JP2009259301A - 記録媒体受渡機構及び記録媒体チェンジャー - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型化を確保した上で保持レバーの一定以上の回動量を保持し記録媒体に対する押圧部による大きな押圧量を確保する。
【解決手段】 移動自在に支持されたスライダー35と、ベースシャーシ23に回動自在に支持された一対の回動用レバー30、30と、スライダーに回動自在に支持され記録媒体100を保持するための一対の保持レバー39、39とを設け、スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において一対の保持レバーによる記録媒体の保持が解除されたときに記録媒体をスライダーの移動方向へ押圧する押圧部38bを設け、一対の回動用レバーに、スライダーの一方向への移動時に一対の保持レバーの記録媒体に対する保持が解除されたときに一対の保持レバーの一方の回動方向における一定以上の回動量を保持する回動量保持部33、33を設け、回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面33a、33a、33b、33b、33c、33c、33d、33dを形成した。
【選択図】 図16
【解決手段】 移動自在に支持されたスライダー35と、ベースシャーシ23に回動自在に支持された一対の回動用レバー30、30と、スライダーに回動自在に支持され記録媒体100を保持するための一対の保持レバー39、39とを設け、スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において一対の保持レバーによる記録媒体の保持が解除されたときに記録媒体をスライダーの移動方向へ押圧する押圧部38bを設け、一対の回動用レバーに、スライダーの一方向への移動時に一対の保持レバーの記録媒体に対する保持が解除されたときに一対の保持レバーの一方の回動方向における一定以上の回動量を保持する回動量保持部33、33を設け、回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面33a、33a、33b、33b、33c、33c、33d、33dを形成した。
【選択図】 図16
Description
本発明は記録媒体受渡機構及び記録媒体チェンジャーについての技術分野に関する。詳しくは、記録媒体を保持する保持レバーを回動させる回動用レバーに複数の保持面を有する回動量保持部を設けて小型化を確保した上で保持レバーの一定以上の回動量を保持し記録媒体に対する押圧部による大きな押圧量を確保することを課題とする。
記録媒体、例えば、光ディスク等のディスク状記録媒体をそれぞれ収納する複数の収納棚を有する収納ブロックを備え、各収納棚から搬送ブロックによって所望の記録媒体を取り出して所定の位置まで搬送し、搬送した記録媒体を搬送ブロックによってドライブブロックに装着し、装着した記録媒体に記録されたデーターの再生や読出等の処理を行う記録媒体チェンジャーがある。
このような記録媒体チェンジャーの搬送ブロックには、収納ブロックやドライブブロックに対する記録媒体の収納や取出等を行う記録媒体受渡機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
記録媒体受渡機構は一対の保持レバーを有し、該一対の保持レバーがそれぞれ記録媒体のカートリッジの外周面にそれぞれ形成された一対の係合溝に係合されて記録媒体を保持するように構成されている。一対の保持レバーは記録媒体の移送方向、即ち、記録媒体の収納方向、装着方向及び取出方向へ移動可能とされたスライダーに回動自在に支持されている。
スライダーには一対の保持レバーをそれぞれ回動させるための一対の回動用レバーが設けられており、保持レバーには回動用レバーに摺動自在に係合される摺動ピンが設けられている。
記録媒体受渡機構にあっては、記録媒体が一対の保持レバーに保持された状態においてスライダーが一方向へ移動されたときに、一対の保持レバーの各摺動ピンがそれぞれ一対の回動用レバーの各外面に摺動されることにより、スライダーの移動に伴って一対の保持レバーが互いに遠去かる方向へ回動され、記録媒体の保持が解除される。従って、一対の回動用レバーは、スライダーの移動時に一対の保持レバーの摺動ピンが係合されている必要があるため、スライダーの移動方向又は該移動方向に対して所定の角度傾斜する方向へ長い形状に形成されている。
記録媒体チェンジャーにあっては、例えば、収納ブロックに収納されている記録媒体がドライブブロックに装着されるときには、先ず、スライダーが収納ブロックに近付く方向へ移動され、一対の保持レバーが回動され該保持レバーによって収納ブロックに収納されている記録媒体が保持され、スライダーが収納ブロックから遠去かる方向へ移動されて記録媒体が収納ブロックから取り出される。
次いで、搬送ブロックがドライブブロックに対する所定の位置まで移動され、スライダーがドライブブロックに近付く方向へ移動される。このとき一対の保持レバーがそれぞれ一対の回動用レバーによって互いに遠去かる方向へ回動されて記録媒体に対する保持状態が解除されると共にスライダーの移動に伴って該スライダーに設けられた押圧部によって記録媒体がドライブブロック側へ押圧され、記録媒体がドライブブロックに装着されて記録媒体に記録されたデーターの再生又は読出が行われる。記録媒体がドライブブロックに装着されると、スライダーがドライブブロックから遠去かる方向へ移動されて動作が終了する。
一方、ドライブブロックにおいてデーターの再生又は読出が終了した記録媒体が収納ブロックに収納されるときには、先ず、スライダーがドライブブロックに近付く方向へ移動され、一対の保持レバーが回動され該保持レバーによってドライブブロックに装着されている記録媒体が保持され、スライダーがドライブブロックから遠去かる方向へ移動されて記録媒体がドライブブロックから取り出される。
次いで、搬送ブロックが収納ブロックに対する所定の位置まで移動され、スライダーが収納ブロックに近付く方向へ移動される。このとき一対の保持レバーがそれぞれ一対の回動用レバーによって互いに遠去かる方向へ回動されて記録媒体に対する保持状態が解除されると共にスライダーの移動に伴って該スライダーに設けられた押圧部によって記録媒体が収納ブロック側へ押圧され、記録媒体が収納ブロックに収納される。記録媒体が収納ブロックに収納されると、スライダーが収納ブロックから遠去かる方向へ移動されて動作が終了する。
ところで、記録媒体チェンジャーにあっては、記録媒体の収納ブロックへの収納及びドライブブロックへの装着を確実に行うためには、スライダーの移動に伴う押圧部による記録媒体に対する押圧量を大きくして収納ブロック及びドライブブロックの奥側まで記録媒体を移送する必要がある。
押圧部による記録媒体に対する押圧量(押圧ストローク)を大きくしようとすると、スライダーの移動ストロークを長くして該スライダーを収納ブロック又はドライブブロックに接近する位置まで移動させなければならず、収納ブロック又はドライブブロックに一対の保持レバーが接触するおそれがある。従って、収納ブロック又はドライブブロックに対する一対の保持レバーの接触を回避するためには、一対の保持レバーの互いに遠去かる方向への回動量を大きくして収納ブロック又はドライブブロックから一対の保持レバーを離隔させる必要がある。
ところが、スライダーの移動ストロークを長くしたときに一対の保持レバーの回動量を大きくしようとすると、上記したように、スライダーの移動中における一対の保持レバーの回動時に、回動用レバーの外面に摺動ピンが係合されている必要があるため、回動用レバーの長手方向の長さをさらに長くする必要がある。従って、回動用レバーの長さを長くする分、記録媒体受渡機構が大型となり、記録媒体チェンジャーの大型化を来たすと言う問題がある。
そこで、本発明記録媒体チェンジャーは、上記した問題点を克服し、小型化を確保した上で保持レバーの一定以上の回動量を保持し記録媒体に対する押圧部による大きな押圧量を確保することを課題とする。
記録媒体受渡機構は、上記した課題を解決するために、ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成したものである。
従って、記録媒体受渡機構にあっては、スライダーの一方向への移動中における押圧部による記録媒体の押圧時に、回動量保持部によって一対の保持レバーの第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量が保持される。
上記した記録媒体受渡機構にあっては、前記複数の保持面として略反対方向を向く少なくとも二つの面を形成することが望ましい。
保持面として略反対方向を向く少なくとも二つの面を形成することにより、回動用レバーの保持面として用いる部分の利用効率が向上する。
上記した記録媒体受渡機構にあっては、前記保持レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記複数の保持面に連続して摺動自在に係合される摺動ピンを設けることが望ましい。
保持レバーに摺動ピンを設けることにより、保持面に対する摺動ピンの摺動動作により保持レバーが回動される。
上記した記録媒体受渡機構にあっては、前記回動用レバーに、前記保持レバーの摺動ピンが前記複数の保持面の一端に係合されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向への回動を規制するストッパー部を設けることが望ましい。
回動用レバーにストッパー部を設けることにより、保持レバーの一方の回動方向における一定以上の回動が規制される。
記録媒体チェンジャーは、記録媒体をそれぞれ収納する複数の収納棚を有すると共に外筐の内部において移動可能とされた収納ブロックと、前記記録媒体が装着され該記録媒体に記録されたデーターを処理するドライブブロックと、前記外筐の内部において移動可能とされると共に前記記録媒体を前記収納ブロック又は前記ドライブブロックから取り出す記録媒体受渡機構を有すると共に取り出した前記記録媒体を搬送して記録媒体受渡機構によって前記ドライブブロックに装着又は前記収納ブロックに収納する搬送ブロックと、少なくとも前記外筐の内部に配置された各部に駆動電源を供給する電源ブロックとを備え、前記記録媒体受渡機構に、ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成したものである。
従って、記録媒体チェンジャーにあっては、スライダーの一方向への移動中における押圧部による記録媒体の押圧時に、回動量保持部によって一対の保持レバーの第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量が保持される。
本発明記録媒体受渡機構は、ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成した。
従って、回動用レバーの長さを長くすることなく、保持レバーの一定以上の大きな回動量を確保することができ、小型化を確保した上でスライダーの移動ストロークを長くして押圧部による記録媒体に対する大きな押圧量を確保することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記複数の保持面として略反対方向を向く少なくとも二つの面を形成したので、押圧部による記録媒体に対する押圧量を大きくしても回動用レバーが大きくなることがなく、記録媒体受渡機構の小型化を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記保持レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記複数の保持面に連続して摺動自在に係合される摺動ピンを設けたので、記録媒体受渡機構の機構の簡素化を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記回動用レバーに、前記保持レバーの摺動ピンが前記複数の保持面の一端に係合されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向への回動を規制するストッパー部を設けたので、保持レバーの不必要な回動が規制され、動作の信頼性の向上を図ることができる。
本発明記録媒体チェンジャーは、記録媒体をそれぞれ収納する複数の収納棚を有すると共に外筐の内部において移動可能とされた収納ブロックと、前記記録媒体が装着され該記録媒体に記録されたデーターを処理するドライブブロックと、前記外筐の内部において移動可能とされると共に前記記録媒体を前記収納ブロック又は前記ドライブブロックから取り出す記録媒体受渡機構を有すると共に取り出した前記記録媒体を搬送して記録媒体受渡機構によって前記ドライブブロックに装着又は前記収納ブロックに収納する搬送ブロックと、少なくとも前記外筐の内部に配置された各部に駆動電源を供給する電源ブロックとを備え、前記記録媒体受渡機構に、ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成した。
従って、回動用レバーの長さを長くすることなく、保持レバーの一定以上の大きな回動量を確保することができ、小型化を確保した上でスライダーの移動ストロークを長くして押圧部による記録媒体に対する大きな押圧量を確保することができる。
以下に、本発明記録媒体受渡機構及び記録媒体チェンジャーを実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。以下に示した最良の形態は、本発明記録媒体チェンジャーを記録媒体としてディスク状記録媒体を扱うディスクチェンジャーに適用し、本発明記録媒体受渡機構をこのディスクチェンジャーに設けられた記録媒体受渡機構に適用したものである。
尚、本発明の適用範囲は、ディスクチェンジャー又はこのディスクチェンジャーに設けられた記録媒体受渡機構に限られることはなく、テープ状記録媒体、カード型の記録媒体等の各種の記録媒体を扱う各種の記録媒体チェンジャー又はこれらの記録媒体チェンジャーに設けられる各種の記録媒体受渡機構に広く適用することができる。
記録媒体チェンジャー1は、図1乃至図4に示すように、外筐2の内部に所要の各部が配置されて成る。
外筐2は前方に開口された本体3と該本体3の前面を覆う扉体4とによって構成されている。
本体3は箱状に形成され、扉体4は扉5と該扉5に回動自在に支持された開閉扉6とから成る。
扉5は本体3の前側の開口の全面を開閉し、本体3に、例えば、右端部を支点として回動自在に支持されている。扉5の上半部には開口部5aが形成されている。
扉5には、上端部にロック解除釦7が設けられ、開口部5aの下側にロック手段8が設けられている。ロック手段8としては、例えば、ソレノイドが用いられている。扉5には、開口部5aの側方に、例えば、磁性金属材料によって形成された吸着部9が設けられている(図4参照)。
扉5は、本体3に、例えば、ネジ止めによって固定される。従って、扉5はネジを外すことにより本体3に対して回動可能とされる。扉5は、例えば、外筐2の内部に配置された各部のメンテナンス用の扉である。扉5を回動して本体3の前面を開放することにより各部の修理や調整等の各種の作業を行うことができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
開閉扉6には透明な覗き窓10が設けられている(図1及び図4参照)。開閉扉6は扉5に形成された開口部5aを閉塞する閉塞位置と開口部5aを開放する開放位置との間で回動可能とされている。
開閉扉6は、例えば、右端部を支点として扉5に回動自在に支持されている。開閉扉6の背面には扉5に設けられた吸着部9を吸着する吸着マグネット11が設けられている(図4参照)。従って、開閉扉6は吸着マグネット11に吸着部9が吸着されることにより、閉塞位置において開口部5aを閉塞する。
開閉扉6が閉塞位置にある状態においては、覗き窓10が扉5の開口部5aに対向して位置される(図1参照)。
開閉扉6が閉塞位置に保持されている状態においてはロック手段8によって開閉扉6のロックが可能であり、また、ロック解除釦7に対する操作によって開閉扉6の閉塞位置におけるロックの解除が可能である。
本体3の右側面における内面には、図1乃至図4に示すように、上下に離隔して前後に延びる第1の搬送用ラック12、12が取り付けられている。本体3の上面部における内面には前後に延びるガイドレール13が取り付けられている。
本体3の左側面における内面には前後に離隔して上下に延びるガイド部材14と第2の搬送用ラック15が取り付けられている。
外筐2の内部には収納ブロック16と搬送ブロック17とドライブブロック18と電源ブロック19が配置されている。
収納ブロック16は収納ラック20と該収納ラック20の上面に設けられた移動機構21とを有している。収納ブロック16の上面には被ガイド部16aが設けられている(図2及び図3参照)。
収納ラック20は前後に貫通された矩形の枠状に形成され、内部に複数の収納棚20a、20a、・・・を有している(図1及び図4参照)。収納棚20a、20a、・・・にはそれぞれ記録媒体100、100、・・・が収納可能とされる。
移動機構21は駆動モーター21aと該駆動モーター21aの駆動力によって回転されるピニオン21b、21b(図1乃至図4に一つのもののみ示す。)を有している。ピニオン21b、21bはそれぞれ第1の搬送用ラック12、12に噛合されている。
収納ブロック16の被ガイド部16aはガイドレール13に摺動自在に支持されている(図2及び図3参照)。
収納ブロック16は駆動モーター21aの駆動力によって回転されるピニオン21b、21bがそれぞれ第1の搬送用ラック12、12上で送られることにより被ガイド部16aがガイドレール13に案内されて前後方向へ移動される。収納ブロック16は前方の移動端である前方位置と後方の移動端である後方位置との間で移動され、前方位置において扉5の開口部5aに前端部が後方から挿入される(図4参照)。
搬送ブロック17は外筐2の内部の前端部において上下方向へ移動可能とされている。
搬送ブロック17は一方の側面に被ガイド部17aとピニオン17bを有している。搬送ブロック17は、被ガイド部17aが本体3の内面に取り付けられたガイド部材14に摺動自在に支持され、ピニオン17bが第2の搬送用ラック15に噛合されている。従って、図示しないモーターの駆動力によってピニオン17bが回転されると、該ピニオン17bの回転方向に応じた方向へ被ガイド部17aがガイド部材14に案内されて上下方向へ移動される。
搬送ブロック17には記録媒体受渡機構22が設けられている(図2及び図3参照)。
記録媒体受渡機構22はベースシャーシ23に所要の各部が取り付けられ又は支持されて成る(図5及び図6参照)。
ベースシャーシ23は搬送ブロック17の内部において固定されている。
ベースシャーシ23は上下方向を向く板状に形成されている。ベースシャーシ23の前端部には左右に離隔して上方へ突出されたストッパーピン23a、23aが設けられている。ベースシャーシ23の後端部における左右両端部には、それぞれ上方へ突出された支持軸23b、23bが設けられている。
ベースシャーシ23には支持軸23b、23bの近傍の位置に、それぞれ作用孔23c、23cが形成されている。作用孔23c、23cの開口縁の一部はストッパー縁23d、23dとして形成されている。
ベースシャーシ23には前後に離隔してローラー24、24が支持され、該ローラー24、24間に駆動ベルト25が巻回されている。ローラー24、24は図示しないモーターによって回転され、該ローラー24、24の回転方向に応じた方向へ駆動ベルト25が送られる。
ベースシャーシ23の左右両端部にはそれぞれ前後に延びる第1のガイドレール26、26と第2のガイドレール27、27が取り付けられている。第2のガイドレール27、27は第1の部材27a、27aと第2の部材27b、27bがそれぞれ結合されて構成されて成る。第1のガイドレール26、26と第2のガイドレール27、27の間にそれぞれ側方(内方)に開口されたガイド溝28、28が形成されている。
ベースシャーシ23の左右方向における略中央部には、前後に延びる案内レール29が取り付けられている。
ベースシャーシ23に設けられた支持軸23b、23bには、それぞれ回動用レバー30、30が回動自在に支持されている。回動用レバー30は、図7に示すように、所定の方向へ延びる本体部31と該本体部31の一端部から下方へ突出された被規制ピン32とから成り、本体部31の他端部が支持軸23bに支持されている。
本体部31は他端部から一端部側へ内側斜め前方へ突出する形状に形成されている。本体部31の他端部には内方側へ突出されたストッパー部31aが設けられている。
本体部31の外周面における他端部以外の部分は回動量保持部33として形成されている。回動量保持部33は外側から順に形成された外側保持面33a、第1の中間保持面33b、第2の中間保持面33c及び内側保持面33dによって構成されている。外側保持面33aと内側保持面33dは反対方向を向くように形成され、第1の中間保持面33bと第2の中間保持面33cは外側保持面33a及び内側保持面33dに対して所定の角度傾斜されている。第1の中間保持面33bと第2の中間保持面33cは略90°の角度を為している。内側保持面33dはストッパー部31aに連続されている。
回動用レバー30は、例えば、捩じりコイルバネである第1の付勢バネ34によって、被規制ピン32がベースシャーシ23の作用孔23cにおけるストッパー縁23dに接する方向(図7に示すR1方向)へ付勢されている。
案内レール29にはスライダー35が前後方向へ移動自在に支持されている(図5及び図6参照)。スライダー35は上下方向を向くベース板36と該ベース板36の下面に取り付けられた被案内部材37とベース板36の左右方向における中央部の前端部に取り付けられた押圧板38とを有している。
スライダー35は被案内部材37が案内レール29に摺動自在に支持されている。
押圧板38は上下方向を向く被取付部38aと該被取付部38aの前縁から上方へ突出された押圧部38bとから成り、被取付部38aがベース板36に取り付けられている。
ベース板36の後端部における左右両端部には、それぞれ上方へ突出された支持ピン36a、36aが設けられている。ベース板36には、支持ピン36a、36aの近傍にそれぞれ上方へ突出されたストッパーピン36b、36bが設けられている。
スライダー35はベース板36の下面が駆動ベルト25に取り付けられており、ローラー24、24の回転に伴って駆動ベルト25が送られることにより前後方向へ移動される。
支持ピン36a、36aにはそれぞれ保持レバー39、39が回動自在に支持されている。
保持レバー39は、図7に示すように、アーム部40と該アーム部40から下方へ突出された摺動ピン41とから成る。
アーム部40は略くの字状に屈曲して形成され、一端部が支持ピン36aに支持されている。アーム部40の他端部には係合爪40aが設けられている。アーム部40の一端部には被ストッパー突部40bが設けられている。
保持レバー39は、例えば、捩じりコイルバネである第2の付勢バネ42によって、被ストッパー突部40bがベース板36のストッパーピン36bに接する方向(図7に示すS1方向)へ付勢されている。
以下に、記録媒体受渡機構22の動作について説明する(図8乃至図18参照)。
先ず、保持レバー39、39によって記録媒体100が保持される前の各部の初期状態について説明する(図8参照)。尚、以下の説明においては、第1の付勢バネ34による回動用レバー30の付勢方向(回動方向)をR1とし、この付勢方向と反対方向をR2とする。また、第2の付勢バネ42による保持レバー39の付勢方向(回動方向)をS1とし、この付勢方向と反対方向をS2とする。
初期状態において、それぞれ第1の付勢バネ34、34によって付勢された回動用レバー30、30は、被規制ピン32、32がそれぞれベースシャーシ23に形成された作用孔23c、23cのストッパー縁23d、23dに係合されてR1方向における回動端に保持されている。
初期状態において、スライダー35は、ベースシャーシ23に設けられたストッパーピン23a、23aに接して前方側の移動端に保持されている。
初期状態において、それぞれ第2の付勢バネ42、42によって付勢された保持レバー39、39は、被ストッパー突部40b、40bがそれぞれスライダー35のベース板36に設けられたストッパーピン36b、36bに係合されてS1方向における回動端に保持されている。保持レバー39、39は、アーム部40、40がそれぞれ第1のガイドレール26、26と第2のガイドレール27、27によって形成されたガイド溝28、28に摺動自在に支持されている。
上記した初期状態においてローラー24、24の回転によって駆動ベルト25が送られると、スライダー35が後方へ移動されていく(図9参照)。スライダー35の後方への移動により保持レバー39、39はそれぞれ回動用レバー30、30の内側を通って記録媒体100に接近されていく。保持レバー39、39は係合爪40a、40aがそれぞれ記録媒体100の前端部における外周面に摺接され、アーム部40、40が第2の付勢バネ42、42の付勢力に抗してS2、S2方向へ回動される。
さらに、スライダー35が後方へ移動され、係合爪40a、40aが記録媒体100の外周面における前端寄りの位置に形成された係合溝100a、100aに達すると、第2の付勢バネ42、42の付勢力により保持レバー39、39がそれぞれS1、S1方向へ回動されて係合爪40a、40aがそれぞれ係合溝100a、100aに係合され、収納ブロック16に収納又はドライブブロック18に装着されている記録媒体100が保持レバー39、39に保持される(図9参照)。
記録媒体100が保持レバー39、39に保持されると、スライダー35の後方への移動が停止される。このときスライダー35の押圧板38の押圧部38bは記録媒体100の前面から僅かに前方に離隔した状態で対向して位置される。
記録媒体100が保持レバー39、39に保持されると、スライダー35が前方へ移動されていく。このとき記録媒体100が保持されていない場合に比し、保持レバー39、39はS2、S2方向へ回動されている。従って、保持レバー39、39は摺動ピン41、41がそれぞれ回動用レバー30、30に後方から接し、スライダー35の前方への移動に伴って回動用レバー30、30がそれぞれ第1の付勢バネ34、34の付勢力に抗してR2、R2方向へ回動される(図10参照)。
スライダー35はさらに前方へ向けて移動され、保持レバー39、39の回動用レバー30、30との接触が解除される。従って、回動用レバー30、30は第1の付勢バネ34、34の付勢力によってR1、R1方向へ回動され、被規制ピン32、32がそれぞれ作用孔23c、23cのストッパー縁23d、23dに係合されて再びR1、R1方向における回動端に保持される。スライダー35はさらに前方の移動端まで移動される(図11参照)。
次いで、搬送ブロック17が上方又は下方へ移動され、ドライブブロック18又は収納ブロック16の前方で停止される。
続いて、スライダー35が再び後方へ移動される。このとき保持レバー39、39によって記録媒体100が保持されているため、記録媒体100が保持されていない場合に比し、保持レバー39、39はS2、S2方向へ回動されている。従って、保持レバー39、39は摺動ピン41、41がそれぞれ回動用レバー30、30の回動量保持部33、33における第1の中間保持面33b、33bに接する(図12参照)。
さらにスライダー35が後方へ移動されていくと、摺動ピン41、41がスライダー35の後方への移動に伴ってそれぞれ第1の中間保持面33b、33bから外側保持面33a、33aへ向けて摺動され、保持レバー39、39がそれぞれS2、S2方向へ大きく回動されていく(図13参照)。
保持レバー39、39がそれぞれS2、S2方向へ回動されていくことにより、保持レバー39、39による記録媒体100の保持状態が解除される(図13参照)。このときスライダー35は後方へ移動されているため、記録媒体100はスライダー35の押圧板38に設けられた押圧部38bによって押圧されて後方へ移動されていく。従って、記録媒体100は押圧部38bによる押圧によりドライブブロック18又は収納ブロック16に挿入されていく。
さらにスライダー35が後方へ移動されていくと、摺動ピン41、41がスライダー35の後方への移動に伴ってそれぞれ外側保持面33a、33aから第1の中間保持面33b、33bへ向けて摺動され、保持レバー39、39がさらにS2、S2方向へ回動されていく(図14参照)。
引き続きスライダー35が後方へ移動されていくと、摺動ピン41、41がスライダー35の後方への移動に伴ってそれぞれ第1の中間保持面33b、33bから第2の中間保持面33c、33cへ向けて摺動され、保持レバー39、39がさらにS2、S2方向へ回動されていく(図15参照)。このとき回動用レバー30、30はそれぞれ第1の付勢バネ34、34の付勢力に抗してR2、R2方向へ稍回動される。
さらにスライダー35が後方へ移動されていくと、摺動ピン41、41がスライダー35の後方への移動に伴ってそれぞれ第2の中間保持面33c、33cから内側保持面33d、33dへ向けて摺動される。このとき保持レバー39、39は第2の付勢バネ42、42の付勢力によって稍S1、S1方向へ回動されていくが、依然としてS2、S2方向へ大きく回動された状態とされている(図16参照)。
スライダー35がさらに後方へ移動されていくと、摺動ピン41、41がスライダー35の後方への移動に伴ってそれぞれ内側保持面33d、33dをストッパー突部40b、40bへ向けて摺動される。このとき保持レバー39、39は第2の付勢バネ42、42の付勢力によって稍S1、S1方向へ回動されていくが、依然としてS2、S2方向へ大きく回動された状態とされている(図17及び図18参照)。保持レバー39、39は摺動ピン41、41がそれぞれストッパー突部40b、40bに接触してこれ以上の回動が規制される。
このときスライダー35の後方への移動に伴って記録媒体100が押圧部38bによって押圧されてドライブブロック18又は収納ブロック16の奥側まで移動され、記録媒体100がドライブブロック18に装着又は収納ブロック16に収納される。
記録媒体100がドライブブロック18に装着又は収納ブロック16に収納されると、スライダー35は前方の移動端まで移動される。従って、回動用レバー30、30が再びそれぞれR1、R1方向における回動端に保持され、保持レバー39、39がそれぞれS1、S1方向における回動端に保持される(図8参照)。
以上に記載した通り、記録媒体チェンジャー1にあっては、回動用レバー30、30にそれぞれ異なる方向を向く外側保持面33a、33a、第1の中間保持面33b、33b、第2の中間保持面33c、33c及び内側保持面33d、33dを有する回動量保持部33、33を形成し、保持レバー39、39の一定以上の回動量を保持するようにしている。
従って、回動用レバー30、30の長さを長くすることなく、保持レバー39、39の一定以上の大きな回動量を確保することができ、小型化を確保した上でスライダー35の後方への移動ストロークを長くして押圧部38bによる記録媒体100に対する大きな押圧量(押圧ストローク)を確保することができる。
また、回動用レバー30、30の回動量保持部33、33にそれぞれ略反対方向を向く外側保持面33a、33aと内側保持面33d、33dを形成しているため、押圧部38bによる記録媒体100に対する押圧量を大きくしても回動用レバー30、30が大きくなることがなく、記録媒体チェンジャー1の小型化を図ることができる。
さらに、記録媒体チェンジャー1にあっては、保持レバー39、39に設けられた摺動ピン41、41がそれぞれ回動用レバー30、30の回動量保持部33、33に摺動されることにより保持レバー39、39が回動される構成とされているため、記録媒体受渡機構22の機構の簡素化を図ることができる。
加えて、回動用レバー30、30に保持レバー39、39のS1、S1方向への回動を規制するストッパー突部40b、40bを設けているため、保持レバー39、39のS1、S1方向への不必要な回動が規制され、動作の信頼性の向上を図ることができる。
尚、上記には、回動量保持部33としてそれぞれ向きが異なる外側保持面33a、第1の中間保持面33b、第2の中間保持面33c及び内側保持面33dの四つの保持面を形成した例を示したが、回動量保持部の保持面の数は四つに限られることはなく、複数であれば任意である。保持面は平面でもよく曲面でもよい。
また、上記には、収納ブロック16が前後方向へ移動可能とされ、搬送ブロック17が上下方向へ移動可能とされた例を示したが、収納ブロック16と搬送ブロック17の移動方向はこれらの方向に限定されることはなく、収納ブロック16と搬送ブロック17の移動方向は任意である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
1…記録媒体チェンジャー、2…外筐、16…収納ブロック、17…搬送ブロック、18…ドライブブロック、19…電源ブロック、20a…収納棚、22…記録媒体受渡機構、23…ベースシャーシ、30…回動用レバー、31a…ストッパー部、33…回動量保持部、33a…外側保持面、33b…第1の中間保持面、33c…第2の中間保持面、33d…内側保持面、34…第1の付勢バネ、35…スライダー、38b…押圧部、39…保持レバー、41…摺動ピン、42…第2の付勢バネ、100…記録媒体
Claims (5)
- ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、
前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、
前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、
前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、
前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、
前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、
前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、
前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成した
記録媒体受渡機構。 - 前記複数の保持面として略反対方向を向く少なくとも二つの面を形成した
請求項1に記載の記録媒体受渡機構。 - 前記保持レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記複数の保持面に連続して摺動自在に係合される摺動ピンを設けた
請求項1に記載の記録媒体受渡機構。 - 前記回動用レバーに、前記保持レバーの摺動ピンが前記複数の保持面の一端に係合されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向への回動を規制するストッパー部を設けた
請求項3に記載の記録媒体受渡機構。 - 記録媒体をそれぞれ収納する複数の収納棚を有すると共に外筐の内部において移動可能とされた収納ブロックと、
前記記録媒体が装着され該記録媒体に記録されたデーターを処理するドライブブロックと、
前記外筐の内部において移動可能とされると共に前記記録媒体を前記収納ブロック又は前記ドライブブロックから取り出す記録媒体受渡機構を有すると共に取り出した前記記録媒体を搬送して記録媒体受渡機構によって前記ドライブブロックに装着又は前記収納ブロックに収納する搬送ブロックと、
少なくとも前記外筐の内部に配置された各部に駆動電源を供給する電源ブロックとを備え、
前記記録媒体受渡機構に、
ベースシャーシに所定の方向へ移動自在に支持されたスライダーと、
前記ベースシャーシにそれぞれ回動自在に支持された一対の回動用レバーと、
前記スライダーに前記回動用レバーの回動方向と同じ方向へそれぞれ回動自在に支持され記録媒体を保持するための一対の保持レバーと、
前記一対の回動用レバーを互いに近付く方向へ付勢する第1の付勢バネと、
前記一対の保持レバーを互いに近付く方向へ付勢する第2の付勢バネとを備え、
前記スライダーに、該スライダーが一方向へ移動されている状態において前記一対の保持レバーによる前記記録媒体の保持が解除されたときに前記記録媒体を前記スライダーの移動方向へ押圧する押圧部を設け、
前記一対の回動用レバーに、前記スライダーの前記一方向への移動時に前記一対の保持レバーの前記記録媒体に対する保持が解除されたときに前記一対の保持レバーの前記第2の付勢バネによる付勢方向と反対方向への一定以上の回動量を保持する回動量保持部を設け、
前記回動量保持部として異なる方向を向く複数の保持面を形成した
記録媒体チェンジャー。
Priority Applications (1)
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JP2008103909A JP2009259301A (ja) | 2008-04-11 | 2008-04-11 | 記録媒体受渡機構及び記録媒体チェンジャー |
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JP (1) | JP2009259301A (ja) |
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CN104103299A (zh) * | 2013-04-05 | 2014-10-15 | 索尼公司 | 记录介质输送机构及记录介质更换器 |
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2008
- 2008-04-11 JP JP2008103909A patent/JP2009259301A/ja active Pending
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CN104103299A (zh) * | 2013-04-05 | 2014-10-15 | 索尼公司 | 记录介质输送机构及记录介质更换器 |
US9355673B2 (en) | 2013-04-05 | 2016-05-31 | Sony Corporation | Recording medium delivery mechanism and recording medium changer |
CN104103299B (zh) * | 2013-04-05 | 2018-04-03 | 索尼公司 | 记录介质输送机构及记录介质更换器 |
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