JP6887208B2 - 車両構造 - Google Patents
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Description
車両のフロア上に設置されるシートと、
前記シートに乗員を拘束する三点式のシートベルト装置と、
前記シートの車両後方側の近傍で、前記フロア上を車幅方向に延びるように設置されるクロスバーとを備え、
前記シートベルト装置は、ウェビングと、前記ウェビングの一端を巻き取るリトラクタと、前記ウェビングの他端を車体に固定する第一固定部材と、前記ウェビングの中間部を車体に固定する第二固定部材とを備える車両構造であって、
前記第一固定部材と前記第二固定部材の一方が前記フロアに、他方が前記クロスバーに固定される。
前記第一固定部材は、前記ウェビングの他端に不動に取り付けられるアンカーと、前記アンカーを取り外し不能に前記クロスバーに固定するアンカー連結部とを備え、
前記第二固定部材は、前記ウェビングに摺動自在に取り付けられるタングと、前記タングを取り外し可能に前記フロアに固定するバックルとを備える形態を挙げることができる。
≪全体構成≫
図1,2に示す車両構造1は、後部座席を構成するベンチシート3と、ベンチシート3の中央にあるシート(以下、中央シート3Mとする)に乗員を拘束する三点式のシートベルト装置5と、中央シート3Mの車両後方側の近傍に設置されるクロスバー4とを備える。この車両構造1の特徴の一つとして、シートベルト装置5の取付状態を挙げることができる。以下、車両構造1に備わる各構成を詳細に説明する。
ベンチシート3は、中央シート3Mと左側シートと右側シートとが一体になったシートであって、車両のフロア2上に設置される。本例のベンチシート3は、シートクッション30と、シートクッション30に向って折り畳み可能に構成されるシートバック31とを備える可倒式のベンチシート3である。シートクッション30は座面となる部材であり、シートバック31は背もたれとなる部材である。本例のシートバック31は、クロスバー4を支持するブラケット40(図2)に回転可能に支持される。
クロスバー4は、中央シート3Mを含むベンチシート3の車両後方側の近傍で、フロア2の上を車幅方向に延びるように設置される棒状部材である。本例のクロスバー4は、ISOFIX規格に準拠するチャイルドシートを固定するための部材である。このクロスバー4の両端はブラケット40で支持されている。ブラケット40は、フロア2のサイドメンバ(図示せず)に固定される。
本例では、図1に示すベンチシート3の中央シート3Mに対応するシートベルト装置5を説明する。左側シートと右側シートのシートベルト装置については、バックル6L,6Rのみを図示する。
本実施形態の車両構造1では、シートベルト装置5の第一固定部材51と第二固定部材52とをそれぞれクロスバー4とフロア2とに分けて固定している。このような構成とすることで、フロア2とクロスバー4とでシートベルト装置5の荷重を分散して受けることができるので、フロア2を過度に補強する必要がないし、クロスバー4を過度に補強する必要もない。その結果、中央シート3Mに対応する三点式のシートベルト装置5を設けたことによる車両の重量やコストの増加を抑制できる。
図1,2を用いて説明したシートベルト装置5を含むシート(中央シート3M)の取付方法は、以下に示す構成を備える。
『 シートクッション、及び前記シートクッションに向って折り畳み可能に構成されるシートバックを有するシートと、
ウェビングの一端がリトラクタに巻き取られ、他端がアンカーに固定され、中間部がバックルに固定される三点式のシートベルト装置と、
前記シートの車両後方側の近傍で、車両のフロア上を車幅方向に延びるように設置されるクロスバーとを取り付けるシートの取付方法であって、
前記アンカーを固定するためのアンカー連結部を有する前記クロスバーを、車幅方向に延びるように前記フロアの上方に取り付ける工程Aと、
前記バックルを前記フロアに取り付ける工程Bと、
前記シートクッションを前記フロアに取り付ける工程Cと、
前記リトラクタを内蔵する前記シートバックを前記シートクッション上に載置して、前記アンカーを前記アンカー連結部に固定する工程Dと、
前記シートバックを前記フロアに取り付ける工程Eとを順次行うシートの取付方法。』
ここで、上記取付方法は、ベンチシートの取り付けにおいて特に作業性の改善効果が高い。従って、上記『シート』を『ベンチシート』に読み替えても良い。また、クロスバーは、ISOFIX規格の固定構造を利用することが好ましいため、上記『前記シートの車両後方側の近傍で、車両のフロア上を車幅方向に延びるように設置されるクロスバー』は、『ISOFIX規格のチャイルドシートを保持するクロスバー』と読み替えても構わない。
比較例として、第一固定部材51と第二固定部材52の両方をフロア2に固定する構成を説明する。既に述べたように、両固定部材51,52をフロア2に固定するとフロア2を厚肉にするなどの補強が必要になる。それに加えて、シートベルト装置5を含む中央シート3Mの取付作業が煩雑であるという問題もある。
図5は、アンカー連結部54をフロア2に取り付ける中央シートの取付方法である。この取付方法の工程A,Bは、図4の工程A,Bと同じである。工程A,Bの後、先端にカシメ部を有する長尺のアンカー連結部54をフロア2に固定する(工程C)。次いで、シートクッション30をフロア2上に固定する(工程D)。そして、シートクッション30上にシートバック31を載置し、アンカー53とアンカー連結部54とをカシメによって連結する(工程E)。最後に、シートバック31をブラケット40のシート連結部41に連結する(工程F)。
実施形態1では、ベンチシート3の中央シート3Mを例にして説明した。これに対して、後部座席は、独立した複数のシートが並んだ構造であっても良い。その場合、各シートに対して、実施形態1で説明したシートベルト装置5の取付構造を適用することができる。
2 フロア
20 フロアパネル 21 クロスメンバ
3 ベンチシート 3M 中央シート
30 シートクッション 31 シートバック
39 ダミークッション
4 クロスバー
40 ブラケット 41 シート連結部
5 シートベルト装置
50 ウェビング
51 第一固定部材 53 アンカー 54 アンカー連結部
52 第二固定部材 55 タング 56 バックル
59 リトラクタ
6R,6L バックル
7 インパクタ
Claims (2)
- 車両のフロアパネルの上に設置されるシートと、
前記フロアパネルの下を車幅方向に延びるように配置されるクロスメンバと、
前記シートに乗員を拘束する三点式のシートベルト装置と、
前記シートの車両後方側の近傍で、前記フロアパネルの上方を車幅方向に延びるように設置されるクロスバーとを備え、
前記シートベルト装置は、ウェビングと、前記ウェビングの一端を巻き取るリトラクタと、前記ウェビングの他端を車体に固定する第一固定部材と、前記ウェビングの中間部を車体に固定する第二固定部材とを備える車両構造であって、
前記第一固定部材が、前記クロスバーに固定され、
前記第二固定部材が、前記フロアパネルから部分的に露出した前記クロスメンバに固定され、
前記第一固定部材は、前記ウェビングの他端に不動に取り付けられるアンカーと、前記アンカーを取り外し不能に前記クロスバーに固定するアンカー連結部とを備え、
前記第二固定部材は、前記ウェビングに摺動自在に取り付けられるタングと、前記タングを取り外し可能に前記クロスメンバに固定するバックルとを備え、
前記クロスバーにおける前記アンカー連結部が固定される箇所は、前記クロスメンバにおける前記バックルが固定される箇所よりも車両後方で、かつ車両上方である車両構造。 - 前記シートは、前記フロアパネル上に設置されるシートクッションを備え、
前記アンカー連結部が、前記シートクッションよりも車両後方にあり、
前記バックルが、前記シートクッションと車長方向に重なる位置にある請求項1に記載の車両構造。
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