JP2000053016A - 四輪操舵作業車 - Google Patents

四輪操舵作業車

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JP2000053016A
JP2000053016A JP10220877A JP22087798A JP2000053016A JP 2000053016 A JP2000053016 A JP 2000053016A JP 10220877 A JP10220877 A JP 10220877A JP 22087798 A JP22087798 A JP 22087798A JP 2000053016 A JP2000053016 A JP 2000053016A
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wheel steering
steering
steering mode
mode
wheel
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Yoshio Fukumuro
嘉男 福室
Ryuichi Kawai
龍一 川合
Takeshi Yokouchi
武史 横内
Takeshi Yoshizawa
剛 吉沢
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Kioritz Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
Kioritz Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転状況、走行環境等が変化した場合や、操
舵モードの切り換え時等においても、操縦性、走行性、
操向性等を低下させることがないようにされた四輪操舵
作業車を提供する。 【解決手段】 ステアリング操作に応じて前輪(12、
12)を転舵させる前輪操舵装置(20)と、前記前輪
(12、12)からは独立して後輪(14、14)を転
舵させる後輪操舵装置(40)と、運転者により操作さ
れる操舵モード選択手段(60)と、この操舵モード選
択手段(60)の操作状態に基づいて、前二輪操舵モー
ド(FWSM)、逆位相四輪操舵モード(FRRM)、
及び、同位相四輪操舵モード(FRSM)のいずれかで
前記後輪操舵装置(40)に対する制御を行う自動制御
手段(100)と、を備え、該自動制御手段(100)
は、運転状況、走行環境等に応じて、前記後輪操舵装置
(40)に対する制御を、前記操舵モード選択手段(6
0)により選択された操舵モードとは異なる他の操舵モ
ードに自動的かつ強制的に切り換えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング操作
に応じて前輪のみを操舵させる前二輪操舵モード、後輪
を前記前輪とは逆位相に転舵させる逆位相四輪操舵モー
ド、及び、前記後輪を前記前輪と同位相に転舵させる同
位相四輪操舵モードの三種類の操舵モードで操舵制御を
行うようにされた四輪操舵作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】スピードスプレーヤ、トラクター等の四
輪作業車にあっては、圃場等において比較的低速で走行
しながら作業を行う場合、一般道路上等を比較的高速で
走行する場合、傾斜地を等高線に沿うように走行する場
合等、運転状況、走行環境等に応じて、それぞれ要求さ
れる操舵特性が異なる。そこで、従来、操舵モード選択
ダイアル等を操作することにより、運転者が任意に、ス
テアリング操作に応じて前輪のみを操舵させる前二輪操
舵モード、後輪を前記前輪とは逆位相に転舵させる逆位
相四輪操舵モード、及び、前記後輪を前記前輪と同位相
に転舵させる同位相四輪操舵モードの三種類の操舵モー
ドのいずれかを選択し、この選択された操舵モードで操
舵制御を行うようにされた四輪操舵作業車が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た如くの従来の四輪操舵作業車においては、次のような
問題が生じるおそれがあった。すなわち、運転者により
選択された操舵モードで操舵制御が行われているとき、
運転状況、走行環境等が変化した場合、その選択されて
いる操舵モードでは、操縦安定性、操向性等が低下する
場合がある。具体的には、例えば、前記逆位相四輪操舵
モードで操舵制御で行われている状態で、傾斜地を等高
線に沿って走行する場合には、車体が傾斜方向に下がる
のを防ぐべくステアリング操作を行っても、後輪は前輪
に対して逆位相に転舵せしめられるので、余計ずり落ち
やすくなるとともに、操縦が難しくなり、操縦安定性、
操向性等が低下する。同様に、例えば、前記逆位相四輪
操舵モード又は前記同位相四輪操舵モードで操舵制御が
行われている状態で、シフトレバーが低変速段から高変
速段に切り換えられた場合にも、走行安定性が低下する
おそれがある。
【0004】また、操舵モードが前記前二輪操舵モード
又は前記同位相四輪操舵モードから前記逆位相四輪操舵
モードに切り換えられたとき、直ちに、後輪を前輪に対
して逆位相に転舵させると、言い換えれば、前記前輪の
舵角が比較的小さいとき(0°〜10°程度のとき)、
前記前輪の舵角に相当する分だけ前記後輪を逆位相に転
舵させると、車体がふらつき、操縦性、走行性が損なわ
れやすい。本発明は、上述した如くの従来の四輪操舵作
業車に関する問題を解消すべくなされたもので、その目
的とするところは、運転状況、走行環境等が変化した場
合や操舵モードの切り換え時等においても、操縦性、走
行性、操向性等を低下させることがないようにされた四
輪操舵作業車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る四輪操舵作業車は、基本的には、ステ
アリング操作に応じて前輪を転舵させる前輪操舵装置
と、前記前輪からは独立して後輪を転舵させる後輪操舵
装置と、運転者により操作される操舵モード選択手段
と、この操舵モード選択手段の操作状態に基づいて、前
記後輪操舵装置に対する制御を、前記後輪の舵角を0°
に維持する前二輪操舵モード、前記後輪を前記前輪とは
逆位相に転舵させる逆位相四輪操舵モード、及び、前記
後輪を前記前輪と同位相に転舵させる同位相四輪操舵モ
ードのいずれかで前記後輪操舵装置に対する制御を行う
自動制御手段と、を備え、該自動制御手段は、運転状
況、走行環境等に応じて、前記操舵モード選択手段によ
り選択された操舵モードとは異なる他の操舵モードに自
動的かつ強制的に切り換えて行うことを特徴としてい
る。
【0006】この場合、具体的な好ましい態様では、車
体が横方向に所定角度以上傾斜したことを検出する横傾
斜検出手段が備えられ、前記自動制御手段は、前記操舵
モード選択手段により前記逆位相四輪操舵モードが選択
されていても、前記横傾斜検出手段により前記車体が横
方向に所定角度以上傾斜していることが検出されたとき
は、前記同位相四輪操舵モードに自動的かつ強制的に切
り換えるようにされる。このように、前記横傾斜検出手
段により前記車体が横方向に所定角度以上傾斜している
ことが検出されたとき、言い換えれば、傾斜地を等高線
に沿って走行しているときには、操舵モードが逆位相四
輪操舵モードであると、車体が傾斜方向に下がるのを防
ぐべくステアリング操作を行っても、後輪は前輪に対し
て逆位相に転舵せしめられるので、余計ずり落ちやすく
なるとともに、操縦が難しくなり、操縦安定性、操向性
等が低下するが、操舵モードを同位相四輪操舵モードに
切り換えることにより、ずり落ちにくくなるとともに、
操縦を容易に行え、操縦安定性、操向性等が向上する。
【0007】他の具体的な好ましい態様では、前記自動
制御手段は、前記操舵モード選択手段において前記逆位
相四輪操舵モード又は前記同位相四輪操舵モードが選択
されている状態で、変速手段が低変速段から高変速段に
切り換えられたとき、前記前二輪操舵モードに自動的か
つ強制的に切り換えるようにされる。このように、変速
段が低変速段から高変速段に切り換えられたとき、操舵
モードを四輪操舵モードから前二輪操舵モードに切り換
えることにより、走行安定性が増し、安全性が向上す
る。
【0008】一方、本発明に係る他の四輪操舵作業車
は、基本的には、前記と同様に、ステアリング操作に応
じて前輪を転舵させる前輪操舵装置と、前記前輪からは
独立して後輪を転舵させる後輪操舵装置と、運転者によ
り操作される操舵モード選択手段と、この操舵モード選
択手段の操作状態に基づいて、前記後輪の舵角を0°に
維持する前二輪操舵モード、前記後輪を前記前輪とは逆
位相に転舵させる逆位相四輪操舵モード、及び、前記後
輪を前記前輪と同位相に転舵させる同位相四輪操舵モー
ドのいずれかで前記後輪操舵装置に対する制御を行う自
動制御手段と、を備え、該自動制御手段は、前記操舵モ
ード選択手段により選択される操舵モードが前記前二輪
操舵モード又は前記同位相四輪操舵モードから前記逆位
相四輪操舵モードに切り換えられても、前記前輪の舵角
が設定値を越えるまでは、前記逆位相四輪操舵モードで
の制御を行わないことを特徴としている。
【0009】このように、前二輪操舵モード又は前記同
位相四輪操舵モードから前記逆位相四輪操舵モードへの
切り換え移行を、前記前輪の舵角が設定値を越えるまで
行わないようにすること、言い換えれば、後輪を前輪に
対して逆位相に転舵させる時期を遅延させることによ
り、車体がふらつきにくくなり、操縦性、走行安定性が
向上する。この場合、好ましい態様では、前記自動制御
手段は、前記操舵モード選択手段において操舵モードが
切り換えられたとき、ステアリング操作により前記前輪
及び前記後輪の舵角が共に0°となった後に、前記後輪
操舵装置に対する操舵モードの切り換えを行うようにさ
れ、これにより、操舵モードの切り換えが確実かつ円滑
に行われ、安全性が増す。
【0010】他の好ましい態様では、前記自動制御手段
は、前輪の舵角と後輪の舵角とのズレが許容範囲を越え
たとき、運転席近傍に設けられた警告ランプを点滅させ
る等の警報を発するようにされ、これにより、舵角セン
サ等のセンサ類や操舵装置等に異常が生じたことを運転
者が直ちに気づき、例えば四輪操舵モードから前二輪操
舵モードに切り換える等の応急処置をとることができる
ので、安全性が増す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る四輪操
舵作業車としてのスピードスプレーヤの一実施形態の外
観を示している。一般に、スピードスプレーヤは、車体
に設置された薬液タンク内の薬液をポンプで車体後部に
配設されたノズルに圧送し、そのノズルから外部に向け
て吹き出される薬液を、車体後部に配設された送風ファ
ンから外部に向けて吹き出される空気流により拡散し、
もって、果樹園等の圃場において走行しながら広域に渡
って効率的に散布作業を行うものである。
【0012】かかるスピードスプレーヤは、前記の如く
果樹園等の特定の狭い空間を走行させる必要があること
から、小回りが効くとともに旋回半径を可能な限り小さ
くすることが望まれる一方、移動時等においては一般道
路上等での走行も必要であり、さらに、傾斜地を等高線
に沿うように走行させる場合もあることから、操舵モー
ドとして、前二輪操舵モードに加えて、逆位相四輪操舵
モード及び同位相四輪操舵モードを取り得るようになす
ことが強く望まれる。
【0013】図1は、前記した如くの要望に応えるべ
く、前記三種類の操舵モードを取り得るようにされたス
ピードスプレーヤ1を示している。図示のスピードスプ
レーヤ1は、車体3のフロント側下部に左右一対の前輪
12、12が配設されるとともに、前記車体3のリア側
下部に左右一対の後輪14、14が配設され、前記車体
3のフロント側中央に運転席2が配置され、中央部に断
面半円形の薬液タンク4が設置されるとともに、この薬
液タンク4の直後にエンジンルーム15が形成され、こ
のエンジンルーム15内に走行用と送風ファン駆動用と
を兼ねるリア配置の単一のディーゼル式等のエンジン
(図示省略)が収容されている。
【0014】前記エンジンルーム15の後部には、風胴
9や吐風口7等で包囲された軸流送風ファン(図示省
略)が配され、前記吐風口7には外部に臨むように所要
数の薬液噴霧ノズル6が配設されている。前記運転席2
近傍には、前記ノズル6に薬液を圧送するポンプ11が
配され、前記ノズル6から外部に噴霧される薬液が、前
記吐風口7から外部に向けて吹き出される前記送風ファ
ンからの空気流により拡散され、それにより、果樹園等
においてステアリングハンドル10を操作しつつ走行し
ながら、薬液の散布作業を行うことができるようになっ
ている。
【0015】図2は、図1に示されるスピードスプレー
ヤ1の前記車体3上に配置されている前記運転席2、前
記薬液タンク4、前記エンジンルーム15、前記風胴9
や前記吐風口7等で包囲された送風ファン、ポンプ11
等を取り除いた状態の、操舵系関連部分の概略構成を示
している。図2に示される前記スピードスプレーヤ1に
おける操舵系には、ステアリング操作(前記ステアリン
グハンドル10による操舵操作)に応じて前記前輪1
2、12を転舵させる前輪操舵装置20と、前記前輪1
2、12からは独立して前記後輪14、14を転舵させ
る後輪操舵装置40と、運転者により操作される操舵モ
ード選択手段としての操舵モード選択ダイヤル60と、
この操舵モード選択ダイヤル60から得られる、運転者
により選択された操舵モードを表す信号に基づいて、前
記後輪14、14の舵角θrを0°に維持する前二輪操
舵モード、前記後輪14、14を前記前輪12、12と
は逆位相に転舵させる逆位相四輪操舵モード(FRR
M)、及び、前記後輪14、14を前記前輪12、12
と同位相に転舵させる同位相四輪操舵モード(FRS
M)のいずれかで前記後輪操舵装置40に対する制御を
行う自動制御手段としてのコントロールユニット100
と、が備えられている。
【0016】前記前輪操舵装置20は、フロント車軸部
29に取付固定され、前記車体3の幅方向に往復移動せ
しめられるタイロッドとしてのピストンロッド26を備
えた前輪操舵用シリンダ25を有し、この前輪操舵用シ
リンダ25の左室25L及び右室25Rに対する作動油
の給排量を前記ステアリングハンドル10の操舵操作に
応じて調節して、前記ピストンロッド26を前記車体3
の幅方向に移動させることにより、前記前輪12、12
を、前記ピストンロッド26の両端に連結されたタイロ
ッドエンド22、22及びナックルアーム21、21を
介して転舵させるようになっている。
【0017】前記前輪操舵用シリンダ25の前記左室2
5L及び前記右室25Rに対する作動油の給排は、オイ
ルタンク31、油圧ポンプ32、分流弁34、ステアリ
ングユニット18を介して行われる。すなわち、前記オ
イルタンク31内の作動油は前記油圧ポンプ32により
吸入されて該ポンプ32内で加圧されて吐出され、前記
ポンプ32から吐出された作動油は、前記分流弁34に
導かれ、該分流弁34の前輪側流量調節部(オリフィ
ス)34fを介して前記ステアリングユニット18に導
入される。
【0018】このステアリングユニット18において
は、前記ステアリングハンドル10の操舵操作に応じ
て、つまり、該ハンドル10を左に切った場合には、前
記分流弁34からの作動油が、前記前輪操舵用シリンダ
25の前記右室25Rに供給されるとともに、前記前輪
操舵用シリンダ25の前記左室25L内の作動油が、前
記ステアリングユニット18を介して前記オイルタンク
31に戻され、これにより、前記ピストンロッド26が
左行して、前記前輪12、12は、図2において実線で
示される直進状態(舵角θfが0°)から、一点鎖線で
示される如くに左回りに転舵せしめられ、逆に、前記ハ
ンドル10を右に切った場合には、前記分流弁34から
の作動油が、前記前輪操舵用シリンダ25の前記左室2
5Lに供給されるとともに、前記前輪操舵用シリンダ2
5の前記右室25R内の作動油が、前記ステアリングユ
ニット18を介して前記オイルタンク31に戻され、こ
れにより、前記ピストンロッド26が右行して、前記前
輪12、12は、右回りに転舵せしめられる。
【0019】一方、前記後輪操舵装置40は、リア車軸
部49に取付固定され、前記車体3の幅方向に往復移動
せしめられるタイロッドとしてのピストンロッド46を
備えた後輪操舵用シリンダ45を有し、この前輪操舵用
シリンダ45の左室45L及び右室45Rに対する作動
油の給排量を調節して、前記ピストンロッド46を前記
車体3の幅方向に移動させることにより、前記後輪1
4、14を、前記ピストンロッド46の両端に連結され
たタイロッドエンド42、42及びナックルアーム4
1、41を介して転舵させるようになっている。
【0020】前記後輪操舵用シリンダ45の前記左室4
5L及び前記右室45Rに対する作動油の給排は、前記
オイルタンク31、前記油圧ポンプ32、前記分流弁3
4、ダブルソレノイド形の電磁切換弁35、及び、パイ
ロットチェック弁39を介して行われる。すなわち、前
記オイルタンク31内の作動油は前記油圧ポンプ32に
より加圧されて吐出され、該油圧ポンプ32から吐出さ
れた作動油は、前記分流弁34の後輪側流量調節部(オ
リフィス)34rから前記電磁切換弁35に導かれる。
なお、前記分流弁34における前記前輪側流量調節部3
4fと、前記後輪側流量調節部34rと、における流量
比は、6対4とされており、前記前輪操舵用シリンダ2
5に供給される作動油量に比して、前記後輪操舵用シリ
ンダ45に供給される作動油量の方が少量となってお
り、そのため、単位時間当たりの前記前輪12、12の
操舵角変化量より前記後輪14、14のそれの方が小さ
くされる。
【0021】前記電磁切換弁35においては、その二つ
のソレノイド36、37が共に通電励磁されていないと
きには、内蔵スプールが図示の中立位置をとり、このと
きは、前記分流弁34からの作動油が当該電磁切換弁3
5を介して前記オイルタンク31に戻され、前記二つの
ソレノイド36、37のうちの一方のソレノイド36が
通電励磁されたときには、内蔵スプールが図で見て左方
へ移動して第一作動位置をとり、このときは、前記分流
弁34からの作動油が当該電磁切換弁35を介して前記
後輪操舵用シリンダ45の左室45Lに供給されるとと
もに、前記後輪操舵用シリンダ45の右室45R内の作
動油が当該電磁切換弁35を介して前記オイルタンク3
1に戻され、これにより、前記ピストンロッド46が右
行して、前記後輪14、14は、図2において実線で示
される直進状態(舵角が0°)から一点鎖線で示される
如くに左回りに転舵せしめられ、逆に、前記二つのソレ
ノイド36、37のうちの他方のソレノイド37が通電
励磁されたときには、前記内蔵スプールが図で見て右方
へ移動して第二作動位置をとり、このときは、前記分流
弁34からの作動油が、当該電磁切換弁35を介して前
記後輪操舵用シリンダ45の右室45Rに供給されると
ともに、前記後輪操舵用シリンダ45の左室45L内の
作動油が、前記電磁切換弁35を介して前記オイルタン
ク31に戻され、これにより、前記ピストンロッド46
が左行して、前記後輪14、14は、右回りに転舵せし
められる。
【0022】そして、前記後輪操舵装置40に対する制
御を行う前記コントロールユニット100には、前記操
舵モード選択ダイヤル60からの、運転者によりいずれ
の操舵モードが選択されているかを表す信号、前記前輪
12、12の舵角を検出する前輪舵角センサ51からの
前記前輪12、12の舵角θfを表す検出信号、前記後
輪14、14の舵角θrを検出する後輪舵角センサ51
からの前記後輪14、14の舵角を表す検出信号、前記
車体3の中心線上に取り付けられた、該車体3が横方向
に所定角度以上傾斜したことを検出する横傾斜検出スイ
ッチ57からの、前記車体3が横方向に所定角度以上傾
斜していることを表す信号、前記運転席2近傍に配置さ
れた変速手段としてのシフトレバー55による変速段位
置を検出するシフトボジションセンサ56からの変速段
位置を表す信号、等が供給され、前記コントロールユニ
ット100は、前記各信号に基づいて、前記電磁切換弁
35の前記両ソレノイド36、37を選択的に通電励磁
する切換制御を行い、前記後輪操舵装置40を、前記前
二輪操舵モード(FWSM)、前記逆位相四輪操舵モー
ド(FRRM)、及び、前記同位相四輪操舵モード(F
RSM)のいずれかで制御するようにされる。
【0023】ここで、前記コントロールユニット100
は、マイクロコンピュータが用いられて構成されるが、
該コントロールユニット100が行う四輪操舵制御に際
してのプログラムの一例を、図3にフローチャートで示
し、以下においては、該フローチャートを参照しながら
前記四輪操舵制御内容を説明する。図3に示される四輪
操舵制御プログラムの一例においては、スタート後、ま
ず、ステップ201において、前記各信号を読み込み、
続くステップ202で、運転者により操舵モードが切り
換えられたかどうか、言い換えれば、前記操舵モード選
択ダイヤル60からの信号が表す操舵モードが、前回と
今回とで異なっているか否か(後述するモード切換フラ
グFがセットされているか否か)を判断するが、最初は
操舵モードの切り換えは行われないので、次のステップ
203に進む。
【0024】このステップ203では、前記操舵モード
選択ダイヤル60で前二輪操舵モード(FWSM)が選
択されているか否かを判断し、前二輪操舵モード(FW
SM)が選択されている場合は、ステップ204に進
む。ステップ204では、前記後輪14、14の舵角θ
rが0°でない場合は、前記電磁切換弁35の切換制御
を行って、前記後輪操舵用シリンダ45への作動油の給
排を調節して、前記後輪14、14の舵角θrが0°と
なるようにフィードバック制御し、前記後輪14、14
の舵角θrを0°で維持する前二輪操舵モード制御を行
い、その後は、元に戻る。
【0025】また、前記ステップ202において、運転
者により操舵モードが切り換えられたと判断された場合
は、ステップ215に進み、モード切換フラグFをセッ
トし、続くステップ216において、前記前輪舵角セン
サ51により検出された前記前輪12、12の舵角θf
及び前記後輪舵角センサ52により検出された前記後輪
14、14の舵角θrが、共に0°であるか否かを判断
し、それらが共に0°ではないと判断された場合は、元
に戻って前記ステップ201、202、215、216
を、前記両舵角θf、θrが共に0°となるまで繰り返
して実行し、前記両舵角θf、θrが共に0°であると
判断された場合は、ステップ217に進んで、前記モー
ド切換フラグFをリセットして元に戻る。
【0026】前記各ステップ201、202、215、
216、217を実行することにより、前記操舵モード
選択ダイアル60において操舵モードが切り換えられた
とき、ステアリング操作により前記前輪12、12及び
前記後輪14、14の舵角θf、θrが共に0°とされ
るまでは、操舵モードの切り換えが行われず、前記両舵
角θf、θrが共に0°とされた後に、前記後輪操舵装
置40に対する操舵モードの切り換えが行われることに
なり、これによって、操舵モードの切り換えが確実かつ
円滑に行われ、安全性が増す。
【0027】一方、前記ステップ203において、前二
輪操舵モード(FWSM)が選択されていないと判断さ
れた場合、つまり、前記操舵モード選択ダイヤル60
で、逆位相四輪操舵(FRRM)モード又は同位相四輪
操舵(FRSM)モードが選択されている場合は、ステ
ップ205に進み、前記シフトボジションセンサ56か
らの検出信号に基づいて、前記シフトレバー55による
変速段位置が高変速段H(例えば3速、4速、5速)で
あるか否かを判断し、高変速段Hであると判断された場
合は、高速走行時(最高速度は約20Km/h)である
ので、安全性を考慮して、前記ステップ204に進んで
前記前二輪操舵モード制御(FWSM)を行い、高変速
段Hでないと判断された場合、つまり、低変速段L(例
えば、R、1速、2速)であると判断された場合は、低
速走行時であるので、ステップ206に進む。
【0028】該ステップ206では、前記操舵モード選
択ダイヤル60で、逆位相四輪操舵(FRRM)モード
が選択されているか否かを判断し、逆位相四輪操舵モー
ド(FRRM)が選択されていると判断された場合に
は、次のステップ207に進み、前記横傾斜検出スイッ
チ57からの信号に基づいて、前記横傾斜検出スイッチ
57がONか否か(前記車体3が横方向に所定角度以上
傾斜しているか否か)、つまり、傾斜地を等高線に沿っ
て走行しているかを判断し、前記横傾斜検出スイッチ5
7がONでない(前記車体3が所定角度以上傾斜してい
ない)と判断された場合は、ステップ208に進む。
【0029】該ステップ208では、前記前輪舵角セン
サ51からの検出信号に基づいて、前記前輪12、12
の舵角θfが、設定値P(例えば5°〜10°)を越え
たか否かを判断する。この場合、前記操舵モード選択ダ
イヤル60で逆位相四輪操舵モード(FRRM)が選択
された直後は、操舵モードの切り換え移行時であるの
で、ステアリング操作により、前記前輪舵角θf及び前
記後輪舵角θrが、一度は0°に戻され(前記ステップ
216等を参照)、その後に、ステアリング操作により
前記前輪12、12が転舵されることになる。したがっ
て、逆位相四輪操舵モード(FRRM)が選択された直
後は、前記ステップ208において、前記前輪舵角θf
が前記設定値Pを越えていないと判断され、後述するス
テップ210を実行した後元に戻って、前記したステッ
プ201〜208、215〜217の各ステップを、前
記前輪舵角θfが前記設定値Pを越えるまで繰り返して
実行する。
【0030】そして、前記ステップ208で、前記前輪
舵角θfが前記設定値Pを越えていると判断された場合
は、次のステップ209に進んで、前記後輪14、14
を、前記前輪12、12とは逆位相に転舵させるべく前
記電磁切換弁35の切換制御を行って、前記後輪操舵用
シリンダ45への作動油の給排を調節し、前記後輪1
4、14の舵角θrが、前記前輪12、12の舵角θf
に応じた逆位相角度となるように、逆位相四輪操舵モー
ド制御(FRRM)を行う。
【0031】これにより、前記前二輪操舵モード(FW
SM)又は前記同位相四輪操舵モード(FRSM)から
前記逆位相四輪操舵モード(FRRM)への切り換え移
行は、前記前輪12、12の舵角θfが前記設定値Pを
越えるまで行われず、したがって、前記後輪12、12
を前記前輪14、14に対して逆位相に転舵させる時期
が遅延せしめられることになり、その結果、前記車体3
がふらつきにくくなり、操縦性、走行安定性が向上す
る。
【0032】一方、前記ステップ207において、前記
横傾斜検出スイッチ57がONである(前記車体3が横
方向に所定角度以上傾斜している)と判断された場合
は、傾斜地を等高線に沿って所定角度以上横に傾斜走行
しているものとして、操舵モードを、逆位相四輪操舵モ
ード(FRRM)から同位相四輪操舵モード(FRS
M)に切り換えるべく、ステップ212に進み、前記後
輪14、14を、前記前輪12、12と同位相に転舵さ
せるべく、前記電磁切換弁35の切換制御を行って、前
記後輪操舵用シリンダ45への作動油の給排を調節し、
前記後輪14、14の舵角θrが、前記前輪12、12
の舵角θfに応じた同位相角度となるように、同位相四
輪操舵モード(FRSM)制御を行う。
【0033】前記のように、前記各ステップ208、2
09、212を実行することにより、前記横傾斜検出ス
イッチ57により、前記車体3が横方向に所定角度以上
傾斜していることが検出されたとき、言い換えれば、傾
斜地を等高線に沿って走行しているときには、操舵モー
ドが逆位相四輪操舵モード(FRRM)のままである
と、前記車体3が傾斜方向に下がるのを防ぐべく前輪の
ステアリング操作を行っても、前記後輪14、14は、
前記前輪12、12に対して逆位相に転舵せしめられて
いるので、余計ずり落ちやすくなるとともに、操縦が難
しくなり、操縦安定性、操向性等が低下するが、操舵モ
ードを、前記のように同位相四輪操舵モード(FRS
M)に自動的かつ強制的に切り換えることにより、ずり
落ちにくくなるとともに、操縦を容易に行え、操縦安定
性、操向性等が向上する。
【0034】前記ステップ209、212を実行した後
は、次のステップ210に進んで、前記前輪舵角θfと
前記後輪舵角θrとのズレθzが、許容範囲内にあるか
否かを判断し、前記ズレθzが許容範囲内であれば元に
戻り、許容範囲を越えていると判断された場合は、ステ
ップ211に進んで、前記運転席2近傍に設けられた警
告ランプ65(図2)を点滅させたり、ブザーを鳴らす
等の制御を行って、前記ステップ204に進み、操舵モ
ードを四輪操舵モードから前二輪操舵モードに自動的か
つ強制的に切り換えて元に戻る。
【0035】前記のように、前記前輪舵角θfと前記後
輪舵角θrとのズレθzが許容範囲を越えたとき、前記
警告ランプ65を点滅させること等により、前記両舵角
センサ51、52等のセンサ類や、前記両操舵装置2
0、40等に異常が生じたことを、運転者が直ちに気づ
いて適宜の応急処置をとることができ、また、四輪操舵
モードから前二輪操舵モードに自動的かつ強制的に切り
換えることにより、より安全性が増す。以上、本発明の
一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形
態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種
々の変更ができるものである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る四輪操舵作業車は、前二輪操舵モード、逆位相
四輪操舵モード、同位相四輪操舵モードの三種類の操舵
モードをとることができるとともに、運転状況、走行環
境等が変化した場合や操舵モードの切り換え時等におい
ても、操縦性、走行性、操向性等を低下させることがな
いようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る四輪操舵作業車としてのスピード
スプレーヤの一実施形態を示す外観図。
【図2】図1に示される四輪操舵作業車の操舵系関連部
分の概略構成図。
【図3】図1に示される四輪操舵作業車に備えられるコ
ントロールユニットが、四輪操舵制御に際して実行する
プログラムの一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 …スピードスプレーヤ(四輪操舵作業車) 3 …車体 12 …前輪 14 …後輪 20 …前輪操舵装置 40 …後輪操舵装置 55 …変速手段(シフトレバー) 57 …横傾斜検出スイッチ 60 …操舵モード選択手段(ダイヤル) 65 …警告ランプ 100 …自動制御手段(コントロールユニット) θf …前輪舵角 θr …後輪舵角 θz …舵角のズレ P …前輪舵角設定値 FWSM …前二輪操舵モード FRRM …逆位相四輪操舵モード FRSM …同位相四輪操舵モード H …高変速段 L …低変速段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 龍一 東京都青梅市末広町一丁目7番地2 株式 会社共立内 (72)発明者 横内 武史 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 吉沢 剛 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 Fターム(参考) 3D033 ED04 ED05 ED07 3D034 CA02 CA03 CA10 CB04 CC07 CC08 CC11 CD04 CD12 CD13 CD18 CE03 CE09 CE12 CE13 CE14 4D074 AA05 BB06 CC04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング操作に応じて前輪(12、
    12)を転舵させる前輪操舵装置(20)と、前記前輪
    (12、12)からは独立して後輪(14、14)を転
    舵させる後輪操舵装置(40)と、運転者により操作さ
    れる操舵モード選択手段(60)と、この操舵モード選
    択手段(60)の操作状態に基づいて、前記後輪(1
    4、14)の舵角(θr)を0°に維持する前二輪操舵
    モード(FWSM)、前記後輪(14、14)を前記前
    輪(12、12)とは逆位相に転舵させる逆位相四輪操
    舵モード(FRRM)、及び、前記後輪(14、14)
    を前記前輪(12、12)と同位相に転舵させる同位相
    四輪操舵モード(FRSM)のいずれかで前記後輪操舵
    装置(40)に対する制御を行う自動制御手段(10
    0)と、を備えた四輪操舵作業車(1)において、 前記自動制御手段(100)は、運転状況、走行環境等
    に応じて、前記後輪操舵装置(40)に対する制御を、
    前記操舵モード選択手段(60)により選択された操舵
    モードとは異なる他の操舵モードに自動的かつ強制的に
    切り換えて行うことを特徴とする四輪操舵作業車。
  2. 【請求項2】 車体(3)が横方向に所定角度以上傾斜
    したことを検出する横傾斜検出手段(57)が備えら
    れ、前記自動制御手段(100)は、前記操舵モード選
    択手段(60)により前記逆位相四輪操舵モード(FR
    RM)が選択されていても、前記横傾斜検出手段(5
    7)により前記車体(3)が横方向に所定角度以上傾斜
    していることが検出されたときは、前記同位相四輪操舵
    モード(FRSM)に自動的かつ強制的に切り換えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の四輪操舵作業車。
  3. 【請求項3】 前記自動制御手段(100)は、前記操
    舵モード選択手段(60)において前記逆位相四輪操舵
    モード(FRRM)又は前記同位相四輪操舵モード(F
    RSM)が選択されている状態で、変速手段(55)が
    低変速段(L)から高変速段(H)に切り換えられたと
    き、操舵モードを前記前二輪操舵モード(FWSM)に
    自動的かつ強制的に切り換えることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の四輪操舵作業車。
  4. 【請求項4】 ステアリング操作に応じて前輪(12、
    12)を転舵させる前輪操舵装置(20)と、前記前輪
    (12、12)からは独立して後輪(14、14)を転
    舵させる後輪操舵装置(40)と、運転者により操作さ
    れる操舵モード選択手段(60)と、この操舵モード選
    択手段(60)の操作状態に基づいて、前記後輪(1
    4、14)の舵角(θr)を0°に維持する前二輪操舵
    モード(FWSM)、前記後輪(14、14)を前記前
    輪(12、12)とは逆位相に転舵させる逆位相四輪操
    舵モード(FRRM)、及び、前記後輪(14、14)
    を前記前輪(12、12)と同位相に転舵させる同位相
    四輪操舵モード(FRSM)のいずれかで前記後輪操舵
    装置(40)に対する制御を行う自動制御手段(10
    0)と、を備えた四輪操舵作業車(1)において、 前記自動制御手段(100)は、前記操舵モード選択手
    段(60)により選択される操舵モードが前記前二輪操
    舵モード(FWSM)又は前記同位相四輪操舵モード
    (FRSM)から前記逆位相四輪操舵モード(FRR
    M)に切り換えられても、前記前輪(12、12)の舵
    角(θf)が設定値(P)を越えるまでは、前記逆位相
    四輪操舵モード(FRRM)での制御を行わないことを
    特徴とする四輪操舵作業車。
  5. 【請求項5】 前記自動制御手段(100)は、前記操
    舵モード選択手段(60)において操舵モードが切り換
    えられたとき、ステアリング操作により前記前輪(1
    2、12)及び前記後輪(14、14)の舵角(θf、
    θr)が共に0°となった後に、操舵モードの切り換え
    を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項
    に記載の四輪操舵作業車。
  6. 【請求項6】 前記自動制御手段(100)は、前記前
    輪(12、12)の舵角(θf)と前記後輪(14、1
    4)の舵角(θr)とのズレ(θz)が許容範囲を越え
    たとき、運転席(2)近傍に設けられた警告ランプ(6
    5)を点滅させる等の警報を発することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか一項に記載の四輪操舵作業車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009000452A1 (de) 2008-03-28 2009-12-03 Iseki & Co. Ltd., Matsuyama Arbeitsfahrzeug
CN106184350A (zh) * 2016-07-08 2016-12-07 南京航空航天大学 一种多模式的四轮转向系统及转向模式控制方法
CN113002616A (zh) * 2021-03-05 2021-06-22 清华大学 一种应用于自动驾驶的多模式转向系统及方法

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