JP2000049932A - 留守番機能付電話装置 - Google Patents

留守番機能付電話装置

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JP2000049932A
JP2000049932A JP21800398A JP21800398A JP2000049932A JP 2000049932 A JP2000049932 A JP 2000049932A JP 21800398 A JP21800398 A JP 21800398A JP 21800398 A JP21800398 A JP 21800398A JP 2000049932 A JP2000049932 A JP 2000049932A
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caller
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recorded
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JP21800398A
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Inventor
Katsuhiko Onozuka
勝彦 小野塚
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音した用件メッセージを適切に変更すると
ともに、用件録音の再生時の混乱を防止する。 【解決手段】 発信者の用件が録音される録再IC6
と、録音された用件と関連づけて発番号が記憶されるメ
モリ15とを備え、着信の到来時に発番号を受信し、受
信した発番号がメモリに記憶されている場合は着信に応
答して所定の操作用メッセージを発信者に送出する一
方、発信者がその操作用メッセージに基づき操作した消
去操作を検出すると該当発信者の用件メッセージを録再
ICから消去するとともに、発信者の上書き操作を検出
すると該当発信者の用件メッセージを上書き録音し、か
つ発信者の追加録音操作を検出すると該当発信者の用件
メッセージを追加録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番機能を内蔵
した留守番機能付電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の留守番機能付電話装置
は、留守モード時に電話回線(以下、回線)に到来する
発信者の発信に基づく着信を検出すると、回線の直流ル
ープを閉結することによりこの着信に自動応答し、応答
メッセージを発信者に送出する。この応答メッセージの
送出に対し、発信者から用件メッセージが到来するとそ
の用件メッセージを録音媒体に録音する。そして、被呼
者が外出先から戻ってメッセージ再生操作を行うと録音
媒体に録音された発信者の用件メッセージが再生され被
呼者により聴取されるものとなっている。
【0003】また、こうした留守番機能付電話装置はリ
モート機能を有しており、留守番機能付電話装置の所有
者(即ち、被呼者)が外出先からその電話装置に録音さ
れている自身宛の用件メッセージを聴取することができ
る。即ち、前記所有者がその電話装置を回線を介して呼
び出し、自身の暗証番号を入力すると、留守番機能付電
話装置ではこの暗証番号を受信して予めメモリに登録さ
れている暗証番号と比較する。そして、双方の番号が一
致し、続いて前記所有者の再生操作に基づく操作信号を
受信すると、録音媒体の用件メッセージを再生して所有
者へ送信するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発信者がこう
した留守番機能付電話装置に用件メッセージを録音した
後、その録音内容を変更したい場合や、その録音内容が
不要になって消去したい場合は、発信者側は暗証番号を
知らないため、その都度その電話装置に発呼して録音内
容の変更の旨、及び既に録音した内容が不要である旨の
用件メッセージを録音媒体に録音させなければならなか
った。また、上記電話装置の所有者が用件メッセージを
再生した場合、用件メッセージは録音順に再生されるた
め、用件メッセージの内容が上述のように変更されてい
たり、或いは途中に別の発信者からの用件メッセージが
録音されていたりすると、再生内容がわからなくなり混
乱するという課題もあった。したがって本発明は、録音
した用件メッセージを適切に変更するとともに、用件録
音の再生時の混乱を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、発信者の用件メッセージが録音さ
れる録音媒体と、録音媒体に録音された用件メッセージ
と関連づけて発信者を識別可能な発番号が記憶されるメ
モリと、着信の到来時に発番号を受信する受信手段と、
受信手段により受信された発番号がメモリに記憶されて
いる場合は着信に応答して所定の操作用メッセージを発
信者に送出するメッセージ送出手段と、操作用メッセー
ジの送出後、発信者が操作する操作信号を検出する検出
手段と、検出手段の検出出力に基づき録音媒体に対する
用件メッセージの録音を制御する制御手段とを備えたも
のである。また、制御手段は、検出手段により検出され
た発信者の操作信号が消去操作を示す場合は該当発信者
の用件メッセージを録音媒体から消去するとともに、発
信者の操作信号が上書き操作を示す場合は該当発信者の
用件メッセージを上書き録音し、かつ発信者の操作信号
が追加録音操作を示す場合は該当発信者の用件メッセー
ジを追加録音するものである。また、録音媒体の用件メ
ッセージを再生する再生手段を備え、再生手段はメモリ
の記憶内容に基づいて同一の発信者の用件メッセージを
連続して再生するものである。また、用件メッセージの
消去及び上書き録音が行われたときにそれぞれ用件メッ
セージの消去の旨を示す第1の情報及び用件メッセージ
の上書き録音の旨を示す第2の情報が記憶される記憶手
段と、再生手段による用件メッセージの再生時に記憶手
段に記憶されている情報を表示する表示手段とを備えた
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る留守番機能付電話装
置(以下、電話装置)の構成を示すブロック図であり、
この電話装置は、着信時に図示しない交換機から送られ
てくる発信者電話番号(以下、発番号)を受信する機能
を有している。図1において、L1,L2は回線、1は
本装置の制御を行うCPU、2は回線L1,L2の直流
ループの閉結または開放を行うループ閉結回路、3は回
線L1,L2へダイヤル信号を送出するダイヤル回路、
4は通話回路、5は保留音を送出する保留音回路であ
る。
【0007】また、7は録音媒体である録再IC6に対
する用件メッセージの録音または用件メッセージ,応答
メッセージの再生を行う音声録再回路、8は音声合成I
C、9は回線L1,L2に到来するPB信号を受信する
PBレシーバ、11は直流ループが閉結されていない状
態の回線L1,L2の極性反転を検出する開ループ極反
検出回路、12は回線L1,L2の直流ループ閉結時の
極性反転を検出するリバース検出回路である。また、1
3は回線L1,L2からの呼出信号の到来前に到来する
上述の発番号を受信するモデム、14は呼出信号等の1
6Hz信号を検出する着信検出回路である。また、15
は発番号等を記憶するメモリ、16はLCDユニットか
ら構成される表示部、17は時計部、18はダイヤルキ
ー、19は機能キーである。なお、DB1,DB2はダ
イオードブリッジ、HS1,HS2はフックスイッチで
ある。
【0008】さて、以上のように構成された電話装置は
上述したように交換機側から通知される発番号の受信機
能を有するものである。以下、この発番号の受信機能に
ついて簡単に説明する。発呼側端末から送出されてくる
被呼側の電話番号を受信した交換機では、呼出信号を被
呼側端末である本電話装置へ送出する前に回線L1,L
2の極性反転、及びID受信端末起動信号を示す16H
z近辺の交流信号を間欠的に所定時間本電話装置へ送出
する。
【0009】これらの信号は、本電話装置の開ループ極
反検出回路11及び着信検出回路14で検出される。こ
の場合、本電話装置ではループ閉結回路2が回線L1,
L2の直流ループの閉結を行うことで、一次応答を交換
機に返送する。すると、交換機は本電話装置に対し、モ
デム信号により発呼側端末の電話番号である発番号を送
信する。この発番号をモデム13を介して受信した本電
話装置は、ループ閉結回路2で閉結していた回線L1,
L2の直流ループを開放することにより、発番号の受信
の旨を交換機に通知する。
【0010】なお、この時点で、本電話装置の表示部1
6には受信した発番号が表示され、その後に続いて交換
機から送信される通常の16Hzの1秒鳴動,2秒休止
の呼出信号によりブザーBZが着信鳴動するが、その際
にこの着信に応答すべきか否かを表示中の発番号により
判断することができる。この呼出信号に対し、本電話装
置においてループ閉結回路2による回線L1,L2の直
流ループ閉結が行われその呼出に応答すると、交換機側
へ二次応答信号が送られる。
【0011】すると交換機では、回線L1,L2の極性
復極を行い、これを本電話装置のリバース検出回路12
に検出させると共に、発呼側端末への課金動作を開始す
る。そして、以降、本電話装置は発呼側端末へ応答メッ
セージを送出するとともに、この応答メッセージの送出
に対し発呼側端末から送られる用件メッセージを受信し
て録再IC6に録音する。
【0012】図2及び図3は本電話装置のCPU1の動
作を示すフローチャートである。このフローチャートに
したがって本発明の要部動作を詳細に説明する。まず図
2のステップS11では、着信検出回路14を介する着
信検出の有無を判断する。ここで呼出信号が着信検出回
路14で検出されステップS11の着信検出が「Y」と
なると、CPU1は既に発番号が受信されているか否か
をステップS12で判断し、発番号が受信されていれ
ば、ステップS13で「同一発番号用件あり」を判断す
る。
【0013】ところで、この電話装置のメモリ15に
は、録再IC6の録音領域に用件メッセージが録音され
る毎にその発信者の電話番号(即ち、発番号)と録再I
C6の前記録音領域とが対応して記憶される用件インデ
ックスと呼ばれる領域が設けられている。CPU1は、
今回の着信検出時に今回の着信に関連して既に受信して
いる発番号と同一の発番号が前記用件インデックスに記
憶されているか否かを判断し、今回の着信時に受信した
発番号が用件インデックスに記憶されていれば、ステッ
プS13の「同一発番号用件あり」を「Y」と判断す
る。
【0014】この場合、CPU1はステップS14で着
信に応答し、ステップS15で、既に同一発信者の用件
メッセージが録音されていることを示す用件有りメッセ
ージを発信者宛に送出する。即ち、例えば「○○です。
ただいま留守にしております。先に受けたご用件があり
ます。先のご用件を消去したい場合はダイヤル「1」
を、先のご用件を消去後再度録音したい場合はダイヤル
「2」を、追加の用件を録音したい場合にはダイヤル
「3」を押して下さい。」旨の用件有りメッセージを発
信者に送出する。
【0015】このような用件有りメッセージを音声合成
IC8から発信者宛に送出した後、CPU1は内蔵タイ
マ1Aを起動することによりステップS16でPB受信
タイマとしてスタートさせる。続いて、CPU1はこの
PB受信タイマがステップS30でタイムアップするま
で、送出された上記用件有りメッセージに基づき発信者
が操作するPBダイヤル「1」〜「3」の受信を判断す
る。ここで、PBダイヤル信号がPBレシーバ9を介し
て受信されステップS17の判定が「Y」となると、C
PU1はその受信ダイヤルが用件の消去を示す「1」で
あるかどうかをステップS18で判断し、ダイヤル
「1」であればステップS19でその発番号に相当する
録再IC6の録音領域から用件を消去する用件メッセー
ジクリアを行い、かつ用件インデックスからその発番号
を消去し、さらに回線を開放した後、ステップS11へ
戻って再度の着信検出の判断を行う。
【0016】また、発信者から受信したダイヤルが先の
用件消去後に再度の用件の録音を示す上書き用件録音
「2」であり、ステップS20の判定が「Y」となる場
合は、ステップS21でその発番号に該当する用件を録
再IC6から消去する用件メッセージクリアを行い、か
つ用件インデックスからその発番号を消去し、さらに受
信した発番号をステップS22で用件インデックスにセ
ットする。そして、その発番号に対応して録再IC6の
該当録音領域をセットするとともに、その録音領域に発
信者からの用件メッセージを録音する処理をステップS
23で行う。続いてこの用件録音の終了をステップS2
4で判断し、用件録音が終了するとステップS25で外
線(回線)を開放した後、ステップS11へ戻って再度
の着信検出の判断を行う。
【0017】また、発信者から受信したダイヤルが追加
用件の録音を示す「3」であり、ステップS26の判定
が「Y」となる場合は、本装置に追加録音許可が設定さ
れているか否かをステップS27で判断し、追加録音許
可が設定され追加録音が許容される場合は、ステップS
22で用件インデックスに受信した発番号をセットし、
かつこれに対応して録再IC6の該当録音領域をセット
する。そして、その録音領域に発信者の用件メッセージ
を録音する処理をステップS23で行う。続いてこの用
件録音の終了をステップS24で判断し、用件録音が終
了するとステップS25で外線(回線)を開放した後、
ステップS11へ戻って再度の着信検出の判断を行う。
【0018】一方、発信者から追加用件の録音を示すダ
イヤル「3」を受信したときに本装置に追加録音許可が
設定されておらずステップS27の判定が「N」となる
場合は、ステップS28で音声合成IC8を駆動し、エ
ラー音を発信者側へ送出するとともに、ステップS29
でタイムアップ終了フラグをセットする。その後、ステ
ップS16へ戻って再度PB受信タイマをスタートさせ
る。そして、この間に発信者側からのPBダイヤル信号
の受信判断を行い、PBダイヤルが受信されれば、その
ダイヤル番号に応じた、上述の用件録音クリア,上書き
用件録音及び追加用件録音等の各処理を実行する。
【0019】また、受信したPBダイヤルが上記の
「1」,「2」,「3」の何れにも一致せずステップS
26の判定が「N」となる場合は、ステップS28で同
様にエラー音を発信者に報知するとともに、ステップS
29でタイムアップ終了フラグをセットし、ステップS
16へ戻って再度PB受信タイマをスタートさせた後、
ステップS17以降で同様の処理を行う。ここで、PB
受信タイマがタイムアップしステップS30の判定が
「Y」となると、このときタイムアップ終了フラグがセ
ットされていれば、ステップS32で外線を開放したの
ち、ステップS11へ戻って再度の着信検出判断を行
う。
【0020】また、PB受信タイマがタイムアップした
ときタイムアップ終了フラグがセットされておらずステ
ップS31の判定が「N」となる場合は、ステップS2
7へ移行して追加録音許可の設定の有無を判断する。そ
して追加録音が許容されていれば、同様にステップS2
2以降の処理を実行し、追加録音が許容されていなけれ
ばエラー音の送出(ステップS28)及びタイムアップ
終了フラグのセット(ステップS29)を行ったうえ、
ステップS16でPB受信タイマを再スタートさせる。
【0021】以上の動作は、着信検出時に受信した発番
号と同一番号が既に用件インデックスに記憶されている
場合の動作である。ここで、受信した発番号が用件イン
デックスに記憶されていない場合は、ステップS13の
判定は「N」となる。この場合、ステップS37で用件
インデックスにその発番号をセットし、ステップS35
で着信に応答する。続いてステップS36で応答メッセ
ージを発信者に送出し、その後、ステップS23へ移行
して発信者からの用件メッセージを録音する用件録音を
行う。次にこの用件録音の終了をステップS24で判断
し、用件録音が終了するとステップS25で外線を開放
した後、ステップS11へ戻って再度の着信検出の判断
を行う。
【0022】以上の動作は、着信時に発番号を受信した
場合の動作であるが、着信時に発番号を受信できなかっ
た場合の動作を次に説明する。着信時に発番号が受信で
きなかった場合はステップS12の「発番号受信?」が
「N」となる。この場合、本装置に「発番号が非通知で
あっても録音可能の設定」がなされているか否かをステ
ップS33で判断し、これが「Y」となる場合はステッ
プS34で用件インデックスの各発番号をクリアしたう
え、ステップS35で着信に応答する。続いてステップ
S36で応答メッセージを発信者に送出し、その後、ス
テップS23へ移行して発信者からの用件メッセージを
録音する用件録音を行う。次にこの用件録音の終了をス
テップS24で判断し、用件録音が終了するとステップ
S25で外線を開放した後、ステップS11へ戻って再
度の着信検出の判断を行う。一方、本装置に「発番号が
非通知であっても録音可能の設定」がなされていない場
合(即ち、ステップS33で「N」の場合)は着信が検
出されてもその着信には応答しない。
【0023】次に図3のフローチャートに基づき留守解
除の動作を説明する。本装置の所有者が外出先から戻っ
て留守解除の操作を行うか、或いは前記所有者が外出先
からリモート操作に基づく留守解除を行うと、ステップ
S41の留守解除の判定が「Y」となる。この場合、C
PU1は、用件インデックスを参照して、録再IC6に
録音されかつ再生されない未再生用件の有無をステップ
S42で判断する。この未再生用件メッセージとして
は、図2のステップS19で消去された用件メッセー
ジ、及び図2のステップS21で消去されステップS2
3で録音(上書き録音)された用件メッセージも含ま
れ、こうした用件メッセージはその消去時に用件インデ
ックスに消去情報として該当の発番号と関連づけて記憶
される。そして用件再生時にCPU1は、その用件メッ
セージが上書きされている旨の情報、または用件メッセ
ージが消去されている旨の情報をその発番号と関連づけ
て表示部16に表示する。このように、用件の削除や変
更があった場合は留守解除操作の検出時にその旨を通知
できるようにしたものである。
【0024】続いてCPU1は、未再生用件がある場合
はステップS43で録再IC6から未再生用件メッセー
ジを再生する。そして、この未再生用件メッセージの再
生が終了してステップS44の判定が「Y」となると、
続いて用件インデックスを参照してステップS45で次
の未再生用件の有無を判断しこれが「N」の場合は用件
再生を終了する。
【0025】ここで、次の未再生用件がありステップS
45の判定が「Y」となると、CPU1は、本装置に
「同一発信者からの用件メッセージを優先的に再生する
設定」が行われているか否かをステップS46で判断す
る。そして、本装置にこのような設定が行われていれ
ば、既にステップS43で再生した用件メッセージと同
一の発信者からの用件メッセージが録音されているか否
かをステップS47で用件インデックスを参照して判断
する。そして、同一発信者からの用件メッセージが録音
されステップS47の判定が「Y」となると、CPU1
はステップS48でこの発信者の用件を優先的に再生す
る処理を行う。
【0026】一方、本装置に「同一発信者からの用件メ
ッセージを優先的に再生する設定」が行われておらずス
テップS46の判定が「N」の場合は、ステップS49
で次の未再生の用件メッセージを例えば録音の古いもの
から取り出して再生する。また、本装置に「同一発信者
からの用件メッセージを優先的に再生する設定」が行わ
れ、かつ最初に再生した用件メッセージと同一の発信者
の用件メッセージが録音されていない場合(ステップS
47で「N」の場合)は、ステップS49で次の用件メ
ッセージ(異なる発信者からの用件メッセージ)を取り
出して再生する。このように、再生時には同一発信者か
らの用件が優先的に取り出されて再生されるため、用件
の誤解などが生じにくくなる。また、用件の上書きのみ
を設定可能にすることもでき、このように設定を行うと
嫌がらせ電話等の録音を1回に抑えることができる。な
お、本実施の形態では、録音媒体として録再IC6を用
いているが録音テープ等でも同様の効果を奏する。ま
た、本実施の形態では、アナログ回線に接続される電話
装置の例を説明したが、デジタル回線に接続される電話
装置にも同様に適用できる。アナログ回線では発信者電
話番号であるが、デジタル回線ではサブアドレスを利用
して適用可能である。
【0027】また、本実施の形態では、この留守番機能
を電話装置に適用した例を説明したが、携帯電話等にお
いてはこの留守番機能をセンタに設けても同様の効果を
奏する。図4は、このようなセンタの構成を示すブロッ
ク図である。同図において、センタ50には、制御部5
1、回線インターフェース52、録音媒体53、メモリ
54、及び音声合成部55が設けられている。回線イン
ターフェース52には回線を介して基地局60が接続さ
れ、さらに基地局60には携帯電話機70が無線接続さ
れる。
【0028】ここで、発信者が携帯電話機70に発呼す
ると、この発信者の発呼に基づく着信が回線群80を介
してセンタ50の回線インターフェース52に到来す
る。この場合、センタ50の制御部51は携帯電話機7
0への呼出が不可となる場合は録音媒体53に発信者の
用件メッセージを録音させるとともに、メモリ54の用
件インデックスに発信者の番号(発番号)を記憶する。
その後、同一発信者の同一携帯電話機70に対する発呼
に基づく着信が到来すると、制御部51はメモリ54の
用件インデックスに既に同一の発番号が記憶されている
ことから、上述の用件有りメッセージを発信者に送出す
る。そして、この用件有りメッセージの送出に基づき発
信者が操作するダイヤル番号を図示しないPBレシーバ
で受信すると、制御部51は受信したPBダイヤルに応
じ、録音媒体53を制御し、発信者の用件の消去、用件
の上書き録音、及び用件の追加録音等の処理を行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、録
音媒体に録音された用件メッセージと関連づけて発番号
を記憶するメモリを備え、着信の到来時に受信した発番
号と同一の発番号がメモリに記憶されている場合は着信
に応答して所定の操作用メッセージを発信者に送出する
一方、この操作用メッセージの送出に対して発信者が操
作した操作信号を検出すると、この操作信号に応じ用件
メッセージの録音制御を行うようにしたので、発信者
は、自身の用件メッセージが既に録音されこれを変更す
る場合、上記操作用メッセージの聴取により所望の操作
信号を送出することができ、この結果、録音中の自身の
用件メッセージを適切に変更できるとともに、用件の再
生時には装置の所有者は発信者により適切に変更された
用件を再生できるため所有者の用件録音再生時の混乱を
防止できる。また、発信者の操作信号が消去操作を示す
場合は該当発信者の用件メッセージを録音媒体から消去
するとともに、発信者の操作信号が上書き操作を示す場
合は該当発信者の用件メッセージを上書き録音し、かつ
発信者の操作信号が追加録音操作を示す場合は該当発信
者の用件メッセージを追加録音するようにしたので、発
信者は同様に自身の用件メッセージの適切な変更を行う
ことができる。また、用件メッセージの再生時にはメモ
リの記憶内容に基づいて同一の発信者の用件メッセージ
を連続して再生するようにしたので、用件再生時に装置
の所有者は同一発信者からの用件をまとめて聴取するこ
とができる。また、用件メッセージの消去及び上書き録
音が行われたときにそれぞれ用件メッセージの消去の旨
を示す第1の情報及び用件メッセージの上書き録音の旨
を示す第2の情報を記憶し、用件メッセージの再生時に
記憶されている情報を表示するようにしたので、装置の
所有者は、再生された用件メッセージが上書きされた最
新の用件メッセージか否かを容易に識別できるととも
に、一旦発信者の用件が録音されそれが発信者により消
去されたことを認識することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の留守番能付電話装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 上記装置の要部動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 上記装置の要部動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 留守番機能を備えた携帯電話のセンタの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…ループ閉結回路、6…
録再IC、7…音声録再回路、8…音声合成IC、11
…開ループ極反検出回路、12…リバース検出回路、1
3…モデム、14…着信検出回路、15…メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者の用件メッセージが録音される録
    音媒体と、 前記録音媒体に録音された用件メッセージと関連づけて
    発信者を識別可能な発番号が記憶されるメモリと、 着信の到来時に前記発番号を受信する受信手段と、 受信手段により受信された発番号がメモリに記憶されて
    いる場合は前記着信に応答して所定の操作用メッセージ
    を発信者に送出するメッセージ送出手段と、 前記操作用メッセージの送出後、発信者が操作する操作
    信号を検出する検出手段と、 検出手段の検出出力に基づき前記録音媒体に対する用件
    メッセージの録音を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする留守番機能付電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、前記検出手段により検出された発信者
    の操作信号が消去操作を示す場合は該当発信者の用件メ
    ッセージを録音媒体から消去するとともに、発信者の操
    作信号が上書き操作を示す場合は前記発信者の用件メッ
    セージを上書き録音し、かつ発信者の操作信号が追加録
    音操作を示す場合は前記発信者の用件メッセージを追加
    録音することを特徴とする留守番機能付電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記録音媒体の用件メッセージを再生する再生手段を備
    え、前記再生手段は前記メモリの記憶内容に基づいて同
    一の発信者の用件メッセージを連続して再生することを
    特徴とする留守番機能付電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 前記用件メッセージの消去及び上書き録音が行われたと
    きにそれぞれ用件メッセージの消去の旨を示す第1の情
    報及び用件メッセージの上書き録音の旨を示す第2の情
    報が記憶される記憶手段と、 前記再生手段による用件メッセージの再生時に前記記憶
    手段に記憶されている情報を表示する表示手段とを備え
    たことを特徴とする留守番機能付電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239386A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ntt Docomo Inc 留守番電話システム、及び、メッセージ登録方法

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