JP2000060779A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000060779A
JP2000060779A JP10231566A JP23156698A JP2000060779A JP 2000060779 A JP2000060779 A JP 2000060779A JP 10231566 A JP10231566 A JP 10231566A JP 23156698 A JP23156698 A JP 23156698A JP 2000060779 A JP2000060779 A JP 2000060779A
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JP
Japan
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dust collecting
dust
opening
paper bag
frame
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Pending
Application number
JP10231566A
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English (en)
Inventor
Fumiki Mano
文樹 真野
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙パックフィルターを集塵室から取り出す際
に、紙袋部が集塵室の開口端部に引っかかったりするこ
とがなく、この取り出しに際して紙袋部と集塵室内面と
の摩擦抵抗が小さく、口枠が掴みやすくなる電気掃除機
を提供すること。 【解決手段】上方に開口する集塵室2及び集塵室2に開
口する塵埃吸込口7が掃除機本体1に形成され、集塵室
2の上部開口が蓋体3で開閉可能に閉成され、フィルタ
製の紙袋部12を板状の口枠11に一体に設けた紙パッ
クフィルター10が集塵室2内に配設され、口枠11の
中央に吸込口13が設けられていると共に、前記両吸込
口7,13を合わせた状態で口枠11を掃除機本体1に
保持するクランプ爪14が掃除機本体1に設けられた電
気掃除機において、集塵室2の開口縁2bを結ぶ面20
は口枠11の略中心を通る電気掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、フィルタ製の袋
部を板状の口枠に一体に設けたフィルターが掃除機本体
の集塵室内に配設された電気掃除機に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来の電気掃除機としては、例えば図5
に示したようなハンディタイプのものがある。 【0003】この図5において、1は掃除機本体、2は
掃除機本体1の前側に設けられ且つ上方に開口する集塵
室、3は集塵室2の上部開口端を閉成する蓋体、4は集
塵室2の前壁、5は集塵室2内に位置して前壁4の左右
及び下部に設けられた枠挿入溝(図6参照)、6は前壁
4の前側に設けられた接続筒部、7は集塵室2に開口す
る接続筒部6内の塵埃吸込口である。この接続筒部6に
は吸込口体8の接続パイプ9が着脱可能に嵌着され、こ
の接続パイプ9は塵埃吸込口7を介して集塵室2に連通
している。 【0004】また、集塵室2内には紙パックフィルター
10が配設されている。この紙パックフィルター10
は、板状で方形の厚紙製の口枠11と、この口枠11の
一面に開口端部が気密に接着固定されたフィルタ製の紙
袋部12を有する。そして、口枠11の中央には紙袋部
12に開口する吸込口13が形成されている。この口枠
11は左右の部分及び下部が枠挿入溝5内に挿入され
て、吸込口13が塵埃吸込口7に合わせられている。 【0005】更に、掃除機本体1の前端部上壁1aに
は、口枠保持手段としてのクランプ爪14が支持軸15
で回動可能に装着されている。このクランプ爪14は、
図5中、スプリング16により反時計回り方向に回動付
勢されて、紙パックフィルター10の口枠11の上端を
押さえ付けて固定している。図5中、17は掃除機本体
1の後部内に設けられた電動送風機、18は集塵室2の
後端に設けられた二次フィルター、19は掃除機本体1
の後部側上部に設けられた握り部である。 【0006】この構成においては、電動送風機17を作
動させて、電動送風機17の吸引負圧を集塵室2に作用
させると、吸込口体8からエア(外気)が吸い込まれ
る。この吸い込まれたエアは、吸込口7,13を介して
紙パックフィルター10の紙袋部12内に流入した後、
紙袋部12,二次フィルター18を透過する。この際、
エアに塵埃が含まれていれば、この塵埃は紙袋部12に
捕集される。そして、紙パックフィルター10で清浄さ
れたエアは、電動送風機17内に流入し、電動送風機1
7内を冷却した後、図示しない排気口から大気中に排出
される様になっている。 【0007】ところで、この様なエアの紙袋部12への
流入により、紙袋部12は膨出して図7に示したように
集塵室2の内面2aに当接することになる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集塵室
2の断面形状が図7,図8に示したように略円形に形成
されている場合であって、集塵室2の開口縁(開口端)
を結ぶ面20が口枠11の上部にかかる程度になってい
る場合、集塵室2の開口端の左右方向幅Aが開口端近傍
の左右方向最大幅Bよりも狭く形成されるため、図7に
示したように集塵室2の内面2aに当接すると、紙袋部
12を交換の為に集塵室2から取り外す際に、紙袋部1
2が集塵室2の開口端部に引っかかって取り出しにくい
という問題があった。尚、図7,図8は、図示の便宜
上、図5に示した掃除機本体1や蓋体3の断面形状を概
略的に図示している。 【0009】また、紙袋部12と集塵室2の内面2aと
の接触している部分との間に摩擦抵抗が生じるため、紙
袋部12の集塵室2の内面2aに接触している部分の面
積が多くなると、この摩擦抵抗も紙袋部12を集塵室2
から取り出しにくくする原因の一つとなるものであっ
た。 【0010】しかも、紙パックフィルター10を取り出
す際は、口枠11を掴んで取り出すのが普通である。し
かし、口枠11の集塵室2からの突出量が僅かであるこ
とに加えて、紙袋部12は口枠11への固着側端部12
aが他の部分よりも厚く形成されて撓みにくくなってい
るため、口枠11が掴みにくいものであった。この口枠
11の掴みにくさも紙袋部12を集塵室2から取り出し
にくくする原因の一つとなるものであった。 【0011】そこで、この発明は、紙パックフィルター
を集塵室から取り出す際に、紙袋部が集塵室の開口端部
に引っかかったりすることがなく、この取り出しに際し
て紙袋部と集塵室内面との摩擦抵抗が小さく、口枠が掴
みやすくなる電気掃除機を提供することを目的とするも
のである。 【0012】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、上部に開口を有する集塵室及び
該集塵室に開口する塵埃吸込口が掃除機本体に形成さ
れ、前記集塵室の上部開口が蓋体で開閉可能に閉成さ
れ、フィルタ製の袋部を板状の口枠に一体に設けたフィ
ルターが前記集塵室内に配設され、前記口枠に吸込口が
設けられていると共に、前記塵埃吸込口と吸込口とを合
わせた状態で前記口枠を前記掃除機本体に保持する口枠
保持手段が前記掃除機本体に設けられた電気掃除機にお
いて、前記集塵室の上部開口の開口縁を結ぶ面は前記口
枠の略中心を通る電気掃除機としたことを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。 【0014】図1は、この発明に係るハンディタイプの
電気掃除機を示したものである。この図1において、1
は掃除機本体、2は掃除機本体1の前側に設けられ且つ
上部(上方)に開口する集塵室、3は集塵室2の上部開
口端を閉成する蓋体、4は集塵室2の前壁、5は集塵室
2内に位置して前壁4の左右及び下部に設けられた枠挿
入溝(図2参照)、6は前壁4の前側に設けられた接続
筒部、7は集塵室2に開口する接続筒部6内の塵埃吸込
口である。この接続筒部6には吸込口体8の接続パイプ
9が着脱可能に嵌着され、この接続パイプ9は塵埃吸込
口7を介して集塵室2に連通している。 【0015】また、集塵室2内には紙パックフィルター
10が配設されている。この紙パックフィルター10
は、板状で方形の厚紙製の口枠11と、この口枠11の
一面に開口端部が気密に接着固定されたフィルタ製の紙
袋部12を有する。そして、口枠11の中央には紙袋部
12に開口する吸込口13が形成されている。この口枠
11は左右の部分及び下部が枠挿入溝5内に挿入され
て、吸込口13が塵埃吸込口7に合わせられている。 【0016】しかも、集塵室2の開口縁2bを結ぶ面2
0は、前端部から後端部近傍のまでの範囲aが口枠11
の略中心すなわち口枠11に設けた吸込口13,塵埃吸
込口7及び集塵室2の中心線Oと略一致するように設定
されている。 【0017】更に、掃除機本体1の前端部上壁1aに
は、口枠保持手段としてのクランプ爪14が支持軸15
で回動可能に装着されている。このクランプ爪14は、
図5中、スプリング16により反時計回り方向に回動付
勢されて、紙パックフィルター10の口枠11の上端を
押さえ付けて固定している。図1中、17は掃除機本体
1の後部内に設けられた電動送風機、18は集塵室2の
後端に設けられた二次フィルター、19は掃除機本体1
の後部側上部に設けられた握り部である。 【0018】次に、この様な構成の電気掃除機の作用を
説明する。 【0019】この構成においては、電動送風機17を作
動させて、電動送風機17の吸引負圧を集塵室2に作用
させると、吸込口体8からエア(外気)が吸い込まれ
る。この吸い込まれたエアは、吸込口7,13を介して
紙パックフィルター10の紙袋部12内に流入した後、
紙袋部12,二次フィルター18を透過する。この際、
エアに塵埃が含まれていれば、この塵埃の大半は紙袋部
12に捕集される。そして、紙パックフィルター10で
清浄されたエアは、電動送風機17内に流入し、電動送
風機17内を冷却した後、図示しない排気口から大気中
に排出される様になっている。 【0020】ところで、この様なエアの紙袋部12への
流入により、紙袋部12は膨出して図2に示したように
集塵室2の内面2aに当接することになる。 【0021】集塵室2の断面形状が図3,図4に示した
ように略円形に形成されている場合であっても、集塵室
2の開口縁(開口端)を結ぶ面20が口枠11の中心を
通る様になっているので、集塵室2の開口端の左右方向
幅は最大となっている。この結果、紙袋部12が図3に
示したように集塵室2の内面2aに当接した状態で、紙
袋部12を交換の為に集塵室2から取り外す際に、紙袋
部12が集塵室2の開口端部に引っかかることがなくス
ムースに取り出すことができる。尚、図3,図4は、図
示の便宜上、図1に示した掃除機本体1や蓋体3の断面
形状を概略的に図示している。 【0022】また、紙袋部12と集塵室2の内面2aと
の接触している部分との間に摩擦抵抗が生じても、紙袋
部12の集塵室2の内面2aに接触している部分の面積
がすくなくなるので、紙袋部12を集塵室2から取り出
し易くなる。 【0023】しかも、紙袋部12は口枠11への固着側
端部12aが他の部分よりも厚く形成されて撓みにくく
なっていても、口枠11の集塵室2からの突出量が略半
分になるので、口枠11の両側部を容易に掴むことがで
き、紙袋部12を集塵室2から容易且つ迅速に取り出す
ことができる。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、上部に開口を有する集塵室及び該集塵室に開口する
塵埃吸込口が掃除機本体に形成され、前記集塵室の上部
開口が蓋体で開閉可能に閉成され、フィルタ製の袋部を
板状の口枠に一体に設けたフィルターが前記集塵室内に
配設され、前記口枠に吸込口が設けられていると共に、
前記塵埃吸込口と吸込口とを合わせた状態で前記口枠を
前記掃除機本体に保持する口枠保持手段が前記掃除機本
体に設けられた電気掃除機において、前記集塵室の上部
開口の開口縁を結ぶ面は前記口枠の略中心を通る構成と
したので、紙パックフィルターを集塵室から取り出す際
に、紙袋部が集塵室の開口端部に引っかかったりするこ
とがなく、この取り出しに際して紙袋部と集塵室内面と
の摩擦抵抗が小さく、口枠が掴みやすくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】一部を破断して示したこの発明に係る電気掃除
機の概略説明図である。 【図2】図1に示した集塵室の前壁の部分の横断面図で
ある。 【図3】図1に示した紙パックフィルターと集塵室内面
形状との関係を示す概略説明図である。 【図4】図3に示した蓋体を取り外した状態の概略説明
図である。 【図5】一部を破断して示した従来の電気掃除機の概略
説明図である。 【図6】図5に示した集塵室の前壁の部分の横断面図で
ある。 【図7】図5に示した紙パックフィルターと集塵室内面
形状との関係を示す概略説明図である。 【図8】図7に示した蓋体を取り外した状態の概略説明
図である。 【符号の説明】 1・・・電気掃除機 2・・・集塵室 2a・・・開口縁 3・・・蓋体 7・・・塵埃吸込口 10・・・紙パックフィルター 11・・・口枠 12・・・紙袋部 13・・・吸込口 14・・・クランプ爪(口枠保持手段) 20・・・開口縁2bを結ぶ面
【手続補正書】 【提出日】平成10年8月19日(1998.8.1
9) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0011 【補正方法】変更 【補正内容】 【0011】そこで、この発明は、紙パックフィルター
等のフィルターを集塵室から取り出す際に、紙袋部が集
塵室の開口端部に引っかかったりすることがなく、この
取り出しに際して紙袋部と集塵室内面との摩擦抵抗が小
さく、口枠が掴みやすくなる電気掃除機を提供すること
を目的とするものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上部に開口を有する集塵室及び該集塵室
    に開口する塵埃吸込口が掃除機本体に形成され、前記集
    塵室の上部開口が蓋体で開閉可能に閉成され、フィルタ
    製の袋部を板状の口枠に一体に設けたフィルターが前記
    集塵室内に配設され、前記口枠に吸込口が設けられてい
    ると共に、前記塵埃吸込口と吸込口とを合わせた状態で
    前記口枠を前記掃除機本体に保持する口枠保持手段が前
    記掃除機本体に設けられた電気掃除機において、 前記集塵室の上部開口の開口縁を結ぶ面は前記口枠の略
    中心を通ることを特徴とする電気掃除機。
JP10231566A 1998-08-18 1998-08-18 電気掃除機 Pending JP2000060779A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0480460U (ja) * 1990-11-27 1992-07-14
JPH0617654U (ja) * 1992-08-14 1994-03-08 東京電気株式会社 電気掃除機用集塵フィルター
JPH08126597A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Sharp Corp 電気掃除機

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