受および偏心体のための新規な取り付け
装置を提供することである。
【0017】
【問題を解決する手段】この発明によれば、20段クラ
スタミル用の横剛性の小さいBおよびC裏当て軸受組立
体が得られる。
【0018】全ての実施例で、BおよびC裏当て軸受組
立体の各々は、軸、この軸に沿って離間し、同相で当該
軸にキー止めされた、複数の偏心体、およびこの軸上で
偏心体の間に取り付けられた複数のローラ軸受(各々内
輪、複数のローラ、および外輪を含む)で構成される。
軸は、シューおよびそれに固定されたリングを含む各サ
ドルによって支持されている。各サドルリングは、軸偏
心体の一つ、偏心リング、およびこの偏心体と偏心リン
グの間のローラ並びにこの偏心リングとサドルリングの
間の付加的ローラを受けるようになった開口を有する。
歯車リングが、中高調整用偏心リングのどちらかの側に
取り付けられ、中高調整を行っている。軸は、最外偏心
体に隣接してそれにキー止めされたねじ込み歯車も有す
る。
【0019】BおよびC裏当て軸受組立体の横剛性は、
ローラ軸受とサドルを互いに離間する手段を設けること
によってBおよびC裏当て軸受組立体の軸の周りに剛い
管を形成しないようにして、低減される。負荷を各ロー
ラ軸受の中央から各側へ伝えるために、分断橋絡手段が
設けられる。更に、全ての部品(ローラ軸受、偏心体、
橋絡手段および離間手段を含む)を軸方向に一緒に連結
する連結手段が、横曲げに柔軟な態様で設けられる。
【0020】一つの実施例で、各軸受内輪と隣接する偏
心体の間に隙間を形成するために、その間にOリングが
取り付けられる。各軸受内輪は、壁厚が厚く、その内面
に中央環状くぼみを有し、このくぼみにより長い支持縁
部を形成する。各偏心体は、そのどちらの側にも伸びる
取り付けリングに取り付けられ、キー止めされて、各隣
接する軸受内輪の長い縁部を支持する。各取り付けリン
グは、偏心体と位相を合わせて軸にキー止めされる。こ
の軸は、直径が半分以上小さくされ、軸受ローラに潤滑
剤を向けるために、軸受内輪の半径方向穴に接続する縦
外溝を備える。
【0021】第2実施例は、各取り付けリングとそのそ
れぞれの偏心体が合成した一体構成であることを除い
て、第1と同様である。
【0022】第3実施例は、偏心体の取り付けリングが
除かれ、軸受内輪の長い支持縁部が、同相でキー止めさ
れた偏心体がなしたように、この軸に直接当たるよう
に、軸の直径を大きくしたことを除いて、第1および第
2実施例と同様である。この実施例の軸の直径は、約3
0%減少させている。
【0023】第4実施例では、Oリングが偏心体と軸受
の間のスペーサとして作用することを除いて、偏心体と
軸受けは本質的に従来通りである。軸は、ほぼ従来の直
径と同じであるが、各端軸受の下に分離した端部分を有
するとともに各中間軸受の下に分離した中間部分を有す
る組立体を含む。これらの軸部は、管に取り付けられ、
管上でOリングによって分離される。これらの部分は、
整列とトルク伝達のために、さらにだぼによって一緒に
結合される。この軸は、管の半径方向穴、軸部分および
軸受内輪によって軸受ローラまで接続された給油導管と
しても作用する。これらの軸部分は、ねじ込み歯車およ
び偏心体が互いにおよびこれらの軸部分に対して正しい
方向にキー止めされたキー溝を備える。
【0024】第5実施例は、軸組立体が部分部分に分断
され、径方向に対向する二つの大きな縦方向のキーによ
って互いに連結されていることを除いて、第4実施例と
同様である。軸部分の端に、それらの間に狭い隙間を与
えるために、ばねが取り付けられている。中央給油通路
がこれらの軸部分に設けられ、中空スリーブとOリング
が軸部分間の隙間を封止する。軸部分と軸受内輪の半径
方向油穴が軸受ローラに導かれている。最端のものを除
く全ての偏心体のポケットの中のばねが、こららの偏心
体と隣接する軸受内輪の間の隙間を確保する。ねじ込み
歯車と偏心体は、この軸組立体へ、そこに作られたキー
溝にキー止めされる。
【0025】最後の実施例は、図4の従来技術の軸に類
似する寸法の軸を備える。この軸は、後に説明するよう
に、横に伸びるT形のスロットの対を備える。これらの
T形スロットは、この軸内で異なる領域の境界を画定
し、この軸をより柔軟にする。偏心体と軸受は、図10
に示すものとほぼ同じである。軸は、T形スロット対に
かち合わないように、一つの大きな穴ではなく、1対の
小さな縦に伸びる給油穴を備える。これらの給油穴は、
軸の一端から他端の方へ伸びるが、他端には貫通してい
ない。半径方向油穴は、油をこれら二つの穴から軸の外
面の外周溝に送り、よって油は、軸受内輪の半径方向穴
を介して軸受の中へ流れ込むことができる。
【0026】この発明は、ロール本体を形成する、一連
のわずかに離間したリングを取り付ける、むくで、ロッ
ド状の横に柔軟なコアを含む複合ロールの形の第2中間
ロールのアイドラロールを備えることも意図する。各リ
ングは、各リングの短い部分だけがコアに接触するよう
に、一端または両端からの皿穴を備え、この構造のゆえ
横方向柔軟性が得られる。
【0027】
【実施例の説明】図4に従来技術のB裏当て組立体を示
す。裏当て組立体Cは、ほぼ同じであることが分かるだ
ろう。加工ロール12間の加工物の変形によりこれらの
ロール間に作用するロール分離力Pの結果として生ずる
分布力U(図5参照)は、回転するアイドラロール14
から裏当て組立体BおよびCを経てミルハウジング10
に伝達されねばならない。各裏当て組立体B、Cは軸受
30、軸18並びにサドル組立体を含み、各サドル組立
体は偏心体23、偏心リング34、サドルリング31、
サドルシュー29、ローラ33および37、歯車38お
よびリベット39を含んでいる(図1および図2も参
照)。
【0028】軸受30は、種々の種類のものでよいが、
全ての種類がローラ92、内輪91および外輪96で構
成されるものとする。保持器93、94および間座リン
グ95を含んでもよい。全ての種類で、外輪96は、そ
の外周の1点か2点にのみ負荷が掛かるので、断面が厚
くきれ(図1または図4参照)、この厚い断面により各
列のローラ92間の負荷の分担をよくする。これらの軸
受は、1列、2列、3列、更には4列のローラ92をも
ってもよい。3列の図示の例は最も普通の形式である。
内輪91は、常に断面が薄く、即ち半径方向の厚さが小
さく作られる。これは、ローラ92をできるだけ大きく
でき、それでこの軸受の負荷容量を大きくとれる。内輪
91は、その長さ全体に亙って軸18によって完全に支
持されるので、その断面を厚くする必要はない。
【0029】原則として、偏心歯車22と偏心体23を
一緒に回転することによる通常のねじ込みを達成できる
ようにしながら、アイドラローラからミルハウジングへ
の所望の負荷伝達を達成するために、この構成によって
以下の機能が与えられる。 機能1: 軸受と偏心体の間隔設定する。これは、軸1
8にねじ込むねじ44によってしっかりと締め付けられ
クランプリング43を使って、軸18上のねじ込み歯車
22、軸受30および偏心体23を、スナップリング4
2に対して締め付けることによって達成される。 機能2: 各軸受30の全ローラ92の列にかかる力を
該軸受の各側へ伝達するための橋絡装置。この目的は軸
18によって満たされる。 機能3: 軸受力を各軸受30の各側の偏心体23に伝
達するためのボス装置。この目的は軸18によって満た
される。 機能4: 全ての偏心体23と両ねじ込み歯車22を整
合および同期するための整列装置。この装置は、ねじ込
み歯車22から全ての偏心体23へトルクを無視できる
ねじれで伝達するに十分なねじり剛性と強度をもたねば
ならない。この目的は、全長にわたるキー溝25に嵌ま
るキー24を備えた軸18によって満たされ、該キーは
各々偏心体23またはねじ込み歯車22と係合する。 機能5: ねじ込み歯車22に作用するねじ込みラック
の片持ち負荷を支持するビーム装置。この目的は軸18
によって満たされる。 機能6: 全ての部品を軸方向に一緒に連結するための
連結装置。この目的は軸18によって満たされる。
【0030】このように、軸18が多くの作用をするこ
とが容易に理解できる。この組立体の効果的形状制御を
行うためには、軸18が非常に柔軟であることが必要で
ある。しかし、この軸は、歯車および偏心体の回転中心
に偏心して作用する力UおよびVを受けるために、高次
の大きさのトルクを伝達しなければならない。従って、
この軸は、通常軸受30の外径の約44%から約46%
程度の直径で鍛造合金鋼から造られ、それで非常に剛
い。その上、この軸の剛性は、上述のように、この軸上
に一緒にしっかりと締め付けられる、偏心体23と軸受
内輪91からなる一連のリングによって増強される。
【0031】この構造は、そのように高い横剛性をもつ
ので、一般に偏心リングの回転を使って単純な湾曲形状
または単純な傾斜形状を得ることのみが可能である。曲
率反転(変曲点)を含むより複雑な形状を得るには、一
般にこの構造の曲げに対する抵抗によって生ずる調整駆
動装置の失速があるので困難である。
【0032】ミルで圧延するストリップに生ずる最も厄
介な平面度欠陥のいくつかが、それらを矯正するために
より複雑なミル形状を要するので、裏当て組立体構造に
より複雑な形状を与えられるようにするために、より多
くの柔軟性を与える強い要求がある。
【0033】軸受の支持の必要な柔軟性を達成するため
に、機能を次のように修正すべきである。機能1に関し
て、軸受と偏心体の間隔設定に使用する手段は横曲げに
柔軟でなければならない。機能2に関して、各軸受30
の全ローラ92の列にかかる力を各側へ伝達するための
橋絡装置は分断しなければならない、即ち各軸受に別々
の橋絡装置を使わねばならない。機能6に関して、連結
装置は横曲げに柔軟でなければならない。
【0034】この発明の一実施例を図6に示す。この実
施例で、軸受と偏心体との間隔を設ける機能(機能1)
は、各軸受内輪61の各側と各偏心体66の間にOリン
グを取り付け、クランプねじ44を締めた後に、各軸受
30のどちらの側にも、該内輪61と隣接する偏心体6
6との間に隙間が残るようにすることを除いて、従来技
術(図4)と同様な方法で達成される。このOリングに
弾力があるので、軸60は、スムーズに曲がる。同じ機
能を遂行するためにOリング67の代わりに波形座金ま
たは円板ばねを使うことも可能である。
【0035】橋絡機能(機能2)は、図4の従来技術の
内輪91に換えて、軸受用の新しい内輪61を設けるこ
とによって達成される。この内輪61は、端で支えるだ
けでよいように、かなり厚い壁に作られる。この支持
(機能3)は、軸受力を偏心体66に伝達するリング6
4によって与えられる。これらの偏心体は、図4の従来
技術の偏心体23に類似するが、内輪61と偏心体66
の両方がリング64の外径に嵌まるので、内輪61の内
径に相当する小さな内径をもっている。
【0036】軸60は、キー溝63aの中を、軸60の
全長に亙って伸びる1本のキー63によってねじ込み歯
車22およびリング64にキー止めされることによっ
て、整列機能(機能4)を提供する。リング64は、キ
ー68によってそれぞれの偏心体66にキー止めされ
る。軸60は、また各ねじ込み歯車22の垂れ下がり負
荷を支持することによってビーム機能(機能5)も提供
する。
【0037】潤滑油は、軸60の一端の穴71から軸受
30に供給される。これは、該軸の半径方向穴72とつ
ながり、油はこれらの穴を通ってヘッダ77の内側に流
れ、そこから軸60の追加の溝62(キー溝63aに類
似)を通り、次に軸受内輪61の半径方向穴73を通っ
て軸受ローラ92へ流れる。
【0038】図7の実施例は、図6のリング64と偏心
体66を一体にして新しい端および中間偏心体74およ
び75を作り、それによって図6のキー68を除去した
ことを除いて、図6のそれと類似である。これらの新規
な偏心体は、機能3とそれらの通常の偏心機能を組み合
わせ、それで軸受負荷を軸受内輪61から偏心体74お
よび75へ直接伝達することができる。図6および図7
の実施例で、ピン78は、軸方向クランプ力が軸受内輪
61の回転を防ぐに十分ではないので、そのような回転
を防ぐために使われる。
【0039】図6および図7の実施例で、軸60が非常
に細い。それは、図4の従来技術の軸18の直径の半分
以下である。高い負荷を受けるミルでは、過度のねじり
が生じるおそれがある。そのような場合、図8の実施例
が採用されるだろう。この実施例で、軸受内輪61は、
図6および図7の実施例で使ったものと同じで、機能2
(即ち、軸受の中間から側への橋絡)を満たす。また、
偏心体66とキー68は、図6のものと同じである。ボ
ス機能(機能3)は、今度は、同じ直径の偏心体66と
軸受内輪61の内径に嵌まる大きさである軸80によっ
て与えられる。内輪61のボスのくぼみ82は、軸80
が軸受内輪による屈曲に対して束縛されないこと、およ
び軸80が剪断負荷を内輪61から偏心体66へ伝達す
る(従って、ボス機能を提供する)所で、内輪61が軸
受負荷を軸受の側に伝達する際の橋絡機能を提供するこ
とができることを保証する。
【0040】他の実施例におけると同様に、Oリングが
内輪61と偏心体66の間に柔軟なスペーサを形成し、
それぞれの部品の間に小さな隙間を保証し、全ての部品
43、22、66、61および84を軸上に固定するた
めに、クランプねじ44をスナップリング85に対して
締めた後にこの構造が自由に屈曲することを保証する。
【0041】ピン78は、軸方向クランプ力が軸受内輪
61の回転を防ぐに十分ではないので、そのような回転
を防ぐために使用する。軸80は、この軸の殆ど全長に
亙って伸びるキー溝86、並びにそれぞれ偏心体66お
よびねじ込み歯車22をそれぞれ位置付けるキー68お
よび83によって整列機能(機能4)も提供する。この
軸80は、ねじ込み歯車22に作用する片持負荷を支持
するビーム機能(機能5)も提供する。図6および図7
の実施例と同様に、この軸80は、大きさがキー溝86
に類似する追加のスロット87を備え、これらのスロッ
ト87は、潤滑油にこの軸の一端の穴71から軸受内輪
61の半径方向穴73への流路を提供するために使用す
る。
【0042】図6および図7の実施例は、この裏当て軸
の直径のほぼ50%の減少を達成し、それで柔軟性を2
4 または16倍増加する。図6および図7の軸60は、
図4の軸18の直径の半分以下であるが、少なくとも高
負荷下のミルに対して、軸60が負荷を受けて過度に捩
れるかもしれない。図8の実施例は、軸の直径を図4の
軸18のそれの70%にし、それで図6および図7の軸
60より捩れを小さくしながら、柔軟性を(1/0.
7)4 または4倍に増す。
【0043】図6、図7および図8の実施例では、図4
の従来技術の軸18の半径方向油穴97および溝98
は、これらにより生ずる応力集中を避けるために除去さ
れている。図4の中心穴99も必要ない。軸受への給油
は、上述のように、この軸の外側のキー溝を通して供給
される。いずれにしても、1本のキー溝でよいので、油
が流れるための追加のスロットで軸の最大応力が増大さ
れることはない。
【0044】図9の実施例では、軸受内輪が、図4の従
来技術の構造のように薄壁になっている。橋絡機能(機
能2)は、各端軸受の下の部分101および102、並
びに各中間軸受の下の部分104に、軸を軸方向に短く
分断することによって得られる。これらの部分は、軸部
分から軸部分へ、従って、図4の従来技術のねじ込み歯
車22および偏心体23と同じであるねじ込み歯車22
から偏心体23へ、トルクを伝達するためにだぼ103
を使って、一緒にピン結合されている。
【0045】軸部分101、102および104は、両
端に切られたねじにナット108がねじ込まれた管10
5によって互いに結合される。これらの軸部分は、Oリ
ング109によって分離され、それがナット108を完
全に締めたときに隣接する軸端間に小さな隙間を残し
て、それらの間の柔軟な継手となる。管105は、一端
が栓107によって塞がれ、油がこの管105の他端か
ら該管を通り、管105の半径方向穴115並びに軸部
分101、102および104を通って軸受に供給され
る。
【0046】軸部分101、102および104は、各
々キー溝111を備え、キー110および116は、偏
心体23および歯車22をそれぞれ互いにおよび軸に対
して正しい方向に位置付けるために使われ、並びに隣接
する軸を整列して位置付ける役目もする。軸受内輪91
の壁が薄いので、内輪の下にある各キー溝111の部分
にフィラー112を使うという従来技術の方法を採用す
る。フィラーをねじ113によってそれぞれの軸部分に
固定する。
【0047】他の実施例におけると同様に、Oリング6
7が、軸受内輪91と偏心体23の間に柔軟なスペーサ
を形成し、それぞれの部品間に小さな隙間を確保して、
全ての部品43、22、23、91をこの軸上に固定す
るために、スナップリング114に対してクランプねじ
44を締め付けた後に、この構造が自由に屈曲できるよ
うにする。内輪91の回転を防ぐために、ピン78をキ
ー110に固着する。
【0048】図10および図11に、この発明の他の実
施例を示す。この実施例では、軸が、図9の実施例と同
様に部分に分断されている。これらの軸部分の、軸端部
分130および132間に四つの内軸部分131が同軸
に取り付けられている。これらの軸部分は、この軸組立
体のほぼ全長に亙って伸びる二つの大きなキー146に
よって互いに連結されている。割りリング135が、軸
部分132の溝に嵌まり、ボルト137を使ってキー1
46にボルト止めされている(その一つを図10に示
す)。キー146の他端に、保持板134が軸部分13
0の端およびキー146の端に、肩付きねじを使ってボ
ルト止めされ、その一つを図10に136で示す。円板
ばね149がこの肩付きねじ136の頭の下に取り付け
られていて、キーが負荷を受けて曲がるときに、軸部分
とキー146の間の相対運動を吸収する。これは、軸部
分を一体に連結する。隣接する軸部分端のポケットに取
り付けられたばね143は、隣接する軸部分端間の隙間
がほぼ等しいことを保証するために使われる。これらの
隙間は、通常約0.5mmに設定されるだろう。キー1
46には、隣接する軸部分間の継ぎ目領域に短い逃げ1
50が設けられている。これは、中高調整が隣接する軸
部分を動かして互に一線とならない場合に、キー146
が曲がるようにするためである。
【0049】中心油潤滑穴148がこれらの軸部分を通
して設けられ、Oリング142の嵌まった中空スリーブ
141が、隣接する軸部分間の隙間を密封するがこれら
の軸部分間に油は流すために使われる。半径方向油穴9
7が油をこの中心穴148から軸受30へ送り出す。
【0050】これらのサドル組立体と軸受は、軸部分組
立体について示した順序で組み立てられる。すなわち始
めに右ねじ込み歯車22を、端軸部分132の溝に位置
する割りリング135に取り付けるボルト138によっ
て、端軸部分132に固定する。
【0051】ボルト140を使って左側の軸部分130
に取り付けられる保持板139は、左ねじ込み歯車22
並びに全ての軸および軸受を一緒に締め付ける。この締
付力は、中央偏心体147の適当なポケットに嵌まるば
ね145によって決まる。これらの偏心体は、約0.5
mm狭く、上記のポケットを含むことで、端偏心体23
とは異なる。ボルト140を完全に締めたとき、約0.
25mmの隙間が各偏心体147の各側にあり、これは
ばね145によって保証される。
【0052】全ての軸部分の全長に亙って伸びる第3の
小さなキー溝111aが設けられている。これは、図4
の従来技術のキー溝25に相当し、ねじ込み歯車22と
偏心体23がキー溝111aに取り付けられるキー11
6aおよび110aを使ってこの軸組立体にキー止めさ
れる。フィラー112は、従来技術のように、キー溝1
11aが軸受内輪91を通過する領域に、それを埋める
ために使われる。この軸受内輪91の回転を防ぐために
ピン手段が設けられている。これらのピンは、図10で
は明確化のため省略されているが、それらは図8または
図9に関して図示し説明した種類のものでよい。
【0053】この実施例では、機能1(偏心体と軸受の
間隔空け)は、偏心体147と軸受130をこの軸組立
体上の適当な位置に保持するねじ140を締めることに
よって誘起される圧縮力のために各軸受の各側と隣接す
る偏心体との間の隙間をほぼ一様にするばね145によ
り達成される。
【0054】橋絡装置(機能2)とボス装置(機能3)
は、軸部分130、131および132並びにキー11
6aおよび110aにより提供される。整列装置(機能
4)も、軸部分130、131および132と組合わさ
ったキー146によって提供される。
【0055】ビーム装置(機能5)は、左端の軸部分1
30および右端の軸部分132によって提供される。連
結装置(機能6)は、キー146によって提供される。
この実施例は、柔軟間隔空け手段(機能1)、柔軟連結
装置(機能6)および別々の橋絡装置(機能2)の要求
を達成することがはっきりと分かる。
【0056】図6乃至図11の実施例の共通の特徴は:
軸受の中央からの負荷を側へ伝達するための、各軸受の
別々の橋絡手段で、個々の偏心リング34の回転によっ
て生ずる隣接する偏心体の独立の半径方向運動に追従す
るために傾斜できる手段;および軸受内輪と偏心体を一
緒に締め付けたとき、それらが剛い管となることを防ぐ
柔軟な締め付け手段である。
【0057】1−2−3−4型の20段ロール群を示す
図5を調べ、BおよびC裏当て組立体の形状の変化の効
果を考慮するとき、そのような形状の変化は、もしロー
ル14、13および12がこれらのBおよびC裏当て組
立体の形状に追従して曲がるならば、加工ロール12の
間で圧延される加工物に転移されるだけであることが分
かる。
【0058】第1中間ロール13と加工ロール12は、
非常に細く、圧延力の作用の下で容易に曲がるだろう。
しかし、第2中間アイドラロール14は、直径が大き
く、それで比較的剛い。
【0059】図12に、いかにしてこの発明を、別の面
で、アイドラロール14の柔軟性を増すために使うこと
ができるかを示す。従来技術のむくの鍛造ロールは、複
合ロールで置き換えられ、その複合ロールは、このロー
ル本体の全長を貫通し、両端が更に伸びてロール首を形
成するソリッドコア120とその上に焼きばめされてこ
のロール本体を形成する一連のリング121から成る。
これらのリングは、皿穴122を備え、よって各リング
は短い部分でのみコアに嵌まる。このようにして、コア
120は、その長さの殆どに渡り自由に曲がる。同じこ
とが、コアに皿穴122の代りに逃げ(図示せず)を形
成することによっても達成できる。コア120はトルク
を伝達しなくてもよいので、非常に小さく作れ、従って
非常に柔軟である。事実、この軸が小さければ小さいほ
ど、焼きばめリング(それは、BおよびC裏当て軸受か
らの半径方向力を上の第1中間ロール13に伝えなけれ
ばならない)は強くなるだろう。
【0060】焼きばめリング121は、コア120の通
常の屈曲を制限しないように、小さな量(約0.25m
m)だけ離間している。この間隔は、連続するリングを
焼きばめするときにそれらの間にスペーサシムを挿入し
て後に取り除くか、連続するリングの間に波形座金また
は円板ばね123を使うことによって達成できる。この
場合Oリングを使うことは、焼きばめリング(この技術
分野でよく知られているように、それらを設置するため
に、およびこの方法により得られる正常な干渉または収
縮ばめを達成するために、組み立てる前に加熱される)
が高温となるので好ましくない。
【0061】リング121をコア120にすべりばめし
て設置することも可能である。この場合、円板ばね12
3は必須であり、次に連続するリングの間に所望の隙間
が得られるまで締付けナット124(好ましくは、もど
り止め型の)を締める。
【0062】一つの実施例では、これらのリングが、図
12の上半分および図13に示すように、BおよびC組
立体のサドルと整列した隙間を与えるように位置する。
この配置は、このロール14の隙間領域がBおよびC軸
受と接触せず、従ってそれらに傷をつけることがないと
いう利点を有する。更に、第1中間ロール13とアイド
ラロール14の間の圧力は、これらの隙間領域で、この
ロール14に沿った他のところより少し低いので、これ
らの領域が第1中間ロール13を傷つける傾向は最小で
ある。
【0063】他の実施例では、これらのリングが、図1
2の下半分および図14に示すように、BおよびC軸受
30の中心線と整列した隙間を与えるように位置する。
この配置は、アイドラロール14の半径方向の強くない
部分(即ち、隙間部分)が裏当て組立体BおよびCの強
い部分(即ち、軸受部分)と整列し、強い部分(即ち、
リング121の中央部分)が裏当て組立体BおよびCの
半径方向の強くない部分(即ち、サドル部分)と整列す
るという利点を有する。それで、アイドラロール14お
よびBおよびC裏当て組立体から成るこの構造の剛性の
変動を最小とする打ち消し効果がもたらされる(即ち、
このミルを横切る半径方向剛性がより均一である)。
【0064】実際の用途で、ロール傷を最小にすること
と、又は剛性の均一性を最大にすることの重要性によ
り、図13の実施例か、図14の実施例が採用される。
【0065】この発明による裏当て組立体の最後の実施
例を図15、図16および図17に示す。この実施例
で、裏当て組立体は、図4の従来技術の軸18と全体の
寸法が類似する軸164を含む。この軸164は、対向
して、横に伸びるT形スロット160の対を備える。ス
ロット160の幅は、重要ではない。約0.25mmか
ら約0.5mmまでの範囲に入る幅のスロットで、秀れ
た結果が得られている。スロット160は、例えば“ワ
イヤEDM”(即ち、ワイヤ電極を使った放電加工)と
して知られる機械加工法のような、何か適当な方法で軸
164に形成することができる。図15から明らかなよ
うに、T形スロット160の対は、最端サドルを除い
て、各サドルに位置する。
【0066】図15から明らかなように、スロット16
0は、軸164内の異なる領域の境界を画定する。最初
に、T形スロットの各対の間に形成された領域161が
ある(図17も参照)。この領域161は、比較的狭い
柔軟な部材を形成する。T形スロット160の対はま
た、橋絡領域162と偏心体147の中で橋絡領域を支
持し、橋絡領域162は、軸受30が取り付けられる剛
い橋となる部分163を有する。スロット160は、軸
164の端領域165および166も画定する。端領域
165および166の各は、一つの偏心体23と一つの
偏心体147で支持され、各端領域165および166
は、上にローラ軸受30が取り付けられる剛い橋を形成
する。偏心体23と147は、それぞれ図10の実施例
に現れる同じ参照番号のものと同じである。図15から
明らかなように、板161は、橋162、165および
166の全てを一緒に連結する柔軟な連結手段も形成す
る。軸164にスロット160を切ることによって、こ
の軸に区分された橋絡手段162、165および166
が作られ、同じ切れ目160によって、板161から成
る柔軟な連結手段が作られることが分かる。
【0067】給油は、軸の一端から1対の縦に伸びる穴
167および168によって与えられる。これらの穴1
67および168は、直径が小さく、従来技術の設計お
よびこの発明の他の実施例で使った一つの大きな穴の代
わりに設けられる。板161の中心を通せるようにする
ために、二つの小さな穴を使い、それによって、必要な
油量が軸受30に流れられるように、十分な流れ面積を
与えながら、板161をできるだけ細く(従って、柔軟
に)できる。ここで説明した他の実施例のように、半径
方向油穴を使って油を穴167および168から、この
軸の外面に作られた外周溝98へ送り、そこから油が軸
受内輪の半径方向穴98aを通って軸受30へ給油する
ことができる。
【0068】図10の実施例のように、ばね145など
の離間手段が、端偏心体23より約0.5mm狭い中央
偏心体147のポケットに位置する。締め付け板43に
ボルト44を締めることによってこの組立体を完成した
とき、ばね145は、各中央偏心体147の各側に約
0.25mmの隙間があることを保証し、このようにし
て各軸受30の内輪の側面と隣接する偏心体147の間
に柔軟な離間手段を提供する。
【0069】各偏心体147に、ばね145と共にまた
はその代わりに、だぼ状ボタンスペーサを設けることは
この発明の中である。各だぼ状スペーサボタンは、長さ
約0.5mmで、このだぼ状ボタンの丸くなった端を露
出して、それぞれの偏心体147のそれぞれのポケット
に取り付けられる。各偏心体147は、偏心体の各側に
二つずつ、四つのそのようなだぼ状ボタンを備えるだろ
う。各側のだぼ状ボタンは、直径上に位置し、各偏心体
147の四つのボタン全てが、軸164の縦軸線を通り
対向するT形スロットの隣接する組みの交差部分に平行
な面A−A(図17参照)にあるだろう。そのようなだ
ぼ状ボタンの二つを図17に概略的に169で示す。各
偏心体147の四つのボタンは、その偏心体147に隣
接する軸受の内輪と接触する。
【0070】20段クラスタミルのFおよびG組立体に
形状調節を設けることも可能である。これは、ミルハウ
ジングの下になるであろう形状調節駆動装置に接近する
ことが困難であるので、当該技術分野ではなされていな
かった。“クラスタミル用付加的形状制御装置”という
名称で、ミカエル G センドチンマー、ジョン Mタ
ーリーおよびアレクサンダー ダツクの名前で、199
2年7月20日に出願した出願中の米国特許出願第07
/016,909号で、その問題が扱われ、それに対す
る新規な解決が教示されている。
【0071】このFおよびG組立体は、普通通過線高さ
の調整だけのために使われるので、これらのサドルは平
坦(即ち、ローラがない)である。これらのサドルに中
高調整をするため、上記の出願中の一実施例では、Bお
よびC軸のものに類似するサドル組立体(即ち、形状調
整のために使用する偏心リングを組み込んだ)を備える
が、ローラ33および37は省略され、偏心リング23
は適当に厚く作られ、それでそれがサドルリング23と
偏心体23の間に直接嵌まる。
【0072】そのような場合、これらのサドルは、それ
らの滑り面の摩擦が高過ぎるので、自動的にもどりどめ
がなされる(即ち、偏心リングも偏心体も負荷を受けて
は回転しない)。そのような場合、歯車22により偏心
体および軸または軸部分の回転による通過線高さの調
整、並びにラック41による個々の偏心リング23の回
転での形状の調整は、負荷のない状態(即ち、ロール分
離力がないかまたは二つの加工ロール間に“隙間”があ
るとき)にのみ達成することができる。これは、通過線
調整に関して何も問題を表さないが、理想的には負荷下
でも調整できるという形状調整の可能性を制限してしま
う。しかし、もし20段クラスタミルが、ローラサドル
によって負荷状態での調整ができる、上記実施例の一つ
によるBおよびC組立体での形状調整をも備えるなら、
FおよびG組立体の形状調整は、圧延前の形状を与える
ために使うことができ、BおよびC組立体の形状調整
は、圧延中に形状を調整するためにも使うことができ
る。
【0073】この配置の利点は、形状調整の全範囲が二
重になることだけでなく、通過線調整が負荷なしでだけ
行われるので、この軸または軸部分および偏心体を回転
するために要するトルクが非常に小さいことである。従
って、FおよびG組立体用の実施例は、直径が非常に小
さく、従って高度に柔軟な中心軸を採用した、図6の実
施例または図7のそれと類似であることができる。その
代わりに、もしFおよびG組立体用の実施例が図9のそ
れと類似するならば、だぼ103と軸101、102の
間の摩擦(トルクに比例)は、調整が負荷なしでだけ行
われるので、非常に低い。従って、隣接するアイドラロ
ールでの曲率に関して測定した、FおよびG組立体の形
状を調整するための能力は、圧延中にねじ込みを行うた
めに、この組立体を介してねじ込み歯車から偏心体へト
ルクを伝達する必要性によって能力が制限される、Bお
よびC組立体の形状を調整するための対応する能力より
大きくできる。
【0074】上記の全ての軸、およびコアのために使う
材料は、伝統的に焼入れ合金鋼である。それらを、アル
ミ合金または非金属複合材料のような、弾性係数の低い
材料で作ることによって軸またはコアの柔軟性を増すこ
とも可能である。上記の実施例をそのような材料で実現
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】20段クラスタミルの従来技術の裏当て組立体
BおよびCを示す、破断立面図である。
【図2】一つの中高調節ラックと関連ギアとの係合状態
を示す、図1の切断線2−2による破断断面図である。
【図3】従来技術による典型的なBおよびCサドル組立
体を示す断面図である。
【図4】六つの軸受と七つのサドルをもつ、典型的な従
来技術のBまたはC裏当て組立体を示す縦断面図であ
る。
【図5】作業者の側から見た、典型的な従来技術の20
段ロールクラスタミルを示す破断、概略、立面図で、裏
当て組立体用の命名術語を示す。
【図6】この発明の一実施例による裏当て組立体の縦断
面図である。
【図7】この発明の裏当て組立体の第2実施例を示す縦
断面図である。
【図8】この発明の裏当て組立体の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図9】この発明の裏当て組立体の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図10】この発明の裏当て組立体の更に他の実施例を
示す縦断面図である。
【図11】図10の切断線11−11による断面図であ
る。
【図12】この発明の第2中間アイドラロールを示す破
断、縦断面図である。
【図13】この発明の第1実施例の裏当て組立体と第2
中間アイドラロールを示す破断、立面図である。
【図14】この発明による裏当て組立体と第2中間アイ
ドラロールの第2実施例の破断、立面図である。
【図15】この発明による裏当て組立体の他の実施例を
示す縦断面図である。
【図16】図15の右から見た、図15に示す軸の端立
面図である。
【図17】図15の切断線17−17による軸の断面図
である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 加工ロール 13 第1中間ロール 14 第2中間アイドラロール 15 第2中間駆動ロール 22 ねじ込み歯車 23 偏心体 30 軸受 60 軸 61 内輪 62 縦溝 66 偏心体 67 Oリング 71 穴 72 半径方向穴 73 穴 74 端偏心体 75 中間偏心体 77 ヘッダ 92 軸受ローラ 97 半径方向穴 98 環状溝 98a 半径方向穴 101 端部分 102 端部分 103 だぼ 104 中間部分 105 管 108 ナット 109 Oリング 111 キー溝 111a キー溝 115 半径方向穴 120 コア 121 リング 122 沈み 124 ナット 130 端部分 131 中間部分 132 端部分 135 割りリング 139 リテーナ 141 スリーブ 142 Oリング 145 ばね 146 キー 147 中間偏心体 148 潤滑穴 149 円板ばね 160 T形スロット 161 板 162 橋絡領域 164 軸 165 端領域 166 端領域 167 穴 168 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−210310(JP,A) 特開 平4−127901(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール上群と下群を含むロール空洞を備
    えたミルハウジング(10)を有する20段(1−2−
    3−4)クラスタミル用中高調整システムであって、該
    群の各々が一つの加工ロール(12)、二つの第1中間
    ロール(13)、三つの第2中間ロール、および四つの
    裏当て軸受組立体を含み、各群の該第2中間ロールが一
    つの内アイドラロール(14)と二つの外被駆動ロール
    (15)を含み、該ミルハウジングが作業者側と駆動
    側とを有し、該作業者側から見たときに、時計回りの方
    で、該上群の裏当て軸受組立体がAからDと称され、
    該下群の裏当て軸受組立体がEからHと称されており、
    裏当て軸受組立体が1対の最端負荷支持軸受と複数
    の中間負荷支持軸受を取り付ける軸を含み、各軸受
    が内輪、外輪およびその間のロールを含み、各軸受
    が中間部を有し且つ両側で終端し、該軸が該軸受を挟ん
    で複数の偏心体を支持し、該偏心体が該軸に関して回転
    不能であり、該軸は、該偏心体に等しい数のサドル組立
    体によって該ミルハウジングに対して支持され、各
    ドル組立体は、中に該偏心体の1つが回転可能に取り付
    けられたサドルリングを支持するサドルシューを含み、
    該上群の裏当て軸受組立体のB−C対および該下群の裏
    当て軸受組立体のF−G対の少なくとも一の該サドル
    組立体がその軸を曲げるための中高調整手段を備え、中
    高制御形状調整に使われる該少なくとも1対の裏当て軸
    受組立体各々負荷を該軸受の各々の該中間部から
    両側へ伝達するため分割された橋絡手段を有し、該少
    なくとも1対の裏当て軸受組立体各々該偏心体とそ
    の上の該軸受の該内輪の間に柔軟な離間手段を有し、
    また該少なくとも1対の裏当て軸受組立体各々該軸
    受、偏心橋絡手段および離間手段を一緒に
    連結するための柔軟な連結手段を有し、該少なくとも1
    対の裏当て軸受組立体の各々の該軸(164)が最端偏
    心体(23)と該最端偏心体の間の中間偏心体(14
    7)とを備え、該中間偏心体の各々に関して中心を一致
    させた横断T形スロット(160)の対向する対が該軸
    に形成され、各対の各該T形スロットが、該軸の横に延
    びて、該軸内で該軸の軸線に平行で該軸線から離間した
    平面内に横たわる交差部分で終わる脚部分を有し、各対
    の該T形スロットの該脚部分は該軸の軸線に垂直な同一
    横平面内に横たわり、該T形スロットの各々の該交差部
    分が該軸の軸線 の両側の平行な平面内に横たわり、各該
    T形スロットの対向する対の該交差部分がそれらの間に
    柔軟な板部材(161)を含む該軸の領域を画定し、対
    向する該T形スロットの隣接する対がそれらの間に橋絡
    領域(162)を画定し、この橋絡領域は該T形スロッ
    トの対の1つに整列された該偏心体の各々に該橋絡領域
    を支持する部分を有し、該橋絡領域は該中間軸受が取り
    付けられる橋を構成し、該軸の各端に最も近いこれらの
    T形スロットの対が該軸の端領域(165,166)を
    画定し、該端領域の各々が該最端偏心体の一つおよび該
    中間偏心体の隣接する一つに支持され、該端領域の各々
    は該最端負荷支持軸受(30)の一つを支持する剛い橋
    を形成し、該柔軟な板部材がこの橋を一緒に連結する柔
    軟な連結手段を含むことを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 請求項に記載する中高調整システム
    おいて、平行関係に該軸端の一から縦にびて該軸端
    の他方から離れて終わる一対の穴(167,168)を
    含み、該穴が潤滑剤源に接続されていて、該縦穴が、
    該軸の外周に形成された環状溝(98)に通じる半径方
    向穴(97)を有し、該軸受の該内輪が該環状溝に通じ
    る半径方向穴(98a)を有し、該縦穴が柔軟な板部
    材を通過し、該縦穴は、適切な潤滑剤流を与えるに十分
    であって該板部材をできるだけ細く且つ柔軟にするに十
    小さい直径を有するシステム。
  3. 【請求項3】 請求項に記載する中高調整システムに
    おいて、該中間偏心体(147)の各々が該偏心体の各
    側で直径上に互いに対向して取り付けられた1対のだぼ
    状スペーサ(169)を備え、該だぼ状スペーサの各々
    が、該偏心体のくぼみに取り付けられ、且つ該くぼみか
    びる丸い鼻部を有して該軸受の隣接する一つの内輪
    と接触し、各中間偏心体の各側の該だぼ状スペーサ
    は、該軸線の縦軸線が直線である場合、該軸の縦軸線を
    通り且つ該T形スロットの該交差部分に平行な面内に位
    置する軸線を有するシステム。
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