JP2000058786A - 半導体装置と半導体装置の製造方法およびそれに用いるレジストパターン形成方法 - Google Patents

半導体装置と半導体装置の製造方法およびそれに用いるレジストパターン形成方法

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JP2000058786A
JP2000058786A JP10226790A JP22679098A JP2000058786A JP 2000058786 A JP2000058786 A JP 2000058786A JP 10226790 A JP10226790 A JP 10226790A JP 22679098 A JP22679098 A JP 22679098A JP 2000058786 A JP2000058786 A JP 2000058786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝を有する下地膜と、この溝の内部に形成さ
れた導電体膜とを備え、高い信頼性を有する半導体装置
とその製造方法およびその製造方法において用いるレジ
ストパターン形成方法を提供する。 【解決手段】 上部表面と溝30a、30bとを有する
下地膜23を形成する。上部表面上と溝30a、30b
の内部とに導電体膜19、20を形成する。下地膜23
の上部表面上と溝30a、30bの内部とに位置する導
電体膜19、20上にフォトレジスト膜27を形成す
る。溝30a、30bの内部にフォトレジスト膜27を
残存させ、溝30a、30bの内部以外に位置するフォ
トレジスト膜27を現像処理し除去する。溝30a、3
0bの内部に残存させたフォトレジスト膜27をマスク
として用いて、エッチングにより下地膜23の上部表面
上に位置する導電体膜19、20を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置と半導
体装置の製造方法およびそれに用いるレジストパターン
形成方法に関し、より特定的には、溝の内部に形成され
た導電体膜を備える半導体装置とその製造方法およびそ
れに用いるレジストパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の1つとしてDRAM
(Dynamic Random Access Memory)が知られている。そ
して、このDRAMにおいては、その大容量化、微細化
が進められている。このような大容量化、微細化が進め
られるに従って、DRAMの構成要素の1つであるキャ
パシタセルについて、限られた半導体基板上の面積で必
要な容量を確保するため、トレンチ、スタックトなどの
3次元セルが開発されてきている。特に、スタックトキ
ャパシタセルにおいては、円筒型、厚膜型などの垂直方
向に高い形状を有するキャパシタセルが主流となってき
ている。
【0003】図17〜19は、従来の円筒型スタックト
キャパシタセルの、キャパシタ下部電極の製造工程を説
明するための部分断面図である。図17〜19を参照し
て、従来の円筒型スタックトキャパシタセルのキャパシ
タ下部電極の製造工程を説明する。
【0004】図17を参照して、半導体基板(図示せ
ず)上に第1の層間絶縁膜115が形成されている。第
1の層間絶縁膜115には、開口部116a、116b
が形成されている。開口部116a、116bの内部に
は、キャパシタ下部電極と半導体基板の主表面の導電領
域とを電気的に接続するためのプラグ117a、117
bが形成されている。第1の層間絶縁膜115上には、
第2の層間絶縁膜123が形成されている。第2の層間
絶縁膜123には、プラグ117a、117b上に位置
する領域に溝130a、130bが形成されている。第
2の層間絶縁膜123上と溝130a、130bの内部
とにはポリシリコン膜119が形成されている。ポリシ
リコン膜119上には粗面化ポリシリコン膜120が形
成されている。粗面化ポリシリコン膜120上に、レジ
スト127が形成されている。
【0005】次に、レジスト127を反応性イオンエッ
チング(Reactive Ion Etching:以下RIEという)に
よりエッチバックすることにより、図18に示すよう
に、溝130a、130bの内部にレジスト127a、
127bを残存させ、他の領域に位置するレジスト12
7(図17参照)を除去する。ここで、第2の層間絶縁
膜123上に位置する粗面化ポリシリコン膜120の上
部表面とレジスト127a、127bの上部表面との高
さの差L1をリセス量と呼ぶ。後で示すように、レジス
ト127a、127bは、第2の層間絶縁膜123上に
位置するポリシリコン膜119と粗面化ポリシリコン膜
120とを除去する際のマスクとして用いるので、この
リセス量L1は高い精度で制御する必要がある。これ
は、たとえばリセス量L1が小さすぎ、レジスト127
a、127bの上部表面の高さが、第2の層間絶縁膜1
23の上部表面の高さよりも高くなった場合には、第2
の層間絶縁膜123の上部表面上に位置するポリシリコ
ン膜119と粗面化ポリシリコン膜120とを除去する
エッチングの際に、エッチング残りが発生するなどの問
題が発生するためである。
【0006】次に、レジスト127a、127bをマス
クとして、第2の層間絶縁膜123の上部表面上に位置
するポリシリコン膜119と粗面化ポリシリコン膜12
0とをエッチングにより除去する。これにより、図19
に示すように、溝130aの内部には、ポリシリコン膜
119aと粗面化ポリシリコン膜120aとからなるキ
ャパシタ下部電極が形成され、かつ、溝130bの内部
にも、ポリシリコン膜119bと粗面化ポリシリコン膜
120bとからなるキャパシタ下部電極が形成されてい
る。
【0007】この後、レジスト127a、127bを除
去し、キャパシタ下部電極上に誘電体膜およびキャパシ
タ上部電極などを形成する。このようにして、円筒型の
スタックトキャパシタセルが形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図17〜19
に示した工程には、以下のような問題がある。つまり、
図18に示すように、レジスト127a、127bを溝
130a、130bの内部にのみ残るようにRIEによ
ってエッチバックする際、このRIEに起因して、第2
の層間絶縁膜123の上部表面上に位置する粗面化ポリ
シリコン膜120表面に酸化膜などが部分的に形成され
る場合がある。そして、このようにしてRIE工程に起
因して形成された酸化膜は、キャパシタ下部電極を溝ご
とに分離するためのポリシリコン膜119と粗面化ポリ
シリコン膜120とのエッチングの際にマスクとして作
用する。このため、第2の層間絶縁膜123の上部表面
上に部分的にポリシリコン膜119や粗面化ポリシリコ
ン膜120が残存する場合がある。
【0009】このように、第2の層間絶縁膜123の上
部表面上にポリシリコン膜119などが残存した場合に
は、キャパシタ下部電極の分離が不十分となり、キャパ
シタ下部電極が短絡するなどの問題の原因となってい
た。この結果、DRAMが動作不良を起こし、その信頼
性が低下するなどの問題が発生していた。
【0010】また、レジスト127a、127bを溝1
30a、130bの内部に残存させるため、溝130
a、130bの内部以外の領域に位置するレジスト12
7(図17参照)を除去する工程としてCMP(Chemic
al Mechanical Polishing )を用いることも考えられ
る。しかしこの場合にも、CMPにおいて用いられるス
ラリーが溝130a、130bの内部などに残留し、そ
の後のプロセスにおいて悪影響を及ぼすなどの問題があ
る。そして、このように溝130a、130bの内部に
残留するスラリーは、やはりDRAMなどの半導体装置
の動作不良の原因となり、半導体装置の信頼性低下の原
因となっていた。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の1つの目的は、
溝の内部に形成された導電体膜を有し、高い信頼性を有
する半導体装置を提供することである。
【0012】この発明のもう1つの目的は、溝の内部に
形成された導電体膜を有し、高い信頼性を有する半導体
装置の製造方法を提供することである。
【0013】この発明のもう1つの目的は、溝の内部に
形成された導電体膜を有し、高い信頼性を有する半導体
装置の製造方法において用いることのできるレジストパ
ターン形成方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の一の局面にお
ける半導体装置の製造方法では、上部表面と溝とを有す
る下地膜を形成する。上部表面上と溝の内部とに導電体
膜を形成する。下地膜の上部表面上と溝の内部とに位置
する導電体膜上にフォトレジスト膜を形成する。溝の内
部にフォトレジスト膜を残存させ、溝の内部以外の領域
に位置するフォトレジスト膜を現像処理し、除去する。
溝の内部に残存させたフォトレジスト膜をマスクとして
用いて、エッチングにより下地膜の上部表面上に位置す
る導電体膜を除去する(請求項1)。
【0015】このため、溝の内部にフォトレジスト膜を
残存させ、溝の内部以外の領域に位置するフォトレジス
ト膜を除去する工程において、従来のようにRIEなど
のエッチング処理を使用しないので、これらのエッチン
グ処理に起因して導電体膜上に酸化膜が形成されること
を防止できる。そのため、下地膜の上部表面上に位置す
る導電体膜を除去する工程において、上記酸化膜が存在
することに起因して下地膜の上部表面上に導電体膜の一
部が残存することを防止できる。この結果、これらの残
存した導電体膜に起因する短絡などの不良の発生を防止
し、高い信頼性を有する半導体装置を得ることができ
る。
【0016】また、溝の内部にフォトレジスト膜を残存
させる工程において現像処理を利用するので、現像処理
の時間を制御することにより、除去されるフォトレジス
ト膜の膜厚を制御し、溝の内部に残存させるフォトレジ
スト膜の上部表面の位置を精度よく制御することができ
る。
【0017】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、現像処理に先立ち、溝の内部以外の領域に位置
するフォトレジスト膜を露光してもよい(請求項2)。
【0018】このため、ポジ型のフォトレジスト膜を用
いた場合、溝の内部以外に位置するフォトレジスト膜を
除去する工程において除去される、露光されたフォトレ
ジスト膜の膜厚をこの露光エネルギー量により制御する
ことができる。この結果、溝の内部に残存させるフォト
レジスト膜の上部表面の位置をより確実に制御すること
ができる。
【0019】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、フォトレジスト膜を露光する工程において、溝
の内部以外の領域に位置するフォトレジスト膜は完全に
露光されてもよく、溝の内部に残存させるフォトレジス
ト膜は露光されなくてもよい(請求項3)。
【0020】このため、ポジ型のフォトレジスト膜を用
いた場合、溝の内部のフォトレジスト膜は露光されない
ことから、現像処理後に溝の内部に必ずフォトレジスト
膜を残存させることができる。
【0021】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、フォトレジスト膜を露光する工程において、露
光に用いる光は下地膜の上部表面に対して斜めに照射さ
れてもよい(請求項4)。
【0022】このため、露光に用いる光が下地膜の上部
表面に対して垂直方向から照射されないので溝の底部に
まで光が到達することを防止できる。このため、溝の底
部に位置するフォトレジスト膜が露光されることを確実
に防止できる。この結果、溝の内部にフォトレジスト膜
を確実に残存させることが可能となる。
【0023】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、フォトレジスト膜を露光する工程において、露
光に用いる光の下地膜の上部表面に対する入射角は、露
光に用いる光が溝の内部に残存させるフォトレジスト膜
に到達しないように調節されていてもよい(請求項
5)。
【0024】このため、溝の内部に残存させるフォトレ
ジスト膜が露光されることをより確実に防止することが
でき、溝の内部に確実にフォトレジスト膜を残存させる
ことができる。また、露光に用いる光の下地膜の上部表
面に対する入射角を調節することにより、溝の内部にお
ける光の到達位置を調整することができる。この結果、
溝の内部に残存させるフォトレジスト膜の上部表面の位
置を精度よく制御することができる。
【0025】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、下地膜を形成する工程が、上部表面が平坦な下
地膜を形成する工程と、上部表面上にパターン形成用フ
ォトレジスト膜を用いて溝を形成するためのレジストパ
ターンを形成する工程と、レジストパターンをマスクと
して、下地膜を除去することにより溝を形成する工程と
を含んでいてもよく、フォトレジスト膜は、パターン形
成用フォトレジスト膜よりも光に対する感度が鈍くても
よい(請求項6)。
【0026】このため、フォトレジスト膜を露光する際
の露光エネルギーが変動するような場合にも、フォトレ
ジスト膜の露光された部分の膜厚の変動をパターン形成
用フォトレジスト膜を用いた場合よりも小さくすること
ができる。その結果、溝の内部に残存させるフォトレジ
スト膜の上部表面の位置の変動を従来より小さくするこ
とができる。
【0027】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、フォトレジスト膜を形成する工程が、フォトレ
ジスト膜を露光する工程において露光エネルギー量を大
きくしても、溝の内部に残存させるフォトレジスト膜の
膜厚分の未露光部が残存するようなフォトレジスト膜を
形成する工程を含んでいてもよい(請求項7)。
【0028】このため、フォトレジスト膜の露光部の膜
厚を調整し、溝の内部にフォトレジスト膜の未露光部を
必要な膜厚だけ残存させるために、フォトレジスト膜の
露光工程における露光エネルギー量を細かく制御する必
要がない。つまり、露光エネルギー量が変動するような
場合にも、一定値以上の露光エネルギーをフォトレジス
ト膜に与えれば、所定の膜厚の未露光部を形成でき、確
実に溝の内部に所定の膜厚のフォトレジスト膜を残存さ
せることができる。
【0029】また、露光部の膜厚は、フォトレジスト膜
の化学組成により決定することができるので、露光エネ
ルギー量を調整することにより露光された部分の膜厚を
制御する場合よりも、フォトレジスト膜の未露光部の膜
厚を精度よく制御することができる。この結果、溝の内
部に残存させるフォトレジスト膜の上部表面の位置をよ
り精度よく制御することが可能となる。
【0030】上記一の局面における半導体装置の製造方
法では、フォトレジスト膜下に、フォトレジスト膜を露
光する工程において用いる光を吸収する光吸収体膜を形
成する工程をさらに備えていてもよい(請求項8)。
【0031】このため、光吸収体膜が存在することによ
り下地膜の内部に光が到達することを防止できる。その
ため、フォトレジスト膜を露光する工程において用いる
光が、フォトレジスト膜下の下地膜の内部にまで侵入し
散乱することに起因し、溝の内部に位置するフォトレジ
スト膜の側面などが露光されることを防止できる。この
結果、溝の内部にフォトレジスト膜を確実に残存させる
ことができる。
【0032】この発明の他の局面における半導体装置の
製造方法では、上部表面と溝とを有する下地膜を形成す
る。上部表面上と溝の内部とに導電体膜を形成する。溝
の内部に位置する導電体膜上に上面を有するフォトレジ
スト膜を形成する。フォトレジスト膜をキュア処理する
ことにより、フォトレジスト膜の上面の位置を、下地膜
の上部表面の位置よりも低くする。キュア処理したフォ
トレジスト膜をマスクとして用いて、エッチングにより
下地膜の上部表面上に位置する導電体膜を除去する(請
求項9)。
【0033】ここで、キュア処理とは、フォトレジスト
膜に紫外線(DeepUV)の照射や熱処理を加えるこ
とにより、フォトレジスト膜を硬化収縮させる処理をい
う。また、キュア処理の時間を一定時間以上とすると、
フォトレジスト膜の体積収縮量は一定の限界値を示す。
【0034】このため、フォトレジスト膜のキュア処理
前の膜厚を調節し、キュア処理時間を一定時間以上とす
れば、フォトレジスト膜の体積収縮量が一定の限界値を
示すことから、キュア処理後のフォトレジスト膜の上部
表面の高さを正確に制御することができる。
【0035】また、フォトレジスト膜の上面の位置を下
地膜の上部表面の位置より低くする工程において、RI
E処理などを用いないため、導電体膜上に酸化膜が形成
されることを防止できる。このため、下地膜の上部表面
上に位置する導電体膜を除去する工程において、上記酸
化膜が存在することに起因して下地膜の上部表面上に導
電体膜の一部が残存することを防止できる。この結果、
これらの残存した導電体膜に起因する短絡などの不良の
発生を防止し、高い信頼性を有する半導体装置を得るこ
とができる。
【0036】この発明の別の局面におけるレジストパタ
ーン形成方法は、上部表面と、段差部側壁を介して上部
表面と隣接し、上部表面より低い高さを有する下方上部
表面とを有する下地膜上におけるレジストパターン形成
方法であって、上部表面と段差部側壁と下方上部表面と
の上にフォトレジスト膜を形成する。上部表面に対して
斜めに照射される光により、段差部側壁の下部以外の領
域に形成されたフォトレジスト膜を露光する。段差部側
壁の下部に露光されなかったフォトレジスト膜を残存さ
せ、露光されたフォトレジスト膜を現像処理により除去
する(請求項10)。
【0037】このため、上部表面に対して斜めに照射さ
れる光をフォトレジスト膜の露光工程に用いることによ
り、段差部側壁の下部に位置するフォトレジスト膜が露
光されることを確実に防止できる。この結果、段差部側
壁の下部にフォトレジスト膜の溝露光部を確実に残存さ
せることができる。
【0038】また、露光に用いる光の上部表面に対する
角度を調節することにより、段差部側壁の下部に残存さ
せるフォトレジスト膜の量を調節することができる。
【0039】この発明のもう1つの局面における半導体
装置は、溝を有する下地膜と、溝の内部に形成された導
電体膜と、導電体膜上に形成され、導電体膜を形成する
ための写真製版加工工程において用いる光を吸収する光
吸収体膜とを備える(請求項11)。
【0040】このため、溝の内部に導電体膜を形成する
工程において、溝の内部と溝以外の領域における下地膜
上とにフォトレジスト膜を形成し、溝以外の領域におけ
るフォトレジスト膜を露光現像処理により除去するよう
な場合にも、この露光現像処理に用いる光が光吸収体膜
に吸収されるため、この光が下地膜や導電体膜にまで到
達することを防止できる。そのため、この光が下地膜や
導電体膜の内部において散乱されることにより、溝の内
部に位置するフォトレジスト膜の側面や底面が露光され
ることを防止できる。この結果、溝内部に確実にフォト
レジスト膜を残存させることができ、溝の内部に導電体
膜を形成する工程において、溝内部で部分的にフォトレ
ジスト膜が存在しないことに起因して、溝の内部に残存
させるべき導電体膜が除去されるなどといった欠陥が発
生することを防止できる。
【0041】上記もう1つの局面における半導体装置で
は、導電体膜はキャパシタ下部電極であってもよく、キ
ャパシタ下部電極上に形成された誘電体膜と、誘電体膜
上に形成されたキャパシタ上部電極とをさらに備えてい
てもよい(請求項12)。
【0042】上記もう1つの局面における半導体装置で
は、光吸収体膜がシリコン酸化窒化膜であってもよい
(請求項13)。
【0043】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。
【0044】(実施の形態1)図1は、本発明による半
導体装置の実施の形態1を示す断面図である。図1を参
照して、半導体装置を説明する。
【0045】図1を参照して、半導体装置は、半導体基
板1上に形成された電界効果型トランジスタとキャパシ
タとを備える。半導体基板1の主表面には、トレンチ分
離酸化膜2が形成されている。トレンチ分離酸化膜2に
よって分離された活性領域における半導体基板1の主表
面上と、トレンチ分離酸化膜2上とには、ゲート絶縁膜
3a〜3cが形成されている。ゲート絶縁膜3a〜3c
上には、ポリシリコン膜5a〜5cが形成されている。
ポリシリコン膜5a〜5c上には高融点金属シリサイド
膜6a〜6cが形成されている。このポリシリコン膜5
a〜5cと高融点金属シリサイド膜6a〜6cとから、
ゲート電極7a〜7cが構成されている。このゲート電
極7a〜7cの間に位置する領域における半導体基板1
の主表面には、電界効果型トランジスタのソース/ドレ
イン領域4a〜4cが形成されている。ゲート電極7a
〜7cとゲート絶縁膜3a〜3cとの上には絶縁膜8a
〜8cが形成されている。絶縁膜8a〜8c上には、第
1の層間絶縁膜13が形成されている。
【0046】ソース/ドレイン領域4b上に位置する領
域において、第1の層間絶縁膜13には開口部9が形成
されている。第1の層間絶縁膜13の上部表面上と開口
部9の内部とにはポリシリコン膜10が形成されてい
る。ポリシリコン膜10上には高融点金属シリサイド膜
11が形成されている。このポリシリコン膜10と高融
点金属シリサイド膜11とから、配線12が構成されて
いる。配線12上には、絶縁膜14が形成されている。
第1の層間絶縁膜13と絶縁膜14との上には、第2の
層間絶縁膜15が形成されている。
【0047】半導体基板1の主表面におけるソース/ド
レイン領域4a、4c上に位置する領域においては、第
1の層間絶縁膜13と第2の層間絶縁膜15との一部を
除去することにより、開口部16a、16bが形成され
ている。開口部16a、16bの内部には、導電体から
なるプラグ17a、17bが形成されている。
【0048】第2の層間絶縁膜15上には、第3の層間
絶縁膜23が形成されている。第3の層間絶縁膜23
の、プラグ17a、17b上に位置する領域において
は、溝30a、30bが形成されている。溝30a、3
0bの内部には、ポリシリコン膜19a、19bが形成
されている。ポリシリコン膜19a、19b上には、粗
面化ポリシリコン膜20a、20bが形成されている。
このポリシリコン膜19a、19bと粗面化ポリシリコ
ン膜20a、20bとから、キャパシタの下部電極31
a、31bが構成されている。粗面化ポリシリコン膜2
0a、20b上と第3の層間絶縁膜23の上部表面上と
には誘電体膜21が形成されている。誘電体膜21上に
はキャパシタの上部電極22が形成されている。上部電
極22上には第4の層間絶縁膜18が形成されている。
【0049】第4の層間絶縁膜18の上部表面上には、
所定の間隔を隔ててTiN膜24a〜24cが形成され
ている。TiN膜24a〜24c上には、アルミニウム
配線25a〜25cが形成されている。アルミニウム配
線25a〜25c上には、TiN膜24d〜24fが形
成されている。TiN膜24d〜24f上と第4の層間
絶縁膜18上とには、第5の層間絶縁膜26が形成され
ている。
【0050】図2〜6は、図1に示した半導体装置の製
造工程を説明するための部分断面図である。図2〜6を
参照して、半導体装置の製造工程を説明する。
【0051】まず、図2を参照して、第3の層間絶縁膜
23には、プラグ17a、17b上に位置する領域に溝
30a、30bを形成する。溝30a、30bの内部と
第3の層間絶縁膜23の上部表面上とにキャパシタ下部
電極となるポリシリコン膜19を形成する。ポリシリコ
ン膜19上に粗面化ポリシリコン膜20を形成する。こ
こで、第3の層間絶縁膜23より下に位置する配線12
(図1参照)や電界効果型トランジスタなどは、従来と
同様の製造工程により形成されている。
【0052】次に、図3を参照して、粗面化ポリシリコ
ン膜20上にフォトレジスト膜27を形成する。
【0053】次に、図4に示すように、フォトレジスト
膜27に光28を照射することにより、露光処理を行な
う。ここで、フォトレジスト膜27は、ポジ型のフォト
レジスト膜である。
【0054】次に、フォトレジスト膜27を現像処理す
ることにより、図5に示すように、溝30a、30bの
内部にフォトレジスト膜27a、27bを残存させると
同時に、第3の層間絶縁膜23の上部表面上など、溝3
0a、30bの内部以外の領域に位置するフォトレジス
ト膜27(図4参照)を除去する。この際、リセス量L
1および残存させたフォトレジスト膜27a、27bの
膜厚L2の値を精度よく制御する必要がある。これは、
たとえばリセス量L1が所定の値よりも小さすぎる場合
には、第3の層間絶縁膜23の上部表面上に位置するポ
リシリコン膜19および粗面化ポリシリコン膜20を除
去する際に、第3の層間絶縁膜23の上部表面上から完
全にこれらのポリシリコン膜19などを除去できない場
合が発生するためである。このように、第3の層間絶縁
膜23の上部表面上にポリシリコン膜19などが残存す
ると、キャパシタの下部電極31a、31bの間が短絡
するなどの欠陥が発生し、半導体装置が動作不良を起こ
すなどの問題が発生する。また、リセス量L1が大きす
ぎる場合には、キャパシタ下部電極31a、31bの大
きさが小さくなり、所定のキャパシタ容量が確保できな
いなどという問題が発生する。
【0055】このため、本発明による半導体装置の製造
工程では、図7に示すように、通常の溝30a、30b
(図5参照)を形成するために用いるレジストとは、特
性の異なるレジストを使用している。図7は、本発明の
実施の形態1において用いたレジストと通常の溝30
a、30bを形成するための写真製版加工工程において
用いられるレジストとの露光エネルギーとレジスト膜厚
との関係を示すグラフである。
【0056】図7を参照して、通常の写真製版加工工程
において用いられるレジストについては、露光エネルギ
ーの変化に対するレジスト膜厚の変化の割合は極力大き
なものが求められている。つまり、θ1 はなるべく大き
いものが使用され、通常tanθ1 =4.7程度の値と
なる。一方、本発明の実施の形態1において、キャパシ
タ下部電極31a、31b(図1参照)を形成するため
に用いるレジストについては、露光エネルギーの変化に
対するレジスト膜厚の変化の割合(θ2 の大きさ)は通
常のレジストよりも小さいものが用いられている。ここ
で、tanθ1=2程度である。
【0057】このように、露光エネルギーの変化に対す
るレジスト膜厚の変化が通常のレジストよりも小さいレ
ジストを用いることにより、露光に用いる光の露光エネ
ルギーが変動するような場合にも、この光によって感光
されるフォトレジスト膜27(図4参照)の膜厚の変動
を通常レジストを用いた場合よりも小さくすることがで
きる。この結果、リセス量L1(図5参照)の変動を小
さくすることができる。
【0058】また、ここで、溝30a、30bの内部に
フォトレジスト膜27a、27bを残存させる工程にお
いて、露光、現像処理を用いているので、従来のように
RIE処理を用いた場合のようにRIE工程に起因する
酸化膜などの発生を防止できる。このため、これらの酸
化膜の存在に起因して、第3の層間絶縁膜23上に位置
するポリシリコン膜19および粗面化ポリシリコン膜2
0をエッチングにより除去する工程において、第3の層
間絶縁膜23上にこれらのポリシリコン膜19および粗
面化ポリシリコン膜20の一部が残存することを防止で
きる。この結果、これらの残存したポリシリコン膜19
などに起因してキャパシタ下部電極31a、31bが短
絡するといった不良の発生を防止でき、信頼性の高い半
導体装置を得ることができる。
【0059】また、リセス量L1を、露光に用いる光2
8(図4参照)の露光エネルギーにより制御することが
できるので、リセス量L1(残存させるフォトレジスト
膜27a、27bの膜厚L2)を精度よく制御すること
が可能となる。
【0060】次に、図5に示した工程に続き、フォトレ
ジスト膜27a、27bをマスクとして、エッチングに
より第3の層間絶縁膜23の上部表面上に位置するポリ
シリコン膜19と粗面化ポリシリコン膜20とを除去す
る。このようにして、図6に示すような構造を得る。
【0061】この後、フォトレジスト膜27a、27b
を除去し、誘電体膜21(図1参照)、上部電極22
(図1参照)などを形成することにより、図1に示すよ
うな半導体装置を得ることができる。
【0062】なお、ここでは、キャパシタ下部電極31
a、31bを形成する場合について述べたが、ダマシン
配線などの半導体装置の他の構造を形成する工程におい
て本発明の実施の形態1に示す製造工程を適用しても同
様な効果が得られる。また、フォトレジスト膜(図3参
照)の下には、ポリシリコン膜19および粗面化ポリシ
リコン膜20が形成されているが、ポリシリコン膜以外
の他の導電体膜、たとえば銀、アルミ、銅もしくはこれ
らの合金、あるいはモリブデン、ニッケル、パラジウ
ム、白金、ロジウム、タンタル、チタンおよびタングス
テンもしくはこれらのシリサイド、窒化物からなる群か
ら選択される少なくとも1つを含む膜であってもよい。
【0063】また、本発明の実施の形態1では、溝30
a、30bの内部にフォトレジスト膜27a、27bを
残存させるため、露光、現像処理を用いたが、この露
光、現像処理に代えて、キュア処理(紫外線の照射およ
び熱処理)を用いてもよい。図8を参照して、フォトレ
ジスト膜にキュア処理を行なうと、フォトレジスト膜は
収縮する。ここで、図8は、フォトレジスト膜をキュア
処理した場合のキュア処理時間とレジスト膜厚との関係
を示すグラフである。図8を参照して、キュア処理時間
を長くすれば、レジストの収縮が進み、レジスト膜厚が
小さくなっているが、キュア処理時間を一定値以上にす
ると、レジストの収縮は一定値以上進行しなくなること
がわかる。このため、溝30a、30bの内部に残存さ
せるフォトレジスト膜27a、27bの膜厚L2(図5
参照)と、このフォトレジスト膜の収縮膜厚L3とか
ら、フォトレジスト膜27の初期の膜厚を決定すれば、
キュア処理により所定のリセス量L1を得ることができ
る。また、キュア処理によるフォトレジスト膜の収縮量
のばらつきが、従来のRIEなどを用いた場合のリセス
量のばらつきよりも小さいため、リセス量L1の精度を
従来よりも向上させることができる。
【0064】(実施の形態2)本発明による半導体装置
の製造方法の実施の形態2は、基本的には図2〜6に示
した本発明の実施の形態1と同様の工程を備えるが、ポ
ジ型のフォトレジスト膜の代わりに、ノボラック樹脂の
みからなるレジスト膜あるいはネガ型のフォトレジスト
膜を用いる。そして、露光処理を行なわず、現像処理の
みを行ない、この現像処理の時間を制御することによ
り、溝30a、30b(図5参照)の内部にレジスト膜
27a、27bを残存させ、リセス量L1を制御する。
【0065】このように、レジスト膜27a、27bを
溝30a、30bの内部に残存させる工程において、従
来のようにRIE処理を行なわないので、本発明の実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0066】また、露光エネルギーを制御する代わり
に、現像処理の時間によってリセス量L1を制御するの
で、露光エネルギーのばらつきなどを考慮する必要がな
く、リセス量L1をより精度よく制御することができ
る。
【0067】(実施の形態3)本発明による半導体装置
の製造方法の実施の形態3は、基本的には図2〜6に示
した本発明の実施の形態1による半導体装置の製造工程
と同様の工程を備える。ただし、この実施の形態3にお
いては、図9に示すような露光エネルギーが一定値以上
になってもL4だけの膜厚のレジスト膜が残存するよう
なフォトレジスト膜を用いる。ここで、図9は、露光エ
ネルギーとレジスト膜厚との関係を示すグラフである。
【0068】図9を参照して、通常の写真製版加工工程
において用いられるレジストは、露光エネルギーを大き
くしていけば、残存するレジストの膜厚はほぼ0とな
る。しかし、本発明の実施の形態3においてキャパシタ
下部電極31a、31b(図6参照)を形成するために
用いるフォトレジスト膜27a、27bは、図9で示す
ように、露光エネルギーを大きくしていっても、一定の
膜厚L4だけのフォトレジスト膜が残存するような特性
を有する。このため、露光エネルギーを大きくした場合
に残存するフォトレジスト膜の膜厚L4を、溝30a、
30bの内部に残存させるフォトレジスト膜27a、2
7b(図5参照)の膜厚L2と適合するようにフォトレ
ジスト膜27(図3参照)の成分を調整することによ
り、露光エネルギーを一定値以上とすれば、露光に用い
る光の露光エネルギーがばらつくような場合にも、その
ようなばらつきに関係なく、安定した膜厚を有するフォ
トレジスト膜27a、27bを得ることができる。この
ため、リセス量L1を精度よく制御することができる。
【0069】また、フォトレジスト膜27の化学組成を
調整することにより、露光エネルギーを大きくした場合
にも残存するフォトレジスト膜27a、27bの膜厚L
4を調節することができる。この結果、フォトレジスト
膜27の化学成分を調整することで、溝30a、30b
の内部に残存するフォトレジスト膜27a、27bの膜
厚L2を調節でき、その結果、リセス量L1を調節する
ことが可能となる。
【0070】ここで、フォトレジスト膜27の組成とし
ては、ノボラック樹脂に感光剤としてヒドロキシベンゾ
フェノンあるいは1,2−ナフトキノンジアジドスルホ
ニル基を感光基として含む化学物質などを配合したもの
を用いることができる。
【0071】(実施の形態4)図10は、本発明による
半導体装置の実施の形態4を示す断面図である。図10
を参照して、半導体装置を説明する。
【0072】図10を参照して、半導体装置は、基本的
には図1に示した本発明の実施の形態1による半導体装
置と同様の構造を備える。ただし、図10に示した半導
体装置では、粗面化ポリシリコン膜20a、20b上
に、キャパシタ下部電極31a、31bを形成する際の
露光工程において用いる光を吸収する光吸収体膜29
a、29bが形成されている。
【0073】このため、後述する製造工程における、溝
30a、30bの内部にマスクとして使用するフォトレ
ジスト膜27a、27b(図14参照)を形成するため
の露光工程において、露光に用いた光がこの光吸収体膜
29a、29bにより吸収されるため、これらの光がこ
の光吸収体膜29a、29bの下に位置する絶縁膜14
や配線12などにまで到達することを防止できる。この
ため、露光に用いる光が配線12などの下部構造により
乱反射され、溝30a、30bの内部に位置するフォト
レジスト膜27a、27bの側面あるいは下面から照射
されることによって、本来溝30a、30bの内部に残
存させるべきフォトレジスト膜27a、27bが部分的
に感光され、除去されるというようなことを防止でき
る。このため、溝30a、30bの内部にフォトレジス
ト膜27a、27bを確実に残存させることができる。
【0074】図11〜14は、図10に示した半導体装
置の製造工程を説明するための部分断面図である。な
お、これら図11〜14は、本発明の実施の形態1によ
る半導体装置の製造工程を示す図2〜5に対応してい
る。図11〜14を参照して、半導体装置の製造工程を
説明する。
【0075】まず、図2に示した半導体装置の製造工程
と同様の工程を実施した後、粗面化ポリシリコン膜20
上にシリコン酸化窒化膜からなる光吸収体膜29を形成
する。このようにして、図11に示すような構造を得
る。
【0076】次に、図12に示すように、光吸収体膜2
9上にフォトレジスト膜27を形成する。このフォトレ
ジスト膜27は、本発明の実施の形態1と同様にポジ型
のフォトレジスト膜を用いる。
【0077】次に、図13に示すように、光8をフォト
レジスト膜27に照射することにより、溝30a、30
bの内部に残存させるフォトレジスト膜27a、27b
(図14参照)以外の領域に位置するフォトレジスト膜
27を露光処理する。このとき、光吸収体膜29が存在
するため、この露光に用いる光28が光吸収体膜29下
に位置する第3の層間絶縁膜23やポリシリコン膜19
などに到達することを防止できる。このため、この第3
の層間絶縁膜23などにまで到達した光が乱反射され、
本来露光されずに残存させるべき溝30a、30bの内
部のフォトレジスト膜27にまでこれらの光が到達する
といったことを防止できる。次に、図14に示すよう
に、フォトレジスト膜27に対して現像処理を行なうこ
とにより、溝30a、30bの内部にフォトレジスト膜
27a、27bを残存させると同時に、溝30a、30
b以外の領域に位置するフォトレジスト膜27を除去す
る。ここで、リセス量L1の制御は、本発明の実施の形
態1と同様に露光に用いる光28の露光エネルギーを調
節することにより制御する。
【0078】この後、図6に示した本発明の実施の形態
1による半導体装置の製造工程と同様の工程を行なうこ
とにより、図10に示したような半導体装置を得ること
ができる。
【0079】(実施の形態5)図15は、本発明による
半導体装置の製造方法の実施の形態5を説明するための
部分断面図である。図15に示した製造工程は、基本的
には図4に示した本発明の実施の形態1による半導体装
置の製造工程に対応している。ただし、図15に示すよ
うに、本発明の実施の形態5では、フォトレジスト膜2
7を露光するための光28は、第3の層間絶縁膜23の
上部表面に対してθだけの傾斜角を有するように斜めか
ら照射されている。
【0080】このように、露光に用いる光28を斜めか
ら照射することにより、従来のように光28を垂直方向
から照射した場合に比べて、光28が溝30a、30b
の内部の底部に位置するフォトレジスト膜27にまで到
達することを防止できる。このため、溝30a、30b
の内部の底部に位置するフォトレジスト膜27が感光さ
れることを防止できる。このため、図30a、30bの
内部により確実にフォトレジスト膜27a、27b(図
5参照)を残存させることができる。
【0081】また、光28の傾斜角θを調節することに
より、溝30a、30bの内部に残存させるフォトレジ
スト膜27a、27bの上部表面の位置より下には光2
8が到達しないように調節することができる。この結
果、残存させるべきフォトレジスト膜27a、27bと
なるフォトレジスト膜27の部分に確実に光が当たらな
いようにすることができる。また、この光28の傾斜角
θを調節することで、リセス量L1を制御することがで
きる。
【0082】また、リセス量L1を、光28の傾斜角θ
により調整するので、光28のエネルギーのばらつきな
どを考慮する必要がなく、リセス量L1の精度を向上さ
せることができる。
【0083】この後、図5および図6に示した本発明の
実施の形態1による半導体装置の製造工程と同様の工程
を行なうことにより、図1に示したような半導体装置を
得ることができる。
【0084】図16は、図15に示した半導体装置の製
造工程の変形例を示す部分断面図である。図16を参照
して、本発明の実施の形態5による半導体装置の製造工
程の変形例は、基本的に図15に示した半導体装置の製
造工程と同様であるが、粗面化ポリシリコン膜20上に
光吸収体膜29が形成されている。
【0085】このように、光吸収体膜29が形成されて
いるので、光28がポリシリコン膜19などへと透過す
ることを防止できる。このため、光28がポリシリコン
膜19などへと透過し乱反射することによって、溝30
a、30bの内部の底部に位置するフォトレジスト膜2
7に光28が到達することを防止できる。この結果、溝
30a、30bの内部にフォトレジスト膜27a、27
b(図14参照)を確実に残存させることができる。
【0086】この図16に示した製造工程の後、図14
に示した本発明の実施の形態4による半導体装置の製造
工程を実施することにより、図10に示すような半導体
装置を得ることができる。
【0087】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0088】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜13の発明に
よれば、露光現像工程を用いて、溝の内部にマスクとし
て用いるフォトレジスト膜を形成することができるの
で、従来のようにRIE処理などを用いる必要がない。
この結果、溝の内部に形成された導電体膜が他の領域の
導電体膜などと短絡するなどの問題の発生を防止でき
る。このため、高い信頼性を有する半導体装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による半導体装置の実施の形態1を示
す断面図である。
【図2】 図1に示した半導体装置の製造工程の第1工
程を説明するための部分断面図である。
【図3】 図1に示した半導体装置の製造工程の第2工
程を説明するための部分断面図である。
【図4】 図1に示した半導体装置の製造工程の第3工
程を説明するための部分断面図である。
【図5】 図1に示した半導体装置の製造工程の第4工
程を説明するための部分断面図である。
【図6】 図1に示した半導体装置の製造工程の第5工
程を説明するための部分断面図である。
【図7】 図1に示した半導体装置の製造工程において
用いるレジストと通常の写真製版加工工程において用い
るレジストとの露光エネルギーとレジスト膜厚との関係
を示すグラフである。
【図8】 本発明による半導体装置の製造工程の実施の
形態1の変形例において用いるレジストのキュア処理時
間とレジスト膜厚との関係を示すグラフである。
【図9】 本発明による半導体装置の製造方法の実施の
形態3において用いるレジストと通常の写真製版加工工
程において用いるレジストとの露光エネルギーとレジス
ト膜厚との関係を示すグラフである。
【図10】 本発明による半導体装置の実施の形態4を
示す断面図である。
【図11】 図10に示した半導体装置の製造工程の第
1工程を説明するための部分断面図である。
【図12】 図10に示した半導体装置の製造工程の第
2工程を説明するための部分断面図である。
【図13】 図10に示した半導体装置の製造工程の第
3工程を説明するための部分断面図である。
【図14】 図10に示した半導体装置の製造工程の第
4工程を説明するための部分断面図である。
【図15】 本発明による半導体装置の製造方法の実施
の形態5を説明するための部分断面図である。
【図16】 本発明による半導体装置の製造方法の実施
の形態5の変形例を説明するための部分断面図である。
【図17】 従来の半導体装置の製造工程の第1工程を
説明するための部分断面図である。
【図18】 従来の半導体装置の製造工程の第2工程を
説明するための部分断面図である。
【図19】 従来の半導体装置の製造工程の第3工程を
説明するための部分断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 トレンチ分離酸化膜、3a〜3c
ゲート絶縁膜、4a〜4c ソース/ドレイン領域、
5a〜5c,10,19,19a,19b ポリシリコ
ン膜、6a〜6c,11 高融点金属シリサイド膜、7
a〜7c ゲート電極、8a〜8c,14 絶縁膜、
9,16a,16b 開口部、12 配線、13,1
5,18,23,26 層間絶縁膜、17a,17b
プラグ、20,20a,20b 粗面化ポリシリコン
膜、21 誘電体膜、22 上部電極、24a〜24f
TiN膜、25a〜25c アルミニウム配線、2
7,27a,27b フォトレジスト膜、28 光、2
9,29a,29b 光吸収体膜、30a,30b
溝、31a,31b 下部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 DB02 DB03 DB07 EA01 EA27 EB02 5F046 AA25 DA02 DA29 HA07 JA22 LA13 LA14 PA01 5F083 AD24 AD48 AD49 AD62 JA35 JA36 JA40 JA53 KA20 MA06 MA17 PR01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部表面と溝とを有する下地膜を形成す
    る工程と、 前記上部表面上と前記溝の内部とに導電体膜を形成する
    工程と、 前記下地膜の上部表面上と前記溝の内部とに位置する前
    記導電体膜上にフォトレジスト膜を形成する工程と、 前記溝の内部にフォトレジスト膜を残存させ、前記溝の
    内部以外の領域に位置する前記フォトレジスト膜を現像
    処理し、除去する工程と、 前記溝の内部に残存させた前記フォトレジスト膜をマス
    クとして用いて、エッチングにより前記下地膜の上部表
    面上に位置する前記導電体膜を除去する工程とを備え
    る、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記現像処理に先立ち、前記溝の内部以
    外の領域に位置する前記フォトレジスト膜を露光する工
    程を備える、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フォトレジスト膜を露光する工程に
    おいて、前記溝の内部以外の領域に位置する前記フォト
    レジスト膜は完全に露光され、前記溝の内部に残存させ
    た前記フォトレジスト膜は露光されない、請求項2に記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記フォトレジスト膜を露光する工程に
    おいて、露光に用いる光は前記下地膜の上部表面に対し
    て斜めに照射される、請求項2または3に記載の半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記フォトレジスト膜を露光する工程に
    おいて、前記露光に用いる光の前記下地膜の上部表面に
    対する入射角は、前記露光に用いる光が前記溝の内部に
    残存させる前記フォトレジスト膜に到達しないように調
    節されている、請求項4に記載の半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記下地膜を形成する工程は、 前記上部表面が平坦な下地膜を形成する工程と、 前記上部表面上にパターン形成用フォトレジスト膜を用
    いて前記溝を形成するためのレジストパターンを形成す
    る工程と、 前記レジストパターンをマスクとして、前記下地膜を除
    去することにより前記溝を形成する工程とを含み、 前記フォトレジスト膜は、前記パターン形成用フォトレ
    ジスト膜よりも光に対する感度が鈍い、請求項2〜請求
    項5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記フォトレジスト膜を形成する工程
    は、前記フォトレジスト膜を露光する工程において露光
    エネルギー量を大きくしても、前記溝の内部に残存させ
    る前記フォトレジスト膜の膜厚分の未露光部が残存する
    ようなフォトレジスト膜を形成する工程を含む、請求項
    2〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記フォトレジスト膜下に、前記フォト
    レジスト膜を露光する工程において用いる光を吸収する
    光吸収体膜を形成する工程をさらに備える、請求項2〜
    7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上部表面と溝とを有する下地膜を形成す
    る工程と、 前記上部表面上と前記溝の内部とに導電体膜を形成する
    工程と、 前記溝の内部に位置する前記導電体膜上に上面を有する
    フォトレジスト膜を形成する工程と、 前記フォトレジスト膜をキュア処理することにより、前
    記フォトレジスト膜の前記上面の位置を、前記下地膜の
    上部表面の位置よりも低くする工程と、 キュア処理した前記フォトレジスト膜をマスクとして用
    いて、エッチングにより前記下地膜の上部表面上に位置
    する前記導電体膜を除去する工程とを備える、半導体装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上部表面と、段差部側壁を介して前記
    上部表面と隣接し、前記上部表面より低い高さを有する
    下方上部表面とを有する下地膜上におけるレジストパタ
    ーン形成方法であって、 前記上部表面と前記段差部側壁と前記下方上部表面との
    上にフォトレジスト膜を形成する工程と、 前記上部表面に対して斜めに照射される光により、前記
    段差部側壁の下部以外の領域に形成された前記フォトレ
    ジスト膜を露光する工程と、 前記段差部側壁の下部に露光されなかった前記フォトレ
    ジスト膜を残存させ、露光された前記フォトレジスト膜
    を現像処理により除去する工程とを備える、レジストパ
    ターン形成方法。
  11. 【請求項11】 溝を有する下地膜と、 前記溝の内部に形成された導電体膜と、 前記導電体膜上に形成され、前記導電体膜を形成するた
    めの写真製版加工工程において用いる光を吸収する光吸
    収体膜とを備える、半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記導電体膜はキャパシタ下部電極で
    あり、 前記キャパシタ下部電極上に形成された誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成されたキャパシタ上部電極とをさ
    らに備える、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記光吸収体膜は、シリコン酸化窒化
    膜である、請求項11または12に記載の半導体装置。
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