JP2000050235A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2000050235A
JP2000050235A JP21097598A JP21097598A JP2000050235A JP 2000050235 A JP2000050235 A JP 2000050235A JP 21097598 A JP21097598 A JP 21097598A JP 21097598 A JP21097598 A JP 21097598A JP 2000050235 A JP2000050235 A JP 2000050235A
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Japan
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image
divided
transmission
unit
network
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JP21097598A
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English (en)
Inventor
Atsuto Kanazawa
澤 厚 人 金
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的容量の小さいネットワークにおいて動
画像を伝送する場合に、画像の品質が高く、単位時間毎
に伝送される枚数も多く、またネットワーク内にて異常
が発生した場合でも、直ちにそのデータを再送できる監
視装置を提供する。 【解決手段】 画像取り込み手段11によって撮像され
た撮像画像は、画面分割手段13にて分割され、同時
に、画面分割手段13で分割された分割画面のそれぞれ
に対して、固有の番号を分割画像番号生成手段92によ
って生成する。また、動き検出手段15は、個々の分割
画像に対して動きがあったか否かの検出を行い、動きが
検出された分割画面は低い圧縮率で圧縮され、他の分割
画像は高い圧縮率で圧縮されるか画像信号廃棄手段43
にて廃棄される。上記分割画像は送信画像蓄積手段18
に蓄積され、ネットワーク16内でデータ消失などの異
常が生じた場合に再送信データとして利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビカメラで
撮影された撮像画像に基づいて異常の発生を検出する監
視装置において、特にネットワーク上での動画像の電送
等に使用して好適な監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラで撮像された画像を常時モ
ニタしつつ画像を分析することによって異常の発生を検
出する監視装置が利用されつつある。通常において複数
個用意されるテレビカメラ毎に設置される監視ユニット
と、それらを集中的に制御する制御ユニットとが通信回
線で結合した形態を有する監視システムは、この監視装
置の一種である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この各
ユニットを結合する通信回線の容量には種々のレベルが
存在しており、これらの回線容量に応じて、伝送される
画像の品質や単位時間内に伝送される枚数に制限が生じ
る。充分な回線容量を得るにはコストがかかり、またこ
のような大容量の回線を容易に利用できる社会基盤も未
だ充分には整備されていない。
【0004】従って、コンピュータネットワーク上での
動画像伝送などは、現状では比較的容量の小さい回線で
行わなくてはならず、その場合画像の品質か、単位時間
内に伝送される枚数が犠牲になり、監視システムなどの
セキュリテイ重視の画像伝送において致命的な欠点とな
る。本発明は従来装置における上記のような課題を解消
するためのもので、比較的通信回線容量の小さいネット
ワークにおいて動画像を伝送する場合に、画像の品質が
要求される画像部分、例えば監視ユニットが動く物体を
撮像した場合などの画像について、品質が高く、単位時
間毎に伝送される枚数も多く、またネットワーク内にて
データの消失等の異常が発生した場合でも、直ちにその
データを再送する事も可能な監視装を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、画像取り込み手段によって撮像された撮
像画像を複数の画面に分割し、分割画像のそれぞれにつ
いて動き検出を行い、動き検出されなかった分割画像に
ついて圧縮率を高める、あるいは強制的に廃棄する等の
制御によってデータ量を少なくし、動きが検出された分
割画像については圧縮率を低くする、あるいは廃棄しな
い等の制限によって高品質の画像データとし、全体のデ
ータ量を少なくしながらも重要な画像部分については高
品質の画像を保持しネットワークに伝送する様にしたも
のである。
【0006】また、動きが検出された分割画像は、メモ
リなどの記憶装置に記憶しておき、ネットワーク内でデ
ータが消失するなどの異常が検出された場合に、直ちに
記憶装置から分割画像をネットワークへ再送するように
する。さらに、再送が頻繁に生じるような場合、記憶装
置が飽和してしまう可能性が高くなるので、動きが検出
された分割画像のみ記憶装置に記憶する、あるいは動き
が検出された分割画像を圧縮した画像のみ記憶すること
とで、記憶装置の見かけ上の容量を大きくする様にした
ものである。これらにより、所望の部分の画像品質を高
く、単位時間毎の枚数を多くすることができ、またネッ
トワークでのデータ消失等の異常が発生した場合に所望
の部分の画像を確実に伝送できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、 画像取り込み手段によって取り込まれた撮像画像
に基づいて撮像画像内の動き物体を検出する監視装置に
おいて、前記撮像画像を複数の分割画像に分割する画面
分割手段と、個々の前記分割画像について前記分割画像
内の動き物体を検出する動き検出手段と、前記分割画像
を圧縮することによって圧縮分割画像を得る画像信号圧
縮手段と、前記動き検出部の結果に基づいて前記画像圧
縮手段の圧縮率を個々の前記分割画像に対して制御する
圧縮率制御手段とを備えるものであり、分解画像の動き
物体を含む像の多少により圧縮率を変え、比較的容量の
小さい回線で高品質の動画像伝送を可能にする作用を有
する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、 画像
取り込み手段によって取り込まれた撮像画像に基づいて
撮像ちい画像内の動き物体を検出する監視装置におい
て、前記撮像画像を複数の分割画像に分割する画面分割
手段と、個々の前記分割画像について前記分割画像内の
動き物体を検出する動き検出手段と、前記分割画像を廃
棄する画像信号廃棄手段と、前記動き検出部の結果に基
づいて前記分割画像の廃棄を行うか否かを制御する画像
信号廃棄制御手段と、前記画像信号廃棄手段にて廃棄さ
れなかった前記分割画像を圧縮することによって圧縮分
割画像を得る画像信号圧縮手段と、前記画像圧縮手段の
圧縮率を個々の前記分割画像に対して制御する圧縮率制
御手段とを備えることを特徴とするものおうおうおであ
り、更に小さい容量の回線で高品質の動画像伝送を可能
とする作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、前記監
視装置において、絶対時間を計測する時間計測手段を備
え、前記動き検出部にて前記分割画像内に動き物体が検
出されなかった場合、前記時間計測手段によって計測さ
れた時間をもとに一定時間毎に一定量の前記分割画像を
廃棄する作用を有する。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1あるいは請求項2に記載の監視装置において、前記画
面分割手段の画面分割数を制御する画面分割制御手段を
備えることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の監視装置において、前記画像圧縮手段として
DCT(Discrete Cosine Transform、離散コサイン変換)
符号化方式を利用したJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)の勧告の方法を用い、前記分割画像の大
きさが8×8画素となるよう前記画面分割数を制御する
作用を有する。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1あるいは請求項2あるいは請求項4に記載の監視装置
において、前記送信画像圧縮手段の出力信号をネットワ
ークに送信し、かつ前記ネットワークに接続された他機
器からの制御信号を受信するための画像送信側ネットワ
ーク送受信手段とを備えるものである。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載の監視装置において、前記圧縮率制御手段に対
して前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信した
前記ネットワークに接続された他機器からの制御信号を
入力し、前記画像圧縮手段の圧縮率を制御することを特
徴とするものである。
【0014】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
6に記載の監視装置において、前記画面分割制御手段に
対して前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信し
た前記ネットワークに接続された他機器からの制御信号
を入力し、前記画面分割手段の画面分割数を制御するこ
とを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
6に記載の監視装置において、前記画像信号廃棄制御手
段に対して前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受
信した前記ネットワークに接続された他機器からの制御
信号を入力し、前記画像信号廃棄手段の廃棄時間間隔を
制御する作用を有する。
【0016】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項6に記載の監視装置において、前記画面分割手段によ
って分割された個々の分割画面に対してそれぞれ異なっ
た番号を生成する分割画像番号生成部と、前記分割画像
番号生成部で生成された分割画像番号を内容とする分割
画像識別ヘッダを生成するヘッダ生成部とを備え、前記
分割画面を前記画像送信側ネットワーク送受信装置から
前記ネットワークに送信する際にそれぞれの分割画像番
号に対応した前記分割画像識別ヘッダを付加するという
作用を有する。
【0017】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1あるいは請求項2あるいは請求項4あるいは請求項
5に記載の監視装置において、前記分割画像を蓄積する
送信画像蓄積手段を備えるものである。
【0018】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1あるいは請求項2あるいは請求項4あるいは請求項
5に記載の監視装置において、前記圧縮分割画像を蓄積
する送信画像蓄積手段を備えることものである。
【0019】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項1あるいは請求項2あるいは請求項4あるいは請求項
5に記載の監視装置において、前記分割画像と前記圧縮
分割画像とを切替える送信画像蓄積切替手段と、前記送
信画像蓄積切替手段を制御する蓄積切替制御手段とを備
え、送信画像蓄積切替手段の出力を送信画像蓄積手段に
蓄積する作用を有する。
【0020】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項11あるいは請求項13に記載の監視装置において、
前記動き検出手段によって動き物体が検出された前記分
割画像のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積するよう制御
する送信画像蓄積制御手段を備えるものである。
【0021】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項12あるいは請求項13に記載の監視装置において、
前記動き検出手段によって動き物体が検出された前記分
割画像を圧縮した前記圧縮分割画像のみを前記送信画像
蓄積手段に蓄積するよう制御する送信画像蓄積制御手段
を備えるもんである。
【0022】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項11あるいは請求項12あるいは請求項13に記載の
監視装置において、前記圧縮分割画像と前記送信画像蓄
積手段に蓄積された蓄積信号とを切り替える送信画像切
替手段を備えるものである。
【0023】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項16に記載の監視装置において、前記送信画像切替手
段の出力信号をネットワークに送信し、かつ前記ネット
ワークに接続された他機器からの制御信号を受信するた
めの画像送信側のネットワーク送受信手段とを備えるも
のである。
【0024】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項17に記載の監視装置において、前記画面分割手段に
よって分割された個々の分割画面に対してそれぞれ異な
った番号を生成する分割画像画面生成部と、前記分割画
像番号生成部で生成された分割画像番号を内容とゆする
分割画像識別ヘッダを生成するヘッダ生成部とを備え、
前記分割画像を前記画像送信側ネットワーク送受信装置
から前記ネットワークに送信する際にそれぞれの分割画
像番号に対応した前記分割画像識別ヘッダを付加する作
用を有する。
【0025】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項17に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信した前記ネットワークに接続
された他機器からの制御信号によって前記送信画像切替
手段を切り替えるための送信画像切替制御手段とを備え
るものである。
【0026】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項19に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信した前記送信画像蓄積手段に
蓄積された信号を送信するための制御信号を受信するこ
とで、前記送信画像切替手段を前記送信画像蓄積手段か
ら送出される信号側に切り替えると共に、前記送信画像
蓄積制御手段が前記送信画像蓄積手段から信号を送出す
る作用を有する。
【0027】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項20に記載の監視装置において、前記ネットワークに
接続された画像受信側ネットワーク送受信手段と、前記
画像送信側ネットワーク送受信手段により送出されて前
記画像受信側ネットワーク送受信手段が受け取った受信
ネットワーク画像信号に異常があったことを検出するデ
ータ受信異常検出手段とを備えるものである。
【0028】本発明の請求項 22に記載の発明は、請
求項21に記載の監視装置において、前記データ異常検
出手段が異常ありと検出した場合に、前記ネットワーク
に前記ネットワーク画像信号を前記画像送信側ネットワ
ーク送受信手段より再度送信するよう制御するための画
像再送制御信号を、前記画像受信側ネットワーク送受信
手段より送出する作用を有する。
【0029】本発明の請求項23に記載の発明は、請求
項22に記載の監視装置において、前記画像受信側ネッ
トワーク送受信手段が受信した前記受信ネットワーク画
像信号ほ蓄積する受信画像蓄積手段と、前記受信ネット
ワーク画像信号と前記受信画像蓄積手段からの蓄積受信
信号とを切り替える受信画像切替手段と、前記データ異
常検出手段が異常ありと判断した場合に前記蓄積受信信
号側を選択するよう前記受信画像切替手段を制御する受
信画像切替制御手段とを備えるものである。
【0030】本発明の請求項24に記載の発明は、請求
項23に記載の監視装置において、前記画面分割手段に
よって分割された個々の分割画面に対してそれぞれ異な
った番号を生成する分割画像番号生成部と、前記分割画
像番号生成部で生成された分割画像番号を内容とする分
割画像識別ヘッダを生成するヘッダ生成部とを備え、前
記分割画面を前記画像送信側ネットワーク送受信装置か
ら前記ネットワークに送信する際にそれぞれの分割画像
番号に対応した前記分割画像識別ヘッダを付加する作用
を有する。
【0031】本発明の請求項25に記載の発明は、請求
項24に記載の監視装置において、前記データ異常検出
手段によって異常ありと判断されたネットワーク画像信
号に対する前記分割画像番号を異常画像番号として前記
分割画像識別ヘッダより識別し、前記異常画像番号に相
当する分割画像番号を持つネットワーク画像信号のみを
前記画像送信側ネットワーク送受信手段より再度送信す
るよう制御するための画像再送制御信号を、前記画像受
信側ネットワーク送受信手段より前記ネットワークに送
出する作用を有する。
【0032】本発明の請求項26に記載の発明は、請求
項25に記載の監視装置において、前記異常画像番号に
相当する分割画像番号を持つネットワーク画像信号のみ
を前記画像送信側ネットワーク送受信手段より再度送信
している間は、前記受信画像切替制御手段によって前記
受信画像切替手段を前記受信画像蓄積手段の出力側に切
り替え、前記異常画像番号に相当する前フレームの前記
受信ネットワーク画像信号を受信画像蓄積手段より出力
する作用を有する。
【0033】本発明の請求項27に記載の発明は、請求
項21に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信する前記画像再送制御信号の
数をカウントし、一定時間当たりに受信した前記画像再
送制御信号が一定数より多くなった場合、前記圧縮率制
御手段によって前記画像信号圧縮手段の圧縮率を高くす
る作用を有する。
【0034】本発明の請求項28に記載の発明は、請求
項21に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信する前記画像再送制御信号の
数をカウントし、一定時間当たりに受信した前記画像再
送制御信号が一定数より多くなった場合、前記動き検出
手段によって動き物体が検出された前記分割画像のみを
前記送信画像蓄積手段に蓄積するよう制御する作用を有
する。
【0035】本発明の請求項29に記載の発明は、請求
項21に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信する前記画像再送制御信号の
数をカウントし、一定時間当たりに受信した前記画像再
送制御信号が一定数より多くなった場合、前記動き検出
手段によって動き物体が検出された前記分割画像を圧縮
した前記圧縮分割画像のみを前記送信画像蓄積手段に蓄
積するよう制御する作用を有する。
【0036】本発明の請求項30に記載の発明は、請求
項21に記載の監視装置において、前記画像送信側ネッ
トワーク送受信手段が受信する前記画像再送制御信号の
数をカウントし、一定時間当たりに受信した前記画像再
送制御信号数に対応して、前記圧縮率制御手段によって
前記画像信号圧縮手段の圧縮率を高くする制御と、前記
動き検出手段によって動き物体が検出された前記分割画
像のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積する制御と、前記
動き検出手段によって動き物体が検出された前記分割画
像を圧縮した前記圧縮分割画像のみを前記送信画像蓄積
手段に蓄積する制御とを、一定数毎に段階的に切り替え
る、あるいは一定数毎に段階的にそれぞれの制御を混在
させる作用を有する。
【0037】本発明の請求項31に記載の発明は、 請
求項21に記載の監視装置において、前記画像送信側ネ
ットワーク送受信手段が受信する前記画像再送制御信号
の数をカウントし、一定時間当たりに受信した前記画像
再送制御信号数に対応して、前記圧縮率制御手段によっ
て前記画像信号圧縮手段の圧縮率を高くする制御と、前
記動き検出手段によって動き物体が検出された前記分割
画像を圧縮した前記圧縮分割画像のみを前記送信画像蓄
積手段に蓄積する制御と、前記画像信号廃棄手段での廃
棄分割画像数を増やす制御とを、一定数毎に段階的に切
り替える、あるいは一定数毎に段階的にそれぞれの制御
を混在させる作用を有する。
【0038】本発明の請求項32に記載の発明は、請求
項27あるいは請求項28あるいは請求項29あるいは
請求項30あるいは請求項31に記載の監視装置におい
て、前記一定時間値もしくは前記一定数を前記画像送信
側ネットワーク送受信手段が受信した制御信号によって
制御する作用を有する。
【0039】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態に係る
監視装置の構成を表すブロック図である。図1におい
て、11は画像取り込み手段であり、画像情報を電気信
号に変換する。12はA/D変換部であり、取り込まれ
た画像のアナログ信号をデジタル信号に変換する。13
は画面分割手段であり、1フレームの画像を複数個のブ
ロックの分割画面に分割する。61は画面分割制御手段
であり、前記分割ブロック数、分割画面の大きさを決定
する。15は動き検出手段であり、個々の分割画像に動
きがあったか否か検出する。14は画像信号圧縮手段で
あり、特定の符号化方式を用いて画像データの圧縮を行
う。16は圧縮率制御手段であり、前記分割画面に対応
して圧縮率を変える機能を持つ。92は分割画像番号生
成手段で、前記分割画面の其々に画像番号を生成する機
能を持つ。20はヘッダ生成手段であり、前記分割画像
に生成された番号をヘッダとして生成する。21は画像
送信側ネットワーク送受信手段であり、前記圧縮信号に
ヘッダを付加すること、ヘッダ付き圧縮信号の他機器へ
の送信及び他機器からの信号受信の機能を有する。
【0040】かかる構成を有する監視装置について、以
下動作を説明する。画像取り込み手段11によって撮像
された撮像画像は、A/D変換部12によってデジタル
信号に変換され、画面分割手段13に入力される。この
とき画面分割手段13は、画面分割制御手段61から与
えられる画面分割数に応じて、A/D変換部12からの
画像信号を分割する。同時に、画面分割手段13で分割
された分割画面のそれぞれに対して、固有の番号を分割
画像番号生成手段92によって生成する。また、動き検
出手段15は、個々の分割画像に対して動きがあったか
否かの検出を行う。個々の分割画像は画像信号圧縮手段
14によって圧縮されるが、ここで動き検出手段15か
ら動きが検出されたという信号が圧縮率制御手段16に
伝達された場合、動きが検出された分割画像に対して低
い圧縮率で圧縮するよう圧縮率制御手段16によって画
像信号圧縮手段14が制御される。動き検出手段15か
ら動きが検出されなかったという信号が圧縮率制御手段
16に伝達された場合は、動きが検出されなかった分割
画像に対して高い圧縮率で圧縮するよう圧縮率制御手段
16によって画像信号圧縮手段14が制御される。こう
して圧縮された圧縮分割画像が1フレーム中のどの部分
に当たる画像かを明確にするため、その圧縮分割画像に
割り当てられた固有の分割画像番号がヘッダ生成手段2
0にてヘッダとして生成され、そのヘッダを画像送信側
ネットワーク送受信手段21内にて圧縮分割画像に付加
した後、画像送信側ネットワーク送受信手段21よりネ
ットワーク26へ送信される。
【0041】この一連の動作において、画面分割制御手
段61によって画面分割手段13で生成される分割画面
の大きを8×8画素とすることで、DCT符号化方式を
利用したJPEG勧告の圧縮が可能となる。DCT符号
化方式では、1フレームの画数を8×8画素のブロック
に分割し、このブロック単位にDCT演算を行い、選ら
れたDCT係数をDC(Direct Current:直流)成分、A
C(Alternate Current:交流)成分で独立して量子化す
る。よって、画面分割手段によって8×8画素のブロッ
クに分割すれば、同符号化方式を用いてJPEG勧告の
圧縮方法を利用することができる。
【0042】また図1では、ネットワーク26に接続さ
れた他機器からの制御信号を、画像送信側ネットワーク
送受信手段21が受け取れる構成になっており、その制
御信号によって圧縮率制御手段16を用いて所望の圧縮
率を設定したり、画面分割制御手段61を用いて所望の
大き撮像画像の分割画像を得ることができる。
【0043】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、画像取り込み手段によって撮像された撮像画像
を複数の画面に分割し、動きが検出された分割画像のみ
高品質の画像データにすることができ、かつ撮像画像を
複数の画面に分割する際に、その画面分割数を制御する
ことができる。また、分割画像を圧縮する手段としてD
CT符合化方式を利用したJPEGの勧告の方法も用い
ることができる。さらに、画像をネットワークに送信す
るだけでなく、ネットワークからの制御信号を受信で
き、その制御信号によって、個々の分割画像の圧縮率や
1フレームの画像の分割数を制御でき、かつネットワー
クに送信する分割画像に対して固有の番号をヘッダ情報
として付加できるため、ネットワークに接続された制御
ユニット等の他機器にて画像の再構成が容易になるとい
う効果を有する。
【0044】(実施の形態2)以下、図2を用いて、本
発明の実施形態2について説明する。図2は本発明の第
2の実施の形態に係る監視装置の構成を表すブロック図
である。本発明の第2の実施形態では、図2に示す画像
信号廃棄手段43と、画像信号廃棄制御手段44と、時
刻計測手段41とを備えている。その他の構成について
は図1に示す第1の実施の形態と同様であり、11は画
像取り込み手段であり、画像情報を電気信号に変換す
る。12はA/D変換部であり、取り込まれた画像のア
ナログ信号をデジタル信号に変換する。13は画面分割
手段であり、1フレームの画像を複数個のブロックの分
割画面に分割する。61は画面分割制御手段であり、前
記分割ブロック数、分割画面の大きさを決定する。15
は動き検出手段であり、個々の分割画像に動きがあった
か否か検出する。14は画像信号圧縮手段であり、特定
の符号化方式を用いて画像データの圧縮を行う。16は
圧縮率制御手段であり、前記分割画面に対応して圧縮率
を変える機能を持つ。92は分割画像番号生成手段で、
前記分割画面の其々に画像番号を生成する機能を持つ。
20はヘッダ生成手段であり、前記分割画像に生成され
た番号をヘッダとして生成する。21は画像送信側ネッ
トワーク送受信手段であり、前記圧縮信号にヘッダを付
加すること、ヘッダ付き圧縮信号の他機器への送信及び
他機器からの信号受信の機能を有する。画像信号廃棄手
段43は画像分割手段13と画像信号圧縮手段14との
間に接続され画面分割された画像信号のうち所定の画像
信号を廃棄して画像信号圧縮手段14へ送付する。画像
信号廃棄制御手段44は動き検出手段15からの検出結
果に基づいて画像信号廃棄手段43の動作を制御する。
時刻制御手段41は画像信号廃棄制御手段44の制御動
作のタイミングをとる。
【0045】かかる構成を有する監視装置について、以
下動作を説明する。画像取り込み手段11によって撮像
された撮像画像は、A/D変換部12によってデジタル
信号に変換され、画面分割手段13に入力される。この
とき画面分割手段13は、画面分割制御手段61から与
えられる画面分割数に応じて、A/D変換部12からの
画像信号を分割する。また、動き検出手段15は、個々
の分割画像に対して動きがあったか否かの検出を行う。
画面分割手段13の出力は画像信号廃棄手段43に入力
され、動き検出手段15にて動きが検出された分割画像
のみを出力する。ただし、長時間動きが検出されなかっ
た場合、常に分割画像が廃棄されてしまうことになるの
で、時刻計測手段41によって計測された絶対時間をも
とに、一定時間毎に分割画像の廃棄を中断するよう画像
信号廃棄制御手段44によって画像信号廃棄手段43が
制御される。画面分割手段13で分割された分割画面の
それぞれに対して、固有の番号を分割画像番号生成手段
92によって生成するが、画像信号廃棄手段43によっ
て廃棄された分割画像に対応する分割画像番号は廃棄す
る。
【0046】以上のように、本発明の第2の実施形態に
よれば、本発明の(実施形態1)の効果に併せて、個々
の分割画像に対して動き検出を行い、動きが検出されな
かった分割画像は廃棄することでネットワークに伝送す
るデータ量を少なくできる。また、廃棄する分割画像の
量を制御でき、ネットワークからの制御信号を用いて、
その廃棄する分割画像の量を所望の値に制御できるとい
う効果を有する。
【0047】(実施の形態3)以下、図3を用いて、本
発明の実施形態3について説明する。図3は本発明の第
3の実施の形態に係る監視装置の構成を表すブロック図
である。本発明の実施形態3では、図3に示すように、
送信画像蓄積手段18と、送信画像蓄積制御手段71
と、送信画像切替手段19と、送信画像切り替え制御手
段17と、画像送信側ネットワーク送受信手段21が接
続されているものと同じネットワーク26に接続された
画像受信側ネットワーク送受信手段27と、データ受信
異常検出手段28と、受信画像蓄積手段29と、受信画
像切替制御手段31と、受信画像切替手段30と、画像
信号伸張手段32と、画像伸長制御手段93と、D/A
変換部33と、画像表示手段34とを備えている。その
他の構成については図1に示す第1の実施の形態と同様
であり、11は画像取り込み手段であり、画像情報を電
気信号に変換する。12はA/D変換部であり、取り込
まれた画像のアナログ信号をデジタル信号に変換する。
13は画面分割手段であり、1フレームの画像を複数個
のブロックの分割画面に分割する。61は画面分割制御
手段であり、前記分割ブロック数、分割画面の大きさを
決定する。15は動き検出手段であり、個々の分割画像
に動きがあったか否か検出する。14は画像信号圧縮手
段であり、特定の符号化方式を用いて画像データの圧縮
を行う。16は圧縮率制御手段であり、前記分割画面に
対応して圧縮率を変える機能を持つ。92は分割画像番
号生成手段で、前記分割画面の其々に画像番号を生成す
る機能を持つ。20はヘッダ生成手段であり、前記分割
画像に生成された番号をヘッダとして生成する。なお、
画像送信側ネットワーク送受信手段21は、前記圧縮信
号にヘッダを付加する機能と、ヘッダ付き圧縮信号の他
機器への送信及び他機器からの信号受信の機能を有す
る。
【0048】送信画像蓄積手段18は、画面分割手段1
3の出力を蓄積する。このとき、すべての分割画面を蓄
積するか、動きが検出された分割画面のみを蓄積するか
を送信画像蓄積制御手段71により制御可能となってい
る。送信画像切り替え手段19では、送信画像切り替え
制御手段17からの制御信号によって画像信号圧縮手段
14の出力か送信画像蓄積手段18の出力かを切り替え
ることができ、送信画像切り替え手段19の出力は画像
送信側ネットワーク送受信手段21を介してネットワー
ク26へ送信される。このとき、通常では画像信号圧縮
手段14の出力をネットワーク26へ送信するように送
信画像切り替え手段19が制御されているが、画像受信
側ネットワーク送受信手段27を介して受信した受信画
像データに対し、データ受信異常検出手段28が異常を
検出した場合、異常が検出された画像データに相当する
画像データを再送信するような要求信号を、画像受信側
ネットワーク送受信手段27からネットワーク26に対
して送信する。ネットワーク26からの再送信の要求信
号を画像送信側ネットワーク送受信手段21が受信する
と、送信画像切り替え制御手段17によって送信画像切
替手段19の出力を送信画像蓄積手段18側に切り替
え、送信画像蓄積制御手段71によって送信画像蓄積手
段18から再転送要求のあった分割画像のみを画像送信
側ネットワーク送受信手段を介して再送信する。このと
き、再送信される分割画像は圧縮されていないので、画
像信号伸長手段32にて伸長を行わないよう、画像伸長
蓄積制御手段93によって制御する。
【0049】また、圧縮分割画像に割り当てられた固有
の分割画像番号をヘッダ生成手段20にてヘッダとして
生成し、そのヘッダを画像送信側ネットワーク送受信手
段21内にて圧縮分割画像に付加すれば、データ受信異
常検出手段にて異常が検出された画像データの分割画像
番号が識別できるので、その分割画像番号に相当する分
割画像を送信画像蓄積手段18より送出すればよく、制
御が容易となる。また、受信画像蓄積手段29にて受信
画像データを逐次蓄積しておき、画像データの再送信を
行っている最中に、その画像データ部分が欠落したまま
画像表示手段34にて画像が表示されることを防ぐため
再送信中の画像データの分割画像番号に相当する1フレ
ーム前の分割画像を受信画像蓄積手段29より読み出す
ことで、表示画像の補間を行う。これら異常検出時にお
ける制御を、図7のフローチャートに示す。
【0050】図7において、受信データに異常があるか
をデータ受信異常検出手段28により検出し異常がなけ
れば処理を終了する(ステップ101)。異常があれば異
常があった画像データの分割画像番号を同様にデータ受
信異常検出手段28が識別する(ステップ102)。次
に、ネットワーク26を介して送信画像蓄積制御手段7
1によって送信画像蓄積手段18に再転送要求が出され
る(ステップ10 3)。次に送信画像蓄積手段17によ
って送信画像切り替え手段19の出力を送信画像蓄積手
段18側に切り替える(ステップ104)。異常データ
に相当する分割画像を受信画像蓄積手段29から出力す
る(ステップ105)。
【0051】また、ここで、再転送要求信号数をカウン
トする一定時間値と、各制御を開始するしきい値は、ネ
ットワーク26に接続された他機器からの制御可能とな
っている。以上のように、本発明の第3の実施形態によ
れば、画像取り込み手段によって撮像された撮像画像を
複数の画面に分割し、動きが検出された分割画像のみ高
品質の画像データにすることができ、かつ撮像画像を複
数の画面に分割する際に、その画面分割数を制御するこ
とができる。また、分割画像を圧縮する手段としてDC
T符号化方式を利用したJPEGの勧告の方法も用いる
ことができる。また、分割画像を蓄積でき、動き検出手
段によって動きが検出された分割画像のみを蓄積するこ
とも可能である。
【0052】さらに、画像信号圧縮手段の出力と送信画
像蓄積手段に蓄積された1フレーム前の分割画像とを切
り替えられ、画像信号圧縮手段の出力である圧縮分割画
像と画像蓄積手段に蓄積された分割画像とを送信画像切
替手段によって適宜切り替えた切替画像をネットワーク
に送信するとともに、ネットワークに接続された他機器
からの制御信号も受信できる。また、切替画像をネット
ワークに送信する際に、分割画像固有の番号をヘッダ情
報として付加できる。また、ネットワークからの制御信
号によって、送信画像切り替え手段を制御、あるいは送
信画像切り替え手段を制御して送信画像蓄積手段からの
出力信号側に切り替えると共に、送信画像蓄積手段に蓄
積された蓄積画像信号を送出するよう送信画像蓄積手段
を制御できる。さらに、ネットワークに送信された画像
データを受信する側において、受信したデータに異常が
あったか否かを検出でき、受信したデータに異常が検出
された場合、同じ内容のデータの再送信を要求する制御
信号をネットワークに送信できる。また、画像データを
送信する側において、画像データを受信する側からの再
送信要求に基づいて送信画像蓄積手段に蓄積されている
画像データを再度送信でき、画像データの再送信要求が
行われるシステムにおいて、切替画像をネットワークに
送信する際に、分割画像固有の番号をヘッダ情報として
付加できる。
【0053】また、画像データ受信側にて異常を発見し
た際に、異常が生じた画像データのヘッダ情報からその
画像データ固有の分割画像番号を識別し、その分割画像
番号に相当する画像データを再度送信するよう要求する
制御信号をネットワークに送信でき、異常が検出された
画像データを再度送信している間は、異常が検出された
画像データに相当する1フレーム前の分割画像を用いて
画像データ受信側で画像を表示させられ、さらに画像デ
ータ送信側にて受信した画像データの再送信要求の数を
カウントし、一定時間当たりに受信した再送信要求の数
が一定数より多くなったときはネットワークの容量が不
足していると判断し、圧縮率制御手段によって画像信号
圧縮手段の圧縮率を高くするあるいは動きが検出された
分割画像のみ送信画像蓄積手段に蓄積できる。また、そ
の一定時間値もしくは一定数値を画像送信側ネットワー
ク送受信手段が受信した制御信号によって所望の値に設
定できるという効果を有する。
【0054】(実施の形態4)次に、図4に示したブロ
ック図は、本発明の実施の形態4では、図3に示した本
発明の実施の形態3と同様の構成要素から成るが、図4
に示されるように送信画像蓄積手段18の入力として画
像信号圧縮手段14の出力信号を与えている。以下、図
4を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。
送信画像蓄積手段18は、画像信号圧縮手段14の出力
を蓄積する。このとき、すべての分割画面を蓄積する
か、動きが検出された分割画像を圧縮した圧縮分割画像
のみを蓄積するかを送信画像蓄積制御手段71により制
御可能となっている。その他の制御は本発明の第3の実
施の形態と同じである。以上のように、本発明の実施の
形態4によれば、本発明の第3の実施形態と比較して、
分割画像を圧縮した圧縮分割画像を蓄積でき、動き検出
手段によって動きが検出された分割画像を圧縮した圧縮
分割画像のみを蓄積することも可能であるということか
ら、より多くのフレームの画像を送信画像蓄積手段に蓄
積できるという効果を有する。
【0055】(実施の形態5)以下、図5を用いて、本
発明の実施の形態5について説明する。図3に示した本
発明の実施の形態3に加えて、図5に示す送信画像蓄積
切り替え手段83とを備えていて、送信画像蓄積手段1
8の入力として、送信画像切り替え手段83の出力信号
が与えられている。送信画像蓄積切替手段83の入力と
して、画面分割手段13の出力である分割画像と、画像
信号圧縮手段14の出力である圧縮分割画像が与えられ
ており、蓄積切替制御手段81によってどちらか一方を
送信画像蓄積切替手段83より出力するよう制御する。
このとき、すべての分割画面を蓄積するか、動きが検出
された分割画像のみを蓄積するか、動きが検出された圧
縮分割画像のみを蓄積するかを蓄積切替制御手段81と
送信画像蓄積制御手段71により制御可能となってい
る。その他の制御は本発明の実施の形態3と同じであ
る。以上のように、本発明の実施形態5によれば、本発
明の実施形態3および4と比較して、分割画像と圧縮分
割画像のどちらかを蓄積するか制御でき、動き検出手段
によって動きが検出された分割画像もしくは圧縮分割画
像のみを蓄積することも可能であるということから、ネ
ットワークの容量変化に対して、より柔軟な対応が可能
であるという効果を有する。
【0056】(実施の形態6)以下、図6を用いて、本
発明の実施の形態6について説明する。本発明の実施の
形態6では、図2に示した本発明の実施の形態2に加え
て、図6に示す送信画像蓄積手段18と、送信画像蓄積
制御手段71と、送信画像切替手段19と、送信画像切
り替え制御手段17と、画像送信側ネットワーク送受信
手段21が接続されているものと同じネットワーク26
に接続された画像受信側ネットワーク送受信手段27
と、データ受信異常検出手段28と、受信画像蓄積手段
29と、受信画像切替制御手段31と、受信画像切替手
段30と、画像信号伸張手段32と、D/A変換部33
と、画像表示手段34とを備えている。画像送信側ネッ
トワーク送受信手段21は、圧縮率制御手段16及び画
像信号廃棄制御手段44及び送信画像蓄積制御手段71
を介して加増信号圧縮手段14と画像信号廃棄手段43
と送信画像蓄積手段18を制御できるようになってお
り、画像送信側ネットワーク送受信手段21が受信した
一定時間内の画像データの再送信要求信号の割合に応じ
て、画像信号圧縮手段14の圧縮率を高くする。
【0057】また、ここで、再転送要求信号数をカウン
トする一定時間値と、各制御を開始するしきい値は、ネ
ットワーク26に接続された他機器からの制御可能とな
っている。動きが検出された分割画像を圧縮した圧縮分
割画像のみを蓄積する画像信号廃棄手段43での廃棄す
る分割画像の量を増やすという3通りの制御を段階的に
行う、あるいは混在させて行うことで、ネットワーク2
6の容量に柔軟に対応することができる。その他の制御
は本発明の実施の形態2、及び本発明の実施の形態4と
同じである。以上のように、本発明の実施の形態6によ
れば、本発明の実施の形態5と比較して、画像送信側ネ
ットワーク送受信手段が受信した一定時間内の画像デー
タの再送信要求信号の割合に応じて、画像信号圧縮手段
の圧縮率を高くしたり、動きが検出された分割画像を圧
縮した圧縮分割画像のみを蓄積したり、廃棄する分割画
像の量を増やすという3通りの制御を段階的に行える、
あるいは混在させて行えるということから、ネットワー
クの容量変化に対して、より柔軟な対応が可能であると
いう効果を有する。
【0058】さらに、画像送信ネットワーク送受信手段
21にて受け取った画像信号の再転送要求信号の数をカ
ウントし、一定時間に受信する再転送要求信号数が一定
数を超えた場合、ネットワーク26の容量が小さいもの
と判断し、画像信号圧縮手段14の圧縮率を上げる、あ
るいは動きが検出された分割画像のみ送信画像蓄積手段
18に蓄積するモードに移行する、あるいはその両方の
制御を行う。これら再転送要求信号数に対応した制御
を、図8及び図9のフローチャートに示す。
【0059】以下図8のフローについて実施の形態6に
基づいて説明する。前記の如く、他機器からネットワー
ク26を介して、再送信要求をカウントする時間と信号
数に基づく最大4段階の閾値を設定すなわちα,β,
γ,θ(以下この配置の順番に小から大の値とする)が
設定される(ステップ201,202)。次に再送信要求
数の閾値αより小さい場合と大きい場合に別れ、小さい
場合は処理を終了し、大きい場合はつぎの処理を実行す
る(ステップ203)。次に再送信要求数の閾値がβよ
り小さい場合と大きい場合に別れ、小さい場合(結果的
にはαより大きくβより小さい)「画像圧縮率を高くす
る」の処理を実行し(ステップ205)、大きい場合は次
の段階の処理を実行する(ステップ204)。以下同様
に再送信要求数の閾値がγ,θより小さい場合と大きい
場合で処理が別れ(ステップ206,ステップ208)、
小さい場合はそれぞれ「分割画像のみを蓄積」 (ステッ
プ207)、「圧縮分割画像のみを蓄積」の処理を実行
する(ステップ207,ステップ209)。また再送信要
求数の閾値がθ以上の場合は「分割画像の廃棄率を高め
る」(ステップ210)の処理を実行する。
【0060】なお、ステップ205の「画像圧縮率を高
くする」の処理は画像信号圧縮手段14で処理される。
ステップ207の「分割画像のみを蓄積」は送信画像蓄
積手段18で処理される。またステップ209の「圧縮
分割画像のみを蓄積」は画像信号圧縮手段14、送信画
像蓄積手段18で実行される。ステップ210の「分割
画像の廃棄率を高める」は画像信号廃棄手段43で実行
処理される。
【0061】次に、図9のフローについて説明する。図
9と図8のフローの相違は、図8のフローでは1つの再
送信要求数の閾値に対応する処理は1つの処理である。
例えばβより大きくγより小さい場合は、「分割画像の
みを蓄積」の処理だけであるが、図9のフローの場合は
αより大きくβより小さい場合の処理「画像圧縮率を高
くする を実行後「分割画像のみを蓄積」の処理を実行
する。
【0062】再送信要求数の閾値がγより大きくθより
小さい場合を例にして説明する。他機器からネットワー
ク26を介して、再送信要求をカウントする時間と信号
数に基づく最大4段階の閾値を設定すなわちα,β,
γ,θ(この配置の順番に小から大の値とする)が設定
される(ステップ301,302)。ステップ303から
ステップ308のフローにおいては、再送信要求数の閾
値がγより大きくθより小さいため分岐判定がYESと
なり、ステップ305で「画像圧縮率を高くする」、ス
テップ306で「分割画像のみを蓄積」、ステップ30
8で「圧縮分割画像のみを蓄積」が実行される。ステッ
プ309では再送信要求数の閾値がθより小さいので分
岐判定がNOとなり処理を終了する。その他の再送信要
求数の閾値についても同様の処理が実行される。
【0063】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、画像取り込み手段によって撮像された撮像画像を複
数の画面に分割し、分割画像のそれぞれについて動き検
出を行い、動き検出されなかった分割画像については圧
縮率を高める、あるいは強制的に廃棄する等の制御によ
ってデータ量を少なくし、動きが検出された分割画像に
ついては圧縮率を低くする、あるいは廃棄しない等の制
限によって高品質の画像データとし、全体のデータ量を
少なくしながらも重要な画像部分については高品質の画
像を保持しネットワークに伝送できる。
【0064】また、動きが検出された分割画像は、メモ
リなどの記憶装置に記憶してておき、ネットワーク内で
データが消失するなどの異常が検出された場合に、直ち
に記憶装置から分割画像をネットワークへ再送できる。
さらに、再送が頻繁に生じるような場合、記憶装置が飽
和してしまう可能性が高くなるので、動きが検出された
分割画像のみ記憶装置に記憶する、あるいは動きが検出
された分割画像を圧縮した画像のみ記憶することで、記
憶装置の見かけ上の容量を大きくできる。これらの動作
により、所望の部分の画像品質を高く、単位時間毎の枚
数を多くすることができ、またネットワークでのデータ
消失等の異常が発生した場合に所望の部分の画像を確実
に伝送できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る監視装置の構
成を表すブロック図
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る監視装置の動
作を説明するフローチャート
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る監視装置の動
作を説明するフローチャート
【図9】本発明の第6の実施の形態に係る監視装置の動
作を説明するフローチャート
【符号の説明】
11 画像取り込み手段 12 A/D変換部 13 画面分割手段 14 画像信号圧縮手段 15 動き検出手段 16 圧縮率制御手段 17 送信画像切り替え制御手段 18 送信画像蓄積手段 19 送信画像切り替え手段 20 ヘッダ生成手段 21 画像送信側ネットワーク送受信手段 22 切り替え画像信号 23 ヘッダ信号 24 画像再送信制御信号 25 ネットワーク画像信号 26 ネットワーク 27 画像受信側ネットワーク送受信手段 28 データ受信異常検出手段 29 受信画像蓄積手段 30 受信画像切り替え手段 31 受信画像切り替え制御手段 32 画像信号伸張手段 33 D/A変換部 34 画像表示手段 41 時刻計測手段 43 画像信号廃棄手段 44 画像信号廃棄制御手段 45 画像信号廃棄制御信号 61 画面分割制御手段 62 画面分割制御信号 71 送信画像蓄積制御手段 81 蓄積切り替え制御手段 82 蓄積切り替え制御信号 83 送信画像蓄積切り替え手段 91 圧縮率制御信号 92 分割画像番号生成手段 93 画像伸長制御手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CC02 CH02 DA06 DA08 EA01 EA03 EA05 EA07 EG05 EG07 EG08 FF03 GA00 GD03 HA18 HA19 HA21 HA22 5C059 KK34 KK47 MC11 MC32 MC34 NN01 NN24 NN28 PP01 PP04 PP26 PP27 RA01 RB09 RC22 RF01 RF23 SS00 TB08 TC11 TC13 TC37 UA02 UA05 UA28 UA31 UA32

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像取り込み手段によって取り込まれた
    撮像画像に基づいて撮像画像内の動き物体を検出する監
    視装置において、前記撮像画像を複数の分割画像に分割
    する画面分割手段と、個々の前記分割画像について前記
    分割画像内の動き物体を検出する動き検出手段と、前記
    分割画像を圧縮することによって圧縮分割画像を得る画
    像信号圧縮手段と、前記動き検出部の結果に基づいて前
    記画像圧縮手段の圧縮率を個々の前記分割画像に対して
    制御する圧縮率制御手段とを備えることを特徴とする監
    視装置。
  2. 【請求項2】 画像取り込み手段によって取り込まれた
    撮像画像に基づいて撮像画像内の動き物体を検出する監
    視装置において、前記撮像画像を複数の分割画像に分割
    する画面分割手段と、個々の前記分割画像について前記
    分割画像内の動き物体を検出する動き検出手段と、前記
    分割画像を廃棄する画像信号廃棄手段と、前記動き検出
    部の結果に基づいて前記分割画像の廃棄を行うか否かを
    制御する画像信号廃棄制御手段と、前記画像信号廃棄手
    段にて廃棄されなかった前記分割画像を圧縮することに
    よって圧縮分割画像を得る画像信号圧縮手段と、前記画
    像圧縮手段の圧縮率を個々の前記分割画像に対して制御
    する圧縮率制御手段とを備えることを特徴とする監視装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の監視装置において、絶
    対時間を計測する時間計測手段を備え、前記動き検出部
    にて前記分割画像内に動き物体が検出されなかった場
    合、前記時間計測手段によって計測された時間をもとに
    一定時間毎に一定量の前記分割画像を廃棄することを特
    徴とする監視装置
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2に記載の監視
    装置において、前記画面分割手段の画面分割数を制御す
    る画面分割制御手段を備えることを特徴とする監視装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の監視装置において、前
    記画像圧縮手段としてDCT(Discrete Cosine Transfor
    m、離散コサイン変換)符号化方式を利用したJPEG
    (Joint Photographic Experts Group)の勧告の方法を
    用い、前記分割画像の大きさが8×8画素となるよう前
    記画面分割数を制御することを特徴とする監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1あるいは請求項2あるいは請求
    項4に記載の監視装置において、前記送信画像圧縮手段
    の出力信号をネットワークに送信し、かつ前記ネットワ
    ークに接続された他機器からの制御信号を受信するため
    の画像送信側ネットワーク送受信手段とを備えることを
    特徴とする監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の監視装置において、前
    記圧縮率制御手段に対して前記画像送信側ネットワーク
    送受信手段が受信した前記ネットワークに接続された他
    機器からの制御信号を入力し、前記画像圧縮手段の圧縮
    率を制御することを特徴とする監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の監視装置において、前
    記画面分割制御手段に対して前記画像送信側ネットワー
    ク送受信手段が受信した前記ネットワークに接続された
    他機器からの制御信号を入力し、前記画面分割手段の画
    面分割数を制御することを特徴とする監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の監視装置において、前
    記画像信号廃棄制御手段に対して前記画像送信側ネット
    ワーク送受信手段が受信した前記ネットワークに接続さ
    れた他機器からの制御信号を入力し、前記画像信号廃棄
    手段の廃棄時間間隔を制御することを特徴とする監視装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の監視装置において、
    前記画面分割手段によって分割された個々の分割画面に
    対してそれぞれ異なった番号を生成する分割画像番号生
    成部と、前記分割画像番号生成部で生成された分割画像
    番号を内容とする分割画像識別ヘッダを生成するヘッダ
    生成部とを備え、前記分割画面を前記画像送信側ネット
    ワーク送受信装置から前記ネットワークに送信する際に
    それぞれの分割画像番号に対応した前記分割画像識別ヘ
    ッダを付加することを特徴とする監視装置。
  11. 【請求項11】 請求項1あるいは請求項2あるいは請
    求項4あるいは請求項5に記載の監視装置において、前
    記分割画像を蓄積する送信画像蓄積手段を備えることを
    特徴とする監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項1あるいは請求項2あるいは請
    求項4あるいは請求項5に記載の監視装置において、前
    記圧縮分割画像を蓄積する送信画像蓄積手段を備えるこ
    とを特徴とする監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項1あるいは請求項2あるいは請
    求項4あるいは請求項5に記載の監視装置において、前
    記分割画像と前記圧縮分割画像とを切替える送信画像蓄
    積切替手段と、前記送信画像蓄積切替手段を制御する蓄
    積切替制御手段とを備え、送信画像蓄積切替手段の出力
    を送信画像蓄積手段に蓄積することを特徴とする監視装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項11あるいは請求項13に記載
    の監視装置において、前記動き検出手段によって動き物
    体が検出された前記分割画像のみを前記送信画像蓄積手
    段に蓄積するよう制御する送信画像蓄積制御手段を備え
    ることを特徴とする監視装置。
  15. 【請求項15】 請求項12あるいは請求項13に記載
    の監視装置において、前記動き検出手段によって動き物
    体が検出された前記分割画像を圧縮した前記圧縮分割画
    像のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積するよう制御する
    送信画像蓄積制御手段を備えることを特徴とする監視装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項11あるいは請求項12あるい
    は請求項13に記載の監視装置において、前記圧縮分割
    画像と前記送信画像蓄積手段に蓄積された蓄積信号とを
    切り替える送信画像切替手段を備えることを特徴とする
    監視装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の監視装置におい
    て、前記送信画像切替手段の出力信号をネットワークに
    送信し、かつ前記ネットワークに接続された他機器から
    の制御信号を受信するための画像送信側のネットワーク
    送受信手段とを備えることを特徴とする監視装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の監視装置におい
    て、前記画面分割手段によって分割された個々の分割画
    面に対してそれぞれ異なった番号を生成する分割画像画
    面生成部と、前記分割画像番号生成部で生成された分割
    画像番号を内容とする分割画像識別ヘッダを生成するヘ
    ッダ生成部とを備え、前記分割画像を前記画像送信側ネ
    ットワーク送受信装置から前記ネットワークに送信する
    際にそれぞれの分割画像番号に対応した前記分割画像識
    別ヘッダを付加することを特徴とする監視装置。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信した
    前記ネットワークに接続された他機器からの制御信号に
    よって前記送信画像切替手段を切り替えるための送信画
    像切替制御手段とを備えることを特徴とする監視装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信した
    前記送信画像蓄積手段に蓄積された信号を送信するため
    の制御信号を受信することで、前記送信画像切替手段を
    前記送信画像蓄積手段から送出される信号側に切り替え
    ると共に、前記送信画像蓄積制御手段が前記送信画像蓄
    積手段から信号を送出することを特徴とする監視装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の監視装置におい
    て、前記ネットワークに接続された画像受信側ネットワ
    ーク送受信手段と、前記画像送信側ネットワーク送受信
    手段により送出されて前記画像受信側ネットワーク送受
    信手段が受け取った受信ネットワーク画像信号に異常が
    あったことを検出するデータ受信異常検出手段とを備え
    ることを特徴とする監視装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記データ異常検出手段が異常ありと検出した場合
    に、前記ネットワークに前記ネットワーク画像信号を前
    記画像送信側ネットワーク送受信手段より再度送信する
    よう制御するための画像再送制御信号を、前記画像受信
    側ネットワーク送受信手段より送出することを特徴とす
    る監視装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の監視装置におい
    て、前記画像受信側ネットワーク送受信手段が受信した
    前記受信ネットワーク画像信号ほ蓄積する受信画像蓄積
    手段と、前記受信ネットワーク画像信号と前記受信画像
    蓄積手段からの蓄積受信信号とを切り替える受信画像切
    替手段と、前記データ異常検出手段が異常ありと判断し
    た場合に前記蓄積受信信号側を選択するよう前記受信画
    像切替手段を制御する受信画像切替制御手段とを備える
    特徴とする監視装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の監視装置におい
    て、前記画面分割手段によって分割された個々の分割画
    面に対してそれぞれ異なった番号を生成する分割画像番
    号生成部と、前記分割画像番号生成部で生成された分割
    画像番号を内容とする分割画像識別ヘッダを生成するヘ
    ッダ生成部とを備え、前記分割画面を前記画像送信側ネ
    ットワーク送受信装置から前記ネットワークに送信する
    際にそれぞれの分割画像番号に対応した前記分割画像識
    別ヘッダを付加することを特徴とする監視装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の監視装置におい
    て、前記データ異常検出手段によって異常ありと判断さ
    れたネットワーク画像信号に対する前記分割画像番号を
    異常画像番号として前記分割画像識別ヘッダより識別
    し、前記異常画像番号に相当する分割画像番号を持つネ
    ットワーク画像信号のみを前記画像送信側ネットワーク
    送受信手段より再度送信するよう制御するための画像再
    送制御信号を、前記画像受信側ネットワーク送受信手段
    より前記ネットワークに送出することを特徴とする監視
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の監視装置におい
    て、前記異常画像番号に相当する分割画像番号を持つネ
    ットワーク画像信号のみを前記画像送信側ネットワーク
    送受信手段より再度送信している間は、前記受信画像切
    替制御手段によって前記受信画像切替手段を前記受信画
    像蓄積手段の出力側に切り替え、前記異常画像番号に相
    当する前フレームの前記受信ネットワーク画像信号を受
    信画像蓄積手段より出力することを特徴とする監視装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信する
    前記画像再送制御信号の数をカウントし、一定時間当た
    りに受信した前記画像再送制御信号が一定数より多くな
    った場合、前記圧縮率制御手段によって前記画像信号圧
    縮手段の圧縮率を高くすることを特徴とする監視装置。
  28. 【請求項28】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信する
    前記画像再送制御信号の数をカウントし、一定時間当た
    りに受信した前記画像再送制御信号が一定数より多くな
    った場合、前記動き検出手段によって動き物体が検出さ
    れた前記分割画像のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積す
    るよう制御することを特徴とする監視装置。
  29. 【請求項29】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信する
    前記画像再送制御信号の数をカウントし、一定時間当た
    りに受信した前記画像再送制御信号が一定数より多くな
    った場合、前記動き検出手段によって動き物体が検出さ
    れた前記分割画像を圧縮した前記圧縮分割画像のみを前
    記送信画像蓄積手段に蓄積するよう制御することを特徴
    とする監視装置。
  30. 【請求項30】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信する
    前記画像再送制御信号の数をカウントし、一定時間当た
    りに受信した前記画像再送制御信号数に対応して、前記
    圧縮率制御手段によって前記画像信号圧縮手段の圧縮率
    を高くする制御と、前記動き検出手段によって動き物体
    が検出された前記分割画像のみを前記送信画像蓄積手段
    に蓄積する制御と、前記動き検出手段によって動き物体
    が検出された前記分割画像を圧縮した前記圧縮分割画像
    のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積する制御とを、一定
    数毎に段階的に切り替える、あるいは一定数毎に段階的
    にそれぞれの制御を混在させることを特徴とする監視装
    置。
  31. 【請求項31】 請求項21に記載の監視装置におい
    て、前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信する
    前記画像再送制御信号の数をカウントし、一定時間当た
    りに受信した前記画像再送制御信号数に対応して、前記
    圧縮率制御手段によって前記画像信号圧縮手段の圧縮率
    を高くする制御と、前記動き検出手段によって動き物体
    が検出された前記分割画像を圧縮した前記圧縮分割画像
    のみを前記送信画像蓄積手段に蓄積する制御と、前記画
    像信号廃棄手段での廃棄分割画像数を増やす制御とを、
    一定数毎に段階的に切り替える、あるいは一定数毎に段
    階的にそれぞれの制御を混在させることを特徴とする監
    視装置。
  32. 【請求項32】 請求項27あるいは請求項28あるい
    は請求項29あるいは請求項30あるいは請求項31に
    記載の監視装置において、前記一定時間値もしくは前記
    一定数を前記画像送信側ネットワーク送受信手段が受信
    した制御信号によって制御することができることを特徴
    とする監視装置。
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