JP2000059156A - 高い同相分除去を有するエラ―増幅器 - Google Patents

高い同相分除去を有するエラ―増幅器

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JP2000059156A
JP2000059156A JP11143872A JP14387299A JP2000059156A JP 2000059156 A JP2000059156 A JP 2000059156A JP 11143872 A JP11143872 A JP 11143872A JP 14387299 A JP14387299 A JP 14387299A JP 2000059156 A JP2000059156 A JP 2000059156A
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JP
Japan
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operational amplifier
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inverting
signal
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JP11143872A
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English (en)
Inventor
Andrea Milanesi
ミラネッシ アンドレア
Vanni Poletto
ポレット バッニ
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STMicroelectronics SRL
Original Assignee
STMicroelectronics SRL
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて高い同相分除去を有すると共に完全な
入力動的特性を有する差動増幅器を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、比較器に対して2つの
入力信号を印加し、該2つの入力信号の間の差の符号を
表わす信号を出力させる。本差動増幅器の基本的構成の
オペアンプがカレントミラーを介してフィードバック
し、そのフィードバック信号は比較器によって検知され
た差の符号に依存してオペアンプの非反転又は反転入力
端へスイッチングによって印加され、従っていずれの場
合においても負のフィードバックを確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、信号処理回
路に関するものであって、更に詳細には差動増幅器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】差動増幅器は、非常に重要なアナログ機
能回路であり、設計段階において定義可能なある利得係
数によって乗算される2つの入力電圧(Va−Vb)の
間の差に対応する出力信号(Vout)を供給すること
が可能である。差動増幅器の従来の構造を図1に示して
ある。この回路は任意のエレクトロニクスのテキストブ
ックに記載されており、通常、所謂演算(フィードバッ
ク)増幅器に基づくものである。
【0003】図1の古典的な差動増幅器の主要な欠点は
同相分除去が劣っているということである。何故なら
ば、公称的な設計値に関する抵抗値の値の拡がりがゼロ
でない同相分出力信号を発生するからである。
【0004】差動増幅器を実現するための異なるアプロ
ーチは図2に示した2つの回路のうちの一方又は他方に
従って入力対のトランジスタのエミッタ間に接続したデ
ジェネレーション抵抗を使用することに基づくものであ
る。この別のアプローチに従って同相分除去は著しく向
上されるが、入力電圧の最大スイング即ち振れに対して
制限が導入され、それはもはや電源電圧に到達すること
は不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、電圧スイングを制限することなしに向上し
た同相分除去を確保することが可能であり且つ入力を電
源電圧と「同等」に維持する差動増幅器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は入力の動的特性
を実質的に不変のまま維持しながら極めて高い同相分除
去を有する差動増幅器を提供する。実質的に、本発明回
路は比較器を使用しており、その入力端に対して2つの
入力信号の間の差の符号を表わす符号を有する信号を出
力するために2つの入力信号が印加される。差動増幅器
の基本的構成のオペアンプはカレントミラーを介してフ
ィードバックされ且つフィードバック信号は比較器によ
って検知された差の符号に依存してオペアンプの非反転
入力端又は反転入力端へスイッチングによって印加さ
れ、従っていずれの場合においても負のフィードバック
を確保する。
【0007】この目的のために、オペアンプの出力に対
してカスケード状態で、比較器によって供給された符号
情報に依存してオペアンプの出力信号の符号を反転させ
るか又は反転させることのない機能を有するステージが
設けられている。オペアンプに対してカスケード状態で
配置された専用のステージによって反転されるか否かに
拘らずに、出力信号はトランジスタと抵抗性負荷とから
なる出力ステージを駆動し、該抵抗性負荷の値は入力信
号の間の差のある乗算用係数を画定するように設定する
ことが可能である。
【0008】出力ステージはカレントミラーの入力分岐
部を構成しており、それは、スイッチを介して比較器の
出力によって制御され、オペアンプの反転又は非反転入
力ノードのいずれかへフィードバック電流を注入する。
【0009】
【発明の実施の形態】図3を参照すると、本発明の差動
増幅器の基本的な回路構成は、一般的なオペアンプOP
を有しており、その反転(−)及び非反転(+)入力端
上に同一の値Rの2つの入力抵抗を介して入力信号Va
及びVbが夫々印加される。オペアンプの出力端は、反
転するか又は反転せずに、出力ステージを駆動し、該出
力ステージは、図示例においては、バイポーラ接合トラ
ンジスタx(図示例においてはPNPトランジスタ)及
び抵抗性負荷yRによって構成されている。
【0010】オペアンプOPの出力端へカスケード上に
結合されているブロック±1は電圧差Va−Vbの符号
に依存してオペアンプOPによって出力される信号を反
転させるか又は反転させない機能を有している。この符
号情報は専用のゼロ交差比較器(COMP)によって与
えられ、該比較器の入力端(+,−)に対して入力電圧
Va及びVbが夫々印加される。本発明の差動増幅器の
出力ステージのトランジスタxは第二バイポーラ接合P
NPトランジスタ1を有するカレントミラーの入力分岐
部を構成している。
【0011】比較器COMPによって出力される入力信
号の間の差Va−Vbの符号を表わす信号は、オペアン
プOPによって出力される信号が反転されるか否かを決
定することのほかに、専用のステージ±1を介して、ス
イッチAを制御し、スイッチAは反転(−)又は非反転
(+)のいずれかの入力ノードを選択し、その中にトラ
ンジスタ1及びxによって構成されるカレントミラーの
トランジスタ1によって強制されるフィードバック電流
を注入する。
【0012】オペアンプOPの一方又は他方の入力をス
イッチオンすることによって且つオペアンプOPによっ
て出力される信号を反転させるか又は反転させないこと
によって、信号の符号の一貫性及びオペアンプの常に負
のフィードバックをいずれの状態においても確保する。
本発明回路の同相利得は実際上ゼロである。
【0013】実際に、オペアンプOPはトランジスタx
及び1によって形成されるカレントミラーの2つの分岐
部を介しての電流を規制し、従ってその反転(−)及び
非反転(+)入力は同一の電圧にあり且つ回路の全体的
な機能は線形モードにある。従って、Va及びVbが異
なる場合には、2つの入力抵抗(R)のうちの1つを介
して電流の流れは存在せず、一方電圧差|Va−Vb|
が他方の入力抵抗を横断して印加される。然しながら、
そのようにしてバイアスされた入力抵抗を介して流れる
電流は出力ステージの負荷抵抗yR上でミラー動作さ
れ、出力ステージの同じ側のPNPトランジスタの電流
利得に対応する係数xによって乗算される。
【0014】出力ステージの負荷抵抗が入力抵抗Rのy
倍であると仮定すると、出力電圧Voutは次式によっ
て与えられる。
【0015】Vout=xy|Va−Vb| 尚、Va及びVbが同一の電圧である場合には、入力抵
抗R内に電流が流れないことが明らかであり、従って、
この回路の出力はゼロである(Vout=0)。図3の
本発明の回路の高周波数における不安定性は、図4に示
したような変形した回路を使用することによって防止す
ることが可能である。
【0016】本発明回路の好適実施例によれば、回路の
ループ利得を規制することが可能である。この目的のた
めに、フィードバックカレントミラーのみならず出力ス
テージのトランジスタxを駆動するために第三NPNト
ランジスタ2及び負荷抵抗Raによって構成される専用
の中間増幅ステージを使用している。
【0017】ループ利得はRa/Rの比によって決定さ
れ、且つ安定性を確保するために、それが充分に1より
も大きなものであるように構成することが望ましい。抵
抗Rb及びダイオードDは、入力電圧差(Va−Vb)
がゼロである場合であっても、トランジスタ2をその特
性の活性領域内に常に維持するために使用されている。
本発明の差動増幅器回路は、極めて高い同相分除去が必
要とされる場合には無数の適用例において有用なもので
ある。
【0018】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の差動増幅器の基本的構成を示した概略
図。
【図2】 公知の差動増幅器の基本的構成を示した概略
図。
【図3】 本発明回路の基本的構成を示した概略図。
【図4】 本発明の差動増幅器の別の実施例を示した概
略図。
【符号の説明】
1 第二バイポーラ接合PNPトランジスタ x バイポーラ接合トランジスタ yR 抵抗性負荷 COMP ゼロ交差比較器 OP オペアンプ R 入力抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バッニ ポレット イタリア国, 15033 カサーレ モンフ ェッラート, ビア カンディアーニ ド リボラ 7/エイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペアンプ(OP)と、第一反転入力抵
    抗(R)と、第二非反転入力抵抗(R)と、負フィード
    バック手段とを有する差動増幅器において、 前記オペアンプの入力端へ結合されている入力端及び前
    記入力端へ印加される信号の間の差(Va−Vb)の符
    号を表わす信号が発生される出力端を具備する比較器
    (COMP)が設けられており、 前記負フィードバック手段が前記オペアンプ(OP)に
    よって出力される信号によって駆動される第一トランジ
    スタ(x)及び抵抗性負荷(yR)によって構成される
    出力端を少なくとも有しており、前記第一トランジスタ
    (x)は少なくとも第二トランジスタ(1)と共にフィ
    ードバックカレントミラーを構成しており、 前記比較器の出力によって制御されるスイッチ(A)で
    あって、前記オペアンプ(OP)の非反転入力ノード
    (+)又は反転入力ノード(−)上の前記カレントミラ
    ー(1,x)のフィードバック電流をスイッチングする
    スイッチが設けられており、 前記比較器(COMP)の出力によって制御され、前記
    オペアンプ(OP)の出力端へ結合されている入力端及
    び前記出力ステージの前記第一トランジスタ(x)の駆
    動ノードへ結合している出力端を具備しているスイッチ
    ングによって特定の形態とされる反転又は非反転ステー
    ジ(±1)が設けられており、 前記スイッチ(A)及び前記反転又は非反転ステージ
    (±1)の前記比較器(COMP)の出力による制御が
    前記オペアンプ(OP)上に負のフィードバックを維持
    する、ことを特徴とする差動増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フィードバック
    カレントミラーを構成する前記第一及び第二トランジス
    タ(1,x)がPNPトランジスタであることを特徴と
    する差動増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、更に、第三NPNト
    ランジスタ(2)及び負荷抵抗(Ra)から構成されて
    おり、前記反転又は非反転ステージ(±1)の出力端と
    前記出力ステージの前記第一トランジスタ(x)の駆動
    ノードとの間に動作結合されている中間利得ステージが
    設けられており、且つ前記駆動ノードと電源ノードとの
    間にバイアス用抵抗(Rb)とダイオード(D)が並列
    に接続されており、前記負荷抵抗(Ra)の値と前記入
    力抵抗(R)の値の間の比が1よりも大きい、ことを特
    徴とする差動増幅器。
JP11143872A 1998-05-22 1999-05-24 高い同相分除去を有するエラ―増幅器 Pending JP2000059156A (ja)

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EP98830318.6 1998-05-22
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EP0959560A1 (en) 1999-11-24
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