JP2000052920A - リアシート構造 - Google Patents

リアシート構造

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JP2000052920A
JP2000052920A JP10220521A JP22052198A JP2000052920A JP 2000052920 A JP2000052920 A JP 2000052920A JP 10220521 A JP10220521 A JP 10220521A JP 22052198 A JP22052198 A JP 22052198A JP 2000052920 A JP2000052920 A JP 2000052920A
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seat
seat back
retractor
housing
belt
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JP10220521A
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English (en)
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Yoshiyuki Shimomura
佳之 下村
Takeshi Awano
猛 粟野
Kazuya Miwa
和也 三輪
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、車室内部品を活用して、大掛かりな
補強構造を必要とせずに、シートベルトから加わる衝撃
力に耐えるよう、リトラクタの取付けを強固するリアシ
ート構造を提供する。 【解決手段】本発明のリアシート構造は、中央席Aの中
央背もたれ面を含む大分割シートバック部分5aとそれ
以外の前倒れ可能な小分割シートバック部分5bとの上
辺部にならい配置されて車体に取り付けられる車室内部
品、すなわち内部にトノカバー16/パーテンションネ
ット17が収容されたハウジング18の中間部分に大分
割シートバック部分の中央席用3点式シートベルトのリ
トラクタ9を固定して、ハウジング18を強度部材とし
て、大分割シートバック部分5aの自由端側を合理的に
補強して、中央席Aのリトラクタ9から加わる衝撃的な
ベルト荷重に耐える構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車幅方向中央席を
含むシートバック部分とそれ以外のシートバック部分と
に分割された分割式リアシートバックを有して構成され
るリアシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】客室と荷室空間とがつながる車両、例え
ばワゴン車では、通常、客室と荷室との境界部分に車幅
方向沿いに3人掛け用リアシートを据え付け、リアシー
トを構成するシートバックの後面を荷室空間に臨ませる
構造が採用されている。そして、シートバックの上方空
間と荷室空間との相互間がつながる環境を利用して、使
い勝手の向上を図っている。
【0003】近時では、さらに3人掛けリアシートを活
用して、荷室全長より長尺な細長い荷(スキー板など)
の積載が行なわれるよう、実開平4−35929号にも
あるようにリアシートの一部を前倒れ可能することが行
なわれている。具体的には、3人掛けリアシートのシー
トバックは、例えば中央席(車幅方向中央席)の背もた
れ部(中央背もたれ部)と右席の背もたれ部とを一体に
した大分割のシートバック部分と、残る左席の背もたれ
部だけの小分割のシートバック部分とに分割され、この
うち小分割のシートバック部分を前倒れ可能にする構造
が用いられる。つまり、小分割のシートバック部分を前
方へ倒し、同部分をシートバック部分から通路に切換え
て、シートバック部分の後面まで荷室の床面として活用
することにより、既存の荷室には収容が困難な長尺物が
積めるようにしてある。
【0004】ところで、3人掛けリアシートの中央席で
も、3点式シートべルト(タング/バックルの結合によ
り、肩部、腰部に掛け渡されるベルトによって乗員の上
体を拘束する補助具)が採用されるようになった。
【0005】分割/前倒れ式のリアシートは、ワゴン車
等ではシートバックの後面が直接、荷室に臨むため、す
なわちシートバックの後方には車体構造物が無いため、
中央席に設定される3点式シートベルトのリトラクタ
(乗員の肩部、腰部を拘束するベルトが引出し可能に組
み込まれて構成されるもの)は、大分割のシートバック
部分、具体的には中央席の背もたれ面の上側の上辺部に
内蔵されることが求められる。
【0006】ところが、このリトラクタの内蔵により、
大分割のシートバック部分には、かなり強度的な負担が
強いられる。すなわち、大分割のシートバック部分は下
部両側と乗降口に近い上部一側との3点で支持され、中
央席のリトラクタはそれら支持点から離れた自由端とな
る車体中央寄りの上側他側に内蔵される。つまり、大分
割のシートバック部分は、かなりシートバック部分の支
持点からオフセットした位置で、乗員の上体(肩部、腰
部)に掛け渡したベルトから入力される衝撃的なベルト
荷重を受けることが強いられる。
【0007】このため、大分割のシートバック部分は、
この衝撃的なベルト荷重がもたらす大きなモーメントに
耐える補強が必要となる。そこで、従来では、断面形状
の大きなシートフレームを用いたり、各種の補強部材を
シートフレームに組み合せたりする等の大掛かりな補強
構造を採用して、該シートバック部分のシートフレーム
を補強していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした大
分割のシートバック部分の補強は、コスト的な負担、重
量的な負担が大きいという不具合があり、同シートバッ
ク部分の補強対策の改善が求められている。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、荷室に取り付けられる車
室内部品を活用して、別途、大掛かりな補強構造を必要
とせずに、シートベルトから加わる衝撃力に耐えるよ
う、リトラクタの取付けを強固にするリアシート構造を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載したリアシート構造は、中央席の中央
背もたれ面を含む第1分割シートバック部分とそれ以外
の前倒れ可能な第2分割シートバック部分との上辺部に
ならい配置されて車体に取り付けられる既車室内部品、
すなわち内部に荷室空間遮蔽用の遮蔽部材が収容された
ハウジングを活用して、第1分割シートバック部分を補
強し、中央席のリトラクタから加わる衝撃的なベルト荷
重による大きなモーメントに耐えるようしたことにあ
る。具体的には、分割シートバック部分の上辺部に沿っ
て配置されるハウジング(既車室内部品)が在ることを
前提として、同ハウジングに車幅方向中央席に着座する
乗員の上体を拘束するシートベルトを引出し可能に巻き
取るリトラクタを設けて、両端が車体に固定されるハウ
ジングを強度部材として活用してリトラクタの取付けを
強固にし、中央席からのベルト荷重に耐えるための大掛
かりなシートバックフレームの補強を必要とせずに、シ
ートベルトから加わるベルト荷重(衝撃力)に耐える構
造を実現しようとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1および図2に
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は本発明を
適用した車両、例えばワゴン車のリア側車室内を示し、
図中1は例えば車体の中央に形成された客室、2は同客
室1と隣接して車体のリア側に形成された荷室である。
【0012】この客室1と荷室2との境界部分には、3
人掛け用リアシート3が据え付けられている。同リアシ
ート3には、車幅方向全体に取り付けた一体型のシート
クッション4に対して、車幅方向に分割、例えば2分割
された分割式のシートバック5を組み合せたシートが用
いられている。具体的には、後面が荷室空間に臨むシー
トバック5は、中央席A(車幅方向中央席)の背もたれ
面A1(中央背もたれ面に相当)と右席Bの背もたれ面
B1とを一体にした大分割のシートバック部分5a(第
1分割シートバック部分に相当)と、残る左席Cの背も
たれ面C1だけの小分割のシートバック部分5b(第2
分割シートバック部分に相当)とに分割してある。そし
て、これらシートバック部分5a,5bの下部は、ヒン
ジ部(図示しない)を介して、シートクッション4の後
部端に対して、前後方向に回動自在に連結され、両シー
トバック部分5a,5bを荷室2の車幅方向両端側の床
部分から突き出ている例えば一対の台部2aによって立
位姿勢に支えられる立位位置と図1中の二点鎖線で示さ
れるようなシートクッション4の上面と重なるように前
方に倒れる前倒れ位置との間を可動できるようにしてい
る。
【0013】このシートバック5に3人分(左席:中央
席:右席)の3点式シートベルト6〜8が装着してあ
る。具体的には、左席C(小分割シートバック部分5
b)の3点式シートベルト6は、例えば車体左側の車体
構成部分(図示しない)に3点式用リトラクタ(タング
が付いているベルトを引出し可能に組み込んだ構造:図
示しない)を取り付け、同リトラクタからのタング6a
が付いたベルト部分6bを左席Cの背もたれ面C1に配
置し、タング6aと組み合うバックル6cを左席Cの着
座面C2に配置して構成してある。また右席B(大分割
シートバック部分5aの右側)の3点式シートベルト8
は、例えば車体右側の車体構成部分に先の左席Cに装着
したのと同じ構造の3点式用リトラクタ(いずれも図示
しない)を取り付け、同リトラクタからのタング8aが
付いたベルト部分8bを右席Bの背もたれ面B1に配置
し、タング8aと組み合うバックル8cを右席Bの着座
面B2に配置して構成してある。中央席A(大分割シー
トバック部分5aの左側)の3点式シートベルト7は、
左/右席B,Cに装着したのと同じ構造の3点式用リト
ラクタ9を車体構成部分でなく、中央席Aの背もたれ面
A1の上辺部分に内蔵した構造が用いてある。具体的に
は、3点式用リトラクタ9は取付座9aを有して構成さ
れていて、この取付座9aをシートバック部分5aの枠
形をなしたシートバックフレーム10の上段のフレーム
部分10aに固定(ねじ止め)させることによって、3
点式用リトラクタ9の全体をシートバック部分5aの車
幅方向中央寄り上辺部の内部に取り付けてある。そし
て、リトラクタ9の上側の上辺部分に形成してあるベル
ト挿通口11を通じて、タング7aが付いたベルト部分
7bを中央席Aの背もたれ面A1に配置し、またタング
7aと組み合うバックル7cを中央席Aの着座面A2に
配置することによって、中央席用の3点式用シートベル
ト7としている。
【0014】一方、15はワゴン車の荷室2に装着され
る車室内部品、具体的には荷室空間を遮蔽するために用
いられる遮蔽装置である。この遮蔽装置15には、例え
ば巻取り式のトノカバー16と巻取り式のパーティショ
ンネット17(いずれも遮蔽部材に相当)との双方を1
つの金属製、例えばアルミ部材で成形された筒形のハウ
ジング18内に収めて構成される構造が用いてある。
【0015】ここで、遮蔽装置15について説明すれ
ば、ハウジング18は、両大小分割シートバック部分5
a,5bの上辺部の後面と重なるように車幅方向沿い配
置してある。このハウジング18は、例えば略角形断面
をもつ中空の細長い棒形をなしていて、このハウジング
18の両端部がロック/アンロック操作可能な手動式の
ロック機構19を介して、車体構成部材、例えばシート
バック部分5a,5bを支える一対の台部2aに着脱可
能に固定してある。またハウジング18内の後部上段
は、図2の断面図で示されるように略くの字状の隔壁2
0で仕切られていて、ハウジング18内の下側部分に形
成された隔室に、引出し可能に巻回した巻取り式のパー
ティションネット17が収容してある。ハウジング18
内の後部上段に形成された隔室には、引出し可能に巻回
した巻取り式のトノカバー16が収容してある。そし
て、パーティションネット17の引出し端(先端部)
は、ハウジング18の上部壁18aのシートバック部分
5a,5b寄りに形成された車幅方向に延びるスリット
状のネット挿通口23から外部に導出してあり、パーテ
ィションネット17を上方へ引き出して引出し端を車室
内の最も上方の位置で係止させると、客室1と荷室2と
の間がパーティションネット17で遮られるようにして
ある。トノカバー16の引出し端も、ハウジング18の
後部壁18bの上段に形成された車幅方向に延びるスリ
ット状のカバー挿通口24から外部に導出してあり、ト
ノカバー16を後方へ引き出して引出し端を荷室空間の
後部となる位置で係止させると、荷室2に積んだ荷の上
方がトノカバー16で遮られるようにしてある。なお、
トノカバー16、パーティションネンット17は、いず
れも未使用時はハウジング18内に巻取られて格納され
るものである。
【0016】そして、ハウジング18のうち、大分割シ
ートバック部分5aに内蔵のリトラクタ9の後部側を通
過するハウジング18の中間部分がリトラクタ9に固定
してある。具体的には、リトラクタ9の取付座9aとこ
れと重なるように配置される前部壁18aの中間部分と
がシートバックフレーム部分を介して締結してある。詳
しくは、例えばリトラクタ9の周辺からシートバックフ
レーム部分を通じてハウジング18の前部壁18aへ挿
通したボルト25および同ボルト25に締結されるナッ
ト26(いずれも固定手段に相当)を用いて、重なり合
うリトラクタ9の取付座9a、シートバック部分、前部
壁18aの中間部分を固定している。これにより、リト
ラクタ9と遮蔽装置15のハウジング18とを一体化に
して、リトラクタ9が在るシートバック部分5aの自由
端側を補強している。なお、リトラクタ9の組込みが容
易に行えるよう、シートバックフレーム10には下向き
の爪部21を形成し、ハウジング18の前部壁18aの
下段部には係止孔22を形成して、爪部21と係止孔2
2との係合により、ハウジング18を支えるようにして
ある。
【0017】またリトラクタ9とハウジング18との締
結部分には、ハウジング18のネット挿通孔23を境と
した後部側を連結する帯板状の連結ブラケット28が固
定してある。具体的には、連結ブラケット28は、一端
部にボルト/ナット25,26で前部壁18aの車幅方
向中間の内面に締結される連結座28aを有し、中間部
にネット挿通孔23を横切る中継部28bを有し、他端
部にネット挿通孔23を境としたハウジング18の後部
上面18bに沿って延びる締結座28cを有して、略く
の字形に形成してある。締結座28cは、締結手段、例
えばボルトナット29でハウジング18の後部上面18
bに締結してある。これにより、ベルト荷重が加わるハ
ウジング18の車幅方向の中間部分を高い強度をもたす
閉断面構造にして、リトラクタ9からのベルト荷重を、
ネット挿通孔23を境としたハウジング18の前部だけ
でなく、ハウジング18の後部でも受ける構造にしてあ
る。本実施形態では、リトラクタ9の組込みが容易に行
えるよう、あらかじめ連結ブラケット28の連結座28
aにナット26を溶接で固定してある。
【0018】そして、残るハウジング18の車幅方向の
左側部分には、ロック/アンロック操作可能な手動式の
ロック機構30を介して、小分割シートバック部分5b
が着脱自在に支持され、小分割シートバック部分5bを
単独で前倒し可能、あるいは小/大分割シートバック部
分5a,5bの全体でハウジング18と共に前倒し可能
しており、前倒れの機能を確保しつつ中央席Aのベルト
荷重を受けるのに適したリアシート構造を実現してい
る。
【0019】すなわち、例えばスキー板などの長尺物を
積みながら、リアシート3の中央席Aに乗員が着座する
とする。このときは、ロック機構30のロックを解除し
て、小分割のシートバック部分5bを前方へ倒し、同部
分を図1中の二点鎖線で示されるように通路に切換え、
倒したシートバック部分5bの後面までを荷室2の床面
とすれば、前倒れした小分割シートバック部分5bに連
続する荷室2の床面を利用して、長尺物が積み込める。
【0020】その後、リアシート3の中央席Aに乗員が
着座し、背もたれ面A1の上側の上辺部から出ているリ
トラクタ9のベルト部分7bを引き出して、乗員の上体
前面で、ベルト部分7bに付いているタング7aを中央
席用のバックル7cに接続すれば、乗員の肩部、腰部に
掛け渡されるシートベルトで乗員の上体が拘束される。
【0021】この3点式シートベルト7で、衝突時にも
たらす衝撃から乗員を守ることになる。このときは、中
央席Aのリトラクタ9とその後方の金属製のハウジング
18とは一体的に固定されているから、リトラクタ9か
ら加わるベルト荷重は、大分割のシートバック部分5a
だけでなく、ハウジング18の中間部分にも伝わる。
【0022】ここで、ハウジング18は、両端が車体に
固定された、かなり高い剛性強度を有した構造物である
から、シートバックフレーム10に大きな曲げモーメン
トをきたす衝撃的なベルト荷重がリトラクタ9(シート
ベルト)から加わっても、その衝撃力を耐えるようにな
る。つまり、中央席Aのリトラクタ9の取付けが強固に
なる。
【0023】それ故、大掛かりなシートバックフレーム
10の補強を必要とせずに、荷室2に装着される既存の
車室内部品、すなわち遮蔽装置10のハウジング18を
強度部材として活用して、中央席Aのシートベルトから
加わるベルト荷重(衝撃力)に耐える構造が実現でき
る。つまり、コスト的な負担、重量的な負担を強いずに
合理的に大分割シートバック部分5aの補強ができる。
特にトノカバー16、パーティションネット17の双方
を収めるハウジング18は、双方を収める室を区画する
隔壁20が断面係数を高めているから、かなりの補強が
期待できる。
【0024】しかも、連結ブラケット28を用いて、リ
トラクタ9から加わるベルト荷重がネット挿通口23を
挟むハウジング18の後部側へ伝える構造にすると、ベ
ルト荷重が加わるハウジング部分が閉断面となり、ハウ
ジング18の強度が高まるから、一層、優れた補強効果
をもたらす。
【0025】なお、上述した一実施形態は、トノカバ
ー、パーティションネットの両者を収めたハウジングを
用いて、大分割のシートバック部分の剛性を補強した例
を挙げたが、これに限らず、トノカバーあるいはパーテ
ィションネットのいずれかを収めたハウジングを用い
て、大分割のシートバック部分の剛性を補強してもよ
い。また中央席のリトラクタとハウジングとの固定には
ボルト/ナットを用いたが、これに限らず、他の手段を
用いて両者を固定してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、荷室に装着される車室内部品である両端が
車体に固定されるハウジングを強度部材として活用し
て、中央席のリトラクタから加わるベルト荷重をハウジ
ングで受ける構造にしたから、別途、大掛かりな補強構
造を必要とせずに、シートベルトから加わる衝撃力に耐
えるよう、中央席を含む分割シートバック部分を合理的
に補強でき、中央席のリトラクタの取付けが強固にな
る。したがって、コスト的な負担、重量的な負担を抑制
しつつ大分割シートバック部分の補強ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリアシート構造を説
明するための斜視図。
【図2】図1中のX―X線に沿うリトラクタとハウジン
グの中間部分との固定構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…客室 2…荷室 3…3人掛けリアリート 5…分割式のシートバック 5a…大分割シートバック部分(第1分割シートバック
部分) 5b…小分割シートバック部分(第2分割シートバック
部分) 9…リトラクタ 16、17…トノカバー、パーティションネット(遮蔽
部材) 18…ハウジング 19、30…ロック機構 20…隔壁 23…ネット挿通口 24…カバー挿通口 25、26…ボルト、ナット(固定手段) 28…連結ブラケット A…中央席 A1…中央背もたれ面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 和也 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BD01 CB15 DE06 DE10 3D018 CA07 CA08 3D022 BA03 BA13 BB04 BC15 BC18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面を荷室空間に臨ませて客室内の車幅
    方向に沿って配置され、車幅方向中央席の中央背もたれ
    面を含む第1分割シートバック部分と、前倒れ可能な第
    2分割シートバック部分とに分割されたリアシートバッ
    クと、 車幅方向両端が車体に取付けられて前記リアシートバッ
    クの上辺部に沿って配置され、内部に前記荷室空間を遮
    蔽する遮蔽部材が引出し可能に収容されたハウジング
    と、 前記ハウジングに設けられ、前記車幅方向中央席に着座
    する乗員の上体を拘束するシートベルトを引出し可能に
    巻き取るリトラクタと、 を具備することを特徴とするリアシート構造。
JP10220521A 1998-08-04 1998-08-04 リアシート構造 Pending JP2000052920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012933A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Kanto Auto Works Ltd 自動車のシートベルト取付構造
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Effective date: 20040511