JP2000055269A - 合成樹脂製迅速継手 - Google Patents

合成樹脂製迅速継手

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JP2000055269A
JP2000055269A JP10234885A JP23488598A JP2000055269A JP 2000055269 A JP2000055269 A JP 2000055269A JP 10234885 A JP10234885 A JP 10234885A JP 23488598 A JP23488598 A JP 23488598A JP 2000055269 A JP2000055269 A JP 2000055269A
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JP
Japan
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plug
cylinder
valve
synthetic resin
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10234885A
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English (en)
Inventor
Kotaro Shiozaki
孝太郎 塩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujipura Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fujipura Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は合成樹脂製の迅速継手に関し、ソ
ケット体およびプラグの脱着に関与する掴持具を合成樹
脂材で形成し、しかもソケット体に設けた弁体を通孔を
設けた弁筒およびパッキンとを芯材に挿通し、芯材の端
末部をカシメ固定することで形成したものである。また
ソケット体を円筒と弁体とを備えたアダプタ部とで形成
したものである。 【解決手段】 ソケット体とプラグの脱着を掴持具の操
作杆を操作することで行うようにした迅速継手に係る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は合成樹脂製の迅速
継手に関し、ソケット体およびプラグの脱着に関与する
掴持具の全部を合成樹脂材で形成し、しかもソケット体
に設けた弁体を通孔を設けた弁筒およびパッキンとを芯
材に挿通し、この芯材の端末部をカシメ固定することで
形成したもので、これによって従来案出されていなかっ
た弁体付き合成樹脂製迅速継手を提供しようとするもの
である。
【0002】
【従来の技術】この出願の出願人は特開平8−1707
78号で爪付スナップリングを用いた迅速継手について
技術開示している。上記した迅速継手は図8に示すよう
に、2個の爪体11’,11’とスナップ体12’,1
2’と前記両部間を接続している弾性帯13’,13’
とでほぼ楕円形に形成されている。上記したスナップリ
ング1’はスナップ体12’,12’を矢印方向の内側
に押圧することで弾性帯13’,13’を介して爪体1
1’,11’を矢印方向の外側に押出す構造とされてい
る。また合成樹脂製ホースに対する継手として爪付掴持
具がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術として開示さ
れているものはいずれも合成樹脂管またはホースあるい
はチューブに適用するもので流体に対する弁機構を具備
するものではなかった。この発明は弁機構を備えた合成
樹脂製迅速継手を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は迅速継手の構
成部材としてソケット体内に弁体を設け、この弁体の開
閉をプラグの脱着に応動して行うものであり、しかもプ
ラグの脱着をソケット体に組付けた掴持具によって行う
ようにした合成樹脂製迅速継手を提供しようとするもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明に係る合成樹脂製迅速継
手の構成部材について説明すれば次のとおりである。図
1は合成樹脂製の掴持具を符号1として示したもので、
この掴持具は2個の対称形の掴持腕10で形成されてお
り、この掴持腕は円環11に基部を連接して直角方向に
延出する曲面腕12とこの腕にU字形に連接する操作杆
13とで形成されている。また前記両部材の連接部16
に錠止溝14が形成されており、また操作杆13,規制
段部15が形成されている。図示のように掴持腕10は
それぞれ対称位置に同一構造として形成されている。な
お曲面腕の曲率は後で説明する円筒の曲率と同じように
形成されている。
【0006】図2は掴持具の使用態様を示したもので、
合成樹脂製の円筒2に形成した開口溝21に連接部を格
納させ、曲面腕12と操作杆13とで開口溝の開口壁2
2を挟持するように取付けられている。この取付状態で
は開口壁22の壁面角23と規制段部15とが対接され
ており、この取付状態において操作杆13と開口溝21
間には間隙Cが存在しているので、この対接点を支点と
して操作杆13を矢印方向に押下げれば連接部16は矢
印方向に拡開するものである。なお他の掴持腕10につ
いても同一構成である。図3はこの発明に係る迅速継手
に適用される弁体が符号3として示されている。
【0007】この弁体は全体が筒型として形成されてお
り、所定径の頭部33とこれに連なる杆34よりなる芯
材にパッキン32と合成樹脂製の弁筒31を挿通し、杆
34の端末35をカシメて弁体を形成している。また弁
筒31の下端には頭部とほぼ同径の顎部36が形成され
ている。なお端末の取付手段としてはねじ止、融着など
の手段が採用できる。
【0008】図4は迅速継手を構成するソケット体を示
したもので、このソケット体20は円筒2内に掴持具1
を組付け、しかも弁体3を所定位置に取付けて構成され
ている。円筒2に対する組付けについては図2で既に説
明しているので弁体3の取付について説明すれば次のと
おりである。弁体3は弁体の顎部36を円筒内に滑合状
に挿入し、パッキン32が円筒2の弁座24に対接する
ように取付けられている。またこの弁体3は前記した弁
座24と顎部36内に内挿したばね25によって常態に
おいて弁口26を閉塞するように取付けられている。ま
た円筒内には後で説明するプラグのためのシール材27
が設けられている。なお符号28はねじ部である。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図5により説明すれば次
のとおりである。この発明に係る合成樹脂製迅速継手が
符号30として示されており、この迅速継手30はソケ
ット体20とプラグ4とで構成されている。プラグ30
の円筒体41の外表面には凸条42が形成されており、
プラグの円筒体41がソケットの円筒2内に挿入され、
この凸条42が掴持具の錠止溝14に嵌着した段階で継
手機能が発揮される。この段階で円筒体41の先端43
が弁体3の顎部36をばね25に抗して押上げるのでパ
ッキン32は弁座24から離間し弁口26が開口し、矢
印で示す流体はプラグ側に流入することになる。そして
シール材27によって流体は掴持具1側への漏れを防止
される。
【0010】ソケット体20からプラグ4を解離する場
合には操作杆13を下方(矢印参照)に押下げることで
連接部16が上方に拡開し、凸条42は錠止溝14から
離脱できるものである。この場合、操作杆13と開口溝
21間に間隙Cが存在しなければならない。またこの実
施例の場合、操作杆13の自由端に形成したロック片1
8の段部17を円筒係片29に対接させることで掴持腕
10の解放方向への移動を行なわせることがない。また
曲面腕12の自由端19(円環11)はシール材27へ
の位置規制(バックアップ)を行うよう形成している。
【0011】図6はこの発明に係る迅速継手が継手機能
をもって使用されている場合を示したもので、掴持具1
は流体圧のためにプラグ4と共に矢印方向に所定巾押し
下げられる。この押し下げ巾は図5におけるソケット体
20にプラグ4を挿着した段階で開口溝21と操作杆1
3間に生じていた間隙Cがあったが、操作杆面と開口溝
面とが対接した段階で前記押し下げは停止し、これにと
もなって開口壁の壁面角23と操作杆の規制段部15と
は巾Cだけ離間する。この状態にある操作杆を矢印方向
に押下げても連接部16は上動することがなく連接部の
錠止溝14とプラグの凸条42との嵌着状態を解離させ
ることはない。
【0012】〔他の実施例〕図7はプラグの掴持手段と
してボールを用いた迅速継手を示したもので、プラグの
円筒体41には凹条42が形成されており、この凹条4
2に円筒2のボール担持穴44のボール45をばね46
を介して進退出するスリーブ47によって行うものであ
る。またこの実施例の場合は円筒2に対して弁体3を内
包するねじ28を端末に設けたアダプタ部5を圧入ある
いはねじ着等により固着した場合を示したもので、アダ
プタ部5が金属材の場合に好適である。なお51はシー
ル材である。この実施例の場合も、プラグ先端43によ
って顎部36を押し上げ、弁体3の開閉を行うもので弁
体の機能に関しては先の実施例を相違するものではな
い。この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば弁体の形成部材の材質形状等は任意に選択できる
ものであり、また掴持具の形状,大きさ等は任意に設計
できるものである。その上流体の性情に対応して合成樹
脂材の材料を選択することで所用目的に適用する迅速継
手を形成することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明は全体が円筒型の弁体を円筒内
に設け、この円筒型弁体をプラグで開閉するもので構成
が簡単であり、比較的低圧の放水具に最適である。この
発明に係る合成樹脂製迅速継手は合成樹脂製の掴持具と
プラグとで構成したもので、掴持具はソケット体の円筒
に円環と曲面腕を内装し、操作杆を円筒外に延出するこ
とで組付ができ、しかも操作杆を操作するだけで錠止溝
とプラグの凸条との解離とを嵌着と行なえるもので製造
上の工程の短縮を行えるもので極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】掴持具の説明図である。
【図2】掴持具の使用態様の説明図である。
【図3】弁体の説明図である。
【図4】掴持具および弁体を組付けたソケット体の説明
図である。
【図5】実施例の要部断面図である。
【図6】迅速継手の作用説明図である。
【図7】他の実施例の説明図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 掴持具 11 円環 12 曲面腕 13 操作杆 14 錠止溝 15 規制段部 16 連接部 17 段部 18 ロック片 19 自由端 2 円筒 21 開口溝 22 開口溝 23 壁面角 24 弁座 25 ばね 26 弁口 27 シール材 28 ねじ部 3 弁体 31 弁筒 32 パッキン 36 顎部 4 プラグ 41 円筒体 42 凸条 5 アダプタ部 51 シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒内にばねを介して常態において弁体
    を閉塞状態に維持させると共に円筒内に操作杆によって
    拡開する錠止溝を備えた連接部を内装し、前記錠止溝に
    凸条を嵌着することでプラグを固定し、同時にプラグ先
    端によって弁体の閉塞を解放するように構成したことを
    特徴とする合成樹脂製迅速継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弁体において頭部とこれ
    に連接する杆とで芯材を形成し、この芯材にパッキンお
    よび通孔を形成した弁筒を挿着し、前記芯材の端末をカ
    シメ手段等により固定したことを特徴とする弁体。
  3. 【請求項3】 ソケット体とソケット体内に設けた弁体
    とプラグとで形成される迅速継手において、ソケット体
    を円筒とアダプタ部とで形成し、しかもアダプタ部内に
    弁体を取付けるようにしたことを特徴とする迅速継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112533A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Nitto Kohki Co Ltd 管継手の雌型継手
KR20190001687U (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 김성태 플렉시블 호스

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