JP2000055794A - 試料中の元素分析装置 - Google Patents

試料中の元素分析装置

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JP2000055794A
JP2000055794A JP10219140A JP21914098A JP2000055794A JP 2000055794 A JP2000055794 A JP 2000055794A JP 10219140 A JP10219140 A JP 10219140A JP 21914098 A JP21914098 A JP 21914098A JP 2000055794 A JP2000055794 A JP 2000055794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄鋼などの素材に微量に含まれる窒素、酸
素、炭素、硫黄などの元素を精度よく定量分析すること
ができる試料中の元素分析装置を提供すること。 【解決手段】 インパルス炉1内において不活性ガスを
供給しながら黒鉛るつぼ11内の試料32を加熱融解
し、そのとき抽出されるガスをガス分析部4において分
析し、試料中の酸素、窒素および水素のうちの少なくと
も一つを定量分析するようにした試料中の元素分析装置
において、前記試料を加熱融解する前に、試料32に対
してハロゲンランプ27からの光を照射するとともに、
黒鉛るつぼ17に通電を行って黒鉛るつぼ17を空焼き
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば鉄鋼など
の素材中に微量に含まれるN(窒素)、O(酸素)、C
(炭素)、S(硫黄)、H(水素)などの元素を分析す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄鋼中に微量に含まれるN、O
の定量分析法としては、不活性ガス中融解抽出法と赤外
線吸収法および熱伝導度法とを組み合わせたものが一般
に用いられ、また、鉄鋼中に微量に含まれるC、Sの定
量分析法としては、酸素気流中燃焼法と赤外線吸収法と
を組み合わせたものが一般に用いられている。
【0003】すなわち、前記酸素気流中燃焼法と赤外線
吸収法とを組み合わせた手法は、加熱炉内に酸素ガスを
供給しながら試料としての鉄鋼を燃焼させ、そのとき発
生するCO/CO2 およびSO2 を含む燃焼ガスを非分
散型赤外線分析計(NDIR)において分析するもので
あり、不活性ガス中融解抽出法と赤外線吸収法および熱
伝導度法は、加熱炉内に試料を入れた黒鉛るつぼを配置
し、不活性ガスを供給しながら試料としての鉄鋼を加熱
融解し、そのとき発生するCO2 についてはNDIRに
おいて分析し、N2 については熱伝導度法で分析するも
のである。
【0004】ところで、鉄鋼のような試料中に微量に含
まれる元素を精度よく検出するためには、試料の表面に
付着している油分や汚れなど(以下、付着物という)を
予め除去する必要がある。この付着物としては、炭化水
素、炭酸ガス、水分、酸素などがある。そのため、従来
においては、試料を電解研磨したり、化学研磨したり、
あるいは、試料を400℃〜600℃で10分間加熱す
るなどの手法によって前処理を行い、付着物を除去して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
解研磨や化学研磨による前処理においては、そのための
器具や薬品が必要であるほか、かなりの手間がかかると
いった問題がある。また、前記加熱による前処理におい
ては、専用の加熱装置が必要であるといった問題があ
る。さらに、上記いずれの前処理においても、分析に際
しては前処理を行った試料をインパルス炉などの抽出炉
に配置しなければならないが、このとき、試料の取扱い
を細心の注意をもって行い、付着物が再度付着しないよ
うにする必要があるが、この試料の取扱い時に付着物が
再付着することが避けられない。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、鉄鋼などの素材に微量に含まれ
るN、O、C、Sなどの元素を精度よく定量分析するこ
とができる試料中の元素分析装置(以下、単に元素分析
装置という)を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の元素分析装置は、インパルス炉内にお
いて不活性ガスを供給しながら黒鉛るつぼ内の試料を加
熱融解し、そのとき抽出されるガスをガス分析部におい
て分析し、試料中の酸素、窒素および水素のうちの少な
くとも一つを定量分析するようにした試料中の元素分析
装置において、前記試料を加熱融解する前に、試料に対
してハロゲンランプからの光を照射するとともに、黒鉛
るつぼに通電を行って黒鉛るつぼを空焼きするようにし
ている(請求項1)。
【0008】そして、第2の発明の元素分析装置は、高
周波加熱炉内において酸素ガスを供給しながら磁製るつ
ぼ内の試料を燃焼させ、そのとき発生するガスをガス分
析部において分析し、試料中の炭素、硫黄および窒素の
うちの少なくとも一つを定量分析するようにした試料中
の元素分析装置において、前記試料を燃焼させる前に、
試料に対してハロゲンランプからの光を照射するように
している(請求項2)。
【0009】また、第3の発明の元素分析装置は、高周
波コイルを巻設した抽出セルに対して不活性ガスまたは
酸素ガスのいずれかを供給する一方、前記高周波コイル
に通電することにより、前記抽出セル内において高周波
浮揚によって金属試料を空中に保持するとともにこの試
料を加熱融解し、そのときに発生するガスを不活性ガス
または酸素ガスによってガス分析部に搬送し、このガス
分析部において前記試料中に含まれる炭素、硫黄、窒素
および水素のうちの少なくとも一つを定量分析するよう
にした試料中の元素分析装置において、前記試料を加熱
融解する前に、試料に対してハロゲンランプからの光を
照射するようにしている(請求項3)。
【0010】上記いずれの元素分析装置においても、試
料表面に付着している付着物を予め確実に除去すること
ができるので、試料中に微量にしか含まれない元素を精
度よく定量分析することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を、図面を参照
しながら説明する。図1〜図3は、第1の発明を示すも
のである。まず、図2は、この第1の発明における元素
分析装置の構成を概略的に示すもので、この元素分析装
置は、試料中のO、NおよびHのうちの少なくとも一つ
を定量分析するように構成されている。
【0012】すなわち、図2において、1は融解抽出炉
としてのインパルス炉で、ヘリウムガスなどの不活性ガ
スが供給された状態で、試料を融解し、OをCOとして
赤外吸収法により、NおよびHを熱伝導度法によってそ
れぞれ分析するもので、インパルス炉1の後段に接続さ
れるガス流路2には、インパルス炉1において発生した
ガス中に含まれるダストを除去するダストフィルタ3が
設けられ、その後段にはガス分析部4が設けられてい
る。
【0013】そして、前記ガス分析部4には、インパル
ス炉1において抽出されたガスに含まれるCOガスを検
出するための非分散型赤外線ガス分析計5、COガスを
CO 2 に酸化する酸化触媒6、CO2 除去器7、脱水器
8、N2 ガスを検出するための熱伝導度分析計9が設け
られたラインと、COガスをCO2 に酸化する常温酸化
器10、CO2 除去器11、脱水器12、H2 ガスを検
出するための熱伝導度分析計13が設けられたラインと
が並列に設けられている。非分散型赤外線ガス分析計5
および熱伝導度分析計9,13の出力は、図示していな
いデータ処理部(例えばマイクロコンピュータ)におい
て信号処理され、O濃度、N濃度およびH濃度が得られ
る。ここまでの構成は、従来のこの種の元素分析装置の
構成と変わるところがない。
【0014】次に、この発明における元素分析装置の特
徴的構成について、図1を参照しながら説明する。図1
は、インパルス炉1およびこれの近傍における構成を概
略的に示すもので、この図において、14は炉本体で、
その内部空間15には、上部電極16およびこの上部電
極16に対して上下動して上部電極16とともに黒鉛る
つぼ17を挟持する下部電極18が設けられている。1
9は炉本体14の上部に形成される試料投入路である。
20は内部空間15に対してヘリウムガスなどの不活性
ガスを供給する不活性ガス供給路で、21は不活性ガス
ボンベである。
【0015】22は炉本体14の上部に設けられる試料
供給装置で、次のように構成されている。すなわち、2
3は炉本体14の上面部に気密に連設されたブロック体
で、試料投入路19に連通する下孔24と、この下孔2
4と同芯状の前処理室25と、試料投入口26が形成さ
れている。そして、前処理室25の上方にはハロゲンラ
ンプ27およびレンズ28が下方の試料投入路19に向
けて設けられている。このハロゲンランプ27は、例え
ばガラス電球内にハロゲン元素またはハロゲン化合物を
封入してなるものである。また、前処理室25の上部側
部には真空ポンプ(図示していない)に接続された開口
29が形成されている。
【0016】そして、30は前処理室25および試料投
入口26の下方においてブロック体23に水平に形成さ
れた断面視円形の横孔31内を気密を保持した状態で左
右方向(図において両矢印で示す方向)にスライドし、
かつ回転する円柱状試料ホルダで、試料32を一時的に
保持する試料受け部33を備えている。34は試料ホル
ダ30の一端に設けられる操作つまみである。
【0017】上記構成の元素分析装置の動作について、
図3をも参照しながら説明する。 (1)まず、黒鉛るつぼ17を下部電極18に載置し、
さらに、下部電極18を所定距離だけ上昇させて、黒鉛
るつぼ17を上部電極16と下部電極18とによって挟
持する。そして、試料ホルダ30を左方にスライドし、
図3(A)に示すように、その試料受け部33を上面に
向け、その開口を試料投入口26に合致させる。この状
態で、試料32としての鉄鋼を試料投入口26を介して
試料受け部33に入れる。
【0018】(2)次に、試料ホルダ30を右に移動さ
せ、図3(B)に示すように、試料32を保持した試料
受け部33を前処理室25の位置に合致させる。この場
合、前処理室25は、予め真空ポンプによって所定の真
空状態にされている。そして、図3(B)に示すよう
に、ハロゲンランプ27を点灯し、その光(図中、仮想
線で示す)を、前処理室25に位置する試料受け部33
内の試料32に対して照射する。ハロゲンランプ27
は、試料32の温度が400〜600℃となるように設
定されており、この光照射によって所定の前処理が行わ
れる。この照射時間は、例えば1〜3分程度でよい。こ
の試料32の前処理と並行して、上部電極16と下部電
極18を介して黒鉛るつぼ17に通電を行い、黒鉛るつ
ぼ17を空焼きする。このとき、黒鉛るつぼ17への通
電電流は、実際の分析時のそれとほぼ同じになるように
調整する。この空焼きによって、ブランク影響が低減さ
れる。
【0019】(3)前記試料32へのハロゲンランプ2
7の光の照射による試料32の前処理および黒鉛るつぼ
17への通電による黒鉛るつぼ17の空焼きが終わる
と、その位置において、試料ホルダ30を180°回転
して、試料受け部33に保持されている試料32を黒鉛
るつぼ17内に投入する。そして、インパルス炉1内に
ヘリウムガスを供給した状態で、上部電極16と下部電
極18を介して黒鉛るつぼ17に通電を行い、黒鉛るつ
ぼ17内の試料32を加熱融解し、ガスを抽出するので
ある。
【0020】前記抽出されたガスは、図2に示したガス
流路2を流れ、このガス流路2の後段に設けられた非分
散型赤外線ガス分析計5において、COガスが検出さ
れ、熱伝導度分析計9,13において、N2 ガス、H2
ガスが検出される。非分散型赤外線ガス分析計5および
熱伝導度分析計9,13の出力は、データ処理部におい
て信号処理され、O濃度、N濃度およびH濃度が得られ
る。
【0021】上述したように、上記第1の発明の元素分
析装置においては、分析に供される試料32に対して、
その分析前にハロゲンランプ27の光を照射し、試料3
2の表面が400〜600℃となることによって、試料
32の取扱い時などに試料32の表面に付着した付着物
を完全に除去することができ、付着物に含まれるO、N
およびHの測定結果への影響を避けることができる。そ
して、前記試料32を収容してこれを加熱融解させる黒
鉛るつぼ17については、分析前に空焼きするようにし
ているので、これに含まれるO、NおよびHの測定結果
への影響を避けることができる。したがって、上記発明
によれば、試料32中のO、NおよびHをそれらが微量
であっても、精度よく測定することができる。
【0022】なお、上記実施の形態においては、ガス分
析部4を、非分散型赤外線ガス分析計5および熱伝導度
分析計9,13によって構成しているが、これに代え
て、質量分析計を用いてもよい。このようにした場合、
分析計として種々のものを用いる必要がないとともに、
酸化触媒6、CO2 除去器7,11、脱水器8,12、
常温酸化剤10などを設ける必要がなくなる。
【0023】図4および図5は、第2の発明を示すもの
である。この第2の発明における元素分析装置は、試料
中のC、SおよびNのうちの少なくともいずれか一つを
定量分析するように構成されている。
【0024】すなわち、図5において、41は加熱炉と
しての高周波加熱炉で、酸素ガスが供給された状態で試
料を燃焼させ、そのとき発生するCOガス/CO2 ガス
およびSO2 ガスを赤外吸収法により分析するととも
に、NO2 ガスをNOガスに代えて化学発光分析法によ
って分析するもので、高周波加熱炉41の後段に接続さ
れるガス流路42には、高周波加熱炉41において抽出
されたCOガス/CO2ガス、SO2 ガスおよびNO2
ガスに含まれる酸化ダスト、水分をそれぞれ除去するダ
ストフィルタ43、除湿器44が設けられ、その後段に
はガス分析部45が設けられている。
【0025】そして、前記ガス分析部45には、高周波
加熱炉41において抽出されたガスに含まれるCOガス
を酸化してCO2 ガスに変換する酸化触媒46とCO2
を検出するための非分散型赤外線ガス分析計47とを直
列に設けたラインと、SO2を検出するための非分散型
赤外線ガス分析計48を設けたラインと、NO2 ガスを
NOガスに変換するコンバータ49とNOガスを測定す
る化学発光式ガス分析計(CLD)を用いたNOX 計5
0とを直列に設けたラインとは並列に設けられている。
非分散型赤外線ガス分析計47,48およびNOX 計5
0の出力は、図示していないデータ処理部(例えばマイ
クロコンピュータ)において信号処理され、C濃度、S
濃度およびN濃度が得られる。ここまでの構成は、従来
のこの種の元素分析装置の構成と変わるところがない。
【0026】次に、この発明における元素分析装置の特
徴的構成について、図4を参照しながら説明する。図4
は、高周波加熱炉41およびこれの近傍における構成を
概略的に示すもので、この図において、51は炉本体
で、その内部空間52には、磁製るつぼ53を保持する
るつぼ台54が設けられている。このるつぼ台54は、
図示していない上下動機構により内部空間52を昇降
し、所定の位置で停止できるように構成されている。5
5は炉本体51の上部外部に巻設される高周波コイルで
ある。56は炉本体51の上部に形成される試料投入路
である。57は内部空間53に対して酸素ガスを供給す
る酸素ガス供給路で、58は酸素ガスボンベである。
【0027】そして、上記のように構成された高周波加
熱炉41には、第1の発明のインパルス炉1と同様に、
その上部に試料供給装置22Aが設けられている。この
試料供給装置22Aは、第1の発明における試料供給装
置22Aと全く同様の構成であるので、対応する部分に
同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0028】上記構成の元素分析装置の動作を説明す
る。この元素分析装置においては、磁製るつぼ53は、
予め空焼きされている。
【0029】(11)まず、磁製るつぼ53をるつぼ台
54に載置し、るつぼ台54を上昇して、磁製るつぼ5
3を高周波コイル55の位置において保持する。そし
て、試料ホルダ30を左方にスライドし、その試料受け
部33を上面に向け、その開口を試料投入口26に合致
させる。この状態で、試料32としての鉄鋼を試料投入
口26を介して試料受け部33に入れる。
【0030】(12)次に、試料ホルダ30を右に移動
させ、試料32を保持した試料受け部33を前処理室2
5の位置に合致させる。この場合、前処理室25は、予
め真空ポンプによって所定の真空状態にされている。そ
して、ハロゲンランプ27を点灯し、その光を前処理室
25に位置する試料受け部33内の試料32に対して照
射して、所定の前処理を行う。この照射時間は、1〜3
分程度でよい。
【0031】(13)前記試料32へのハロゲンランプ
27の光の照射による試料32の前処理が終わると、そ
の位置において、試料ホルダ30を180°回転して、
試料受け部33に保持されている試料32を黒鉛るつぼ
53内に投入する。そして、高周波加熱炉41内に酸素
ガスを供給した状態で、高周波コイル55に高周波電流
を流して、磁製るつぼ53を発熱させ、これに収容され
ている試料32を加熱融解し、ガスを抽出するのであ
る。
【0032】前記抽出されたガスは、図5に示したガス
流路42を流れ、このガス流路42に設けられたダスト
フィルタ43および除湿器44においてそれぞれ酸化ダ
ストおよび水分が除去され、非分散型赤外線ガス分析計
47において、CO2 ガスが検出され、非分散型赤外線
ガス分析計48において、SO2 ガスが検出され、NO
X 計50において、NOガスが検出される。これらの非
分散型赤外線ガス分析計47,48およびNOX 計50
の出力は、データ処理部において信号処理され、C濃
度、S濃度およびN濃度が得られる。
【0033】上述したように、上記第2の発明の元素分
析装置においては、分析に供される試料32に対して、
その分析前にハロゲンランプ27の光を照射し、試料3
2の表面が400〜600℃となることによって、試料
32の取扱い時などに試料32の表面に付着した付着物
を完全に除去することができ、付着物に含まれるC、S
およびNの測定結果への影響を避けることができる。そ
して、前記試料32を収容してこれを溶解させる磁製る
つぼ53については、分析前に別途空焼きしたものを用
いるようにしているので、これに含まれるC、Sおよび
Nの測定結果への影響を避けることができる。したがっ
て、上記発明によれば、試料32中のC、SおよびNを
それらが微量であっても、精度よく測定することができ
る。
【0034】なお、上記実施の形態においては、ガス分
析部45に非分散型赤外線ガス分析計47,48および
NOX 計50などを設けて構成しているが、これに代え
て、質量分析計を用いてもよい。このようにした場合、
分析計として種々のものを用いる必要がないとともに、
酸化触媒46やコンバータ49を設けなくてもよい。
【0035】図6は、第3の発明を示すものである。こ
の第3の発明における元素分析装置は、試料中のC、
S、N、Hのうちの少なくともいずれかを一つを定量分
析するように構成されている。この元素分析装置におい
ては、抽出セルにおいて発生した、CO2 ガス、SO2
ガス、NO2 ガス、H2 ガスをそれぞれ検出するように
構成されている。
【0036】図6において、61は円筒状の抽出セル
で、例えば内径20mm、長さ130mmの石英管より
なり、上下方向に立設されている。62は抽出セル61
の下部開口を封止する部材を兼ねた試料ホルダで、上下
動機構63によって上下方向(矢印AまたはB方向)に
移動し、抽出セル1の下部開口を封止または開放する。
64は試料ホルダ62の上面側に設けられたハロゲンラ
ンプで、その上面側にはレンズ65が設けられている。
このハロゲンランプ64は、第1発明および第2発明に
おけるハロゲンランプ27と同様に構成されている。
【0037】66は金属試料67を浮揚させ、その状態
で加熱融解させるための高周波コイル(レビテーション
コイルともいう)で、上下動機構68によって抽出セル
1に沿って上下方向(矢印AまたはB方向)に移動し、
所望の位置に停止するように構成されている。そして、
この高周波コイル66には、図示していない高周波電源
が接続されている。
【0038】69は抽出セル61にガスを導入するガス
吹き出しノズルで、そのノズル端69aは下方に向いて
おり、その上流側にはガス供給路70が接続されてい
る。そして、このガス供給路70には、バルブ71,7
2を介して不活性ガスボンベ73、酸素ガスボンベ74
が接続されている。
【0039】75は抽出セル61において発生したガス
を導出するガス導出管で、その下流側に発生ガス流路7
6が接続されている。そして、この発生ガス流路76に
は、発生ガス中に含まれる酸化鉄などの酸化ダストを除
去するダストフィルタ77、三方電磁弁78、発生ガス
中に含まれる水分を除去する除湿器79、三方電磁弁8
0が設けられているとともに、除湿器79をバイパスす
るように三方電磁弁78,80間を接続するガス流路8
1が設けられている。82は三方電磁弁80の後段に設
けられるガス分析部で、図示は省略するが、COガス/
CO2 ガスを検出するための非分散型赤外線ガス分析
計、SO2 ガスを検出するための非分散型赤外線ガス分
析計、NO2 ガスを検出するための化学発光式ガス分析
計(CLD)およびH2 ガスを検出する熱伝導度分析計
が設けられている。
【0040】次に、上記構成の元素分析装置の動作につ
いて説明する。今、金属試料67として鉄鋼を用いるも
のとする。分析対象の鉄鋼を切断機で切断して適宜大き
さの円柱状または球状とする。このような金属試料67
を、試料ホルダ62に載せる。
【0041】そして、前記試料ホルダ62を矢印A方向
に上昇し、金属試料67を抽出セル61内に収容すると
ともに、抽出セル61の下部開口を閉じる。この状態
で、バルブ71を開いて、不活性ガス(例えばヘリウム
ガス)をガス吹き出しノズル69から抽出セル61内に
供給しながらハロゲンランプ64を点灯し、その光を金
属試料67に照射する。この照射時間は1〜3分程度で
ある。
【0042】前記状態において、高周波コイル66を矢
印B方向に下降させ、金属試料67を高周波コイル66
内に位置させる。その状態で、高周波コイル66に高周
波電流を通電すると、金属試料67に誘起される誘導電
流と高周波コイル66の磁場との相互作用によって金属
試料67に上向き(矢印A方向)の力が働き、これによ
って、金属試料67は重力との釣合いを保ちながら抽出
セル61内において浮揚(高周波浮揚)する。そこで、
高周波コイル66を上方に移動し、前記高周波浮揚した
金属試料67がヘリウムガスを吹き出しているガス吹き
付けノズル69のノズル口69aの下方10〜20mm
の位置にくるようにする。
【0043】一方、金属試料67は、前記浮揚と同時
に、誘導電流が金属試料67自身に流れてジュール熱が
発生することにより、加熱融解される。この金属試料6
7の加熱は、高周波コイル66に通電される高周波電流
の大きさを制御することにより、1000℃までにする
のがよい。このように、ヘリウムガス気流中で金属試料
67が融解することにより、金属試料65に含まれるH
がH2 ガスとなって抽出される。
【0044】前述のようにして発生したH2 ガスは、キ
ャリアガスとしてのヘリウムガスとともにガス導出管7
5を経て発生ガス流路76を流れる。このとき、発生ガ
ス流路76における三方電磁弁78,80はいずれもオ
フで、バイパス流路81側が開状態となっている。した
がって、前記H2 ガス等は、ダストフィルタ77、三方
電磁弁78、バイパス流路81、三方電磁弁80と流れ
る。このとき、ダストフィルタ77において前記H2
スなどに含まれるダストが除去される。したがって、ガ
ス分析部82の前段におけるガス中には、成分としてH
2 が含まれている。
【0045】前記H2 を含むガスは、ガス分析部82の
熱伝導度分析計によって導入されて分析され、これに基
づいてHの量が得られる。
【0046】そして、1000℃以下でのH2 の抽出が
終了すると、抽出セル61に供給するガスをヘリウムガ
スから酸素ガスに切換える。すなわち、バルブ71を閉
じて、バルブ72を開くのである。
【0047】前記抽出セル61にガス吹き付けノズル6
9を介して酸素ガスを供給している状態においては、高
周波コイル66に通電する高周波電流を大きくし、10
00℃以上で金属試料67を燃焼させる。このように、
金属試料67を酸素ガス気流中で燃焼させることによ
り、金属試料67からCOガス/CO2 ガス、SO2
スおよびNO2 ガスが発生する。
【0048】前述のようにして発生したCOガス/CO
2 ガス、SO2 ガスおよびNO2 ガスは、キャリアガス
としての酸素ガスとともにガス導出管75を経て発生ガ
ス流路76を流れる。このとき、発生ガス流路76にお
ける三方電磁弁78,80はいずれもオンで、バイパス
流路81側が閉状態となっている。したがって、前記C
Oガス/CO2 ガス、SO2 ガスおよびNO2 ガスは、
ダストフィルタ77、三方電磁弁78、除湿器79、三
方電磁弁80と流れる。このとき、COガス/CO2
ス、SO2 ガスおよびNO2 ガスに含まれる酸化ダスト
および水分は、それぞれダストフィルタ77、除湿器7
9において除去される。したがって、ガス分析部82の
前段におけるガス中には、成分としてCOガス/CO2
ガス、SO2 ガスおよびNO2 ガスが含まれている。
【0049】前記COガス/CO2 ガス、SO2 ガスお
よびNO2 ガスを含むガスは、ガス分析部82において
分析される。すなわち、COガス/CO2 ガスは非分散
型赤外線ガス分析計において分析され、SO2 ガスは他
の非分散型赤外線ガス分析計において分析され、NO2
ガスは化学発光式ガス分析計において分析される。これ
らのガス分析計の出力は、データ処理部において信号処
理され、C濃度、S濃度およびN濃度が得られる。
【0050】上述したように、上記第3の発明の元素分
析装置においては、分析に供される金属試料67に対し
て、その分析前にハロゲンランプ64の光を照射し、金
属試料67の表面が400〜600℃となることによっ
て、金属試料67の取扱い時などに金属試料67の表面
に付着した付着物を完全に除去することができ、付着物
に含まれるC、S、N,Hの測定結果への影響を避ける
ことができる。したがって、上記発明によれば、金属試
料67中のC、S、NおよびHをそれらが微量であって
も、精度よく測定することができる。
【0051】上記第3の発明において、例えば高周波コ
イル66を上下方向に移動させる代わりに、これを固定
的に設け、試料ホルダ62を抽出セル61内において上
下動させるようにして、金属試料67を高周波コイル6
6の所定の部位に位置させるようにしてもよい。
【0052】この実施の形態においても、ガス分析部8
2に質量分析計を設けてもよいことはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】この発明の元素分析装置によれば、分析
に供される試料に対して、その分析前にハロゲンランプ
からの光を照射するようにして、試料表面に付着してい
る付着物を確実に除去することができ、付着量の変動な
どによる分析結果のばらつきが可及的に抑えることがで
き、鉄鋼を始めとする各種の試料に微量に含まれるN、
O、C、SおよびHなどの元素を精度よく定量分析する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の元素分析装置の要部の構成を概略
的に示す図である。
【図2】第1の発明の元素分析装置の構成を概略的に示
す図である。
【図3】第1の発明の元素分析装置の動作を説明するた
めの図である。
【図4】第2の発明の元素分析装置の要部の構成を概略
的に示す図である。
【図5】第2の発明の元素分析装置の構成を概略的に示
す図である。
【図6】第3の発明の元素分析装置の要部の構成を概略
的に示す図である。
【符号の説明】
1…インパルス炉、4…ガス分析部、17…黒鉛るつ
ぼ、27…ハロゲンランプ、32…試料、41…高周波
加熱炉、45…ガス分析部、53…磁製るつぼ、61…
抽出セル、64…ハロゲンランプ、66…高周波コイ
ル、67…金属試料、82…ガス分析部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インパルス炉内において不活性ガスを供
    給しながら黒鉛るつぼ内の試料を加熱融解し、そのとき
    抽出されるガスをガス分析部において分析し、試料中の
    酸素、窒素および水素のうちの少なくとも一つを定量分
    析するようにした試料中の元素分析装置において、前記
    試料を加熱融解する前に、試料に対してハロゲンランプ
    からの光を照射するとともに、黒鉛るつぼに通電を行っ
    て黒鉛るつぼを空焼きするようにしたことを特徴とする
    試料中の元素分析装置。
  2. 【請求項2】 高周波加熱炉内において酸素ガスを供給
    しながら磁製るつぼ内の試料を燃焼させ、そのとき発生
    するガスをガス分析部において分析し、試料中の炭素、
    硫黄および窒素のうちの少なくとも一つを定量分析する
    ようにした試料中の元素分析装置において、前記試料を
    燃焼させる前に、試料に対してハロゲンランプからの光
    を照射するようにしたことを特徴とする試料中の元素分
    析装置。
  3. 【請求項3】 高周波コイルを巻設した抽出セルに対し
    て不活性ガスまたは酸素ガスのいずれかを供給する一
    方、前記高周波コイルに通電することにより、前記抽出
    セル内において高周波浮揚によって金属試料を空中に保
    持するとともにこの試料を加熱融解し、そのときに発生
    するガスを不活性ガスまたは酸素ガスによってガス分析
    部に搬送し、このガス分析部において前記試料中に含ま
    れる炭素、硫黄、窒素および水素のうちの少なくとも一
    つを定量分析するようにした試料中の元素分析装置にお
    いて、前記試料を加熱融解する前に、試料に対してハロ
    ゲンランプからの光を照射するようにしたことを特徴と
    する試料中の元素分析装置。
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