JP2000061400A - 籾摺装置の揺動選別板 - Google Patents

籾摺装置の揺動選別板

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JP2000061400A
JP2000061400A JP10238610A JP23861098A JP2000061400A JP 2000061400 A JP2000061400 A JP 2000061400A JP 10238610 A JP10238610 A JP 10238610A JP 23861098 A JP23861098 A JP 23861098A JP 2000061400 A JP2000061400 A JP 2000061400A
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mixed rice
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動選別板の表面に拡がっている混合米の層
厚の適否判断を容易におこなうことができ、混合米の高
精度な揺動選別が可能になる籾摺装置の揺動選別板を得
る。 【解決手段】 籾摺装置の揺動選別板74には、この揺
動選別板74表面に対向して層厚マーカー99が配置さ
れている。層厚マーカー99の下段マーク部99Aは、
混合米の好適な層厚に対応した離間寸法位置に配置さ
れ、上段マーク部99Bは、下段マーク部99Aよりも
一粒分だけ上方位置に配置されている。この層厚マーカ
ー99の下段マーク部99Aあるいは上段マーク部99
Bに対する混合米の係合状態によって、揺動選別板74
上に拡がる混合米の層厚の適否判断を容易に行うことが
でき、混合米の高精度な揺動選別が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は供給された籾を脱ぷ
処理し玄米として取り出す籾摺装置の揺動選別板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】供給された籾を脱ぷ処理して玄米を取り
出す籾摺装置が知られている(一例として、特開平10
−28882号公報)。
【0003】このような籾摺装置では、供給された籾を
脱ぷ処理する籾摺部と、この籾摺部において脱ぷ処理さ
れた後の籾摺米(玄米及び脱ぷされなかった籾)から玄
米を選別して取り出す選別部と、を有している。
【0004】籾摺部には、一対の籾摺ロール(ゴムロー
ル)が対向して配置されており、互いに若干異なる回転
数で回転する。これら一対の籾摺ロールの間を籾が通過
することで、籾が擦られて脱ぷ処理される(所謂籾摺り
がなされる)ようになっている。一方、選別部には、複
数枚の揺動選別板が三次元的に傾斜して配置されてい
る。この揺動選別板の表面には、断面略三角形状の無数
の突起が形成されており、選別処理時には揺動選別板が
左右に揺動(振動)するようになっている。籾摺部にお
いて脱ぷ処理された後の籾摺米(玄米及び脱ぷされなか
った籾)は、選別部において揺動選別板上に供給され、
揺動選別板の左右の揺動(振動)によって、玄米と、籾
と、これらが混在する混合米とに選別されるようになっ
ている。さらに、前記籾摺米から選別された玄米は装置
外へ取り出され、脱ぷされなかった籾は再び籾摺部へ返
送され、両者が混在する混合米は再び揺動選別板上に供
給される構成となっている。
【0005】なお、この揺動選別板による籾摺米の選別
技術(揺動式選別装置)は、既に本出願人が提案してい
る(特公平2−4349号公報)。
【0006】ところで、このような構成の籾摺装置にお
いては、揺動選別板による混合米の正確(高精度)かつ
スピーディな揺動選別を行うためには、供給された混合
米が揺動選別板の表面に均一かつ好適な層厚(厚さ寸
法)で拡がらないとならない。このため、揺動選別板へ
供給される混合米の供給量を、混合米供給シャッターの
開口角度を変更することで調節している。
【0007】しかしながら、揺動選別板の表面に拡がっ
ている混合米の層厚が適切な状態であるか否かを判断す
るには長年の経験や熟練を要していたため、この籾摺装
置の一般的な使用者にとっては、前記混合米の層厚の適
否判断が困難であり、このための対策が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、揺動選別板の表面に拡がっている混合米の層厚の
適否判断を容易に行うことができ、これにより混合米の
正確(高精度)でスピーディな揺動選別が可能になる籾
摺装置の揺動選別板を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の籾
摺装置の揺動選別板は、供給された籾を脱ぷ処理して玄
米として取り出す籾摺装置に適用され、傾斜して設けら
れると共に表面に断面略三角形状の無数の突起が形成さ
れ、揺動することによって、供給された混合米から玄米
を選別するための籾摺装置の揺動選別板において、前記
突起が形成された表面から所定寸法離間して対向配置さ
れ、表面に拡がる混合米が係合することで前記混合米の
層厚を認識可能な層厚マーカーを備えたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項1記載の揺動選別板は、供給された
籾を脱ぷ処理して玄米として取り出す籾摺装置に適用さ
れ、傾斜して設けられる。この揺動選別板が揺動するこ
とによって、供給された混合米から玄米が選別される。
【0011】ここで、この揺動選別板には、突起が形成
された表面から所定寸法離間して層厚マーカーが対向配
置されている。この層厚マーカーに、揺動選別板表面に
拡がる混合米が係合することで、混合米の層厚を認識す
ることができる。
【0012】例えば、揺動選別板表面に拡がる混合米が
層厚マーカーに僅かに接するような状態であれば、好適
な層厚状態であると判断でき、一方、揺動選別板表面に
拡がる混合米が層厚マーカーに全く接しなかったり(混
合米が少な過ぎる状態)層厚マーカーが埋もれて見えな
い程(混合米が多過ぎる状態)であれば、不敵な層厚状
態であると判断できる。
【0013】したがって、揺動選別板の表面に拡がって
いる混合米の層厚が適切な状態であるか否かを判断する
ために経験や熟練を要することがなく、この籾摺装置の
一般的な使用者であっても前記混合米の層厚の適否判断
を容易に行うことができる。これにより、混合米の正確
(高精度)でスピーディな揺動選別が可能になる。
【0014】請求項2に係る発明の籾摺装置の揺動選別
板は、請求項1記載の籾摺装置の揺動選別板において、
前記層厚マーカーは、上下に二段のマーク部を有し、前
記下段マーク部は、揺動選別板表面に拡がる前記混合米
の好適な層厚に対応した離間寸法位置に配置され、上段
マーク部は、前記下段マーク部よりも略混合米一粒分だ
け上方位置に配置された、ことを特徴としている。
【0015】請求項2記載の籾摺装置の揺動選別板に設
けられた層厚マーカーは、下段マーク部及び上段マーク
部によって上下に二段に構成されている。これら下段マ
ーク部及び上段マーク部に、揺動選別板表面に拡がる混
合米が係合することで、混合米の層厚を認識することが
できる。
【0016】例えば、揺動選別板表面に拡がる混合米が
層厚マーカーの下段マーク部に僅かに接するような状
態、あるいはこの下段マーク部に混合米一粒ぐらいが乗
り上がる状態であれば、好適な層厚状態であると判断す
ることができる。一方、揺動選別板表面に拡がる混合米
が層厚マーカーの下段マーク部に全く接しなければ、混
合米が少な過ぎる状態であると判断することができ、ま
た、層厚マーカーの上段マーク部に混合米が乗り上がる
状態であれば、混合米が多過ぎる状態であると判断する
ことができ、何れの場合も不敵な層厚状態であると判断
できる。
【0017】したがって、揺動選別板の表面に拡がって
いる混合米の層厚が適切な状態であるか否かを判断する
ために経験や熟練を要することがなく、この籾摺装置の
一般的な使用者であっても前記混合米の層厚の適否判断
を一層容易に行うことができる。これにより、混合米の
正確(高精度)でスピーディな揺動選別が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
る籾摺装置10の全体構成が断面図にて示されており、
図2にはこの籾摺装置10の全体構成が模式的に示され
ている。また、図3には籾摺装置10の外観斜視図が示
されている。
【0019】籾摺装置10は、供給された籾Mを脱ぷ処
理して玄米Gとして取り出すためのものであり、全体と
して籾摺部10Aと選別部10Bとによって構成されて
いる。
【0020】籾摺部10Aには、上面に開口する籾供給
ホッパ12が設けられており、籾Mが投入されるように
なっている。この籾供給ホッパ12は、開口部が矩形で
底部に至るに従い徐々に狭くなるテーパ形状となってい
る。籾供給ホッパ12の最底部には、矩形状の供給口1
4が設けられ、籾Mはこの供給口14から順次籾摺部1
0Aの内部へと流入する。
【0021】また、供給口14には、籾供給シャッター
16が設けられている。この籾供給シャッター16は、
籾供給モータ(図示省略)の駆動力で開閉させることが
できるようになっており、籾Mを最初に籾供給ホッパ1
2に投入するときは閉状態となっており、所定量の籾M
が籾供給ホッパ12へ投入され、装置の運転スイッチが
操作された時点で開状態となるように制御されている。
そして、この籾供給シャッター16の開度は、後述する
混合米タンク56内に配設された混合米センサ66から
の信号に応じて制御され、供給口14を通過する籾Mの
量を制限することができるようになっている。
【0022】また、籾供給ホッパ12には、籾センサ1
8が取付けられており、籾供給ホッパ12に籾Mが有る
か否かを検出することができるようになっている。
【0023】供給口14の下方には籾摺室20が設けら
れている。籾摺室20には、一対の籾摺ロール22、2
4が配設されている。これら一対の籾摺ロール22、2
4は、互いに対向し合うと共にその最接近位置における
接線が図1の右上がりに傾いた状態で配置されている。
前記供給口14から籾摺室20に流入した籾Mは、これ
ら一対の籾摺ロール22、24の最接近位置に案内され
るようになっている。なお、一対の籾摺ロール22、2
4の最接近位置の間隙寸法は、標準が0.8mm であり、0.
1mm 単位で調整可能となっている。また、この調整はロ
ール間隔調整用モータ(図示省略)によって調整される
ようになっている。
【0024】これら一対の籾摺ロール22、24は、メ
インモータ120の駆動力が伝達されて回転する。この
場合、互いの回転数が若干異なっている。すなわち、図
1の左側に位置する籾摺ロール22が1200rpm とされ、
図1の右側に位置する籾摺ロール24が1000rpm とされ
ている。このため、両者の最接近位置接触点では、互い
に相対回転しており、この最接近位置に入り込む籾Mの
厚みが前記間隙寸法よりも大きいため、籾Mが擦られ
て、所謂籾摺り(脱ぷ処理)がなされる。なお、以下
は、籾Mが一対の籾摺ロール22、24を通過し脱ぷ処
理されたものを籾摺米Sという。この籾摺米Sは、脱ぷ
された多量の玄米Gと、脱ぷしきれなかった少量の籾M
と、籾殻Nとが混在している。
【0025】一対の籾摺ロール22、24の籾摺米排出
側には、拡散板26が配設されている。この拡散板26
は、一対の籾摺ロール22、24から排出される籾摺米
Sを、図1の紙面手前から奥側にかけて均一な量となる
ように拡散する役目を有している。
【0026】籾摺室20の底壁28は下方へ向けて傾斜
されており、拡散板26によって拡散された籾摺米S
は、底壁28上を滑りながら下方へ案内される。
【0027】籾摺室20の下方には、風選室30が設け
られている。風選室30には隔壁32によって上下に風
選路34、36が設けられており、さらに、これらの風
選路34、36は、籾殻排出ブロワ38の吸引口40と
連通されている。これにより、風選室30へ案内された
籾摺米Sは、その中に混入した籾殻N、及び粃T(未熟
粒であり、殻ばかりで実の殆どない籾)が籾殻排出ブロ
ワ38の吸引力によって吸い取られるようになってい
る。吸い取られた籾殻Nは排気ダクト部42を介して外
部に排出される構成である。
【0028】また、下側に位置する風選路36の直下に
は、この風選路36に連通して、二番粒樋44が設けら
れている。この二番粒樋44は、装置の前後方向(奥行
き方向)に沿って設けられている。これにより、前述し
た粃Tは、籾殻Nよりも重いため、上側の風選路34か
らは吸い取られず(上りきらず)、下側の風選路36に
おいて若干吸い上げられると、この吸い上げに耐えられ
ずに落下して前記二番粒樋44に案内される構成であ
る。
【0029】二番粒樋44の底部には、スクリューコン
ベア46が配設されており、二番粒樋44内の粃Tを一
端部(装置手前側、図1の紙面手前側)に集積回収する
ことができるようになっている。このスクリューコンベ
ア46は、メインモータ120の駆動力が伝達されて回
転する。
【0030】以上の構成の風選室30の下方には、一番
粒樋48が設けられている。この一番粒樋48は、二番
粒樋44側方の風選室30の底壁37によって風選室3
0(風選路36)に連通しており、風選室30を通過し
籾殻N及び粃Tが除去された籾摺米Sが案内されるよう
になっている。なお、以下は、風選室30を通過し籾殻
N及び粃Tが除去された籾摺米Sを混合米Kという。す
なわち、この混合米Kには、多量の玄米Gと少量の籾M
とが混在している。
【0031】この一番粒樋48も、装置の前後方向(奥
行き方向)に沿って設けられており、さらに、その底部
には、スクリューコンベア50が配設されている。
【0032】このスクリューコンベア50は、軸線方向
において2分割され(図1の手前側:奥側=2:8程
度)、送り方向がそれぞれ互いに相反する方向となるよ
うにスクリューの向きが設定されている。
【0033】ここで、前記風選室30(底壁37)から
案内されてくる混合米Kは、図1の奥側のスクリューに
落下し装置の奥側端へ搬送されるようになっている。
【0034】スクリューコンベア50の装置手前側端部
(図1の紙面手前側)には、籾戻しスロワ52が連結さ
れている。すなわち、スクリューコンベア50のうち、
装置手前側(図1の紙面手前側)のスクリューに落下す
るのは、後述する選別部10Bによって選別され再度一
対の籾摺ロール22、24によって籾摺りが必要な籾M
であり、この選別部10Bからの籾Mが送り込まれるよ
うになっている。スクリューコンベア50の手前側スク
リューに落下した選別部10Bからの籾Mは、図1の紙
面手前端に集積され、籾戻しスロワ52によって撥ね出
されて、再び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返
送される構成である。
【0035】なお、スクリューコンベア50及び籾戻し
スロワ52は、メインモータ120の駆動力が伝達され
て回転する。
【0036】一方、スクリューコンベア50の装置奥側
端部(図1の紙面奥側)には、混合米昇降機54が連結
されている。この混合米昇降機54は上下方向に立設さ
れており、風選室30から案内されてスクリューコンベ
ア50のうち装置奥側(図1の紙面奥側)のスクリュー
によって装置の奥側端へ搬送された混合米Kを籾摺装置
10の最上部まで搬送し、この籾摺装置10の最上に位
置する混合米タンク56へ送り込むようになっている。
なお、この混合米昇降機54も、メインモータ120の
駆動力が伝達されて作動する。
【0037】混合米タンク56は、円錐ホッパ状に形成
されると共に、箱形のケーシング58によって被覆され
ている。混合米昇降機54により持上げ搬送された混合
米Kは、この混合米タンク56内に集積されるようにな
っている。なお、混合米タンク56の側壁一部には、オ
ーバーフロー管60が連結されており、所定量以上の混
合米Kが混合米タンク56に集積された場合には、混合
米Kの一部がこのオーバーフロー管60を通って、前記
籾摺室20の一対の籾摺ロール22、24の上流側に戻
されるようになっている。
【0038】混合米タンク56の最底部の供給口62に
は、混合米供給シャッター64が取付けられている。こ
の混合米供給シャッター64は、混合米供給モータ(図
示省略)の駆動力で開閉させることができるようになっ
ており、混合米タンク56内に配設された混合米センサ
66からの信号によって、混合米タンク56内の混合米
Kが所定量以下のときは閉状態となり、所定量以上のと
きは開状態となるように制御されている。そして、この
混合米供給シャッター64の開度は、予め任意に設定し
ておいて、供給口62を通過する混合米Kの量を制限す
ることができるようになっている。
【0039】前記混合米タンク56の下方には選別部1
0Bが配置されており、供給口62を通過した混合米K
は選別部10Bへと案内されるようになっている。
【0040】選別部10Bの最上部には、分配板68が
設けられている。分配板68は、装置の一側へ向けて
(図1の右下がりに)傾斜しており、その表面には右側
面が起立し左側面が緩傾斜した略階段状または略三角形
状の無数の突起が連続して形成されている。この分配板
68は、選別部10Bが全体として図1の左右方向に揺
動(振動)するときに同時に揺動され、供給口62から
落下した混合米Kを前記突起の右側面で押し出すように
して徐々に図1の右方向へ移行させながらその全面に散
乱させるようになっている。なお、分配板68の右端近
傍の天井部には、均平板70が取付けられており、分配
板68上に落下した混合米Kを平らにならす役目を有し
ている。
【0041】分配板68の最下流側端部(図1右側端
部)には、装置の前後方向に沿って(図1の紙面手前か
ら奥側にかけて)6箇所の分配樋72が設けられてい
る。これらの分配樋72は、分配板68の下方にそれぞ
れ所定の隙間をおいて積層配置された6枚の揺動選別板
74にそれぞれ独立して連通しており、分配板68から
の混合米Kを各揺動選別板74にそれぞれ均等に分配供
給することができるようになっている。
【0042】揺動選別板74は、その1つの角部(図1
の右側かつ奥側)を支点として、当該角部の対角線上の
角部の高さ位置が前記支点の角部よりも低くなるように
調整され、三次元的に傾斜している。すなわち、図1に
おいて、揺動選別板74の右側が高く左側が低く傾斜し
ており、かつ、紙面奥側が高く紙面手前側が低く傾斜し
ている。そして、この揺動選別板74の表面全体には、
右側面が起立し左側面が緩傾斜した断面略三角形状の無
数の突起73がエンボス加工によって形成されている。
しかして、分配樋72によって分配された混合米Kは、
前記支点とされた角部の近傍にそれぞれ落下するように
なっている。その角部の近傍には、矩形の平面プレート
76が設けられている。これにより、混合米Kの滑りを
向上し、混合米Kが揺動選別板74の表面全域に迅速に
拡がることを助長している。
【0043】ここで、各揺動選別板74は、選別部10
Bの枠体11に設けられたガイドレール75によって保
持されている。ガイドレール75は枠体11の装置前後
方向に沿ってそれぞれ設けられており、揺動選別板74
の幅方向両端縁を挟持してこれを保持している。この場
合、枠体11の装置後面側は開放されており、このた
め、揺動選別板74は枠体11の装置後面側からガイド
レール75に沿って抜き差しすることができる構成とな
っている。
【0044】また、枠体11の後端部には、裏カバー7
7が設けられている。裏カバー77は、各揺動選別板7
4がガイドレール75に挟持され保持された状態で、取
付け螺子81、83によって固定されており、各揺動選
別板74の後端部を被覆している。特に、取付け螺子8
1は、裏カバー77を挿通した後に各揺動選別板74の
後面側端部に螺合しており、これにより各揺動選別板7
4は裏カバー77と一体に固定されている。この裏カバ
ー77を取り外すことにより、各揺動選別板74の組付
け及び取り外し(ガイドレール75への抜き差し)が可
能となっている。
【0045】また、裏カバー77には、透明板によって
監視窓79が設けられており、枠体11の内部すなわち
揺動選別板74や分配樋72等を外部から視認すること
ができる。
【0046】以上の構成の分配板68及び6枚の揺動選
別板74から成る選別部10B(その枠体11)は、メ
インモータ120の駆動力が伝達され、回転駆動力がク
ランク機構によって往復駆動力に変換されて図1の左右
方向に揺動(振動)するようになっている。揺動選別板
74上に供給された混合米Kは、この揺動選別板74の
左右の揺動(振動)によって、玄米Gと、籾M(脱ぷ処
理なれなかったもの)と、これらが混在する混合米Kと
に選別される構成である。
【0047】すなわち、比重が大きい玄米Gは、混合米
層の下方に沈んで前記突起73により押し出されるよう
にして揺動選別板74の右側へと順次移行し、比重が小
さい籾Mは、混合米層の上方に浮いて層の表面上を滑り
落ちるようにして揺動選別板74の左側へと順次移行す
ることになる。この移行度合いの差によって、揺動選別
板74上において、図1の右側の領域に玄米G、中央の
領域に混合米K、左側の領域に籾Mが集中し、もって選
別(分離)されるようになっている。この現象は、揺動
選別板74の奥側(供給側)から手前側に自然に流下し
つつ徐々にはっきりと現れてくる。しかして、揺動選別
板74上の玄米Gと混合米Kと籾M(以下、混合米等と
いう)は、各段(6枚)の揺動選別板74の手前側から
下方に落下するようになっている。
【0048】また、揺動選別板74の落下側端部(図1
の紙面手前側端部)には、固定仕切板78と、移動仕切
板80とが配設されている。
【0049】固定仕切板78は、前述の如く揺動選別板
74によって選別(分離)された籾Mと混合米Kとの境
界付近に位置しており、この固定仕切板78よりも図1
の左側には籾Mが落下し、固定仕切板78よりも図1の
右側には混合米Kが落下するようになっている。一方、
移動仕切板80は略逆Y字形に形成されており、前述の
如く揺動選別板74によって選別(分離)された籾Mと
混合米Kとの境界付近に位置しており、この移動仕切板
80よりも図1の左側には混合米Kが落下し、移動仕切
板80よりも図1の右側には玄米Gが落下するようにな
っている。
【0050】また、これらの固定仕切板78及び移動仕
切板80の下方には、揺動排出樋82が設けられてお
り、さらに、この揺動排出樋82には、籾戻し口84、
混合米排出口86及び玄米排出口88が設けられてい
る。このため、固定仕切板78によって選別(分離)さ
れた籾Mは、籾戻し口84へ案内され、この籾戻し口8
4から籾戻しホッパ90へ落下するようになっている。
さらに、籾戻しホッパ90は前述した一番粒樋48のス
クリューコンベア50に連通している。このため、籾戻
しホッパ90へ落下した籾Mは、一番粒樋48のスクリ
ューコンベア50へ案内される構成である。さらにここ
で、一番粒樋48のスクリューコンベア50において
は、前述の如く2分割されたうちの図1の紙面手前側の
スクリューに前記籾Mが落下するようになっている。こ
のため、固定仕切板78によって選別(分離)された籾
Mは、スクリューコンベア50によって図1の紙面手前
端に集積され、籾戻しスロワ52によって撥ね出され
て、再び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返送さ
れることになる。
【0051】またさらに、籾戻しスロワ52の直後(籾
の返送経路の途中)には、図2に示す如く切換弁53が
設けられている。この切換弁53は、「開放」状態とな
ることにより、前記籾Mの返送経路を装置外部に開放さ
せることができる。したがって、この切換弁53を作動
させ「開放」状態とすれば、籾戻しスロワ52によって
返送する籾Mを直接装置外へ排出することができるよう
になっている。
【0052】一方、固定仕切板78と移動仕切板80に
よって選別(分離)された混合米Kは、混合米排出口8
6へ案内され、移動仕切板80によって選別(分離)さ
れた玄米Gは、玄米排出口88へ案内される構成であ
る。
【0053】またここで、移動仕切板80は、揺動選別
板74の左右方向を軸線方向とする雄ねじシャフト92
に螺合されている。この雄ねじシャフト92は、軸線方
向の移動は阻止されかつ仕切板モータ94の駆動力で軸
回転するようになっている。このため、仕切板モータ9
4が駆動して雄ねじシャフト92が回転することによ
り、移動仕切板80を図1の左右方向に移動させること
ができる構成となっている。
【0054】この移動仕切板80の移動(その位置)
は、揺動選別板74の揺動による玄米選別時の選別度合
いによって定められる。すなわち、米の種類や周囲の環
境等により、選別がし易い場合とし難い場合とがあり、
選別し易い場合には玄米Gを落下させる領域が拡がるた
めその分だけ移動仕切板80を図1の左に移動させる。
一方、選別がし難い場合には玄米Gを落下させる領域が
狭まるためその分だけ移動仕切板80を図1の右に移動
させることができる。なお、符号93は両仕切板78、
80の支杆である。
【0055】また、最上段に位置する揺動選別板74の
落下側端部(図1の紙面手前側端部)には、揺動選別板
74の幅方向両端部近傍(図1の左右端部近傍)に、落
下確認用の(混合米等の層厚センサとしての)一対の回
転フィン96、98がそれぞれ設けられている。このた
め、揺動選別板74から混合米等が落下すると、この混
合米等が回転フィン96、98に係合して回転フィン9
6、98を回転させることができる。
【0056】この回転フィン96、98には永久磁石が
埋設されており、その回転軌跡の一部に沿って近接スイ
ッチが配設されている。このため、回転フィン96、9
8が回転すると、近接スイッチがオン・オフを繰り返し
てパルス信号を出力することができる。これにより、両
方の回転フィン96、98が同一回転数で回転すること
により、揺動選別板74上の混合米等が均一に拡散した
こと(混合米等の層厚が均一であること)を認識でき
る。
【0057】また、これらの回転フィン96、98の間
には、層厚マーカー99が配置されている。図5及び図
6に示す如く、層厚マーカー99は、最上段に位置する
揺動選別板74の落下側端部表面から所定寸法離間して
対向配置されており、下段マーク部99A及び上段マー
ク部99Bによって上下に二段に構成されている。下段
マーク部99Aは、揺動選別板74表面に拡がる前記混
合米Kの好適な層厚に対応した離間寸法位置(本実施の
形態においては、例えば、揺動選別板74表面から8m
m離間した位置)に配置されており、一方、上段マーク
部99Bは、前記下段マーク部99Aよりの略混合米一
粒分だけ上方位置(本実施の形態においては、例えば、
揺動選別板74表面から10mm離間した位置)に配置
されている。さらに、これらの下段マーク部99A及び
上段マーク部99Bはそれぞれ異なる色で着色されてい
る。例えば、本実施の形態においては、下段マーク部9
9Aは青色に着色されており、上段マーク部99Bは赤
色に着色されている。
【0058】この層厚マーカー99(下段マーク部99
A及び上段マーク部99B)は、揺動選別板74の表面
に拡がる混合米Kが係合することで、この混合米Kの層
厚を認識することができる構成である。
【0059】選別部10Bの下方、すなわち、前述した
混合米排出口86及び玄米排出口88と対向する位置に
は、排出樋100が配置されている。この排出樋100
は装置の左右方向に沿って設けられている。さらに、排
出樋100の底部には、スクリューコンベア102が配
設されている。このスクリューコンベア102は、排出
樋100の中央部に設けられた仕切板104を境にし
て、左右のスクリューの向きが互いに相反するように
(送り方向がそれぞれ互いに相反する方向となるよう
に)設定されている。
【0060】これにより、前記混合米排出口86から排
出された混合米Kは、このスクリューコンベア102の
左側のスクリューによって図1の左方向へ搬送され、前
述した一番粒樋48のスクリューコンベア50(図1の
紙面奥側)へ落下するようになっている。この結果、こ
の混合米Kは、再度混合米昇降機54によって混合米タ
ンク56へと送られ、再び選別部10Bでの選別が実行
されることになる。
【0061】一方、玄米排出口88から排出された玄米
Gは、前記スクリューコンベア102の右側のスクリュ
ーによって図1の右方向へ搬送される。
【0062】このスクリューコンベア102は、メイン
モータ120の駆動力が伝達されて回転する。
【0063】また、玄米排出口88には、玄米排出シャ
ッター106が設けられている。玄米排出シャッター1
06は、玄米排出モータ(図示省略)の駆動力によって
開閉する。本実施の形態に係る籾摺装置10では、装置
の運転開始直後から所定時間(すなわち、準備時間)
は、選別部10Bによる選別が完全に行われず、揺動選
別板74の図1の右端においても混合米Kが存在するこ
とがある。このため、前記準備時間中は、玄米排出口8
8を玄米排シャッター106によって閉じておき、全て
混合米排出口86へ案内するようにしている。準備時間
が経過した後には、自動的に玄米排出シャッター106
が開放され、玄米Gは玄米排出口88から排出される構
成である。
【0064】前記スクリューコンベア102の右側端部
には、玄米排出スロワ108が一体的に設けられてい
る。このため、玄米排出口88から排出されスクリュー
コンベア102によって搬送された玄米Gは、玄米排出
スロワ108によって撥ね出されて、玄米取出樋110
から外部に取り出されるようになっている。
【0065】玄米排出スロワ108の上端屈曲ダクト部
分には、塵埃回収ダクト112の一端部が連通されてい
る。この塵埃回収ダクト112の他端部は、前記籾摺室
20の最下端部(風選室30の風選路34近傍)に位置
している。このため、玄米排出スロワ108内の塵埃は
籾殻排出ブロワ38の吸引力により吸引されて籾殻Nと
共に外部に排出され、玄米取出樋110からは飛散しな
いようになっている。
【0066】また、玄米取出樋110の開口部には、蓋
体114が設けられている。この蓋体114は、閉状態
または開状態の何れでも保持でき、かつ、閉状態であっ
ても玄米Gの排出力によって押圧され、玄米Gを排出す
ることができるようになっている。したがって、この蓋
体114を閉状態としておけば、玄米Gを餌とする外部
からの小動物(鼠等)の侵入を防止することができる。
【0067】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0068】上記構成の籾摺装置10では、籾摺部10
Aの籾供給ホッパ12に籾Mが投入され装置の運転が開
始されると、籾Mは順次籾摺室20へ流入し、一対の籾
摺ロール22、24の間へ供給されて籾摺り(脱ぷ処
理)がなされる。一対の籾摺ロール22、24を通過し
脱ぷ処理された籾摺米Sは、順次風選室30へ流入し、
この中に混入した籾殻N及び粃T等が籾殻排出ブロワ3
8の吸引力によって吸い取られる。この籾殻Nは排気ダ
クト部42を介して外部に排出され、粃Tは二番粒樋4
4に案内されてスクリューコンベア46により装置手前
側に集積回収される。
【0069】一方、風選室30を通過し籾殻N及び粃T
等が除去された混合米Kは、一番粒樋48へ案内され、
スクリューコンベア50によって混合米昇降機54へ搬
送され、さらに、混合米昇降機54によって混合米タン
ク56へ送り込まれる。混合米タンク56に送り込まれ
た混合米Kは、所定量たまった時点で選別部10Bへと
案内される。
【0070】選別部10Bでは、分配板68に落下した
混合米Kが、6箇所の分配樋72から各揺動選別板74
にそれぞれ均等に分配供給される。6枚の揺動選別板7
4上に供給された混合米Kは、この揺動選別板74の左
右の揺動(振動)によって、玄米Gと、籾Mと、これら
が混在する混合米Kとに選別される。
【0071】さらに、固定仕切板78によって選別(分
離)された籾Mは、籾戻し口84へ案内され、この籾戻
し口84から籾戻しホッパ90、一番粒樋48のスクリ
ューコンベア50、及び籾戻しスロワ52によって、再
び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返送される。
また、固定仕切板78と移動仕切板80によって選別
(分離)された混合米Kは、混合米排出口86から排出
され、スクリューコンベア102によって一番粒樋48
のスクリューコンベア50へと搬送される。この結果、
この混合米Kは、再度混合米昇降機54によって混合米
タンク56へと送られ、再び選別部10Bでの選別が実
行される。
【0072】一方、移動仕切板80によって選別(分
離)された玄米Gは、玄米排出口88から排出され、ス
クリューコンベア102によって玄米排出スロワ108
へと搬送された後に、玄米排出スロワ108によって撥
ね出されて玄米取出樋110から外部に取り出される。
【0073】ここで、この籾摺装置10においては、選
別部10Bの最上段に位置する揺動選別板74の落下側
端部には、層厚マーカー99が揺動選別板74の表面か
ら所定寸法離間して対向配置されている。このため、こ
の層厚マーカー99に、揺動選別板74表面に拡がる混
合米等が係合することで、混合米等の層厚を認識するこ
とができる。
【0074】例えば、揺動選別板74表面に拡がる混合
米等が層厚マーカー99の下段マーク部99Aに僅かに
接するような状態、あるいはこの下段マーク部99Aに
混合米一粒ぐらいが乗り上がる状態であれば、好適な層
厚状態であると判断することができる。一方、揺動選別
板74表面に拡がる混合米等が層厚マーカー99の下段
マーク部99Aに全く接しなければ、混合米等が少な過
ぎる状態であると判断することができ、また、層厚マー
カー99の上段マーク部99Bに混合米等が乗り上がる
状態であれば、混合米等が多過ぎる状態であると判断す
ることができ、何れの場合も不敵な層厚状態であると判
断できる。さらにこの場合、層厚マーカー99の下段マ
ーク部99A及び上段マーク部99Bは互いに異なる色
に着色されているため、前記混合米等の係合状態を一目
瞭然に判断できる。
【0075】したがって、揺動選別板74の表面に拡が
っている混合米等の層厚が適切な状態であるか否かを判
断するために経験や熟練を要することがなく、この籾摺
装置10の一般的な使用者であっても前記混合米等の層
厚の適否判断を容易に行うことができる。これにより、
例えば、揺動選別板74に供給される混合米等の供給量
を制御する混合米供給シャッター64の開閉度合いを、
この層厚マーカー99による層厚状態の適否に基づいて
設定変更すれば、常に最適な状態で混合米等の選別処理
を行うことができ、混合米等の正確(高精度)かつスピ
ーディな揺動選別が可能になる。
【0076】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る籾摺装置
の揺動選別板は、揺動選別板の表面に拡がっている混合
米の層厚の適否判断を容易に行うことができ、これによ
り混合米の正確(高精度)でスピーディな揺動選別が可
能になるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の全体構成
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の全体構成
を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の外観斜視
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の揺動選別
板及び周辺部品の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の揺動選別
板に設けられた層厚マーカーの構成を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の揺動選別
板に設けられた層厚マーカーの構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 籾摺装置 10A 籾摺部 10B 選別部 12 籾供給ホッパ 20 籾摺室 22 籾摺ロール 24 籾摺ロール 30 風選室 38 籾殻排出ブロワ 44 二番粒樋 46 スクリューコンベア 48 一番粒樋 50 スクリューコンベア 52 籾戻しスロワ 54 混合米昇降機 56 混合米タンク 74 揺動選別板 99 層厚マーカー 99A 下段マーク部 99B 上段マーク部 100 排出樋 102 スクリューコンベア 108 玄米排出スロワ M 籾 S 籾摺米 K 混合米 G 玄米 N 籾殻 T 粃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された籾を脱ぷ処理して玄米として
    取り出す籾摺装置に適用され、傾斜して設けられると共
    に表面に断面略三角形状の無数の突起が形成され、揺動
    することによって、供給された混合米から玄米を選別す
    るための籾摺装置の揺動選別板において、 前記突起が形成された表面から所定寸法離間して対向配
    置され、表面に拡がる混合米が係合することで前記混合
    米の層厚を認識可能な層厚マーカーを備えたことを特徴
    とする籾摺装置の揺動選別板。
  2. 【請求項2】 前記層厚マーカーは、上下に二段のマー
    ク部を有し、前記下段マーク部は、揺動選別板表面に拡
    がる前記混合米の好適な層厚に対応した離間寸法位置に
    配置され、上段マーク部は、前記下段マーク部よりも略
    混合米一粒分だけ上方位置に配置された、ことを特徴と
    する請求項1記載の籾摺装置の揺動選別板。
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