JP2001017870A - 籾摺装置の玄米取出樋 - Google Patents

籾摺装置の玄米取出樋

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JP2001017870A
JP2001017870A JP11193399A JP19339999A JP2001017870A JP 2001017870 A JP2001017870 A JP 2001017870A JP 11193399 A JP11193399 A JP 11193399A JP 19339999 A JP19339999 A JP 19339999A JP 2001017870 A JP2001017870 A JP 2001017870A
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rice
brown rice
dust
mixed
hulling
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JP11193399A
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English (en)
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Fumio Hayakawa
文雄 早川
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱ぷ処理された後の玄米を装置外部に取り出
す際に、玄米に混入する塵や埃を確実に分離して玄米を
取り出すことができ、分離した塵や埃はそれ自体で排出
することができ周辺に飛散することがない籾摺装置の玄
米取出樋を得る。 【解決手段】 籾摺装置10の玄米取出樋110には、
櫛部材132、一対の案内板134、136、及び多孔
板138が設けられている。送給された玄米は、櫛部材
132及び多孔板138に衝突することで塵や埃が分離
され、玄米はそのまま玄米取出口130から取り出さ
れ、塵や埃は塵埃排出口140から排出される。したが
って、装置周辺に塵や埃が飛散することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は供給された籾を脱ぷ
処理し玄米として取り出す籾摺装置の玄米取出樋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】供給された籾を脱ぷ処理して玄米を取り
出す籾摺装置が知られている(一例として、特開平10
−28882号公報)。
【0003】このような籾摺装置では、供給された籾を
脱ぷ処理する籾摺部と、この籾摺部において脱ぷ処理さ
れた後の籾摺米(玄米及び脱ぷされなかった籾)から玄
米を選別して取り出す選別部と、を有している。
【0004】籾摺部には、一対の籾摺ロール(ゴムロー
ル)が対向して配置されており、互いに若干異なる回転
数で回転する。これら一対の籾摺ロールの間を籾が通過
することで、籾が擦られて脱ぷ処理される(所謂籾摺り
がなされる)ようになっている。一方、選別部には、複
数枚の揺動選別板が三次元的に傾斜して配置されてい
る。この揺動選別板の表面には、無数の突起または凹穴
が形成されており、選別処理時には揺動選別板が左右に
揺動(振動)するようになっている。籾摺部において脱
ぷ処理された後の籾摺米(玄米及び脱ぷされなかった
籾)は、選別部において揺動選別板上に供給され、揺動
選別板の左右の揺動(振動)によって、玄米と、籾と、
これらが混在する混合米とに選別されるようになってい
る。さらに、前記籾摺米から選別された玄米は装置外へ
取り出され、脱ぷされなかった籾は再び籾摺部へ返送さ
れ、両者が混在する混合米は再び揺動選別板上に供給さ
れる構成となっている。
【0005】なお、この揺動選別板による籾摺米の選別
技術(揺動式選別装置)は、既に本出願人が提案してい
る(特公平2−4349号公報)。
【0006】ところで、このような構成の籾摺装置にお
いては、脱ぷ処理された後の玄米は、玄米排出スロワに
よって撥ね出され、この玄米排出スロワに接続された玄
米取出樋から外部に取り出されるようになっている。
【0007】しかしながら、装置内で脱ぷ処理され玄米
排出スロワによって撥ね出された玄米(玄米群)には塵
や埃が混入しており、この玄米をそのまま玄米取出樋か
ら外部に取り出したのでは、混入する塵や埃が周辺に飛
散してしまう。
【0008】このように玄米(玄米群)に混入した塵や
埃が周辺にすると、環境衛生上も好ましくなく、作業能
率も悪化することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、脱ぷ処理された後の玄米を装置外部に取り出す際
に、脱ぷ処理後の玄米に混入する塵や埃を確実に分離し
玄米を取り出すことができ、分離した塵や埃はそれ独自
で排出することができ装置周辺に飛散することがない籾
摺装置の玄米取出樋を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の籾
摺装置の玄米取出樋は、供給された籾を脱ぷ処理して玄
米として取り出す籾摺装置に適用され、前記脱ぷ処理後
に送給される玄米を装置外へ取り出すための籾摺装置の
玄米取出樋において、前記送給される玄米をそのまま排
出するための玄米取出口と、櫛状に形成され、前記玄米
取出口の上方であって前記送給される玄米の送給経路に
対応して配置され、前記送給される玄米が衝突すること
でこの玄米に混入する塵を分離する櫛部材と、無数の透
孔が形成され、前記櫛部材よりも前記玄米送給方向下流
側であって前記玄米取出口の近傍に設けられ、前記櫛部
材を通過した玄米が衝突することでこの玄米に混入する
埃を分離する多孔板と、前記玄米取出し口と分離独立し
て前記多孔板よりも前記玄米送給方向下流側に設けら
れ、前記櫛部材によって分離された塵及び前記多孔板に
よって分離された埃を排出するための塵埃排出口と、を
備えたことを特徴としている。
【0011】請求項1記載の玄米取出樋は、籾を脱ぷ処
理して玄米として取り出す籾摺装置に適用され、玄米取
出口と櫛部材と多孔板と塵埃排出口とを備えている。脱
ぷ処理された後の玄米が送給されると、櫛状に形成され
送給される玄米の送給経路に対応して配置された櫛部材
に、送給される玄米が衝突し、これによりこの玄米に混
入する塵が分離される。さらに、櫛部材を通過した玄米
は、この櫛部材よりも玄米送給方向下流側であって玄米
取出口の近傍に設けられた多孔板に衝突し、これにより
この玄米に混入する埃が分離される。
【0012】櫛部材及び多孔板によって塵及び埃が分離
された玄米は、そのまま玄米取出口から外部へ取り出さ
れる。一方、玄米から分離された塵及び埃は、玄米の供
給等に伴う風力により吹き飛ばされて塵埃排出口から排
出される。したがって、この塵埃排出口に適宜のダクト
やホース等を接続すれば適宜の位置(例えば、再び籾摺
装置内や、他の屋外等)へ排出あるいは集積することが
できる。これにより、脱ぷ処理した後に玄米に混入する
塵や埃が周辺に飛散してしまうことを防止できる。また
このため、環境衛生や作業能率が悪化することもない。
【0013】このように、請求項1記載の籾摺装置の玄
米取出樋では、脱ぷ処理された後の玄米を装置外部に取
り出す際に、脱ぷ処理後の玄米に混入する塵や埃を確実
に分離し玄米を取り出すことができ、分離した塵や埃は
それ独自で排出することができ装置周辺に飛散すること
がない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
る籾摺装置10の全体構成が断面図にて示されており、
図2にはこの籾摺装置10の全体構成が模式的に示され
ている。また、図3には籾摺装置10の外観斜視図が示
されている。
【0015】籾摺装置10は、供給された籾Mを脱ぷ処
理して玄米Gとして取り出すためのものであり、全体と
して籾摺部10Aと選別部10Bとによって構成されて
いる。
【0016】籾摺部10Aには、上面に開口する籾供給
ホッパ12が設けられており、籾Mが投入されるように
なっている。この籾供給ホッパ12は、開口部が矩形で
底部に至るに従い徐々に狭くなるテーパ形状となってい
る。籾供給ホッパ12の最底部には、矩形状の供給口1
4が設けられ、籾Mはこの供給口14から順次籾摺部1
0Aの内部へと流入する。
【0017】また、供給口14には、籾供給シャッター
16が設けられている。この籾供給シャッター16は、
籾供給モータ(図示省略)の駆動力で開閉させることが
できるようになっており、籾Mを最初に籾供給ホッパ1
2に投入するときは閉状態となっており、所定量の籾M
が籾供給ホッパ12へ投入され、装置の運転スイッチが
操作された時点で開状態となるように制御されている。
そして、この籾供給シャッター16の開度は、後述する
混合米タンク56内に配設された混合米センサ66から
の信号に応じて制御され、供給口14を通過する籾Mの
量を制限することができるようになっている。
【0018】また、籾供給ホッパ12には、籾センサ1
8が取付けられており、籾供給ホッパ12に籾Mが有る
か否かを検出することができるようになっている。
【0019】供給口14の下方には籾摺室20が設けら
れている。籾摺室20には、一対の籾摺ロール22、2
4が配設されている。これら一対の籾摺ロール22、2
4は、互いに対向し合うと共にその最接近位置における
接線が図1の右上がりに傾いた状態で配置されている。
前記供給口14から籾摺室20に流入した籾Mは、これ
ら一対の籾摺ロール22、24の最接近位置に案内され
るようになっている。なお、一対の籾摺ロール22、2
4の最接近位置の間隙寸法は、標準が0.8mm であり、0.
1mm 単位で調整可能となっている。また、この調整はロ
ール間隔調整用モータ(図示省略)によって調整される
ようになっている。
【0020】これら一対の籾摺ロール22、24は、メ
インモータ120の駆動力が伝達されて回転する。この
場合、互いの回転数が若干異なっている。すなわち、図
1の左側に位置する籾摺ロール22が1200rpm とされ、
図1の右側に位置する籾摺ロール24が1000rpm とされ
ている。このため、両者の最接近位置接触点では、互い
に相対回転しており、この最接近位置に入り込む籾Mの
厚みが前記間隙寸法よりも大きいため、籾Mが擦られ
て、所謂籾摺り(脱ぷ処理)がなされる。なお、以下
は、籾Mが一対の籾摺ロール22、24を通過し脱ぷ処
理されたものを籾摺米Sという。この籾摺米Sは、脱ぷ
された多量の玄米Gと、脱ぷしきれなかった少量の籾M
と、籾殻Nとが混在している。
【0021】一対の籾摺ロール22、24の籾摺米排出
側には、拡散板26が配設されている。この拡散板26
は、一対の籾摺ロール22、24から排出される籾摺米
Sを、図1の紙面手前から奥側にかけて均一な量となる
ように拡散する役目を有している。
【0022】籾摺室20の底壁28は下方へ向けて傾斜
されており、拡散板26によって拡散された籾摺米S
は、底壁28上を滑りながら下方へ案内される。
【0023】籾摺室20の下方には、風選室30が設け
られている。風選室30には隔壁32によって上下に風
選路34、36が設けられており、さらに、これらの風
選路34、36は、籾殻排出ブロワ38の吸引口40と
連通されている。これにより、風選室30へ案内された
籾摺米Sは、その中に混入した籾殻N、及び粃T(未熟
粒であり、殻ばかりで実の殆どない籾)が籾殻排出ブロ
ワ38の吸引力によって吸い取られるようになってい
る。吸い取られた籾殻Nは排気ダクト部42を介して外
部に排出される構成である。
【0024】また、下側に位置する風選路36の直下に
は、この風選路36に連通して、二番粒樋44が設けら
れている。この二番粒樋44は、装置の前後方向(奥行
き方向)に沿って設けられている。これにより、前述し
た粃Tは、籾殻Nよりも重いため、上側の風選路34か
らは吸い取られず(上りきらず)、下側の風選路36に
おいて若干吸い上げられると、この吸い上げに耐えられ
ずに落下して前記二番粒樋44に案内される構成であ
る。
【0025】二番粒樋44の底部には、スクリューコン
ベア46が配設されており、二番粒樋44内の粃Tを一
端部(装置手前側、図1の紙面手前側)に集積回収する
ことができるようになっている。このスクリューコンベ
ア46は、メインモータ120の駆動力が伝達されて回
転する。
【0026】以上の構成の風選室30の下方には、一番
粒樋48が設けられている。この一番粒樋48は、二番
粒樋44側方の風選室30の底壁37によって風選室3
0(風選路36)に連通しており、風選室30を通過し
籾殻N及び粃Tが除去された籾摺米Sが案内されるよう
になっている。なお、以下は、風選室30を通過し籾殻
N及び粃Tが除去された籾摺米Sを混合米Kという。す
なわち、この混合米Kには、多量の玄米Gと少量の籾M
とが混在している。
【0027】この一番粒樋48も、装置の前後方向(奥
行き方向)に沿って設けられており、さらに、その底部
には、スクリューコンベア50が配設されている。
【0028】このスクリューコンベア50は、軸線方向
において2分割され(図1の手前側:奥側=2:8程
度)、送り方向がそれぞれ互いに相反する方向となるよ
うにスクリューの向きが設定されている。
【0029】ここで、前記風選室30(底壁37)から
案内されてくる混合米Kは、図1の奥側のスクリューに
落下し装置の奥側端へ搬送されるようになっている。
【0030】スクリューコンベア50の装置手前側端部
(図1の紙面手前側)には、籾戻しスロワ52が連結さ
れている。すなわち、スクリューコンベア50のうち、
装置手前側(図1の紙面手前側)のスクリューに落下す
るのは、後述する選別部10Bによって選別され再度一
対の籾摺ロール22、24によって籾摺りが必要な籾M
であり、この選別部10Bからの籾Mが送り込まれるよ
うになっている。スクリューコンベア50の手前側スク
リューに落下した選別部10Bからの籾Mは、図1の紙
面手前端に集積され、籾戻しスロワ52によって撥ね出
されて、再び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返
送される構成である。
【0031】なお、スクリューコンベア50及び籾戻し
スロワ52は、メインモータ120の駆動力が伝達され
て回転する。
【0032】一方、スクリューコンベア50の装置奥側
端部(図1の紙面奥側)には、混合米昇降機54が連結
されている。この混合米昇降機54は上下方向に立設さ
れており、風選室30から案内されてスクリューコンベ
ア50のうち装置奥側(図1の紙面奥側)のスクリュー
によって装置の奥側端へ搬送された混合米Kを籾摺装置
10の最上部まで搬送し、この籾摺装置10の最上に位
置する混合米タンク56へ送り込むようになっている。
なお、この混合米昇降機54も、メインモータ120の
駆動力が伝達されて作動する。
【0033】混合米タンク56は、円錐ホッパ状に形成
されると共に、箱形のケーシング58によって被覆され
ている。混合米昇降機54により持上げ搬送された混合
米Kは、この混合米タンク56内に集積されるようにな
っている。なお、混合米タンク56の側壁一部には、オ
ーバーフロー管60が連結されており、所定量以上の混
合米Kが混合米タンク56に集積された場合には、混合
米Kの一部がこのオーバーフロー管60を通って、前記
籾摺室20の一対の籾摺ロール22、24の上流側に戻
されるようになっている。
【0034】混合米タンク56の最底部の供給口62に
は、混合米供給シャッター64が取付けられている。こ
の混合米供給シャッター64は、混合米供給モータ(図
示省略)の駆動力で開閉させることができるようになっ
ており、混合米タンク56内に配設された混合米センサ
66からの信号によって、混合米タンク56内の混合米
Kが所定量以下のときは閉状態となり、所定量以上のと
きは開状態となるように制御されている。そして、この
混合米供給シャッター64の開度は、予め任意に設定し
ておいて、供給口62を通過する混合米Kの量を制限す
ることができるようになっている。
【0035】前記混合米タンク56の下方には選別部1
0Bが配置されており、供給口62を通過した混合米K
は選別部10Bへと案内されるようになっている。
【0036】選別部10Bの最上部には、供給樋68が
設けられている。供給樋68は、装置の一側へ向けて
(図1の右下がりに)傾斜しており、その表面には右側
面が起立し左側面が緩傾斜した略階段状または略三角形
状の無数の突起が連続して形成されている。この供給樋
68は、選別部10Bが全体として図1の左右方向に揺
動(振動)するときに同時に揺動され、供給口62から
落下した混合米Kを前記突起の右側面で押し出すように
して徐々に図1の右方向へ移行させながらその全面に散
乱させるようになっている。なお、供給樋68の右端近
傍の天井部には、均平板70が取付けられており、供給
樋68上に落下した混合米Kを平らにならす役目を有し
ている。
【0037】供給樋68の最下流側端部(図1右側端
部)には、装置の前後方向に沿って(図1の紙面手前か
ら奥側にかけて)複数(例えば、6箇所)の分配樋72
が設けられている。これらの分配樋72は、供給樋68
の下方にそれぞれ所定の隙間をおいて積層配置された複
数(例えば、6枚)の揺動選別板74にそれぞれ独立し
て連通しており、供給樋68からの混合米Kを各揺動選
別板74にそれぞれ均等に分配供給することができるよ
うになっている。
【0038】揺動選別板74は、その1つの角部(図1
の右側かつ奥側)を支点として、当該角部の対角線上の
角部の高さ位置が前記支点の角部よりも低くなるように
調整され、三次元的に傾斜している。すなわち、図1に
おいて、揺動選別板74の右側が高く左側が低く傾斜し
ており、かつ、紙面奥側が高く紙面手前側が低く傾斜し
ている。そして、この揺動選別板74の表面全体には、
右側面が起立し左側面が緩傾斜した断面略三角形状の無
数の突起がエンボス加工によって形成されている。な
お、前記断面略三角形状の突起に代えて、無数の凹穴を
形成する構成としてもよい。
【0039】しかして、分配樋72によって分配された
混合米Kは、前記支点とされた角部の近傍にそれぞれ落
下するようになっている。その角部の近傍には、平面部
としての矩形の平面プレート76が設けられている。こ
れにより、混合米Kの滑りを向上し、混合米Kが揺動選
別板74の表面全域に迅速に拡がることを助長してい
る。なお、この平面プレート76に代えて、突起を形成
しないで平滑面とすることで平面部を設けるように構成
してもよい。
【0040】以上の構成の供給樋68及び揺動選別板7
4から成る選別部10B(その本体部分)は、メインモ
ータ120の駆動力が伝達されて作動し、回転駆動力が
クランク機構(カム機構)によって往復駆動力に変換さ
れて図1の左右方向に揺動(振動)するようになってい
る。揺動選別板74上に供給された混合米Kは、この揺
動選別板74の左右の揺動(振動)によって、玄米G
と、籾M(脱ぷ処理なれなかったもの)と、これらが混
在する混合米Kとに選別される構成である。
【0041】すなわち、比重が大きい玄米Gは、混合米
層の下方に沈んで前記突起により押し出されるようにし
て揺動選別板74の右側へと順次移行し、比重が小さい
籾Mは、混合米層の上方に浮いて層の表面上を滑り落ち
るようにして揺動選別板74の左側へと順次移行するこ
とになる。この移行度合いの差によって、揺動選別板7
4上において、図1の右側の領域に玄米G、中央の領域
に混合米K、左側の領域に籾Mが集中し、もって選別
(分離)されるようになっている。この現象は、揺動選
別板74の奥側(供給側)から手前側に自然に流下しつ
つ徐々にはっきりと現れてくる。しかして、揺動選別板
74上の玄米Gと混合米Kと籾M(以下、混合米等とい
う)は、各段の揺動選別板74の手前側から下方に落下
するようになっている。
【0042】また、揺動選別板74の落下側端部(図1
の紙面手前側端部)には、固定仕切板78と、移動仕切
板80とが配設されている。
【0043】固定仕切板78は、前述の如く揺動選別板
74によって選別(分離)された籾Mと混合米Kとの境
界付近に位置しており、この固定仕切板78よりも図1
の左側には籾Mが落下し、固定仕切板78よりも図1の
右側には混合米Kが落下するようになっている。一方、
移動仕切板80は略逆Y字形に形成されており、前述の
如く揺動選別板74によって選別(分離)された籾Mと
混合米Kとの境界付近に位置しており、この移動仕切板
80よりも図1の左側には混合米Kが落下し、移動仕切
板80よりも図1の右側には玄米Gが落下するようにな
っている。
【0044】また、これらの固定仕切板78及び移動仕
切板80の下方には、揺動排出樋82が設けられてお
り、さらに、この揺動排出樋82には、籾戻し口84、
混合米排出口86及び玄米排出口88が設けられてい
る。このため、固定仕切板78によって選別(分離)さ
れた籾Mは、籾戻し口84へ案内され、この籾戻し口8
4から籾戻しホッパ90へ落下するようになっている。
さらに、籾戻しホッパ90は前述した一番粒樋48のス
クリューコンベア50に連通している。このため、籾戻
しホッパ90へ落下した籾Mは、一番粒樋48のスクリ
ューコンベア50へ案内される構成である。さらにここ
で、一番粒樋48のスクリューコンベア50において
は、前述の如く2分割されたうちの図1の紙面手前側の
スクリューに前記籾Mが落下するようになっている。こ
のため、固定仕切板78によって選別(分離)された籾
Mは、スクリューコンベア50によって図1の紙面手前
端に集積され、籾戻しスロワ52によって撥ね出され
て、再び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返送さ
れることになる。
【0045】またさらに、籾戻しスロワ52の直後(籾
の返送経路の途中)には、図2に示す如く切換弁53が
設けられている。この切換弁53は、「開放」状態とな
ることにより、前記籾Mの返送経路を装置外部に開放さ
せることができる。したがって、この切換弁53を作動
させ「開放」状態とすれば、籾戻しスロワ52によって
返送する籾Mを直接装置外へ排出することができるよう
になっている。
【0046】一方、固定仕切板78と移動仕切板80に
よって選別(分離)された混合米Kは、混合米排出口8
6へ案内され、移動仕切板80によって選別(分離)さ
れた玄米Gは、玄米排出口88へ案内される構成であ
る。
【0047】またここで、移動仕切板80は、揺動選別
板74の左右方向を軸線方向とする雄ねじシャフト92
に螺合されている。この雄ねじシャフト92は、軸線方
向の移動は阻止されかつ仕切板モータ94の駆動力で軸
回転するようになっている。このため、仕切板モータ9
4が駆動して雄ねじシャフト92が回転することによ
り、移動仕切板80を図1の左右方向に移動させること
ができる構成となっている。
【0048】この移動仕切板80の移動(その位置)
は、揺動選別板74の揺動による玄米選別時の選別度合
いによって定められる。すなわち、米の種類や周囲の環
境等により、選別がし易い場合とし難い場合とがあり、
選別し易い場合には玄米Gを落下させる領域が拡がるた
めその分だけ移動仕切板80を図1の左に移動させる。
一方、選別がし難い場合には玄米Gを落下させる領域が
狭まるためその分だけ移動仕切板80を図1の右に移動
させることができる。なお、符号93は両仕切板78、
80の支杆である。
【0049】また、最上段に位置する揺動選別板74の
落下側端部(図1の紙面手前側端部)には、揺動選別板
74の幅方向両端部近傍(図1の左右端部近傍)に、落
下確認用の(混合米等の層厚センサとしての)一対の回
転フィン96、98がそれぞれ設けられている。このた
め、揺動選別板74から混合米等が落下すると、この混
合米等が回転フィン96、98に係合して回転フィン9
6、98を回転させることができる。
【0050】この回転フィン96、98には永久磁石が
埋設されており、その回転軌跡の一部に沿って近接スイ
ッチが配設されている。このため、回転フィン96、9
8が回転すると、近接スイッチがオン・オフを繰り返し
てパルス信号を出力することができる。これにより、両
方の回転フィン96、98が同一回転数で回転すること
により、揺動選別板74上の混合米等が均一に拡散した
こと(混合米等の層厚が均一であること)を認識でき
る。
【0051】選別部10Bの下方、すなわち、前述した
混合米排出口86及び玄米排出口88と対向する位置に
は、排出樋100が配置されている。この排出樋100
は装置の左右方向に沿って設けられている。さらに、排
出樋100の底部には、スクリューコンベア102が配
設されている。このスクリューコンベア102は、排出
樋100の中央部に設けられた仕切板104を境にし
て、左右のスクリューの向きが互いに相反するように
(送り方向がそれぞれ互いに相反する方向となるよう
に)設定されている。
【0052】これにより、前記混合米排出口86から排
出された混合米Kは、このスクリューコンベア102の
左側のスクリューによって図1の左方向へ搬送され、前
述した一番粒樋48のスクリューコンベア50(図1の
紙面奥側)へ落下するようになっている。この結果、こ
の混合米Kは、再度混合米昇降機54によって混合米タ
ンク56へと送られ、再び選別部10Bでの選別が実行
されることになる。
【0053】一方、玄米排出口88から排出された玄米
Gは、前記スクリューコンベア102の右側のスクリュ
ーによって図1の右方向へ搬送される。
【0054】このスクリューコンベア102は、メイン
モータ120の駆動力が伝達されて回転する。
【0055】また、玄米排出口88には、玄米排出シャ
ッター106が設けられている。玄米排出シャッター1
06は、玄米排出モータ(図示省略)の駆動力によって
開閉する。本実施の形態に係る籾摺装置10では、装置
の運転開始直後から所定時間(すなわち、準備時間)
は、選別部10Bによる選別が完全に行われず、揺動選
別板74の図1の右端においても混合米Kが存在するこ
とがある。このため、前記準備時間中は、玄米排出口8
8を玄米排シャッター106によって閉じておき、全て
混合米排出口86へ案内するようにしている。準備時間
が経過した後には、自動的に玄米排出シャッター106
が開放され、玄米Gは玄米排出口88から排出される構
成である。
【0056】前記スクリューコンベア102の右側端部
には、玄米排出スロワ108が一体的に設けられてお
り、さらに、玄米排出スロワ108には玄米取出樋11
0が接続されている。このため、玄米排出口88から排
出されスクリューコンベア102によって搬送された玄
米Gは、玄米排出スロワ108によって撥ね出されて、
玄米取出樋110へ送給されるようになっている。
【0057】ここで、図4にはこの玄米取出樋110の
先端主要部分の構成が断面図にて示されており、また図
5には当該部分の構成が一部破断した斜視図にて示され
ている。
【0058】玄米取出樋110は、前述の如く玄米排出
スロワ108によって撥ね出された玄米Gを外部に取り
出すためのものであり、その先端部分は全体として逆向
きU字状の送給経路を構成している。玄米取出樋110
の先端中央下部には、送給される玄米Gをそのまま排出
するための玄米取出口130が下向きに開口して設けら
れている。また、玄米取出樋110の先端中央上部(玄
米取出口130の上方部分)には、送給される玄米Gの
送給経路に対応して櫛部材132が配置されている。こ
の櫛部材132は、図6にも示す如く櫛状に形成されて
おり、玄米排出スロワ108によって撥ね出された玄米
Gが衝突することでこの玄米Gに混入する塵を分離する
ことができる。
【0059】また、櫛部材132と玄米取出口130と
の間(玄米取出口130の上方)には、一対の案内板1
34、136が互いにV字状に対向して設けられてお
り、櫛部材132を通過した後の玄米Gを玄米取出口1
30へ案内することができる。また、櫛部材132より
も前記玄米送給方向下流側であって玄米取出口130の
側近には、一方の案内板134に対向して(他方の案内
板136の直下に)、多孔板138が設けられている。
この多孔板138には無数の透孔が形成されており、櫛
部材132及び一対の案内板134、136を通過した
玄米Gが衝突することでこの玄米Gに混入する埃を分離
することができる。
【0060】さらに、玄米取出口130の側方には塵埃
排出口140が設けられている。塵埃排出口140は、
玄米取出口130と分離独立して多孔板138よりも前
記玄米送給方向下流側に下向きに開口して設けられてお
り、櫛部材132によって分離された塵及び多孔板13
8によって分離された埃を排出することができる。さら
に、この塵埃排出口140には、塵埃回収ダクト112
の一端部が接続されている。この塵埃回収ダクト112
の他端部は、前述した籾摺室20の最下端部(風選室3
0の風選路34近傍)に位置している。このため、塵埃
排出口140から排出される塵及び埃は、籾殻排出ブロ
ワ38の吸引力により吸引されて籾殻Nと共に外部に排
出され、玄米取出樋110の周辺には飛散しないように
構成されている。
【0061】以上の構成の玄米取出樋110の玄米取出
口130には、筒体142が取り付けられると共に、そ
の開口部には蓋体114が設けられている。この蓋体1
14は、閉状態または開状態の何れでも保持でき、か
つ、閉状態であっても玄米Gの排出力によって押圧さ
れ、玄米Gを排出することができるようになっている。
したがって、この蓋体114を閉状態としておけば、玄
米Gを餌とする外部からの小動物(鼠等)の侵入を防止
することができる。
【0062】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0063】上記構成の籾摺装置10では、籾摺部10
Aの籾供給ホッパ12に籾Mが投入され装置の運転が開
始されると、籾Mは順次籾摺室20へ流入し、一対の籾
摺ロール22、24の間へ供給されて籾摺り(脱ぷ処
理)がなされる。一対の籾摺ロール22、24を通過し
脱ぷ処理された籾摺米Sは、順次風選室30へ流入し、
この中に混入した籾殻N及び粃T等が籾殻排出ブロワ3
8の吸引力によって吸い取られる。この籾殻Nは排気ダ
クト部42を介して外部に排出され、粃Tは二番粒樋4
4に案内されてスクリューコンベア46により装置手前
側に集積回収される。
【0064】一方、風選室30を通過し籾殻N及び粃T
等が除去された混合米Kは、一番粒樋48へ案内され、
スクリューコンベア50によって混合米昇降機54へ搬
送され、さらに、混合米昇降機54によって混合米タン
ク56へ送り込まれる。混合米タンク56に送り込まれ
た混合米Kは、所定量たまった時点で選別部10Bへと
案内される。
【0065】選別部10Bでは、供給樋68に落下した
混合米Kが、6箇所の分配樋72から各揺動選別板74
にそれぞれ均等に分配供給される。各揺動選別板74上
に供給された混合米Kは、この揺動選別板74の左右の
揺動(振動)によって、玄米Gと、籾Mと、これらが混
在する混合米Kとに選別される。
【0066】さらに、固定仕切板78によって選別(分
離)された籾Mは、籾戻し口84へ案内され、この籾戻
し口84から籾戻しホッパ90、一番粒樋48のスクリ
ューコンベア50、及び籾戻しスロワ52によって、再
び一対の籾摺ロール22、24の上流側に返送される。
また、固定仕切板78と移動仕切板80によって選別
(分離)された混合米Kは、混合米排出口86から排出
され、スクリューコンベア102によって一番粒樋48
のスクリューコンベア50へと搬送される。この結果、
この混合米Kは、再度混合米昇降機54によって混合米
タンク56へと送られ、再び選別部10Bでの選別が実
行される。
【0067】一方、移動仕切板80によって選別(分
離)された玄米Gは、玄米排出口88から排出され、ス
クリューコンベア102によって玄米排出スロワ108
へと搬送された後に、玄米排出スロワ108によって撥
ね出されて玄米取出樋110から外部に取り出される。
【0068】ここで、この玄米取出樋110において
は、脱ぷ処理された後の玄米Gが玄米排出スロワ108
によって撥ね出されて送給されると、櫛状に形成され玄
米Gの送給経路に対応して配置された櫛部材132に、
送給される玄米Gが衝突し、これによりこの玄米Gに混
入する塵が分離される。さらに、櫛部材132を通過し
た玄米Gは、対向して配置された一対の案内板134、
136に案内されて多孔板138に衝突し、これにより
この玄米Gに混入する埃が分離される。
【0069】さらに、櫛部材132及び多孔板138に
よって塵及び埃が分離された玄米Gは、そのまま玄米取
出口130から外部へ取り出される。一方、玄米Gから
分離された塵及び埃は、玄米排出スロワ108の風力に
より吹き飛ばされて塵埃排出口140から排出され、さ
らに、塵埃回収ダクト112を介して籾摺室20の最下
端部(風選室30の風選路34近傍)に至り、籾殻排出
ブロワ38の吸引力により吸引されて籾殻Nと共に外部
に排出される。したがって、塵及び埃が玄米取出樋11
0の周辺に飛散することがない。またこのため、環境衛
生や作業能率が悪化することもない。
【0070】このように、本実施の形態に係る籾摺装置
10の玄米取出樋110では、脱ぷ処理された後の玄米
Gを装置外部に取り出す際に、脱ぷ処理後の玄米Gに混
入する塵や埃を確実に分離し玄米Gを取り出すことがで
き、分離した塵や埃はそれ独自で排出することができ装
置周辺に飛散することがない。
【0071】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る籾摺装置
の玄米取出樋は、脱ぷ処理された後の玄米を装置外部に
取り出す際に、脱ぷ処理後の玄米に混入する塵や埃を確
実に分離し玄米を取り出すことができ、分離した塵や埃
はそれ独自で排出することができ装置周辺に飛散するこ
とがないという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の全体構成
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の全体構成
を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の外観斜視
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の玄米取出
樋の先端主要部分の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の玄米取出
樋の先端主要部分の構成を示す一部破断した斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る籾摺装置の玄米取出
樋の櫛部材の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 籾摺装置 10A 籾摺部 10B 選別部 20 籾摺室 22 籾摺ロール 24 籾摺ロール 30 風選室 38 籾殻排出ブロワ 74 揺動選別板 108 玄米排出スロワ 110 玄米取出樋 112 塵埃回収ダクト 130 玄米取出口 132 櫛部材 134 案内板 136 案内板 138 多孔板 140 塵埃排出口 M 籾 S 籾摺米 K 混合米 G 玄米 N 籾殻 T 粃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された籾を脱ぷ処理して玄米として
    取り出す籾摺装置に適用され、前記脱ぷ処理後に送給さ
    れる玄米を装置外へ取り出すための籾摺装置の玄米取出
    樋において、 前記送給される玄米をそのまま排出するための玄米取出
    口と、 櫛状に形成され、前記玄米取出口の上方であって前記送
    給される玄米の送給経路に対応して配置され、前記送給
    される玄米が衝突することでこの玄米に混入する塵を分
    離する櫛部材と、 無数の透孔が形成され、前記櫛部材よりも前記玄米送給
    方向下流側であって前記玄米取出口の近傍に設けられ、
    前記櫛部材を通過した玄米が衝突することでこの玄米に
    混入する埃を分離する多孔板と、 前記玄米取出し口と分離独立して前記多孔板よりも前記
    玄米送給方向下流側に設けられ、前記櫛部材によって分
    離された塵及び前記多孔板によって分離された埃を排出
    するための塵埃排出口と、 を備えたことを特徴とする籾摺装置の玄米取出樋。
JP11193399A 1999-07-07 1999-07-07 籾摺装置の玄米取出樋 Pending JP2001017870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105127099A (zh) * 2015-09-30 2015-12-09 韶关市丰一工贸有限公司 一种无网式谷物、颗粒物与风分离装置

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