JPH0341764A - 半導体メモリ装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体メモリ装置およびその製造方法Info
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- JPH0341764A JPH0341764A JP1177573A JP17757389A JPH0341764A JP H0341764 A JPH0341764 A JP H0341764A JP 1177573 A JP1177573 A JP 1177573A JP 17757389 A JP17757389 A JP 17757389A JP H0341764 A JPH0341764 A JP H0341764A
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、半導体メモリ装置およびその製造方法に関
し、特にスタック型のメモリセルを有するD RA M
(D ynamlc Random A cce
ssMcmory )およびその製造方法に関する。
し、特にスタック型のメモリセルを有するD RA M
(D ynamlc Random A cce
ssMcmory )およびその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、揮発性半導体メモリの一つとしてDRAMがある
。このDRAMのメモリセルは、通常、一つのキャパシ
タと、一つのスイッチングトランジスタとを持っている
。このようなりRAMのメモリセルにおいて、キャパシ
タの容量を増加させ、集積度を高めるために、スイッチ
ングトランジスタのゲート上に、ストレージノード電極
、キャパシタの誘電体膜、およびセルプレート電極を積
み上げた、いわゆるスタック型のメモリセルがある。近
年では、このスタック型のメモリセルにおいて、このメ
モリセルのキャパシタを、半導体基板中に形成された溝
内に埋め込み、より一層、キャパシタの容量を増加させ
、集積度を高めたスタック型のメモリセルも知られてい
る。
。このDRAMのメモリセルは、通常、一つのキャパシ
タと、一つのスイッチングトランジスタとを持っている
。このようなりRAMのメモリセルにおいて、キャパシ
タの容量を増加させ、集積度を高めるために、スイッチ
ングトランジスタのゲート上に、ストレージノード電極
、キャパシタの誘電体膜、およびセルプレート電極を積
み上げた、いわゆるスタック型のメモリセルがある。近
年では、このスタック型のメモリセルにおいて、このメ
モリセルのキャパシタを、半導体基板中に形成された溝
内に埋め込み、より一層、キャパシタの容量を増加させ
、集積度を高めたスタック型のメモリセルも知られてい
る。
第6図は、このようなメモリセルのキャパシタを、半導
体基板中に形成された溝内に埋め込んだスタック型のメ
モリセルを、製造工程順に示した断面図である。
体基板中に形成された溝内に埋め込んだスタック型のメ
モリセルを、製造工程順に示した断面図である。
第6図に示すように、例えばp型半導体基板201表面
には、素子分離領域として、フィールド酸化膜202が
形成されている。一方、p型半導体基板201内には、
溝205が形成されている。この溝205内には、熱酸
化膜206を介して、キャパシタのストレージノード電
極209゛が形成されている。このストレージノード電
極209′は、p型半導体基板201とコンタクトをと
るために溝205の外部に一部でており、コンタクト部
208を介して、p型半導体基板201の主表面上でコ
ンタクトされている。このコンタクト部208に接した
p型半導体基板201内には、n型拡散層212が形成
されている。一方、このストレージノード電極209−
の表面には、誘電体膜210が形成されている。この誘
電体膜210上には、ストレージノード電極209′と
対向するように、セルプレート電極211が形成されて
いる。このセルプレート電極211が形成されないp′
型半導体基板201上には、ゲート酸化膜213を介し
て、スイッチングトランジスタのゲート214が形成さ
れている。
には、素子分離領域として、フィールド酸化膜202が
形成されている。一方、p型半導体基板201内には、
溝205が形成されている。この溝205内には、熱酸
化膜206を介して、キャパシタのストレージノード電
極209゛が形成されている。このストレージノード電
極209′は、p型半導体基板201とコンタクトをと
るために溝205の外部に一部でており、コンタクト部
208を介して、p型半導体基板201の主表面上でコ
ンタクトされている。このコンタクト部208に接した
p型半導体基板201内には、n型拡散層212が形成
されている。一方、このストレージノード電極209−
の表面には、誘電体膜210が形成されている。この誘
電体膜210上には、ストレージノード電極209′と
対向するように、セルプレート電極211が形成されて
いる。このセルプレート電極211が形成されないp′
型半導体基板201上には、ゲート酸化膜213を介し
て、スイッチングトランジスタのゲート214が形成さ
れている。
また、半導体基板201内には、ソース/ドレイン領域
212″、および215が形成されている。
212″、および215が形成されている。
これらのソース/ドレイン領域のうち、212−は、上
記n型拡散層212と一体化されている。
記n型拡散層212と一体化されている。
さらに、全面に、層間絶縁膜として、CVD酸化膜21
6が形成されている。このCVD酸化膜216を通して
、上記ソース/ドレイン領域215に対し、コンタクト
孔217が形成されている。このコンタクト孔217を
介して、所定の配線218が形成されている。
6が形成されている。このCVD酸化膜216を通して
、上記ソース/ドレイン領域215に対し、コンタクト
孔217が形成されている。このコンタクト孔217を
介して、所定の配線218が形成されている。
このようなスタック型のメモリセルであると、スイッチ
ングトランジスタ上に、ストレージノード電極、誘電体
膜、およびセルプレート電極を積み上げた形のスタック
型のメモリセルに比較し、キャパシタの蓄積容量、およ
び集積度を高めることができる。
ングトランジスタ上に、ストレージノード電極、誘電体
膜、およびセルプレート電極を積み上げた形のスタック
型のメモリセルに比較し、キャパシタの蓄積容量、およ
び集積度を高めることができる。
しかしながら、依然、p型シリコン基板201の主表面
上に、ストレージノード電!209−と、p型シリコン
基板201とのコンタクト部208が存在するために、
メモリセルにおいて、キャパシタのp型半導体基板20
1平而方向の占有面積が大きくなり、DRAMのメモリ
セル部の面積が広くなる傾向があった。
上に、ストレージノード電!209−と、p型シリコン
基板201とのコンタクト部208が存在するために、
メモリセルにおいて、キャパシタのp型半導体基板20
1平而方向の占有面積が大きくなり、DRAMのメモリ
セル部の面積が広くなる傾向があった。
また、溝205内に、ストレージノード電極209′と
、p型シリコン基板201とを絶縁するために、熱酸化
膜206が形成される。この熱酸化膜206は、p型シ
リコン基板201の溝205に接する表面に反転層が形
成されることを防ぐため、およびこの表面に形成される
空乏層を小さくするために、極力厚いことが望ましい。
、p型シリコン基板201とを絶縁するために、熱酸化
膜206が形成される。この熱酸化膜206は、p型シ
リコン基板201の溝205に接する表面に反転層が形
成されることを防ぐため、およびこの表面に形成される
空乏層を小さくするために、極力厚いことが望ましい。
したがって、この熱酸化膜206は、通常、1000Å
以上のjVさをもって形成されている。
以上のjVさをもって形成されている。
ところが、このように1000Å以上の厚さをもって熱
酸化膜206が形成されると、p型シリコン基板201
の溝205に接する表面に、熱酸化膜形成時に生じる応
力から歪みが発生し、この歪みがp型シリコン基板20
1の結晶欠陥を引き起こし、データ保持特性の劣化が生
じていた。
酸化膜206が形成されると、p型シリコン基板201
の溝205に接する表面に、熱酸化膜形成時に生じる応
力から歪みが発生し、この歪みがp型シリコン基板20
1の結晶欠陥を引き起こし、データ保持特性の劣化が生
じていた。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は上記のような点に鑑み為されたもので、半導
体基板中に形成された溝内に、メモリセルのキャパシタ
を埋め込んだスタック型のメモリセルにおいて、さらに
集積度を向上させることを可能とする半導体メモリ装置
およびその製造方法を提供することを目的とする。
体基板中に形成された溝内に、メモリセルのキャパシタ
を埋め込んだスタック型のメモリセルにおいて、さらに
集積度を向上させることを可能とする半導体メモリ装置
およびその製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明による半導体メモリ装置によれば、半導体基板
中に形成された溝と、この溝表面に形成された第1の絶
縁膜と、この溝表面に形成された第1の絶縁膜の一部が
溝方向に有限の幅をもって除去されることによって形成
された溝表面コンタクト孔と、この溝表面コンタクト孔
内に上記半導体基板に接するように形成された第1の導
電層、この第1の導電層上に形成された第1の絶縁膜、
およびこの第1の絶縁膜上に形成された第2の導電層と
により形成されるキャパシタと、このキャパシタに接続
されるスイッチングトランジスタとを具備することを特
徴とする。
中に形成された溝と、この溝表面に形成された第1の絶
縁膜と、この溝表面に形成された第1の絶縁膜の一部が
溝方向に有限の幅をもって除去されることによって形成
された溝表面コンタクト孔と、この溝表面コンタクト孔
内に上記半導体基板に接するように形成された第1の導
電層、この第1の導電層上に形成された第1の絶縁膜、
およびこの第1の絶縁膜上に形成された第2の導電層と
により形成されるキャパシタと、このキャパシタに接続
されるスイッチングトランジスタとを具備することを特
徴とする。
また、その製造方法は、半導体基板に溝を形成する工程
と、この溝表面に第1の絶縁膜を形成する工程と、この
溝内に、少なくとも溝表面に形成された第1の絶縁膜の
一部が露出するように、第1の物質を残置させる工程と
、この第1の物質をマスクに上記第1の絶縁膜を除去し
、上記溝表面に半導体基板を露出させる工程と、この溝
表面に露出した半導体基板に接するように第1の導電層
を形成する工程と、上記溝表面に露出した半導体基板内
に半導体基板とは反対導電型の第1−の拡散層を形成す
る工程と、上記第1の導電層を所定のキャパシタのスト
レージノード電極形状に加工する工程と、上記第1の導
電層上にキャパシタの誘電体となる第2の絶縁膜を形成
する工程と、この第2の絶縁膜上に第2の導電層を形成
する工程と、この第2の導電層を所定のキャパシタのセ
ルプレート電極形状に加工する工程と、スイッチングト
ランジスタのゲート絶縁膜となる第3の絶縁膜を形成す
る工程と、この第3の絶縁膜上に第3の導電層を形成す
る工程と、この第3の導電層を所定のスイッチングトラ
ンジスタのゲート形状に加工する工程と、この所定のゲ
ート形状に加工された第3の導電層をマスクにして上記
半導体基板に対し半導体基板とは反対導電型の不純物を
導入して第2、第3の拡散層を形成し、このとき、これ
らのうち少なくとも一方を上記第1の拡散層に接するよ
うに形成する工程とを具備することを特徴とする。
と、この溝表面に第1の絶縁膜を形成する工程と、この
溝内に、少なくとも溝表面に形成された第1の絶縁膜の
一部が露出するように、第1の物質を残置させる工程と
、この第1の物質をマスクに上記第1の絶縁膜を除去し
、上記溝表面に半導体基板を露出させる工程と、この溝
表面に露出した半導体基板に接するように第1の導電層
を形成する工程と、上記溝表面に露出した半導体基板内
に半導体基板とは反対導電型の第1−の拡散層を形成す
る工程と、上記第1の導電層を所定のキャパシタのスト
レージノード電極形状に加工する工程と、上記第1の導
電層上にキャパシタの誘電体となる第2の絶縁膜を形成
する工程と、この第2の絶縁膜上に第2の導電層を形成
する工程と、この第2の導電層を所定のキャパシタのセ
ルプレート電極形状に加工する工程と、スイッチングト
ランジスタのゲート絶縁膜となる第3の絶縁膜を形成す
る工程と、この第3の絶縁膜上に第3の導電層を形成す
る工程と、この第3の導電層を所定のスイッチングトラ
ンジスタのゲート形状に加工する工程と、この所定のゲ
ート形状に加工された第3の導電層をマスクにして上記
半導体基板に対し半導体基板とは反対導電型の不純物を
導入して第2、第3の拡散層を形成し、このとき、これ
らのうち少なくとも一方を上記第1の拡散層に接するよ
うに形成する工程とを具備することを特徴とする。
(作 用)
上記のような半導体メモリ装置およびその製造方法にあ
っては、従来、半導体基板の主表面上に形成されていた
、メモリセルのストレージノード電極と、半導体基板と
のコンタクト部が、半導体基板中に形成される溝内に形
成されることにより、半導体メモリ装置のメモリセル部
の平面方向の集積度を向上させることが可能となる。
っては、従来、半導体基板の主表面上に形成されていた
、メモリセルのストレージノード電極と、半導体基板と
のコンタクト部が、半導体基板中に形成される溝内に形
成されることにより、半導体メモリ装置のメモリセル部
の平面方向の集積度を向上させることが可能となる。
(実施例)
以下、図面を参照して、この発明の実施例に係わる半導
体メモリ装置およびその製造方法について説明する。
体メモリ装置およびその製造方法について説明する。
まず、第1図(a)ないし第1図(h)を参照して、第
1の実施例に係わる半導体メモリ装置およびその製造方
法について説明する。
1の実施例に係わる半導体メモリ装置およびその製造方
法について説明する。
第1図(a)ないし第1図(h)は、この発明の第1の
実施例に係わる半導体メモリ装置を製造工程順に示した
断面図である。
実施例に係わる半導体メモリ装置を製造工程順に示した
断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、例えばp型シリコン
基板101表面に、例えば選択酸化法により、素子分離
領域として、選択的にフィールド酸化膜102を形成す
る。次に、このフィールド酸化膜102によって分離さ
れた素子領域表面に、例えば熱酸化法により、熱酸化膜
103を形成する。
基板101表面に、例えば選択酸化法により、素子分離
領域として、選択的にフィールド酸化膜102を形成す
る。次に、このフィールド酸化膜102によって分離さ
れた素子領域表面に、例えば熱酸化法により、熱酸化膜
103を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、全面に、ホトレジス
ト104を塗布し、このホトレジスト104に、写真蝕
刻法により、上記p型シリコン基板101中に形成され
る溝の開孔パターンを形成する。次に、この開孔パター
ンの形成されたホトレジスト104をマスクにして、例
えばRIE法により、p型シリコン基板101に、溝1
05を形成する。
ト104を塗布し、このホトレジスト104に、写真蝕
刻法により、上記p型シリコン基板101中に形成され
る溝の開孔パターンを形成する。次に、この開孔パター
ンの形成されたホトレジスト104をマスクにして、例
えばRIE法により、p型シリコン基板101に、溝1
05を形成する。
次に、第1図(C)に示すように、前記ホトレジスト1
04を除去し、前記溝105の側面に、熱酸化法により
、熱酸化膜106を形成する。次に、全面に、例えばネ
ガ型ホトレジスト107を塗布する。次に、このネガ型
ホトレジスト107を、光照射により、例えば全面露光
し、引き続き現像液により現像する。このとき、この現
像されたネガ型ホトレジスト107が、前記溝105内
の所定の深さに残置されるように現像する。このネガ型
ホトレジスト107は、通常、未露光部分は現像液に溶
けない。したがって、ネガ型ホトレジスト107の露光
量を適切に調整、および現像時間等も適切に調整してや
ることにより、前記溝105内の所定の深さに、ネガ型
ホトレジスト107を残置させることが可能となる。す
なわち、ネガ型ホトレジスト107に対する露光量、現
像時間を調節してやるだけで、簡単に、しかも高精度で
コンタクト部108の大きさ等を変えることが可能とな
る。
04を除去し、前記溝105の側面に、熱酸化法により
、熱酸化膜106を形成する。次に、全面に、例えばネ
ガ型ホトレジスト107を塗布する。次に、このネガ型
ホトレジスト107を、光照射により、例えば全面露光
し、引き続き現像液により現像する。このとき、この現
像されたネガ型ホトレジスト107が、前記溝105内
の所定の深さに残置されるように現像する。このネガ型
ホトレジスト107は、通常、未露光部分は現像液に溶
けない。したがって、ネガ型ホトレジスト107の露光
量を適切に調整、および現像時間等も適切に調整してや
ることにより、前記溝105内の所定の深さに、ネガ型
ホトレジスト107を残置させることが可能となる。す
なわち、ネガ型ホトレジスト107に対する露光量、現
像時間を調節してやるだけで、簡単に、しかも高精度で
コンタクト部108の大きさ等を変えることが可能とな
る。
次に、第1図(d)に示すように、溝105内に残置さ
れたネガ型ホトレジスト107をマスクとして、例えば
フッ化アンモニウムによるウェットエツチングにより、
熱酸化膜106を除去し、p型シリコン基板101の表
面が露出するようにコンタクト部208を、溝105側
面に形成する。
れたネガ型ホトレジスト107をマスクとして、例えば
フッ化アンモニウムによるウェットエツチングにより、
熱酸化膜106を除去し、p型シリコン基板101の表
面が露出するようにコンタクト部208を、溝105側
面に形成する。
このとき、コンタクト部108の形成は、溝105内に
残置されたネガ型ホトレジスト107をマスクに自己整
合的に形成することができる。
残置されたネガ型ホトレジスト107をマスクに自己整
合的に形成することができる。
次に、第1図(e)に示すように、前記ネガ型ホトレジ
スト107を除去し、コンタクト部108、および湾2
05内も含み、全面に、例えばCVD法により、ストレ
ージノード電極となる第1のポリシリコン層109を、
例えば厚さ1100n程度形成する。このとき、ポリシ
リコン層210は、n型不純物であるヒ素(As)が、
I X 1020am−’程度含有されるように形成す
る。
スト107を除去し、コンタクト部108、および湾2
05内も含み、全面に、例えばCVD法により、ストレ
ージノード電極となる第1のポリシリコン層109を、
例えば厚さ1100n程度形成する。このとき、ポリシ
リコン層210は、n型不純物であるヒ素(As)が、
I X 1020am−’程度含有されるように形成す
る。
次に、第1図(f)に示すように、例えばRIE法によ
り、異方性エツチングし、ストレージノード電極109
−を、はぼ溝105内に埋め込むような形として形成す
る。このとき、このストレージノード電極109−と、
前記p型シリコン基[101とを電気的に接続するコン
タクト部108は、p型シリコン基板101に形成され
た溝の側面に形成される。また、同図(f)では、溝1
05底部のストレージノード電極109゛が除去され、
離間されているように見えるが、このストレージノード
電極109−は、溝105の側面の周囲に沿って一体と
なっている。このように溝105の周囲に沿って形成さ
れているストレージノード電極109′と、p型シリコ
ン基板101とのコンタクト部108も、溝1.05の
側面の周囲に沿って形成されており、したがって、コン
タクト面積が大きくなることから、コンタクト抵抗が低
減され、メモリセルのスイッチング速度も向上する。
り、異方性エツチングし、ストレージノード電極109
−を、はぼ溝105内に埋め込むような形として形成す
る。このとき、このストレージノード電極109−と、
前記p型シリコン基[101とを電気的に接続するコン
タクト部108は、p型シリコン基板101に形成され
た溝の側面に形成される。また、同図(f)では、溝1
05底部のストレージノード電極109゛が除去され、
離間されているように見えるが、このストレージノード
電極109−は、溝105の側面の周囲に沿って一体と
なっている。このように溝105の周囲に沿って形成さ
れているストレージノード電極109′と、p型シリコ
ン基板101とのコンタクト部108も、溝1.05の
側面の周囲に沿って形成されており、したがって、コン
タクト面積が大きくなることから、コンタクト抵抗が低
減され、メモリセルのスイッチング速度も向上する。
次に、第1図(g)に示すように、前記ストレージノー
ド電極109゛の表面に、キャパシタの誘電体膜110
を形成する。次に、全面に、例えばCVD法により、セ
ルプレート電極となる第2のポリシリコン層を形成する
。次に、全面に、図示しないホトレジストを塗布し、こ
のホトレジストに、写真蝕刻法により、キャパシタのセ
ルプレート電極パターンを形成する。次に、このセルプ
レート電極パターンの形成されたホトレジストをマスク
に、前記ポリシリコン層を、R2H法により、異方性エ
ツチングし、セルプレート電極111を、前記ストレー
ジノード電極109′に、誘電体膜110を挟んで対向
するような形として形成する。このセルプレート電極1
11は、各メモリセルで共通であり、したがって、全面
に形成された第2のポリシリコン層において、メモリセ
ルのスイッチングトランジスタの形成領域のみ、開孔部
が設けられている形状となっている。また、このとき、
ストレージノード電極109′に3狗−されていたn型
不純物であるヒ素が、コンタクト部108を介して、p
型シリコン基板101中に熱拡散し、n型拡散層112
が形成される。
ド電極109゛の表面に、キャパシタの誘電体膜110
を形成する。次に、全面に、例えばCVD法により、セ
ルプレート電極となる第2のポリシリコン層を形成する
。次に、全面に、図示しないホトレジストを塗布し、こ
のホトレジストに、写真蝕刻法により、キャパシタのセ
ルプレート電極パターンを形成する。次に、このセルプ
レート電極パターンの形成されたホトレジストをマスク
に、前記ポリシリコン層を、R2H法により、異方性エ
ツチングし、セルプレート電極111を、前記ストレー
ジノード電極109′に、誘電体膜110を挟んで対向
するような形として形成する。このセルプレート電極1
11は、各メモリセルで共通であり、したがって、全面
に形成された第2のポリシリコン層において、メモリセ
ルのスイッチングトランジスタの形成領域のみ、開孔部
が設けられている形状となっている。また、このとき、
ストレージノード電極109′に3狗−されていたn型
不純物であるヒ素が、コンタクト部108を介して、p
型シリコン基板101中に熱拡散し、n型拡散層112
が形成される。
次に、第1図(h)に示すように、前記セルプレート電
極111に設けられた開孔部、すなわち、スイッチング
トランジスタ形成領域表面の、熱酸化膜103を除去し
、新たに、例えば熱酸化法により、ゲート酸化膜113
形成する。次に、全面に、例えばCVD法により、スイ
ッチングトランジスタのゲートとなる第3のポリシリコ
ン層を形成する。次に、全面に、図示しないホトレジス
トを塗布し、このホトレジストに、写真蝕刻法により、
スイッチングトランジスタのゲートパターンを形成する
。次に、このゲートパターンの形成されたホトレジスト
をマスクに、前記ポリシリコン層を、R2H法により、
異方性エツチングし、ゲート114を形成する。次に、
n型不純物であるヒ素を、ゲート114、およびセルプ
レート電極111をマスクとしてイオン注入する。次に
、このイオン注入されたヒ素を活性化させ、スイッチン
グトランジスタのn型ソース/ドレイン領域112゛お
よび115を形成する。このときスイッチングトランジ
スタのn型ソース/ドレイン領域のうち、一方は、前記
メモリセルのストレージノード電極109゛に接続され
ているp型領域112に接続されるように形成する。同
図(g)では、n型ソース/ドレイン領域112′が接
続されるように形成されている。次に、全面に、例えば
CVD法により、層間絶縁膜としてのCVD酸化膜11
6を形成する。次に、このCVD酸化膜116を通して
、装置の所定の場所に対し、図示しないホトレジストを
用いた写真蝕刻法により、コンタクト孔117を開孔す
る。次に、このコンタクト孔117内を含み、全面に、
スパッタ法により、アルミニウム膜118を形成する。
極111に設けられた開孔部、すなわち、スイッチング
トランジスタ形成領域表面の、熱酸化膜103を除去し
、新たに、例えば熱酸化法により、ゲート酸化膜113
形成する。次に、全面に、例えばCVD法により、スイ
ッチングトランジスタのゲートとなる第3のポリシリコ
ン層を形成する。次に、全面に、図示しないホトレジス
トを塗布し、このホトレジストに、写真蝕刻法により、
スイッチングトランジスタのゲートパターンを形成する
。次に、このゲートパターンの形成されたホトレジスト
をマスクに、前記ポリシリコン層を、R2H法により、
異方性エツチングし、ゲート114を形成する。次に、
n型不純物であるヒ素を、ゲート114、およびセルプ
レート電極111をマスクとしてイオン注入する。次に
、このイオン注入されたヒ素を活性化させ、スイッチン
グトランジスタのn型ソース/ドレイン領域112゛お
よび115を形成する。このときスイッチングトランジ
スタのn型ソース/ドレイン領域のうち、一方は、前記
メモリセルのストレージノード電極109゛に接続され
ているp型領域112に接続されるように形成する。同
図(g)では、n型ソース/ドレイン領域112′が接
続されるように形成されている。次に、全面に、例えば
CVD法により、層間絶縁膜としてのCVD酸化膜11
6を形成する。次に、このCVD酸化膜116を通して
、装置の所定の場所に対し、図示しないホトレジストを
用いた写真蝕刻法により、コンタクト孔117を開孔す
る。次に、このコンタクト孔117内を含み、全面に、
スパッタ法により、アルミニウム膜118を形成する。
次に、このアルミニウム膜118を、所定の配線パター
ンにバターニングすることにより、半導体基板101中
に形成された溝105内に、メモリセルのキャパシタを
埋め込んだ、この発明の第1の実施例に係わるメモリセ
ルが形成される。
ンにバターニングすることにより、半導体基板101中
に形成された溝105内に、メモリセルのキャパシタを
埋め込んだ、この発明の第1の実施例に係わるメモリセ
ルが形成される。
このような第1の実施例に係わるスタック型のメモリセ
ルによれば、ストレージノード電極109−と、p型シ
リコン基板101とを電気的に接続するコンタクト部1
08を、p型半導体基板101中に形成された溝105
内に形成される。
ルによれば、ストレージノード電極109−と、p型シ
リコン基板101とを電気的に接続するコンタクト部1
08を、p型半導体基板101中に形成された溝105
内に形成される。
したがって、メモリセルのキャパシタの占有面積を縮小
でき、メモリセル部の平面方向における集積度が向上す
る。これによるメモリセル部の平面方向の面積の縮小の
効果の程は、単に、従来の第6図(C)ないし第6図(
g)に示すコンタクト部108の大きさの分だけでなく
、これを開孔する際のマスク合わせ余裕の分も縮小され
るので、極めて高いものとなる。
でき、メモリセル部の平面方向における集積度が向上す
る。これによるメモリセル部の平面方向の面積の縮小の
効果の程は、単に、従来の第6図(C)ないし第6図(
g)に示すコンタクト部108の大きさの分だけでなく
、これを開孔する際のマスク合わせ余裕の分も縮小され
るので、極めて高いものとなる。
次に、第2図ないし第5図の断面図を参照して、第2な
いし第5の実施例について説明する。この第2図ないし
第5図において、各参照する符号は第1図(a)ないし
第1図(h)と対応するものとする。
いし第5の実施例について説明する。この第2図ないし
第5図において、各参照する符号は第1図(a)ないし
第1図(h)と対応するものとする。
まず、第2図に示す第2の実施例では、溝105の内に
形成される絶縁膜が、熱酸化膜106と、窒化膜106
−との2層構造となっている。
形成される絶縁膜が、熱酸化膜106と、窒化膜106
−との2層構造となっている。
このような溝105内に形成される絶縁膜が2層構造と
なっている場合の製造方法は、第1の実施例とほぼ同様
な製造方法で形成でき、例えば第1図(c)の工程で説
明した、溝105内に熱酸化膜106形成工程の後、例
えばCVD法により、窒化膜106′を形成する工程を
導入すれば良い。
なっている場合の製造方法は、第1の実施例とほぼ同様
な製造方法で形成でき、例えば第1図(c)の工程で説
明した、溝105内に熱酸化膜106形成工程の後、例
えばCVD法により、窒化膜106′を形成する工程を
導入すれば良い。
このような第2の実施例に係わるスタック型のメモリセ
ルによれば、第1の実施例と同様に、メモリセル部の面
積の縮小がなされることは勿論のこと、さらに/g10
5周辺のp型半導体基板101に発生する結晶欠陥を低
減でき、装置のデータ保持特性を向上させることができ
る。これは、溝105内に形成されるストレージノード
電極109−と、p型シリコン基板101とを絶縁する
ための絶縁膜を、熱酸化膜106と、窒化膜106゛と
の2層構造とすることにより、熱酸化膜106を薄く形
成でき、この熱酸化膜106形成時に生じる応力が最小
限に抑えられ、これに誘起される結晶欠陥の発生が抑制
されるためである。
ルによれば、第1の実施例と同様に、メモリセル部の面
積の縮小がなされることは勿論のこと、さらに/g10
5周辺のp型半導体基板101に発生する結晶欠陥を低
減でき、装置のデータ保持特性を向上させることができ
る。これは、溝105内に形成されるストレージノード
電極109−と、p型シリコン基板101とを絶縁する
ための絶縁膜を、熱酸化膜106と、窒化膜106゛と
の2層構造とすることにより、熱酸化膜106を薄く形
成でき、この熱酸化膜106形成時に生じる応力が最小
限に抑えられ、これに誘起される結晶欠陥の発生が抑制
されるためである。
また、この薄く形成された熱酸化膜106上に、窒化膜
106′を引き続き形成するので、コンタクト部108
形成の際の熱酸化膜106除去工程に、微細加工に適し
たフッ酸ガスによるドライエツチングを導入することが
可能となる。これは、熱酸化膜106除去工程のマスク
となるネガ型ホトレジスト107がフッ酸ガスに溶けや
すく、この溶けたネガ型ホトレジスト107の部分から
、熱酸化膜106が不必要に除去されてしまう恐れがあ
ったのが、窒化膜106−が存在していることにより、
この窒化膜106′が熱酸化膜106の不必要なる除去
の障壁となるからである。周知のように、窒化膜106
゛は、フッ酸には溶けに<<、シたがって、フッ酸ガス
によるドライエツチング工程を導入しても、熱酸化膜1
06+窒化膜106−の2層構造の絶縁膜ば、その厚さ
を充分に持つことができるので、溝105に接するp型
シリコン基板101表面の反転耐性も向上でき、ここに
形成される空乏層も小さくできることから、スイッチン
グトランジスタの特性も劣化することもない。
106′を引き続き形成するので、コンタクト部108
形成の際の熱酸化膜106除去工程に、微細加工に適し
たフッ酸ガスによるドライエツチングを導入することが
可能となる。これは、熱酸化膜106除去工程のマスク
となるネガ型ホトレジスト107がフッ酸ガスに溶けや
すく、この溶けたネガ型ホトレジスト107の部分から
、熱酸化膜106が不必要に除去されてしまう恐れがあ
ったのが、窒化膜106−が存在していることにより、
この窒化膜106′が熱酸化膜106の不必要なる除去
の障壁となるからである。周知のように、窒化膜106
゛は、フッ酸には溶けに<<、シたがって、フッ酸ガス
によるドライエツチング工程を導入しても、熱酸化膜1
06+窒化膜106−の2層構造の絶縁膜ば、その厚さ
を充分に持つことができるので、溝105に接するp型
シリコン基板101表面の反転耐性も向上でき、ここに
形成される空乏層も小さくできることから、スイッチン
グトランジスタの特性も劣化することもない。
次に、第3図に示す第3の実施例では、溝105の側面
に形成されるコンタクト部108を溝105側面の周囲
全面に形成せず、一部のみに形成されている。
に形成されるコンタクト部108を溝105側面の周囲
全面に形成せず、一部のみに形成されている。
このような溝105側面の周囲一部のみにコンタクト部
108が形成されている場合の製造方法は、第1の実施
例とほぼ同様な製造方法で形成でき、例えば第1図(C
)の工程で説明したネガ型ホトレジスト107の現像工
程で、全面露光とせず、コンタクト部108が形成され
ない側のみ、例えばマスクを合わせることにより光を遮
断し、露光されないようにすれば良い。このとき、マス
ク合わせの余裕を見なければならないことが懸念される
が、これは、少なくとも溝105の上部に、光遮断用の
マスクがあえば良いので、マスク合わせの余裕は、この
溝の幅に充分含まれ、これによる集積度の低下はない。
108が形成されている場合の製造方法は、第1の実施
例とほぼ同様な製造方法で形成でき、例えば第1図(C
)の工程で説明したネガ型ホトレジスト107の現像工
程で、全面露光とせず、コンタクト部108が形成され
ない側のみ、例えばマスクを合わせることにより光を遮
断し、露光されないようにすれば良い。このとき、マス
ク合わせの余裕を見なければならないことが懸念される
が、これは、少なくとも溝105の上部に、光遮断用の
マスクがあえば良いので、マスク合わせの余裕は、この
溝の幅に充分含まれ、これによる集積度の低下はない。
尚、溝105内に形成される絶縁膜が、第2の実施例と
同様に2層構造となっているが、第1の実施例のように
1層でも構わない。
同様に2層構造となっているが、第1の実施例のように
1層でも構わない。
このような第3の実施例に係わるスタック型のメモリセ
ルによれば、第1、第2の施例と同様に、メモリセル部
の面積の縮小がなされることは勿論のこと、溝105の
、フィールド酸化膜102に面している側面に、コンタ
クト部108が形成されないことから、フィールド酸化
膜102を挟んで存在している図示されない他のメモリ
セルとの距離を近づけることが可能となる。これによっ
て、より一層、メモリセル部の面積の縮小がなされる。
ルによれば、第1、第2の施例と同様に、メモリセル部
の面積の縮小がなされることは勿論のこと、溝105の
、フィールド酸化膜102に面している側面に、コンタ
クト部108が形成されないことから、フィールド酸化
膜102を挟んで存在している図示されない他のメモリ
セルとの距離を近づけることが可能となる。これによっ
て、より一層、メモリセル部の面積の縮小がなされる。
また、コンタクト部108の面積が、第1、第2の実施
例に比べ、やや小さくなり、コンタクト抵抗が増大する
が、従来の装置に比べると、また、はるかに大きいので
、これに比べれば、コンタクト抵抗が小さいことは言う
までもない。
例に比べ、やや小さくなり、コンタクト抵抗が増大する
が、従来の装置に比べると、また、はるかに大きいので
、これに比べれば、コンタクト抵抗が小さいことは言う
までもない。
さらに、このコンタクト部108の面積の縮小を補える
効果として、例えばα線によるソフトエラーを起こす確
率が減少することがあげられる。
効果として、例えばα線によるソフトエラーを起こす確
率が減少することがあげられる。
第1、第2の実施例では、コンタクト部108の面積が
大きいため、必然的に、これに接するp型シリコン基板
101内に形成されるn型拡散層112の面積も大きく
なっていた。ところが、第3の実施例では、コンタクト
部108の面積が縮小されるため、これに接して形成さ
れるn型拡散層112の面積も小さくなり、n型拡散層
112に、例えばα線の侵入する確率が下ガ(る。した
がって、この第3の実施例では、メモリセル部の面積を
、より一層、縮小でき、しかもソフトエラーに強いスタ
ック型のメモリセルを提供することができる。
大きいため、必然的に、これに接するp型シリコン基板
101内に形成されるn型拡散層112の面積も大きく
なっていた。ところが、第3の実施例では、コンタクト
部108の面積が縮小されるため、これに接して形成さ
れるn型拡散層112の面積も小さくなり、n型拡散層
112に、例えばα線の侵入する確率が下ガ(る。した
がって、この第3の実施例では、メモリセル部の面積を
、より一層、縮小でき、しかもソフトエラーに強いスタ
ック型のメモリセルを提供することができる。
次に、第4図に示すように、第4の実施例として、溝1
05の底部にストレージノード電極109となるポリシ
リコン層を残置させても良い。
05の底部にストレージノード電極109となるポリシ
リコン層を残置させても良い。
このようなストレージ電極109を’/R105底部に
も形成した場合の製造方法は、第1の実施例とほぼ同様
な製造方法で形成でき、例えば第1図(f)に示す工程
で、RIEによる異方性エツチングの際、溝105底部
のポリシリコン層109を除去しなければ良い。
も形成した場合の製造方法は、第1の実施例とほぼ同様
な製造方法で形成でき、例えば第1図(f)に示す工程
で、RIEによる異方性エツチングの際、溝105底部
のポリシリコン層109を除去しなければ良い。
このような第4の実施例において、第2の実施例と同様
の効果があることは勿論である。
の効果があることは勿論である。
次に、第5図に示すように、第5の実施例として、溝1
05の底部にストレージノード電極109となるポリシ
リコン層を残置させ、かつ溝105の側面に形成される
コンタクト部108を満105側面の周囲全面に形成せ
ず、一部のみに形成しても良い。
05の底部にストレージノード電極109となるポリシ
リコン層を残置させ、かつ溝105の側面に形成される
コンタクト部108を満105側面の周囲全面に形成せ
ず、一部のみに形成しても良い。
このような場合の製造方法は、例えば第3の実施例で述
べた製造方法と、第4の実施例で述べた工程とを組み合
わせることで容易に製造できる。
べた製造方法と、第4の実施例で述べた工程とを組み合
わせることで容易に製造できる。
このような第5の実施例において、第3の実施例と同様
の効果があることは言うまでもない。
の効果があることは言うまでもない。
尚、第4、第5の実施例、いずれの場合でも、溝105
内に形成される絶縁膜が、第2の実施例と同様に2層構
造となっているが、第1の実施例のように1層でも構わ
ないことは勿論である。
内に形成される絶縁膜が、第2の実施例と同様に2層構
造となっているが、第1の実施例のように1層でも構わ
ないことは勿論である。
〔発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、半導体基板中に
形成された構内に、メモリセルのキャパシタを埋め込ん
だスタック型のメモリセルにおいて、さらに集積度の向
上を可能とする半導体メモリ装置およびその製造方法が
される。
形成された構内に、メモリセルのキャパシタを埋め込ん
だスタック型のメモリセルにおいて、さらに集積度の向
上を可能とする半導体メモリ装置およびその製造方法が
される。
第1図(a)ないし第1図(h)はこの発明の第1の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第2図ないし第5図はそれぞれ第2ないし第5の実施例
に係わる半導体装置の断面図、第6図は従来技術による
半導体装置の断面図である。 101・・・・・・p型シリコン基板、102・・・・
・・フィールド酸化膜、103・・・・・・熱酸化膜、
104・・・・・・ホトレジスト、105・・・・・・
満、106・・・・・・熱酸化膜、107・・・・・・
ネガ型ホトレジスト、108・・・・・コンタクト部、
109・・・・・・ポリシリコン層、109′・・・・
・・ストレージノード電極、110−−−−−誘電体膜
、111・・・・・・セルプレート電極、1]2・・・
・・・n型拡散層、112′・・・・・・n型ソース/
ドレイン領域、113・・・・・・ゲート酸化膜、1〕
4・・・・・・ゲート、115・・・・・・n型ソース
/ドレイン領域、116・・・・・・CVD酸化j漠、
117・・・・・・コンタクト孔、118・・・・・・
配線、201・・・・・・p型シリコン基板、202・
・・・・・フィールド酸化膜、205・・・・・・溝、
206・・・・・・熱酸化膜、207・・・・・・ホト
レジスト、208・・・・・・コンタクト部、209−
=−・・ストレージノード電極、210・・・・・・
誘電体膜、211・・・・・セルプレート電極、212
・・・・・n型拡散層、212′・・・・・・n型ソー
ス/ドレイン領域、2]3・・・・・ゲート酸化膜、2
14・・・・・・ゲート、215・・・・・・n型ソー
ス/ドレイン領域、216・・・・・CVD酸化膜、2
17・・・・・・コンタクト孔、218・・・・・・配
線。
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第2図ないし第5図はそれぞれ第2ないし第5の実施例
に係わる半導体装置の断面図、第6図は従来技術による
半導体装置の断面図である。 101・・・・・・p型シリコン基板、102・・・・
・・フィールド酸化膜、103・・・・・・熱酸化膜、
104・・・・・・ホトレジスト、105・・・・・・
満、106・・・・・・熱酸化膜、107・・・・・・
ネガ型ホトレジスト、108・・・・・コンタクト部、
109・・・・・・ポリシリコン層、109′・・・・
・・ストレージノード電極、110−−−−−誘電体膜
、111・・・・・・セルプレート電極、1]2・・・
・・・n型拡散層、112′・・・・・・n型ソース/
ドレイン領域、113・・・・・・ゲート酸化膜、1〕
4・・・・・・ゲート、115・・・・・・n型ソース
/ドレイン領域、116・・・・・・CVD酸化j漠、
117・・・・・・コンタクト孔、118・・・・・・
配線、201・・・・・・p型シリコン基板、202・
・・・・・フィールド酸化膜、205・・・・・・溝、
206・・・・・・熱酸化膜、207・・・・・・ホト
レジスト、208・・・・・・コンタクト部、209−
=−・・ストレージノード電極、210・・・・・・
誘電体膜、211・・・・・セルプレート電極、212
・・・・・n型拡散層、212′・・・・・・n型ソー
ス/ドレイン領域、2]3・・・・・ゲート酸化膜、2
14・・・・・・ゲート、215・・・・・・n型ソー
ス/ドレイン領域、216・・・・・CVD酸化膜、2
17・・・・・・コンタクト孔、218・・・・・・配
線。
Claims (4)
- (1)半導体基板中に形成された溝と、 この溝表面に形成された第1の絶縁膜と、 この溝表面に形成された第1の絶縁膜の一部が溝方向に
有限の幅をもって除去されることによって形成された溝
表面コンタクト孔と、 この溝表面コンタクト孔内に上記半導体基板に接するよ
うに形成された第1の導電層、この第1の導電層上に形
成された第1の絶縁膜、およびこの第1の絶縁膜上に形
成された第2の導電層とにより形成されるキャパシタと
、 このキャパシタに接続されるスイッチングトランジスタ
とを具備することを特徴とする半導体メモリ装置。 - (2)前記スイッチングトランジスタは、少なくとも2
つの半導体基板主表面に沿って形成された前記半導体基
板とは反対導電型の第1、第2の拡散層を有し、これら
の第1、第2の拡散層のうち、少なくとも一方が、さら
に前記溝表面に沿って折れ曲がり、かつこの溝表面でキ
ャパシタの前記第1の導電層に接続されていることを特
徴とする請求項(1)記載の半導体メモリ装置。 - (3)半導体基板に溝を形成する工程と、 この溝表面に第1の絶縁膜を形成する工程と、この溝内
に、少なくとも溝表面に形成された第1の絶縁膜の一部
が露出するように、第1の物質を残置させる工程と、 この第1の物質をマスクに上記第1の絶縁膜を除去し、
上記溝表面に半導体基板を露出させる工程と、 この溝表面に露出した半導体基板に接するように第1の
導電層を形成する工程と、 上記溝表面に露出した半導体基板内に半導体基板とは反
対導電型の第1の拡散層を形成する工程と、 上記第1の導電層を所定のキャパシタのストレージノー
ド電極形状に加工する工程と、 上記第1の導電層上にキャパシタの誘電体となる第2の
絶縁膜を形成する工程と、 この第2の絶縁膜上に第2の導電層を形成する工程と、 この第2の導電層を所定のキャパシタのセルプレート電
極形状に加工する工程と、 スイッチングトランジスタのゲート絶縁膜となる第3の
絶縁膜を形成する工程と、 この第3の絶縁膜上に第3の導電層を形成する工程と、 この第3の導電層を所定のスイッチングトランジスタの
ゲート形状に加工する工程と、 この所定のゲート形状に加工された第3の導電層をマス
クにして上記半導体基板に対し半導体基板とは反対導電
型の不純物を導入して第2、第3の拡散層を形成し、こ
のとき、これらのうち少なくとも一方を上記第1の拡散
層に接するように形成する工程とを具備することを特徴
とする半導体メモリ装置の製造方法。 - (4)前記第1の物質を残置させる工程は、前記第1の
絶縁膜上に第1の物質を形成する工程と、少なくとも前
記溝表面に形成された第1の物質の一部が露出するよう
に、第2の物質を残置させる工程と、 この第2の物質をマスクに上記第1の物質を除去するこ
とを特徴とする請求項(3)記載の半導体メモリ装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1177573A JPH0341764A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1177573A JPH0341764A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341764A true JPH0341764A (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=16033332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1177573A Pending JPH0341764A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341764A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6306699B1 (en) | 1998-08-11 | 2001-10-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having conducting material film formed in trench, manufacturing method thereof and method of forming resist pattern used therein |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP1177573A patent/JPH0341764A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6306699B1 (en) | 1998-08-11 | 2001-10-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having conducting material film formed in trench, manufacturing method thereof and method of forming resist pattern used therein |
US6501118B2 (en) | 1998-08-11 | 2002-12-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having conducting material film formed in trench, manufacturing method thereof and method of forming resist pattern used therein |
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