JP2000061273A - 膜分離装置及びその膜洗浄方法 - Google Patents

膜分離装置及びその膜洗浄方法

Info

Publication number
JP2000061273A
JP2000061273A JP10238666A JP23866698A JP2000061273A JP 2000061273 A JP2000061273 A JP 2000061273A JP 10238666 A JP10238666 A JP 10238666A JP 23866698 A JP23866698 A JP 23866698A JP 2000061273 A JP2000061273 A JP 2000061273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
gas
air
cleaning
diffuser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10238666A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakano
淳 中野
Kazuo Soga
和雄 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP10238666A priority Critical patent/JP2000061273A/ja
Publication of JP2000061273A publication Critical patent/JP2000061273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜の閉塞を十分に防止して膜分離装置の長期
安定運転を可能にする膜分離装置及びその膜洗浄方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明は、処理槽1内の被処理水3中
に浸漬される膜エレメント4aに対し、複数の散気口を
通して放出されるガスを曝気することにより膜エレメン
ト4aを洗浄する膜分離装置10の膜洗浄方法におい
て、ガスを放出する散気口を少なくとも1回切り替える
ことを特徴とする。この場合、空気を放出する散気口が
切り替えられることにより、各散気口からガスの放出及
び停止が繰り返し行われる。このため、膜エレメント4
aの膜表面に加えられる空気流及び水流の強度が頻繁に
変化する。また、空気を放出する散気口が切り替えられ
ることにより、曝気位置が変化し、膜エレメント4aに
おける曝気が多い個所と曝気が少ない個所の位置が変化
し、水流の循環経路が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、膜分離装置及び
その膜洗浄方法に関し、より詳細には、処理槽内の被処
理水中に浸漬される膜エレメントにより被処理水をろ過
する膜分離装置及びその膜エレメントを洗浄する膜洗浄
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】膜分離法には、清澄な処理水が安定して
得られること、汚泥の濃縮ができること等の多くの利点
がある。このような膜分離法でも特に注目されている方
法として、浸漬膜法がある。この方法は、処理槽内に収
容された被処理水に膜エレメントを浸漬配置し、膜エレ
メントの膜が被処理水中の水だけを透過させるようにす
るものである。この場合、該ろ過水は膜の被処理水側に
圧力を加えたり、膜のろ過水側から吸引力を加えたりす
ることによって透過させられる。
【0003】ところで、被処理水をろ過すると、被処理
水中の懸濁物質や高分子物質が膜面に残留し、次第に膜
面に付着又は濃縮して膜エレメントの透過性能を低下さ
せてしまう。
【0004】そこで、例えば特公平4−70958号公
報では、膜エレメントの下方に配設された複数本の散気
管の全部から一定流量の空気を同時に膜エレメントに曝
気することにより膜エレメントの洗浄を行う方法が開示
されている。これにより、空気流・水流のリフト作用や
撹拌作用によって膜面にせん断力が加えられ、固形物等
の付着防止が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特公平4−70958号公報に記載の膜分離装置にお
いては、一定流量の空気が常時散気管から放出される場
合に、膜面において空気及び水の流速の大きい部分と小
さい部分とが生じる場合がある。即ち、膜エレメントの
膜表面に対しその全体にわたって空気流及び水流が十分
に行き渡らない。また、一定流量の空気が放出されるの
で、膜エレメントの膜面に対して水流の向きがほぼ一定
となる。この結果、膜の閉塞が部分的に著しくなり、膜
の洗浄を早期にかつ頻繁に行う必要が生じ、膜分離装置
の長期安定運転が困難となる。
【0006】そこで、この発明は、上記事情に鑑み、膜
面全体にわたる膜の閉塞を十分に防止して膜分離装置の
長期安定運転を可能にする膜分離装置及びその膜洗浄方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の膜洗浄方法は、処理槽内の被処理水中に
浸漬される膜エレメントに対し、複数の散気口を通して
放出されるガスを曝気することにより膜エレメントを洗
浄する膜分離装置の膜洗浄方法において、ガスを放出す
る散気口を切り替えることを特徴とする。この発明にお
いて、「切り替える」という場合、一部の散気口からは
ガスを放出したまま、残りの散気口からガスの放出を開
始することをも意味するものとする。
【0008】この構成によれば、ガスを放出する散気口
が切り替えられることにより、各散気口からのガスの放
出及び停止が繰り返し行われる。このため、膜エレメン
トの膜表面に対して、空気流及び水流の強度が頻繁に変
化する。また、空気を放出する散気口が切り替えられる
ことにより、曝気位置が変化し、膜エレメントにおける
曝気が多い個所と曝気が少ない個所の位置が変化し、水
流の循環経路が変化する。
【0009】また、この発明の膜分離装置は、処理槽内
の被処理水中に浸漬される膜エレメントにより被処理水
をろ過する膜分離装置において、膜エレメントを洗浄す
るためのガスを放出する少なくとも1個の散気口を有す
る複数本の散気管と、複数本の散気管にガスを供給する
ガス供給源と、複数本の散気管のそれぞれにガスを供給
しかつ停止させる複数の弁と、膜エレメントの膜洗浄中
に、ガスを放出する散気口を少なくとも1回切り替える
よう複数の弁のそれぞれの開閉を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。この構成の膜分離装置によれ
ば、上記膜洗浄方法を有効に実施することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に、この発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0011】図1は、この発明の膜分離装置の好適な実
施形態を示す概略断面図である。図1に示すように、膜
分離装置10は、処理槽1を備えており、この処理槽1
内には、被処理水3が収容されている。被処理水3は、
被処理水流入ライン2を通して処理槽1内に流入される
ようになっている。被処理水3には、膜モジュール4が
浸漬されている。膜モジュール4は、膜エレメント4a
としての複数枚の平膜エレメントで構成され、膜エレメ
ント4aは、図2に示すように、所定間隔を置いて積層
されている。膜エレメント4aとしては、平膜エレメン
トの代わりに中空糸膜やチューブラ膜の浸漬膜を用いる
こともできる。また、これらの浸漬膜の種類としては限
外ろ過膜、精密ろ過膜等のいずれも使用することができ
る。
【0012】各膜エレメント4aには集水管(図示せ
ず)が接続され、該各集水管に膜エレメント4aの膜を
透過した水がろ過水として集められるようになってい
る。各集水管はライン5に接続されている。そして該ラ
イン5に接続された吸引ポンプ6によって膜エレメント
4a内に負圧が発生させられ、ろ過水が吸引される。
【0013】図2に示すように、膜モジュール4の下方
には、複数本(例えば3本)の散気管7、8、9が水平
方向に並設され、散気管7、8、9は、膜エレメント4
aの積層方向に延びており、各散気管7、8、9は、下
方に延びる複数の散気ノズル7a、8a、9aを有して
いる。各散気ノズル7a,8a,9aには、空気を散気
しかつ放出するための散気口が形成されている。散気管
7,8,9からはそれぞれガス供給ライン11、12、
13が延びており、これらガス供給ライン11、12、
13にはそれぞれ、散気管7、8、9にガスを供給しか
つ停止させるための自動弁14、15、16が設けられ
ている。ガス供給ライン11、12、13は、合流ライ
ン18を介して、ガス供給源としてのブロワ19に接続
されている。なお、図1に示すように、膜エレメント4
aの側方には、各散気ノズル7a,8a,9aの散気口
から放出された空気により発生する水流を処理槽1内で
循環させるための仕切板23が配設されている。
【0014】また、膜分離装置10には、制御装置21
が設けられており、この制御装置21は、膜エレメント
4aの膜洗浄中に、空気を放出する散気口を少なくとも
1回切り替えるよう自動弁14,15,16のそれぞれ
の開閉を制御すると共に、ブロワ19から空気を供給さ
せるものである。この場合、制御装置21は、自動弁1
4,15,16の開閉を指示する自動弁開閉指示装置1
7を介して自動弁14,15,16のそれぞれの開閉を
制御する。また、制御装置21は、ガス流量指示装置2
0を介してブロワ19からの空気の流量を制御する。
【0015】次に、前述した構成の膜分離装置10にお
ける膜エレメント4aの洗浄方法について図3及び図4
を参照して説明する。
【0016】図3は、膜エレメント4aの膜洗浄方法の
一連の洗浄状態を示す概略図、図4は、図3に示す一連
の洗浄状態に対応する自動弁14、15、16のオン・
オフ状態を示すタイムチャートである。
【0017】この実施形態は、空気を放出する散気管
7,8,9を予め決められた順序で切り替え、各散気管
7、8、9の散気口から放出される空気を膜エレメント
4aの膜表面に曝気することにより洗浄するものであ
る。以下、この洗浄方法について具体的に説明する。
【0018】まず、制御装置21により、自動弁開閉指
示装置17を介して自動弁14、15又は16の開閉が
制御され、自動弁15及び16を閉じた状態で、自動弁
14が開かれる(図3(a)参照)。このとき、制御装
置21によりガス流量指示装置20及びガス流量調整装
置22を介してブロワ19が制御され、ブロワ19から
一定流量の空気が合流ライン18に導入される。導入さ
れた空気は、ガス供給ライン11を選択的に通過し、ガ
ス供給ライン11から散気管7に送られる。そして、図
3(a)に示すように、空気は散気ノズル7aの散気口
から散気・放出されて上昇し、膜エレメント4aに曝気
され、この空気流及び、この空気流に伴って発生する水
流により膜エレメント4aが洗浄される。ブロワ19は
以後オン状態としておく。
【0019】ここで、自動弁7の開時間長、即ち散気管
7からの空気放出時間長は60分以内、好ましくは15
分以内で適宜選択され、例えば5分である。60分以内
とするのは、60分を越えると、曝気されない他の膜エ
レメント4aの膜が閉塞する傾向があるからである。
【0020】次いで、制御装置21により自動弁14が
閉じられ、自動弁15が開かれる。即ち、自動弁14か
ら自動弁15への切替えが行われる。このとき、ブロワ
19により供給された空気は、ガス供給ライン12を選
択的に通過し、散気管8に送られる。そして、図3
(b)に示すように、空気は散気ノズル8aの散気口か
ら散気・放出されて上昇し、このとき、空気を放出する
散気口が切り替えられることになる。そして、膜エレメ
ント4aが曝気され、空気流及び水流による膜エレメン
ト4aの洗浄が行われる。ここで、自動弁15の開時間
長は、自動弁14の開時間長と同様の時間であり、自動
弁14から自動弁15への切替えは、自動弁14を閉じ
た直後に行う。
【0021】その後、制御装置21により自動弁15が
閉じられ、自動弁16が開かれる(図4(c)参照)。
即ち、自動弁15から自動弁16への切替えが行われ
る。このとき、ブロワ19によって供給された空気は、
ガス供給ライン13を選択的に通過し、散気管9に送ら
れる。そして、図3(c)に示すように、空気は、散気
ノズル9aの散気口から散気・放出されて上昇し、この
とき、空気を放出する散気口が切り替えられることにな
る。そして、膜エレメント4aが曝気され、空気流及び
水流による膜エレメント4aの洗浄が行われる。ここ
で、自動弁16の開時間長は、自動弁15の開時間長と
同様の時間であり、自動弁16への切替えは、自動弁1
5を閉じた直後に行う。
【0022】次いで、自動弁16から自動弁14に切り
替えて散気管7の散気口を通して空気を放出し、以後、
自動弁15、16、14、15、16、…と順次切り替
えて空気を放出する。このとき、各散気管7、8、9の
散気口から放出される1回当たりの空気放出時間長、即
ち自動弁14、15又は16の1回あたりの開時間長は
互いに同じ時間とする。
【0023】このように、空気を放出する散気管を1本
ずつ順次切り替えることにより、各散気管7,8,9の
散気口から空気の放出及び停止が繰り返し行われる。こ
のため、膜エレメント4aの膜表面に加えられる空気流
及び水流の強度が頻繁に変化する。また、空気が供給さ
れる散気管が切り替えられることにより、曝気位置が変
化し、膜エレメント4aにおける曝気が多い個所と曝気
が少ない個所の位置が変化し、水流の循環経路が変化す
る。このため、従来であれば十分に水流が行き渡ってい
ない膜面に対しても洗浄効果が得られることになる。特
に、膜エレメント4aの曝気が少ない個所では水流が逆
向き、即ち下向きに流れることがある。以上の作用によ
り、膜エレメント4aの膜面への固形物の付着を効果的
に防止することができ、膜面に付着した固形物について
は効果的に剥離することができ、従来は3ヶ月程度であ
った膜エレメントの洗浄間隔を6ヶ月以上まで延ばすこ
とが可能となる。
【0024】なお、散気管7、8、9の散気口から空気
を放出している間は、膜エレメント4aの膜面への固形
物の付着や膜面に付着した固形物の十分な剥離を図る観
点から、ガス流量調整手段としてのガス流量調整装置2
2により空気の流量を変化させることが好ましい。ガス
流量調整装置22及びガス流量調整装置22としては、
インバータ又は減速機等が用いられる。この場合、各散
気管7、8、9の散気口から放出される1時間当たりの
空気の総供給量は一定とする。なお、ガス流量調整手段
としては、ガス流量調整装置22に代えて、流量調整弁
として機能する自動弁14,15,16を用いてもよ
い。
【0025】次に、膜エレメント4aの洗浄方法の第2
の実施形態について説明する。
【0026】この実施形態は、各自動弁14、15、1
6の1回あたりの開時間長、即ち各散気管7,8,9の
散気口から放出される1回当たりの空気放出時間長をラ
ンダムに決定される時間間隔とする点で第1実施形態と
異なる。この場合、制御装置21としては、乱数発生機
能を有するものが用いられる。各自動弁14、15、1
6の1回あたりの開時間長は、制御装置21により乱数
処理を行って決定する。
【0027】この場合、各自動弁14、15、16の1
回あたりの開時間長と乱数値とを予め対応させておき、
乱数処理で得られた乱数値に応じた開時間長で、自動弁
14、15又は16を開く方法が考えられる。なお、自
動弁14、15又は16の1回あたりの開時間長は60
分以内、好ましくは15分以内である。
【0028】次に、膜エレメント4aの洗浄方法の第3
の実施形態について説明する。
【0029】この実施形態は、開状態の自動弁14、1
5、16をランダムな順序で開く、即ち、空気を放出す
る散気管7、8、9をランダムな順序で切り替えるよう
にした点で第2実施形態と異なる。ここで、自動弁1
4、15、16を開く順序は、制御装置21により乱数
処理を行って決定する。
【0030】この場合、開状態の自動弁14,15又は
16と乱数値とを予め対応させておき、乱数処理で得ら
れた乱数値に応じた自動弁14、15又は16を開くこ
とにより自動弁14、15、16を開くようにする方法
が考えられる。なお、自動弁14、15、16の1回あ
たりの開時間長は60分以内、好ましくは15分以内の
一定時間又はランダムに決定される時間とする。
【0031】次に、膜エレメント4aの洗浄方法の第4
の実施形態について説明する。図5は、自動弁14、1
5、16のオン・オフ状態を示すタイムチャートであ
る。
【0032】この実施形態は、自動弁14、15又は1
6をランダムに開くと共に、各自動弁14、15又は1
6の1回あたりの開時間長をランダムに決定される時間
とする点で第3実施形態と異なる。即ち、この実施形態
は、空気を放出する散気管7、8、9をランダムに切り
替えると共に、各散気管7、8、9の1回あたりの空気
放出時間長をランダムに決定される時間とする点で第3
実施形態と異なる。この実施形態においては、図5
(a)〜(c)に示すように、2つの自動弁が同時に開
かれてもよく、自動弁が一つも開かないようにしてもよ
い。但し、自動弁が一つも開かない時間長は、膜エレメ
ント4aの膜閉塞を起こさないよう10分以下とする必
要がある。
【0033】この発明の膜分離装置は、前述した種々の
実施形態に限定されるものではない。例えば、膜分離装
置10に用いる散気管7、8、9の数は、3本に限定さ
れず、複数本である限り、2本でもよく、4本以上でも
よい。この場合、散気管の本数に対応して自動弁が設け
られる。
【0034】更に、この発明の膜洗浄方法は、生物反応
装置、汚泥分離装置及び微粒子分離装置などに使用され
る膜の洗浄に有効に利用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の膜分離装
置及びその膜洗浄方法によれば、膜エレメントの膜表面
に加えられるガス流及び水流の強度が頻繁に変化するた
め、膜面への固形物の付着を十分に防止でき、また、膜
面に付着した固形物については効果的に剥離することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の膜分離装置の一実施形態を示す概略
断面図である。
【図2】図1の膜エレメントと、散気管との配置関係を
示す斜視図である。
【図3】この発明の膜洗浄方法の一連の洗浄状態を示す
概略図である。
【図4】図3に示す一連の洗浄状態に対応する自動弁の
オン・オフ状態を示すタイムチャートである。
【図5】他の膜洗浄方法における一連の洗浄状態に対応
する自動弁のオン・オフ状態を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1…処理槽、3…被処理水、4a…膜エレメント、7,
8,9…散気管、10…膜分離装置、14,15,16
…自動弁(弁)、19…ブロワ(ガス供給源)、21…
制御装置(制御手段)、22…ガス流量調整装置(ガス
流量調整手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA42 HA93 JA31A KA43 KC02 KC14 KE01Q KE22Q KE24Q KE28Q MA01 MA02 MA03 PA01 PB02 PB08 PC62 PC67

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内の被処理水中に浸漬される膜エ
    レメントに対し、複数の散気口を通して放出されるガス
    を曝気することにより前記膜エレメントを洗浄する膜分
    離装置の膜洗浄方法において、前記ガスを放出する前記
    散気口を少なくとも1回切り替えることを特徴とする膜
    分離装置の膜洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記散気口を少なくとも1個有する散気
    管を前記処理槽に複数本設け、前記ガスが供給される前
    記散気管を切り替えることにより前記ガスを放出する前
    記散気口を切り替えることを特徴とする請求項1に記載
    の膜分離装置の膜洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記ガスを放出する前記散気口を予め決
    められた規則的な順序で切り替えることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の膜分離装置の膜洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記散気口のそれぞれから放出される1
    回当たりのガス放出時間長が互いに同じ時間であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜分
    離装置の膜洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記散気口のそれぞれからガスを放出し
    ている間、放出すべきガスの流量を変化させることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜分離装
    置の膜洗浄方法。
  6. 【請求項6】 処理槽内の被処理水中に浸漬される膜エ
    レメントにより前記被処理水をろ過する膜分離装置にお
    いて、 前記膜エレメントを洗浄するためのガスを放出する少な
    くとも1個の散気口を有する複数本の散気管と、 前記複数本の散気管にガスを供給するガス供給源と、 前記複数本の散気管のそれぞれにガスを供給しかつ停止
    させる複数の弁と、 前記膜エレメントの膜洗浄中に、前記ガスを放出する前
    記散気口を少なくとも1回切り替えるよう前記複数の弁
    のそれぞれの開閉を制御する制御手段と、を備えること
    を特徴とする膜分離装置。
  7. 【請求項7】 前記散気口から放出すべきガスの流量を
    調整するガス流量調整手段を備えることを特徴とする請
    求項6に記載の膜分離装置。
JP10238666A 1998-08-25 1998-08-25 膜分離装置及びその膜洗浄方法 Pending JP2000061273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10238666A JP2000061273A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 膜分離装置及びその膜洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10238666A JP2000061273A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 膜分離装置及びその膜洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000061273A true JP2000061273A (ja) 2000-02-29

Family

ID=17033525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10238666A Pending JP2000061273A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 膜分離装置及びその膜洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000061273A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045827A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Kubota Corporation Multistage immersion type membrane separator and high-concentration wastewater treatment facility using same
JP2003010848A (ja) * 2001-07-03 2003-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 流体の被除去物除去装置およびそれを用いた被除去物除去方法
DE102004009886A1 (de) * 2004-02-26 2005-09-15 Hans Huber Ag Maschinen- Und Anlagenbau Membraneinheit, Anlage und Verfahren zur Abwasserklärung
US7186343B2 (en) 1998-10-09 2007-03-06 Zenon Technology Partnership Cyclic aeration system for submerged membrane modules
JP2010125367A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Daiki Ataka Engineering Co Ltd 膜分離装置
JP2010214237A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Mitsubishi Rayon Co Ltd 散気装置、同散気装置を備えた浸漬型膜分離装置及び前記散気装置の運転方法
JP2010264436A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Shenzhen Jdl Environmental Protection Ltd スラッジ処理の方法
WO2011114897A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 三菱レイヨン株式会社 被処理水の濾過方法
JP2012528717A (ja) * 2009-06-02 2012-11-15 シーメンス インダストリー インコーポレイテッド パルス状の気体スラグおよび大域的曝気による膜洗浄

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7186343B2 (en) 1998-10-09 2007-03-06 Zenon Technology Partnership Cyclic aeration system for submerged membrane modules
WO2002045827A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Kubota Corporation Multistage immersion type membrane separator and high-concentration wastewater treatment facility using same
US6843908B2 (en) 2000-12-04 2005-01-18 Kubota Corporation Multistage immersion type membrane separator and high-concentration wastewater treatment facility using same
JP2003010848A (ja) * 2001-07-03 2003-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 流体の被除去物除去装置およびそれを用いた被除去物除去方法
DE102004009886A1 (de) * 2004-02-26 2005-09-15 Hans Huber Ag Maschinen- Und Anlagenbau Membraneinheit, Anlage und Verfahren zur Abwasserklärung
JP2010125367A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Daiki Ataka Engineering Co Ltd 膜分離装置
JP2010214237A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Mitsubishi Rayon Co Ltd 散気装置、同散気装置を備えた浸漬型膜分離装置及び前記散気装置の運転方法
JP2010264436A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Shenzhen Jdl Environmental Protection Ltd スラッジ処理の方法
JP2012528717A (ja) * 2009-06-02 2012-11-15 シーメンス インダストリー インコーポレイテッド パルス状の気体スラグおよび大域的曝気による膜洗浄
WO2011114897A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 三菱レイヨン株式会社 被処理水の濾過方法
CN102791364A (zh) * 2010-03-15 2012-11-21 三菱丽阳株式会社 被处理水的过滤方法
US20130020261A1 (en) * 2010-03-15 2013-01-24 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Filtering method of water to be treated
JP5733206B2 (ja) * 2010-03-15 2015-06-10 三菱レイヨン株式会社 被処理水の濾過方法
TWI498151B (zh) * 2010-03-15 2015-09-01 Mitsubishi Rayon Co 被處理水的過濾方法
CN102791364B (zh) * 2010-03-15 2015-12-02 三菱丽阳株式会社 被处理水的过滤方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2398461C (en) Multistage immersion type membrane separator and high-concentration wastewater treatment facility using same
JP5067384B2 (ja) 散気装置の洗浄方法および膜分離方法
JP2002011472A (ja) 浸漬型膜分離装置
JP2000061273A (ja) 膜分離装置及びその膜洗浄方法
JP2002307091A (ja) 散気装置の洗浄方法
CN113966249A (zh) 过滤膜清洗装置、过滤膜清洗方法及水处理系统
JP2000343095A (ja) 活性汚泥処理装置
JPH09117647A (ja) 散気装置の運転方法
JP2004313938A (ja) 散気装置の目詰まり防止運転方法
JP2006263716A (ja) 浸漬型膜分離装置、散気装置の洗浄方法および膜分離方法
JP5733206B2 (ja) 被処理水の濾過方法
JP2006205119A (ja) 浸漬型膜分離装置の使用方法および浸漬型膜分離装置
JP2002253935A (ja) 水処理装置及び水処理装置に使用する分離膜の目詰まりを防止する方法
JP2001170677A (ja) 高濃度汚水の散気装置
JP2002102661A (ja) 固液分離装置
JPH1043789A (ja) 散気管の清掃装置
JPH07251042A (ja) 膜分離装置
JP4274903B2 (ja) 散気装置の洗浄方法
JP2006116388A (ja) 散気設備および散気設備の運転方法
JPH09141291A (ja) 水処理装置
JP2000051885A (ja) 活性汚泥処理装置
JP2001170670A (ja) 濃縮機能付き膜分離活性汚泥方式の曝気槽
JP2000317278A (ja) 固液分離装置
JP3784252B2 (ja) 散気装置
JP2000210541A (ja) 平膜分離装置の洗浄方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070628

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021