JP2000049803A - コネクション型通信方式又は該コネクション型通信方式における端末若しくはノード - Google Patents

コネクション型通信方式又は該コネクション型通信方式における端末若しくはノード

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM通信等のコネクション形ネットワーク
における、バイパス回線の効率的な利用及びユーザ側の
設備負担の軽減等を目的とする 【解決手段】 通常回線上に既に設定されたコネクシ
ョンの一方のクライアントAからサーバBへ衛星回線を
利用するデータの転送要求を行う。 サーバBの設定要求により、ノードBがノー
ドAとの間で、衛星回線上に新たなコネクションを設定
する。 衛星回線利用コンテンツは、サーバBから、衛星回
線経由で、クライアントAに伝送される。 通常コンテンツは、サーバBから、通常回線経由
で、クライアントAに伝送される。 コンテンツ伝送後、コネクションの開放を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクション型通
信方式又は該コネクション型通信方式における端末若し
くはノードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(World-Wide Web )プラ
ザの機能が拡張されるにつれ、写真、動画、アニメーシ
ョン、音声、音楽などありとあらゆる情報がインターネ
ットを飛び交うようになってきている。例えば、ソフト
ウエアの最新版をインターネット経由で入手するなど、
大容量コンテンツをダウンロードするサービスや1対多
を前提とする同報的なサービスが増加し、インターネッ
トのバックボーン(プロバイダー間の基幹専用線)の負
荷が増大している。例えば、図1に示すように、A国の
クライアント1がB国のサーバ2に大容量のコンテンツ
の転送を要求した場合、サーバ2からのコンテンツの伝
送により、A国・B国間のプロバイダ3、4間の回線の
多くが、そのコンテンツの伝送に占有され、他の伝送が
影響される。
【0003】これを解決するために、伝送容量の大きな
衛星回線をインターネットのダウンリンクに利用する方
法が知られている。これにより地上系バックボーンの負
荷を軽減することをはじめとして、新しい大容量のコン
テンツのサービス提供がなされている。例えば、図2に
示すように、衛星回線をインターネットプロバイダ3、
4間のバックボーンとして利用する方法である。この例
では、A国からB国向けのデータは地上回線を通り、B
国からA国向けのデータは、衛星回線を通るように各プ
ロバイダ内のルータが設定されている。従って、A国か
らの地上回線を通じて大容量コンテンツの要求をB国の
サーバに送信すると、該コンテンツは衛星回線経由で直
接A国内のプロバイダに送信される。これにより、プロ
バイダ3及びプロバイダ4間の地上回線は、大容量コン
テンツの伝送による影響はなくなる。
【0004】また、別の方式として、図3に示すよう
に、衛星回線をプロバイダとユーザ宅の間で直接結ぶ方
法もある。この例では、A国からB国向けのデータは地
上回線を通り、B国からA国向けのデータは、衛星回線
を通るように各プロバイダ内のルータが設定されてい
る。従って、A国からの地上回線を通じて大容量コンテ
ンツの要求をB国のサーバに送信すると、該コンテンツ
は、B国のプロバイダ4から、衛星回線経由で直接A国
内のクライアント1に送信される。これにより、プロバ
イダ3及びプロバイダ4間の地上回線は、大容量コンテ
ンツの伝送による影響はなくなる。
【0005】また、大容量の回線で構成されるATM
(Asynchronous Transfer Mode )ネットワークが実
用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2のよう
に、B国からA国向けのデータは、衛星回線を通るよう
に各プロバイダ内のルータが設定された場合、衛星回線
を利用する必要のない小容量のコンテンツまでも、衛星
回線を経由することとなり、結果として、衛星回線を本
当に利用する価値のある大容量のデータのための伝送容
量を逼迫したり、利用できるユーザ数が限られるという
問題がある。
【0007】また、図3のように、衛星回線をプロバイ
ダとユーザ宅の間で直接結ぶ方法は、ユーザ側に広帯域
回線を利用するための設備(衛星回線を利用した場合
は、パラボラ・アンテナ等)を用意する必要があり、ユ
ーザにコスト面で負担となるという問題がある。また、
将来、上記のインターネットプロバイダに代わって、例
えば、図4に示すように、大容量の回線で構成されるA
TMネットワーク等のコネクション形ネットワークによ
って、マルチメディアコンテンツの授受が行われる状況
においても、インターネットにおけると同じような問題
が発生することが予想される。
【0008】そこで、本発明は、ATM通信等のコネク
ション形ネットワークにおける、バイパス回線の効率的
な利用及びユーザ側の設備負担の軽減等を目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、ノード・ノード間が複数の回線により接続された
複数のノードと該ノードに接続された複数の端末を有す
るコネクション型通信方式において、第一の前記回線
(地上回線、通常回線、一般回線)上に既に設定された
コネクションの一方の前記端末(クライアントA)から
前記コネクションの他方の前記端末(サーバB)への転
送要求であって、第二の前記回線(衛星回線、広帯域回
線、特殊回線、バイパス回線)を利用するデータ(コン
テンツ)の転送要求により、所定の時間又は所定のデー
タを転送する間、前記データの転送を要求した端末が接
続されたノードとデータを送出する端末が接続されたノ
ードとの間の前記第二の回線上に、新たなコネクション
をさらに設定し、該第二の回線上のコネクションを通じ
て、要求された転送データの全部又は一部のデータの転
送を行うことを特徴とするコネクション型通信方式(A
TM、ISDN、フレームリレー等)である。
【0010】請求項1記載の発明によれば、所定の時間
又は所定のデータを転送する間、第二の回線上に、前記
データの転送を要求した端末が接続されたノードとデー
タを送出する端末が接続されたノードの間に新たなコネ
クションをさらに設定し、該第二の回線上のコネクショ
ンを通じて、要求された転送データの全部又は一部のデ
ータの転送を行うことにより、ATM通信等のコネクシ
ョン形ネットワークにおける広帯域データを、通常回線
によらず広帯域回線により伝送することができ、広帯域
回線のバイパス回線の効率的な利用及びユーザ側の設備
負担の軽減等を図ることができる。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のコネクション型通信方式において、前記データを送
出する端末(クライアントA)と該データを送出する端
末(サーバB)に接続されたノード間(ノードA、ノー
ドB)に、前記第二の回線に振り向けるデータを転送す
るためのコネクションをさらに設定することを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータを転送するためのコネクションを新
たに設定することにより、広帯域データを伝送すること
による、ノードと端末間における通常回線への影響を無
くすことができる。請求項3に記載された発明は、請求
項1又は2記載のコネクション型通信方式において、前
記ノードは、前記データの転送を要求した端末が送出し
た第二の回線を使用する旨が付与された発呼要求メッセ
ージを受信した場合、前記第二の回線を用いて、該第二
の回線上にコネクションを設定することを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、第二の回線
を用いて第二の回線上にコネクションを設定するので、
確実なコネクションの設定ができる。請求項4に記載さ
れた発明は、請求項3記載のコネクション型通信方式に
おいて、前記ノード(ノードA)は、既存コネクション
の一方の端末(サーバB)が接続されている他のノード
(ノードB)が送出した発呼要求メッセージを受信した
場合、該ノードと該ノードに接続されている着呼端末
(クライアントA)との間の既存のコネクションのチャ
ネルを利用することにより、該ノードと該ノードに接続
されている着呼端末との間のコネクションを1本とする
ことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、ノードと該
ノードに接続されている着呼端末との間の既存のコネク
ションのチャネルを利用することにより、ノードと該ノ
ードに接続されている着呼端末との間のコネクションを
1本とすることにより、着呼端末は、ノード・ノード間
に二つの回線・コネクションが存在していても、着呼端
末における、二つのコネクションの信号を合体する処理
が必要がなく、また、ノード・ノード間に二つのコネク
ションが存在していることを意識することなく通信でき
る。
【0015】請求項5に記載された発明は、請求項3又
は4記載のコネクション型通信方式において、前記着呼
端末(クライアントA)が接続されているノード(ノー
ドA)は、前記発呼要求メッセージを前記着呼端末に転
送せず、前記着呼端末に代行して、前記発呼端末(サー
バB)に呼設定完了メッセージを伝送することを特徴と
する。
【0016】請求項5記載の発明によれば、着呼端末が
接続されているノードは、発呼要求メッセージを着呼端
末に転送せず、着呼端末に代行して、発呼端末に呼設定
完了メッセージを伝送することにより、無駄な処理を無
くし、コネクションの設定を迅速・確実にできる。な
お、着呼端末は、新たなコネクションに関しては意識せ
ずに通信可能であるから、着呼端末が、発呼端末に呼設
定完了メッセージを伝送することは、必ずしも必要なこ
とではない。
【0017】請求項6に記載された発明は、請求項1な
いし5いずれか一項記載のコネクション型通信方式にお
いて、前記コネクション型通信方式は、ATM通信方式
であり、前記データを送出する端末は、前記第二の回線
に振り向けるデータの送出セル(ATMセル)のAAL
4のMID値として、既存のコネクションで使用しない
値を設定することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータの送出セルのAAL4のMID値と
して、各コンテンツ要素毎に既存のコネクションで使用
しない値を設定することにより、受信端末は、各コンテ
ンツ受信時にどのコンテンツ要素であるかをコンテンツ
要素毎に識別することができ、確実にコンテンツを受信
することができる。
【0019】請求項7に記載された発明は、請求項1、
3〜6いずれか一項記載のコネクション型通信方式にお
いて、前記データを送出する端末は、前記第二の回線に
振り向けるデータを該端末に接続されたノードに送出す
る場合、該第二の回線に振り向けるデータ中に第二の回
線を使用する旨の識別子を付与することを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータ中に第二の回線を使用する旨の識別
子を付与することにより、データを送出する端末に接続
されたノードは、単に識別子を監視するだけで、データ
を第二の回線に振り向けるか否かを判断することができ
る。請求項8に記載された発明は、請求項7記載のコネ
クション型通信方式において、前記コネクション型通信
方式は、ATM通信方式であり、前記第二の回線を使用
する旨の識別子として、データ送出セル(ATMセル)
のAAL4のMID値に特定の値を設定することを特徴
とする。
【0021】請求項8記載の発明によれば、第二の回線
を使用する旨の識別子として、データ送出セルのAAL
4のMID値に特定の値を設定することにより、ATM
セルを送出する端末に接続されたノードは、単にMID
値を監視するだけで、セルを第二の回線に振り向けるか
否かを判断することができる。請求項9に記載された発
明は、請求項1ないし8いずれか一項記載のコネクショ
ン型通信方式において、前記データの転送を要求した端
末から前記データを送出する端末に対して、前記第二の
回線に振り向けるデータの送出指示があった場合、前記
データを送出する端末は、データを構成するデータ要素
毎に、前記第二の回線に振り向けるかどうかを登録した
テーブル(ルート決定テーブル)を参照して、前記第二
の回線に振り向けるデータを決定することを特徴とす
る。
【0022】請求項9記載の発明によれば、データを送
出する端末は、データを構成するデータ要素毎に、第二
の回線に振り向けるかどうかを登録したテーブルを参照
して、第二の回線に振り向けるデータを決定することに
より、データを送出する端末は、簡便かつ確実にどの回
線に振り向けるかを判断することができる。請求項10
に記載された発明は、ノード・ノード間が複数の回線に
より接続された複数のノードと該ノードに接続された複
数の端末を有するコネクション型通信方式における端末
において、既に設定された第一の前記回線(地上回線、
通常回線、一般回線)上のコネクションにより、他の端
末から第二の前記回線(衛星回線、広帯域回線、特殊回
線、バイパス回線)を利用するデータ(コンテンツ)の
転送要求を受けた場合、前記他の端末が接続されたノー
ドと本端末が接続されたノード間の前記第二の回線上
に、コネクションをさらに設定するための発呼要求メッ
セージを本端末が接続されたノードに送出し、前記第二
の回線上の新たに設定されたコネクションを通じて、要
求された転送データの全部又は一部のデータの転送を行
うことを特徴とするコネクション型通信方式(ATM、
ISDN、フレームリレー等)における端末である。
【0023】請求項11に記載された発明は、請求項1
0記載のコネクション型通信方式における端末におい
て、前記コネクション型通信方式は、ATM通信方式で
あり、前記第二の回線に振り向けるデータの送出セル
(ATMセル)のAAL4のMID値として、既存のコ
ネクションで使用しない値を設定することを特徴とす
る。
【0024】請求項12に記載された発明は、請求項1
0記載のコネクション型通信方式における端末におい
て、前記コネクション型通信方式は、ATM通信方式で
あり、前記第二の回線を使用する旨の識別子として、デ
ータ送出セルのAAL4のMID値に特定の値を設定す
ることを特徴とする。請求項13に記載された発明は、
請求項10ないし12いずれか一項記載のコネクション
型通信方式における端末において、データの転送要求を
する他の端末(クライアントA)から、前記第二の回線
に振り向けるデータの送出指示があった場合、データを
構成するデータ要素毎に、前記第二の回線に振り向ける
かどうかを登録したテーブル(ルート決定テーブル)を
参照して、前記第二の回線に振り向けるデータを決定す
ることを特徴とする。
【0025】請求項10〜13記載の発明によれば、広
帯域回線であるバイパス回線の効率的な利用及びユーザ
側の設備負担の軽減等を図ることができるコネクション
型通信方式に適した端末を提供することができる。請求
項14に記載された発明は、請求項1記載のコネクショ
ン型通信方式におけるノードにおいて、データの転送を
要求した端末(クライアントA)が送出した前記第二の
回線を使用する旨が付与された発呼要求メッセージを受
信した場合、前記第二の回線を用いて、該第二の回線上
にコネクションを設定することを特徴とするコネクショ
ン型通信方式におけるノードである。
【0026】請求項15に記載された発明は、請求項1
4記載のコネクション型通信方式におけるノード(ノー
ドA)において、他のノード(ノードB)が送出した発
呼要求メッセージを受信した場合、本ノードと本ノード
に接続されている着呼端末との間の既存のコネクション
のチャネルを利用することにより、本ノードと本ノード
に接続されている着呼端末(クライアントA)との間の
コネクションを1本とすることを特徴とする。
【0027】請求項16に記載された発明は、請求項1
5記載のコネクション型通信方式におけるノードにおい
て、既存コネクションの一方の端末が接続されている前
記着呼端末が接続されているノードは、前記発呼要求メ
ッセージを前記着呼端末に転送せず、該着呼端末に代行
して、発呼端末に呼設定完了メッセージを伝送すること
を特徴とする。
【0028】請求項17に記載された発明は、請求項1
4ないしい16ずれか一項記載のコネクション型通信方
式におけるノード(ノードB)において、データを送出
する端末(サーバB)からのデータを受信し、該受信デ
ータに前記第二の回線を使用する旨の識別子が付与され
ている場合、又は、受信データがATMセルであって、
AAL4のMID値が特定の場合にのみ、受信データを
前記第二の回線へ転送することを特徴とする。
【0029】請求項14〜17記載の発明によれば、広
帯域回線であるバイパス回線の効率的な利用及びユーザ
側の設備負担の軽減等を図ることができるコネクション
型通信方式に適したノードを提供することができる。請
求項18に記載された発明は、請求項14ないし17い
ずれか一項記載のコネクション型通信方式におけるノー
ドにおいて、端末毎に前記第二の回線を利用することが
できるか否かを記録した第二の回線利用可否テーブルを
有し、発呼要求メッセージ、前記第二の回線を使用する
旨の識別子が付与されたデータ又は特定のMID値を有
するATMセルを受信したとき、前記第二の回線利用可
否テーブルを参照して、第二の回線の利用の可否を決定
することを特徴とする。
【0030】請求項18記載の発明によれば、ノード
に、端末毎に第二の回線を利用することができるか否か
を記録した第二の回線利用可否テーブルを設けることに
より、第二の回線を利用可能な端末のみに、サービスを
提供することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。 (本発明のATM交換機の構成例)本発明のATM交換
機の構成例を図5に示す。 ATM交換機10は、端末D
TE−aと端末DTE−bが接続されている。なお、図
中の端末DTE−a、端末DTE−b及びATM交換機
10は、それぞれATMプロトコルを有している。ま
た、ATM交換機10は、入出力回線対応部11、スイ
ッチ部12、制御部13を有している。
【0032】入出力回線対応部11は、ATMセルの入
出力を行うことができ、入力ポート番号が付与され、後
述する制御部13にATMセルを転送する。スイッチ部
12は、入出力回線対応部11から入力されたATMセ
ルの先頭のVPI(VirtualPath Identifer)/VC
I(Virtual Channel Identifer)と入力ポート番
号を解釈し、しかるべき入出力回線対応部11へ出力す
る。また、後述する制御部13の指示によって、入力し
たATMセルの入力ポート番号とVPI/VCIによる
出力先の変更(コネクション制御)を行うことができ
る。制御部13は、後述するメモリ14及びCPU15
から構成され、これらにより作成される管理テーブル1
6を基に、スイッチ部12へのコネクション設定制御を
行う。また、受信した入力ポート番号付きのATMセル
の内容に応じて、スイッチ部12へのコネクション制御
を行う。メモリ14は、磁気ディスクや半導体メモリ等
により構成され、管理テーブル16を記憶する。CPU
15は、メモリ14内の管理テーブル16に応じてスイ
ッチ部12への命令等を行う。
【0033】管理テーブル16は、呼管理テーブル、中
継回線種別テーブル、広帯域回線利用サービス可否テー
ブルの3つのテーブルを有する。呼管理テーブルは、制
御部13で作成されスイッチ部12で行う入力先VPI
/VCIと出力先VPI/VCIの対応、出力先ポート
番号及び送出セルのAAL4(ATM AdaptationLaye
r 4)のMID(Multiplexing Identification:多重
識別子)の値を管理するテーブルである。本テーブルの
設定に従って、スイッチ部12のコネクション制御が行
われる。呼管理テーブルの構成例を図6に示す。 この呼
管理テーブルの設定は、次の通り、端末DTE−aから
コネクション設定要求メッセージがきた場合等におい
て、設定される。
【0034】ノード(ATM交換機)10が、直接収容
する端末DTE−aからコネクション設定要求メッセー
ジが来た場合、そのメッセージ中の発アドレス(aa
a)を発信側のアドレス欄に設定する。また、この端末
と実際にデータの送受信を行う通信チャネルのVPI/
VCI値(VPa1/VCa1)を発信側のアドレス欄
に設定する。メッセージ中の着信アドレス(bbb)
は、着信側のアドレス欄に設定する。着信端末がこのノ
ード10に直接収容された端末でない場合、データの転
送先となるノード向けの中継回線のポート番号()と
実際にデータの送受信を行う通信チャネルのVPI/V
CI値(VPb1/VCb1)を着信側のVPI/VC
I欄に設定する。
【0035】中継回線からコネクション設定要求メッセ
ージを受信した場合、そのメッセージ中の発アドレスを
発信側のアドレス欄に設定する。また、このメッセージ
を受信した中継回線のポート番号と受信時の通信チャネ
ルのVPI/VCI値をセル転送側に設定する。さら
に、このメッセージ中の着アドレスを着信側のアドレス
欄に設定するとともに、着信端末と実際にデータの送受
信を行う通信チャネルのVPI/VCI値を着信側のV
PI/VCI欄に設定する。
【0036】コネクション設定要求メッセージに広帯域
回線を利用する旨のファシリティが設定されていた場合
には、呼種別の欄に「特殊」と設定する。このメッセー
ジ中に広帯域回線を利用する旨のファシリティが設定さ
れていない場合には、「一般」と設定する。これによ
り、広帯域回線を利用するコンテンツのデータは、「特
殊」と設定された欄に従ってデータが処理される。
【0037】なお、本テーブルの発端末欄か着端末欄の
どちらかのVPI/VCI欄に値が設定されていれば、
その端末が直接そのノードに収容されている端末という
ことになる。あるノードの呼管理テーブルで、コネクシ
ョン確立済の端末を検索する場合は、発端末欄と着端末
欄の両方を検索する必要がある。なお、本テーブルのM
IDは、デーのまとまりを示す信号として使用する、通
常の使用法以外に、本発明では、このMIDを用いて、
広帯域回線利用の識別子として用いることができる。
【0038】中継回線種別テーブルは、図7に示すよう
に、中継回線の各ポートが広帯域回線なのか通常回線な
のかをポート毎に示したテーブルである。図7の例で
は、ポートBが広帯域回線に設定されている。コネクシ
ョン設定要求メッセージに広帯域回線を利用する旨のフ
ァシリティが設定されており、コネクション設定相手が
別のノード収容端末の場合、中継回線を選択する際、こ
のテーブルから「広帯域回線」のポートを選択して、そ
のポート番号を呼管理テーブルに設定することになる。
【0039】広帯域回線利用サービス可否テーブルは、
図8に示すように、本発明で実現されるサービスを利用
する資格があるか否かを、端末アドレス毎に、設定し確
認するテーブルである。図8の例では、端末BBBは、
サービスを受ける資格があるが、端末AAA及び端末Z
ZZは、サービスを受ける資格はない。このテーブルを
用いて、サービスを受ける資格のある端末からの、又は
サービスを受ける資格のある端末へのデータだけを広帯
域回線に転送することができる。 (本発明の端末の構成)図9は、本発明に用いられるA
TM端末の構成例である。ATM端末20は、入出力回
線対応部21及び制御部22を有している。
【0040】入出力回線対応部21は、ATMセルの入
出力を行い、後述する制御部22にATMセルを転送す
る。制御部22は、後述するメモリやCPUから構成さ
れ、これらにより、作成された後述するルート決定テー
ブルに従って通信チャネルの管理及び制御を行う。メモ
リ23は、磁気ディスクや半導体メモリ等により構成さ
れ、ルート決定テーブル等を記憶する。CPU24は、
メモリ23内のルート決定テーブルに応じて制御部22
への命令等を行う。ルート決定テーブル25は、図10
に示すように、作成されたすべてのコンテンツに対し、
そのコンテンツの要素毎(写真、動画、アニメーショ
ン、音声、音楽等)によって、配信すべきルート(衛星
回線、有線回線等)を決めたテーブルである。図10で
は、コンテンツ要素−1及びコンテンツ要素−Zは、通
常回線を使用し、コンテンツ要素−2は、広帯域回線を
使用する。 (本発明の基本となる構成例とその動作概要)本発明の
基本となる構成例を図11に示す。 ATM交換機#1
(以下、「ノードA」という。 )及びATM交換機#2
(以下、「ノードB」という。 )は、それぞれATMプ
ロトコルを有し、これらは、ATMネットワークのノー
ドの一部を構成し、峡帯域回線である通常回線及び広帯
域回線である特殊回線で接続されている。
【0041】ノードAのポート番号には、端末DTE
−a(ATMアドレスaaa)が接続され、ポート番号
及びには、通常回線及び特殊回線が接続されてい
る。また、ノードBのポート番号には、コンテンツ配
信が可能な端末DTE−b(ATMアドレスbbb)が
接続され、ポート番号及びには、通常回線及び特殊
回線が接続されている。
【0042】端末DTE−a及び端末DTE−b間は、
端末DTE−aとノードA内の入出力回線対応部間、
ノードA内の入出力回線対応部と間、ノードA内の
入出力回線対応部とノードB内の入出力回線対応部
間、ノードB内の入出力回線対応部と間及びノード
B内の入出力回線対応部と端末DTE−b間で、各
々、図のような論理パス(VPa1/VCa1、VPx
/VCx、VPb1/VCb1)を設定してあり、その
パスを通じて、通信が行われる。
【0043】この場合の端末DTE−a及び端末DTE
−bに関するノードA及びノードBの呼管理テーブルを
図12及び図13に示す。 なお、図12には、ノードA
に接続された発信側の端末DTE−aのアドレスはaa
aであり、着信側の端末のアドレスはbbbであり、端
末DTE−aとノードA間はVPa1/VCa1のパス
が張られ、ノードAのポートと他局のノード間(ノー
ドB)はVPx/VCxのパス(チャネル)が張られ、
端末DTE−aからのセルは、ノードAのポート番号
から他局のノードに転送され、その際の回線は、一般回
線(通常回線)を用いることが示されている。
【0044】また、図13には、ノードBに接続された
発信側の端末DTE−bのアドレスはbbbであり、着
信側の端末のアドレスはaaaであり、端末DTE−b
とノードB間はVPb1/VCb1のパスが張られ、ノ
ードBのポートと他局のノード間(ノードA)はVP
x/VCxのパスが張られ、端末DTE−bからのセル
は、ノードBのポート番号から他局のノードに転送さ
れ、その際の回線は、一般回線(通常回線)を用いるこ
とが示されている。
【0045】以下の説明において、例えば、コンテンツ
配信の要求(送信)等のユーザ利用によるコネクション
確立後の端末〜端末間のデータ送受信を「コンテンツ配
信の要求(送信)データ」と表現し、コネクション確立
(開放)等のコネクション設定時のシーケンスを「コネ
クション確立(開放)メッセージ」と表現する。以下
に、図11の基本となる構成に関して、その主要な動作
概要を説明する。ここでは、DTE−a、DTE−b、
ノードA、ノードB別に、どのような処理を行い、又は
信号のやりとりを行うかを説明する。なお、各動作の時
系列的動作の詳細は、実施例において説明する。 (基本動作1)まず、峡帯域回線上の既設定済みのコネ
クションを利用して、端末DTE−aが端末DTE−b
に対して特定コンテンツの配信要求(以下、「コンテン
ツ要求データ」という。 )を行う。これに対し、端末D
TE−bがノードBに対し広帯域回線経由でコンテンツ
要素を送信する際の動作を説明する。 端末DTE−aの動作 端末DTE−aは、峡帯域回線上の既設定済みのコネク
ションを利用して、端末DTE−bに対し、広帯域回線
を利用する特定コンテンツ要求データを送信する。
【0046】その後、広帯域回線経由で、端末DTE−
bが送出した特定コンテンツを受信し、当初の要求が達
成される。 端末DTE−bの動作 端末DTE−bは、端末DTE−aから広帯域回線を利
用する特定コンテンツ要求データを受信し、順次、以下
の処理を行う。
【0047】・図14(A)に示すコンテンツ用ルート
決定テーブル内のコンテンツ要素から使用ルートを検索
する。そのとき、広帯域回線を利用するように設定され
ているコンテンツ要素が一つ以上ある場合は、保持して
いた既設定コネクションの発アドレスを着アドレスと
し、広帯域回線を利用する旨のファシリティを付与し
て、新規コネクション設定要求メッセージをノードBへ
送信する。なお、広帯域回線利用のコンテンツ要素がな
い場合は、通常回線にて特定コンテンツをノードBへ送
信する。
【0048】・新規コネクション設定要求メッセージを
ノードBへ送信した場合、その後、ノードBから、コネ
クション設定完了メッセージを受信する。そこで、端末
DTE−bは、図14(B)に示すように該当コンテン
ツのルート決定テーブルにコンテンツ要素毎に異なる利
用MID値を設定する。図14(B)では、コンテンツ
要素−1、コンテンツ要素−2、コンテンツ要素−3に
対し、利用MID値として、ααα、βββ、γγγを
設定している。また、コンテンツ要素−1及びコンテン
ツ要素−3は、通常回線のコネクション(VPIx/V
CIx)を通じて送信され、コンテンツ要素−2は、広
帯域回線のコネクション(VPIy/VCIy)を通じ
て送信される。
【0049】・該当するコンテンツのルート決定テーブ
ルに従い、全てのコンテンツ要素データに利用MID値
を設定して、所定のコネクションを通じて送信する。 ノードBの動作 ノードBは、ノードAから、既設定済みのコネクション
経由で、端末DTE−b宛の広帯域回線を利用する特定
コンテンツ要求データを受信し、その特定コンテンツ要
求データを端末DTE−bへ転送し、順次、以下の処理
を行う。
【0050】・その後、端末DTE−bから受信した広
帯域回線を利用する旨のファシリティを付与したコネク
ション設定要求メッセージを解析し、広帯域回線利用の
コネクションであることを認識する。広帯域回線利用の
コネクションでなかった場合は、端末DTE−a宛にコ
ネクション設定要求メッセージを送信する。 ・呼管理テーブルを検索し、該当コネクション設定要求
メッセージに設定されている発アドレスと着アドレスに
一致するコネクションがあった場合は、図15に示す端
末DTE−b向けの中継回線種別テーブルを検索し、広
帯域回線の回線ポート番号の利用を認識する。一致す
るコネクションがなかった場合は、端末DTE−bに対
しコネクション設定拒否メッセージを送信する。
【0051】・広帯域回線用の回線ポートに空きがあ
った場合は、図16(A)の呼管理テーブルに新規コネ
クション情報として直接収容端末のアドレス(これから
利用するDTE−bのアドレス)、端末DTE−bとの
間のチャネルVPI/VCI(VPb1/VCb2)、
相手端末(広帯域回線を用いてこれから利用するDTE
−aのアドレス)、相手端末収容ノード間のチャネルV
PI/VCI(VPy/VCy)及びポート番号
()、呼種別(特殊)を書き込んで、図16(B)の
呼管理テーブルとする。広帯域回線の空きがなかった場
合は、DTE−bに対しコネクション設定拒否メッセー
ジを送出する。
【0052】・この場合は、広帯域回線用コネクション
であるため、ノードAに対し受信したコネクション設定
要求メッセージをDTE−a宛に送出する。 ・その後、ノードAより、広帯域回線経由で広帯域回線
コネクションの設定完了/拒否メッセージを受信する。 ・DTE−bへコネクション設定完了メッセージを送信
する。
【0053】・その後、DTE−bより送出されたコン
テンツであって、、DTE−bのルート決定テーブルに
従って送出されたコンテンツを所定のコネクションを通
じて該当コンテンツをノードAに送信する。 ノードAの動作 ノードAは、DTE−aより、既設定済みのコネクショ
ン経由でDTE−b宛の広帯域回線を利用する特定コン
テンツ要求データを受信し、この特定コンテンツ要求デ
ータをノードBへ転送し、順次、以下の処理を行う。
【0054】・その後、ノードBより、広帯域回線経由
で広帯域回線利用のコネクション設定要求メッセージを
受信する。受信したコネクション設定要求メッセージを
解析し、広帯域回線利用のコネクションであることを認
識する。広帯域回線利用のコネクションでなかった場合
は、DTE−b宛にコネクション設定要求メッセージを
転送する。
【0055】・呼管理テーブルを検索し、該当コネクシ
ョン設定要求メッセージに設定されている発/着アドレ
スに一致するコネクションを検索する。そのコネクショ
ンが一致した場合、図17(A)の呼管理テーブルに新
規コネクション情報として直接収容端末のアドレス(こ
れから利用するDTE−aのアドレス)、端末DTE−
aとの間のチャネルVPI/VCI(VPa1/VCa
1)、相手端末(広帯域回線を用いてこれから利用する
DTE−bのアドレス)、相手端末収容ノード間のチャ
ネルVPI/VCI(VPy/VCy)及びポート番号
()、呼種別(特殊)を書き込んで、図17(B)の
呼管理テーブルとする。
【0056】一致するコネクションがなかった場合は、
ノードBに対しDTE−b向けにコネクション設定拒否
メッセージを送出する。 ・コネクション設定要求メッセージに対するコネクショ
ン設定完了メッセージをノードBに対しDTE−b宛に
送出することで広帯域用コネクションが確立する。 ・その後、DTE−bより送出されたコンテンツであっ
て、所定のコネクションを通じて、ノードBを介して受
信したコンテンツをDTE−aに転送する。 (基本動作2)DTE−aは、予め広帯域回線利用する
旨のファシリティを付与したコネクション設定要求メッ
セージを送信して、広帯域回線上にコネクションを設定
する。該コネクションの設定後、DTE−aは、特定コ
ンテンツ要求データを送信する。ノードBは、DTE−
bからの送出されたコンテンツのうち、AALタイプ4
のMlDの値に応じて利用回線を振り分ける際の動作を
説明する。 DTE−aの動作 DTE−aは、DTE−b宛に、既設コネクション設定
が存在しない状態から、通常回線より、広帯域回線同時
利用のファシリティを付与したコネクション設定要求メ
ッセージを送信し、順次、以下の処理を行う。
【0057】・その後、DTE−bから通常回線でコネ
クション設定完了メッセージを受信する。それを受け
て、通常回線のコネクションを通じてDTE−b宛の広
帯域回線を利用する特定コンテンツ要求データを送信す
る。 ・その後、広帯域回線経由で、DTE−bより特定コン
テンツを受信する。 DTE−bの動作 DTE−bは、DTE−aから、広帯域回線同時利用の
ファシリティを付与したコネクション設定要求メッセー
ジを受信し、順次、以下の処理を行う。 ・DTE−a宛のコネクション設定受付メッセージを送
信する。 ・その後、DTE−aから、設定済みのコネクションを
通じてコンテンツ要求デ一タを受信する。コンテンツ要
求データを受けて、図18(A)に示す該当コンテンツ
のルート決定テーブル内のコンテンツ要素から使用ルー
トを検索する。広帯域回線を利用するコンテンツ要素に
は、図18(B)に示すように、ネットフーク業者から
指示され、予めDTE−bに登録してあるMID(αα
α)を設定して送出する。また、通常回線を利用するコ
ンテンツ要素には、上記MlD以外の値を設定して送出
する。広帯域回線利用のコンテンツがなかった場合は、
通常回線に対してコンテンツを送出する。 ノードBの動作 ノードBは、ノードAより、DTE−aからの広帯域回
線同時利用のファシリティを付与したコネクション設定
要求メッセージを受信し、順次、以下の処理を行う。
【0058】・広帯域回線を利用する旨のファシリティ
を付与したコネクション要求を解析し、広帯域回線と通
常回線の同時利用のコネクションであることを認識す
る。広帯域回線利用のコネクションでなかった場合は、
DTE−bへ通常回線にてDTE−a向けのコネクショ
ン設定要求メッセージを送信する。さらに、図19に示
すDTE−a向けの中継回線種別テーブルを検索し、広
帯域回線用の回線ポートの利用を認識する。このと
き、広帯域回線用の回線ポートに空きがあった場合
は、図20(A)の呼管理テーブルに広帯域回線用コネ
クション情報を書き込んで、図20(B)の呼管理テー
ブルとする。なお、ノードBとDTE−b間のチャネル
は同じチャネル(VPa1/VCa1)を用いる。
【0059】広帯域回線の空きがなかった場合は、DT
E−bに対し広帯過或回線利用のファシリティを削除し
てコネクション要求設定メッセージを送出する。このと
き、広帯域回線用コネクションであるため、ノードAに
対し受信したコネクション設定要求メッセージの発アド
レスを着アドレスを反転させ、広帯域回線経由で該当メ
ッセージをノードAに送出する。 ・その後、ノードA
より、広帯域回線経由で広帯域回線コネクションの設定
完了/拒否ソッセージを受信する。それを受けて、DT
E−bに対し、DTE−aからの広帯域回線を利用する
旨のファシリティを付与したコネクション設定要求メッ
セージを送信する。
【0060】・その後、DTE−bより、DTE−a向
けのコネクション設定受付メッセージを受信し、ノード
Aに通常回線経由で送信する。 ・その後、ノードAより、DTE−aからのコンテンツ
要求データを通常回線経由で受信し、DTE−bへ送信
する。 ・その後、DTE−bより、コンテンツデータを受信す
る。そのデータにMlDが付与されていた場合、呼管理
テーブルの該当コネクションの利用MlDと一致する値
を検出したときは、その一致したMlDが設定されてい
る回線ポート経由で送出する。利用MlDと一致しない
場合は、呼管理テーブルの該当コネクションの利用MI
Dが設定されていない回線ポート経由でノードAに送出
する。また、MlDが付与されていない場合、通常回線
経由でノードAに送出する。 ノードAの動作 ノードAは、DTE−aより、広帯域回線同時利用のフ
ァシリティを付与したコネクション設定要求メッセージ
を受信し、広帯域回線同時利用のファシリティを付与し
たコネクション設定要求メッセージをノードBへ転送
し、順次、以下の処理を行う。
【0061】・その後、ノードBより、広帯域回線経由
で同時利用のファシリティを付与したコネクション設定
要求メッセージを受信する。受信したコネクション設定
要メツッセージを解析し、広帯域回線利用のコネクショ
ンであることを認識する。このとき、呼管理テーブルに
新規コネクション情報を書き込んで、図21(A)の管
理テーブルを図21(B)の管理テーブルとする。な
お、ノードAとDTE−a間のチャネルは同じチャネル
(VPa1/VCa1)を用いる。
【0062】・コネクション設定メッセージに対するコ
ネクション設定完了メッセージをノードBに対し、広帯
域回線により、DTE−bに送出する。 ・その後、ノードBより、通常回線経由でコネクション
設定受付メッセージを受信し、DTE−aへ送信する。 ・その後、DTE−aから、DTE−b向けのコンテン
ツ要求データを通常回線経由で受信し、ノードBへ送信
する。
【0063】・その後、ノードBより、コンテンツデー
タを受信し、DTE−aに送出する。 (基本動作3)DTE−aは、通常回線により、使用回
線を広帯域回線に切換える指示を送出し、使用回線が広
帯域回線に切り替わった後に、DTE−bに対して広帯
域回線を利用する特定コンテンツの配信を要求をする。
DTE−bは、それを受けてコンテンツを送信するとい
う動作を説明する。
【0064】基本動作1と同様に既設定済みのコネクシ
ョンが存在する初期状態とする。ただし、使用回線が広
帯域回線に切り替わった後は、全てのコンテンツは、広
帯域回線を通して、送信されるので、DTE−bのルー
ト決定テーブルは使用しない。 DTE−aの動作 DTE−aは、DTE−b宛に既設定済みのコネクショ
ンのシグナリングチャネルを利用して、広帯域回線を利
用する特定コンテンツ要求データを送信し、順次、以下
の処理を行う。
【0065】・その後、ファシリティに「既存コネクシ
ョンを広帯域回線経由に切り替え設定完了」の旨を設定
したコネクション設定拒否メッセージを受信する。それ
を受けて、広帯域回線のコネクションを通じて、DTE
−b宛に広帯域回線利用での特定コンテンツ送信要求デ
ータを送信する。 ・その後、広帯域回綿経由によるコンテンツを受信す
る。 DTE−bの動作 DTE−bは、DTE−aから、広帯域回線のコネクシ
ョンを通じて、コンテンツ送信要求データを受信する。
それを受けて、広帯域回線のコネクションを通じて、コ
ンテンツを送信する。 ノードBの動作 ノードBは、ノードAより、広帯域回線経由でDTE−
b宛の広帯域回線を利用する特定コンテンツ要求デ一タ
を受信し、順次、以下の処理を行う。
【0066】・図22に示すような中継回線種別テーブ
ル等を参照して、受信したコネクション設定要求メッセ
ージを解析し、広帯域回線利用のコネクションであるこ
とを認識する。広帯域回線利用のコネクションでなかっ
た場合は、DTE−b宛にコネクション設定要求メッセ
ージを伝送する。 ・呼管理テーブルを検索し、コネクション設定要求メッ
セージに設定されている発/着アドレスに一致するコネ
クションを検索する。そのコネクションが一致した(発
着の関係はどちらでも良い)場合、呼管理テーブルに新
規コネクショ情報を書き込で、図23(A)の管理テー
ブルを図23(B)の管理テーブルとする。
【0067】・ノードAに対し、DTE−a宛の既存コ
ネクションを広帯域回線経由に切り替え設定完了の旨の
ファシリティを設定したコネクション設定拒否メッセー
ジを送出する。 ・その後、ノードAより、コンテンツ要求データを広帯
域回線経由で受信し、DTE−bに送信する。
【0068】・その後、DTE−bより、該当コネクシ
ョンを通じて該当コンテンツを受信し、ノードAに送信
する。 ノードAの動作 ノードAは、DTE−aより、既設済みのコネクション
のシグナリングチャネルによりDTE−b宛の広帯域回
線利用での特定コンテンツ要求メッセージを受信し、該
特定コンテンツ要求メッセージをノードBへ転送し、順
次、以下の処理を行う。
【0069】・その後、ノードBより、DTE−a宛の
既存コネクションを広帯域回線経由に切り替え設定完了
の旨のファシリティを設定したコネクション設定拒否メ
ッセージを受信する。呼管理テーブルに新規コネクショ
情報を書き込で、図24(A)の管理テーブルを図23
4B)の管理テーブルとする。 ・その後、DTE−aより、コンテンツ要求データを受
信し、広帯域回線経由でDTE−bに送信する。
【0070】・その後、ノードBより、該当コネクショ
ンを通じてDTE−a宛の該当コンテンツを受信し、D
TE−aに送信する。 (基本動作4)上記基本動作1〜3のサービスをネット
ワーク利用者(端末)に提供するに当たり、予め決めら
れた条件の利用者だけに、そのサービスの許可を与える
方法を説明する。 ノードへの登録 該当サービスを受ける端末を直接収容するノードは、図
25(A)に示ような広帯域回線利用サービスの実施可
否テーブルを設ける。ネットワーク業者は、利用者から
該当サービスを利用したい旨の申請を受けると、図25
(B)のように、該広帯域回線利用サービスの実施可否
テーブルの該当DTEアドレスの広帯域回線利用サービ
スの実施可否欄をサービス提供可と変更する。 サービス提供可否の判断 サービス提供が可能な利用者(端末)が、ノードに対し
て、上記基本動作1〜3に示ような広帯域回線を利用す
る旨のファシリティを付与したたコネクション設定要求
メッセージを送信したとき、広帯域回線を利用する旨の
ファシリティを付与されたコネクション設定要求メッセ
ージを受信したノードは、広帯域回線を利用するファシ
リティが設定されているか確認を行う。この際に、広帯
域回線利用サービス可否テーブルを参照し、コネクショ
ン設定要求メッセージを送信した端末がサービス提供可
であれば.上記基本動作1〜3で示された動作を行う。
また、サービス提供不可であれば発呼端末に対してコネ
クション拒否メッセージを送出する。
【0071】次に本発明の実施例を説明する。実施例
は、上記基本動作1〜4に対応して記載する。 (実施例1)通常回線により、クライアント1は、サー
バ2に対して衛星回線を利用する特定コンテンツ(コン
テンツX)の配信を要求する。サーバ2は、要求された
特定コンテンツを配信する前に、ノードA及びノードB
間に広帯域コネクション(広帯域回線上のコネクショ
ン)を設定して、図81のような回線を形成する。サー
バ2は、要求された特定コンテンツを新たに設定した広
帯域回線を利用して配信する。 (実施例1の前提条件)実施例1の前提条件(初期状
態)を図26に示す。 実施例1を図26(B)の構成例
について説明するが、その場合の前提条件を説明する。
クライアントA(ATMアドレスaaa)、クライアン
トC(ATMアドレスccc)、ノードA、ノードB及
びサーバB(ATMアドレスbbb)より構成されてい
る。なお、ノードA及びノードBは、ATM交換機によ
り構成することができる。
【0072】サーバB内のコンテンツX(クライアント
1が、サーバ2に、要求した特定コンテンツ)用のルー
ト決定テーブルは、図26(A)に示す初期状態を有す
る。図によれば、コンテンツXは、コンテンツ要素−1
〜コンテンツ要素−3を含み、その内、コンテンツ要素
−1及びコンテンツ要素−3は、通常回線を使用し、コ
ンテンツ要素−2は、広帯域回線を使用するように設定
されている。
【0073】図26(B)においては、ノードAが直接
収容する端末(クライアントA)から、着アドレスをb
bb及びcccとする端末(他局のサーバB及び同じ局
内のクライアントC)に対する二つのコネクションが設
定されている。これらのコネクションは、有線回線(一
般回線、通常回線:峡帯域回線)を用いて設定されてい
る。クライアントAとサーバBのコネクションは、図2
6(B)において、網掛けされている。このコネクショ
ンは、クライアントAとノードA(ポート3)間は、チ
ャネル0/100、ノードA(ポート2)とノードB
(ポート6)間はチャネル1/100、ノードB(ポー
ト7)とサーバB間はチャネル0/110で結ばれてい
る。また、クライアントAとクライアントCのコネクシ
ョンは、クライアントAとノードA(ポート3)間は、
チャネル0/200、ノードA(ポート4)とクライア
ントC間はチャネル0/400で結ばれている。
【0074】ノードA及びノードB内の呼管理テーブル
は、図26(C)及び(D)に示すように、上記のコネ
クションの状態が設定されている。なお、各ノードは、
端末からの新規通信コネクション設定要求によって、コ
ネクションを設定する場合、自動的に呼管理テーブルに
書き込んで、呼管理テーブルを更新する。 (実施例1のシーケンス)図27に実施例1のシーケン
スの例を示す。このシーケンスに従って説明する。説明
中の等は、図27のシーケンスにおけるシーケンス番
号に対応している。また、図70は、実施例1における
クライアントAの動作フロー図を示し、図71は、実施
例1におけるサーバBの動作フロー図を示し、図72
は、実施例1におけるノードBの動作フロー図を示し、
図73は、実施例1におけるノードAの動作フロー図を
示している。各シーケンスの最後に、( )内にこれら
の動作フロー図に示したstep番号を記載し、シーケ
ンスとの対応を付けた。 コネクション要求(図28参照) クライアントAは、既設定コネクションにおいてサーバ
Bより提供された画面メニュー等により、衛星回線経由
によるコンテンツXに係るコンテンツ送出要求データ
を、既存コネクション(有線回線上のコネクション)に
よりサーバBに通知する。:(図70のstep010
1) 既存のコネクションは、クライアントAとノードA間
は、チャネル0/100、ノードAとノードB間はチャ
ネル1/100、ノードBとサーバB間はチャネル0/
110で結ばれている。
【0075】コネクション設定−1(図29参照) サーバBは、コンテンツXの送出要求の旨が設定された
コンテンツ要求データを受信すると、コンテンツX用の
ルート決定テーブルを検索する。:(図71のstep
0201及びstep0202) ルート決定テーブルにより、広帯域回線を利用して送る
コンテンツ要素があるかどうかを確認する。なければ、
コンテンツXは、全て既設定のコネクションから送出さ
れることになる。
【0076】この例では、サーバBは、図26(A)の
サーバB内のコンテンツX用ルート決定テーブルを参照
する。そこで、コンテンツ要素−2が、広帯域回線を利
用することが分かる。:(図71のstep0203) サーバBは、このコンンテンツ要素−2を衛星回線を利
用して送出するために、ノードBに対し衛星回線利用の
新規コネクション設定要求メッセージを送出する。この
コネクション設定要求メッセージには、使用チャネル
「VPI/VCI:0/210」、着アドレス「aa
a」。発アドレス「bbb」、ファシリティ情報「広帯
域回線利用」の情報を有する。この場合、設定指示時の
クライアントの着アドレスは、通常コネクション設定時
の発アドレスを保持していて、その発アドレスを着アド
レスとして利用する。:(図71のstep0204) なお、コネクション設定要求メッセージは、発呼要求メ
ッセージをコネクション設定要求メッセージと解して、
処理を進めても良い。 コネクション設定−2(図30参照) コネクション設定要求メッセージを受けたノードBは、
付与されたファシリティを解析し、広帯域回線利用のコ
ネクション設定要求であることを認識する。なお、広帯
域回線を利用する旨のファシリティがなければ、通常の
コネクション設定メッセージとして、着呼端末に該当メ
ッセージを転送する。:(図72のstep0301 〜
step0303) 次に、該当メッセージに設定されている発/着アドレス
を検索キーにして、ノードB内の呼管理テーブルを検索
する。:(図72のstep0304) そのとき、アドレスの組(発着の関係はどちらでもよ
い)で一致する既存コネクションがあった場合には、通
常回線以外に広帯域回線を利用したいための新規コネク
ション設定要求であると認識し、衛星回線用の回線のポ
ートの検索を開始する。図31の中継回線種別テーブル
を参照して広帯域用の回線としてポート5を利用すれば
よいことを認識すると、続けて、衛星回線に空きがある
かどうかを確認する。:(図72のstep0305及
びstep306) 当然、空きがなかったり、該当する既存コネクションが
なければ、発呼端末に対して、該当コネクション設定メ
ッセージを拒否するメッセージを送出する。:(図72
のstep0307) 最後に、図32の呼管理テーブル内に、衛星回線利用の
新規パス情報を呼管理テーブル内ののように設定し、
同時に衛星回線経由にてノードAへコネクション設定要
求メッセージを転送する。:(図72のstep030
8及びstep0309) コネクション設定−3(図33参照) ノードAは、衛星回線経由で、新規コネクション設定要
求メッセージを受信すると、付与されたファシリティを
解析し、広帯域回線利用のコネクション設定要求である
ことを認識する。:(図73のstep0401及びs
tep0402) なお、衛星回線を利用する旨のファシリティがなけれ
ば、通常のコネクション設定メッセージとして、着呼端
末に該当メッセージを転送する。:(図73のstep
0403) このとき、広帯域回線利用の旨のファシリティが設定さ
れていることを確認すると、該当のコネクションの発/
着アドレスを検索キーにして、ノードA内の呼管理テー
ブルを検索する。:(図73のstep0404) この検索において、アドレスの組(発着の関係はどちら
でもよい)で一致したコネクションを検出すると、着端
末(クライアントA)への方向のコネクションとして、
既存コネクシヨンと同じVPI/VCIをアサインす
る。その結果、サーバBからの衛星回線を経由したコン
テンツとサーバBからの有線回線を経由したコンテンツ
は、ノードAとクライアントA間では、同じチャネル0
/100で伝送される。また、このとき、ノードAは、
図73のstep0405に示す設定に従って、新規広
帯域回線用コネクションとして、呼管理テーブルに、図
34ののような情報を設定する。新規コネクション
は、衛星回線経由であるため、図34のの呼管理テー
ブルの「種別」欄に、「特殊」として登録する。:(図
73のstep0405) 当然、該当する既存コネクシヨンがなければ、発呼端末
に対して、該当コネクション設定メッセージを拒否する
メッセージを送出する。:(図73のstep040
6) コネクションの確立(図35参照) 通常コネクションの設定では、ノードは、着呼端末にコ
ネクション設定メッセージを送り、その着呼端末が呼設
定完了メッセージを発呼端末に送る。しかし、本実施例
1では、ノードAは、広帯域回線を利用する旨のファシ
リティが付与された新規コネクション設定要求メッセー
ジを、クライアントAに転送しない。その代わりに、上
記シーケンスで検索した結果、該当メッセージに設定
されているアドレスの組と同一のアドレスの組が検出さ
れた場合は、クライアントAに代わって、コネクション
の確立応答として、コネクション設定完了メッセージを
発呼端未に対して送出する。:(図73のstep04
07及びstep0408、図72のstep0310
及びstep0311) これにより、着呼端末における処理を減らすことができ
る。また、クライアントAとノードA間の信号の授受及
びクライアントAでの処理がないことから、広帯域回線
上のコネクションの設定が迅速にできることとなる。 データ転送(図38参照) 衛星経由のコネクション設定要求メッセージに対する、
コネクション設定完了メッセージを受信すると、サーバ
Bは、コンテンツ毎にどのコネクション(チャネル、つ
まりVPI/VCI)を使用するかを図36のルート決
定テーブルに改めて設定する。また、クライアントAが
各コンテンツ要素を受信時に、どのコンテンツ要素であ
るか区別が付くように、全てのコンテンツ要素に、その
時点て既存コネクションで利用していないMIDの中か
ら、それぞれ別々のMIDを設定する。:(図71のs
tep0206及びstep0207) その後、各コンテンツ要素を図36のとおりにMIDを
設定して、所定のチャネルでクライアントA宛に送信す
る。:(図71のstep0208、図70のstep
0102) なお、図36では、コンテンツ要素毎に通常回線か衛星
回線かを振り分けているが、全て、衛星回線により伝送
するように設定することもできる。
【0077】また、ノードBにおける呼管理テーブル
は、図32のように設定されている。これによれば、ノ
ードBとサーバBとの間のチャネルは、既存コネクショ
ンの場合は、通常回線であるので、そのチャネルである
0/110が登録されている。また、新規に設定したコ
ネクションの場合は、広帯域回線経由の旨を設定して確
立したコネクションであるので、既存のチャネルとは別
に、チャネル(0/210)を設定する。これにより、
通常回線は、大容量データの伝送により影響されない
で、通信を行うことができる。なお、通常回線が、大容
量データの伝送による影響が小さければ、チャネル0/
210を用いる必要はなく、既存のチャネル0/110
を用いてもよい。
【0078】また、ノードAにおいては、図37の呼管
理テーブルから以下のロジックに従い、データを転送す
る。呼管理テーブルに従えば、ポート2から受信したメ
ッセージもポート1から受信したメッセージも、0/1
00というチャネルでクライアントA(aaa)に対し
て送出すればよい。しかし、クライアントAから、サー
バB宛のメッセージは、図37の呼管理テーブルでは、
とのコネクションが該当することになり、ポート2
に対して送出すればよいのかポートlに対して送出すれ
ばよいのか分からない。そこで、本実施例では、「種別
の欄」で「一般」と登録されているコネクションのポー
トに対して送出することとする。従って、クライアント
Aから受信したメッセージは、ポート2から送出すれば
よい。 広帯域回線の解放(図39参照) 衛星回線の利用を終了する場合は、クライアントAから
サーバBに対し、その旨を通知する。サーバBは、その
通知を受信すると、衛星回線経由のコネクションの解放
指示メッセージをクライアントAに対して送出する。
【0079】クライアントAからの解放指示メッセージ
を受信したノードA及びノードBは、それぞれノード内
に持つ呼管理テーブル内の該当衛星回線経由のコネクシ
ョンの設定情報を消去する。この場合、ノードAは、解
放指示メッセージをクライアントAには転送しない。な
お、実施例1は、クライアントAが、サーバBに、衛星
回線利用のコンテンツXの配信の要求を行った場合であ
るが、このように、衛星回線の利用をクライアントAの
指示を受けずに、図26(A)のコンテンツXに対する
コンテンツルート決定テーブル等により、衛星回線の利
用をサーバBが、独自に判断するようにしてもよい。こ
の場合は、サーバBは、クライアントAに衛星回線の利
用の是非を確認するようにしてもよい。
【0080】なお、実施例1において、広帯域コネクシ
ョンを広帯域回線用コンテンツを送出している間だけ、
サーバBの設定要求及び開放要求により、形成するよう
に説明したが、サーバBからの広帯域コネクション設定
要求から一定時間、広帯域コネクションを設定するよう
にしてもよい。 (実施例2)通常回線により、クライアント1は、サー
バ2に対して衛星回線を利用する特定コンテンツの配信
を要求する。それを受けて、ノードBは、ノードAとノ
ードB間に予め図82のような回線を形成する。サーバ
2は、要求された特定コンテンツを配信するに際し、衛
星回線利用のコンテンツには、衛星回線利用を意味する
AALタイプ4のMlD値を書込む。ノードBでは、A
ALタイプ4のMlDをキーにして、送信データの回線
の振り分けを行う。 (実施例2の前提条件)実施例2を、図40(B)の構
成例について説明するが、その場合の実施例2における
ノードA、ノードB、サーバB及びクライアントAの初
期状態(前提条件)を図40に示す。
【0081】ノードAは、図40(C)に示すような
「呼管理テーブル」を有している。「呼管理テーブル」
は発アドレスと着アドレスと使用しているVPI/VC
Iを管理し、入力ポートから、入力した信号を、どのポ
ートに送出するか等を管理するテーブルである。なお、
呼管理テーブル内でコネクションを区別するために、コ
ネクションの「種別」を設け、通常はすべて、「一般」
という種別でコネクション管理している。なお、衛星回
線を利用した場合は、「特殊」という種別を書き込む。
この状態で新たなコネクションが発生した場合、新規コ
ネクションを空いているテーブルに書き込んで管理す
る。ノードBでも同様に図40(D)に示すような「呼
管理テーブル」を有している。各ノードは、新規コネク
ション要求時に、要求されたコネクションに応じ呼管理
テーブル内に自動的に書き込む。
【0082】サーバBでは、全てのコンテンツ毎に、そ
のコンテンツの要素(動画、音声、テキスト等)にどの
ルート(衛星回線又は有線回線)を使用するかを決めた
図40(A)に示ような「ルート決定テーブル」を用意
しておき、衛星回線を利用したいコンテンツを送出する
際に、例えば、ネットワーク業者から指定されたALL
タイプ4のMID値(ここでは001、ネットワーク業
者は、このMID値を見て、このデータが、有線回線を
利用するのか又は衛星回線を利用するのかを識別し、デ
ータを振り分ける。)を記入しておく。なお、通常は全
てのコンテンツ要素は、通常の1つのコネクションを通
して送出することになる。
【0083】実施例2における、初期状態では、クライ
アントAとサーバB間は、図40から分かる通り、全く
コネクションが設定されていない状態であるとする。 (実施例2のシーケンス)図41に実施例2のシーケン
スの例を示す。このシーケンスに従って説明する。説明
中の等は、図41のシーケンスにおけるシーケンス番
号に対応している。また、図74は、実施例2における
クライアントAの動作フロー図を示し、図75は、実施
例2におけるサーバBの動作フロー図を示し、図76
は、実施例2におけるノードBのコネクション設定時の
動作フロー図を示し、図77は、実施例2におけるノー
ドBのデータ転送時の動作フロー図を示している。図7
3は、実施例1で使用したフロー図であるが、実施例2
のノードAのフロー図としても使用する。各シーケンス
の最後に、( )内にこれらの動作フロー図に示したs
tep番号を記載し、シーケンスとの対応を付けた。 衛星経由コネクション設定−l(図42参照) クライアントA(ATMアドレスaaa:発アドレス)
は、コンテンツを受信するためのコネクション設定要求
メッセージをサーバB(ATMアドレスbbb:着アド
レス)に向けて送出する。このコネクション設定要求メ
ッセージは、クライアントAとノードA(ポート3)間
はチャネル0/100により、ノードA(ポート2)と
ノードB(ポート6)間はチャネル0/100により、
ノードB(ポート7)とサーバB間はチャネル0/11
0により、ノードA及びノードBを経由してサーバBに
通知される。各ノードを経由する際に、それぞれのノー
ドの「呼管理テーブル」にそれぞれの情報を書き込む。
例えば、上記コネクション設定要求メッセージに対し
て、ノードAの呼管理テーブル及びノードBの呼管理テ
ーブルには、図43に示ような情報が書き込まれる。
なお、クライアントAは、このコネクション設定要求メ
ッセージに、衛星回線も同時利用する旨のファシリティ
を付与しておく。:(図74のstep0501) 衛星経由コネクション設定−2(図44参照) コネクション設定要求メッセージを受けたノードBは、
メッセージに付与させたファシリティを解析し、広帯域
回線(衛星回線)も同時利用のコネクションであること
を認識する。:(図76のstep0701及びste
p702) なお、広帯域回線を利用する旨のファシリティがなけれ
ば、通常のコネクション設定メッセージとして、着呼端
末に該当メッセージを転送する。:(図76のstep
0710) このとき、広帯域回線を利用することが判明すると、広
帯域回線用(衛星回線)の回線のポートの検索を開始す
る。図45の中継回線種別テーブルを参照して広帯域用
の回線としてポート5を利用すればよいことを認識す
る。:(図76のstep0703) 続けて、衛星回線に空きがあるかどうか確認する。:
(図76のstep0704) もし、空きがなければ、着呼端末に、広帯域回線利用の
ファシリティを削除して、このコネクション設定要求メ
ッセージを送出する。:(図76のstep0705) 衛星回線に空きがあれば、ノードAに対し衛星回線を利
用する旨のファシリティを付与したコネクション設定要
求メッセージを衛星回線上から送出する。なお、設定要
求時のクライアントの着アドレスは通常コネクション設
定メッセージ時の発アドレスを保持し、その発アドレス
を着アドレスとして利用する。また、この時、ノードB
は、図76のstep0706に示す設定に従って、広
帯域回線用コネクションとして、呼管理テーブルに、図
46ののように情報を設定する。:(図76のste
p0706及びstep707) このとき、ノードBとサーバB間のチャネルは、通常回
線のコネクションのチャネル0/110を用いる。 衛星経由コネクション設定−3(図47参照) ノードAは、衛星回線経由で、新規コネクション設定要
求メッセージを受信すると、付与されたファシリティを
解析し、広帯域回線利用のコネクション設定要求である
ことを認識する。:(図73のstep0401及びs
tep0402) なお、衛星回線を利用する旨のファシリティがなけれ
ば、通常のコネクション設定メッセージとして、着呼端
末に該当メッセージを転送する。:(図73のstep
0403) このとき、広帯域回線利用の旨のファシリティが設定さ
れていることを確認すると、該当のコネクションの発/
着アドレスを検索キーにして、ノードA内の呼管理テー
ブルを検索する。:(図73のstep0404) この検索において、アドレスの組(発着の関係はどちら
でもよい)で一致したコネクションを検出すると、着端
末(クライアントA)への方向のコネクションとして、
既存コネクシヨンと同じVPI/VCIをアサインす
る。その結果、サーバBからの衛星回線を経由したコン
テンツとサーバBからの有線回線を経由したコンテンツ
は、ノードAとクライアントA間では、同じチャネル0
/100で伝送される。また、このとき、ノードAは、
図73のstep0405に示す設定に従って、新規広
帯域回線用コネクションとして、呼管理テーブルに、図
48ののような情報を設定する。新規コネクション
は、衛星回線経由であるため、図48のの呼管理テー
ブルの「種別」欄に、「特殊」として登録する。:(図
73のstep0405) 当然、該当する既存コネクシヨンがなければ、発呼端末
に対して、該当コネクション設定メッセージを拒否する
メッセージを送出する。:(図73のstep040
6) 衛星回線コネクションの確立(図49参照) ノードAは、上記シーケンスで検索した結果、該当メ
ッセージに設定されているアドレスの組と同一のアドレ
スの組が検出された場合は、クライアントAに代わっ
て、コネクションの確立応答として、コネクション設定
完了メッセージを発呼端未に対して送出する。:(図7
3のstep0407及びstep0408、図76の
step0708) このとき、ノードBでは、ノードAからのコネクション
設定完了メッセージを受け取ることにより、ノードB〜
ノードA間での広帯域コネクションが確立したことにな
る。また、本来の通常回線を通してクライアントAから
送信されてきたコネクション設定要求メッセージを、こ
の時点で、サーバBに送出する。このとき、通常回線用
のコネクションが、図46のように設定される。
【0084】つまり、クライアントAからのコネクショ
ン設定要求メッセージがサーバBに到着した時点で、既
にノードA〜ノードB間は、広帯域回線用のパスが確保
されていることになる。:(図76のstep0709
及びstep0710) 通常回線コネクションの確立 ノードBから広帯域回線用の利用要求の旨のファシリテ
ィ付きのコネクション設定要求メッセージを受信したサ
ーバBは、クライアントAに対して、コネクション設定
受付メッセージを送信する。(図75のstep060
1及びstep0602、図74のstep0502) コンテンツの配信要求データ送信(図51参照) クライアントAは、通常回線のコネクションを通して、
広帯域回線利用のコンテンツXの配信要求を行う。(図
74のstep0503、図75のstep0603) 及び ・データ転送(通常回線利用コンテンツ転送)(図52
参照) 後述するが、サーバBは、衛星回線利用コンテンツに
は、特別のMID値を付して、ノードBに送出する。従
って、通常回線利用コンテンツは、ノードBではMID
を識別し、受信したコンテンツが、衛星回線利用でない
ことを確認して、有線回線でノードAに送信される。
【0085】・データ転送(衛星回線利用コンテンツ転
送)(図53参照) サーバBは、コンテンツXの送信要求の旨が設定された
コンテンツ要求データを受信すると、コンテンツX用の
ルート決定テーブルを検索する。このテーブル中に広帯
域回線を利用して送りたいコンテンツ要素があるかどう
かを確認する。なければ、コンテンツXは、全て通常の
MlDを付与して送信される。図50のサーバB内のコ
ンテンツX用ルート決定テーブルを参照すると、コンテ
ンツ要素ー1とコンテンツ要素−3が、通常回線利用の
データであり、コンテンツ要素−2が広帯域回線利用の
データであることが分かる。:(図75のstep06
04及びstep0605) なお、衛星回線利用のコンテンツ要素−2のサーバBと
ノードB間のチャネルを、ここでは、通常チャネル0/
110を用いるように設定されている。
【0086】サーバBは、コンテンツ要素−lやコンテ
ンツ要素−3を送信する場合は、予めネットワーク業者
から指定されたMID値(ここでは「001」)以外の
MlD値を設定して、ノートBに送出する。:(図75
のstep0607) ノードBでは、MlDを常に監視している。予め呼管理
テーブルに設定してあったMlD値(ここでは「00
1」)以外のMlD値が設定されているデータは、呼管
理テーブルにより、通常回線(ここでは有線回線)に送
出する。:(図77のstep0801、step08
02及びste0p804) また、サーバBが、コンテンツ要素−2を送信する場合
は、予めネットワーク業者から指定されたMID値(0
01)をMlD値として設定して、ノードBに送出す
る。:(図75のstep0606) ノードBでは、MID識別子を監視し、予め呼管理テー
ブルに設定してあったMlD値(001)が設定されて
いるデータは、呼管理テーブルに従い、衛星回線に送出
する。:(図77のstep0803) ノードAでは、ノードBから受信したデータをそのまま
クライアントAに送出する。:(図74のstep05
04) 開放要求(図54参照) クライアントAからの通信コネクション開放要求によ
り、通常回線のコネクションが開放される。また、通常
回線上のコネクション開放に連動し、衛星回線上のコネ
クションも同時に開放する。 (実施例3)通常回線により、クライアント1は、サー
バ2に対して衛星回線を利用する特定コンテンツの配信
を要求する場合、クライアント1は、ノードAとノード
B間に衛星回線コネクション設定切り替え要求を行い、
ノードA及びノードB間を広帯域コネクションに切り替
えて、図83のような回線を形成する。その後、クライ
アント1は、サーバ2に対して特定コンテンツを配信を
要求する。サーバ2は、要求された特定コンテンツを広
帯域回線を利用して配信する。 (実施例3前提条件)図26に示ような実施例1の前提
条件と同様である。但し、広帯域回線の利用はクライア
ントが決めるために、サーバ内の「ルート決定テーブ
ル」は使用しない。 (実施例3のシーケンス)図55に実施例3のシーケン
スの例を示す。このシーケンスに従って説明する。説明
中の等は、図55のシーケンスにおけるシーケンス番
号に対応している。また、図78は、実施例3における
クライアントAの動作フロー図を示し、図79は、実施
例3におけるサーバBの動作フロー図を示し、図80
は、実施例3におけるノードBのコネクション設定時の
動作フロー図を示している。図72及び図73は、実施
例1で使用したフロー図であるが、実施例3のノードB
及びノードAのフロー図としても使用する。各シーケン
スの最後に、( )内にこれらの動作フロー図に示した
step番号を記載し、シーケンスとの対応を付けた。
コネクション要求(図56参照) クライアントA(ATMアドレスaaa:発アドレス)
では、既設定コネクションからサーバBより提供された
画面メニュー等により、有線回線を衛星回線に切り替え
る指示を行う。この際、クライアントAは広帯域回線利
用及び通常回線から広帯域回線への切替えの旨のファシ
リティを付与したサーバB(ATMアドレスbbb:着
アドレス)に対するコネクション設定要求メッセージを
シグナリングチャネル(VPI=0、VCI=5)利用
して送信する。:(図78のstep0901) 衛星経由コネクション設定−1(図57参照) コネクション設定要求メッセージを受けたノードBは、
付与されたファシリティを解析し、広帯域回線利用のコ
ネクション設定要求であることを認識する。なお、広帯
域回線を利用する旨のファシリティがなければ、通常の
コネクション設定メッセージとして、着呼端末に該当メ
ッセージを転送する。:(図72のstep0301 〜
step0303) 次に、該当メッセージに設定されている発/着アドレス
を検索キーにして、ノードB内の呼管理テーブルを検索
する。:(図72のstep0304) そのとき、アドレスの組(発着の関係はどちらでもよ
い)で一致する既存コネクションがあった場合には、通
常回線以外に広帯域回線を利用したいための新規コネク
ション設定要求であると認識し、衛星回線用の回線のポ
ートの検索を開始する。図58の中継回線種別テーブル
を参照して広帯域用の回線としてポート1を利用すれば
よいことを認識すると、続けて、衛星回線に空きがある
かどうかを確認する。:(図72のstep0305及
びstep306) 当然、空きがなかったり、該当する既存コネクションが
なければ、発呼端末に対して、該当コネクション設定メ
ッセージを拒否するメッセージを送出する。:(図72
のstep0307) 最後に、図59の呼管理テーブル内に、衛星回線利用の
新規パス情報を呼管理テーブル内ののように設定し、
同時に衛星回線経由にてノードAへコネクション設定要
求メッセージを転送する。:(図72のstep030
8及びstep0309) 衛星経由コネクション設定−2(図60参照) ノードAは、衛星回線経由で、新規コネクション設定要
求メッセージを受信すると、付与されたファシリティを
解析し、広帯域回線利用のコネクション設定要求である
ことを認識する。:(図73のstep0401及びs
tep0402) なお、衛星回線を利用する旨のファシリティがなけれ
ば、通常のコネクション設定メッセージとして、着呼端
末に該当メッセージを転送する。:(図73のstep
0403) このとき、広帯域回線利用の旨のファシリティが設定さ
れていることを確認すると、該当のコネクションの発/
着アドレスを検索キーにして、ノードB内の呼管理テー
ブルを検索する。:(図73のstep0404) この検索において、アドレスの組(発着の関係はどちら
でもよい)で一致したコネクションを検出すると、衛星
回線利用の新規パス情報を図61ののように設定す
る。。:(図73のstep0405) しかし、アドレスの組で一致したコネクションの検出が
できなければ、発呼端末にコネクション設定拒否のメッ
セージを送出する。:(図73のstep0406) また、ノードA経由でクライアントAに対して、広帯域
回線の切り替え設定完了の旨のファシリティを設定した
コネクション設定拒否メッセージを送出する。通常のコ
ネクション設定完了メッセージを送出することはしな
い。なぜなら、クライアントAに対して、通常のコネク
ション設定完了メッセージを送信すると、クライアント
Aが新たなコネクションが設定されたと錯覚するためで
ある。よって、ここでは、広帯域回線の切り替え完了の
旨のファシリティを付与したコネクション設定拒否メッ
セージージにより、ノード間に衛星回線上のコネクショ
ンが設定されたことをクライアントAに通知する。:
(図73のstep0407及びstep0408、図
78のstep0902) 以上により、これ以降、サーバBからクライアントA向
けのデータは、全て衛星回線に転送される。同時に、ク
ライアントAからのサーバB向けのデータも、全て衛星
回線で転送される。 データ転送(図62参照) クライアントAからのコンテンツの送信要求データを受
信したサーバBは、送信要求データで指定されていたコ
ンテンツを既存コネクションでノードBに送信する。
【0087】ノードBは、サーバBからクライアントA
に対するコンテンツを「呼管理テーブル」内の呼種別が
「特殊」の回線(衛星回線)へ送出する。:(図79の
step1001、stepl002) 衛星回線コネクションの解放要求(図63参照) クライアントAは、衛星回線の解放を行うため、その旨
のファシリティを付与したコネクション解放要求メッセ
ージをシグナリングチャネルを利用しノードAに通知す
る。 衛星経由コネクション解放−1(図64参照) ノードAは衛星回線コネクションの解放要求ファシリテ
ィを解析し、ノードAとノードB間の衛星回線を解放す
ることを認識し、ノードBに対し衛星経由でのコネクシ
ョン解放メッセージをファシリティを付与し送出する。
また、図65の呼管理テーブルののように、テーブル
上から該当情報を削除する。 衛星経由コネクション解放−2(図66参照) ノードBは、ファシリティが付与された衛星経由のコネ
クション解放要求メッセージを受信すると、該当コネク
ション開放を行う。同様に、図67の呼管理テーブルの
のように、テーブル上から該当情報の削除を行う。そ
の後、解放応答をノードAに通知すると同時に、それ以
降のサーバBからクライアントA向けのデータを、全て
有線回線へ転送を行う。
【0088】また、ノードBからの解放応答を受信した
ノードAも同様に、以降のクライアントAからサーバB
へのデータは全て有線回線へ転送する。クライアントA
に対しては、広帯域回線解放完了の旨のファシリティを
付与したコネクション解放完了メッセージを送出する。
しかし、クライアントAは、コネクション解放完了メッ
セージは、ファシリティとして「広帯域回線解放完了」
の旨が設定されていることから、通常回線である既存コ
ネクションを解放することはしない。 (実施例4)ここでは、実施例l〜3のサービスをネッ
トワークの利用者(端末)に提供するにあたって、予め
定められた条件の利用者だけに、そのサービスの許可を
与える方法を説明する。 (ノードへの登録)該当サービスを受ける端末を直接収
容するノードに、図68のような広帯域回線利用サービ
スの実施可否テーブルを用意しておく。
【0089】ネットワーク業者は、利用者から該当サー
ビスを利用したい旨の申請を受け取ると、ノード内のこ
のテーブルにサービス提供可とテーブル内容を変更す
る。例えば、DTEアドレス「aaa」の利用者から該
当サービス提供の申請が来ると、図69のように、該当
DTEを収容しているノードの「広帯域回線利用サービ
ス可否テーブル」のDTEアドレス「aaa」の欄を
「否」から「サービス提供可」に変更する。 (サービス提供可否の判断) 該当サービスを提供可となっている利用者(端末)か
らノードに対して、実施例l〜3のように、広帯域回線
を利用する旨のファシリティを付与されたコネクション
設定要求メッセージを送信する。 上記のメッセージを受け取ったノードでは、広帯域回
線を利用するファシリティが設定されているかどうかの
チェックを行う。この時、広帯域回線利用サービス可否
テーブルを参照し、サービス提供可であれば、続けて、
実施例1〜3で示された動作を行う。サービス提供不可
であれば、発呼端末に対してコネクション設定拒否メッ
セージを送出する。:(図80のstep1101〜s
tep1105) また、実施例1〜3において、広帯域回線を衛星回線と
した場合について説明したが、発明としては衛星回線に
限る必要はなく、光ケーブル等を用いた伝送容量の大き
な有線回線でも良いことは自明である。
【0090】また、広帯域回線は、広帯域回線でなくて
も、回線速度の速い回線でもよく、また、通常の回線と
は別に設けた回線であってもよい。例えば、ノード間の
バイパス回線又はノード間に特別の利用目的で設けた有
料又は無料の回線であってもよい。また、実施例1〜3
において、クライアントAを直接ノードAに、サーバB
を直接ノードBに接続した例を示したが、ノードA又は
ノードBとして、クライアントA又はサーバBに直接接
続されていないノードであってもよい。
【0091】上記の通り、本発明の実施例によれば、通
常回線とは別に設けた回線(衛星回線、有線回線等)を
交換機間のバイパス回線として利用可能なコネクション
型ネットワーク(例えば、ATMネットワーク)におい
て、ユーザからの要求に応じて、特定の間だけバイパス
回線を介して送信し、特定のコンテンツの送信終了後
は、通常の中継回線でコンテンツを送信するようにした
り、又はユーザから指定のあった特定のコンテンツのみ
バイパス回線を介して送信し、それ以外のコンテンツ
は、通常の中継回線で送信するようにすることで、バイ
パス回線の効率的な利用を図るとともに、ユーザ側にパ
ラボラ・アンテナ等の設備負担を強いないまま、大容量
コンテンツを受信することを可能とした。
【0092】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、所定の時間又は所定のデータを転送する
間、第二の回線上に、前記データの転送を要求した端末
に接続されたノードからデータを送出する端末が接続さ
れたノードの方向に新たなコネクションをさらに設定
し、該第二の回線上のコネクションを通じて、要求され
た転送データの全部又は一部のデータの転送を行うこと
により、ATM通信等のコネクション形ネットワークに
おける広帯域データを、通常回線によらず広帯域回線に
より伝送することができ、広帯域回線のバイパス回線の
効率的な利用及びユーザ側の設備負担の軽減等を図るこ
とができる。
【0093】請求項2記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータを転送するためのコネクションを設
定することにより、広帯域データの伝送による、通常回
線への影響を無くすことができる。請求項3記載の発明
によれば、第二の回線を用いて第二の回線上にコネクシ
ョンを設定するので、確実なコネクションの設定ができ
る。
【0094】請求項4記載の発明によれば、ノードと該
ノードに接続されている着呼端末との間の既存のコネク
ションのチャネルを利用することにより、ノードと該ノ
ードに接続されている着呼端末との間のコネクションを
1本とすることにより、着呼端末は、ノード・ノード間
に二つの回線・コネクションが存在していても、着呼端
末における、二つのコネクションの信号を合体する処理
が必要がなく、ノード・ノード間に二つのコネクション
が存在していることを意識することなく通信できる。
【0095】請求項5記載の発明によれば、着呼端末が
接続されているノードは、発呼要求メッセージを着呼端
末に転送せず、着呼端末に代行して、発呼端末に呼設定
完了メッセージを伝送することにより、無駄な処理を無
くし、コネクションの設定を迅速・確実にできる。な
お、着呼端末は、新たなコネクションに関しては意識せ
ずに通信可能であるから、着呼端末が、発呼端末に呼設
定完了メッセージを伝送することは、必ずしも必要なこ
とではない。
【0096】請求項6記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータの送出セルのAAL4のMID値と
して、各コンテンツ要素毎に既存のコネクションで使用
しない値を設定することにより、受信端末は、各コンテ
ンツ受信時にどのコンテンツ要素であるかをコンテンツ
要素毎に識別することができ、確実にコンテンツを受信
することができる。
【0097】請求項7記載の発明によれば、第二の回線
に振り向けるデータ中に第二の回線を使用する旨の識別
子を付与することにより、データを送出する端末に接続
されたノードは、単に識別子を監視するだけで、データ
を第二の回線に振り向けるか否かを判断することができ
る。請求項8記載の発明によれば、第二の回線を使用す
る旨の識別子として、データ送出セルのAAL4のMI
D値に特定の値を設定することにより、ATMセルを送
出する端末に接続されたノードは、単にMID値を監視
するだけで、セルを第二の回線に振り向けるか否かを判
断することができる。
【0098】請求項9記載の発明によれば、データを送
出する端末は、データを構成するデータ要素毎に、第二
の回線に振り向けるかどうかを登録したテーブルを参照
して、第二の回線に振り向けるデータを決定することに
より、データを送出する端末は、確実にどの回線に振り
向けるかを判断することができる。請求項10〜13記
載の発明によれば、広帯域回線であるバイパス回線の効
率的な利用及びユーザ側の設備負担の軽減等を図ること
ができるコネクション型通信方式に適した端末を提供す
ることができる。
【0099】請求項14〜17記載の発明によれば、広
帯域回線であるバイパス回線の効率的な利用及びユーザ
側の設備負担の軽減等を図ることができるコネクション
型通信方式に適したノードを提供することができる。請
求項18記載の発明によれば、ノードに、端末毎に第二
の回線を利用することができるか否かを記録した第二の
回線利用可否テーブルを設けることにより、第二の回線
を利用可能な端末のみに、サービスを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現状のインターネットを説明するための図であ
る。
【図2】プロバイダ間のバックボーンとして衛星回線を
利用した場合を説明するための図である。
【図3】衛星回線をプロバイダとクライアント間に直接
結んだ場合を説明するための図である。
【図4】ATM交換機間に衛星回線を受信用回線として
利用した場合を説明するための図である。
【図5】本発明に用いられるATM交換機の構成例であ
る。
【図6】呼管理テーブルの構成例である。
【図7】中継回線種別テーブルの構成例である。
【図8】広帯域回線利用サービス可否テーブルの構成例
である。
【図9】本発明に用いられる端末の構成例である。
【図10】ルート決定テーブルの構成例である。
【図11】本発明の基本構成例である。
【図12】ノードA内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図13】ノードB内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図14】DTE−b内の特定コンテンツ用のルート決
定テーブルの構成例である。
【図15】ノードB内の中継回線種別テーブルの構成例
である。
【図16】ノードB内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図17】ノードA内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図18】端末DTE−b内の特定コンテンツ用ルート
決定テーブルである。
【図19】ノードB内の中継回線種別テーブルの構成例
である。
【図20】ノードB内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図21】ノードA内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図22】ノードB内の中継回線種別テーブルの構成例
である。
【図23】ノードB内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図24】ノードA内の呼管理テーブルの構成例であ
る。
【図25】広帯域回線利用サービス可否テーブルの例で
ある。
【図26】実施例1の前提(初期状態)を示す図であ
る。
【図27】実施例1のシーケンスの例である。
【図28】実施例1のコネクション要求を説明するため
の図である。
【図29】実施例1のコネクション設定−1を説明する
ための図である。
【図30】実施例1のコネクション設定−2を説明する
ための図である。
【図31】実施例1におけるノードB内の中継回線種別
テーブルである。
【図32】実施例1におけるノードB内の呼管理テーブ
ルである。
【図33】実施例1のコネクション設定−3を説明する
ための図である。
【図34】実施例1におけるノードA内の呼管理テーブ
ル(その1)である。
【図35】実施例1のコネクションの確立を説明するた
めの図である。
【図36】実施例1におけるサーバB内のコンテンツX
用ルート決定テーブルである。
【図37】実施例1におけるノードA内の呼管理テーブ
ル(その2)である。
【図38】実施例1におけるデータ転送を説明するため
の図である。
【図39】実施例1における広帯域回線の開放を説明す
るための図である。
【図40】実施例2の前提(初期状態)を示す図であ
る。
【図41】実施例2のシーケンスの例である。
【図42】実施例2におけるコネクション設定(その
1)を説明するための図である。
【図43】実施例2におけるノードAの呼管理テーブル
(その1)である。
【図44】実施例2におけるコネクション設定(その
2)を説明するための図である。
【図45】実施例2におけるノードB内の中継回線種別
テーブルである。
【図46】実施例2におけるノードBの呼管理テーブル
である。
【図47】実施例1におけるコネクション設定(その
3)を説明するための図である。
【図48】実施例2におけるノードAの呼管理テーブル
(その2)である。
【図49】実施例2におけるコネクション確立を説明す
るための図である。
【図50】実施例2におけるサーバB内のコンテンツX
用ルート決定テーブルである。
【図51】実施例2におけるクライアントAが通常回線
利用コネクションを通じてのコンテンツの配信要求を説
明するための図である。
【図52】実施例2におけるサーバBとノードB間の通
常回線利用のコンテンツの伝送を説明するための図であ
る。
【図53】実施例2におけるサーバBとノードB間の通
常回線利用のコンテンツの伝送を説明するための図であ
る。
【図54】実施例2におけるコネクション開放を説明す
るための図である。
【図55】実施例3のシーケンスの例を説明するための
図である。
【図56】実施例3におけるコネクション要求を説明す
るための図である。
【図57】実施例3における衛星回線経由コネクション
設定(その1)を説明するための図である。
【図58】実施例3におけるノードB内の中継回線種別
テーブルである。
【図59】実施例3におけるノードA内の呼管理テーブ
ル(その1)である。
【図60】実施例3における衛星回線経由コネクション
設定(その2)を説明するための図である。
【図61】実施例3におけるノードB内の呼管理テーブ
ル(その1)である。
【図62】実施例3におけるデータ転送を説明するため
の図である。
【図63】実施例3における衛星回線経由コネクション
の開放要求を説明するための図である。
【図64】実施例3における衛星回線経由コネクション
開放(その1)を説明するための図である。
【図65】実施例3におけるノードA内の呼管理テーブ
ル(その2)である。
【図66】実施例3における衛星回線経由コネクション
開放(その2)を説明するための図である。
【図67】実施例3におけるノードB内の呼管理テーブ
ル(その2)である。
【図68】実施例4における広帯域回線利用サービス可
否テーブル(その1)である。
【図69】実施例4における広帯域回線利用サービス可
否テーブル(その2)である。
【図70】実施例1におけるクライアントAの動作フロ
ー図である。
【図71】実施例1におけるサーバBの動作フロー図で
ある。
【図72】実施例1及び実施例3におけるノードBの動
作フロー図である。
【図73】実施例1〜実施例3におけるノードの動作フ
ロー図である。
【図74】実施例2におけるクライアントAの動作フロ
ー図である。
【図75】実施例2におけるサーバBの動作フロー図で
ある。
【図76】実施例2におけるノードの動作フロー図(そ
の1)である。
【図77】実施例2におけるノードの動作フロー図(そ
の2)である。
【図78】実施例3におけるクライアントAの動作フロ
ー図である。
【図79】実施例3におけるサーバBの動作フロー図で
ある。
【図80】実施例4におけるノードの動作フロー図であ
る。
【図81】実施例1における回線形成の例を示す図であ
る。
【図82】実施例2における回線形成の例を示す図であ
る。
【図83】実施例3における回線形成の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 クライアント 2 サーバ 3、4 ノード(ATM交換機) 11、21 入出力回線対応部 12、22 スイッチ部 13、23 制御部 14 管理テーブル 15、24 CPU 16 管理テーブル 20 ATM交換機 25 ルート決定テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 英樹 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 村上 勝 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 田岡 郁男 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 山本 直輝 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA04 GA08 HA10 HC01 JL02 KA08 LB06 LB08 LB19 LC09 5K034 AA10 AA14 DD02 EE03 EE11 LL01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノード・ノード間が複数の回線により接
    続された複数のノードと該ノードに接続された複数の端
    末を有するコネクション型通信方式において、 第一の前記回線上に既に設定されたコネクションの一方
    の前記端末から前記コネクションの他方の前記端末への
    転送要求であって、第二の前記回線を利用するデータの
    転送要求により、 所定の時間又は所定のデータを転送する間、前記データ
    の転送を要求した端末が接続されたノードとデータを送
    出する端末が接続されたノードとの間の前記第二の回線
    上に、新たなコネクションをさらに設定し、 該第二の回線上のコネクションを通じて、要求された転
    送データの全部又は一部のデータの転送を行うことを特
    徴とするコネクション型通信方式。
  2. 【請求項2】 前記データを送出する端末と該データを
    送出する端末に接続されたノード間に、前記第二の回線
    に振り向けるデータを転送するためのコネクションをさ
    らに設定することを特徴とする請求項1記載のコネクシ
    ョン型通信方式。
  3. 【請求項3】 前記ノードは、前記データの転送を要求
    した端末が送出した第二の回線を使用する旨が付与され
    た発呼要求メッセージを受信した場合、前記第二の回線
    を用いて、該第二の回線上にコネクションを設定するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のコネクション型通
    信方式。
  4. 【請求項4】 前記ノードは、既存コネクションの一方
    の端末が接続されている他のノードが送出した発呼要求
    メッセージを受信した場合、該ノードと該ノードに接続
    されている着呼端末との間の既存のコネクションのチャ
    ネルを利用することにより、該ノードと該ノードに接続
    されている着呼端末との間のコネクションを1本とする
    ことを特徴とする請求項3記載のコネクション型通信方
    式。
  5. 【請求項5】 前記着呼端末が接続されているノード
    は、前記発呼要求メッセージを前記着呼端末に転送せ
    ず、前記着呼端末に代行して、前記発呼端末に呼設定完
    了メッセージを伝送することを特徴とする請求項3又は
    4記載のコネクション型通信方式。
  6. 【請求項6】 前記コネクション型通信方式は、ATM
    通信方式であり、前記データを送出する端末は、前記第
    二の回線に振り向けるデータの送出セルのAAL4のM
    ID値として、既存のコネクションで使用しない値を設
    定することを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項
    記載のコネクション型通信方式。
  7. 【請求項7】 前記データを送出する端末は、前記第二
    の回線に振り向けるデータを該端末に接続されたノード
    に送出する場合、該第二の回線に振り向けるデータ中に
    第二の回線を使用する旨の識別子を付与することを特徴
    とする請求項1、3〜6いずれか一項記載のコネクショ
    ン型通信方式。
  8. 【請求項8】 前記コネクション型通信方式は、ATM
    通信方式であり、前記第二の回線を使用する旨の識別子
    として、データ送出セルのAAL4のMID値に特定の
    値を設定することを特徴とする請求項7記載のコネクシ
    ョン型通信方式。
  9. 【請求項9】 前記データの転送を要求した端末から前
    記データを送出する端末に対して、前記第二の回線に振
    り向けるデータの送出指示があった場合、前記データを
    送出する端末は、データを構成するデータ要素毎に、前
    記第二の回線に振り向けるかどうかを登録したテーブル
    を参照して、前記第二の回線に振り向けるデータを決定
    することを特徴とする請求項1ないし8いずれか一項記
    載のコネクション型通信方式。
  10. 【請求項10】 ノード・ノード間が複数の回線により
    接続された複数のノードと該ノードに接続された複数の
    端末を有するコネクション型通信方式における端末にお
    いて、 既に設定された第一の前記回線上のコネクションによ
    り、他の端末から第二の前記回線を利用するデータの転
    送要求を受けた場合、前記他の端末が接続されたノード
    と本端末が接続されたノード間の前記第二の回線上に、
    コネクションをさらに設定するための発呼要求メッセー
    ジを本端末が接続されたノードに送出し、 前記第二の回線上の新たに設定されたコネクションを通
    じて、要求された転送データの全部又は一部のデータの
    転送を行うことを特徴とするコネクション型通信方式に
    おける端末。
  11. 【請求項11】 前記コネクション型通信方式は、AT
    M通信方式であり、 前記第二の回線に振り向けるデータの送出セルのAAL
    4のMID値として、既存のコネクションで使用しない
    値を設定することを特徴とする請求項10記載のコネク
    ション型通信方式における端末。
  12. 【請求項12】 前記コネクション型通信方式は、AT
    M通信方式であり、 前記第二の回線を使用する旨の識別子として、データ送
    出セルのAAL4のMID値に特定の値を設定すること
    を特徴とする請求項10記載のコネクション型通信方式
    における端末。
  13. 【請求項13】 データの転送要求をする他の端末か
    ら、前記第二の回線に振り向けるデータの送出指示があ
    った場合、 データを構成するデータ要素毎に、前記第二の回線に振
    り向けるかどうかを登録したテーブルを参照して、前記
    第二の回線に振り向けるデータを決定することを特徴と
    する請求項10ないし12いずれか一項記載のコネクシ
    ョン型通信方式における端末。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のコネクション型通信方
    式におけるノードにおいて、 データの転送を要求した端末が送出した前記第二の回線
    を使用する旨が付与された発呼要求メッセージを受信し
    た場合、前記第二の回線を用いて、該第二の回線上にコ
    ネクションを設定することを特徴とするコネクション型
    通信方式におけるノード。
  15. 【請求項15】 他のノードが送出した発呼要求メッセ
    ージを受信した場合、本ノードと本ノードに接続されて
    いる着呼端末との間の既存のコネクションのチャネルを
    利用することにより、本ノードと本ノードに接続されて
    いる着呼端末との間のコネクションを1本とすることを
    特徴とする請求項14記載のコネクション型通信方式に
    おけるノード。
  16. 【請求項16】 既存コネクションの一方の端末が接続
    されている前記着呼端末が接続されているノードは、前
    記発呼要求メッセージを前記着呼端末に転送せず、該着
    呼端末に代行して、発呼端末に呼設定完了メッセージを
    伝送することを特徴とする請求項15記載のコネクショ
    ン型通信方式におけるノード。
  17. 【請求項17】 データを送出する端末からのデータを
    受信し、該受信データに前記第二の回線を使用する旨の
    識別子が付与されている場合、又は、受信データがAT
    Mセルであって、AAL4のMID値が特定の場合にの
    み、受信データを前記第二の回線へ転送することを特徴
    とする請求項14ないしい16ずれか一項記載のコネク
    ション型通信方式におけるノード。
  18. 【請求項18】 端末毎に前記第二の回線を利用するこ
    とができるか否かを記録した第二の回線利用可否テーブ
    ルを有し、 発呼要求メッセージ、前記第二の回線を使用する旨の識
    別子が付与されたデータ又は特定のMID値を有するA
    TMセルを受信したとき、前記第二の回線利用可否テー
    ブルを参照して、第二の回線の利用の可否を決定するこ
    とを特徴とする請求項14ないし17いずれか一項記載
    のコネクション型通信方式におけるノード。
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