JP2000049906A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2000049906A
JP2000049906A JP10218028A JP21802898A JP2000049906A JP 2000049906 A JP2000049906 A JP 2000049906A JP 10218028 A JP10218028 A JP 10218028A JP 21802898 A JP21802898 A JP 21802898A JP 2000049906 A JP2000049906 A JP 2000049906A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信到来時に利用者に的確に着信を報知し利
用者の着信応答通話を可能にする。 【解決手段】 着信時に通知される発信者の電話番号を
示す発IDを受信する手段を有し、この手段により発I
Dが受信されたときに連続着信検出タイマ25Aを起動
し、タイマの一定時間内に同一の発IDが受信されると
連続着信検出カウンタ25Dを計数し、この計数値が所
定値に達すると(即ち、同一の発信者から一定時間内に
所定回数以上の着信があると)特別着信処理を行ってブ
ザー22の音量を通常着信時より増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と無線接続
される携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯端末装置は、基地局から電
波の及ぶ範囲内にあればどの場所からでも発呼して相手
と通話を行うことができる。また、着信を受ける場合
は、特に電車内や映画館等のように周囲に迷惑を与える
ような場所においては着信音量を小さく設定したり、或
いは着信音を鳴動させずにバイブレータの振動により着
信を報知させるようにしている。一方、近年はこのよう
な携帯端末装置の着信時には、発信者の電話番号が携帯
端末装置側に通知される番号通知サービスが開始されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯端末装置
は、周囲に迷惑を与えるような場所で着信を受ける場
合、上述したように着信音量を小さくしたり、或いはバ
イブレータの振動により着信を報知しているため、発信
者が急用などで短時間に連続して電話をしても利用者は
着信の到来に着信に気づかないことがあり、利用者は着
信に応答できないという問題があった。したがって本発
明は、急用などで連続して着信が到来したときに利用者
に的確に着信を報知し利用者の着信応答通話を可能にす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、着信時に少なくとも着信音に基づく
着信報知を行うとともに、発信者の識別番号を示す発I
Dが通知される携帯端末装置において、発IDを受信す
る受信手段と、受信手段により発IDが受信されたとき
に起動されるタイマと、タイマの一定時間内に受信手段
により同一の発IDが受信されたときに計数を行う計数
手段と、計数手段の計数値が所定値に達したときに上記
着信報知を変更する着信報知変更手段とを設けたもので
ある。また、着信報知変更手段は、着信報知を変更する
場合、着信音の音量を増大させるものである。また、着
信報知変更手段は、着信報知を変更する場合、所定時間
毎に着信音を含む着信報知情報を送出するものである。
また、光信号を検出する検出手段を設け、検出手段が光
信号を検出したときに、着信報知変更手段は着信音を含
む着信報知情報を送出するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図2は、本発明の携帯端末装置に無線接
続される基地局3の構成を示すブロック図である。同図
において、基地局3は、携帯端末装置との間で無線通信
を行う無線送受信部31、携帯端末装置側からの受信デ
ータを復調するモデム復調器32、チャネルコーディッ
ク33,35、音声のデジタル/アナログ変換及びアナ
ログ/デジタル変換を行う音声コーディック34、図示
しない交換機側からのデータを変調して無線送受信部3
1へ出力するモデム変調器36、携帯端末装置との間で
通信制御を行う無線処理用CPU37、基地局BSのI
Dコードを格納するIDROM38、メモリ39、交換
機との間で通信制御を行う回線処理用CPU40、交換
機との間でデータ伝送を行う伝送回路41からなる。
【0006】なお、無線送受信部31は、受信アンプ3
11、第1ミキサ312、第2ミキサ313、中間周波
発生部314、直交変調器315、第3ミキサ316、
受信アンプ317、アンテナスイッチ318、及び第1
〜第3ミキサ,直交変調器315,中間周波発生部31
4の周波数を制御するシンセサイザ319からなる。
【0007】以上のように構成された基地局3におい
て、無線処理用CPU37は携帯端末装置の発信操作に
基づくダイヤル操作情報等の制御データを、無線送受信
部31,モデム復調器32及びチャネルコーディック3
3を介して受信すると、その制御データを回線処理用C
PU40に送信する。回線処理用CPU40は、制御デ
ータを受信すると、伝送回路41を介して交換機側へ送
信する。これにより相手の呼出を行うことができる。そ
して、相手が応答すると基地局BSを介し相手側と携帯
端末装置との間で通話が行われる。
【0008】一方、回線処理用CPU40が伝送回路4
1を介して交換機側から着信データなどの制御データを
受信すると、その制御データを無線処理用CPU37へ
送信する。無線処理用CPU37は受信した制御データ
を、チャネルコーディック35へ送る。この結果、その
制御データは、チャネルコーディック35,モデム変調
器36及び無線送受信部31を介して携帯端末装置側へ
送信され、携帯端末装置でブザーなどの鳴動により着信
の到来が報知される。ここで、携帯端末装置側でこの着
信に応答すると、その応答データが基地局3を介して交
換機側へ送信され携帯端末装置の基地局3を介する着信
応答通話が開始される。
【0009】以上のような無線回線の制御チャネルを介
する制御データの流れに対し、通話チャネルを介する音
声データの流れは以下のようになる。即ち、無線送受信
部31,モデム復調器32及びチャネルコーディック3
3を経由する携帯端末装置からの通話音声データは音声
コーディック34に送出される。そして音声コーディッ
ク34でアナログ信号に変換され交換機側へ送信され
る。一方、交換機側からのアナログ音声信号は音声コー
ディック34でデジタル信号に変換され、チャネルコー
ディック35,モデム変調器36及び無線送受信部31
を経由して携帯端末装置側へ送信される。なお、基地局
3においては、交換機側との間の音声信号はアナログ信
号に変換せずにそのままデジタル信号として送受するこ
とも可能である。
【0010】次に図1(a)は基地局3に無線接続され
る本発明の携帯端末装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、携帯端末装置1は、基地局3の無線
送受信部31と同様構成の無線送受信部11、モデム復
調器12、チャネルコーディック13,15、音声コー
ディック14、及びモデム復調器16を有している。携
帯端末装置1の制御を行うCPU17にはタイマ17A
が内蔵される。そしてCPU17には、自身のIDコー
ドを格納するIDROM18、通話キーやダイヤルキー
等の各種キーを備えた操作部19、着信ランプ20A及
びLCD20B等からなる表示部20、光センサ21、
着信時等に鳴動するブザー22、ブザー22の音量を調
整するためのアンプ23、着信時にその振動により着信
を報知するバイブレータ24、及びメモリ25がそれぞ
れ接続される。また、音声コーディック14には受話器
であるレシーバ26及び送話器であるマイク27が接続
されている。
【0011】図1(b)は、メモリ25の構成を示す図
であり、メモリ25には、連続着信検出タイマ25A1
〜25Anと、擬似着信間隔タイマ25Bと、擬似着信
鳴動中タイマ25Cと、連続着信検出カウンタ25Dと
が設けられている。メモリ25内の各タイマ25A〜2
5Cは、CPU17の内蔵タイマ17Aを基準タイマと
してこの内蔵タイマ17Aがタイムアップする毎にカウ
ントされ、それぞれ所定のカウント値に達するとタイム
アップと判断されるものである。ここで、連続着信検出
カウンタ25は、後述する発ID毎に1つつづ設けら
れ、連続着信検出タイマ25Aは、1つの発IDに対し
て複数設けられる。
【0012】さて、以上のように構成された無線端末装
置1において、操作部19の通話キーが操作された後に
ダイヤルキーが操作されると、CPU17はこれらの各
操作を検出してその操作データを、チャネルコーディッ
ク15,モデム変調器16を介し無線送受信部11へ送
る。無線送受信部11ではこの操作データを無線回線の
制御チャネルを介し基地局3へ送信する。これにより相
手の呼出が行われる。そして相手がその呼出に応答する
と通話チャネルを介する通話が開始される。
【0013】一方、基地局3側から制御チャネルを介し
て着信データが到来すると、その着信データは無線送受
信部11,モデム復調器12及びチャネルコーディック
13を介しCPU17に伝達される。この場合、CPU
17はアンプ23を介してブザー22を駆動して着信鳴
動させる。利用者がこの着信鳴動に気づいて操作部19
の通話キーを操作すると、CPU17はこれを着信応答
データとしてチャネルコーディック15,モデム変調器
16を介し無線送受信部11へ送る。無線送受信部11
ではこの応答データを制御チャネルを介し基地局3へ送
信する。これにより通話チャネルを介した着信応答通話
が開始される。なお、この携帯端末装置1の着信時には
発信者の電話番号(以下、発ID)が交換機側から基地
局3を経由して報知される。
【0014】こうした携帯端末装置1の利用者は、電車
内や映画館等のような周囲に迷惑を与えるような場所で
着信を受ける場合には、通常ブザー22の音量を小さく
設定したり、或いはブザー22による着信報知を止めて
バイブレータ24による着信報知に切り替える。このた
め、こうした設定がなされたまま例えば周囲騒音の大き
な場所に移動し、このとき着信が到来すると小さな音量
でブザー22が鳴動したり、或いはバイブレータ24の
みが振動するため利用者は着信に気づかず、したがって
着信に応答できないことがある。このため、本発明では
利用者に的確に着信を報知できるようにするものであ
る。
【0015】以下、本発明の要部動作を図3及び図4に
示す各フローチャートを参照して説明する。まず、携帯
端末装置1のCPU17は図3のステップS11におい
てまず着信の有無を判断する。ここで、基地局3から着
信データが到来しステップS11の判定が「Y」となる
と、その着信データの中から発信者の電話番号を示す発
IDを受信したか否かをステップS12で判断する。そ
して、着信データの中から発IDが受信されステップS
12の判定が「Y」となると、次にCPU17はステッ
プS13でこの受信発IDと同一の発IDが既に以前の
着信の際に受信されているか否かを、メモリ25内のこ
の受信発IDに対応する所定時間の連続着信検出タイマ
25Aが起動中か否かに応じて判断する。
【0016】ここで、この発IDがはじめて受信された
場合や、発IDを受信してもこれに対応する連続着信検
出タイマ25Aが停止していればステップS13の判定
は「N」となる。このような場合ステップS14でこの
発IDをメモリ25に格納する。次にメモリ25内の対
応の連続着信検出カウンタ25DをステップS15で1
を格納する。さらに、ステップS16でこの発IDに対
応する連続着信検出タイマ25AをステップS16で起
動する。その後、着信ランプ20Aを着信表示し、かつ
ブザー22を着信鳴動させるなどの通常の着信処理をス
テップS17で行う。こうして通常着信処理が行われた
後、利用者の応答操作及び発信者の発呼放棄による着信
停止をそれぞれステップS18,S20で判断し、応答
操作の場合はステップS19でメモリ25の各タイマの
停止、対応する連続着信検出カウンタのリセットを行
い、かつ着信音の停止及び通話中表示等の各処理を行
う。また、着信停止の場合は着信音の停止及び着信表示
を消去する等の処理を行い、起動中の連続着信検出タイ
マ25Aは所定時間が経過するまで動作を継続する。
【0017】ここで、メモリ25内の連続着信検出タイ
マ25Dは、上述したように各発IDに対応して設けら
れる。また、上記連続着信検出タイマ25Aは、同一発
IDに対応して図1(b)に示すように複数(タイマ2
5A1〜25An)設けられる。即ち、連続着信検出タ
イマ25Aの計時時間を例えば設定により30分とし、
この30分間に同一の発信者からの着信が5回あるとき
連続着信と判定するようにした場合は、少なくとも4つ
の連続着信検出タイマを設ける。そして、同一発信者か
らの着信毎にそれぞれ異なる各連続着信検出タイマ25
A1〜25Anを各個に起動する。ここで、同一発信者
からの着信に基づいて起動された各連続着信検出タイマ
25A1〜25Anがタイムアップする毎にこの発信者
(即ち、発ID)に対応した連続着信検出カウンタ25
Dは、後述の図4のフローチャートに示すように1つづ
つ減算される。
【0018】次に、再び図3のフローチャートに戻って
説明すると、発IDを受信したときに既に以前の着信時
にこの受信発IDと同一の発IDが受信され、かつこの
ときその受信発IDに対応する例えば連続着信検出タイ
マ25A1が起動中であれば、ステップS13の判定は
「Y」となる。この場合、その発IDに対応する連続着
信検出カウンタ25DをステップS21で+1し、かつ
ステップS22でその計数値を入力して所定値以上か否
かを判断する。即ち、連続着信検出タイマ25A1の起
動中に同一発信者からの着信が所定回数以上か否かを判
断する。そして、所定回数に達しなければステップS1
6へ移行して、起動中のタイマ25A1とは異なる新た
な連続着信検出タイマ25A2を起動する。そして、ス
テップS17以降の処理を同様に実行する。
【0019】一方、連続着信検出タイマ25A1の起動
中に同一発信者からの着信が所定回数以上あり、ステッ
プS22の判定が「Y」となると、ステップS23では
この発IDに対応する各連続着信検出タイマ25Aの停
止及び連続着信検出カウンタ25Dのリセットを行い、
ステップS24で特別着信処理を行う。
【0020】ここで、ステップS24の特別着信処理に
おいては、CPU17は、通常着信時と同様に着信ラン
プ20の着信表示を行うとともに、アンプ23のゲイン
を制御してブザー22の着信音量を通常着信時より増大
させる。こうした特別着信処理の実行は、着信応答操作
が検出されステップS25の判定が「Y」となるまでの
間、或いは発信者の発呼放棄に基づく着信停止が検出さ
れステップS31の判定が「Y」となるまでの間続行さ
れる。このように、同一の発信者から所定時間に所定回
数以上の着信があると特別着信処理を行ってブザー22
の音量を通常着信時より増加させるようにしたものであ
る。この結果、着信側である本携帯端末装置1の利用者
は発信に気づいて容易に着信応答することができる。
【0021】CPU17は、こうした特別着信中にステ
ップS25で本携帯端末装置1の利用者による着信応答
操作、またはステップS31で発信者の発呼放棄による
着信停止を順次判断する。ここで、着信応答操作が検出
された場合は、CPU17はステップS26で通話チャ
ネルのセットなどの通話処理を行い、かつブザー22の
着信音の停止などを行う。その後、ステップS27で終
話判断を行い、終話操作が検出されるとステップS30
で終話処理を実行する。
【0022】一方、特別着信中に本携帯端末装置1の利
用者による着信応答が行われないまま、発信者が発呼を
放棄するとステップS31の着信停止が「Y」となる。
この場合、CPU17はステップS32でブザー22の
着信音の停止などを行い、かつ擬似着信間隔タイマ25
BをステップS33で起動し、さらにステップS34で
バイブレータ24を駆動して振動させ擬似着信を報知す
る。即ち、擬似着信時には、メモリ25内の擬似着信間
隔タイマ25B及び擬似着信鳴動中タイマ25Cを、後
述の図4のフローチャートに示すようにそれぞれ交互に
起動し、擬似着信間隔タイマ25Bの起動中にはブザー
22の着信音の鳴動を停止し、擬似着信鳴動中タイマ2
5Cの起動中にはブザー22から着信音を鳴動させる処
理を行う。このように、同一の発信者から所定時間に所
定回数以上の着信があると特別着信処理を行うととも
に、この特別着信中に着信側が不応答のまま発信者が発
呼を放棄すると、着信側である本携帯端末装置1は擬似
着信間隔タイマ25Bを起動するとともに、この間バイ
ブレータ24を起動し、本携帯端末装置1の利用者に擬
似着信を報知するようにしたものである。
【0023】こうした擬似着信中に、本携帯端末装置1
の利用者が着信に気づいて操作部19の通話キーを操作
すると、CPU17はステップS35の「擬似着信中
か」の「Y」及びステップS36の「通話キー押下」の
「Y」を経て、ステップS37で各タイマ25B,25
Cを停止し、対応の連続着信検出カウンタをリセットす
る。続いてステップS38で擬似着信モードを解除し、
さらにステップS39でバイブレータ24の駆動を停止
する。その後、CPU17は本装置1に対して連続着信
を行った発信者(連続着信の発信元)の発IDに基づき
ステップS40でその発信者宛に自動的に発呼する。こ
こで相手(発信者)が応答すると、本装置1の利用者と
発信者との間で通話が開始される。そして通話が終了し
て利用者が終話操作を行うと、ステップS41の判定が
「Y」となり、この場合はステップS42で終話処理を
行う。
【0024】このように、擬似着信モード中に操作部1
9の通話キーを操作すると上記発信者(即ち、連続着信
の発信元)に発呼するようにしたものである。ところ
で、本携帯電話装置1が例えば利用者の鞄等の中に収納
されている場合は、光センサ21は光信号を検出するこ
とができない。このように光センサ21により光信号が
検出されない場合は、光センサ21に接続されるCPU
17は、上記擬似着信時にはブザー22やバイブレータ
24による着信報知を行わず、利用者が鞄等を空け、光
センサ21が光信号を検出したときにはじめてブザー2
2やバイブレータ24による着信報知を行うようにす
る。このように構成することにより、装置1の消費電力
を低減することができる。消費電力を低減させる別の方
法として、擬似着信中継続してバイブレータ24を振動
させるのではなく、擬似着信鳴動中にブザー22の代わ
りにバイブレータ24を振動させ、利用者が鞄等を空
け、光センサ21が光信号を検出したときにブザー22
やバイブレータ24により着信を報知するようにしても
よい。なお、光センサ21により光信号が検出されない
ときにブザー22やバイブレータ24による着信報知を
行い、着信に気づいて利用者が鞄等から携帯端末装置1
を取り出したときには着信ランプ20Aによる着信表示
のみを行いブザー22やバイブレータ24による着信報
知を停止するように構成することもできる。このように
着信報知を行う場合、各種の態様が考えられる。
【0025】図4は上述した各タイマ25A〜25Cの
タイムアップ時の処理動作を示すフローチャートであ
る。上記したように、同一発信者からの各着信が順次到
来すると、この発信者の発IDに対応した複数の異なる
連続着信検出タイマ25A1〜25Anが順次起動さ
れ、かつこのときその発IDに対応する連続着信検出カ
ウンタ25Dが1つづつカウントされる。そして、起動
された各連続着信検出タイマ25Aのうち最初に起動さ
れた1つのタイマ25A1が所定時間を経過してタイム
アップするとステップS51の判定は「Y」となる。こ
の場合、CPU17はステップS52でこの連続着信検
出タイマ25A1を停止し、さらに上記発IDに対応す
る連続着信検出カウンタ25DをステップS53で−1
する。続いて同一発IDに対応する次の連続着信検出タ
イマ25A2が同様にタイムアップしステップS51の
判定が「Y」となると、このタイマ25A2をステップ
S52で同様に停止し、上記同一発IDに対応する連続
着信検出カウンタ25DをステップS53で同様に−1
する。
【0026】このように、各連続着信検出タイマ25A
1〜25Anと連続着信検出カウンタ25Dとを関連づ
けて動作させることにより、同一発信者からの着信が任
意の1つの連続着信検出タイマ25Aの時間で規定され
る所定時間内に例えば3回あれば連続着信検出カウンタ
25Dの値は3とすることができる。そして、前記所定
時間内にこの連続着信検出カウンタ25Dの値が所定
値、例えば3に達すると、上記したような特別着信処理
が行われる。
【0027】次に、擬似着信間隔タイマ25Bは上記し
たように擬似着信モード時に起動される。そしてこのタ
イマ25Bが起動された後、タイムアップして図4のス
テップS54の判定が「Y」となると、CPU17はス
テップS55でこの擬似着信間隔タイマ25Bを停止
し、擬似着信鳴動中タイマ25CをステップS56で起
動する。そしてステップS57で擬似着信中フラグをセ
ットし、さらにステップS58でブザー22を駆動して
擬似着信音を鳴動させる。
【0028】一方、上記ステップS56で起動された擬
似着信鳴動中タイマ25CがタイムアップしステップS
59の判定が「Y」となると、CPU17はステップS
60でブザー22の駆動を停止して擬似着信音を停止さ
せ、かつステップS61で擬似着信着信中フラグを解除
(リセット)する。さらに今度はステップS62で擬似
着信間隔タイマ25Bを再起動する。その後、上記ステ
ップS62で再起動された擬似着信間隔タイマ25Bが
タイムアップしステップS54で「Y」となると、ステ
ップS55以降の処理を同様に再実行し、擬似着信音を
再び鳴動させる。このように、擬似着信間隔タイマ25
Bが起動されている間は着信音の送出を停止し、擬似着
信鳴動中タイマ25Cが起動中は着信音を送出するよう
に構成することにより、特別着信中及び擬似着信中に
は、所定時間毎に着信音による着信報知を可能にしたも
のである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、着
信時に少なくとも着信音に基づく着信報知を行うととも
に、発信者の識別番号を示す発IDが通知される携帯端
末装置において、発IDを受信する受信手段と、受信手
段により発IDが受信されたときに起動されるタイマ
と、タイマの一定時間内に受信手段により同一の発ID
が受信されたときに計数を行う計数手段とを設け、一定
時間内に同一発信者からの着信が所定回数に達すると、
上記着信報知を変更し通常の着信報知と異なる着信報知
を行うようにしたので、発信者からの着信が到来したと
きには本装置の利用者に的確に着信が報知され、したが
って利用者は発信者と確実に通話することが可能にな
る。また、着信報知を変更する場合、着信音の音量を増
大させるようにしたので、利用者は容易に着信を認識で
きる。また、着信報知を変更する場合、周期的に着信音
を含む着信報知情報を送出するようにしたので、利用者
は同様に容易に着信を認識できる。また、光信号を検出
したときに着信音を含む着信報知情報を送出するように
したので、装置の消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 上記携帯端末装置と無線接続される基地局の
構成を示すブロック図である。
【図3】 携帯端末装置の要部動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 携帯端末装置の要部動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…携帯端末装置、3…基地局、11,31…無線送受
信部、14…音声コーディック、17,37,40…C
PU、17A…タイマ、19…操作部、20…表示部、
20A…着信ランプ、22…ブザー、23…アンプ、2
4…バイブレータ、25…メモリ、25A1〜25An
…連続着信検出タイマ、25B…擬似着信間隔タイマ、
25C…擬似着信鳴動中タイマ、25D…連続着信検出
カウンタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信時に少なくとも着信音に基づく着信
    報知を行うとともに、発信者の識別番号を示す発IDが
    通知される携帯端末装置において、 前記発IDを受信する受信手段と、 受信手段により発IDが受信されたときに起動されるタ
    イマと、 前記タイマの一定時間内に前記受信手段により同一の発
    IDが受信されたときに計数を行う計数手段と、 計数手段の計数値が所定値に達したときに前記着信報知
    を変更する着信報知変更手段とを備えたことを特徴とす
    る携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記着信報知変更手段は、前記着信音の音量を増大させ
    ることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記着信報知変更手段は、所定時間毎に前記着信音を含
    む着信報知情報を送出することを特徴とする携帯端末装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 光信号を検出する検出手段を備え、 前記検出手段が光信号を検出したときに、前記着信報知
    変更手段は前記着信音を含む着信報知情報を送出するこ
    とを特徴とする携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110000A (ja) * 2009-12-18 2010-05-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯電話機及び携帯電話機の制御方法
JP2017506853A (ja) * 2014-02-24 2017-03-09 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation サイレントモードでの呼び出し方法及び装置

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