JP3892765B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は炊飯器、特に蓋を開けたときに露出する肩部の態様に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の炊飯器のうち、胴本体が合成樹脂材で形成されるものでは胴本体の上端部に肩部が形成されている。胴が金属板で形成されるものでは胴の上端に肩部材を装着して肩部が形成されている。肩部上面の中心部には着脱自在に釜を装着し、背部を支点として開閉する蓋によって、釜の上面及び肩部上面を覆うようにしている。すなわち、蓋を開けたときには胴本体もしくは肩部材によって形成される肩部上面が常に露出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
釜の上面は蓋によって密閉され、炊飯時の蒸気は蓋の内部を通って器外に排出されるように設計されているが、蓋の密閉が不十分なときなどに蒸気やおねばが蓋と肩部の間に漏れ出し、肩部上面を汚すことがある。また、炊飯時以外にも釜内のご飯をすくい取るときなどに、ご飯がこぼれるなどの理由で肩部上面を汚すことがある。肩部上面は、ほこりが溜まり易い部分でもあるので常に清潔に洗浄しておくのが望ましい。しかしながら、従来の炊飯器では電気製品である炊飯器の一部であることから、洗浄が困難でせいぜい拭き取るお手入れをする程度で、必ずしも清潔に保たれていないというのが実情である。
【0004】
また、肩部上面には蓋のヒンジ部近傍など、拭き取ること自体が困難な部分もあり、ほこりや汚れが付着したまま使用されていることが多い。
このような実情に鑑み、本発明は汚れ易い肩部上面を洗浄することが可能で、常に清潔な状態にお手入れをすることができる、炊飯器の構造を実現しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は胴本体1もしくは肩部材によって形成される肩部上面1aに、別に形成した肩カバー5を着脱自在に装着する。これにより、必要に応じて肩カバー5を取り外して洗浄することが可能となる。
肩カバー5を肩部上面 1a に着脱自在に装着するに際し、本発明は、胴本体1もしくは肩部材によって形成される肩部上面 1a の裏面に磁石収容筒 12 を形成しておき、この磁石収容筒 12 に磁石 11 を収容するとともに、磁性を有する金属板、例えばフェライト系、マルテンサイト系ステンレス鋼板などで形成した肩カバー5を肩部上面 1a に着脱自在に装着する。
【0006】
肩部上面 1a の裏面に形成する磁石収容筒 12 は、釜6の収容スペース7である肩部の内方に開口させておき、収容スペース7側から磁石収容筒 12 に装着した磁石 11 を収容スペース部分に配置する内胴 15 によって抜け止めとすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る炊飯器の実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1及び図2は炊飯器全体の斜視図、図3ないし図5は肩カバーの平面形状の変形例を示す平面図である。
【0008】
図1に示す炊飯器は、合成樹脂製の胴本体1と底体2によって本体を形成し、胴本体1によって形成される肩部の背部に開閉自在の蓋3を支持する一般的な態様の炊飯器であって、本体正面に操作パネル4を配置している。胴本体1の肩部上面1aには、その全面にわたる大きさの肩カバー5を着脱自在に装着し、中心部には釜6の収容スペースを設け、釜6を装着した状態で蓋3を閉じると釜6の上面が密閉されるものである。図1に示す肩カバー5の形状は図3と対応させてあり、図1では実線で、図3では斜線を施して表している。
【0009】
図1及び図2に示す肩カバー5の形状は本体の平面形状のうち、正面の操作パネル4が配置される領域と、釜6の収容スペース7と、蓋3を軸支するヒンジスペース8を除く肩部上面1a全体に一体の肩カバー5を着脱自在に装着したものである。この実施形態では、釜6を取り外した状態で肩カバー5全体を取り外して洗浄することができる。
【0010】
炊飯器には取り扱い易いように釜6に取っ手9を取り付けたものがある。このような取っ手9付の釜6を使用する炊飯器に対する実施形態を図2及び図4に示している。
取っ手9を取り付けた釜6を使用する炊飯器では、取っ手9が嵌り込んで蓋3を閉じることができるように、肩部上面に切欠部10を設けておく必要がある。したがって、肩部上面1aは中央部に切欠部10を形成する必要があることで、全体が同じ高さで連続しなくなる。そこで、肩カバー5を前半部肩カバー5aと、後半部肩カバー5bの二つの肩カバーで構成し、前半部肩カバー5aと後半部肩カバー5bの平面形状を、それぞれ先に述べた肩カバー5の該当部分の平面形状と同じに形成している。
【0011】
以上述べたように、肩部上面1aを着脱自在の肩カバー5で覆うことによって、肩カバー5を外してこれを容易に洗浄することができる。そのため、従来は十分に拭き取るなどの掃除や洗浄ができないため、汚れたまま使用されることが多かった部分を清潔に洗浄することができるようになる。なお、図2及び図4に示す実施形態では、前半部肩カバー5aと後半部肩カバー5bを別々に取り扱うため、必要に応じて汚れた部分のみを取り外して洗浄することができる。
【0012】
図5は、図4に示す肩カバーのうち、後半部肩カバー5bのみを使用する実施形態である。このように、肩カバー5は必ずしも肩部の上面全体に装着する必要はない。すなわち、肩部上面のうちヒンジスペースのある後半部が最も汚れ易い領域あるいは拭きにくい領域であることから、後半部肩カバー5bのみを着脱自在に装着する形態も実用的である。
【0013】
炊飯器の肩部上面に対して肩カバー5を着脱自在に装着するには、肩カバー5全体を、磁性を有する金属板、例えばフェライト系ステンレス鋼板やホーロー引き鋼板などによって形成し、図6に示すように合成樹脂材で形成する肩部の裏面に配置した磁石11で肩カバーを吸引保持させるようにする。すなわち、肩部上面1aの裏面に形成した磁石収容筒12に磁石11を収容しておき、この磁石によって肩部上面1aに配置する肩カバー5を吸引保持させる。
【0014】
前記、磁石収容筒12は、肩部の内方、換言すれば釜6の収容スペース方向に開口させておき、収容スペースに装着する内胴15によって抜け止めとしておくと、不用意に磁石が脱落することを防止することができる。また、磁石11を所定位置に保持する手段として、肩部に磁石収容筒を設けるのではなく、別の部材によって押さえ込んで支持させるものであってもよい。この場合、別の目的で装着される部品、例えば圧力タイプの炊飯器に見られる補強部品などを兼用させることによって部品点数の増加を防止することができる。
【0015】
図6に示す実施形態では、肩部上面1aを平面形状に形成しているが、図7に示すように肩部上面に凹部が形成される形状であってもよい。この場合、肩カバーの凹み部分などにおいて、磁石11にできるだけ接近する一定寸法の範囲を確保することによって、肩カバー5を保持することができる吸引力を確保しておくことが望まれる。
【0016】
なお、図1及び図2に示す実施形態は、胴本体が合成樹脂材であって、胴本体の上部が肩部となる炊飯器について図示しているが、炊飯器には胴を金属板で形成するものもある。このような炊飯器にあっては、胴の上端に合成樹脂材で別に成型した肩部材を装着しているため、肩カバー5は肩部材の肩部上面に装着することになる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明炊飯器によれば、最も汚れ易い肩部上面に金属板で形成した肩カバーを着脱自在に装着するため、肩カバーを取り外して洗浄することにより常に清潔に保つことができ清掃性を向上することができる。金属製の肩カバーは、磁石の作用によって容易に着脱することができるとともに、肩部上面の裏面に形成した磁石収容筒に磁石を収容することによって容易に組立てることができる。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、肩部上面の裏面に形成した磁石収容筒に磁石を収容し、釜の収容スペースに内胴を装着することによって、磁石収容筒に収容した磁石が不用意に脱落するのを防止することができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】 肩部上面の全体を一つの肩カバーで覆う炊飯器全体の斜視図、
【図2】 肩部上面を二つの肩カバーで覆う炊飯器全体の斜視図、
【図3】 図1に示す炊飯器の蓋を省略した平面図、
【図4】 図2に示す炊飯器の蓋を省略した平面図、
【図5】 肩部上面の後半部のみを肩カバーで覆う実施形態を示す、蓋を省略した炊飯器の平面図、
【図6】 炊飯器肩部の、肩カバー装着部分の縦断面図、
【図7】 炊飯器肩部の別の実施形態を示す、肩カバー装着部分の縦断面図
【符号の説明】
1…胴本体、 1a…肩部上面、 2…底体、 3…蓋、 4…操作パネル、 5…肩カバー、 5a…前半部肩カバー、 5b…後半部肩カバー、 6…釜、 7…収容スペース、 8…ヒンジスペース、 9…取っ手、 10…切欠部、 11…磁石、 12…磁石収容筒 15…内胴。

Claims (2)

  1. 胴本体もしくは肩部材によって形成される肩部上面の裏面に磁石収容筒を形成し、該磁石収容筒に磁石を収容するとともに、磁性を有する金属板で形成した肩カバーを肩部上面に着脱自在に装着することを特徴とする炊飯器。
  2. 肩部上面の裏面に形成する磁石収容筒は、釜の収容スペースである肩部の内方に開口させておき、収容スペース側から磁石収容筒に装着した磁石を収容スペース部分に配置する内胴によって抜け止めすることを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
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