JP2000058369A5 - - Google Patents
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Description
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために、プラスチックフィルムに金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回によって金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面にメタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子において、このコンデンサ素子の第1外部電極の表面上に、嵌着して一体化接合される板状端子からなる第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子電極の開口部と開口部の中間部の範囲に、外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサを提供するものである。
また、プラスチックフィルムにアルミニウムより得られた金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回により金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面に第1メタリコン層上に第2メタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子にて、このコンデンサ素子上に第2外部板状端子電極を構成してなるフィルムコンデンサであって、前記第1メタリコン層は、アルミニウム合金を70%以上、Siを4%以上含むメタリコン層を設け得、前記第2メタリコン層は、Sn合金を80%以上残Zn,Cu含むメタリコン層を設けることによって前記第1外部電極を構成してなるコンデンサ素子にて、このコンデンサ素子上に嵌着して一体化接合される板状端子からなる前記第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子の開口部と開口部の中間部の範囲に外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために、プラスチックフィルムに金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回によって金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面にメタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子において、このコンデンサ素子の第1外部電極の表面上に、嵌着して一体化接合される板状端子からなる第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子電極の開口部と開口部の中間部の範囲に、外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサを提供するものである。
また、プラスチックフィルムにアルミニウムより得られた金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回により金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面に第1メタリコン層上に第2メタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子にて、このコンデンサ素子上に第2外部板状端子電極を構成してなるフィルムコンデンサであって、前記第1メタリコン層は、アルミニウム合金を70%以上、Siを4%以上含むメタリコン層を設け得、前記第2メタリコン層は、Sn合金を80%以上残Zn,Cu含むメタリコン層を設けることによって前記第1外部電極を構成してなるコンデンサ素子にて、このコンデンサ素子上に嵌着して一体化接合される板状端子からなる前記第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子の開口部と開口部の中間部の範囲に外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサを提供するものである。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、第1外部電極にアルミニウム70(%)以上の第1メタリコン層を形成するため内部電極との機械的な接合かつ電気的な特性が優れ得、また第2外部板状端子電極の構成に板状端子を用いることにより外部応力や機械的ストレスを抑制でき電気的な接続信頼性の高いフィルムコンデンサが得られ、産業上寄与する効果は極めて大きい。
【発明の効果】
本発明によれば、第1外部電極にアルミニウム70(%)以上の第1メタリコン層を形成するため内部電極との機械的な接合かつ電気的な特性が優れ得、また第2外部板状端子電極の構成に板状端子を用いることにより外部応力や機械的ストレスを抑制でき電気的な接続信頼性の高いフィルムコンデンサが得られ、産業上寄与する効果は極めて大きい。
Claims (6)
- プラスチックフィルムに金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回によって金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面にメタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子において、このコンデンサ素子の第1外部電極の表面上に、嵌着して一体化接合される板状端子からなる第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子電極の開口部と開口部の中間部の範囲に、外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサ。
- プラスチックフィルムにアルミニウムより得られた金属薄膜を内部電極にして積層した金属化プラスチックフィルムを重ね巻回してこれに外装プラスチックフィルムを重ね巻回によって金属化プラスチックフィルム素子を形成し、この金属化プラスチックフィルム素子の両端面とに第1メタリコン層上に第2メタリコン層を構成してなる第1外部電極を設け得てなるコンデンサ素子において、このコンデンサ素子上に第2外部板状端子電極を構成してるフィルムコンデンサにあって、前記第1メタリコン層は、アルミニウム合金を70%以上、Siを4%以上含むメタリコン層を設け、前記第2メタリコン層は、Sn合金を80%以上残Zn,Cuを含むメタリコン層を設けることによって前記第1外部電極を構成してなるコンデンサ素子にて、このコンデンサ素子上に嵌着して一体化接合される板状端子からなる前記第2外部板状端子電極を構成し、前記板状端子の開口部と開口部の中間部の範囲に外部応力に対応し変形でき得る溶接部周囲の板状端子を備えたことを特徴とするフィルムコンデンサ。
- 請求項1、または2において、基板とのハンダ付上部でハンダに対し、平行な位置で、前記溶接部周囲の板状端子が外部応力に対応して変形し得る板状端子形状を備えていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
- 請求項1、または2において、前記第2外部板状端子電極となる板状端子の両端部が前記コンデンサ素子の長手方向の中央部に向かい折り曲がることにより、第2外部板状端子折り曲がり部を形成して上、下方向の外部応力に対応して変形し得る板状端子の形状を備えていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
- 請求項1、または2において、基板とのハンダ付部と前記溶接部間の板状端子は、前記コンデンサ素子の長手方向に伸張または収縮に対応して変形でき得る板状端子の形状を備えていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
- 請求項1、または2において、前記第2外部板状端子電極となる板状端子の両端部が、前記コンデンサ素子の長手方向の中央部に向かい鋭角に折り曲がることにより、このコンデンサ素子の端部を挟み込むことを特徴とするフィルムコンデンサ。
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Publications (2)
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JP2000058369A JP2000058369A (ja) | 2000-02-25 |
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ID=16783179
Family Applications (1)
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JP10222485A Pending JP2000058369A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | フィルムコンデンサ |
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JP4804132B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2011-11-02 | 日立エーアイシー株式会社 | 金属化フィルムコンデンサの製造方法 |
JP2008198924A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ |
US20140226259A1 (en) * | 2013-02-13 | 2014-08-14 | Sbe, Inc. | Mitigating the Effects of Cracks in Metallized Polymer Film Capacitor Arc-Sprayed End Connections |
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1998
- 1998-08-06 JP JP10222485A patent/JP2000058369A/ja active Pending
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