JPH0375977A - 乗算回路 - Google Patents
乗算回路Info
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- JPH0375977A JPH0375977A JP21234489A JP21234489A JPH0375977A JP H0375977 A JPH0375977 A JP H0375977A JP 21234489 A JP21234489 A JP 21234489A JP 21234489 A JP21234489 A JP 21234489A JP H0375977 A JPH0375977 A JP H0375977A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分fI!’Fl
この発明は乗算回路、特に二乗回路として使用される乗
算回路に関するものである。
算回路に関するものである。
[従来の技術]
伝送されたディジタル信号がらクロックパルスを抽出す
るためには、しはしは二乗回路が使用される。すなわち
、入力信号の波形の二乗の波形信号の中には、入力信号
の周波数の2倍の周波数成分が多く含まれているので、
伝送されたディジタル信号がクロックパルスの周波数の
]I2の周波数成分を多く含むような信号形式であるよ
うな場合には、このような二乗回路を用いてクロックパ
ルスを抽出している。
るためには、しはしは二乗回路が使用される。すなわち
、入力信号の波形の二乗の波形信号の中には、入力信号
の周波数の2倍の周波数成分が多く含まれているので、
伝送されたディジタル信号がクロックパルスの周波数の
]I2の周波数成分を多く含むような信号形式であるよ
うな場合には、このような二乗回路を用いてクロックパ
ルスを抽出している。
この発明の先行技術としては、本願出願人が先に出願し
た特願昭59−22840/1号「ミキザ回路」 (特
開昭61.−1.05912号)に開示された技術があ
る。
た特願昭59−22840/1号「ミキザ回路」 (特
開昭61.−1.05912号)に開示された技術があ
る。
第2図はこの先行技術の構成を示す接続図で、図におい
て■ccは電源の正端子、Vr:[は電源の負端子、(
20>、 (21、 )はそれ、それレベルシフタ、
(22) 、 (23)はそれぞれ第1の差動増幅回
路を構成するトランジスタQ1.、Q2、(24) 、
(25)f、J。
て■ccは電源の正端子、Vr:[は電源の負端子、(
20>、 (21、 )はそれ、それレベルシフタ、
(22) 、 (23)はそれぞれ第1の差動増幅回
路を構成するトランジスタQ1.、Q2、(24) 、
(25)f、J。
それぞれ第2の差動増幅回路を構成するl〜ランシスタ
Q4.Q5、(26)はトランジスタ(22)、(24
)に共通の負荷抵抗、(27)はトランジスタ(23)
(25〉に共通の負荷抵抗、(28)、 (29)はそ
れぞれ第↓の差動増幅回路のエミッタ抵抗、(30>
、 (31)はそれぞれ第2の差動増幅回路のエミッタ
抵抗、(32)、 (3B)はそれぞれ第3の差動増
幅回路を構成するl−ランジスタQ3.Q6、(34)
は定電流回路であり、トランジスタ(22) 、 <2
5)のベースを並列に接続して第1の入力端子とし、ト
ランジスタ(23) 、 (24,)のベースを並列
に接続して第2の入力端子とし、この第1の入力端子と
第2の入力端子との間に第1の信号電圧を加え、トラン
ジスタ(24,) 、 (32)のベース間に第2の信
号を加えて乗算回路として動作させる。
Q4.Q5、(26)はトランジスタ(22)、(24
)に共通の負荷抵抗、(27)はトランジスタ(23)
(25〉に共通の負荷抵抗、(28)、 (29)はそ
れぞれ第↓の差動増幅回路のエミッタ抵抗、(30>
、 (31)はそれぞれ第2の差動増幅回路のエミッタ
抵抗、(32)、 (3B)はそれぞれ第3の差動増
幅回路を構成するl−ランジスタQ3.Q6、(34)
は定電流回路であり、トランジスタ(22) 、 <2
5)のベースを並列に接続して第1の入力端子とし、ト
ランジスタ(23) 、 (24,)のベースを並列
に接続して第2の入力端子とし、この第1の入力端子と
第2の入力端子との間に第1の信号電圧を加え、トラン
ジスタ(24,) 、 (32)のベース間に第2の信
号を加えて乗算回路として動作させる。
二乗回路として用いるときは、第1の信号電圧(以下、
単に信号電圧という)をレベルシフタ(20)、 (
21)を経て第2の信号電圧とする。このような二乗回
路では、第1の入力端子と第2の入力端子との間の入力
信号は、プッシュプル信号の形であることが望ましい。
単に信号電圧という)をレベルシフタ(20)、 (
21)を経て第2の信号電圧とする。このような二乗回
路では、第1の入力端子と第2の入力端子との間の入力
信号は、プッシュプル信号の形であることが望ましい。
第3図は従来の二乗回路の′Wi或を示す接続図で、図
において第2図と同一符号は同−又は相当部分を示し、
(1)は信号源、(2)は信号源抵抗、(3)(4)は
それぞれ入力バイアスを与える直流電圧源、(5) 、
(6)はそれぞれ入力エミッタホロアを構成するトラ
ンジスタ、(7) 、 (8)はそれぞれトランジスタ
(5) 、 (6)で構成されるエミッタホロアの負荷
抵抗、(9) 、 (10)はそれぞれ差動増幅回路を
構成するトランジスタ、(11,)、 (12>はそれ
ぞれトランジスタ(9> 、 (1,0)の負荷抵抗、
(13)、 (14)はトランジスタ(9) 、 (1
0)のエミッタ抵抗、(15)は定電流回路、(16)
、 (17)はそれぞれエミッタホロアを構成する
トランジスタ、(18) 、 (1、9)はそれぞれ
トランジスタ<16> 、 (17)の負荷抵抗、(
35) 、 (36)はそれぞれエミッタホロアを打1
1成するトランジスタ、(37)、 (3g)はそれぞ
れトランジスタ(35) 、 (’36)で構成される
エミッタホロアの負荷抵抗、(39)、 (40)は出
力端子、(41)はこの回路におけるV cc、(42
)はこの回路におけるVオを示す。
において第2図と同一符号は同−又は相当部分を示し、
(1)は信号源、(2)は信号源抵抗、(3)(4)は
それぞれ入力バイアスを与える直流電圧源、(5) 、
(6)はそれぞれ入力エミッタホロアを構成するトラ
ンジスタ、(7) 、 (8)はそれぞれトランジスタ
(5) 、 (6)で構成されるエミッタホロアの負荷
抵抗、(9) 、 (10)はそれぞれ差動増幅回路を
構成するトランジスタ、(11,)、 (12>はそれ
ぞれトランジスタ(9> 、 (1,0)の負荷抵抗、
(13)、 (14)はトランジスタ(9) 、 (1
0)のエミッタ抵抗、(15)は定電流回路、(16)
、 (17)はそれぞれエミッタホロアを構成する
トランジスタ、(18) 、 (1、9)はそれぞれ
トランジスタ<16> 、 (17)の負荷抵抗、(
35) 、 (36)はそれぞれエミッタホロアを打1
1成するトランジスタ、(37)、 (3g)はそれぞ
れトランジスタ(35) 、 (’36)で構成される
エミッタホロアの負荷抵抗、(39)、 (40)は出
力端子、(41)はこの回路におけるV cc、(42
)はこの回路におけるVオを示す。
また丁+ 、I2.I3.I4,15.Ir。
I7.I8は、それぞれトランジスタ(9) 、 (1
0)(32)、 (33) 、 (22) 、
(23) 、 (24) 、 (25)のコレクタ電
流、■、は入力信号電圧、V、、V2はそれぞれバイア
ス電圧、ΔVはレベルシフ1へ電圧、V 1+、 V
+−,V2−1. v2−はそれぞれプッシュプル電圧
の正側と負側を示す。
0)(32)、 (33) 、 (22) 、
(23) 、 (24) 、 (25)のコレクタ電
流、■、は入力信号電圧、V、、V2はそれぞれバイア
ス電圧、ΔVはレベルシフ1へ電圧、V 1+、 V
+−,V2−1. v2−はそれぞれプッシュプル電圧
の正側と負側を示す。
入力信号電圧V、にはバイアス電圧■1が加えられ、エ
ミッタホロア(5) 、 (6) 、差動増幅回路(9
) 、 (10)を経てプッシュプル信月となり、エミ
ッタホロア(1,6) 、 (17)から” l +
V14として出力される。従って、直流バイアスを含
め、V z= (Rb+ ・ To+) /
2 Vn、ニー) G +
V sv+−=(R,LI・Io+)I2−Vnr:−
−−G+■SV2+−■11−ΔV V2−””Vl−−Δ■となる。
ミッタホロア(5) 、 (6) 、差動増幅回路(9
) 、 (10)を経てプッシュプル信月となり、エミ
ッタホロア(1,6) 、 (17)から” l +
V14として出力される。従って、直流バイアスを含
め、V z= (Rb+ ・ To+) /
2 Vn、ニー) G +
V sv+−=(R,LI・Io+)I2−Vnr:−
−−G+■SV2+−■11−ΔV V2−””Vl−−Δ■となる。
ここにVBBはトランジスタ(16> 、 (17)
のベース・エミッタ間電圧、R1,1は抵抗(1])の
抵抗値、IO+は定電流源(15)の電流値、G、はト
ランジスタ(9> 、 (1,0)で構成される初段の
差動増幅回路の利得である。
のベース・エミッタ間電圧、R1,1は抵抗(1])の
抵抗値、IO+は定電流源(15)の電流値、G、はト
ランジスタ(9> 、 (1,0)で構成される初段の
差動増幅回路の利得である。
V 1− V 1*、V2− V2+の値は、上記
4式がら何れも一2G1 ・■5となり、■・ランジス
タ(22)と(23)、(24)と(25)のベース間
およびトランジスタ(32)と(33)のベース間に加
えられる信号電圧となる。従ってV、 −V2=Vとし
、■とΔVとの値を適当に選べは、第4図、第5図(a
)に示すように信号電圧0の点か各トランジスタの動作
中心点となるように設定することがてきる。
4式がら何れも一2G1 ・■5となり、■・ランジス
タ(22)と(23)、(24)と(25)のベース間
およびトランジスタ(32)と(33)のベース間に加
えられる信号電圧となる。従ってV、 −V2=Vとし
、■とΔVとの値を適当に選べは、第4図、第5図(a
)に示すように信号電圧0の点か各トランジスタの動作
中心点となるように設定することがてきる。
このようなバイアス点で動作させると、第3図に示す回
路は乗算回路として動作し、信号の適当な振幅範囲内で
は各トランジスタは線形動作を行い、この乗算回路の利
得をG2とずれば負荷抵抗(26)に生じる二乗出力は
、4 G 、 ・G2 ・ (Vs)2となり、効率
よ<(Vs)2の成分を得ることができる。
路は乗算回路として動作し、信号の適当な振幅範囲内で
は各トランジスタは線形動作を行い、この乗算回路の利
得をG2とずれば負荷抵抗(26)に生じる二乗出力は
、4 G 、 ・G2 ・ (Vs)2となり、効率
よ<(Vs)2の成分を得ることができる。
「発明が解決しようとする課題]
従来の回路は以上のように構成されているので、直流バ
イアス電圧V、、V2が等しくない場合、その電圧差V
、−V2がトランジスタ(9) 、 (10)で構成さ
れる初段の差動増幅■路で増幅され、乗算回路入力にお
いてはG1 ・ (V+ −V2 )となり、信号電圧
Oの点か各トランジスタの動作中心点からずれることに
より、二乗成分出力が極端に劣化する。
イアス電圧V、、V2が等しくない場合、その電圧差V
、−V2がトランジスタ(9) 、 (10)で構成さ
れる初段の差動増幅■路で増幅され、乗算回路入力にお
いてはG1 ・ (V+ −V2 )となり、信号電圧
Oの点か各トランジスタの動作中心点からずれることに
より、二乗成分出力が極端に劣化する。
例えはVl〉V2の場合には第4図、第5図(b)に示
すバイアス状態、V、<V2の場合には第4図、第5図
(C)に示すバイアス状773.となり、第3の差動増
幅回路においてコレクタ電流が入力信号に応答せず、(
Vs)2の成分を得ることができなくなるという問題点
があった。
すバイアス状態、V、<V2の場合には第4図、第5図
(C)に示すバイアス状773.となり、第3の差動増
幅回路においてコレクタ電流が入力信号に応答せず、(
Vs)2の成分を得ることができなくなるという問題点
があった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、直流バイアス電圧V、、V2か等しくない場合ても二
乗成分出力を劣化させることのない乗算回路を得ること
を目的としている。
、直流バイアス電圧V、、V2か等しくない場合ても二
乗成分出力を劣化させることのない乗算回路を得ること
を目的としている。
[課題を解決する)こめの手段]
この発明にががる乗算回路は、入力段にコレクタを共通
接続しそれぞれの定電流源の電流値を同一とした第4の
差動増幅回路および第5の差動増幅回路を設Gツ、一方
のベース端子に差動信号を入力し、他方のベース端子を
共通接続して適切な直流バイアス電圧を与え、第4の差
動増幅回路の負荷抵抗出力をエミッタホロアを介して乗
算回路の第1の入力端子に入力し、第5の差動増幅回路
の負荷抵抗出力をエミッタホロアを介して乗算回路の第
2の入力端rに入力することとしたものである。
接続しそれぞれの定電流源の電流値を同一とした第4の
差動増幅回路および第5の差動増幅回路を設Gツ、一方
のベース端子に差動信号を入力し、他方のベース端子を
共通接続して適切な直流バイアス電圧を与え、第4の差
動増幅回路の負荷抵抗出力をエミッタホロアを介して乗
算回路の第1の入力端子に入力し、第5の差動増幅回路
の負荷抵抗出力をエミッタホロアを介して乗算回路の第
2の入力端rに入力することとしたものである。
1作用]
第4の差動増幅回路および第5の差動増幅回路の負荷抵
抗出力の直流バイアスは、それぞl′この定電流源の電
流値のみで決まり、これらの差動増幅回路への入力信号
の直流バイアスが変動しても出力信号の直流バイアスを
一定に保つことができるので、差動信号の正相と逆相の
直流バイアスが変動しても乗算回路の入力端子へ入力さ
れる直流バイアスを一定にすることか「J能となる。
抗出力の直流バイアスは、それぞl′この定電流源の電
流値のみで決まり、これらの差動増幅回路への入力信号
の直流バイアスが変動しても出力信号の直流バイアスを
一定に保つことができるので、差動信号の正相と逆相の
直流バイアスが変動しても乗算回路の入力端子へ入力さ
れる直流バイアスを一定にすることか「J能となる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を図面について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す接続図で、図において第
3図と同一符号は同−又は相当部分を示し、(43)は
信号源(1)と振幅か同して逆用の信号の信弓源、(4
4)は信号源(43)の信号源抵抗、<45)はキャパ
シタ、(46)は直流バイアスを設定するための直流電
圧源V 3 、 (’1−7)、 (48)はそれぞれ
第4の差動増幅回路を構成するI−ランシスタ、(49
)、(50)はそれぞれ第5の差動増幅回路を1ill
成するトランジスタ、(51)、(52)はそれぞれ第
4の差動増幅回路の利得を調整するエミッタ抵抗ReI
R,2、(53)、 (54,)はそれぞれ第5の差動
増幅回路の利得を調整するエミッタ抵抗Re 2 +
R(! I、<55)は第4の差動増幅回路の定電流況
1゜1、(56)は第5の差動増幅回路の定電流源IO
+、(57)は第4の差動増幅回路に共通な負荷抵抗、
(58)は第5の差動増幅回路に共通な負荷抵抗、(5
9)、(60)はそれぞれ定電流dfA <55 )
、 (56)に並列に接続され、定iじ 0 流In+に並列に信号電流を流すキャパシタであり、I
9.I、。、 Iz+、 It□は、それぞれトラ
ンジスタ(47>、 (48)、 (49>、 (50
)のコレクタ電流を示す。
図はこの発明の一実施例を示す接続図で、図において第
3図と同一符号は同−又は相当部分を示し、(43)は
信号源(1)と振幅か同して逆用の信号の信弓源、(4
4)は信号源(43)の信号源抵抗、<45)はキャパ
シタ、(46)は直流バイアスを設定するための直流電
圧源V 3 、 (’1−7)、 (48)はそれぞれ
第4の差動増幅回路を構成するI−ランシスタ、(49
)、(50)はそれぞれ第5の差動増幅回路を1ill
成するトランジスタ、(51)、(52)はそれぞれ第
4の差動増幅回路の利得を調整するエミッタ抵抗ReI
R,2、(53)、 (54,)はそれぞれ第5の差動
増幅回路の利得を調整するエミッタ抵抗Re 2 +
R(! I、<55)は第4の差動増幅回路の定電流況
1゜1、(56)は第5の差動増幅回路の定電流源IO
+、(57)は第4の差動増幅回路に共通な負荷抵抗、
(58)は第5の差動増幅回路に共通な負荷抵抗、(5
9)、(60)はそれぞれ定電流dfA <55 )
、 (56)に並列に接続され、定iじ 0 流In+に並列に信号電流を流すキャパシタであり、I
9.I、。、 Iz+、 It□は、それぞれトラ
ンジスタ(47>、 (48)、 (49>、 (50
)のコレクタ電流を示す。
次に動作について説明する。第4の差動増幅回路を構成
するトランジスタ(47)、(4,8)のコレクタに流
れる電流IQ、IIOの直流成分は、その定電流源(5
5)が共通でIOIてあり、且つキャパシタ(59)に
は直流電流は流れないことから、トランジスタ(4,7
)、(48)のベース直流バイアスの如何に係わらず、
Ig +I +o−Io+と一定となる。従って、この
差動増幅回路に共通な負荷抵抗(57)に生じる直流バ
イアスは一定値V。CI’%1.I・Io+となる。
するトランジスタ(47)、(4,8)のコレクタに流
れる電流IQ、IIOの直流成分は、その定電流源(5
5)が共通でIOIてあり、且つキャパシタ(59)に
は直流電流は流れないことから、トランジスタ(4,7
)、(48)のベース直流バイアスの如何に係わらず、
Ig +I +o−Io+と一定となる。従って、この
差動増幅回路に共通な負荷抵抗(57)に生じる直流バ
イアスは一定値V。CI’%1.I・Io+となる。
また信号電圧については、信号電流は定電流源り55)
と並列に接続されたキャパシタ(59)を流れるので、
トランジスタ(47)の利得はRL l / Relに
比例し、線形動作範囲はRe l・IOIとなる。従っ
てRe+ > R−2とした場合、■1〉■3となるよ
うにV3の値を適切に調整ずれは、1ヘランジスタ(4
7)は線形動作範囲を保つことができる。
と並列に接続されたキャパシタ(59)を流れるので、
トランジスタ(47)の利得はRL l / Relに
比例し、線形動作範囲はRe l・IOIとなる。従っ
てRe+ > R−2とした場合、■1〉■3となるよ
うにV3の値を適切に調整ずれは、1ヘランジスタ(4
7)は線形動作範囲を保つことができる。
同様に第5の差動増幅回路を構成するトランジスタ(4
9)、(50)においても、同し理由により共通な負荷
抵抗(58)に生じる直流バイアスは一定値vcc−R
L、IO+となり、信は電圧においてもR,、I>代1
.2とした場合、V、>V、と女るようにV3の値を適
切に調整ずれは、トランジスタ(50)は線形動作範囲
を保つことかできる。
9)、(50)においても、同し理由により共通な負荷
抵抗(58)に生じる直流バイアスは一定値vcc−R
L、IO+となり、信は電圧においてもR,、I>代1
.2とした場合、V、>V、と女るようにV3の値を適
切に調整ずれは、トランジスタ(50)は線形動作範囲
を保つことかできる。
以上のようにこの実施例においては、直流電圧源V 1
(3) 、 V 2(4) に差か生し、正相、逆
相入力の直流バイアスに差が生じた場合においても、第
4.第5の差動増幅回路からの出力である直流バイアス
は一定となり、同一の電圧値とすることができるので、
乗算回路を構成する第1.第2および第3の差動増幅回
路の動作点は、常に第4図第5図(a)に示す状態を保
ち、効率良く二乗出力を得ることかできる。
(3) 、 V 2(4) に差か生し、正相、逆
相入力の直流バイアスに差が生じた場合においても、第
4.第5の差動増幅回路からの出力である直流バイアス
は一定となり、同一の電圧値とすることができるので、
乗算回路を構成する第1.第2および第3の差動増幅回
路の動作点は、常に第4図第5図(a)に示す状態を保
ち、効率良く二乗出力を得ることかできる。
なお」1記実施例では、第4の差動増幅回路および第5
の差動増幅回路の参照電圧を共通としているか、それぞ
れの差動増幅回路において異なる参照電圧を設けてもよ
く、異なる参照電圧を設けることにより、更に安定な乗
算回路を得ることがてきる。
の差動増幅回路の参照電圧を共通としているか、それぞ
れの差動増幅回路において異なる参照電圧を設けてもよ
く、異なる参照電圧を設けることにより、更に安定な乗
算回路を得ることがてきる。
[発明の効果]
この発明は以上説明したように、差動信号の正相と逆相
の直流バイアスが変動しても乗算回路へ入力される直流
バイアスを一定にして効率よく二乗出力を得ることがで
き、安定した動作を行う回路とすることができると共に
、入力バイアスを与える直流電圧源の自由度を大きくで
きるという効果がある。
の直流バイアスが変動しても乗算回路へ入力される直流
バイアスを一定にして効率よく二乗出力を得ることがで
き、安定した動作を行う回路とすることができると共に
、入力バイアスを与える直流電圧源の自由度を大きくで
きるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す接続図、第2図は先
行技術の構成を示す接続図、第3図は従来の二乗回路の
構成を示す接続図、第4図、第5図はそれぞれ第1図に
示す回路の動作を説明する特性図。 (43)は信号源、(46)は直流電圧源、(47)、
(48)はそれぞれ第4の差動増幅回路を構成するトラ
ンジスタ、(49)、(50)はそれぞれ第5の差動増
幅回路を構成するトランジスタ、(51)、(52)
(53)、 (54〉はそれぞれエミッタ抵抗、(55
)、(56)はそれぞれ定電流源、(57)、(58)
はそれぞれ負荷抵抗、(59)、(60)はキャパシタ
。 なお、各図中同一符号は同一・又は相当部分を示すもの
とする。
行技術の構成を示す接続図、第3図は従来の二乗回路の
構成を示す接続図、第4図、第5図はそれぞれ第1図に
示す回路の動作を説明する特性図。 (43)は信号源、(46)は直流電圧源、(47)、
(48)はそれぞれ第4の差動増幅回路を構成するトラ
ンジスタ、(49)、(50)はそれぞれ第5の差動増
幅回路を構成するトランジスタ、(51)、(52)
(53)、 (54〉はそれぞれエミッタ抵抗、(55
)、(56)はそれぞれ定電流源、(57)、(58)
はそれぞれ負荷抵抗、(59)、(60)はキャパシタ
。 なお、各図中同一符号は同一・又は相当部分を示すもの
とする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1の差動増幅回路を構成するトランジスタQ1、Q
2のエミッタ電流が合一して流れるように接続されるト
ランジスタQ3、第2の差動増幅回路を構成するトラン
ジスタQ4、Q5のエミッタ電流が合一して流れるよう
に接続されるトランジスタQ6、トランジスタQ3、Q
6のエミッタを共通の定電流回路に接続して構成する第
3の差動増幅回路、トランジスタQ1、Q5のベースを
並列に接続して第1の入力端子とし、トランジスタQ2
、Q4のベースを並列に接続して第2の入力端子とし、
上記第1の入力端子と第2の入力端子との間に信号電圧
を加え、同一信号を上記第1と上記第2の入力に対して
直流レベルシフトを適切に設定してトランジスタQ3の
ベースとトランジスタQ6のベースの間に加え、上記信
号電圧の二乗の信号電圧を出力するように構成された乗
算回路において、 この乗算回路の入力段に設けられ、コレクタを共通接続
しそれぞれの定電流源の電流値を同一とした第4の差動
増幅回路および第5の差動増幅回路、 上記第4および第5の差動増幅回路の各定電流源にそれ
ぞれ並列に接続され信号電流を通過させるキャパシタ、 上記第4の差動増幅回路の一方のトランジスタのベース
に正相信号を入力し、上記第5の差動増幅回路の一方の
トランジスタのベースに逆相信号を入力する手段、 上記第4の増幅回路および上記第5の増幅回路のそれぞ
れもう一方のトランジスタのベースを共通接続し、ここ
に差動信号の直流バイアス電圧より大きい電圧値の直流
電圧を供給する手段、上記第4の差動増幅回路の負荷抵
抗出力をエミッタホロアを介して上記第1の入力端子に
入力し、上記第5の差動増幅回路の負荷抵抗出力をエミ
ッタホロアを介して上記第2の入力端子に入力する手段
、 を備えたことを特徴とする乗算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21234489A JPH0375977A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 乗算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21234489A JPH0375977A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 乗算回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0375977A true JPH0375977A (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=16620984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21234489A Pending JPH0375977A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 乗算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0375977A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5523717A (en) * | 1993-11-10 | 1996-06-04 | Nec Corporation | Operational transconductance amplifier and Bi-MOS multiplier |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP21234489A patent/JPH0375977A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5523717A (en) * | 1993-11-10 | 1996-06-04 | Nec Corporation | Operational transconductance amplifier and Bi-MOS multiplier |
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