JP2000057731A - ディスクカートリッジ及びそのディスク装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びそのディスク装置

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JP2000057731A
JP2000057731A JP10229118A JP22911898A JP2000057731A JP 2000057731 A JP2000057731 A JP 2000057731A JP 10229118 A JP10229118 A JP 10229118A JP 22911898 A JP22911898 A JP 22911898A JP 2000057731 A JP2000057731 A JP 2000057731A
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disk
cartridge
disk cartridge
opening
disk drive
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Teruo Hatano
照雄 波多野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置の装着部へのディスクカートリ
ッジの誤装着の減少を図ると共にディスクカートリッジ
の使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 開口6を有するケース体2に該開口を開
閉するスライド自在に支持されたシャッター7を備える
と共にケース体内にディスク状記録媒体3が回転可能に
収納されて成るディスクカートリッジ1において、シャ
ッターを開口を閉塞する閉塞位置と開口を開放する18
0°反対方向に離間した2つの開放位置との間をスライ
ド可能とし、ケース体をその面方向に180°回転され
た外形状を同一とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクカートリッ
ジ及びそのディスク装置に関する。詳しくは、ディスク
装置の装着部へのディスクカートリッジの誤装着の減少
を図ると共にディスクカートリッジの使い勝手の向上を
図り、また、ディスク装置の内部に設けられた機構の簡
素化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体、例えば、光ディス
クや光磁気ディスクがケース体内に回転可能に収納され
て成るディスクカートリッジがある。ディスクカートリ
ッジはディスク装置の装着部に装着されてディスク状記
録媒体に対する情報信号の記録又は再生が行われるが、
このディスクカートリッジの装着部への装着は、ディス
ク装置の挿入口へディスクカートリッジを挿入すること
により為されるようになっている。
【0003】従来のディスクカートリッジにあっては、
挿入口へ挿入する向きが一の向きに限られており、挿入
口に対してディスクカートリッジを当該一の向きにして
挿入する必要がある。
【0004】一方、複数の収納棚に複数のディスクカー
トリッジを各別に収納し、適時に所望のディスクカート
リッジを取り出して搬送手段によってディスクカートリ
ッジを搬送し、ディスクドライブに対して自動でディス
クカートリッジを交換するようにした所謂オートチェン
ジャー式の記録再生装置がある。
【0005】従来のオートチェンジャー式の記録再生装
置には、装置内部のスペースの有効利用を図るために、
複数のディスクドライブを搬送手段の移動経路を挟んで
反対側に配置したものがある。このような装置にあって
は、ディスクドライブの挿入口へ挿入する向きが一の向
きに限られている従来のディスクカートリッジを反対側
に配置されたディスクドライブの装着部に装着させるた
めに、ディスクカートリッジを180°反対方向に反転
させる反転機構が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のディ
スクカートリッジにあっては、上記したようにディスク
装置の挿入口に対して挿入する向きが一の向きに限られ
ているため、挿入口に挿入する方向を間違え易く、ディ
スク装置の装着部に対する誤装着を生じ易いという問題
がある。
【0007】また、複数のディスクドライブを搬送手段
の移動経路を挟んで反対側に配置した従来のオートチェ
ンジャー式の記録再生装置にあっては、上記したように
ディスクカートリッジを180°反対方向に反転させる
反転機構が必要であるが、通常、反転機構は複雑な機構
であり、装置の製造コストが高くなってしまうばかり
か、ディスクカートリッジを反転させる分、ディスクド
ライブの装着部へ装着するまでの時間が長くかかり、デ
ィスクカートリッジのディスクドライブに対する交換に
要する時間が長くなってしまうという問題がある。
【0008】そこで、本発明ディスクカートリッジは、
上記した問題点を克服し、ディスク装置の装着部へのデ
ィスクカートリッジの誤装着の減少を図ると共にディス
クカートリッジの使い勝手の向上を図ることを課題とす
る。
【0009】また、本発明ディスク装置は、上記した問
題点を克服し、ディスク装置の内部に設けられた機構の
簡素化を図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明ディスクカートリ
ッジは、上記した課題を解決するために、開口を有する
ケース体に該開口を開閉するスライド自在に支持された
シャッターを備えるディスクカートリッジにおいて、シ
ャッターを開口を閉塞する閉塞位置と開口を開放する1
80°反対方向に離間した2つの開放位置との間をスラ
イド可能とし、ケース体をその面方向に180°回転さ
せた外形状を同一となるようにしたものである。
【0011】従って、本発明ディスクカートリッジにあ
っては、ディスク装置の装着部への装着が互いに180
°反対方向の2つの向きで行うことが可能となる。
【0012】また、本発明ディスク装置は、上記した課
題を解決するために、ディスクドライブと、ディスクカ
ートリッジを収納する複数の収納棚が積層状に形成され
て成るストッカーと、収納棚が積層された方向に移動し
て収納棚とディスクドライブとの間でディスクカートリ
ッジを搬送する搬送手段とを備えたディスク装置におい
て、ディスクドライブ及びストッカーをそれぞれ搬送手
段の移動経路を挟んで互いに反対方向に2列状に配置
し、搬送手段としてディスクドライブの挿入口に対して
互いに反対方向の2つの異なる方向からの挿入が可能な
ディスクカートリッジを保持するキャリアと、該キャリ
アと収納棚及びディスクドライブとの間でディスクカー
トリッジの受け渡しを行う受渡機構とを設け、受渡機構
として上記互いに反対方向の2つの方向へディスクカー
トリッジを押圧して該ディスクカートリッジをディスク
ドライブの挿入口から挿入し又はストッカーに収納する
押圧部と、ディスクドライブに挿入され又はストッカー
に収納されたディスクカートリッジを引き出す引出部と
を設けたものである。
【0013】従って、本発明ディスク装置にあっては、
ディスクカートリッジを反転させるための反転機構を設
ける必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ディスクカートリ
ッジ及びそのディスク装置の実施の形態について添付図
面を参照して説明する。
【0015】尚、本明細書において方向を示すときは、
各図における矢印Fで示す方向を前とし、矢印Bで示す
方向を後とし、矢印Uで示す方向を上とし、矢印Dで示
す方向を下とし、矢印Rで示す方向を右とし、矢印Lで
示す方向を左として説明をする。
【0016】先ず、ディスクカートリッジ1について説
明する(図1乃至図4参照)。
【0017】ディスクカートリッジ1は偏平な矩形状を
為すケース体2内に、例えば、光ディスクであるディス
ク状記録媒体3が回転可能に収納されて成る。そして、
ディスク状記録媒体3はその中心がケース体2の中央に
一致するように収納されている。また、ケース体2は水
平方向に180°回転された外形状が同一であるように
形成されている。
【0018】ケース体2の前端部2a及び後端部2bは
その他の部分2cより断面形状、即ち、前面及び後面と
平行に切断した断面形状より一回り大きくされている。
そして、前端部2aと後端部2bの前後方向における幅
は同じにされている。また、部分2cは後述するシャッ
ターをスライド自在に支持する支持部として形成されて
いる。
【0019】ケース体2の前端部2a及び後端部2bに
は、それぞれその側面に係合凹部4F、4F、4B、4
Bが形成されている。そして、係合凹部4Fと4F、係
合凹部4Bと4Bはそれぞれケース体2に対して左右対
称の位置に形成され、係合凹部4F、4Fと係合凹部4
B、4Bとはケース体2に対して前後対称の位置に形成
されている。
【0020】前端部2a及び後端部2bには、それぞれ
左右に離間して位置決め穴5F、5B、が形成されてい
る。そして、位置決め穴5Fと5F、位置決め穴5Bと
5Bはそれぞれケース体2に対して左右対称の位置に形
成され、位置決め穴5F、5Fと位置決め穴5B、5B
とはケース体2に対して前後対称の位置に形成されてい
る。
【0021】ケース体2の支持部2cの下面の前後方向
における中央部には、左右に長い開口6が形成されてい
る。そして、開口6はその中央がケース体2の中央に一
致するように形成されている。
【0022】シャッター7は下面部7aと該下面部7a
から上方へ突出された側面部7b、7bと該側面部7
b、7bの下縁から互いに近づく方向に突出された引掛
部7c、7cとが一体に形成されて成り、下面部7aの
右端部には軸受部7dがケース体2内へ突設されてい
る。
【0023】シャッター7はケース体2の支持部2cに
前後方向にスライド自在に支持されており、後述するデ
ィスク装置の装着部に装着される前の状態においては、
支持部2cの前後方向における中央の位置、即ち、下面
部7aが開口6を完全に閉塞する閉塞位置にある。
【0024】ケース体2の左右両側面にはそれぞれ前後
方向に延びる案内溝8L、8Rが形成され、左側の案内
溝8Lはケース体2の前端から閉塞位置にあるシャッタ
ー7の後端に対応する位置まで形成され、右側の案内溝
8Rはケース体2の後端から閉塞位置にあるシャッター
7の前端に対応する位置まで形成されている(図1参
照)。
【0025】ケース体2内にはその右端部に前後方向に
延びる支持軸9が設けられ、該支持軸9にシャッター7
の軸受部7dが摺動自在に支持されている(図2乃至図
4参照)。
【0026】支持軸9には2つのバネ掛け部材10、1
1が摺動自在に支持されており、該バネ掛け部材10、
11間には支持軸9の軸方向に沿って伸縮する引張コイ
ルバネ12が張設されている。そして、バネ掛け部材1
0、11は引張コイルバネ12によって互いに近づく方
向への移動力が付勢されており、シャッター7が閉塞位
置にある状態において軸受部7dの前後両端面に弾接し
た状態とされている(図2参照)。
【0027】ディスクカートリッジ1のディスク状記録
媒体3に対して記録又は再生を行う場合には、後述する
ように、ディスクカートリッジ1がディスク装置のディ
スクドライブに形成された挿入口から挿入される。そし
て、このときディスクカートリッジ1はケース体2の前
端部2aを挿入口に対向させた向きで該挿入口に対して
図1及び図3に示すX1方向に挿入することが可能であ
り、また、ケース体2の後端部2bを挿入口に対向させ
た向きで該挿入口に対して図1及び図4に示すX2方向
に挿入することが可能である。尚、ディスクカートリッ
ジ1の挿入は、シャッター7の下面部7aが下方を向く
向きにして行う。
【0028】次に、ディスク装置について説明する(図
5乃至図18参照)。
【0029】尚、ディスク装置は複数のディスクカート
リッジを各別に収納する複数の収納棚を有し、適時に所
望のディスクカートリッジを収納棚から取り出して搬送
手段によってディスクカートリッジを搬送し、ディスク
ドライブに対して自動でディスクカートリッジを交換す
るようにした所謂オートチェンジャー式の記録再生装置
である。
【0030】ディスク装置13は外筐14内に複数のデ
ィスクドライブ15、15、・・・と2つのストッカー
16、16と搬送手段17とが配置されて成る(図5参
照)。
【0031】ディスクドライブ15、15、・・・は前
後に離間してそれぞれ3段ずつ積層状に配置されてお
り、ディスクカートリッジ1、1、・・・が挿入される
挿入口15a、15a、・・・が対向した状態で配置さ
れている。
【0032】ディスクドライブ15、15、・・・の上
側には前後に離間してストッカー16、16が配置され
ており、該ストッカー16、16は積層状に形成された
複数の収納棚16a、16a、・・・を有している。そ
して、ストッカー16、16はディスクカートリッジ1
を収納し又は収納されたディスクカートリッジ1を取り
出すための開口が対向した状態で配置されている。
【0033】前後に離間して位置されたディスクドライ
ブ15、15、・・・とストッカー16、16間の部分
は搬送手段17の後述するキャリアが移動してディスク
カートリッジ1、1、・・・を搬送するための搬送用空
間18として形成されている。
【0034】搬送手段17はガイドレール19とキャリ
ア20と受渡機構21とを有している。
【0035】ガイドレール19は搬送用空間18内に上
下に延びるようにして配置されている。そして、ガイド
レール19にはキャリア20が移動自在に支持されてお
り、該キャリア20は図示しない移動機構によってガイ
ドレール19に案内されて上下方向に移動されるように
なっている。
【0036】キャリア20内には上下に2つの第1の移
動空間22と第2の移動空間23とが形成され(図7参
照)、該第1の移動空間22と第2の移動空間23はそ
れぞれキャリア20の前面及び後面に開口されている。
そして、第1の移動空間22はその前後方向における中
央で仕切られており、これにより前側の空間である前側
部22aと後側の空間である後側部22bとが形成され
ている。また、前側部22a、後側部22bと第2の移
動空間23とは所定の箇所においてそれぞれ図示しない
連通孔を介して連通されている。
【0037】受渡機構21はキャリア20と収納棚16
a、16a、・・・及びディスクドライブ15、15、
・・・との間でディスクカートリッジ1、1、・・・の
受け渡しを行うためのものであり、引出部24F、24
Bと押圧部25とを有している(図6乃至図18参
照)。
【0038】引出部24F、24Bはディスクドライブ
15、15、・・・又は収納棚16a、16a、・・・
からディスクカートリッジ1、1、・・・を引き出すた
めのものであり、引出部24Fは第1の移動空間22の
前側部22a内で前後方向に移動自在に配置され、引出
部24Bは第1の移動空間22の後側部22b内で前後
方向に移動自在に配置されている。そして、引出部24
F、24Bは、支持部26、26にそれぞれハンドアー
ム27F、27F又は27B、27Bが左右方向に移動
自在に支持されて成る。
【0039】引出部24Fのハンドアーム27F、27
Fは左右方向に延びる被支持部27a、27aと該被支
持部27a、27aのそれぞれ外側の端部から前方へ突
出された突出部27b、27bと該突出部27b、27
bの前端部から互いに近づく方向に稍突出されたハンド
部27c、27cとが一体に形成されて成り、被支持部
27a、27aが支持部26に左右方向に移動自在に支
持されている。
【0040】また、引出部24Bのハンドアーム27
B、27Bは、ハンドアーム27F、27Fと比較して
突出部の被支持部から突出する方向が逆の方向である点
のみが相違し、被支持部27d、27dと該被支持部2
7d、27dから後方へ突出された突出部27e、27
eとハンド部27f、27fとが一体に形成されて成
り、被支持部27d、27dが支持部26に左右方向に
移動自在に支持されている。
【0041】押圧部25はディスクカートリッジ1を押
圧してディスクドライブ15、15、・・・の挿入口1
5a、15a、・・・又は収納棚16a、16a、・・
・にディスクカートリッジ1、1、・・・を挿入し又は
収納するためのものであり、第2の移動空間23内で前
後方向に移動自在に配置されている(図7参照)。
【0042】以下に、搬送手段17の動作について説明
する。
【0043】尚、搬送手段17の受渡機構21により収
納棚16a、16a、・・・とディスクドライブ15、
15、・・・との間でディスクカートリッジ1、1、・
・・の受け渡し動作が行われるが、受渡機構21の引出
部24F、24Bは、移動される前の状態において、そ
れぞれ第1の移動空間22の前側部22aの後方側の移
動端及び後側部22bの前方側の移動端である初期位置
に位置されている(図6及び図7参照)。そして、引出
部24F、24Bのハンドアーム27F、27F又はハ
ンドアーム27B、27Bは、それぞれそのハンド部2
7c、27cの先端間の間隔又はハンド部27f、27
fの先端間の間隔がディスクカートリッジ1の左右方向
の幅よりも稍大きくされた状態(以下、この状態を「待
機状態」という。)とされている。
【0044】また、受渡機構21の押圧部25は、移動
される前の状態において、第2の移動空間23の前後方
向における中央である中央位置に位置されている(図6
及び図7参照)。
【0045】一の収納棚16aから収納されたディスク
カートリッジ1を引き出すときには、キャリア20がそ
の上側の開口、即ち、第1の移動空間22の開口が当該
一の収納棚16aに対向して位置されるところまで移動
される。
【0046】キャリア20が移動されて第1の移動空間
22の開口が一の収納棚16aに対向して位置される
と、例えば、当該一の収納棚16aが前側に位置するス
トッカー16のものである場合には、引出部24Fが前
方へ移動される。このとき引出部24Bは移動されな
い。そして、引出部24Fはハンド部27c、27cが
収納棚16aに収納されているディスクカートリッジ1
の後側の係合凹部4B、4Bに対応したところで一旦停
止される。
【0047】引出部24Fの移動が停止されると、待機
状態にあったハンドアーム27F、27Fが互いに近づ
く方向に移動され、ハンド部27c、27cとディスク
カートリッジ1の係合凹部4B、4Bとが係合され、こ
れによりディスクカートリッジ1がその側方からハンド
アーム27F、27に挟持される(図8参照)。
【0048】ディスクカートリッジ1がハンドアーム2
7F、27Fに挟持されると、引出部24Fが今度は後
方へ移動され(図9参照)、収納棚16aからディスク
カートリッジ1を引き出して初期位置まで戻る。
【0049】次に、ディスクカートリッジ1のディスク
状記録媒体3に対する記録又は再生を行うために、該デ
ィスクカートリッジ1は何れかのディスクドライブ15
の挿入口15aから挿入されてディスクドライブ15の
内部に設けられた装着部に装着されるが、上記したよう
に、ディスクカートリッジ1はケース体2の前端部2a
を挿入口15aに対向させた向きで該挿入口15aに対
して図1及び図3に示すX1方向に挿入することが可能
であると共にケース体2の後端部2bを挿入口15aに
対向させた向きで該挿入口15aに対して図1及び図4
に示すX2方向に挿入することも可能である。
【0050】先ず、ディスクカートリッジ1が挿入口1
5aに対してX2方向に挿入される場合、即ち、後側に
位置するディスクドライブ15の挿入口15aに挿入さ
れる場合について説明する(図2、図4、図10、図1
1及び図12参照)。
【0051】引出部24Fが後方へ移動されて収納棚1
6aからディスクカートリッジ1を引き出すときに、同
時に、押圧部25が中央位置から前方側の移動端まで移
動される(図10参照)。
【0052】引出部24Fが収納棚16aからディスク
カートリッジ1を引き出して初期位置まで戻ると、ハン
ドアーム27F、27Fのディスクカートリッジ1に対
する挟持状態が解除され、ディスクカートリッジ1は第
1の移動空間22の前側部22aと第2の移動空間23
とを連通する連通孔を介して第2の移動空間23内に移
動され、ディスクカートリッジ1が押圧部25の後側に
位置される(図10参照)。尚、ディスクカートリッジ
1の第1の移動空間22内からの第2の移動空間23内
への移動は、例えば、ハンドアーム27F、27Fのデ
ィスクカートリッジ1に対する挟持状態が解除されたと
きにディスクカートリッジ1が落下されることにより行
われる。
【0053】押圧部25が前方側の移動端まで移動され
ディスクカートリッジ1が第2の移動空間23内に移動
されると、キャリア20が下方へ移動されその下側の開
口、即ち、第2の移動空間23の開口がディスクカート
リッジ1の記録又は再生を行うディスクドライブ15の
挿入口15aに対向して位置されたところで停止され
る。
【0054】キャリア20が停止されると、押圧部25
が後方へ移動されていき、ディスクカートリッジ1が押
圧部25に押圧されて後方へ移動される(図11参
照)。そして、ディスクカートリッジ1はディスクドラ
イブ15の挿入口15aから挿入されていく(図12参
照)。
【0055】ディスクカートリッジ1がX2方向へ移動
されて挿入口15aから挿入されていくと、ディスク装
置13の内部に設けられた図示しないシャッター開放突
起がケース体2の右側面に形成された案内溝8R内を相
対的にシャッター7に近づく方向に移動され、シャッタ
ー7の右側の側面部7bの後縁に当接する。そして、さ
らにディスクカートリッジ1が挿入されると、シャッタ
ー開放突起によってシャッター7が相対的に押圧され該
シャッター7が前端部2aに近づく方向に移動され開口
6が開放されていく。
【0056】シャッター7が前端部2aに近づく方向に
移動されると、被支持部7dに押圧されて前側のバネ掛
け部材10が前端部2aに近づく方向に移動されてい
く。このとき、後側のバネ掛け部材11はケース体2内
に設けられた図示しない第1のストッパによって前端部
2a側への移動が規制され、これにより引張コイルバネ
12が伸長され、シャッター7にバネ掛け部材10を介
して後端部2b側への移動力が付勢される。
【0057】ディスクカートリッジ1が所定の位置まで
挿入されると、該ディスクカートリッジ1はディスク装
置13内に設けられた図示しないローディング機構によ
ってディスクドライブ15内に自動で引き込まれ、同時
に、押圧部25の後方への移動が停止される。そして、
押圧部25は前方へ移動され中央位置に戻る(図6及び
図7参照)。
【0058】ディスクカートリッジ1がローディング機
構によって引き込まれると、シャッター7が前端部2a
側の移動端(図4参照)、即ち、開口6を開放する前側
の開放位置まで移動され、開口6が完全に開放される。
このときディスクカートリッジ1は後端部2bに形成さ
れた位置決め穴5B、5Bにディスク装置13内に設け
られた図示しない位置決め突起が嵌合されることにより
位置決めされ、これによりディスクカートリッジ1が装
着部に装着され図示しない光学ピックアップの駆動によ
って開口6からディスク状記録媒体3へ向けてレーザ光
が照射され該ディスク状記録媒体3に対する情報信号の
記録又は再生が為される。
【0059】ディスク状記録媒体3に対する記録又は再
生が終了すると、ディスクカートリッジ1はディスク装
置13内に設けられた図示しないイジェクト機構により
イジェクトされ、前端部2aが挿入口15aから突出さ
れる(図13参照)。そして、ディスクカートリッジ1
がイジェクトされるときには、ディスクカートリッジ1
の前方への移動に伴ってシャッター開放突起とシャッタ
ー7との係合状態が解除され、該シャッター7は引張コ
イルバネ12の付勢力によって閉塞位置に戻り、開口6
が閉塞される。
【0060】このディスクカートリッジ1がディスクド
ライブ15から取り出されるときには、キャリア20が
その上側の開口が当該ディスクドライブ15の挿入口1
5aに対向して位置されるところまで移動される。
【0061】キャリア20の上側の開口が挿入口15a
に対向して位置されると、今度は引出部24Bが後方へ
移動され、ハンド部27f、27fがディスクドライブ
15から突出されたディスクカートリッジ1の前側の係
合凹部4F、4Fに対応したところで一旦停止され、待
機状態にあったハンドアーム27B、27Bが互いに近
づく方向に移動されてディスクカートリッジ1がハンド
アーム27B、27Bに挟持される(図14参照)。そ
して、引出部24Bが今度は前方へ移動され、ディスク
ドライブ15からディスクカートリッジ1を引き出して
初期位置まで戻る。
【0062】このとき、押圧部25は、ディスクカート
リッジ1が後側に位置するストッカー16の一の収納棚
16aに収納される場合には移動されず中央位置に位置
されたまま(このときの押圧部25の状態を図15に1
点鎖線で示す。)であるが、ディスクカートリッジ1が
前側に位置するストッカー16の一の収納棚16aに収
納される場合には右方の移動端まで移動される(このと
きの押圧部25の状態を図15に2点鎖線で示す。)よ
うになっている。
【0063】引出部24Bがディスクドライブ15から
ディスクカートリッジ1を引き出して初期位置まで戻る
と、ハンドアーム27B、27Bのディスクカートリッ
ジ1に対する挟持状態が解除され、ディスクカートリッ
ジ1は第1の移動空間22の後側部22bと第2の移動
空間23とを連通する連通孔を介して第2の移動空間2
3内に移動される。
【0064】次いで、キャリア20が上方へ移動されそ
の下側の開口が所望の収納棚16aの開口に対向して位
置されたところで停止される。
【0065】キャリア20が停止されると、押圧部25
がディスクカートリッジ1の前方に位置されている場合
には後方へ移動されていき、ディスクカートリッジ1の
前面が押圧部25に押圧されて後方へ移動され後側の収
納棚16aに収納され、また、押圧部25がディスクカ
ートリッジ1の後方に位置されている場合には前方へ移
動されていき、ディスクカートリッジ1の後面が押圧部
25に押圧されて前方へ移動され前側の収納棚16aに
収納される。
【0066】次に、ディスクカートリッジ1が挿入口1
5aに対してX1方向に挿入される場合、即ち、前側に
位置するディスクドライブ15の挿入口15aに挿入さ
れる場合について説明する(図2、図3、図16、図1
7及び図18参照)。
【0067】引出部24Fが後方へ移動されて収納棚1
6aからディスクカートリッジ1を引き出すときに、押
圧部25は移動されず中央位置に位置されたままである
(図16参照)。
【0068】引出部24Fが収納棚16aからディスク
カートリッジ1を引き出して初期位置まで戻ると、ハン
ドアーム27F、27Fのディスクカートリッジ1に対
する挟持状態が解除され、上記と同様にして、ディスク
カートリッジ1は連通孔を介して第2の移動空間23内
に移動される。従って、ディスクカートリッジ1は押圧
部25の前側に位置される(図16参照)。
【0069】次いで、キャリア20が下方へ移動されそ
の下側の開口がディスクカートリッジ1の記録又は再生
を行うディスクドライブ15の挿入口15aに対向して
位置されたところで停止される。そして、押圧部25が
前方へ移動されることによりディスクカートリッジ1が
押圧されて前方へ移動され(図17参照)、ディスクカ
ートリッジ1はディスクドライブ15の挿入口15aか
ら挿入されていく(図18参照)。
【0070】ディスクカートリッジ1がX1方向へ移動
されて挿入口15aから挿入されていくと、ディスク装
置13の内部に設けられたシャッター開放突起がケース
体2の左側面に形成された案内溝8L内を相対的にシャ
ッター7に近づく方向に移動され、シャッター7の左側
の側面部7bの前縁に当接し、さらにディスクカートリ
ッジ1が挿入されることによりシャッター7が後端部2
bに近づく方向に移動され開口6が開放されていく。
【0071】シャッター7が後端部2bに近づく方向に
移動されると、被支持部7dに押圧されて後側のバネ掛
け部材11が後端部2bに近づく方向に移動され、この
とき、前側のバネ掛け部材10がケース体2内に設けら
れた図示しない第2のストッパによって後端部2b側へ
の移動が規制され、これにより引張コイルバネ12が伸
長され、シャッター7にバネ掛け部材11を介して前端
部2a側への移動力が付勢される。
【0072】次いで、ディスクカートリッジ1が所定の
位置まで挿入されると、上記と同様にして、ディスクカ
ートリッジ1がローディング機構によってディスクドラ
イブ15内に自動で引き込まれ、同時に、押圧部25の
前方への移動が停止される。そして、押圧部25は後方
へ移動され中央位置に戻る(図6及び図7参照)。
【0073】そして、ディスクカートリッジ1がローデ
ィング機構によって引き込まれると、シャッター7が後
端部2b側の移動端(図3参照)、即ち、開口6を開放
する後側の開放位置まで移動されて停止され、開口6が
完全に開放される。このときディスクカートリッジ1は
前端部2aに形成された位置決め穴5F、5Fに位置決
め突起が嵌合されることにより位置決めされ、これによ
りディスクカートリッジ1が装着部に装着され図示しな
い光学ピックアップの駆動によってディスク状記録媒体
3に対する記録又は再生が為される。
【0074】また、ディスク状記録媒体3に対する記録
又は再生が終了すると、上記と同様にして、ディスクカ
ートリッジ1がイジェクト機構によりイジェクトされ、
シャッター7は引張コイルバネ12の付勢力によって閉
塞位置に戻り、開口6が閉塞される。
【0075】そして、キャリア20がその上側の開口が
ディスクドライブ15の挿入口15aに対向して位置さ
れるところまで移動され、引出部24Fが前方へ移動さ
れてディスクカートリッジ1がハンドアーム27F、2
7Fに挟持され、それから、引出部24Fが後方へ移動
されディスクドライブ15からディスクカートリッジ1
を引き出して初期位置まで戻る。
【0076】このとき、押圧部25は、ディスクカート
リッジ1が前側に位置するストッカー16の一の収納棚
16aに収納される場合には移動されず中央位置に位置
されたままであるが、ディスクカートリッジ1が後側に
位置するストッカー16の一の収納棚16aに収納され
る場合には左方の移動端まで移動される。
【0077】そして、ハンドアーム27F、27Fのデ
ィスクカートリッジ1に対する挟持状態が解除され、該
ディスクカートリッジ1が第2の移動空間23内に移動
される。
【0078】次いで、キャリア20が上方へ移動されそ
の下側の開口が所望の収納棚16aの開口に対向して位
置されたところで停止される。そして、押圧部25がデ
ィスクカートリッジ1の後方に位置されている場合には
該押圧部25が前方へ移動されてディスクカートリッジ
1が前側の収納棚16aに収納され、また、押圧部25
がディスクカートリッジ1の前方に位置されている場合
には該押圧部25が後方へ移動されてディスクカートリ
ッジ1が後側の収納棚16aに収納される。
【0079】しかして、ディスクカートリッジ1にあっ
ては、上記したように、シャッター7が開口6を閉塞す
る閉塞位置から開口6を開放する前方側及び後方側の2
つの閉塞位置までスライド可能であると共にケース体が
その面方向に180°回転された外形状が同一であるた
め、ディスクカートリッジ1を互いに反対の2つの向き
でディスクドライブ15の挿入口15aに挿入してディ
スク状記録媒体3に対する記録又は再生を行うことがで
きる。
【0080】従って、ディスク装置の挿入口に対して挿
入する向きが一の向きに限られている従来のディスクカ
ートリッジに比し、ディスク装置13の装着部へのディ
スクカートリッジ1の誤装着を減少させることができ
る。
【0081】また、ディスクカートリッジ1を互いに反
対の2つの向きでディスクドライブ15の挿入口15a
に挿入することができるため、ディスクカートリッジ1
の使い勝手が向上する。
【0082】ディスク装置13にあっては、従来のディ
スク装置のようにディスクカートリッジを180°反対
方向に反転させる複雑な反転機構を必要としないため、
機構の簡素化が図られ装置の製造コストの削減を図るこ
とができる。また、ディスクカートリッジ1、1、・・
・を反転させる必要がない分、ディスクカートリッジ
1、1、・・・を装着部へ装着するまでの時間が短縮さ
れ、ディスクカートリッジ1、1、・・・のディスクド
ライブ15、15、・・・に対する交換に要する時間の
短縮化を図ることができ、オートチェンジャー式の記録
再生装置の高速化に寄与する。
【0083】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する
に際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0084】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ディスクカートリッジは、開口を有するケー
ス体に該開口を開閉するスライド自在に支持されたシャ
ッターを備えると共にケース体内にディスク状記録媒体
が回転可能に収納されて成るディスクカートリッジであ
って、シャッターが開口を閉塞する閉塞位置と開口を開
放する180°反対方向に離間した2つの開放位置との
間をスライド可能とされ、ケース体はその面方向に18
0°回転された外形状が同一であることを特徴とする。
【0085】従って、ディスク装置の挿入口に対して挿
入する向きが一の向きに限られている従来のディスクカ
ートリッジに比し、ディスク装置の装着部へのディスク
カートリッジの誤装着を減少させることができる。
【0086】また、ディスクカートリッジを互いに反対
の2つの向きでディスク装置の装着部に装着させること
ができるため、ディスクカートリッジの使い勝手が向上
する。
【0087】また、本発明ディスク装置は、ディスクド
ライブと、ディスクカートリッジを収納する複数の収納
棚が積層状に形成されて成るストッカーと、収納棚が積
層された方向に移動して収納棚とディスクドライブとの
間でディスクカートリッジを搬送する搬送手段とを備え
たディスク装置であって、ディスクドライブ及びストッ
カーがそれぞれ搬送手段の移動経路を挟んで互いに反対
方向に2列状に配置され、搬送手段がディスクドライブ
の挿入口に対して互いに反対方向の2つの異なる方向か
らの挿入が可能なディスクカートリッジを保持するキャ
リアと、該キャリアと収納棚及びディスクドライブとの
間でディスクカートリッジの受け渡しを行う受渡機構と
を有し、受渡機構が上記互いに反対方向の2つの方向へ
ディスクカートリッジを押圧して該ディスクカートリッ
ジをディスクドライブの挿入口から挿入し又はストッカ
ーに収納する押圧部と、ディスクドライブに挿入され又
はストッカーに収納されたディスクカートリッジを引き
出す引出部とを有することを特徴とする。
【0088】従って、従来のディスク装置のようにディ
スクカートリッジを180°反対方向に反転させる複雑
な反転機構を必要としないため、機構の簡素化が図られ
装置の製造コストの削減を図ることができる。
【0089】また、ディスクカートリッジを反転させる
必要がない分、ディスクカートリッジを装着部へ装着す
るまでの時間が短縮され、ディスク装置の動作の高速化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図18と共に本発明ディスクカートリ
ッジ及びそのディスク装置の実施の形態を示すものであ
り、本図はディスクカートリッジの背面側を示す拡大斜
視図である。
【図2】シャッターが閉塞位置にある状態のディスクカ
ートリッジを一部を切り欠いて示す拡大背面図である。
【図3】シャッターが後側の開放位置にある状態のディ
スクカートリッジを示す拡大背面図である。
【図4】シャッターが前側の開放位置にある状態のディ
スクカートリッジを示す拡大背面図である。
【図5】ディスク装置の概略側面図である。
【図6】図7乃至図18と共に受渡機構の動作を示すも
のであり、本図は引出部が初期位置にあり、押圧部が中
央位置にある状態を示す概略平面図である。
【図7】引出部が初期位置にあり、押圧部が中央位置に
ある状態を示す概略側面図である。
【図8】引出部がディスクカートリッジを挟持した状態
を示す概略平面図である。
【図9】引出部がディスクカートリッジを収納棚から引
き出している状態を示す概略側面図である。
【図10】押圧部が一方の移動端に移動されると共にデ
ィスクカートリッジが第2の移動空間内に位置された状
態を示す概略側面図である。
【図11】押圧部がディスクカートリッジを後方へ押圧
している状態を示す概略側面図である。
【図12】ディスクカートリッジが押圧部に押圧されて
後方に位置するディスクドライブの挿入口から挿入され
る状態を示す概略側面図である。
【図13】ディスクカートリッジがイジェクトされ一部
がディスクドライブの挿入口から突出された状態を示す
概略側面図である。
【図14】引出部がイジェクトされたディスクカートリ
ッジを挟持した状態を示す概略側面図である。
【図15】引出部がディスクドライブからディスクカー
トリッジを引き出した状態を示す概略側面図である。
【図16】押圧部が中央位置から移動されず、ディスク
カートリッジが第2の移動空間内に位置された状態を示
す概略側面図である。
【図17】押圧部がディスクカートリッジを前方へ押圧
している状態を示す概略側面図である。
【図18】ディスクカートリッジが押圧部に押圧されて
前方に位置するディスクドライブの挿入口から挿入され
る状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2…ケース体、3…ディス
ク状記録媒体、6…開口、7…シャッター、13…ディ
スク装置、15…ディスクドライブ、15a…挿入口、
16…ストッカー、16a…収納棚、17…搬送手段、
20…キャリア、21…受渡機構、24F…引出部、2
4B…引出部、25…押圧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有するケース体に該開口を開閉す
    るスライド自在に支持されたシャッターを備えると共に
    ケース体内にディスク状記録媒体が回転可能に収納され
    て成るディスクカートリッジであって、 シャッターが開口を閉塞する閉塞位置と開口を開放する
    180°反対方向に離間した2つの開放位置との間をス
    ライド可能とされ、 ケース体はその面方向に180°回転された外形状が同
    一であることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 ディスクドライブと、ディスクカートリ
    ッジを収納する複数の収納棚が積層状に形成されて成る
    ストッカーと、収納棚が積層された方向に移動して収納
    棚とディスクドライブとの間でディスクカートリッジを
    搬送する搬送手段とを備えたディスク装置であって、 ディスクドライブ及びストッカーがそれぞれ搬送手段の
    移動経路を挟んで互いに反対方向に2列状に配置され、 搬送手段がディスクドライブの挿入口に対して互いに反
    対方向の2つの異なる方向からの挿入が可能なディスク
    カートリッジを保持するキャリアと、該キャリアと収納
    棚及びディスクドライブとの間でディスクカートリッジ
    の受け渡しを行う受渡機構とを有し、 受渡機構が上記互いに反対方向の2つの方向へディスク
    カートリッジを押圧して該ディスクカートリッジをディ
    スクドライブの挿入口から挿入し又はストッカーに収納
    する押圧部と、ディスクドライブに挿入され又はストッ
    カーに収納されたディスクカートリッジを引き出す引出
    部とを有することを特徴とするディスク装置。
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