JP2000051133A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2000051133A
JP2000051133A JP10221960A JP22196098A JP2000051133A JP 2000051133 A JP2000051133 A JP 2000051133A JP 10221960 A JP10221960 A JP 10221960A JP 22196098 A JP22196098 A JP 22196098A JP 2000051133 A JP2000051133 A JP 2000051133A
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JP
Japan
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lid
opening
plate
washing
lids
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Application number
JP10221960A
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English (en)
Inventor
Toshio Arakawa
敏雄 荒川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋の上面を傷つき難くすると共に、耐熱性の
向上も図るようにする。 【解決手段】 台所用キャビネット1の天板2の下方
に、上面に開口部を有する食器洗浄機5の洗浄槽6を組
み込んでいて、天板2に設けた枠部18に、洗浄槽6の
上面開口部を開閉する蓋20を枢支部21aを介して回
動可能に設けている。蓋20は、蓋本体21の上面に金
属板22を取り付けて構成している。蓋20の上面は金
属板22を設けているので、傷がつき難くなると共に、
耐熱性が向上する。従って、閉鎖状態とした蓋20の上
面を、食器類や熱いやかんなどを載せるのに気軽に利用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面に開口部を有
した洗浄槽を台所用キャビネットの天板の下方に組み込
むと共に、その天板に、洗浄槽の上面開口部を開閉する
蓋を設けた構成の食器洗浄機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の食器洗浄機
は、台所用キャビネットにおいてシンクの横に設置され
ることが多く、その食器洗浄機の蓋の上面に、食器や調
理器具などが載せられることが多い。
【0003】しかしながら、従来の食器洗浄機の蓋は、
成形性や組立性から、合成樹脂を主体に構成されている
のが一般的であるため、その蓋は、上面が傷つき易く、
また、熱いやかんや鍋などを載せた場合に変形が発生し
易いという欠点があった。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、蓋の上面を傷つき難くできると
共に、耐熱性の向上も図ることができる食器洗浄機を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、上面に開口部を有して台所用
キャビネットの天板の下方に組み込まれ、前記上面開口
部を介して食器類が出し入れされる洗浄槽と、この洗浄
槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構と、前記天
板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設けら
れ、上面に金属面を有する蓋とを具備したことを特徴と
するものである。
【0006】上記した構成のものによれば、蓋の上面は
金属面とされているから、蓋上面が合成樹脂製である場
合に比べて、傷がつき難くなると共に、耐熱性が向上す
る。従って、閉鎖状態とした蓋の上面を、食器類や熱い
やかんなどを載せるのに気軽に利用することができる。
【0007】同様な目的を達成するために、請求項6の
発明は、上面に開口部を有して台所用キャビネットの天
板の下方に組み込まれ、前記上面開口部を介して食器類
が出し入れされる洗浄槽と、この洗浄槽内に収容された
食器類を洗浄する洗浄機構と、二つ折り可能に連結され
た2個の分割蓋を有すると共に、一方の分割蓋の一端部
が前記天板に枢支部を介して回動可能に支持され、前記
両分割蓋を広げた状態で前記洗浄槽の上面開口部を閉鎖
すると共に、両分割蓋を折り畳んだ状態で前記上面開口
部を開放する構成とされた蓋本体と、この蓋本体の前記
両分割蓋を広げた状態で、それら両分割蓋の上面を一括
して覆うように蓋本体に着脱可能に設けられた金属板製
のカバーとを具備したことを特徴とするものである。
【0008】上記した構成のものによれば、蓋本体は二
つ折りタイプであるので、開放した状態でのスペースが
有利であり、使い勝手が良い。そして、蓋本体を閉鎖状
態とした状態で、その蓋本体に金属板製のカバーを被せ
ることで、請求項1の発明と同様な作用効果を得ること
ができる。しかも、蓋本体にカバーを装着した状態で、
分割蓋間をカバーにより覆うことができる。
【0009】請求項7の発明は、上面に開口部を有して
台所用キャビネットの天板の下方に組み込まれ、前記上
面開口部を介して食器類が出し入れされる洗浄槽と、こ
の洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構と、
前記天板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設
けられた蓋本体と、一面に金属面を有すると共に、その
金属面とは反対側の面に合成樹脂面を有し、前記蓋本体
の上面に対して、前記金属面を上面とする場合と前記合
成樹脂面を上面とする場合の双方について着脱可能に装
着される作業板とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0010】上記した構成のものによれば、蓋本体の上
面に、作業板をこれの金属面が上面となる状態で装着す
ることにより、請求項1の発明と同様な作用効果を得る
ことができる。また、作業板をこれの合成樹脂面が上面
となる状態で装着した場合には、その作業板の上面(合
成樹脂面)をまな板として利用することができる。
【0011】請求項8の発明は、上面に開口部を有して
台所用キャビネットの天板の下方に組み込まれ、前記上
面開口部を介して食器類が出し入れされる洗浄槽と、こ
の洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構と、
前記天板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設
けられた蓋本体と、この蓋本体の上面に対して取替え可
能に装着される金属板及び合成樹脂板とを具備したこと
を特徴とするものである。
【0012】上記した構成のものによれば、蓋本体の上
面に金属板を装着することにより、請求項1の発明と同
様な作用効果を得ることができる。また、蓋本体の上面
に、金属板に代えて、合成樹脂板を装着した場合には、
その合成樹脂板をまな板として利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1及
び図2において、システムキッチンの台所用キャビネッ
ト1の上面部には、ステンレス製の天板2が設けられて
いる。この天板2にはシンク3が形成され、このシンク
3の左横に水切り板部4が設けられ、この水切り板部4
の左横に本発明の食器洗浄機5が設置されている。
【0014】食器洗浄機5の洗浄槽6は、上面に開口部
6a(図2参照)を有していて、上記天板2の下方に組
み込まれている。洗浄槽6には、食器類7を収容配置す
る食器かご8が開口部6aを通して出し入れ可能に収容
されるようになっている。また、洗浄槽6には、給水弁
9が設けられた給水管10が接続されており、その給水
弁9が開放されると、水道水が給水管10を通して洗浄
槽6内に供給されるようになっている。洗浄槽6内の底
部には、洗浄機構を構成する噴水アーム11とヒータ1
2が配設されている。
【0015】洗浄槽6外の下方部には、洗浄槽6内の水
をフィルター付き給水口13を通して吸入すると共に、
その水を上記噴水アーム11に圧送するための洗浄機構
の洗浄ポンプ14と、洗浄槽6内の水を吸入し、排水管
15を通して外部へ排出するための排水ポンプ16とが
配設されている。また、洗浄槽6の外側には、乾燥行程
時に洗浄槽6内に外気を送るための送風機17が配設さ
れている。天板2には、洗浄槽6の上面開口部6aを囲
むように矩形状の枠部18が設けられていて、この枠部
18の後部に例えば複数条の排気口19が形成されてい
る。
【0016】ここで、食器類7の洗浄は、洗浄槽6内の
水をヒータ12により加熱(約60℃)すると共に、そ
の水を洗浄ポンプ14により噴水アーム11に圧送し、
当該噴水アーム11から、洗浄槽6内に収容された食器
類7に向けて噴射することによって行われる。このと
き、噴水アーム11は水を噴射しながら回転し、この回
転に伴い、水が食器類7に対して満遍なく噴射されるこ
とにより良好に洗浄される。従ってこの場合、噴水アー
ム11と洗浄ポンプ14とが洗浄機構を構成している。
また、食器類7の乾燥は、洗浄槽6内の水を排水ポンプ
16により排出した後、ヒータ12により洗浄槽6内を
加熱すると共に、送風機17により洗浄槽6内に外気を
送ることによって行われる。洗浄槽6内の空気は、排気
口19から排出される。
【0017】さて、上記天板2に設けられた枠部18に
は、洗浄槽6の上面開口部6aを開閉するための蓋20
が設けられている。この蓋20は、後端部が枢支部21
aを介して枠部18に回動可能に支持された矩形状の蓋
本体21と、この蓋本体21の上面にこれを覆うように
取り付けられた、例えばステンレス鋼板からなる矩形状
の金属板22とから構成されている。
【0018】上記蓋本体21は、図3に示すように、上
板23と下板24とを組み合わせることにより、内部に
空間部25を有する中空状に構成されており、上板23
と下板24は、この場合、合成樹脂により形成されてい
る。これらのうち、上板23には、図4にも示すよう
に、金属板22の周縁部に対応して溝部26が形成され
ていると共に、この溝部26の底部における複数箇所に
係合孔26aが形成されており、また、左右両側部の前
部に手掛け用凸部27が側方へ突出するように設けられ
ている。
【0019】これに対して、上記金属板22は、上板2
3の外形よりもやや小さな矩形状をなしていて、周縁部
に下方に曲げられた曲げ部28が設けられていると共
に、この曲げ部28に、上記各係合孔26aに対応する
部位に位置させて係合爪29が設けられている。そし
て、この金属板22は、曲げ部28を上記溝部26に挿
入すると共に、各係合爪29を上記係合孔26aに挿入
して折り曲げることにより、蓋本体21の上面に取り付
けられている。従ってこの場合、蓋20は、上面に金属
面を有した構成となっている。
【0020】上記した構成においては、蓋20の上面は
金属板22により構成されているから、蓋上面が合成樹
脂製である場合に比べて、その蓋20の上面は傷がつき
難くなると共に、耐熱性が向上する。従って、閉鎖状態
とした蓋20の上面を、食器類や熱いやかんなどを載せ
るのに気軽に利用することができる。
【0021】図5及び図6は本発明の第2実施例を示し
たものであり、この第2実施例は上記した第1実施例と
は次の点が異なっている。すなわち、蓋本体21におけ
る上板23の溝部31には、第1実施例の係合孔26a
に代えて、係合部を構成する係合凸部32を設けてい
る。また、金属板22における曲げ部28には、第1実
施例の係合爪29に代えて、ほぼレの字形をなす弾性変
形可能な係合爪33を設けている。この係合爪33が、
被係合部を構成している。
【0022】しかして、この場合、金属板22は、曲げ
部28を上記溝部31に挿入すると共に、各係合爪33
を係合凸部32に係合させることにより、蓋本体21の
上面に取り付けられる。
【0023】このような構成とした第2実施例によれ
ば、第1実施例と同様な作用効果が得られることに加え
て、次のような利点がある。すなわち、蓋本体21にお
ける上板23には係合用の孔を形成していないので、蓋
本体21の内部に水などが浸入することはなく、浸入防
止のためのシールが不要である。なお、この第2実施例
において、蓋本体21側の係合部は、係合爪33が係合
可能であれば、係合凸部32に代えて、凹部でも良い。
【0024】図7及び図8は本発明の第3実施例を示し
たものであり、この第3実施例は上記した第1及び第2
実施例とは次の点が異なっている。すなわち、蓋本体2
1における上板23の外側の側面の下部には、係合部を
構成する係合凸部35を複数箇所に設けている。また、
金属板36は、上板23の上面全体を覆う大きさの矩形
状をなしていて、周縁部に下方に曲げられた曲げ部37
が設けられていると共に、この曲げ部37に、上記各係
合凸部35に対応する部位に位置させて被係合部を構成
する係合孔38が形成されている。そして、この金属板
36は、各係合孔38を対応する係合凸部35に係合さ
せることにより、蓋本体21の上面から側面にかけて覆
う状態で蓋本体21に取り付けられている。
【0025】このような構成とした第3実施例によれ
ば、上記第2実施例と同様な作用効果が得られることに
加えて、次のような利点がある。すなわち、蓋本体21
の上面には係合部や溝部がないため、蓋本体21の上面
に汚れが溜まることも防止できる。
【0026】図9及び図10は本発明の第4実施例を示
したものであり、この第4実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、金属板22にお
いて、蓋本体21の枢支部21a側の端部である後端部
22aの近傍に、上方に向けて突出し、当該後端部22
aに沿って左右方向に延びる凸条部40を設けている。
【0027】上記構成において、例えば蓋20の上面
(金属板22の上面)に水がこぼれている状態で、蓋2
0を開放すべく上方へ回動させた場合、その水は、図9
の矢印Pで示すように、凸条部40に当たってからは、
当該凸条部40に沿って左右方向に流れるようになり、
枢支部21a側へ流れることを防止でき、水が枢支部2
1aから洗浄槽6内に浸入することを防止することがで
きる。
【0028】図11及び図12は本発明の第5実施例を
示したものであり、この第5実施例は第1実施例とは次
の点が異なっている。すなわち、蓋本体42は、連結部
43(図12参照)を介して二つ折り可能に連結された
2個の分割蓋44,45により構成されていて、このう
ちの一方である後部側の分割蓋45の一端部である後端
部が枢支部45aを介して枠部18に回動可能に支持さ
れている。そして、この蓋本体42は、図11及び図1
2に示すように、両分割蓋44,45を広げた状態で洗
浄槽6の上面開口部6aを閉塞し、両分割蓋44,45
を折り畳んだ状態で洗浄槽6の上面開口部6aを開放す
る構成となっている。
【0029】これに対して、カバー46は、例えばステ
ンレス鋼板(金属板)から構成されていて、両分割蓋4
4,45を広げた状態で、それら両分割蓋44,45の
上面及び側面を一括して覆う大きさを有していて、蓋本
体42に着脱可能に装着されるようになっている。
【0030】このような構成とした第5実施例において
は、蓋本体42は二つ折りタイプであるので、開放した
状態でのスペースが有利であり、使い勝手が良い。な
お、蓋本体42を開放する場合には、カバー46は蓋本
体42から外す。
【0031】そして、蓋本体42を閉鎖状態とした状態
(両分割蓋44,45を広げた状態)で、その蓋本体4
2にカバー46を被せることで、第1実施例と同様な作
用効果を得ることができる。しかも、蓋本体42にカバ
ー46を装着した状態では、両分割蓋44,45がカバ
ー46により一体化され、蓋全体の強度がアップすると
共に、分割蓋44,45間がカバー46により覆われる
ので、水などがその分割蓋44,45間から洗浄槽6内
へ浸入することを防止できる。
【0032】図13ないし図15は本発明の第6実施例
を示したものであり、この第6実施例は第1実施例とは
次の点が異なっている。すなわち、蓋49は、蓋本体2
1と、この蓋本体21に対して着脱可能に装着される矩
形状をなす作業板50とから構成されている。蓋本体2
1における上板23の上面部には、作業板50を収容す
る矩形状の収容凹部51が形成されていると共に、この
収容凹部51の周縁部に複数個の係合凸部52が設けら
れ、また、収容凹部51の前部に凹部53が形成されて
いる。
【0033】これに対して、作業板50は、金属面を構
成する金属板54と、合成樹脂面を構成する合成樹脂板
55とを上下に重ね合わせた状態で一体化して構成され
ている。この作業板50のうち合成樹脂板55の周縁部
には、上記係合凸部52に対して係脱可能で、かつ弾性
変形可能な係合凸部56が複数個設けられている。ま
た、作業板50の前部には、手掛け用凹部57が形成さ
れている。この手掛け用凹部57及び上記凹部53の前
後方向の寸法関係は、凹部53の方が大きく形成されて
いる。
【0034】しかしてこの場合、作業板50は、蓋本体
21の収容凹部51に対して、金属板54を上面とする
場合(図14参照)と、合成樹脂板55を上面とする場
合(図15参照)との双方について着脱可能に装着でき
る構成となっている。
【0035】上記した構成のものによれば、蓋本体21
の上面に、作業板50を金属板54が上面となる状態で
装着することにより、第1実施例と同様な作用効果を得
ることができる。また、作業板50を合成樹脂板55が
上面となる状態で装着した場合には、その作業板50の
上面(合成樹脂面)をまな板として利用することができ
る。なお、作業板50を取り外すには、該作業板50の
手掛け用凹部57に手指を引っ掛けて上方に引くことに
より各係合凸部52,56の係合を外せばよい。
【0036】図16は本発明の第7実施例を示したもの
であり、この第7実施例は上記した第5実施例(図11
及び図12)とは次の点が異なっている。すなわち、蓋
60は、連結部43を介して二つ折り可能に連結された
2個の分割蓋44,45を有する蓋本体42と、2個の
分割蓋44,45にそれぞれの上面を覆うように設けら
れた、例えばステンレス鋼板により形成された2枚の金
属板61,62とから構成されていて、カバー46はな
い。そして、2枚の金属板61,62のうち、前部側の
金属板61の後端部に後方へ突出する突片61aを一体
に設けている。この突片61aは、蓋本体42の両分割
蓋44,45を広げた状態で、両分割蓋44,45間を
上方から覆う構成となっている。
【0037】このような構成とした第7実施例において
は、蓋本体42が二つ折りタイプの構成でありながら、
両分割蓋44,45間を突片61aにより上方から覆う
構成となっているので、蓋60の上に水などをこぼして
も、それが両分割蓋44,45間から洗浄槽6内へ浸入
することを極力防止することができる。
【0038】図17及び図18は本発明の第8実施例を
示したものであり、この第8実施例は上記した第6実施
例(図13ないし図15)とは次の点が異なっている。
すなわち、作業板50に代えて、蓋本体21の収容凹部
51に対して取替え可能に装着される金属板65(図1
8参照)と合成樹脂板66(図17参照)とを備えてい
る。そして、金属板65の周縁部には、収容凹部51の
係合凸部52に対して係脱可能で、かつ弾性変形可能な
係合爪67が設けられている。また、合成樹脂板66の
周縁部にも、収容凹部51の係合凸部52に対して係脱
可能で、かつ弾性変形可能な係合凸部68が設けられて
いる。このような構成とした場合でも、第6実施例と同
様な作用効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
の食器洗浄機によれば、蓋の上面は金属面とされている
から、傷がつき難くなると共に、耐熱性が向上する。従
って、閉鎖状態とした蓋の上面を、食器類や熱いやかん
などを載せるのに気軽に利用することができる。
【0040】請求項2の食器洗浄機によれば、蓋本体に
金属板取り付けのためのの孔を形成していないので、蓋
本体の内部に水などが浸入することはなく、浸入防止の
ためのシールが不要である。請求項3の食器洗浄機によ
れば、蓋本体の上面には係合部や溝部がないため、蓋本
体の上面に汚れが溜まることも防止できる。請求項4の
食器洗浄機によれば、蓋の上面に水がこぼれている状態
で、蓋を開放すべく上方へ回動させた場合、その水は、
凸条部に当たってからは、当該凸条部に沿って流れるよ
うになるので、水が枢支部側へ流れることを防止でき
る。
【0041】請求項5の食器洗浄機によれば、蓋本体が
二つ折りタイプの構成でありながら、両分割蓋間を突片
により上方から覆う構成となっているので、蓋の上に水
などをこぼしても、それが両分割蓋間から洗浄槽内へ浸
入することを防止することができる。
【0042】請求項6の食器洗浄機によれば、蓋本体を
閉鎖状態とした状態(両分割蓋を広げた状態)で、その
蓋本体にカバーを被せることで、請求項1と同様な作用
効果を得ることができる。しかも、蓋本体にカバーを装
着した状態では、両分割蓋がカバーにより一体化され、
蓋全体の強度がアップすると共に、分割蓋間がカバーに
より覆われるので、水などがその分割蓋間から洗浄槽内
へ浸入することを防止できる。
【0043】請求項7の食器洗浄機によれば、蓋本体の
上面に、作業板を金属板が上面となる状態で装着するこ
とにより、請求項1と同様な作用効果を得ることができ
る。また、作業板を合成樹脂板が上面となる状態で装着
した場合には、その作業板の上面(合成樹脂面)をまな
板として利用することができる。請求項8の食器洗浄機
によれば、蓋本体の上面に金属板を装着することによ
り、請求項1と同様な作用効果を得ることができる。ま
た、蓋本体の上面に、金属板に代えて、合成樹脂板を装
着した場合には、その合成樹脂板をまな板として利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、食器洗浄機
の蓋を閉鎖した状態での台所用キャビネット部分の斜視
【図2】食器洗浄機の蓋を開放した状態での図1相当図
【図3】図1中A−A線に沿う蓋の断面図
【図4】要部の破断分解斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】図4相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す蓋の斜視図
【図8】図7中B−B線に沿う蓋の断面図
【図9】本発明の第4実施例を示す要部の斜視図
【図10】図9中C−C線に沿う蓋の断面図
【図11】本発明の第5実施例を示す要部の分解斜視図
【図12】蓋本体にカバーを被せた状態の側面図
【図13】本発明の第6実施例を示す要部の分解斜視図
【図14】蓋本体の上面に、作業板を、金属板を上面と
して装着した状態での要部の縦断面図
【図15】蓋本体の上面に、作業板を、合成樹脂板を上
面として装着した状態での要部の縦断面図
【図16】本発明の第7実施例を示す蓋の側面図
【図17】本発明の第8実施例を示すもので、蓋本体の
上面に合成樹脂板を装着した状態での要部の縦断面図
【図18】蓋本体の上面に金属板を装着した状態での要
部の縦断面図
【符号の説明】
1は台所用キャビネット、2は天板、3はシンク、5は
食器洗浄機、6は洗浄槽、6aは開口部、7は食器類、
11は噴水アーム(洗浄機構)、14は洗浄ポンプ(洗
浄機構)、20は蓋、21は蓋本体、21aは枢支部、
22は金属板、26は溝部、26aは係合孔、28は曲
げ部、29は係合爪、31は溝部、32は係合凸部(係
合部)、33は係合爪(被係合部)、35は係合凸部
(係合部)、36は金属板、37は曲げ部、38は係合
孔(被係合部)、40は凸条部、42は蓋本体、43は
連結部、44,45は分割蓋、45aは枢支部、46は
カバー、49は蓋、50は作業板、51は収容凹部、5
2は係合凸部、54は金属板、55は合成樹脂板、56
は係合凸部、60は蓋、61,62は金属板、61aは
突片、65は金属板、66は合成樹脂板、67は係合
爪、68は係合凸部を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有して台所用キャビネッ
    トの天板の下方に組み込まれ、前記上面開口部を介して
    食器類が出し入れされる洗浄槽と、 この洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構
    と、 前記天板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設
    けられ、上面に金属面を有する蓋とを具備したことを特
    徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 蓋は、蓋本体と、この蓋本体の上面を覆
    うように配置される金属板とから構成され、 前記蓋本体は、前記金属板の端部に対応する部位に凸部
    または凹部からなる係合部を有し、 前記金属板は、端部に下方に曲げられた曲げ部を有する
    と共に、この曲げ部に被係合部を有し、その被係合部を
    前記係合部に係合させることにより、前記蓋本体に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の食器洗
    浄機。
  3. 【請求項3】 蓋は、蓋本体と、この蓋本体の上面から
    側面にかけて覆うように設けられた金属板とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 蓋は、一端部が天板に枢支部を介して回
    動可能に支持された蓋本体と、この蓋本体の上面を覆う
    ように設けられた金属板とから構成され、 前記金属板は、前記枢支部側の端部の近傍に当該端部に
    沿って延びる凸条部を有することを特徴とする請求項1
    記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 蓋は、連結部を介して二つ折り可能に連
    結された2個の分割蓋を有すると共に、一方の分割蓋の
    一端部が前記天板に枢支部を介して回動可能に支持さ
    れ、前記両分割蓋を広げた状態で前記洗浄槽の上面開口
    部を閉鎖すると共に、両分割蓋を折り畳んだ状態で前記
    上面開口部を開放する構成とされた蓋本体と、この蓋本
    体の前記両分割蓋にそれぞれの上面を覆うように設けら
    れた2枚の金属板とから構成され、 前記2枚の金属板のうちの一方に、前記両分割蓋を広げ
    た状態でこれら両分割蓋間を上方から覆う突片を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 上面に開口部を有して台所用キャビネッ
    トの天板の下方に組み込まれ、前記上面開口部を介して
    食器類が出し入れされる洗浄槽と、 この洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構
    と、 二つ折り可能に連結された2個の分割蓋を有すると共
    に、一方の分割蓋の一端部が前記天板に枢支部を介して
    回動可能に支持され、前記両分割蓋を広げた状態で前記
    洗浄槽の上面開口部を閉鎖すると共に、両分割蓋を折り
    畳んだ状態で前記上面開口部を開放する構成とされた蓋
    本体と、 この蓋本体の前記両分割蓋を広げた状態で、それら両分
    割蓋の上面を一括して覆うように蓋本体に着脱可能に設
    けられた金属板製のカバーとを具備したことを特徴とす
    る食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 上面に開口部を有して台所用キャビネッ
    トの天板の下方に組み込まれ、前記上面開口部を介して
    食器類が出し入れされる洗浄槽と、 この洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構
    と、 前記天板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設
    けられた蓋本体と、 一面に金属面を有すると共に、その金属面とは反対側の
    面に合成樹脂面を有し、前記蓋本体の上面に対して、前
    記金属面を上面とする場合と前記合成樹脂面を上面とす
    る場合の双方について着脱可能に装着される作業板とを
    具備したことを特徴とする食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 上面に開口部を有して台所用キャビネッ
    トの天板の下方に組み込まれ、前記上面開口部を介して
    食器類が出し入れされる洗浄槽と、 この洗浄槽内に収容された食器類を洗浄する洗浄機構
    と、 前記天板に前記洗浄槽の上面開口部を開閉するように設
    けられた蓋本体と、 この蓋本体の上面に対して取替え可能に装着される金属
    板及び合成樹脂板とを具備したことを特徴とする食器洗
    浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100862325B1 (ko) 2007-03-13 2008-10-13 씨티엠(주) 탑마운트 구조를 갖는 식기세척기
JP2016158746A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
WO2020172250A1 (en) * 2019-02-19 2020-08-27 Unified Brands, Inc. Throttle plate
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