JP2000055395A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

浴室暖房乾燥機

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JP2000055395A
JP2000055395A JP10222594A JP22259498A JP2000055395A JP 2000055395 A JP2000055395 A JP 2000055395A JP 10222594 A JP10222594 A JP 10222594A JP 22259498 A JP22259498 A JP 22259498A JP 2000055395 A JP2000055395 A JP 2000055395A
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Japan
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bathroom
filter
air
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dryer
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Application number
JP10222594A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakajima
憲一 中島
Fujio Maeda
富士雄 前田
Katsuo Suzuki
勝雄 鈴木
Tetsuo Naito
哲男 内藤
Yasuhide Ishizaki
泰英 石崎
Susumu Sato
佐藤  進
Hiroyoshi Kasahara
啓良 笠原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ125の交換が容易に行えるように
する。 【解決手段】 グリル102の中央部に浴室又は脱衣室
の空気を本体ケースに吸入する際の吸気口215を設
け,また当該吸気口215の周辺4側辺近傍に熱交換器
で暖められた空気を吹出す第1〜第4吹出口240〜2
43を設ける。そして,吸気口215にはフィルタ12
5が着脱自在に設けられると共に,当該吸気口215に
開閉自在,かつ,着脱自在に吸気パネル117を取付け
る。このとき,吸気パネル117の対向する側辺部にフ
ィルタ125が挿着されるフィルタ固定爪を設ける。こ
れにより,熱交換器で暖められた空気をそれぞれ異なる
4方向から吹出すようにすると共に,当該フィルタ12
5を多少弾性変形させるだけでフィルタ固定爪から取外
せるようにしてフィルタ125の交換作業を容易にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,浴室や脱衣室(以
下,浴室等という)を4方向吹出により暖房又は乾燥を
行うことが可能な浴室暖房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅における浴室等の温度は,まだ
誰も入浴していない場合には,外気温とさほど変らない
ため,高齢者のように環境適応力が低下した人にとって
は,冬場等における急激な温度変化が大きなヒートショ
ックとなり,急激な血圧変動を引き起し死亡事故が発生
することがある。
【0003】一方,近年住宅事情の変化により,浴室等
の換気を十分に行うことができない場合があり,浴室等
の壁や天井にカビが発生し易く,当該浴室等を乾燥でき
る手段が望まれている。
【0004】更に,住宅事情の変化により,洗濯物を乾
かすための物干場を確保することが困難な場合も少なく
なく,浴室等を物干場として使用することが提案されて
いる。
【0005】かかる要求に対して,例えば特開平9−6
6199号公報におけるような浴室暖房乾燥機が提案さ
れている。
【0006】上記公報にかかる浴室暖房乾燥機10は,
図15及び図16に示すように,熱源機11からの温水
が循環する熱交換器12,浴室等の空気を当該熱交換器
12を介して循環させるクロスフローファン13,浴室
等の空気を換気するための換気用ファン14,クロスフ
ローファン13や換気用ファン14に電力を供給する電
源ブロック18等を有している。
【0007】そして,当該浴室暖房乾燥機10は,浴室
等の天井に設けられた開口に設置され,天井裏で温水配
管16や排気ダクト15が接続された構成となってい
る。
【0008】浴室暖房乾燥機10,温水配管16及び排
気ダクト15等の据付施工及びこれらのメンテナンス
は,開口に隣接して設けられた点検口17から天井裏に
手を伸して,時には天井裏に入り込んで行うようになっ
ている。
【0009】なお,浴室等に限らず一般的な部屋は,化
粧板が野縁等により支持されて形成される天井,その上
に設けらてネダ等により支持された天井(例えば,2階
の床となるもの)とが存在し,これらで挟まれた空間が
天井裏を構成している。そこで,本明細書では化粧板に
より貼られた天井を浴室天井等と記載し,その上の天井
を本天井と記載する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記構
成にかかる浴室暖房乾燥機10は,温風の吹出しをクロ
スフローファン13により行うため,吹出方向が一方向
吹出となって浴室等内に大きな温度分布が生じる問題が
あった。
【0011】図17は,かかる一方向吹出の場合につい
て浴室の温度分布をシュミュレーションした結果を示し
ている。同図からわかるように,浴室等の主要空間を体
温(36度)前後に設定すると,吹出口近傍の温度を4
0度以上にしなければならない。
【0012】このことは,浴室温度が低いことによるヒ
ートショックについては予防できるが,逆に高温による
ヒートショックによりのぼせて転倒したりする危険があ
る。
【0013】また,温風は浴室等の壁に当らない構成な
ので,入浴者が浴室等の壁に触れて冷たい思いをした
り,浴室等の乾燥を行う場合には乾燥効率が悪くなる問
題がある。
【0014】さらに,近年施工される家屋の浴室等は,
規格寸法(例えば,1坪タイプ等)が多く,また浴室天
井等に用いられる化粧板も規格寸法のものが多くなって
いる。従って,浴室暖房乾燥機10や点検口17を最適
な場所に設けることが困難となる問題がある。
【0015】即ち,浴室等には,浴槽は勿論,戸や窓等
が設けられており,これらに依存して温度分布が決るた
め,浴室暖房乾燥機の設置位置を決定する際には,これ
らの位置や大きさ等を勘案して最適位置に設ける必要が
ある。
【0016】このような最適位置の決定は,実際の温度
分布を想定して施工する必要があるため,据付施工には
これらの知識や経験のある作業者が不可欠となって,作
業性を低下させる要因となると共に施工費用が高くなる
問題がある。
【0017】また,最適位置を決定しても,当該最適位
置が浴室天井の隅であったり化粧板の継目(メジ)の位
置と一致しない場合には不体裁(意匠が悪くなる)にな
るので,最適位置を取るか体裁を取るかを選択しなけれ
ばならなくなる問題がある。
【0018】一方,フィルタの交換は,当該フィルタを
グリルから引抜くことにより行っているが,これでは挿
着が面倒になると共に,タイル貼りされた浴室等の場合
には,作業者が大きく体重移動すると脚立が滑ったりす
る危険がある。
【0019】そこで,本発明は,4方向吹出を可能にし
て効率的に浴室等の暖房及び乾燥が行えるようにすると
共に,フィルタの交換が容易に行えるようにした浴室暖
房乾燥機を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1にかかる発明は,熱源機から供給される温
水と空気とを熱交換させる熱交換器及び,浴室又は脱衣
室の空気を熱交換器を介して循環させる循環装置を収納
する本体ケースと,中央部に浴室又は脱衣室の空気を本
体ケースに吸入する際の吸気口が設けられると共に,当
該吸気口の周辺4側辺近傍に熱交換器で暖められた空気
を吹出す第1〜第4吹出口が設けられて,本体ケースに
取付けられるグリルと,フィルタが着脱自在に設けられ
ると共に,吸気口に開閉自在,かつ,着脱自在に取付け
られた吸気パネルとを有することを特徴とする。
【0021】請求項2にかかる発明は,吹出パネルの対
向する側辺部にフィルタが挿着されるフィルタ固定爪が
設けられていることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本発明にかかる浴室暖房乾燥機の外
観斜視図であり,図2はその組立分解斜視図,図3は浴
室暖房乾燥機の本体の斜視図,図4は当該浴室暖房乾燥
機を浴室及び脱衣室に据付けたときの様子を示す図,図
5は浴室天井に据付けられた浴室暖房乾燥機の側面図で
ある。
【0023】当該浴室暖房乾燥機100は,浴室等の空
気を温水と熱交換させて当該浴室等を暖めると共に換気
する本体101,該本体101の前面(浴室等の側)に
据付られたグリル102,本体101を天井に据付るた
めの据付装置103等を有している。
【0024】据付装置103は,野縁104等に固定さ
れる野縁固定具105,該野縁固定具105に本体10
1を垂下して,当該本体101を固定する吊下部材10
6等により構成されている。
【0025】野縁固定具105は,図6に示すように方
形をなすアングルで,各コーナ部には雌ネジ107が固
着され,側板108に複数の貫通穴109が設けられ
て,野縁104にネジ止めする構成となっている。
【0026】吊下部材106は,図7に示すようにボル
ト110及びワッシャ111から構成されている。ボル
ト110は,先端に先端ネジ部112が形成されると共
に後端に後端ネジ部113が形成され,かつ,これらの
中間領域114の直径は,先端ネジ部112及び後端ネ
ジ部113のネジ谷がなす直径より適宜小さくなってい
る。
【0027】一方,ワッシャ111は中央穴115まで
切込116が形成されている。この切込116の寸法D
1は,ボルト110の中間領域114の直径D2より適
宜大きく,かつ,ボルト110の頭部がなす直径D3よ
り適宜小さくなっている。
【0028】グリル102は図8に示すように,4方の
周辺部に第1〜第4吹出口240〜243を開閉するよ
うに第1〜第4ルーバ244〜247が設けられ,当該
第1〜第4ルーバ244〜247により温風の吹出方向
を設定するようになっている。
【0029】また,グリル102の中央には周囲が段差
に形成されたグリル開口215が設けられて,当該グリ
ル開口215に吸気パネル117が填るようになってい
る。そして,該グリル開口215の一端近傍には,ヒン
ジ穴118が設けられ,対向する他端近傍には係合部1
19が設けられている。
【0030】一方,吸気パネル117の一端には,頭部
が脚部より幅広に形成された概略「T」字状のヒンジ爪
120が突設され,対向する端部には開閉ボタン121
が設けられている。また,吸気パネル117の裏面(本
体101側)の対向する端部には,それぞれ図示しない
フィルタ支持爪が設けられてフィルタが脱着可能になっ
ている。
【0031】そして,吸気パネル117をグリル102
に据付るときは,ヒンジ爪120の頭部123をヒンジ
穴118の挿入部124から挿入し,吸気パネル117
をグリル開口215に填め込む。これにより,吸気パネ
ル117に設けられた開閉ボタン121が,グリル10
2の係合部119に係合して吸気パネル117が装着さ
れる。
【0032】吸気パネル117を開くときは,開閉ボタ
ン121を押して係合部119との係合を解除する。こ
れにより,吸気パネル117は,ヒンジ爪120を中心
に回転して,観音開きする。
【0033】もし,吸気パネル117を洗浄等するため
に取外したい場合は,このような状態でヒンジ爪120
をヒンジ穴118の挿入部124から取外せばよい。
【0034】また,吸気パネル117にフィルタ125
を取付けるときは,フィルタ125の一端をフィルタ支
持爪に挿入し,そしてフィルタ125を多少弾性変形さ
せて反対側のフィルタ支持爪に押込むことにより行う。
フィルタ125の取外しは,この逆の手順で行う。
【0035】従って,吸気パネル117及びフィルタ1
25の脱着が容易になる利点があり,特にフィルタ12
5を引抜いたりする必要がないので脚立等に立ったまま
でも安心して交換作業をすることが可能になっている。
【0036】図9は本体101の内部構成を示す斜視図
で,当該本体101は浴室等の空気を吸気して,これを
温風にした後,再度浴室等に送風する加熱部128,該
加熱部128からの温風を4つの第1〜第4吹出口24
0〜243に導く導風部161,浴室等の空気等を換気
する換気部130,加熱部128や換気部130を駆動
制御する制御部131等を有し,これらが本体ケース1
32内に収納されている。
【0037】なお,本体ケース132内は,仕切板13
3により加熱部128等が収納される加熱室と換気部1
30や制御部131等が収納される制御室とに区画され
て,少なくとも制御室には浴室等の湿度の高い空気が侵
入しないようになっている。
【0038】加熱部128は,図10に示すように,3
辺からなる概略「コ」字状に形成されて,浴室等の空気
を温水配管137を介して熱源機136から循環してき
た温水と熱交換させる熱交換器138,浴室等の空気を
吸気して熱交換器138を介して循環させる吐出す循環
用送風機139等により構成されている。
【0039】導風部161は,図11及び図12に示す
ように,第1〜第3吹出窓162〜164が形成されて
加熱室をカバーするように設けられた加熱室カバー12
6,第4吹出口243と位置が一致するように第4吹出
窓165が設けられて制御室をカバーする制御室カバー
127,加熱室と制御室とが連通することなく,第4吹
出窓165を加熱室に連通させる温風ガイド166等に
より構成されている。
【0040】温風ガイド166は,側壁の一つが開口さ
れて温風導入口176をなすと共に上面が開口されてな
る箱体で,第4吹出窓165が位置する制御室カバー1
27の裏面に固着されて,温風導入口176から導入さ
れた温風が上面の開口を介して第4吹出口243から吹
出されるようになっている。
【0041】次に,上記構成の浴室暖房乾燥機100の
据付手順及び保守点検手順を図4に示す浴室と脱衣室と
に浴室暖房乾燥機100を据付,熱源機136からの温
水は脱衣室の浴室暖房乾燥機100に供給される場合を
例に説明する。
【0042】また,浴室暖房乾燥機100の据付は,既
存住宅に据付る場合であって,浴室天井及び脱衣室天井
の野縁104の間隔が60cmの場合について説明す
る。しかし,本発明は,これらに限定されるもので無
く,新築住宅に据付けてもよいことは明らかである。
【0043】なお,野縁104には化粧天井板が固定さ
れて,当該化粧天井板のメジの位置が野縁104の位置
となっているものとする。
【0044】このような前提で据付手順や保守点検手順
を説明するが,浴室等及び脱衣室における浴室暖房乾燥
機100の共通する据付手順等は,これらの区別を行わ
ないで説明する。
【0045】先ず,浴室暖房乾燥機100を据付るため
の据付開口212を浴室天井等に設ける。当該浴室暖房
乾燥機100の本体ケース132の寸法は例えば53c
mとし,据付開口212は例えば55cmの正方形とす
る。また,グリル102の寸法は野縁104の間隔より
広い寸法で,例えば61cmとする。
【0046】規格住宅における野縁104間の最小幅が
60cmであるので,上記寸法に設定するならば,どの
ような規格住宅でも据付けることができるようになり,
野縁104の間を広げたりする作業及びそれに伴うコス
ト不要になる。
【0047】熱源機136からの温水配管137を脱衣
室の浴室暖房乾燥機100まで配管する。このとき,温
水配管137は後述する理由から適宜長めに配管する。
また,換気ダクト216を据付開口212の近傍まで配
設しておく。さらに制御線213を配線しておく。
【0048】次に,野縁104に野縁固定具105を固
定する。そして,野縁固定具105の雌ネジ107に,
ボルト110の先端ネジ部112を螺合させて,当該ボ
ルト110が据付開口212から吊下がった状態にして
おく。
【0049】このような状態が完了した後,図13に示
すように,浴室暖房乾燥機100の本体101を持上
げ,当該本体101の周辺4隅に設けられた吊下穴17
7にボルト110を通す。この吊下穴177はボルト1
10の頭より適宜大きく,かつ,ワッシャ111より小
さく形成されている。
【0050】そして,ワッシャ111を切込116から
ボルト110に挿入し,当該ボルト110の頭にワッシ
ャ111を当接させて本体101を下げる。吊下穴17
7はワッシャ111より小さいので,本体101はワッ
シャ111に当接して中吊状態となる。図14は,この
ときの様子を示す断面図である。
【0051】浴室等及び脱衣室の浴室暖房乾燥機100
をこのような中吊状態にした後,温水配管137の接続
及び制御線213の接続を行う。
【0052】温水配管137は,適度にフレキシブルな
樹脂管等が用いられ,かつ,長めに配管されているの
で,当該温水配管137の端部を浴室側等に引出して給
排水部230に接続する。
【0053】これにより温水配管137及び制御線21
3の接続が完了し,次に本体101を所定位置に固定す
る。当該本体101の固定は,ボルト110の先端ネジ
部112が雌ネジ107を越えるまで回して,雌ネジ1
07が中間領域114に位置するようにする。そこで,
本体101及びボルト110を押上げて,後端ネジ部1
13と雌ネジ107とを螺合させることにより行う。
【0054】本体101が所定位置に固定された後,制
御室カバー127を取外し(予め取外しておいてもよ
い),本体ケース102の内側から排気ダクト15を当
該本体ケース102に引込むようにして接続する。
【0055】そして,グリル102を本体101にネジ
止めし,4つの第1〜第4ルーバ244〜247の角度
を温風が適宜所望の方向に送風されるように調整して浴
室暖房乾燥機100の据付作業が完了する。
【0056】なお,据付装置103の状態,据付開口2
12の形成状態或は化粧天井板の固定状態等により,本
体101が化粧天井板のメジと平行にならない場合があ
る。このとき,本体ケース132の端部とメジとは近接
しているので,多少の非平行状態でも目立ってしまい微
調整が必要になる。
【0057】しかし,本発明にかかるグリル102の寸
法は,化粧天井板より大きめに設定されているので,か
かる天井化粧板のメジが隠されて多少の非平行状態でも
目立なくすることができるようになっている。
【0058】このようにして据付られた浴室暖房乾燥機
100の保守点検を行うときは,上述した据付手順を遡
ることにより可能である。
【0059】例えば,フィルタ125の交換や洗浄を行
う場合,または他の部材に比べて故障頻度の高い制御部
131を保守点検する場合は以下のように行われる。
【0060】フィルタ125を交換するときは,グリル
102の開閉ボタン121を押して,当該開閉ボタン1
21と係合部119との係合を解除する。これにより,
吸気パネル117がヒンジ爪120を中心に回転して浴
室側に観音開きする。そこで,フィルタ125をフィル
タ支持爪から外して交換,洗浄する。
【0061】一方,制御部131を保守点検する場合に
は,グリル102を本体101に固定しているネジを取
り,当該グリル102を取外し,制御室カバー127を
取外す。
【0062】当該制御室カバー127の裏面には,温風
ガイド166が固着されているので,制御室カバー12
7を取外すことにより制御部ケース202を開けること
が可能になる。
【0063】そこで,抜防止用突起205と抜防止用突
起係合穴207との係合を解除する。これにより,電装
部品支持部材203は所定位置まで降り,そして落下防
止用爪206が落下防止用爪係止208に係合して停止
する。
【0064】電装部品支持部材203を完全に取外した
い場合には,落下防止用爪206と落下防止用爪係止2
08との係合を解除する。これにより,電装部品支持部
材203の交換や修理等を行うことが可能になる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば,グリルの中央部に吸気口を設けると共にそ
の周辺に第1〜第4吹出口を設け,当該吸気口にフィル
タが着脱自在に設けられると共に,吸気口に開閉自在,
かつ,着脱自在に取付けられた吸気パネルを取付けるよ
うにしたので,熱交換器で暖められた空気をそれぞれ異
なる4方向から吹出すことができるようになると共に,
フィルタの交換等を容易に行うことができるようにな
る。
【0066】請求項2にかかる発明によれば,吹出パネ
ルの対向する側辺部にフィルタを挿着するフィルタ固定
爪を設けたので,フィルタを引出したりすることが無く
なり当該フィルタの交換作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される浴室暖
房乾燥機の斜視図である。
【図2】浴室暖房乾燥機の分解斜視図である。
【図3】グリルを取除いたときの浴室暖房乾燥機本体の
斜視図である。
【図4】浴室及び脱衣室に浴室暖房乾燥機を設けたとき
の模式図である。
【図5】浴室暖房乾燥機を据付けたときの側面図であ
る。
【図6】野縁固定具の構成図である。
【図7】吊下部材の構成図である。
【図8】グリルの斜視図である。
【図9】浴室暖房乾燥機本体の内部構成を示す斜視図で
ある。
【図10】熱交換器の構成図である。
【図11】加熱室カバーの上面図である。
【図12】制御室カバーの斜視図である。
【図13】浴室暖房乾燥機本体の取付状況を示す模式図
である。
【図14】浴室暖房乾燥機本体を据付けたときの側面図
である。
【図15】従来の技術の説明に適用される浴室暖房乾燥
機を浴室に取付けたときの模式図である。
【図16】従来の技術の説明に適用される浴室暖房乾燥
機の構成図である。
【図17】従来の技術の説明に適用される一方向吹出の
温度分布図である。
【符号の説明】
100 浴室暖房乾燥機 101 本体 102 グリル 103 据付装置 104 野縁 117 吸気パネル 125 フィルタ 128 加熱部 130 換気部 132 本体ケース 136 熱源機 138 熱交換器 139 循環用送風機 161 導風部 162〜164 第1〜第3吹出窓 215 吸気口 240〜243 第1〜4吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 内藤 哲男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石崎 泰英 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 進 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 笠原 啓良 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L071 AA02 AB03 AC06 AD01 AD05 3L072 AA06 AB01 AB06 AD01 AD02 AD17 3L113 AA01 AB01 AC16 AC52 AC53 AC54 AC66 BA39 DA07 DA11 DA22 4L019 BA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機から供給される温水と空気とを熱
    交換させる熱交換器及び,浴室又は脱衣室の空気を前記
    熱交換器を介して循環させる循環装置を収納する本体ケ
    ースと,中央部に浴室又は脱衣室の空気を前記本体ケー
    スに吸入する際の吸気口が設けられると共に,当該吸気
    口の周辺4側辺近傍に前記熱交換器で暖められた空気を
    吹出す第1〜第4吹出口が設けられて,前記本体ケース
    に取付けられるグリルと,フィルタが着脱自在に設けら
    れると共に,前記吸気口に開閉自在,かつ,着脱自在に
    取付けられた吸気パネルとを有することを特徴とする浴
    室暖房乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記吹出パネルの対向する側辺部に前記
    フィルタが挿着されるフィルタ固定爪が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の浴室暖房乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196970A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Panasonic Corp 天井埋込形換気扇

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